JPS6034529A - 一方向クラツチのクラツチ作動制御装置 - Google Patents

一方向クラツチのクラツチ作動制御装置

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JPS6034529A
JPS6034529A JP59112757A JP11275784A JPS6034529A JP S6034529 A JPS6034529 A JP S6034529A JP 59112757 A JP59112757 A JP 59112757A JP 11275784 A JP11275784 A JP 11275784A JP S6034529 A JPS6034529 A JP S6034529A
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Japan
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transmission shaft
rotating body
hydraulic
transmission
circumscribed
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Torao Hattori
服部 虎男
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Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/061Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by movement having an axial component
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/08Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
    • F16D41/086Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action the intermediate members being of circular cross-section and wedging by rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一方の回転体に形成された外接円錐面と他方
の回転体に形成された内接円錐面との間で転動するテー
バニードルローラの作用により、前記両回転体間におい
て、駆動側に回転体が一方向に回転するときは動力伝達
を行うが、他方向に回転するときは動力を遮断する形式
の一方向クラッチのクラッチ作動制御装置に関するもの
である。
一方の回転体に形成された外接円錐面と他方の回転体に
形成された内接円錐面との間で転動するテーバニードル
ローラの作用を利用して一方向りラッチa能を持たせる
ようにした一方向クラッチにおいては、駆動側の回転体
が一方向に回転するときには被動例の回転体に動力の伝
達が行われるが、駆動側の回転体が他方向に回転すると
きには動力が遮断されて、被動例の回転体には動力が伝
達されない。
トコろで、上記形式のテーバニードルローラヲ使用した
一方向クラッチの機能を充分に活用しつつ、さらにその
使用態様の幅を広げるためには、駆動側の回転体の回転
方向に関係なく、必要に応じて随時被動例の回転体への
動力の伝達を遮断しうるような機能を一方向クラッチに
持たせることが望ましいが、従来においては、そのよう
な機能を持つ一方向クラッチ、あるいは一方向クラッチ
の上記のようなりラッチ作動を制御するための装置とし
ては、適当なものがなかった。
そこで本発明は、一方の回転体に形成された外接円錐面
と他方の回転体に形成されて内接円錐面との間で転動す
るテーバニードルローラの作用を利用して一方向クラッ
チ機能を持たせるようにした一方向りランチのクラッチ
作動制御装置であって、一方向クラッチ以外に動力遮断
装置を特別に設けることなく、必要に応じて随時被動側
の回転体への動力の伝達を遮断したり、動力遮断状態か
ら再び伝動状態へ復帰させたりすることができ、その制
御操作にあたっては、小さな制御操作入力及び操作スト
ロークによっても円滑かつ確実に制御作動することがで
き、構成も簡単で実用性が高いような一方向クラッチの
クラッチ作動制御装置を得ることを主な目的とするもの
である。
以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図において、一方向クラッチ1は第1の伝動軸
