JPH09105449A - 静油圧式無段変速機 - Google Patents

静油圧式無段変速機

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JPH09105449A
JPH09105449A JP7261683A JP26168395A JPH09105449A JP H09105449 A JPH09105449 A JP H09105449A JP 7261683 A JP7261683 A JP 7261683A JP 26168395 A JP26168395 A JP 26168395A JP H09105449 A JPH09105449 A JP H09105449A
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swash plate
pump
hydraulic
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Yoshihiro Nakajima
芳浩 中島
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Honda Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H39/00Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
    • F16H39/04Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit
    • F16H39/06Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type
    • F16H39/08Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders
    • F16H39/10Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing
    • F16H39/14Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing with cylinders carried in rotary cylinder blocks or cylinder-bearing members

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定容量型斜板式油圧ポンプと可変容量型斜板
式油圧モータとを備える静油圧式無段変速機において、
油圧ポンプの入力筒軸と、油圧モータのモータ斜板アン
カとの間に生じるスラスト荷重を変速機内部で吸収し得
るようにする。 【解決手段】 入力筒軸4及びポンプシリンダ6を、そ
れらの間に介在する第1アンギュラコンタクトベアリン
グ5にそれぞれ軸方向移動不能に連結し、シリンダブロ
ックB及びモータ斜板アンカ23を、それらの間に介在
する第2アンギュラコンタクトベアリング15にそれぞ
れ軸方向移動不能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車や自動
車に使用される静油圧式無段変速機に関し、特に、定容
量型の斜板式油圧ポンプと可変容量型の斜板式油圧モー
タとを油圧閉回路を介して相互に連通してなるものゝ改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる静油圧式無段変速機としては、例
えば特開昭61−153056号公報に開示されている
ように、油圧ポンプが、ミッションケースの一端部に回
転自在に支承される入力筒軸と、この入力筒軸に相対回
転自在に支承されるポンプシリンダと、このポンプシリ
ンダの環状配列されたシリンダ孔に嵌装される複数のポ
ンププランジャと、入力筒軸に取付けられ、入力筒軸及
びポンプシリンダの相対回転に伴いポンププランジャに
往復動を与えるポンプ斜板とから構成され、また油圧モ
ータが、前記ポンプシリンダと同軸に一体に結合されて
ミッションケースの他端部に回転自在に支承されるモー
タシリンダと、このモータシリンダの環状配列されたシ
リンダ孔に嵌装される複数のモータプランジャと、ミッ
ションケースの他端部に結合されるモータ斜板アンカ
と、このモータ斜板アンカに傾動可能に支承されるモー
タ斜板ホルダと、このモータ斜板ホルダに取付けられ、
モータシリンダの回転に伴いモータプランジャに往復動
を与えるモータ斜板とから構成され、ポンプシリンダ及
