JPH07146651A - シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール - Google Patents

シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール

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JPH07146651A
JPH07146651A JP31741993A JP31741993A JPH07146651A JP H07146651 A JPH07146651 A JP H07146651A JP 31741993 A JP31741993 A JP 31741993A JP 31741993 A JP31741993 A JP 31741993A JP H07146651 A JPH07146651 A JP H07146651A
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JP
Japan
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seal
sticker
product
resticking
sealing piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP31741993A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
陽 佐藤
Haruyuki Nakamura
晴幸 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】商品に貼付したシールの不正貼り替えを防止で
き、包装紙の省略を可能にするシールの不正貼り替え防
止方法及びそのシールを提供する。 【構成】不正貼り替え防止用シールは、貼付面12Aに
接着剤が塗布されたシール片18にV字形状の一対の破
断用切込み20が形成されている。この破断用切込み2
0により、被貼付物24に貼付したシール片18を剥離
しようとすると、シール片18が破断された形状で剥離
される。そして、本発明のシールの不正貼り替え防止方
法は、包装紙を省略した商品に本発明の不正貼り替え防
止用シールであるシール片18を貼付するようにしたの
で、一度、商品に貼付されると、商品から剥離して再使
用することができない。これにより、万一代金未払い等
の商品にシール片18を貼り替えようとしても、貼り替
えることができないので、シールの不正貼り替えを防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールの不正貼り替え防
止方法及びそのシールに係り、特に、デパート等におい
て包装紙の省略を可能にするシールの不正貼り替え防止
方法及びそれに用いるシールに関する。
【0002】
【従来の技術】デパート等で商品を購入すると、通常、
商品は包装紙で包装される。また、大きな商品や形が複
雑な商品で包装できない場合には、商品の一部分にセロ
テープ等で包装紙を付けることが行われている。しか
し、贈答品等のような場合は別として、箱や袋に入った
商品を更に包装紙で包装したり、自宅で使用する日用品
を包装紙で包装したりすることは過剰包装であり、包装
紙の省略化が検討されている。
【0003】ところが、商品を包装する包装紙は商品を
包むという以外に、代金支払済であることを証明する役
目も行う為、包装紙に代わる証明方法を必要とする。こ
のことから、日用品等の一部の商品や、購入後に直ぐ使
用する商品等のように包装紙を省略する商品の場合に
は、包装紙に代えてデパートのネーム等が印刷されたテ
ープを貼付することにより、代金支払済の証明を代替え
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テープ
を商品に貼付する方法は包装紙を省略できる利点はある
ものの、商品等に貼付されたテープを剥がして代金未払
いの商品に貼り替える等の不正が行われ易いという欠点
がある。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、商品に貼付したシールの不正貼り替えを防止でき、
包装紙の省略を可能にするシールの不正貼り替え防止方
法及び不正貼り替え防止用シールを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、商品の販売時に前記商品に包装することを省
略して、前記商品に破断用切込みが形成されたシールを
貼付し、貼付されたシールを剥離すると、該シールが破
断された形状で剥離されることを特徴とする。
【0006】また、本発明は前記目的を達成する為に、
接着剤を備えた貼付面と反対面のシール面に文字または
記号が印刷されていると共に、シール面から貼付面に達
する破断用切込みが形成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の不正貼り替え防止用シールは、接着剤
を備えた貼付面と反対面のシール面に文字または記号が
印刷されているので、シールを被貼付物に貼付すること
により証明の目的に使用でき、且つ、シールには、シー
ル面から貼付面に達する破断用切込みが形成されている
ので、被貼付物に貼付したシールを剥離しようとする
と、シールが破断された形状で剥離される。
【0008】また、本発明のシールの不正貼り替え防止
方法によれば、商品の販売時に前記商品に包装すること
を省略して、本発明の不正貼り替え防止用シールを貼付
するようにしたので、一度、商品に貼付されると、商品
