JP2014227014A - レジスタのダンパ開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化を実現し得るダンパ開閉装置を提供する。【解決手段】リテーナ6の通風路6a内に回動自在に支承されたダンパプレート8と、リテーナに回動自在に支承され、ダンパプレートの回動を操作するための操作ノブ5と、ダンパプレートと操作ノブとの間に介在され、直線的な移動を可能にしてなるラック状スライダ7とを備える。ダンパプレートは、回動軸80と、回動軸の一端81に設けられたギア部82とを備え、操作ノブ5は、ベゼル1の前面に一部が露出される操作領域50aと、ベゼルの後方に配置され、弧状の歯部53を有する伝達領域50bとを備え、ラック状スライダは、一方の端縁70bにギア部と歯合する直線状の歯部74と、他方の端縁70aに伝達領域の弧状の歯部と歯合する直線状の歯部73とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の車内等における空調等に使用されるレジスタにおいて、吹き出される送風を開始および停止し、または風量を調整するためのダンパ開閉装置に関するものである。
自動車用のレジスタは、通風路を形成するリテーナの前面に吹出口となるベゼルが設けられ、そのベゼルの内側に、フィンの平面を水平方向に向けた横ルーバと、フィンの平面を鉛直方向に向けた縦ルーバとが設けられ、風向を調整可能にしている。さらに両ルーバの後方において、リテーナの通風路内には、ダンパプレートが設けられ、このダンパプレートを操作して通風路の開口面積を調整するようになっている。通常のダンパプレートは、通風路の断面積と同程度の面積を有する平板状のプレートが使用され、通風路の中央において回動可能となっており、その回動によって当該プレートの向きを変化させることによって、通風路の開口面積を調整させる構成となっていた。
ところで、ダンパプレートの操作は、ベゼルの前面に設けられる操作部によって行うことができるものであるが、当該ベゼル前面からダンパプレートまでの距離が長いことから、操作部の操作状態をダンパプレートに伝達するための機構として、大別すると、ギア伝達方式とリンク式とが開発されている。
ギア伝達方式は、操作部(ダンパノブ)とダンパプレートの軸との間に、複数の歯車を介在させ、操作部(ダンパノブ)の回動に従って、中間歯車等を回動させることによってダンパプレートを操作するものであった(特許文献1参照)。
この種のダンパ開閉機構は、操作部(ダンパノブ)の回動を忠実にダンパ軸に伝達できることから、ダンパプレートによる通風路の開閉状態を容易に調整することが可能であるが、リテーナの形状や大きさが異なる(車種などによって異なる)場合には、操作部からダンパプレートまでの距離が変化することから、各種の形状・大きさごとに個別の歯車を使用しなければならなかった。
他方、リンク式は、操作部(ダンパノブ)と、ダンパ軸との双方に、それぞれレバー部を備え、このレバー部の間をリンク部材で連結してなる構成であった(特許文献2参照)。この種のダンパ開閉機構は、操作部(ダンパノブ)のレバー部と、ダンパ軸のレバー部との間に介在されるリンク部材を変更することによって、リテーナの形状・大きさが異なる場合においても対応可能となるものであった。
特開2001−121957号公報 特開2012−254662号公報
ところが、前記リンク式のダンパ開閉機構は、リンク部材が広い範囲で揺動することから、大型車両のようにレジスタ周辺に広いスペースが存在するのであれば何ら問題はないが、このようなスペースを有しない場合、特に小型車の場合には、当該リンク部材の揺動を可能にし得るエリアを確保することが難しい状態となっていた。
また、ギア伝達方式およびリンク方式のいずれの場合においても、一つの操作部(ダンパノブ)を操作することによって、一つのダンパプレートを開閉させるものであることから、例えば、複数の通風路を有するリテーナにおいて、これら複数の通風路に設置される複数のダンパプレートを同時に開閉させるものではなかった。従って、複数の送風路を有する場合には、ダンパプレートごとに開閉機構を個別に備えなければならず、レジスタ周辺のスペースを一層広く設けなければならいなかった。
本発明は、上記諸点にかんがみてなされたものであって、その目的とするところは、レジスタ周辺の省スペース化を実現し得るダンパ開閉装置を提供することである。