びモータシリンダからなるシリンダブロックに出力軸を
連結し、入力筒軸及びモータ斜板アンカを、シリンダブ
ロックの両端面から突出する出力軸にそれぞれ軸方向移
動不能に連結し、油圧ポンプ及びモータの作動に伴い入
力筒軸及びモータ斜板アンカ相互に発生するスラスト荷
重を出力軸に支承させるようにしたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の静油圧式無段変
速機では、シリンダブロックの両端面から長く突出させ
た出力軸に、入力筒軸及びモータ斜板アンカ間のスラス
ト荷重を受けるスラスト支承手段を設ける必要があるた
め、変速機が軸方向に大型化する傾向がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、スラスト荷重を油圧ポンプや油圧モータの内部で
吸収し得るようにして、軸方向に小型化した静油圧式無
段変速機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、定容量型の斜板式油圧ポンプと可変容量
型の斜板式油圧モータとを油圧閉回路を介して相互に連
通してなり、上記油圧ポンプが、ミッションケースに回
転自在に支承される入力筒軸と、この入力筒軸に相対回
転自在に支承されるポンプシリンダと、このポンプシリ
ンダの環状配列されたシリンダ孔に嵌装される複数のポ
ンププランジャと、入力筒軸に取付けられ、入力筒軸及
びポンプシリンダの相対回転に伴いポンププランジャに
往復動を与えるポンプ斜板とから構成された静油圧式無
段変速機において、入力筒軸及びポンプシリンダを、そ
れらの間に介在するベアリングにそれぞれ軸方向移動不
能に連結したことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、定容量型の斜板式油圧ポン
プと可変容量型の斜板式油圧モータとを油圧閉回路を介
して相互に連通してなり、上記油圧モータが、ミッショ
ンケースに回転自在に支承されるモータシリンダと、こ
のモータシリンダの環状配列されたシリンダ孔に嵌装さ
れる複数のモータプランジャと、ミッションケースに結
合されるモータ斜板アンカと、このモータ斜板アンカに
傾動可能に支承されるモータ斜板ホルダと、このモータ
斜板ホルダに取付けられ、モータシリンダの回転に伴い
モータプランジャに往復動を与えるモータ斜板とから構
成された静油圧式無段変速機において、モータシリンダ
及びモータ斜板アンカを、それらの間に介在するベアリ
ングにそれぞれ軸方向移動不能に連結したことを第2の
特徴とする。
【0007】さらに本発明は、定容量型の斜板式油圧ポ
ンプと可変容量型の斜板式油圧モータとを油圧閉回路を
介して相互に連通してなり、油圧ポンプが、ミッション
ケースの一端部に回転自在に支承される入力筒軸と、こ
の入力筒軸に相対回転自在に支承されるポンプシリンダ
と、このポンプシリンダの環状配列されたシリンダ孔に
嵌装される複数のポンププランジャと、入力筒軸に取付
けられ、入力筒軸及びポンプシリンダの相対回転に伴い
ポンププランジャに往復動を与えるポンプ斜板とから構
成され、また油圧モータが、前記ポンプシリンダと同軸
に一体に結合されてミッションケースの他端部に回転自
在に支承されるモータシリンダと、このモータシリンダ
の環状配列されたシリンダ孔に嵌装される複数のモータ
プランジャと、ミッションケースの他端部に結合される
モータ斜板アンカと、このモータ斜板アンカに傾動可能
に支承されるモータ斜板ホルダと、このモータ斜板ホル
ダに取付けられ、モータシリンダの回転に伴いモータプ
ランジャに往復動を与えるモータ斜板とから構成され、
ポンプシリンダ及びモータシリンダからなるシリンダブ
ロックに出力軸を連結した静油圧式無段変速機におい
て、入力筒軸をミッションケースの一端部に軸方向変位
可能に支承させると共に、入力筒軸及びシリンダブロッ
クを、それらの間に介在する第1ベアリングにそれぞれ
軸方向移動不能に連結し、モータ斜板アンカをミッショ
ンケースの他端部に固着すると共に、モータ斜板アンカ
及びシリンダブロックを、それらの間に介在する第2ベ
アリングにそれぞれ軸方向移動不能に連結したことを第
3の特徴とする。
【0008】また本発明は、第3の特徴に加えて、出力
軸を、入力筒軸に貫通してその外方へ突出させ、その突
出部に出力部材を固着したことを第4の特徴とする。
【0009】さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加
えて、前記各ベアリングをアンギュラコンタクトベアリ
