JP2014235230A - シールおよびその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
したがって、正規に購入した書籍を自宅に持ち帰って、不正目的ではなく、書籍からテープをはがして取り除こうとすると、テープが強粘着性であるために書籍自体(書籍の表面)が破れてしまうという問題がある。
反対に、書籍の破損を回避するために、弱粘着剤付きの、ないしは再剥離可能なテープを書籍に貼り付けると、極端な場合には不用意にはがれてしまうという問題、あるいは上述のように、貼り付けられたテープをわざとはがして、購入前の書籍に貼り替えられるという不正行為を防止することが困難になるという問題がある。
図1は、シール1を書籍会計済み確認用シールとして用いた場合の例を示し、シール1の平面図、図2は、図1のII−II線断面図である。
シール1は、その表面が剥離性を有する帯状の台紙2と、台紙2に仮着した複数枚のシール片3と、を有する。
上記貼替え防止用カット5には、その一部(図示の例では、菱形の上下角部)に、長さ0.5mmのアンカット部6を残してあり、台紙2からシール片3を剥離する際に、シール片3における貼替え防止用カット5の内部領域と、貼替え防止用カット5の外部領域とが完全に分離しないようにしてあるとともに、シール片3をその貼り付けた物品(書籍M)から無理にはがそうとすれば破けてしまって、事後の使用に耐えない仕組みにしている。なお、アンカット部6の長さは、0.3〜0.7mmであればよい。
貼替え防止用カット5により、シール片3は、シール外周部3Aおよびシール中央部3Bに画成されることになる
粘着剤層4の粘着剤は、たとえば、JIS Z−1538 0237による接着力が、50〜250gf/25mmである。
接着力が、50gf/25mm未満では、接着力不足で、物品への貼り付け機能を発揮することができない。
接着力が、250gf/25mmをこえると、シール片3を物品からはがしにくく、書籍などの物品を破損してしまうおそれがある。
シール片3から台紙2をはがす際の抵抗力であるシール1の剥離力としては、幅50mmのシール片3を固定した状態で、台紙2の一端部をシール片3の粘着剤層4から剥離するようにシール片3に対して180度折り返した方向へ300mm/分の速度で引きはがす際に要する力が、10〜50gf/50mmである。
剥離力が、10gf/50mm未満では、シール加工の最中やシール1として取り扱う際に、台紙2とシール片3とが互いに剥離(分離)してしまうおそれがある。
剥離力が、50gf/50mmをこえると、台紙2およびシール片3を互いに剥離(分離)する際に、シール片3が台紙2からはがれにくく、シール外周部3Aのみがはがれてシール中央部3Bが台紙2上に残るなどシール片3が分離するおそれがある。
ガイド部材14は、保持部12から繰り出されたシール1を剥離板15に対してやや下方から進入するようにガイドする。
剥離板15は、その先端部においてシール1の台紙2のみを下方に引っ張って転向させ、台紙2からシール片3を剥離可能とする。
保持板16は、台紙2から剥離されたシール片3を一時的に保持する。
シール片3には貼替え防止用カット5が形成されているが、台紙2からシール片3を剥離する際には台紙2のみが引っ張られるため、貼替え防止用カット5を拡げる向きには力が加わらない。さらに、シール片3の貼替え防止用カット5にはアンカット部6が設けてあることにより、シール片3は全体として一体性を維持しつつ、損傷することなく剥離される。
なお、前述の説明はシール片3を外側に向けてロール状に巻いた場合のシール1の例である。反対にシール片3を内側に向けてロール状に巻回した場合は、図3に仮想線で示すように、シール1は経路1Aのように巻き出され、転向剥離部13に至る。
すなわち、図4は、シール1および書籍Mを示す説明図であり、図4(1)は、書籍Mにシール片3を貼り付けた状態を示す斜視図、図4(2)は、書籍Mからシール片3をはがし始めた状態を示す斜視図、図4(3)は、シール外周部3Aをはがした状態を示す斜視図、図4(4)は、シール中央部3Bもはがした状態を示す斜視図である。
図4(2)〜(4)に示すように、この表示情報7(「お会計済」、図1)の表示が不要となった際に、シール片3を書籍Mからはがすことができる。
図4(3)に示すように、シール外周部3Aを完全にはがしても、貼替え防止用カット5におけるアンカット部5が切り裂かれることにより、シール中央部3Bが書籍Mに貼り付いた状態で残っている。
ついで図4(4)に示すように、シール中央部3Bをはがせば、書籍Mの表面からシール片3を完全に取り除くことができる。
なお、このはがす際に貼替え防止用カット5およびアンカット部6が切り裂かれることによりシール片3全体としての形状を保持できなくても、購入後であるため、とにかくシール片3をはがすことができれば支障はない。
1A シール1の経路(図3、仮想線)
2 台紙
3 シール片
3A シール片3のシール外周部
3B シール片3のシール中央部
4 粘着剤層
5 貼替え防止用カット
6 アンカット部
7 表示情報
10 シール剥離器(図3)
11 剥離器本体
12 保持部
13 転向剥離部
14 ガイド部材
15 剥離板
16 保持板
M 書籍(物品、図4)
Claims (5)
- 台紙と、
この台紙に仮着する粘着剤層を有するシール片と、を有し、前記台紙から剥離したこのシール片を物品に貼り付けるシールであって、
前記粘着剤層の粘着剤を弱粘着性とするとともに、
前記シール片に貼替え防止用カットを形成していることを特徴とするシール。 - 前記貼替え防止用カットには、その一部にアンカット部を残していることを特徴とする請求項1記載のシール。
- 前記粘着剤層の前記粘着剤は、JIS Z−1538 0237による接着力が、50〜250gf/25mmであることを特徴とする請求項1または2記載のシール。
- 当該シールの剥離力は、幅50mmの前記シール片を固定した状態で、前記台紙の端部を前記シール片の前記粘着剤層から剥離するように前記シール片に対して180度折り返した方向へ300mm/分の速度で引きはがす際に要する力が、10〜50gf/50mmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシール。
- 台紙と、
この台紙に仮着する粘着剤層を有するシール片と、を有し、前記台紙から剥離したこのシール片を物品に貼り付けるシールの使用方法であって、
前記シールは、その前記粘着剤層の粘着剤を弱粘着性としてあるとともに、
前記シール片に貼替え防止用カットを形成しておき、
前記台紙のみを転向剥離部において転向させて前記シール片を前記台紙から剥離して、前記物品に貼り付けることにより、所定の情報を表示可能とし、
この所定の情報の表示が不要となった際に、この貼り付けてある前記シール片を前記物品からはがすことを特徴とするシールの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013115212A JP2014235230A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | シールおよびその使用方法 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07146651A (ja) * | 1993-11-24 | 1995-06-06 | Sato:Kk | シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール |
JPH11202772A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-30 | Oji Paper Co Ltd | 再剥離性粘着ラベル |
JP2001305964A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Sasaki Insatsu:Kk | 貼替え防止用ラベル |
JP2012014016A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Daio Paper Corp | 開封確認封止体 |
JP2012188541A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Oji Paper Co Ltd | 再剥離性粘着シートおよびその製造方法 |
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2013
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Patent Citations (5)
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