そこで、本発明は、リテーナの通風路内に回動自在に支承されたダンパプレートと、該リテーナに回動自在に支承され、前記ダンパプレートの回動を操作するための操作ノブと、前記ダンパプレートと前記操作ノブとの間に介在され、直線的な移動を可能にしてなるラック状スライダとを備え、前記ダンパプレートは、回動軸と、該回動軸の一端に設けられたギア部とを備え、前記操作ノブは、ベゼルの前面に一部が露出される操作領域と、ベゼルの後方に配置され、弧状の歯部を有する伝達領域とを備え、前記ラック状スライダは、前記ダンパプレートのギア部に対向する端縁に該ギア部と歯合する直線状の歯部と、前記操作ノブの伝達領域に対向する端縁に該伝達領域の弧状の歯部と歯合する直線状の歯部とを備えることを特徴とするものである。
上記構成によれば、ダンパプレートの回動軸は、ラック状スライダの直線的な移動に伴って回動することとなり、このラック状スライダは、操作ノブの回動に伴って移動することから、当該操作ノブを操作する(回動させる)ことにより、ダンパプレートを確実に回動させることができる。ここで、操作ノブとダンパプレートの回動軸までの範囲には、ラック状スライダが介在することとなることから、そのラック状スライダの大きさ(当該距離方向の寸法)を変化させることによって、両者間の距離の変化に対し自在に対応することができる。
なお、狭いスペースにおいてラック状スライダの直線的な移動範囲を可能にするためには、操作ノブの回動する角度に対してラック状スライダの移動距離を小さくすればよく、そのために、操作ノブの伝達領域に設けられる弧状の歯部を小径とするのである。弧状歯部が小径であれば、これと歯合するラック状スライダの歯部は、操作ノブが回動するときの弧の長さに相当する距離だけの移動距離となり、狭いスペースにおける移動を可能にし得る。このとき、弧状歯部を極端に小径とすることにより、操作ノブの回動とラック状スライダとを直接的に歯合させることが難しい場合には、中間に小径の歯車を介在させることによって両者を連動させてもよい。そして、これらをリテーナの外壁の表面に設置することにより、当該リテーナと一体に構成することができ、リテーナの周辺をコンパクトにすることができる。
また、単一のリテーナ内において通風路が分岐している場合の本発明にあっては、リテーナの複数の通風路内にそれぞれ回動自在に支承された複数のダンパプレートと、該リテーナに回動自在に支承され、前記ダンパプレートの回動を同時に操作するための単一の操作ノブと、前記複数のダンパプレートと前記操作ノブとの間に介在され、直線的な移動を可能にしてなる単一のラック状スライダとを備え、前記各ダンパプレートは、相互に平行な軸線を有するそれぞれ個別の回動軸と、該回動軸のそれぞれ同じ側の一端に設けられた個別のギア部とを備え、前記操作ノブは、ベゼルの前面に一部が露出される操作領域と、ベゼルの後方に配置される伝達領域とを備え、前記ラック状スライダは、前記ダンパプレートのギア部に対向する端縁にそれぞれのギア部と個別に歯合する複数の直線状の歯部と、前記操作ノブの伝達領域に対向する端縁に該伝達領域の弧状の歯部と歯合する直線状の歯部とを備えることを特徴とするものである。
上記構成によれば、単一のラック状スライダが移動することにより、複数のダンパプレートの各回動軸が同時に回動することとなり、リテーナ内に複数の通風路が形成されている場合であっても、単一の操作ノブを操作することによって、各通風路内のダンパプレートを同時に調整することができる。
本発明によれば、適宜な大きさのラック状スライダを使用することにより、操作ノブとダンパプレートとの距離に応じて、該操作ノブの操作力を伝達することができ、しかも、ラック状スライダの直線的な移動によって操作力を伝達させることから、伝達のためのスペースが大きくなることを回避できるものである。
また、ラック状スライダは、操作ノブの回動を直線方向への移動に変換することから、この直線的な移動方向に沿って、複数のダンパプレートの回動軸を併設し、その回動軸のギア部が同時に歯合されることによって、単一のラック状スライダの移動によって、複数のダンパプレートを同時に操作することが可能となる。従って、複数の通風路を有するレジスタにおいて、その風量調整等のための機構を簡略化することとなり、一層の省スペース化を実現するものである。
