JP2014224597A5 - - Google Patents

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請求項1の手段
図2、の如く第一軌道輪部材1、の軸外径の円すい面と、第二軌道輪部材2、の外輪内径の円すい面86、の間の周上に保持器4、でスキュウ(傾斜角 θ)した転動ローラー3、を配置すると、一方には空転し、反対方向には接点下に高圧の厚さが 0.0003mmの閉じ込め油膜を生じて、油膜が粘弾性体に固化遷移し、そのせん断抵抗(トラクション)で 、第一軌道輪の軸1、と第二軌道輪の外輪2、の間でワンウエイクラッチが構成される。
当該構成において、噛みあって一体化して回転している第一と第二の内外軌道輪の間に、倍力テコ部材を介装する。テコ部材の支点の中間部材112を支点ホルダー16でフレーム83に固定して、作用点を内外何れか片方の軌道輪(図2では171)に当てて、力点側(図2では113)に力を加えて軌道輪の周上の一部(図2では矢印111)作用点にして、内外輪の径方向間隔をこじ開ける様に軌道輪の弾性変形で押し広げると外輪に偶力が作用して一部のローラーのヘルツの弾性変位量が微量に減少して図3、に示す周上に緊迫力の少ない低緊迫(低負荷)圏24ができる、この低緊迫力のゾーンは回転軸の回転(矢印方向23)で軌道の円すいの斜面上をローラーが転がることで周上全域に伝播して行くのでフルトルクで強固に噛み合っていても全体が緩んでトルク伝達量が徐々に低下する。
請求項2について
請求項1の構成において、回転する軌道輪と静止部材との間に図4の保持器手段65で作用点に部材となる例えば転動体のボール64を挿入して、回転している軌道輪の側面との間の摩擦図6の71と77とのクサビ作用でボール64を食い込ませてそのクサビ効果で生ずる矢印77の軸力で両軌道輪の間隔を瞬時に押し広げる、テコの自己倍力効果で遮断する。
請求項3について
変速比を得る手段の例えば図7のように一対の変速ギヤを入力軸37、とカウンター軸151に複数組配置して、各組の例えば図7の出力軸38上の3rdギヤ28とこれに噛み合うカウンター軸152上のギヤ、29の何れか片側に請求項1の、クラッチを装設して、倍力テコ部材の偏心カム12でクラッチ48の軌道輪間隔を徐々に押し広げてギヤ28に伝達トルクを残存させながら出力軸38にトルクを渡す。
実施の形態を以下に説明する。
請求項1、に記載の構成において、図2に示す第一軌道輪1、と第二軌道輪2、の間に第三の支点の中間部材112、を装設して、112支点ホルダー16の穴で支える。支点ホルダー16は軸1にスラスト軸受84、85とラジアル軸受109、で支持されて相対回転する。第一軌道輪と第二軌道輪の軌道面の間隔を拡張するように倍力装置の作用点のテコ部材(偏心楕円カム9、)を、第二軌道輪2の側面1711に当接させて、ウオームギヤ97、との噛み合い点を力点にするとカム12の外周の凸部高さが変化することで外輪の側面171が押される。その量はウオームギヤ13、のモーター97、の回転角度で調節する。
作用点のカム12、の外周が外輪2、の側面15、の一点を押すと外輪に偶力が作用して図3、のようにロック時に軌道輪間のローラー面圧21、が均等に釣合った緊迫力22、の状態から一部に低負荷圏24、が出来て全体として負荷分布が98、の不釣合いになる。軌道輪2、と軸1、が図3の矢印23、の方向に一体で回転するが作用点の位置が外輪の側面の一点のため低負荷ゾーン24、は軸の回転に伴って旋回し全周に行き渡り緊迫力は緩む、すると閉じ込められた固化油膜は軟化してローラーはスベリを伴って円すい斜面を転がり最後に緊迫力は99、のように消滅する。従って外輪側面を押付ける力82、加減でクラッチは滑りながら半クラッチ状態の度合い変えて回転する。又、解除に要する軸力は初期の起動時は大きな力を要するが以降急減する。従ってカムのプロファイルは初期のみ大きな力を出すように図2の右上に示す渦巻き状の対数螺旋が望ましい。図2、図7、図11、にカム部の拡大プロファイルを示す。
