JPH0810819Y2 - 多機能型ラベル - Google Patents

多機能型ラベル

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JPH0810819Y2
JPH0810819Y2 JP10201490U JP10201490U JPH0810819Y2 JP H0810819 Y2 JPH0810819 Y2 JP H0810819Y2 JP 10201490 U JP10201490 U JP 10201490U JP 10201490 U JP10201490 U JP 10201490U JP H0810819 Y2 JPH0810819 Y2 JP H0810819Y2
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JP
Japan
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label
adhesive
heat
shrinkable film
back surface
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JP10201490U
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政亮 津田
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は表示,封緘,再剥離機能を持たせた多機能型
ラベルに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、一般に用いられているスクリューキャップ付き
容器へのラベル貼付と、キャップ部への熱収縮性フィル
ムによる封緘は、各個別の材料と装置で行なわれてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 即ち、医薬品等に見られる瓶容器の外周面に貼付ける
ラベルは、品名,効能,製造者名等を表面に印刷し、裏
面に粘着剤を塗布したラベル本体を剥離紙に仮着し、連
続したテープ状に巻取られて構成され、これを粘着ラベ
ル自動貼着機にて、各ラベル毎に剥離し貼付ける作業を
行い、又改ざん防止のためのキャップの封緘は熱収縮性
フィルムをキャップ外周に巻き付け、熱収縮装置を経て
熱収縮封緘を行う二工程を必要とし、面倒な作業となっ
ている。
本考案は上記実情に鑑み、ラベルと熱収縮性フィルム
とを一体構成とし、上記課題を解決する多機能型ラベル
を提供することを目的としたものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、裏面に粘着財を塗布した熱収縮性フィルム
の端縁より一定間隔を隔てた長手方向の内側に開栓用ミ
シン線を付設すると共に、前記フィルムの片側下端に、
裏面に粘着財を塗布し表面に所定の文字等の表記を印刷
してなるラベル本体を接着して一体とするものである。
又、裏面に接着剤を塗布した熱収縮性フィルムの端縁
より一定間隔を隔てた長手方向の内側に開栓用ミシン線
を付設すると共に、前記フィルムの片側下端に、表面に
所定の文字等の表記を印刷した貼付ラベル部と再剥離用
ラベル部とからなるラベル本体の上端を接着して一体と
し、前記再剥離用ラベル部の裏面には前記貼付ラベル部
の裏面に塗布される粘着剤よりも粘着力の弱い粘着剤を
塗布し、且つ前記ラベル本体の一部に互いに直交する区
画用ミシン線を付設して区画し、この区画内を再剥離用
ラベル部として形成したものである。
〈作用〉 上記のようなラベルは剥離紙に貼着され、連続した巻
取りテープ体として構成され、この巻取りテープ体を熱
収縮装置が併設された粘着ラベル自動貼付機にセット
し、所定の搬送路にスクリューキャップ付きの瓶容器を
給送し、該瓶容器の胴本体に剥離紙を剥離しながら1枚
単位を巻き付ける。この場合、熱収縮性フィルム部分は
容器ネック部(肩部)からキャップ側面から上方へ適宜