本発明を使用するレジスタの正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の作動態様を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の作動態様を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の作動態様を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のダンパ開閉装置が使用されるレジスタの正面を示す図である。図1(a)はリテーナに単一の送風路が形成されている場合を示し、図1(b)はリテーナに複数(二つ)の送風路が形成されている場合を示している。
この図1(a)に示されているように、レジスタの前面にはベゼル1が設けられ、このベゼル1の内側は、換気または空調のための空気を流入させるために開放された吹出口10となっている。そして、このベゼル1の内部には、フィン21の長手方向を水平方向とした横ルーバ2と、その後方には、フィン31の長手方向を鉛直方向とした縦ルーバ3が備えられている。これらのルーバ2,3は、風向調整ノブ4によって角度を変更させることできるものであり、風向調整ノブ4を上下方向に向きを変更することによって、横ルーバ2の各フィン21の表面を上下方向に傾斜できるようになっている。すなわち、風向調整ノブ4は、横ルーバ2の中央のフィン20を挟むように装着されており、上下方向の移動により、中央のフィン20が両端の軸部を中心に回動するものであり、この中央のフィン20にその他のフィン21が連動するものである。
また、後方の縦ルーバ3は、風向調整ノブ4を左右方向への向きを変更させることによって、各フィン31の平面を左右に傾斜させるようになっている。そのために、風向調整ノブ4の後方側を縦ルーバ3の一部のフィン31に当接させている。これにより、風向調整ノブ4の傾斜角に応じて縦ルーバ3の当該フィン31を傾斜させ、他のフィン31もこれに連動するようになっている。
他方、複数の吹出口10a,10bが設けられている場合には、図1(b)に示しているように、それぞれに横ルーバ2a,2bおよび縦ルーバ3a,3bが設けられている。これらのルーバ2a,2b,3a,3bの各機構は、前記と同様であり、個別に設けられた風向調整ノブ4a,4bを独立して操作することによって、異なる吹出口10a,10bにおける風向を独立して調整できるようになっているのである。
ここで、上記いずれの場合においても、ルーバ2,3の上方にはダンパプレート(後述)の向きを調整するための操作ノブ5が設けられている。この操作ノブ5は、リテーナ(後述)の上部壁面60から一部がベゼル1の前面に露出する状態で設けられ、前記風向調整ノブ4と同様に、ベゼル1の前面側から操作できるようになっている。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態について図2および図3を参照しつつ説明する。なお、図2および図3は、いずれもリテーナ6の後方側から斜視した状態を示している。本実施形態は、図2に示すように、リテーナ6の上部壁面60の上面に備えられている。本実施例を構成する各部の概略は、操作ノブ5と、ラック状スライダ7と、ダンパプレート8の回動軸80の上端81に装着されるギア部82とで構成されている。
操作ノブ5は、全体が略円形板状に形成された本体部50を備え、この本体部50の中心には貫通孔51が設けられており、リテーナ6に立設される支持軸61に装着することによって回動可能になっている。また、本体部50は、一部を操作時に操作者が使用する操作領域50aと、操作による駆動力を伝達するための伝達領域50bとに区分されている。操作領域50aは、弾力性を有する材質(例えばエラストマなど)を被覆させた弧状周縁部52によって構成されており、操作者が指を滑らせることなく操作できるようにした領域である。伝達領域50bは、ラック状スライダ7に操作力を伝達するための歯部53を有している。なお、この伝達領域50bの近傍には、操作ノブ5の回動範囲を制限するための回動制限領域50cが構成されている。
ところで、リテーナ6の上部壁面60には、前述のように、前記操作ノブ5を回動自在に支持するための支持軸61が立設されており、この支持軸61に操作ノブ5の貫通孔51を挿通させることによって、当該支持軸61を中心として操作ノブ5が回動できるようになっている。そして、この支持軸61の周辺には、さらに、操作ノブ5の本体部50の下面に摺接する摺接部62が円環状に突設されている。この摺接部62は、操作ノブ5とリテーナ6の表面が広範囲で接触しないようにするとともに、操作ノブ5の状態を安定させるためのものである。従って、操作ノブ5は、リテーナ6の上部壁面60から僅かに上方に持ち上げられた状態で、摺接部62の上部を摺接しつつ回動できるものである。