2と第2の伝動軸3とを有し、第1の伝動軸2の軸端部
にはフランジ部4を介して筒状の外側回転体5が一体的
に形成されているとともに、この外側回転体5の内周側
には、外側回転体5の回転軸線aを対称軸とする外接円
錐面6が、第2の伝動軸3側に向けて末広がりとなるよ
にして形成されている。
第2の伝動軸3の軸端面中央部から突出する細径突部8
は、第1の伝動軸2の軸端面中央部に穿設された支持孔
7内に軸受9を介して回転自在に嵌入されているととも
に、第2の伝動軸3の軸端部外周面上には、本発明の軸
方向移動許容装置を構成するスプライン10を介して、
内側回転体11の内周部がスプライン結合されζいる。
内側回転体11の外周側において第1の伝動軸2寄りの
部分には、外側回転体5および内側回転体11の共通回
転軸線aを対称軸とし、外接円錐而6との間に一様な間
隙を保つ内接円錐面13を底面として有し、軸方向に対
向する一対の移動制限壁14.15を側面として有する
環状の軌道溝12が形成されている。
外接円錐面6と内接円錐面13との間の間隙内には、特
に第2図において展開図として示されているように、相
互に円周方向に一定の間隅を保ち、しかも各々は回転軸
&’jlaに対して一定の捩れ角θだげ捩られた姿勢を
保つようにケージ等のローラ保持器16により保持され
た状態で、外接円錐面6に内接するとともに内接円錐面
13に外接しうるようにして、複数個あるいは多数個の
テーバニードルローラ17が装入されている。
第1の伝動軸2および第2の伝動軸3のうちいずれが駆
動側に連結されても一方向クラッチとしての機能は本質
的に変ることはないが、説明の都合上第1の伝動軸2が
入力軸として駆動側に連結され、第2の伝動軸3が出力
軸として被動側に連結されたものとすると、通常は、第
1の伝動軸2が矢印Xの方向に回転するときには、テー
バニードルローラ17の作用により外側回転体5と内側
回転体11との間にはトルク伝達が行われず、第2の伝
動軸3には動力が伝達されない。これとは反対に、第1
の伝動軸2が矢印Yの方向に回転するときには、テーバ
ニードルローラ17の作用により外側回転体5と内側回
転体11との間に1〜ルり伝達が行われ、第2の伝動軸
3には動力が伝達される。
内側回転体11の外周側において軌道溝12に近接した
位置には、軸方向に対向する一月の当り面19.20を
側面として有する環状のフォーク係合溝18が形成され
ており、このフォーク保合溝18内には、シフトロッド
22の先端部に形成されているフォーク23の先端部が
滑接自在に係入されており、前記シフトロッド22の基
端部は、シリンダカバー25とともに固定具26により
固定壁24に固定された油圧作動シリンダ27内で滑接
する油圧作動ピストン28にサークリ・シブ等を利用し
て連結されている。そして、フォーク23のの先端部と
第1の伝動軸2寄りの当り面19との間には、軸方向の
弾発力を生じる波ばね21が介装されている。
油圧作動シリンダ27内のシリンダ室は油圧作動ピスト
ン28により第2の油室29と第2の油室30とに分割
され、油圧作動ピストン28は、第2の油室30内に装
入された復帰ばね31の弾発力により、常時、内側回転
体11を外側回転体5から軸方向に離隔させる方向に弾
発されている。
シリンダカバー25にはボート58が形成されており、
このボート58を通して第1の油室29内に圧油が導入
されると、油圧作動ピストン28は復帰ばね31の押圧
力に抗して第2の油室30側に移動し、その結果、フォ
ーク23ば波ばね21を介して内側回転体11を弾力的
に外側回転体5側に押圧する。この状態においては、テ
ーバニードルローラ17の作用により、第1の伝動軸2
が矢印Y方向に回転するとその動力は第2の伝動軸3に
伝達され、また第1の伝動軸2が矢印X方向に回転する
と動力は遮断されて第2の伝動軸3には伝達されない。
さらに、油圧作動シリンダ27の端壁Gこ(よ51ミー
ト60が形成されているとともに、4!!!l壁6(s
 cこLまン5(−ト83が形成されており、これらの
ボートのうちボート60を通して第2の油室30内しこ
圧?111力(導入されると、油圧作動ピストン28A
ま復す吊ci 1w31の押圧力と第2の油室30内の
油圧とにより第1の油室29側へ押圧移動される。その
結果、フォーク23は内側回転体11を外側回転体5力
1ら引離す方向に移動されるので、第2の伝動!II+
 3には第1の伝動軸2の回転方向に関係jX、 <動
ノJ′h<伝達されない。かくして、シフドロ・ノド2
2.フォーク23.油圧作動シリンダ27およOテ油)
玉1′「動ピスト728等は、外側回転体5と内側回転