幅が突出するようにする。この後熱収縮装置を通過する
ときの加熱にて熱収縮性フィルムが熱収縮を起こし、キ
ャップの外表面の凹凸面に沿って巻き付くと共に、キャ
ップ上面側へも折り曲がり、全体として改ざん防止を兼
ねたキャップ封緘となる。
使用に当たってキャップ部を捩じれば、封緘してなる
熱収縮性フィルムが、該フィルムに刻設されたミシン線
を界として切り放され、キャップが外れるものとなる。
勿論、容器の胴部にはラベルが貼着してなるため、所定
の表記が読み取れるものである。
又、このラベルの構成に再剥離用ラベル部を配設した
ものにあっては、容器に貼着後にラベル部をミシン線を
もって切り放すことにより、該ラベル部を医局等の管理
に用いることができる。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明すれば、
次の通りである。
第1図乃至第4図は封緘用熱収縮性フィルムと普通ラ
ベルの組合わせとした実施例であり、1は裏面に粘着剤
2を塗布した所定幅をもつ封緘用熱収縮性フィルムで、
該熱収縮性フィルム1の長手方向の端縁より一定間隔l
を隔てた内側に開栓用ミシン線3を付設すると共に、こ
の熱収縮性フィルム1の片側下端の貼合せ部4の裏面
に、裏面に粘着剤2を塗布し表面に所定のロット番号,
使用期限,製造者名等の所定の表記5を印刷したラベル
本体6の上端部を重ねて接着して一体とし、多機能型ラ
ベル7とする。このラベル7は裏面の粘着剤2にてテー
プ状剥離紙8に適宜間隔をもって順次貼着されて構成さ
れる。
次にこの作用を説明すると、先ずリール等に巻き取っ
てなるラベル7が貼着されているテープ状剥離紙8を、
公知の粘着ラベル自動貼付機に熱収縮用装置を組込んだ
装置(図示せず)にセットする。
ここにおいて、装置の搬送路に医薬品等の内容物が充
填され、スクリューキャップ9にて締着された瓶容器10
を搬送し、別途に給送される前記ラベルが貼着されたテ
ーパ状剥離紙8を公知の手段で自動的に剥離し、単一の
ラベル7を瓶容器10の胴部10aからキャップ9の側面9a
に亘って巻き付け粘着剤2で貼着する。この場合、熱収
縮性フィルム1部分は瓶容器10の肩部となるネック部10
bからキャップ9の側面9aより一定幅上方に突出するよ
うに位置せしめる。この後、熱収縮様装置を通過させる
ことにより所定の加熱を受け、前記熱収縮性フィルム1
がキャップ9の外表面の凹凸面9a′に沿って収縮すると
共に、瓶容器10のネック部10bに対しても収縮し、且つ
キャップ9より上方に突出した部分はキャップ上面9bに
屈曲して収縮し、全体としてキャップ封緘される。
次に、開封は、単にキャップ9部分を握って捩じれば
ネック部10bに熱収縮性フィルム1に付設されたミシン
線3が位置してなるため、該ミシン線3を界として切り
放たれキャップ9が外れる。このとき、ラベル本体6は
瓶容器10の胴部10aに貼着したままとなり初期の表示機
能を果たすものである。
又、第5図乃至第9図はラベル構成を再剥離用ラベル
部とした他の実施例を示す。この封緘用熱収縮性フィル
ム1は前記の実施例と同様で、裏面に粘着剤2を塗布
し、端縁の長手方向にミシン線3を付設し、下端の貼合
わせ部4′にラベル本体6の上端縁を接着して一体とす
る。該ラベル本体6は貼付ラベル6′と再剥離用ラベル
部12にて構成され、貼付ラベル部6′の裏面全体に粘着
剤2が塗布され、又、再剥離用ラベル部12の裏面には、
前記粘着剤2よりも弱い粘着力の粘着剤2′が塗布され
ている。更に、ラベル本体6の表面には所定の表記5が
印刷されており、且つ、前記貼合わせ部4の端縁に平行
する区画用ミシン線11aと前記貼合わせ部4に直交する
区画用ミシン線11bを付設してこの区画内を再剥離用ラ
ベル部12として形成している。勿論、このラベル部12の
表面には所定の表記5′が印刷されている。又、ラベル
部12の端には摘み耳13を設けている。
このときのラベル貼着も前記同様で、瓶容器10の外周
に巻き付けると共に、熱収縮様装置を通過させれば、こ
の熱収縮性フィルム1がネック部10bからキャップ上面9