請求項2の実施形態。
請求項1の2、の倍力テコ部材の支点部112の代わりに当部位にボール64を介在して図4のように軸と一体化して回転する外輪の回転力を利用して図6に示す斜面を転がるボールに回転力でクサビ作用をもたらして生ずる軸力(スラスト荷重)図6の矢印66で瞬時に外輪を押し返して噛み合いを解除する。例えば毎分1200回転している場合の遮断速度は0.2秒になる。実施の形態は、図4、の支点の中間部材90、は静止しており軸1、の上にそれぞれ軸受84、と100、並びに109、で回転可能に固定され、且つ支点中間部材90、のボス円筒部の外周には保持部材65、のボス部65aが摺接しており更にその上に筒状のカムリング内側57、と外側78、が二重に分かれて(製造上の理由)中間部材90に固定され一体で静止している。 静止の内側57と外側78の両筒状カムリングの内側57、の側面には、図4、の保持円盤65、に固定のピン70、の先端が摺接するカムプロファイルの斜面図5、の78、の山と谷の凹凸が設けてあり、外側のカムリング78の側面には図6に示すボール64、と噛み合うカムプロファイル斜面の山と谷の凹凸101が形成されている。外側と内側の二つのカムリングの山と谷の位置は、回転方向にずらしてあり、先ず図4のリングギヤ76を小歯車73で旋回させてスプライン75で嵌合する保持部材65を回すことでボール64を斜面71で山の頂点101に移動して(軸方向に移動させて)外輪7を矢印66の方向に押して噛み合いを解除した後、ボール位置は更に転がって74に沿って一旦僅かに後退する。ボールが後退する替わりにピン70が山78に当接して押し上げられて、ピンで保持部材65が押されてボールの点接触に替わって保持部材65の側面の軸受用の平滑面で外輪の皿バネの力を受け止めて摺接して外輪2、は解除された位置で保持されて伝達ギヤ6、の高速フリーホイーリングを安定して続けることができる
請求項3の説明。
当該クラッチの持つ三機能の、トーショナルダンパーとシンクロのON−OFFクラッチと、粘性半クラッチ、の三要素を活用した変速機で、その構成模式図を図7、に示す。入力軸37、と、カウンタシャフト151、と各変速ギヤを配列した中間シャフト152、と出力軸38、の四軸で成る。 入力軸37、からのトルクの流れを点線141、142、で示す。各ギヤの噛み合いON−OFFは、併設の偏心カムの回転操作で行う。入力トルクは、点線142、に沿って軸37、上のギヤ33にギヤ131、が噛み合いカウンターシャフトに伝達される。カウンターシャフトのみタンデム複列のローラークラッチ(図10の構成)が配置されて、トルクは図7のA部右下の円Aの拡大図の点線で示すように内輪からローラー137aを経由して外輪49、に、外輪49、の片側列の逆向きにスキュウ傾斜したローラー137bが噛み合って内輪に166、に伝わる。図10の複列タンデム式については更に後述する。
内輪166、の延長先のスプライン132、を経て三速ギヤ28に伝わる。三速ギヤ28の内径の請求項1のクラッチ48、がロックして出力軸38の先端の矢印142、から出力される。 このときカウンターシャフト151の左端のタンデム複列のローラークラッチ137a,137b、以外のクラッチ139、140、148、はOFFである。二速にシフトダウンするときは3速ギヤの28のクラッチ48をOFFにして二速ギヤ30,のクラッチ139、をONにすると二速のギヤ比で出力される。 直結のクラッチの三速ギヤ28の左側の148をONにして他をOFFにすると、トルクは点線141、のように直結で出力される。 この時直結軸の速度は他のギヤよりも速くなり、他のクラッチは自動的にオーバラニングになる。 図9、は横線が変速に要する時間40、41、42、で縦軸が各ギヤの速度を示す、切り換え時のトルクの段差の衝撃緩和を示すダイアグラムで図7では4段で示したが段数を増すと(図省略)無段変速に近づく。