また、リテーナ6の上部壁面60のうち、ベゼル1の側には矩形の貫通孔63が設けられており、操作ノブ5をリテーナ6に装着した状態において、前記操作領域50aが部分的にベゼル1の前面に露出できるようになっている。
ここで、前記操作ノブ5の本体部50に形成される回動制限領域50cは、弧状の溝部54と、その溝部54の両端から、当該溝部54に沿って突出する突出部55a,55bとで構成されている。この突出部55a,55bの両端には、膨出部56a,56bが形成されているとともに、その両膨出部56a,56bの間は、適宜範囲の距離を有しており、当該範囲は溝部54のみが形成された状態となっている。
他方、リテーナ6の上部壁面60には、前記支持軸61の近傍にストッパ64が立設されており、操作ノブ5をリテーナ6に装着するとき、当該ストッパ64が前記溝部54を貫挿できるようになっている。このストッパ64は、前記溝部54の円弧に沿った弧状片64aと、弧状外方に突出する突起片64bとで構成されており、回動制限領域50cの溝部54にストッパ64が貫挿される状態では突起片64bは機能しないが、当該回動制限領域50cの突出部55a,55bの先端(膨出部56a,56b)が突起片64bに当接するようになっている。なお、突出部55a,55bは弾性変形可能にすることによって、膨出部56a,56bが突起片64bに当接した後、これを乗り越えることが可能であり、このように膨出部56a,56bが突起片64bを乗り越える状態とすることによって、操作ノブ5の回動を制限しているのである。
また、リテーナ6の上部壁面60には、ラック状スライダ7の移動方向を規制するための二つのレール部65,66が長手方向を平行にしつつ立設されている。ラック状スライダ7の下面には、上記レール部65,66に係入される凹部71,72が直線状に設けられている。従って、ラック状スライダ7の下面の凹部71,72をリテーナ6のレール部65,66に合致させることによって、ラック状スライダ7は、当該レール部65,66の長手方向に沿った方向にのみ移動可能となるものである。
ここで、上記レール部65,66の長手方向は、リテーナ6の前後方向(通風路6aによる通風方向)に対して直交方向(幅方向)に向けて設けられている。従って、ラック状スライダ7は、リテーナ6の幅方向に向かって、直線状に移動可能に装着されることとなる。これは、前記操作ノブ5の操作領域50aがベゼル1の前面に露出されるように配置されることから、伝達領域50bが専らリテーナ6の後方側に位置するため、当該操作ノブ5による駆動力を容易にラック状スライダ7に伝達させるためである。また、このように、ラック状スライダ7をリテーナ6の幅方向に移動させることにより、当該移動距離を短く設計することを可能にし、狭いスペースを利用した伝達機構を可能にしているのである。
また、ラック状スライダ7は、操作ノブ5が設けられる側に対向する端縁70aと、その反対側の端縁70bとに、それぞれ歯部73,74が形成されている。一方の歯部73は、前記操作ノブ5の伝達領域50bに形成される歯部53に歯合するものであり、他方の歯部74は、ダンパプレート8の回動軸80の上端81に装着されるギア部82に歯合するものである。いずれも、端縁70a,70bに沿って直線状の歯形状となっており、操作ノブ5の回動を直線的に変換しつつ伝達され、さらに、ラック状スライダ7の直線的な移動が、ダンパ側のギア部82によって回動に変換されつつ、ダンパプレート8の回転軸80に伝達されるようになっている。
前記ラック状スライダ7のうち、操作ノブ5の伝達領域50bに対向して設けられる端縁70aは、同じ側の他の端縁70c,70dよりも突出した状態で構成されている。これは、直接、伝達領域50bの歯部53に歯合する際、歯部73を形成しない端縁部分が操作ノブ5の他の部位と接触させないためである。また、歯部73を設ける範囲は、操作ノブ5を回動させて操作力を伝達するために必要な長さの程度で十分であることから、その他の端縁70c,70dに対し、歯部73を形成すべき端縁70aを区別しつつ特に突出して構成したのである。
なお、上記構成において、操作ノブ5の伝達領域50bに形成される歯部53の径(弧状部分の径)は、操作領域50aの弧状周縁部52の径(弧状部分の径)よりも小さく構成されている。これは、ラック状スライダ7の移動距離を小さくするためである。歯部53の径が大きい場合は、回動させる角度に対して移動する周の長さが大きくなり、それに歯合するラック部分(歯部73)の長さも大きくなることから、必然的に移動する距離も長くなってしまう。これに対し、歯部53の径が小さい場合には、その距離を短くすることができるのである。なお、径を小さくした歯部53とラック状スライダ7との間で十分に歯合させることができない場合には、後述するように、中間歯車を使用することによって、歯部53と歯部73とを歯合させてもよい。この場合の端縁70aは他の端縁70c,70dから突出させる必要はない場合もあり得る。