bに亘って熱収縮し封緘する。勿論、熱収縮に当っては
キャップ9の側面9aの凹凸面9a′に沿って収縮する。こ
の後、キャップ9の開栓においても前記同様に該キャッ
プ9を回せば熱収縮性フィルム1のミシン線3が切れて
外れる。次いで、瓶容器10に貼着しているラベル本体6
の再剥離用ラベル部12の側端に突出する摘み耳13を摘み
上げ、瓶容器10面から粘着剤2′の粘着力に抗して剥離
して行けば、この再剥離用ラベル部12を区画する区画用
ミシン線11a,11bが切り放たれ、該ラベル部12が離れる
ので、これを医局の台帳等に貼付ければ後の整理の便利
となる。尚、再剥離用ラベル部12の裏面の粘着剤は、ラ
ベル本体6の裏面の粘着剤よりも剥離強度の弱い、所謂
弱粘着として構成されている。
上述のように、本考案の多機能型ラベルは、ラベル本
体と封緘用熱収縮性フィルムを一体構成とすると共に、
このフィルムに切り放ち用ミシン線を付設し、又、ラベ
ル本体を更に区画用ミシン線を施し、切り放ち自在の再
剥離用ラベル部を構成するようにしたため、瓶容器に対
する熱収縮の封緘とラベル貼付けが同一工程で行うこと
ができ、表示機能・封緘機能・再剥離機能を併せもたせ
たラベルとなる。即ち、一般に医家向け医薬品の場合、
医家が患者に薬を渡す時、容器に貼付けてあるラベルの
一片,品名,効能,製造者名等の表記された部分を剥が
すのが一般的であるため、容器より除去したい部分が剥
がれ易く、残しておきたい部分は残すことができ得る包
装形態が要求される。このため、容器全体を熱収縮性フ
ィルムでラッピングした場合は、切断用ミシン線を入れ
ても、剥がす時に全体が除去され、上記のような形態に
は成り得ない。又、患者に安心感を与えるキャップ部の
封緘部まで、除去しなければならない場合があるが、本
考案はこのような問題を残さない機能をもっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は熱収縮性
フィルムと普通ラベル本体を組合わせた実施例の要部の
正面図、第2図は同断面図、第3図はラベルを容器に巻
き付けた状態の斜視面、第4図は同封緘状態の斜視図、
第5図はラベル本体に再剥離用ラベル部を形成した他の
実施例を示す正面図、第6図は同断面図、第7図は瓶容
器にラベルを巻き付けた状態の斜視図、第8図は同封緘
状態の斜視図、第9図はラベル本体から再剥離用ラベル
部を剥がす状態の説明図である。 1……熱収縮性フィルム 2……粘着剤 3……開栓用ミシン線 6……ラベル本体 8……剥離紙 12a,12b……区画用ミシン線 13……再剥離用ラベル部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面に粘着剤を塗布した熱収縮性フィルム
    の端縁より一定間隔を隔てた長手方向の内側に開栓用ミ
    シン線を付設すると共に、前記フィルムの片側下端に裏
    面に粘着剤を塗布し表面に所定の文字等の表記を印刷し
    たラベル本体の上端を接着して一体とした多機能型ラベ
    ル。
  2. 【請求項2】裏面に粘着剤を塗布した熱収縮性フィルム
    の端縁より一定間隔を隔てた長手方向の内側に開栓用ミ
    シン線を付設すると共に、前記フィルムの下端に、表面
    に所定の文字等の表記を印刷した貼付ラベル部と再剥離
    用ラベル部とからなるラベル本体の上端を接着して一体
    とし、前記再剥離用ラベル部の裏面には前記貼付ラベル
    部の裏面に塗布される粘着剤よりも粘着力の弱い粘着剤
    を塗布し、且つ前記ラベル本体の一部に互いに直交する
    区画用のミシン線を付設して区画し、この区画内を再剥
    離用ラベル部として形成した多機能型ラベル。
JP10201490U 1990-09-27 1990-09-27 多機能型ラベル Expired - Fee Related JPH0810819Y2 (ja)

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