ず本11との間の相対位置関係を制御■するための本発
明の軸方向移動制御装WAを構成するものである。
次に、軸方向移動制御装置Aの制窃1作動をPJ ン8
tかつ確実に行わせるための油圧回路装置こつ(Xで説
明する。
油圧源であるポンプPにより油槽1゛内力\らI枝上げ
られて加圧された作動油は、油路32,33.。
34、オリフィス35を経て、駆動源と第1の伝動軸2
との間に介装された例えば油圧クラッチあるいは流体コ
ンバータ等の油圧作動式伝動装置36に送られるととも
に、油路33から分岐した油路37を経て手動制御弁3
8に送られるようになっている。油路32は、さらに油
圧応動切換弁39にも連通しているとともに、油路32
内の余剰油ばリリーフ弁40を介して油槽Tへ還流する
ようになっている。また、オリフィス35と油圧作動式
伝動装置36との間の油路は、油路79を介して、油圧
作動式伝動装置36の動力伝達容量を一時的に減少させ
て外側回転体5と内側回転体11との間の動力遮断位置
への相対移動を容易にするための動力伝達容量変更装置
41に接続されている。
油圧応動切換弁39は、シリンダ室42と、このシリン
ダ室42内で軸方向に冷接するピストン43とを有し、
シリンダ室42内において、ピストン43の一端面側に
はパイロット油室44が形成されているとともに他端面
側にはばね室45が形成されており、このばね室45内
に装入された押圧ばね46により、ピストン43は常時
ノマイ1:Jット油室44側へ押圧されている。ピスト
ン43は、軸方向に順次隣接する3つの細径部47,4
8.49を存し、また、シリンダ室42は、油路32を
介してポンプPに連通ずるボート50と、油路57.ボ
ート58を介して油圧作動シリンダ27の第1の油室2
9に連通ずるボート51と、油路59.ボー1−60を
介して油圧作動シリンダ27の第2の油室30に連通ず
るとともに、油路61、固定あるいは可変オリフィス6
2を介して動力伝達容量変更装置41のボート63に連
通ずるボート52と、油槽Tに連通ずるボー1−53 
54と、油路64を介して手動制御弁38のボー)65
.65’に連通ずるボート55と、ばね室45を大気に
連通ずるボート56とを有する。そして、バイロンI・
油室44内にパイロ・ノド油が導入されると、ピストン
43は押圧ばね46の押圧力に抗して移動することによ
り、細径部48はボート50とボート51とを連通ずる
とともに、細径部47はボート52とボート54とを連
通し、また、パイロット油室44が油槽Tに連通される
と、ピストン43は押圧ばね46により押圧されて移動
することにより、細径部48はボート50とボート52
とを連通ずるとともに、細径部49はボート51とボー
ト53とを連通ずるように構成されている。
手動制御弁38は、シリンダ部66と、このシリンダ部
66内に冷接自在に嵌入されている制御ピストン67と
を有している。シリンダ部66は、油路64.ボート5
5を介して油圧応動切換弁39のパイロット油室44に
連通ずるボート65゜65′と、油路37,33.32
を介してポンプPに連通するボート74と、油槽Tへ連
通ずるボート90と、制御ピストン67を設定位置に保
持するための弾性係合部材71を収容する凹部70とを
有し、また制御ピストン67は、細径部68と、シリン
ダ部66から突出する外端部寄りに形成されていて、凹
部70内に収容された弾性係台部材71とを順次係合し
て、制御ピストン67の設定された位置を保持するため
の軸方向に互いに近接する複数個の凹部69と、外端部
に描かれノこ基準線72とを有する。、そして、固定面
上にはN。
D等の表示がなされた指示目盛73が描かれており、適
当な手動操作手段により、基準線72がD位置に位置付
けられるように制御ピストン67を設定すると、細径部
68がボー)65.65”をボート74に連通し、また
基準線72がN位置に位置付けられるように制御ピスト
ン67を設定すると、細径部68はボート65.65’
をボート90に連通ずるように構成されている。
動力伝達容量変更装置41は、肩部75を間に挟んで互
いに隣接する小径シリンダ室76および大径シリンダ室
77と、小径シリンダ室76内に冷接自在に嵌入された
小径ピストン84と、一部器上小径シリンダ室76内で
冷接するとともに残りの一部は大径シリンダ室77内で
冷接するように形成された肩付ピストン85とを有する
。小径シリンダ76は、その端壁部において、油路79
を介してオリフィス35と油圧作動式伝動装置36との
間の油路34に連通するボート78と、このボート78
に近接していて油槽Tに連通するボート80とを有し、
大径シリンダ77は、その端壁部において、油路82.