ダンパの構成は、基本的には従来から使用されるものと同様であり、ダンパプレート8が、回動軸80の周方向に突設されたものである。そして、このダンパプレート8の平面が、リテーナ6の前後方向(通風路6aによる通風方向)に対して有角状となるとき、端縁が通風路6aの内部側壁に当接し、当該通風路6aを閉じることができ、これによって通風を遮断することができる。また、ダンパプレート8の表面をリテーナ6の前後方向に沿った状態とすることにより、通風路6aを開口し通風を可能にするものである。さらに、ダンパプレート8を前記二つの中間的な状態にすることにより、通風路6aの開口を制限することとなり、風量調整を可能にするものである。
ここで、本実施形態では、回動軸80の軸線を鉛直方向とし、その上端81をリテーナ6の上部壁面60から突出させるように配置している。リテーナ6の上部壁面60には、適宜位置に上記回動軸80の上端81が挿通できるように、貫通孔67が設けられている。従って、リテーナ6の上部壁面60から突出する回動軸80の上端81にギア部82を装着することにより、回動軸80の回動に必要な駆動力が前記ラック状スライダ7から伝達され得ることとなるのである。なお、ギア部82は、前記回動軸80の上端81に装着するための円筒部82aと、この円筒部82aに突設される略扇状の鍔体82bと、この鍔体82bの弧状端縁に形成された歯部82cとで構成され、この歯部82cがラック状スライダ7の歯部74に歯合され、鍔体82bが円筒部82aを中心に回動することによって、当該ラック状スライダ7の直線的な移動が回動に変化しつつ回動軸80に伝達されるものである。この鍔体82bは円形の歯車で構成してもよいが、駆動力の伝達に必要な範囲のみを有する形状(略扇状)とすることにより、リテーナ6の後方に必要となるスペースを省くことができるものである。
本実施形態は、上記のような構成であることから、図3に示すように、操作ノブ5、ラック状スライダ7、ダンパ側ギア部82は、いずれもリテーナ6の上部壁面60の表面に装着することができる。ここで、操作ノブ5に設けられる歯部53と、これに歯合するラック状スライダ7の一方の歯部73、およびラック状スライダ7の他方の歯部74と、これに歯合するダンパ側ギア部82の歯部82cとが、同じ高さに配置されるように、それぞれ調整されている。特に、ラック状スライダ7は、その下面に設けられた凹部71,72がリテーナ6に設けられるレール部65,66に装着されることによって、その高さが決定することから、レール部65,66の高さに対し、凹部71,72を浅く設けることによって、ラック状スライダ7をリテーナ6の上部壁面60の表面に対し間隙を有する状態で配置させている。
本実施形態では、リテーナ6の上部壁面60に配置される各部材を保持するために、蓋部9を設置することが可能である。この蓋部9を設置する際には、リテーナ6の上部壁面60の適宜箇所(図は4箇所)に爪部68a,68b,68c,68dを設け、この爪部68a〜68dによって蓋部9の端縁を係止させることにより、当該蓋部9がリテーナ6から容易に離脱しない状態でリテーナ6に設置することができる。また、蓋部9の中央付近には、一部を切欠いて下面側に突出させた形状の摺接部91を形成することができる。この摺接部91は、ラック状スライダ7の上面に摺接させるためのものであり、当該ラック状スライダ7を上方から押圧することにより、各歯合状態を安定させるとともに、ラック状スライダ7がレール部65,66から離脱することを防止することができる。なお、この蓋部9をプラスチック等の合成樹脂によって構成することにより、摺接部91に適度な弾性力を付与することが可能となる。
また、蓋部9の一部には、下面側に突出する突起部92,93が設けられ、一方の突起部92は、リテーナ6に設けられた操作ノブ5を支持するための支持軸61に挿入されるものであり、他方の突起部93は、ダンパ側のギア部82の円筒部82aに挿入されるものである。リテーナ6に設けられる支持軸61を円筒状とすることにより、この円筒内部に突起部92を挿入することによって、支持される操作ノブ5の位置が安定して保持されることとなり、ダンパ側のギア部82の円筒部82aに突起部93を挿入することにより、当該ギア部82を上方から保持することができる。なお、ダンパ側のギア部82は、回動軸80の上端81に固着してもよく、この場合、ギア部82は回動軸80と一体となるため、突起部93を省略することが可能である。
