JP2014224597A - ローラクラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラークラッチの締結時の衝撃を緩和しながら断続する。【解決手段】円すい面の内外軌道輪の間にスキュウしたローラを配置して、両軌道輪の間に中間部材を設けて、中間部材にテコ部材の支点を固定し作用点を軌道輪に当てて力点の操作で両軌道間の距離を増減してクラッチにトルクを残存させながら断続する。【選択図】図2

Description

機械装置のトルク伝達装置
機械装置の駆動力の伝達制御装置には、粘性接ぎ手、流体接ぎ手、摩擦板クラッチ、歯車と爪のラチェット、コイルスプリングの巻きつき摩擦クラッチ、1932年のスプラグ式ワンウエイクラッチ、及び円筒ローラーと多角形のカムリングのワンウエイクラッチ、それを応用した2ウエイクラッチ、などがある。
これらに対して、新しい方式では転がり接触の流体摩擦伝達力制限装置、特許2903325号がある。これは軸心に対して約5°の円すい面の内輪軌道面と外輪軌道面の間に、保持器のポケット穴を軸心に対して約10°程傾斜しておき、その穴に円筒ローラを収容して、ローラーがねじ込まれる側に内外輪を相対回転するとローラが接点の摩擦(トラクション)で噛み合って強固にロックする。高粘度油、及び層状スベリの固形添加剤(例えば二硫化モリブデン等)またはフッソ系極圧剤を使用すると、接点下に閉じ込められた油膜の塑性変形と閉じ込められた油膜が周囲から徐々に漏れ出す際に生ずる流体膜と層状潤滑剤の相乗効果でトルクの大小に関らず一定の速さの安定した流体接手が得られる(実験結果)。油剤をエステル系、シリコン油等にするとスベリの無いワンウエイクラッチになのでワンウエイクラッチか、流体摩擦伝達力制限装置であるかは潤滑油で決まる。
前述の閉じ込め固化油膜の根拠は、転がり接触下の弾性流体潤滑理論(EHL)で、英、D.Dowson,.Higginson V.Whitaker:J.Mech.Eng,.4,2(1962)121.による。以降、転がり軸受、車両の無断変速機CVT等で当該油膜理論が実用化された。しかし高速域なると転移固化油膜の粘着抵抗の増大で燃費低下を招いた。それに代わって最近ではギヤ変速の多段化とその自動化が進みつつある。これの課題は、変速比の異なるギヤ間のトルクの受け渡しに於ける差回転の吸収とショックの緩和ダンパー効果、流体継手並みの滑らかさである。
特許3243106 特許第2903325 特願2012−076835 特願2012−290704 特願2013−30430
旧来のスプラグ式とローラ&カム式のワンウエイクラッチの課題を述べる。スプラグ式は、ヘリコプターなど回転翼機の、エンジン故障時に、瞬時にエンジンを切り離して滑空する安全装置のオートローテーションに使用されている。
過去不具合と対策の繰り返しを経てスプラグをビッカース硬度で2000近くまで上げ保持器の強化を図って来たが、先に述べた、接点に油膜が超高圧で閉じ込められて固化転移し油膜で接点が軌道面に粘着する。又微振動負荷が続くと接点の油分がスクイズアウトして金属同士の分子間の結合力で更に固着する。その引き剥がしの反動でスプラグを押えるリボンバネが働かず保持器が破損(ポップアウト)したり、共振トルクでスプラグが乱れて偶発的にロールオーバするといった重大事故が指摘される。また車両の自動変速機用スプラグクラッチはその噛み合いショックを吸収するため一旦エンジン出力を落とし且つ、出力側のディスククラッチを滑らせる等を要する。また旧来のローラーカムクラッチはカムが同じ接点で繰り返され耐久性を欠く。
上述の課題に鑑み耐久性、信頼性、ショックの吸収性に富み、しかもオン、オフに電磁力、空圧、油圧などの付勢エネルギを要しない自己保持形の、別方式の冒頭の流体摩擦伝達力制限装置特許2903325、および改良特許4614167、が発明された。