ボート83を介して油圧作動シリンダ27内に連通ずる
ボート81と、肩部75において、油路61.オリフィ
ス62.ボート52を介して油圧応動切換弁39のシリ
ンダ室42内に連通ずるとともに、さらに油路59゜ボ
ート60を介して油圧作動シリンダ27の第2の油室3
0内にも連通ずるボート63とを有する。
大径シリンダ77の端壁と肩付ピストン85との間に形
成されたばね室86内には押圧ばね88が装入されてい
るとともに、肩付ピストン85と小径ピストン84との
間に形成されたばね室87内には、押圧ばね88の押圧
力よりも小さい押圧力を持つ押圧ばね89が装入されて
いる。したがって、通常は肩付ピストン85は肩部75
に当接しているとともに、小径ピストン85はボート7
8とボート80との間を遮断しているが、ボート63に
圧油が導入されて、肩部75と肩付ピストン85の肩部
との間に形成された間隙内に入り込んだ圧油が肩付ピス
トン85を押圧ばね88の押圧力に抗して移動させると
、それに対応して押圧ばね89の押圧力が弱まり、その
結果、ポート78内に流入した作動油が小径ピストン8
4を押圧移動させることにより、ボート78とボート8
0とが連通し、オリフィス35を通過した後の油路34
内の作動油の油圧が低下して、油圧作動式伝動装置36
の動力伝達容量が減少するように構成されている。
以上のように構成されているので、一方向クラッチ1に
一方向クラッチ機能を持たせようとするとき、すなわち
、外側回転体5と内側回転体11との間の軸方向の相対
位置関係を伝動位置に置こうとするときには、まず基準
線72が指示目盛73のD位置になるように手動制御弁
38の制御ピストン67を位置付けて設定する。そうす
ると、ポンプPから吐出された圧油は油路32,33゜
37、ボート74.6−5および65′、油路64゜ボ
ート55を順次径て、パイロット油としてパイロット油
室44内に流入し、ピストン43を押圧ばね46の押圧
力に抗して押圧移動する。その結果、ポンプPの吐出油
は油路32.ボー)50゜51、油路57.ボート58
を順次径て第1の油室29内に流入し、油圧作動ピスト
ン28を復帰ばね31の押圧力に抗して抑圧移動する。
コノ間、第2の油室30内の作動油はボー1−60.油
路59、ボート52.54を経て油槽Tへ還流する。
そして、このときには動力伝達容量変更装置41は何ら
作動しない。がくしで、内側回転体11は波ばね21を
介してフォーク23により外側回転体5に接近する方向
に弾力的に押圧移動され、その結果、第1の伝動軸2が
矢印X方向に回転するときには第2の伝動軸3には動力
が伝達されないが、第1の伝動軸2が矢印Y方向に回転
するときには第2の伝動軸3に動力が伝達される、とい
った態様で一方向りラッチlは一方向クラッチ機能を発
揮する。
一方向クラッチ1により第1の伝動軸2の回転方向に関
係なく動力を遮断しようとするとき、すなわち外側回転
体5と内側回転体11との間の軸方向の相対位置関係を
動力遮断位置に置こうとするときには、基準線72が指
示目盛73のN位置になるように手動制御弁38の制御
ピストン67を位置付けて設定する。そうすると、パイ
ロンI・油室44は、ボー1−55 、油路64、ボー
ト65および65′、ボート90を通して油槽1゛に連
通されるので、ピストン43は押圧ばね46により押圧
されて、ボート50とボート52とを連jffIすると
ともに、ボート51とボート53とをi!l! 1ff
lする。その結果、ポンプPの吐出油は、油路32゜ボ
ート50’、52.油路59.ボート60を順次径て第
2の油室30内に流入して油圧作動ピストン28を押圧
移動しようとするとともに、さらに油路61、オリフィ
ス62、ボート63を順次径て肩付ピストン85を押圧
ばね88の押圧力に抗して押圧移動する。そしてこのと
きには、第1の油室29ば、ボート58.油路b7、ボ
ート51゜53を介して油槽Tに連通される。