次に、本実施形態の作動態様を簡単に説明する。図4は、操作ノブ5の周辺のみを示す図である。この図に示されているように、操作ノブ5は、弧状周縁部52を操作することにより、支持軸61を中心に回動可能になっている。この操作ノブ5の回動によって、伝達領域50bの歯部53が同じ方向へ回動し、この回動がラック状スライダ7を介してダンパ側ギア部82に伝達されるものである。
また、伝達領域50bの近傍(下方かつ周外方)には回動制限領域50cは設けられており、この回動制限領域50cは、前述のように、弧状の溝部54と、その溝部54の両端から、当該溝部54に沿って突出する突出部55a,55bとで構成されている。この溝部54には、ストッパ64が挿通されることによって、操作ノブ5の回動を制限しているのである。
例えば、図5に示すように、操作ノブ5を時計回りに回動させるとき、ストッパ64は、その位置が一定である(リテーナ6に設置されている)ことから、溝部54の内部を相対的に移動し、当該ストッパ64は一方の突出部55bに接近することとなる。そして、膨出部56bがストッパ64の突起片64bに部分的に接触するが、当該突出部55bが弾性変形することにより、膨出部56bがストッパ64の突起片64bを乗り越える位置まで移動させることができる(図5(a)参照)。この状態において、操作ノブ5は、反対方向(反時計回り)へ回動することが制限されることとなる。
また、上記とは逆に、操作ノブ5を反時計回りに回動させると、ストッパ64は、溝部64の内部を相対的に移動し、他方の突出部55aに接近することとなる。このときも、突出部55aが弾性変形することにより、膨出部56aがストッパ64の突起片64bを乗り越える位置まで移動させることができる(図5(b)参照)。そして、この場合も反対方向(時計回り)への回動が制限されることとなる。
これら膨出部56a,56bがストッパ64の突起片64bを乗り越えた状態が、ダンパプレートによる通風路の全開状態または閉鎖状態とすることにより、第1に、操作が限界に達したことを、前記乗り越え時の衝撃によって操作者(弧状周縁部52を操作する者)に認識させることができる。いわゆる節度感を得ることができるのである。第2に、膨出部56a,56bがストッパ64の突起片64bを乗り越えた後は、逆方向への回動が制限されることから、故意に操作しなければダンパ調整できないこととなる。従って、振動や風圧等によって、ダンパプレートが予定外に開放しまたは閉鎖するような事態を招来させないようにすることができるのである。なお、操作ノブ5は、弧状周縁部52を除く部分をプラスチック等の合成樹脂で構成することにより、突出部55a,55bが適宜な反力を有しつつ弾性変形可能となる。そして、操作ノブ5を人為的に反転させれば、突出部55a,55bはやはり弾性変形することから、前記のように回動が制限された状態を脱することが可能となる。
本実施形態は、上記のような構成であることから、リテーナ6の上部壁面60に形成される僅かな空間を利用して、ダンパプレート8を開閉させることができる。また、操作ノブ5とダンパ側ギア部82との間には、ラック状スライダ7を介在させて、操作力を伝達する機構であることから、異なる大きさのレジスタに設置する場合には、操作ノブ5とダンパ側ギア部82とを変更することなく、当該ラック状スライダ7の大きさを適宜変更することによって対応することができる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態を示す図である。本実施形態は、二つの通風路106a,106bを有するリテーナ106を使用するものである。本実施形態において、操作ノブ105による操作力をダンパ側ギア部182に伝達するために部材が、リテーナ106の上部壁面160の表面に設けられる点は、第1の実施形態と同様である。また、ここで使用される操作ノブ105の構造についても第1の実施形態と同様である。