から剥離して再使用することができない。これにより、
万一代金未払い等の商品にシールを貼り替えようとして
も、貼り替えることができないので、シールの不正貼り
替えを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るシールの
不正貼り替え防止方法及び不正貼り替え防止用シールの
好ましい実施例について詳説する。本実施例では、ラベ
ル貼付機等にセットして被貼付物に連続して貼付するの
に好適な不正貼り替え防止用シール連続体の例で説明す
る。図1に示すように、不正貼り替え防止用シール連続
体10は、シール素材シート12と帯状台紙14とが重
ね合わされた状態でロール状に巻回されている。また、
シール素材シート12の貼付面12A(裏面)には貼着
剤が塗布されると共に、帯状台紙14の表面14Aには
シリコン等の離型剤が塗布されており、これによりシー
ル素材シート12は帯状台紙14に剥離可能に重ね合わ
される。
【0010】また、図2に示すように、シール素材シー
ト12には、その長手方向に直交する分離切込線16が
等間隔に形成され、この分離切込線16により本発明の
不正貼り替え防止用シールであるシール片18が帯状台
紙14に連続して仮着される。また、シール素材シート
12には、分離切込線16間の略中央位置、即ちシール
片18の略中央位置で、その幅方向にV字形状の一対の
破断用切込み20が形成されている。一方、帯状台紙1
4には、シール素材シート12の破断用切込み20に対
応する位置に略I字形状の移送用切込み22が形成され
ている。また、V字形状の破断用切込み20と、略I字
形状の移送用切込み22は、不正貼り替え防止用シール
連続体10をラベル貼付機にセットした際に、不正貼り
替え防止用シール連続体10の搬送逆方向に、そのV字
形の頂部が向くように形成されている。また、シール片
18の表面には、一枚ごとに、販売して代金を支払い済
であることを証明する、例えば「支払済」や「○○スト
アー」等の文字、または記号が印刷されている。
【0011】上記の如く構成された不正貼り替え防止用
シール連続体10をラベル貼付機にセットし、シール片
18を被貼付物24(図3参照)に貼付するには次のよ
うに行う。尚、ラベル貼付機は本発明の要旨ではないの
で図を省略する。先ず、ロール状に巻回された不正貼り
替え防止用シール連続体10を、ラベル貼付機の巻き芯
に巻き戻し可能にセットする。次に、ロール10からロ
ール先端部を引出して転向ピンで転向させた後、帯状台
紙14に形成された移送用切込み22に、ラベル貼付機
の往復動する移送爪を係合させる。この時、ラベル素材
シート12に形成された破断用切込み20と、帯状台紙
14に形成された移送用切込み22の位置が対応してい
ない場合には、ロール10の先端部から約150mm程
度までのラベル片18を帯状台紙14から剥離して、移
送用切込み22に移送爪が係合できるようにする。これ
により、シール片18を被貼付物に貼付する準備が完了
する。次に、シール片18を被貼付物24に貼付するに
は、ラベル貼付機のハンドレバーを把握・釈放して移送
爪を往復動させることにより、移送爪で不正貼り替え防
止用シール連続体10を巻き戻して転向ピンで転向させ
る。これにより、巻き戻された不正貼り替え防止用シー
ル連続体10が転向ピンで転向搬送されることにより、
帯状台紙14に仮着されたシール片18が帯状台紙14
から剥がれて繰り出され、被貼付物24に貼付される。
【0012】そして、図3に示すように、本発明の不正
貼り替え防止用シールである前記シール片18は、被貼
付物24から剥離しようとすると、破断された形状で剥
離される。即ち、被貼付物24に貼付されたシール18
片をその端部18Aから剥離していくと、破断用切込み
20のV字形状部分20Aは被貼付物24に貼付された
状態が維持される。従って、シール片18を無理に剥離
しようとすると破断用切込み20位置に破断応力が生じ
て破れるので、シール片18は、V字形状部分20Aを
含むシール片18の一部を被貼付物24に残存させたま
ま破断された形状で剥離される。
【0013】尚、シール片18に形成される破断用切込
み20は、被貼付物24からシール片18を剥離しよう
としたときに該シール片18が破断された形状で剥離さ
れればよく、従って切込みの位置、数、形状等を任意に
形成することができる。次に、本発明の不正貼り替え防
止用シール18を使用した、本発明のシールの不正貼り
替え防止方法の一例について説明する。
【0014】不正貼り替え防止用シール連続体10をセ
ットしたラベル貼付機を、デパート等の会計カウンター
に用意しておき、商品の会計時に商品を包装紙で包装す
る代わりに本発明の不正貼り替え防止用シールであるシ
ール片18を商品或いは商品が入った箱や袋に貼付す
る。これにより、客が包装紙のない商品を店内で持ち歩
いても、店員はその商品が代金支払済であることが分か
る。そして、商品等に貼付されたシール片18を剥離し
ようとすると、上記したようにシール片18は破断され
た形状で剥離される。これにより、商品から剥離したシ
ール片18を再使用できないので、代金未払いの商品に
貼り替える等の不正な貼り替えを防止することができ
る。
【0015】従って、贈答品等のように包装紙を外装と
してではなく、単に代金支払済の証明のために使用する
場合には、本発明の不正貼り替え防止用シールであるシ
ール片18で代替えすれば、不正貼り替えを防止するこ
とができるので、安心して包装紙を省略することができ
る。尚、本実施例では、包装紙が省略された商品に本発
明の不正貼り替え防止用シールを貼付することで説明し
たが、本発明の不正貼り替え防止用シールは以下のよう