これの実施上の課題は、
当該構成は、昭和37年の発明以来、60年に渡って多くの業者が前述の特許文献のように実用化の模索を繰り返したがいまだ実施を見ない。その理由は、当該クラッチの最大のメリットの、外径の7%程度を軸方向に動かすだけで正逆回転ともにトルクを遮断出来ることである。
ところが当該構成ではフルトルクを負荷すると軌道輪に併設のスプラインの摺接面にはトルクに比例して巨大な面圧が数百キロ作用し、その金属同士の起動静摩擦係数のμ値が0.5まで高くなりその面圧にμを乗じた摩擦抵抗と、更に全ローラーが一本当り最大面圧300kg/mm(3GPa)の力で軌道に食込んでおりこれを外すには軌道とローラーを軸方向にズラす力、つまり面圧に静摩擦係数の最大μ値μ=0.5とローラーの数をかけ合わせた巨大な軸力を要し、またクラッチの伝達トルクを増減するには、厚さが0.003mmといった油膜の厚さの調節と、面圧によるヘルツの弾性変位量の数ミクロンを増減することであり、スピードコントロールが至難で利点が少なかった。
請求項1の手段
図2、の如く第一軌道輪部材1、の軸外径の円すい面と、第二軌道輪部材2、の外輪内径の円すい面86、の間の周上に保持器4、でスキュウ(傾斜角θ)した転動ローラー3、を配置すると、一方には空転し、反対方向には接点下に高圧の厚さが0.0003mmの閉じ込め油膜を生じて、油膜が粘弾性体に固化遷移し、そのせん断抵抗(トラクション)で、第一の軸1、と第二の外輪2、の間でワンウエイクラッチが構成される。
当該構成において、噛みあって一体化して回転している第一と第二の内外軌道輪の間に、倍力テコ部材を介装する。テコ部材の支点を静止部材に固定して、作用点を内外片方の軌道輪に当てて、力点側に力を加えて軌道輪の一部をこじ開ける様に軌道輪の弾性変形で押し広げると外輪に偶力が作用して一部のローラーのヘルツの弾性接近量が微量に減少して緊迫力の少ない低緊迫(低負荷)圏が出来る。この低緊迫ゾーンは回転軸の回転で全域に行き渡り全体が緩んでトルク伝達量が徐々に低下する。回転軸停止中は生じない。
請求項2について
請求項1の構成において、回転する軌道輪と静止部材の間に保持器手段で作用点部材例えば転動体を挿入して、回転している軌道輪との間の摩擦でクサビ作用をもたらして、そのクサビ効果で生ずる軸力で両軌道輪の間隔を瞬時に押し広げる、自己倍力効果で遮断する。
請求項3について
変速比を得る手段の例えば図7のように一対の変速ギヤを入力軸37、とカウンター軸151に複数組配置して、各組の例えば図7の出力軸38上の3rdギヤ28とこれに噛み合うカウンター軸152上のギヤ、29の何れか片側に請求項1の、クラッチを装設して、倍力テコ部材の偏心カム12でクラッチ48の軌道輪間隔を徐々に押し広げてギヤ28に伝達トルクを残存させながら出力軸28にトルクを渡す。
本発明は以下の進歩性と効果がある。
円すい面の内外軌道輪と保持器付ローラーが軌道面上に作る超高圧の厚さが0.0003ミリの閉じ込め油膜のせん断抵抗と、塑性変形抵抗とでローラー全てがトルク伝達に参加して小さなサイズで巨大なトルクが断続できる。しかも断続のプロセスは噛み合い初期は、粘性流体の摩擦抵抗で始まり次第にトルクが発生して圧力が増加し油膜が固化転移してその塑性変形抵抗と油膜のせん断抵抗(トラクション)で締結に至る。その過程で入出力間の差回転を吸収しながら同期して油圧、空圧電磁力が無くても自己保持形で締結する。部品点数の少ない堅牢な断続クラッチが得られる。
接続後も入力側のトルクの衝撃、振動をクラッチの転動体のヘルツ弾性、軌道輪の膨張弾性で遮断し、ワンウエイなので振幅の正弦波の半分が100%遮断出来る。更にフルトルク入力のロック状態から操作力を要せず瞬時に遮断できるし、偏心カムの操作のみで半クラッチ状態にも出来る。当該クラッチを多段ギヤ式変速機に使用すると偏心カムの操作でギヤ間のトルクの受け渡しが瞬間的に且つスムースに出来るので、従来のデュアルクラッチ、及びシンクロナイザリング、シンクロコーンなどが要らない。