異なる構成としては、通風路106a,106bが二つに分かれているため、それぞれにダンパプレート108a,108bが設けられ、このダンパプレート108a,108bを回動させるための回動軸180a,180bが個別に設置されている点である。そして、両回動軸180a,180bに回動力を伝達するためのダンパ側ギア部182が2個設置されており、ラック状スライダ107の端縁170bには、個別に歯合する歯部174a,174bが形成されているのである。このように、単一のラック状スライダ107に同時に二つのギア部182が歯合することによって、当該単一のラック状スライダ107の移動によって、両通風路106a,106bにおけるダンパプレート108a,108bを同時かつ同一状態に調整することが可能となる。
ところで、本実施形態では、ラック状スライダ107を直接操作ノブ105の歯部153に歯合させない形態としている。第1の実施形態と同様に直接歯合させることも可能であるが、本実施形態は中間歯車190を介在させているのである。そこで、この中間歯車190は、リテーナ106の上部壁面160に設置できる場合(そのスペースが確保されている場合)は、リテーナ106に設置すればよいが、図示のように、回動制限領域150cを設ける場合には、そのようなスペースを確保することができないことがあり得る。
本実施形態は、そのような場合を想定した形態としており、中間歯車190を蓋部109に支持させる構成としているのである。中間歯車190は、全周に歯部194が形成されており、その上部表面中央に二分割された爪部195a,195bが設けられている。この爪部195a,195bは、全体として円筒状本体部の先端に外向きに突出する掛止突起が形成され、かつ、これを二つに分割してなる構成となっている。他方、蓋部109には、上記円筒本体部が挿入できる程度の貫通孔196が設けられ、この爪部195a,195bを貫通孔196に挿通させることによって、蓋部109に中間歯車190を装着することができるようになっている。すなわち、掛止突起が蓋部109の上面に到達することで掛止されるのである。なお、掛止突起は筒状本体から外向きに突出しているところ、本来的には貫通孔196を通過できないものであるが、爪部195a,195bを形成するための円筒本体部は二分割され、その両者195a,195bの間には空隙部が形成されていることから、爪部195a,195bを貫通孔196に挿通する際、この空隙部を狭くするように変形することによって、爪部195a,195bの全体が貫通孔196に挿通されるようになっているのである。なお、中間歯車190の全体をプラスチック等の合成樹脂で構成することによって、前記のような弾性変形可能な爪部195a,195bを設けることができる。
次に、第2の実施形態の作動態様を簡単に説明する。図7に示すように、本実施形態は上記のような構成であるから、操作ノブ105を弧状周縁部152によって回動させることにより、その回動は、中間歯車190に伝達する。この中間歯車190は、操作ノブ105の回動(歯部153の回動)に連動して、同じ回動範囲で回動することとなる。この中間歯車190の回動は、ラック状スライダ107に伝達され、当該ラック状スライダ107を直線方向へ移動させることとなる。さらに、ラック状スライダ107の直線的な移動によって、同時に二つのダンパ側ギア部182が同じ方向に回動することとなるのである。このような、同時かつ同方向への回動が二つのダンパ側ギア部182に伝達されることによって、異なる通風路106a,106bに設けられた異なるダンパプレート108a,108b(図6参照)を同時かつ同状態で調整することが可能となるのである。
本発明の実施形態は上記のとおりであるが、本発明がこれらの実施形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨の範囲内において種々の態様とすることは可能である。例えば、実施形態の説明において、適宜材質を例示したが、これは一例であって他の材質を採用することは可能である。また、ダンパプレート8,108a,108bの構成の細部および通風路6a,106a,106bの開閉機構については特に詳細を説明していないが、回動軸80,180a,180bの回動によって、当該通風路6a,106a,106bの開口面積を可変できる構成となっていればよく、材質等は適宜選択して使用することができるものである。特に、リテーナ6,106の通風路6a,106a,106bに当接する端縁を柔軟な材質とすることにより、当接時にパッキンとしての機能を持たせることもできる。さらに、通風路6a,106a,106bの内部表面には、ダンパプレート8,108a,108bの閉鎖時にその端縁の当接を受ける被当接部を設けてもよい。
1 ベゼル
2,2a,2b 横ルーバ
3,3a,3b 縦ルーバ
4,4a,4b 風向調整ノブ
5,105 操作ノブ
6,106 リテーナ