ングとしたことを第5の特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、第3又は第4の特徴
に加えて、モータ斜板アンカをミッションケースの他端
部にボルトにより固着し、このボルトにその半径方向内
側で近接配置されるアンギュラコンタクトベアリングを
介してシリンダブロックをミッションケースの他端部に
回転自在に支承すると共に、該他端部及びシリンダブロ
ックを該ベアリングにそれぞれ軸方向移動不能に連結し
たことを第6の特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面に示
す本発明の実施例に基いて説明する。
【0012】図1ないし図3において、自動二輪車のパ
ワーユニットにおけるミッションケース1は左右のケー
ス半体1A,1Bをボルト2により結合して構成され
る。このミッションケース1に、定容量型斜板式油圧ポ
ンプPと、該油圧ポンプPとの間に油圧閉回路を構成す
る可変容量型の斜板式油圧モータMとからなる無段変速
機Tが収納される。
【0013】油圧ポンプPは、右ケース半体1Bの外端
部にラジアルベアリング3を介して回転自在且つ軸方向
変位可能に支承される入力筒軸4と、この入力筒軸4に
第1アンギュラコンタクトベアリング5を介して相対回
転自在に支承されるポンプシリンダ6と、このポンプシ
リンダ6にその回転軸線を囲むように設けられた環状配
列の複数且つ奇数のシリンダ孔7にそれぞれ摺動自在に
嵌装される複数のポンプシリンダ8と、これらポンププ
ランジャ8の外端に前面を当接させるポンプ斜板9と、
このポンプ斜板9を、ポンプシリンダ6の軸線と直交す
る仮想トラニオン軸線O1 を中心にしてポンプシリンダ
6の軸線に対し一定角度傾斜した姿勢に保持すべく該斜
板9をスラストベアリング10及びラジアルベアリング
11を介して支承するポンプ斜板ホルダ12とから構成
されており、このポンプ斜板ホルダ12は前記入力筒軸
4と一体に形成される。
【0014】入力筒軸4の右端部は、右ケース半体1B
の外方へ突出しており、そこに図示しないエンジンの動
力が入力される入力ギヤ13が固着される。
【0015】而して、ポンプ斜板9は、入力筒軸4の回
転時、各ポンププランジャ8に往復動を与えて吸入及び
吐出行程を繰返させることができる。
【0016】一方、油圧モータMは、ポンプシリンダ6
と同軸上でその左方に配置されると共に、左ケース半体
1Aに第2アンギュラコンタクトベアリング15を介し
て回転自在に支承されるモータシリンダ16と、このモ
ータシリンダ16にその回転軸線を囲むように設けられ
た環状配列の複数且つ奇数のシリンダ孔17にそれぞれ
摺動自在に嵌合される複数のモータプランジャ18と、
これらモータプランジャ18の外端に前面を当接させる
モータ斜板19と、このモータ斜板19をスラストベア
リング20及びラジアルベアリング21を介して支承す
るモータ斜板ホルダ22と、更にこのモータ斜板ホルダ
22の背面を支承するモータ斜板アンカ23とから構成
されており、モータ斜板アンカ23は左ケース1Aの外
端部に複数のボルト24で固着される。
【0017】モータ斜板ホルダ22及びモータ斜板アン
カ23の当接対向面f1 ,f2 は、モータシリンダ16
の軸線と直交するトラニオン軸線O2 を中心とした半円
筒面になっていて、モータ斜板ホルダ22のトラニオン
軸線O2 周りの傾動を可能にしている。
【0018】モータ斜板ホルダ22及びモータ斜板アン
カ23のトラニオン軸線O2 方向での相対摺動を拘束す
るために、図3に示すように、モータ斜板アンカ23の
一端面に当接するフランジ22aがモータ斜板ホルダ2
2の一端に形成されると共に、モータ斜板アンカ23の
他端面に当接する変速レバー25がモータ斜板ホルダ2
2の他端面にボルト26で固着される。したがって、上
記変速レバー25を回動操作すれば、モータ斜板ホルダ
22はトラニオン軸O2 周りに傾動して、モータ斜板1
9をモータシリンダ16の軸線に対し直角となる直立位
置と、或る角度で傾倒する最大傾斜位置との間で角度調
節することができる。
【0019】而して、モータ斜板19の傾斜状態でモー
タシリンダ16を回転すれば、モータ斜板19によりモ
ータプランジャ18に往復動を与えて、膨脹及び収縮行
程を繰返させることができる。
【0020】前記ポンプシリンダ6及びモータシリンダ
16は一体に形成されてシリンダブロックBを構成し、
このシリンダブロックBの中心部には、これを貫通する
出力軸27がスプライン28を介して回転方向に結合さ
れる。この出力軸27は左右一対のサークリップ29,
30によりシリンダブロックBに軸方向にも連結され