寿命劣化は伝達媒体が油膜なので摩耗は無い、仮にローラー接点が摩耗しても円すい面なのでバネ附勢でもって無限に自動補正される。過剰入力は軌道輪を軸方向変位のストッパーでスリップしミッターが働く。材料、部品、製造設備もISO規格のベアリングと共通で安価、次世代の動力制御、自動変速機手段になる。
・・従来の事例、特許第3243106号 ・・請求項1の実施例 ・・ローラー緊迫力分布と伝達トルクの説明図 ・・請求項2の実施例 ・・保持器のピンとカム作用説明図 ・・ボールとカムの作用説明図 ・・変速機能実施の略視図 ・・ローラーカム実施例 ・・クラッチのトルク残存と、ギヤ切り換え時のトルク変動のダイアグラム .PCT/JP2012/076835、当出願人による複列タンデム式の説明図 ・・請求項1−2の背面合わせの実施例 ・・請求項1のねじによる実施例
実施の形態を以下に説明する。
請求項1、に記載の構成において、図2に示す軸1、と第二軌道輪相当の外輪2、の間に第三の中間部材16、を介装して、該中間部材16は、軸1にスラスト軸受84,85とラジアル軸受109、で支持されて相対回転する。軸1と第二軌道輪2、の軌道面の間隔を拡張するように倍力装置のテコ部材(偏心楕円カム9、)を、テコ部材の支点軸112、113、を第三の中間部材16の穴に嵌合し、作用点の凸部80、を第二軌道輪2の側面15、に当接させて、ウオームギヤ97、の噛み合い点107、を力点にすると、作用点80、の凸部高さが変化することで外輪の側面15、が押されてその量はウォームギヤ13、のモーター97の回転角度で調節する。
作用点のカム12、の外周が外輪2、の側面15、の一点を押すと外輪に偶力が作用して図3、のようにロック時に軌道輪間のローラー面圧21、が均等に釣合った緊迫力22、の状態から一部に低負荷圏24、が出来て全体として98、の不釣合いになる。軌道輪2、と軸1が矢印23、の方向に一体で回転するが作用点の位置が固定で停止のため、低負荷ゾーン24、は全周に行き渡り最後に緊迫力は99、のように消滅する。従って外輪側面を押付ける力82、加減でクラッチは滑りながら半クラッチ状態で回転する。又、解除に要する軸力は初期の起動時は大きな力を要するが以降急減する。従ってカムのプロファイルは初期のみ大きな力を出すように渦巻き状の対数螺旋が望ましい。図2、図7、図11、にカム部の拡大プロファイルを示す。
軌道面の形状は、軸51の外径が、軸心に対して約5°傾斜した円すい面の一葉回転双曲面で形成され、その周上に環状の保持器4、を被せて保持器のポケット穴を軸心に対して約8°〜15°傾斜させて、その穴にローラー3、を挿入し、ローラの外周に円すいの内径面の外輪2、を被せる。ローラー3、は、円筒ころでも中空でも球面ころでも、更にコイルバネ式のタワミころ(図省略)でも良い。この状態で入力軸にトルクを負荷すると、スキュウしたローラー4、が円すい面間で転がってクサビ作用でロックして外輪2と軸1とが一体で回る。そのとき外輪2、と軸1は、直径方向に弾性で、2は膨張し1、は収縮変形して両者は軸方向に相対変位する。その変位作用量は、スプライン7、の摺接で許容される。保持器4、の材料は、鉄または、ガラス繊維で強化の66ナイロン、又はPEEK材を用いる。ローラーは軸受鋼で硬さ、HRC65、で相互差2μ以下、真円度、円筒度ともに1μ以下にする。
カム12、の摺接面は図9の転がり軸受、もしくは外輪2、の側面15、にスラスト軸受171、を介装する。 図2のカム9が外輪2、の側面15、から離れた状態では、外輪2、は最大トルクを負荷して図2では左側に弾性変位する。この時のローラーの軌道との接触面圧は、図3、の矢印21、のごとく円周上で均一になる。 カムの作用力と伝達トルクの関係を、図3、の縦軸25がトルク、横軸をカムの回転角87、で示す。偏心カム12、の回転操作で外輪2は左に押し返されて伝達トルクは減少し線分27、の曲線を辿って遮断に至る。