に使用することもできる。即ち、商品を包装紙で包装し
たあと、包装の封印部分に不正貼り替え防止用シールを
貼付する。これにより、包装が開かれないように封印す
ることができる。また、封筒の封印部分に本発明の不正
貼り替え防止用シールを使用すると、大切な手紙等が入
った封筒を開封されることがない。
【0016】また、上記実施例においては、本発明の不
正貼り替え防止用シール連続体をラベル貼付機等にセッ
トして説明したが、簡易ラベル剥離函等にセットし、シ
ール連続体を指先で摘んで引出し、転向せしめた帯状台
紙よりシール片を剥離し、この剥離したシール片を販売
済の商品に貼付してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の不正貼り替
え防止シールによれば、接着剤を備えた貼付面と反対面
のシール面に文字または記号が印刷され、更に、シール
面から貼付面に達する破断用切込みが形成されている。
これにより、シールを貼付物に貼付することにより証明
の目的に使用でき、且つ、被貼付物に貼付したシールを
剥離しようとするとシールが破断されるので、再使用で
きない。
【0018】これにより、本発明の不正貼り替え防止用
シールを、包装紙を省略した商品に貼付して代金支払済
の証明として使用することにより、代金未払い商品に貼
り変える等の不正貼り替えを防止できる。従って、従来
のテープのように不正貼り替え行為が行われないので、
安心して包装紙の省略化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る不正貼り替え防止用シール
の連続体をロール状に巻回した斜視図
【図2】図2は本発明の不正貼り替え防止用シールの連
続体を拡大した平面図
【図3】図3は、商品に貼付された本発明の不正貼り替
え防止用シールを剥離する場合の破断状態を示した斜視
【符号の説明】 10…不正貼り替え防止用シール連続体 12…シール素材シート 12A…シール素材シートの貼付面 14…帯状台紙 14A…帯状台紙の表面 16…分離切込線 18…本発明の不正貼り替え防止用シールであるシール
片 20…破断用切込み 22…移送用切込み 24…被貼付物(商品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の販売時に前記商品に包装することを
    省略して、前記商品に破断用切込みが形成されたシール
    を貼付し、貼付されたシールを剥離すると、該シールが
    破断された形状で剥離されることを特徴とするシールの
    不正貼り替え防止方法。
  2. 【請求項2】接着剤を備えた貼付面と反対面のシール面
    に文字または記号が印刷されていると共に、シール面か
    ら貼付面に達する破断用切込みが形成されていることを
    特徴とする不正貼り替え防止用シール。
JP31741993A 1993-11-24 1993-11-24 シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール Pending JPH07146651A (ja)

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JP31741993A JPH07146651A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール

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JP31741993A JPH07146651A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール

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JPH07146651A true JPH07146651A (ja) 1995-06-06

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ID=18088028

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JP31741993A Pending JPH07146651A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シールの不正貼り替え防止方法及びそのシール

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JP (1) JPH07146651A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198752A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Dainippon Printing Co Ltd ラベル、シート状非接触データキャリア
JP2011039146A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Ee R C Kk 購入済確認用タグ
JP2014235230A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 サトーホールディングス株式会社 シールおよびその使用方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040524

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02