この際、第1の伝動軸2が矢印X方向に回転していて第
2の伝動軸3には動力が伝達されていな′いか、あるい
は第1の伝動軸2が矢印Y方向に回転していて第2の伝
動軸3に動力が伝達されていてもそのときの伝達トルク
が比較的小さい場合には、内側回転体11は外側回転体
5から離隔する方向に移動し易いため、油圧作動ピスト
ン28は直ちに第1の油室29側に押圧移動されるが、
第1の伝動軸2が矢印Y方向に回転していて第2の伝動
軸3に動力が伝達されている状態にあって、そのときの
伝達l・ルクが比較的大きい場合には、内側回転体11
は外側回転体5側へ強(食込んでいるので、内側回転体
11は直ちに外側回転体5から離隔する方向に移動する
ことができない。このときには、オリフィス62により
絞られつつポート63に導入された圧油が肩付ピストン
85を押圧ばね88に抗して比較的緩やかに抑圧移動す
るので、その結果押圧ばね89の押圧力が弱まり、小径
ピストン84が、オリフィス35を通過した後の油路3
4内の油圧に押圧されてポート78とポート80とを連
通させ、オリフィス35と油圧作動式伝動装置36との
間の油路34を油槽Tに連通させる。かくして、オリフ
ィス35と油圧作動式伝動袋236との間の油路34内
の油圧は減圧され、油圧作動式伝動装置36の動力伝達
容量が減少されるので、第1の伝動軸2のトルクが減少
し、外側回転体5と内側回転体11との間の伝達トルク
が減少することによって、内側回転体11は、フォーク
23による移動力を受けつつ外側回転体5から離隔する
方向に移動する。そして、油圧作動ピストン28がポー
ト83を通過すると、第2の油室30内の圧油はポート
83.油路82゜ポート81を経てばね室86内に流入
するので、肩付ピストン85は直ちに肩部75に当接す
る位置まで復帰し、その結果、小径ピストン84がポー
ト78とポート80との間を遮断するので、直ちに油圧
作動式伝動装置36の動力伝達容量は減少前の大きさま
で回復する。このようにして、外側回転体5と内側回転
体11との間の軸方向の相対位置関係が動力遮断位置に
置かれ、一方向クラッチ1は、伝動軸2の回転方向に関
係なく動力を遮断することができる。
以上のように本発明によれば、相互間で動力伝達が行わ
れるべき第1の伝動軸2および第2の伝動軸3と;前記
第1の伝動軸2と共に回転するように前記第1の伝動軸
2により支持され、内周側には回転軸線aを対称軸とす
る外接円錐面6が形成された外側回転体5と;前記第2
の伝動軸3と共に回転するように前記第2の伝動軸3に
より支持され、外周側には前記回転軸線aを対称軸とし
、前記外接円錐面6との間に一様な間隙を保つ内接円錐
面13が形成された内側回転体11と;前記外接円錐面
6と内接円錐面13との間の間隙内において、相互に円
周方向に一定の間隔を保ち、しかも各々は前記回転軸線
aに対して一定の捩れ角θの下で捩られた配置状態で前
記外接円錐面6に内接するとともに前記内接円錐面13
に外接するように保持された複数個のテーバニードルロ
ーラ17と;を有する一方向クラッチにおいて、前記外
側回転体5と前記内側回転体11との軸方向の相対移動
を許容する軸方向移動許容装置10と、前記外側回転体
5と前記内側回転体11との間の軸方向の相対位置関係
を、前記内、外接円錐面13.6間が前記テーパニード
ルローラ17を介して接触する伝動位置と、前記内、外
接円錐面13゜6間の前記接触を解除する動力遮断位置
との間で制御するための軸方向移動許容装置八とを少な
くとも備え、前記軸方向移動制御装置Aは、前記内、外
側回転体11,5の少なくとも一方に連結された油圧作
動シリンダ27等の油圧作動装置と、この油圧作動装置
と油圧源Pとの間に介装されて該油圧作動装置を、前記
両回転体11,5を前記伝動位置に保持し得る第1の作
動状態と前記動力遮断位置に保持し得る第2の作動状態
とに切換作動させる切換弁39とを有しているので1.