尚、操作手段には図2に偏心カムを記載したが、テコの支点を第三の中間部材に固定して作用点を外輪の側面に当て力点を延長したレバーで操作してもよく、テコ部材を図12、の170、如く螺合のねじにしても良い。但しスプライン7、のスライド摺接面がトルクの作用で面圧が上昇し摩擦抵抗が増大すると相対変位が妨げられるとローラーが噛み合わない恐れがある。そのため該スプラインの歯すじを僅かに(3°程度)スパイラルにして食込む側へのスラストを発生させて前記のスプラインの摩擦抵抗と相殺させる。またスライド面にはフッソ樹脂、DLCをコートして摩擦係数μを0.04に減らす。出力ギヤ6、の噛み合い反力は全てラジアル軸受20、で支えて、ギヤの反力がスプライン7、を経由してローラーの緊迫力に影響しないようにする。又、スプライン7、からの余分な荷重がローラーに作用しないように外輪2、は軸受113、でも支える。 更に、図10、の如く、出願2012−076835の、複列タンデムにして、左右のローラーのスキュウ方向を逆にすると、トルクを左側の内輪に入力すると外輪を経由して右側の内輪に伝わる。この場合内外輪の軸方向の相対変位は外輪が左右に自由変位することで代行されるのでスプライン摺接が無くダンパー効果が倍増し、粘性スベリ速度も倍速する。
請求項2の実施形態。
図1、の倍力テコ部材の代わりに当部位にボールを介在して外輪の回転力を利用してボールにクサビ作用をもたらしその軸力(スラスト荷重)で瞬時に外輪を押し返して噛み合いを解除する。例えば毎分1200回転している場合の遮断速度は0.2秒になる。実施の形態は、図4、の中間部材90、は静止しており軸1、の上にそれぞれ軸受84、と100、並びに109、で回転可能に固定され、且つ中間部材90、のボス円筒部の外周には保持部材65、のボス部65aが摺接しており更にその上に筒状のカムリング内側57、と外側78、が二重に分かれて(製造上の理由)中間部材90に固定され一体で静止している。 静止の両筒状カムリング57、の側面には、図6、の保持円盤65、に固定のピン70、の先端が摺接するカム斜面78、の山と谷の凹凸が設けてあり、外側のカムリング57、の側面にはボール64、と噛み合うカム斜面の図5、の凸面の山と谷の凹凸106、が形成されている。外側と内側の二つのカムリングの山と谷の位置は、回転方向にずらしてあり、先ずボールを山の頂点に移動して(軸方向に移動させて)外輪を押して噛み合いを解除した後、ボール位置は一旦僅かに戻る。遅れてピンが山に当接して押し上げられて、ピンで保持部材が押されてボールの点接触の代わりに保持部材の側面の平滑面で外輪の皿バネの力を受け止めて外輪2、と伝達ギヤ6、の高速フリーホイーリングに備える。
その作用の構成はボール64、が保持円盤65、の円筒穴79、の中で可動に遊嵌されており、リングギヤ76、の外歯74、がモーター76、の小歯車73、で回されると、リングギヤの内径のスプライン75、で軸方向にスライド可能に保持円盤65、が係合しているのでボール64、は、カム斜面の山106、と当接して噛み合って保持部材とともに押し出される。保持円盤から押し出されたボール64、は側面から僅かに露出してカム斜面106、と回転する外輪2、の側面15、との間に挟接されそのクサビ作用でカムの山の頂点に移動する。これにより外輪の自らの回転トルクと外輪の慣性とで強大な軸力を発生して自己倍力でボールが外輪の側面15、を押す。フルトルクでロックして強力に噛み合って回転している外輪は自らの回転トルクと慣性でカム斜面を転がってカムの高さだけ外輪を押してクラッチは遮断される。