6a,106a,106b 通風路
7,107 ラック状スライダ
8,108a,108b ダンパプレート
9,109 蓋部
10,10a,10b 吹出口
21,31 フィン
50 操作ノブの本体部
50a 操作領域
50b 伝達領域
50c,150c 回動制限領域
51 貫通孔
52,152 弧状周縁部
53,153 歯部
54 弧状の溝部
55a,55b 突出部
56a,56b 膨出部
60a リテーナの上部壁面
61 支持軸
62 摺接部
63 貫通孔(ベゼル前面側)
64 ストッパ
64a 弧状片
64b 突起片
65,66 レール部
67 貫通孔
70a,70b,70c,70d,170a,170b 端縁
71,72 凹部
73,74,174a,174b 歯部
80,180a,180b 回動軸
81 回動軸上端
82,182 ギア部
82a 円筒部
82b 鍔体
82c 歯部
91,191 摺接部
92,93 突起部
190 中間ギア
194 歯部
195a,195b 爪部
196 貫通孔

Claims (8)

  1. リテーナの通風路内に回動自在に支承されたダンパプレートと、該リテーナに回動自在に支承され、前記ダンパプレートの回動を操作するための操作ノブと、前記ダンパプレートと前記操作ノブとの間に介在され、直線的な移動を可能にしてなるラック状スライダとを備え、
    前記ダンパプレートは、回動軸と、該回動軸の一端に設けられたギア部とを備え、
    前記操作ノブは、ベゼルの前面に一部が露出される操作領域と、ベゼルの後方に配置され、弧状の歯部を有する伝達領域とを備え、
    前記ラック状スライダは、前記ダンパプレートのギア部に対向する端縁に該ギア部と歯合する直線状の歯部と、前記操作ノブの伝達領域に対向する端縁に該伝達領域の弧状の歯部と歯合する直線状の歯部とを備える
    ことを特徴とするレジスタのダンパ開閉装置。
  2. 前記操作ノブは、前記リテーナの上部壁面の表面に設けられた鉛直方向の軸によって支承されており、前記ダンパプレートの回動軸は、軸線を鉛直方向に配置され、その上端が前記リテーナの上部壁面を貫通して該壁面の表面に配置されるとともに該上端に前記ギア部を備えている請求項1に記載のレジスタのダンパ開閉装置。
  3. リテーナの複数の通風路内にそれぞれ回動自在に支承された複数のダンパプレートと、該リテーナに回動自在に支承され、前記ダンパプレートの回動を同時に操作するための単一の操作ノブと、前記複数のダンパプレートと前記操作ノブとの間に介在され、直線的な移動を可能にしてなる単一のラック状スライダとを備え、
    前記各ダンパプレートは、相互に平行な軸線を有するそれぞれ個別の回動軸と、該回動軸のそれぞれ同じ側の一端に設けられた個別のギア部とを備え、
    前記操作ノブは、ベゼルの前面に一部が露出される操作領域と、ベゼルの後方に配置される伝達領域とを備え、
    前記ラック状スライダは、前記ダンパプレートのギア部に対向する端縁にそれぞれのギア部と個別に歯合する複数の直線状の歯部と、前記操作ノブの伝達領域に対向する端縁に該伝達領域の弧状の歯部と歯合する直線状の歯部とを備える
    ことを特徴とするレジスタのダンパ開閉装置。
  4. 前記操作ノブは、前記リテーナの上部壁面の表面に設けられた鉛直方向の軸によって支承されており、前記ダンパプレートの各回動軸は、軸線を鉛直方向に配置され、その各上端が前記リテーナの上部壁面を貫通して該壁面の表面に配置されるとともに該上端に前記ギア部を備えている請求項3に記載のレジスタのダンパ開閉装置。
  5. 前記操作ノブは、その回動を制限するための回動制限領域を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載のレジスタのダンパ開閉装置。
  6. 前記操作ノブの伝達領域の歯部と前記ラック状スライダの歯部との間に中間歯車が介在されている請求項1ないし5のいずれかに記載のレジスタのダンパ開閉装置。
  7. 前記操作ノブ、前記ダンパプレートのギア部および前記ラック状スライダは、前記リテーナの上部壁面の外側表面上に配置され、これら各部材の上方を蓋部によって保持するとともに、前記中間歯車は前記蓋部に支承されている請求項6に記載のレジスタのダンパ開閉装置。
  8. 前記蓋部は、前記ラック状スライダの表面に摺接する摺接部を備えている請求項7に記載のレジスタのダンパ開閉装置。
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