前記内。
外側回転体5.11を単に軸方向に相対変位させるだけ
で両転動軸2.3間の断接を確実に行なうことができ、
従って、一方向クラッチ以外に動力遮断装置を特別に設
けずとも、クラ・ノチ接続方向に回転されて動力伝達状
態にある両転動軸間を必要に応じて適時動力遮断状態に
おくことができ、構造が簡単でコストの低減に寄与し得
る。特に両回転体5,11間の接続が、テーバニードル
ローラ17を中間に介在させた内、外接円錐面6.13
間の接触を以て行なわれることから、両回転体5.11
を軸方向にほんの僅か相対変位させるだけで、百円錐面
6.13相互間の接離切換操作、したがって両回転体5
.11間の接断切換え操作を迅速確実に完了することが
でき、その切換えに際しては両回転体5.11とテーパ
ニードルローラ17とを回転軸1i1a方向に相対摺動
させる必要もなく、以上の結果、両回転体5,11間の
接断切換えに要する操作力および操作ストロークがそれ
ぞれ著しく小さくて済むので、その切換えに用いる前記
油圧作動装置を小型且つ小容量化することができ、装置
のコンパクト化及びコスト低減に寄与し得るところ大で
ある。
また前記両転動軸2,3のうちの入力側の伝動軸2と駆
動源との間に介装された伝動装置36の動力伝達容量を
減少させる動力伝達容量変更装置41が設けられており
、この動力伝達容量変更装置41は、前記油圧作動装置
が前記第1の作動状態から第2の作動状態に切換えられ
たときに作動し得るよう構成されているので、両回転体
5,11が前記伝動位置から動力遮断位置に移動する際
には、両転動軸2.3間の伝達トルクを自動的に減少さ
せてテーパニードルローラ17の前記円錐面6.13へ
の食込み力を弱めることができ、従って両転動軸2,3
間の伝達トルクが大きいような場合でもクラッチの前記
伝動状態から動力遮断状態への移行を無理なく円滑に行
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に基づく一方向クラッチのク
ラッチ作動制御装置の油圧回路図、第2図は第1図の要
部展開図である。 2.3・・・第1.第2伝動軸、5・・・外側回転体、
6・・・外接円錐面、10・・・軸方向移動許容装置、
11・・・内側回転体、13・・・内接円錐面、17・
・・テーバニードルローラ、27・・・油圧作動シリン
ダ、36・・・伝動装置、39・・・切換弁、41・・
・動力伝達容量変更装置、 A・・・軸方向移動制御装置、P・・・油圧源、a・・
・回転軸線、θ・・・捩れ角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相互間で動力伝達が行われるべき第1の伝動軸(2)お
    よび第2の伝動軸(3)と;前記第1の伝動軸(2)と
    共に回転するように前記第1の伝動軸(2)により支持
    され、内周側には回転軸綿<a>を対称軸とする外接円
    錐面(6)が形成された外側回転体(5)と;前記第2
    の伝動軸(3)と共に回転するように前記第2の伝動軸
    (3)により支持され、外周側には前記回転軸線(a)
    を対称軸とし、前記外接円錐面(6)との間に一様な間
    隙を保つ内接円錐面(13)が形成された内側回転体(
    11)と;前記外接円錐面(6)と内接円610面(1
    3)との間の間隙内において、相互に円周方向に一定の
    間隔を保ち、しがち各々は前記回転軸線(a)に対して
    一定の捩れ角(θ)の下で捩られた配置状態で前記外接
    円錐面(6)に内接するとともに前記内接円錐面(13
    )に外接するように保持された複数個のテーバニードル
    ローラ(17)と;を有する一方向クラッチにおいて、
    前記外側回転体(5)と前記内側回転体(11)との軸
    方向の相対移動を許容する軸方向移動許容装置(10)
    と、前記外側回転体(5)と前記内側回転体(11)と
    の間の軸方向の相対位置関係を、前記内、外接円錐面(
    13,6)間が前記テーバニードルローラ(17)を介
    して接カ1(する伝動位置と、前記内、外接円11L面
    (1,3,6)間の前記接触を解除する動力遮断位置と
    の間で制御するための軸方向移動制御装置(Δ)と、前
    記両伝動軸(2,3)のうちの入力側の伝動軸(2)と
    駆動源との間に介装された伝動装置(36)の動力伝達
    容量を減少させる動力伝達容量変更装置(41)とを少
    なくとも備え、前記軸方向移動制御装置(A)は、前記
    内、外側回転体(11゜5)の少なくとも一方に連結さ
    れた油圧作動シリンダ(27)等の油圧作動装置と、こ
    の油圧作動装置と油圧源(P)との間に介装されて該油
    圧作動装置を、前記両回転体(11,5)を前記伝動位
    置に保持し得る第1の作動状態と前記動力遮断位置に保
    持し得る第2の作動状態とに切換作動させる切換弁(3
    9)とを有し、また前記動力伝達容■変更装置(41)
    ば、前記油圧作動装置が前記第1の作動状態から第2の
    作動状態に切換えられたときに作動し得るよう構成され
    てなる、一方向クラッチのクラッチ作動制御装置。
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