ボールの外輪を押す力はカム斜面の角度が3°であれば軸力は切線力の19倍になる。該切線力は当該機械装置の駆動力で決まり遮断に要する外輪の変位量(ストローク)は、最大トルク負荷時の内外輪の相対変位量が外輪外径の約7%であるので、例えば外径がΦ60mmであれば、Max4.2mmになる。 従ってカム斜面の山と谷の差は4.2mmでよい図4、ではボール使用数を一個で示したが円周上3個にすればより安定する(図省略)
クラッチが遮断された後、ボールはカム斜面の山から谷に移動するとロック用のロッド58の先端キーが位置決め用V溝底61a、に嵌って停止する。ボールと保持部材のピンがカムの谷底に来ると外輪は皿バネ104で押し戻され復位し外輪軌道面とスキュウドローラーは再接触してロックする。
リングギヤ70、を回すとキー59、がV溝61aと山61bとを交互に噛み合いロックと空転が交互に切り替わるロータリ式になる。
実施の形態説明のため、図4は転動体にボールを記載したがローラーでもよく(図省)また操作は保持部材をレバー式の揺動にして電磁ソレノイド、油圧空圧でもよい(図省略)
請求項3の説明。
当該クラッチの持つ三機能の、トーショナルダンパーとシンクロのON−OFFクラッチと、粘性半クラッチ、の三要素を活用した変速機で、その構成模式図を図7、に示す。入力軸37、と、カウンタシャフト151、と各変速ギヤを配列した中間シャフト152、と出力軸169、の四軸で成る。 入力軸37、のトルクの流れを点線141、142、で示す。 各ギヤの噛み合いON−OFFは、併設の偏心カムの回転操作で行う。入力トルクは、点線142、に沿って軸37、上のギヤ33にギヤ131、が噛み合いカウンターシャフトに伝達される。カウンターシャフトのみタンデム複列のローラークラッチ(図10、の構成)が配置されて、トルクは点線で示す内輪からローラー137aを経由して外輪49、に、外輪49、の片側列のローラー137bが噛み合って内輪に166、に伝わる。
内輪166、の延長先のスプライン132、を経て三速ギヤ28bからギヤ28a、に伝わる。三速ギヤ28a、の内径の請求項1のクラッチ48、がロックして出力軸38、の出口の矢印142、から出力される。 このとき他のクラッチ137a,137b、以外のクラッチ139、140、148、はOFFである。 3速ギヤの28a、のクラッチ48、をOFFにして二速ギヤ30,のクラッチ139、をONにすると、二速のギヤ比で出力される。直結のクラッチ148をONにして他をOFFにすると、トルクは点線141、のように直結で出力される。 この時直結軸の速度は他のギヤよりも速くなり、他のクラッチは自動的にオーバラニングになる。 図9、は横線が40、41、42、で各ギヤ比の切り換え時のトルクの段差を緩和し滑らかにした線を示すダイアグラムである。
ここでトルクを入力したままクラッチを遮断すると回転数が急上昇する。そこにクラッチを繋ぐと慣性の力積エネルギで激しいショックを伴う。そのためにOFFにする場合は、請求項1に記載のように、カムのプロファイルと操作角度でもってクラッチに適宜スベリ(半クラッチ状態)を伴わせてクラッチにトルクを残存させて、回転数の急上昇を抑制しながら次の変速比のギヤに渡す。又、減速比の大きなギヤでは伝達トルクが大きく、それに伴い課題の一つはクラッチの内外輪の相対変位に対応するスプラインのスライド摺接摩擦抵抗も巨大化して相対変位を妨げる恐れがある。二つ目の課題は坂路低速走行では、減速比が大きいことから振動トルクが受ける側に伝わる。三つ目の課題に坂路発進ではクリープの粘性スベリが求められる。