【042】
【符号の説明】
1・・第一軌道輪(軸)
2・・第二軌道輪(外輪)
3・・ローラー
4・・保持器
6・・出力ギヤ
7・・スプライン
8・・皿バネ
9・・カムフォロア
10、84・・スラスト軸受
11・・ギヤ
12・・カム
13・・ウオームギヤ
14・・ローラーフォロア外輪
15・・外輪側面
16、90、164、・・支点ホルダー
21・・緊迫力の大きさ
22・・緊迫力の釣り合いイメージ
23・・軌道輪の回転方向
24・・低緊迫力ゾーン
25・・トルクの値
26・・カムの操作角度
27・・伝達トルク量とカムの操作量の変化グラフ
28、29・・2速ギヤ
30、32・・3速ギヤ
34、35・・4速ギヤ
36・・カウンターシャフト
37・・入力軸
38・・出力軸
48・・3rdギヤ用クラッチ
49・・外輪
83・・フレーム
12、50,51,52・・偏心カム
56、93、94・・オイルシール
65・・保持部材
65a・・保持部材のボス部
70・・戻り止め摺接ピン
71・・支点の中間部材のボールカム面
76・・操作円盤ギヤ
78・・中間部材旋回位置決めカム
90、101、165・・支点
112・・支点の中間部材
120・・出力軸スプライン
132・・スプライン
109、133・・ニードル軸受
134・・複列式ワンウエイクラッチの内輪
135・・バックアップスラスト軸受
137a,137b・・複列式ワンウエイクラッチローラー
141、142・・トルクの流れ
145、146・・皿バネ
147・・クラッチ外輪支持部材
148・・直結用クラッチ
151・・カウンターシャフト
152・・中間軸
166・・複列クラッチ内輪延長環
168・・パイロットベアリング
170・・支点送りねじ
171・・スラスト軸受

Claims (3)

  1. 第一軌道輪の外径に設けた円すい面と第二軌道輪の内径面に設けた円すい面の間に保持器で回転軸に対して傾斜(スキュウ)した転動ローラーを複数個配置して、第一軌道輪と第二軌道輪の間にトルクを負荷するとローラーが軌道輪間に食込んで接触面に閉じ込め油膜を形成して該油膜のせん断と粘性抵抗でトルクの伝達量を増減する手段のローラークラッチにおいて、支点力点作用点でなる倍力テコ部材の支点の部材を前記の第一と第二軌道輪の間に介装するとともに第一又は第二軌道輪の何れかに前記のテコ部材の作用点を当接して前記テコ部材の力点の操作で前記ローラーの両軌道輪周上の接触面圧(緊迫力)に不釣合いをもたらすようにテコ部材を具備したローラークラッチ。
  2. 請求項1に記載のローラークラッチにおいて、実施例の図4のごとく支点になる部材(90)と第一又は第二軌道輪(図4では外輪7作用点15と)の間にカム斜面71とクサビ作用をもたらす部材(64)を介装して、該クサビ作用部材(64)を保持する保持部材の操作でトルクを断続するローラークラッチ。
  3. 請求項1及び請求項2のローラークラッチを、回転軸上に配置した複数のトルクを伝達する媒体の外径寸法異なるベルトプーリイ、ギヤ、スプロケット(チエン による駆動力伝達)、トラクションローラー(転がり接触する回転体同士を押し付けて駆動力を伝達する)等に装設して、請求項1のローラークラッチのオン、オフ操作で変速する変速装置。
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