上述の一乃至三の課題を充足するため先ず、遠心ガバナに類似の流体摩擦伝達力制限装置の(特許2903325)の機能を加える。更にカウンターシャフトのみ、図10、出願2012−076835の、複列タンデム式配列(図10)を用いる。図10、の構成は外輪内径に二列の円すい軌道面を設けて左側のローラーを軸心に対して保持器手段で約−10°スキュウし、右のローラーも約+10°スキュウさせる。この状態で左側の内輪を左に回すとローラーはトラクションで噛み合いロックする。すると外輪も一体になって左に回って右側のローラーもトラクションでロックして右側の内輪が左に一体で回ることとなり結果左の内輪から外輪を経由して右側内輪に出力させる仕組みである。当該仕組みでは内外輪の相対変位が軸方向に浮動する図7、の外輪49、で吸収されるので単列で要していたスプラインが不要になり、ダンパー効果が倍増し粘性スベリ速度も倍になる、というものである。カウンターシャフトのクラッチは必要特性からトルク容量の大きいサイズを用いる、またシール93、85、94、で潤滑を隔離して粘性スベリを伴う添加剤使用の油剤を封入する。更に外輪49、の側面には偏心カム112.の作用点を摺接させてウオームギヤ56、で操作する。偏心カムの支点の軸はハウジングにネジで固定のブロック136、の穴に嵌合し支持される。
ブロック136、はクラッチの内輪134、に軸受135、で回転可能に支持されており結果、偏心カムは静止し、回転するクラッチの外輪49の側面を押す。こうするとアイドリング時にはクラッチを繋いだまま停車しアクセルを僅かに踏め込めば滑らかに発進する。又、変速ギヤ間におけるトルクの受け渡しの際の段差を滑らかにする形態を図9、に示す。横線が40、41、42、で切り換え時のトルクの段差を緩和する形態のダイアグラムで、43,45,46の偏心カムの操作で行う。
ギヤ28、30、35、及び直結クラッチ148、の外輪は、外輪に取り付けた側板部材の内径にニードル軸受121a,121c,121d,121eで外輪は回転可能に支持する。各ギヤは軸方向にスライド可能で皿バネ48、で付勢され噛み合いが担保される。 更に各ギヤのクラッチが入力トルクで内外輪が相対変位するのでその変位量をポテンショメータで計測(図省略)し、回転数と掛け合わせて最適ギヤ比を選択しこれにカムを連動操作すれば、効率の最も高い歯車比を偏心カムの操作で得ることが出来る自動変速機が得られる。またシフトアップダウンが高速で処理出来るので多段ギヤ化に適する。回生用は出力軸側に設け(図省略)回生モードに合わせてオン、オフする。
[請求項1の実施−1]図2、図12以外に、テコ部材の、支点作用点の位置を軌道輪から離れた遠隔位置、軸を回転支持する軸箱周辺の任意の位置、力点をケーブルの延長先であってテコの原理が機能すれば何処でもよい(図省略)
[請求項1の実施例ー2]
図11、のように複列にして片方のローラーを軸心に対して約+10°、もう一方を−10°スキュウさせて、円すい軌道輪の大径側を向い合わせにして(背面合わせ)配置し、偏心カムの支点軸165、を両軌道輪の中央の軸上に固定の円環164、に固定して偏心カムを中間の両外輪軌道間に配置しカムの共有化の実施例を示す。図11、では右回転する入力軸1、から点線で示すように入力されたトルクは偏心カムの操作で左右のクラッチ2a2b何れかを経由して減速比の異なる左右のギヤ163a,163bに出力される。
又、左右のローラークラッチのスキュウ角度を約+10°で同方向に揃えるとともに、カムを楕円にすると(図省略)カムを90°回転するごとにカムの楕円の長径と短径が交互に入れ替わり、正逆両方向共にフリー&ロックするクラッチになる(図省略)。省スペースで部品点数削減の利点がある当背面合わせの実施例を示す。
[請求項1の実施例ー3]図12、にねじ式の実施例を示す、作用点が172、支点が112、力点が171になる。
請求項2、では他の実施例に回転力でのクサビ効果を、回転部材と斜面との摩擦係数を利用する自己倍力方法のネジのリード(送り角)を利用する方法がある。(図省略)
請求項3、の実施例の追加として、クラッチが単列では当出願人の特許出願2013−30430、のスパイラル化とスプラインの歯の隙間を大きくして起動時にスプラインに自己推力を発生させて凍結、錆び、異物による固着による誤動作を防ぐ方法がある(図省略)又図7、は説明のための一例であって、トルクと、入力の変動、半クラッチ(スベリ)の使用頻度に応じてレイアウトは様々な態様を有する。また、半クラッチ手段として、偏心カムの代わりに送りネジ(図12)、ボールネジ油圧サーボ類を用いても良い(図省略)又、図7ではギヤ変速で説明したが、ギヤの代わりにベルト式プーリー、チェインとスプロケット、トラクションローラー、などトルク伝達の回転体に装設する(図省略)ことが出来る。
当発明は、トルクリミッター、トーショナルダンパー、更には衝撃吸収のクッションクラッチで、油圧空圧、電磁力を要しない自己保持形クラッチで、用途は板クラッチ等を要しないギヤ式の多段式自動変速機に好適で、又潤滑剤の選択で速度可変式の粘性流体継手になる。
1・・軸
2・・外輪
3・・ローラー
4・・保持器
6・・出力ギヤ
7・・スプライン
8・・皿バネ
9・・カムフォロア
10、84・・スラスト軸受
11・・ギヤ
12・・カム
13・・ウオームギヤ
14・・ローラーフォロア外輪
15・・外輪側面
16・・中間部材
21・・緊迫力の大きさ
22・・緊迫力の釣り合いイメージ
23・・軌道輪の回転方向
24・・低緊迫力ゾーン
25・・トルクの値
26・・カムの操作角度
27・・伝達トルク量とカムの操作量の変化グラフ
28、29・・2速ギヤ
30、32・・3速ギヤ
34、35・・4速ギヤ
36・・カウンターシャフト
37・・入力軸
38・・出力軸
48・・3rdギヤ用クラッチ
49・・外輪
12、50,51,52・・偏心カム
56、93、94・・オイルシール
65・・保持部材
65a・・保持部材のボス部
120・・出力軸スプライン
132・・スプライン
109、133・・ニードル軸受
134・・複列式ワンウエイクラッチの内輪
135・・バックアップスラスト軸受
137a,137b・・複列式ワンウエイクラッチローラー
141、142・・トルクの流れ
145、146・・皿バネ
147・・クラッチ外輪支持部材
148・・直結用クラッチ
151・・カウンターシャフト
152・・中間軸
166・・複列クラッチ内輪延長環
168・・パイロットベアリング
170・・送りねじ
171・・スラスト軸受

Claims (3)

  1. 第一軌道輪(1)の外径に設けた円すい面と第二軌道輪(2)の内径面に設けた円すい面の間に保持器(4)で回転軸に対して傾斜した転動ローラー(3)を複数個配置して、トルクを負荷するとローラーが軌道輪間に食込んで接触面に閉じ込め油膜を形成して該油膜のせん断と粘性抵抗でトルクの伝達を増減するローラークラッチにおいて、該第一と第二軌道輪部材の間に第三の中間部材(16)を介装するとともに、支点力点作用点で成る倍力てこ部材の支点(112)を該第三の中間部材に固定し作用点(9)を該第一又は第二軌道輪の何れかに当てて、該力点(113)を操作するとローラーの該円すい軌道面との接触面圧(緊迫力)が変化する構成の該てこ部材を具備したローラークラッチ。
  2. 請求項1に記載のローラークラッチにおいて、第三の中間部材(90)と第一又は第二軌道輪の間に、カム斜面とクサビ作用部材(64)を介装して、該クサビ作用部材(64)を保持する保持部材の操作でトルクを断続するローラークラッチ。
  3. 請求項1及び請求項2のローラークラッチを、回転軸上に配置した複数の外径寸法の異なるベルトプーリイ、ギヤ、スプロケット、トラクションローラー等のトルク伝達手段に装設して、該ローラークラッチのオン、オフ操作で変速する変速装置。
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