る。
【0021】またこの出力軸27は、その左端部をモー
タ斜板19の手前で終らせると共に、その右端部を入力
筒軸4に貫通してその外方へ突出させ、その突出端部に
図示しない自動二輪車の後輪に対し動力を出力する出力
ギヤ31が付設される。その際、出力軸27はラジアル
ベアリング32を介して入力筒軸4に回転自在且つ軸方
向変位可能に支承される。
【0022】前記入力筒軸4は、ポンプ斜板ホルダ12
と一体化されてラジアルベアリング3を介して右ケース
半体1Bに支承される漏斗状部4aと、第1アンギュラ
コンタクトベアリング5を介してポンプシリンダ6を支
承する円筒状部4bとに分割されており、両者4a,4
bはボルト33により結合される。その際、両者4a,
4b間に第1アンギュラコンタクトベアリング5のアウ
タレース5oが挟持される。また同ベアリング5のイン
ナレース5iはポンプシリンダ6の外周面上に後述のス
リーブ34及びサークリップ35により固定される。こ
うして入力筒軸4及びポンプシリンダ6は、第1アンギ
ュラコンタクトベアリング5にそれぞれ軸方向移動不能
に連結される。
【0023】前記第2アンギュラコンタクトベアリング
15は、モータ斜板アンカ23を左ケース半体1Aの外
端部に結合する複数のボルト24に、その半径方向内側
で近接配置される。そして該ベアリング15のアウタレ
ース15oは、左ケース半体1A及びモータ斜板アンカ
23間に挟止された押え板36により左ケース半体1A
に固定され、そのインナレース15iはモータシリンダ
16の外周面上に後述のスリーブ34及びサークリップ
47により固定される。こうしてモータ16及びモータ
斜板アンカ23は第2アンギュラコンタクトベアリング
15にそれぞれ軸方向移動不能に連結される。
【0024】ポンプ斜板9をポンプシリンダ6と同期回
転させるために、ポンプ斜板9の前面には、各ポンププ
ランジャ8の球状端部8aが係合する球状凹部9aが形
成される。
【0025】また、モータ斜板19をモータシリンダ1
6と同期回転させるために、モータ斜板19の前面に
は、各モータプランジャ18の球状端部18aが係合す
る球状凹部19aが形成される。
【0026】前記球状凹部9a,19aは、いずれも対
応する前記球状端部8a,18aの半径より大なる半径
を有していて、如何なる作動位置においても球状端部8
a,18aとの係合状態が保たれるようになっている。
【0027】図2,図3及び図6に示すように、ポンプ
シリンダ6及びモータシリンダ16間において、シリン
ダブロックBの内周側には、出力軸27の外周面との間
に環状の内側油路50(低圧油路)が形成され、その外
周側には、該ブロックBの外周面に嵌合してろう付けさ
れたスリーブ34との間に環状の外側油路51(高圧油
路)が形成される。また、これら両油路50,51間の
環状隔壁及びスリーブ34には、これらを放射状に貫通
する第1弁孔52群及び第2弁孔53群がそれぞれシリ
ンダ孔7群及びシリンダ孔17群に隣接するように穿設
される。そして、各隣接する第1弁孔52及びシリンダ
孔7はポンプポートaを介して相互に連通され、また各
隣接する第2弁孔53及びシリンダ孔17はモータポー
トbを介して相互に連通される。各第1弁孔52にはス
プール型の第1分配弁55が、また各第2弁孔53には
同じくスプール型の第2分配弁56がそれぞれ嵌装され
る。
【0028】図4に示すように、第1分配弁55群の外
周には、各弁55の外端に係合する第1偏心輪57が配
設され、各第1分配弁55と第1偏心輪57との係合を
常に確保するために、第1偏心輪57と同心関係の第1
強制輪58が各第1分配弁55にクリップ59を介して
連結される。
【0029】第1偏心輪57はボールベアリングで構成
されていて、前記仮想トラニオン軸線O1 に沿って出力
軸27の中心から所定距離ε1 偏心した位置に保持され
るように前記入力筒軸4に取付けられる。
【0030】したがって、入力筒軸4及びポンプシリン
ダ16間に相対回転が生じると、各第1分配弁55は、
第1偏心輪57により第1弁孔52内を偏心量ε1 の2
倍の距離をストロークとして往復動される。そして油圧
ポンプPの吐出領域Dでは、第1分配弁55は第1弁孔
52の内端側へ移動して、対応するポンプポートaを外
側油路51に連通すると共に内側油路50と不通にし、
吐出行程中のポンププランジャ8によりシリンダ孔7か
ら外側油路51へ作動油が圧送される。また吸入領域S
では、第1分配弁55は第1弁孔53の外端側へ移動し
て、対応するポンプポートaを内側油路50に連通する
と共に外側油路51と不通にし、吸入行程中のポンププ
ランジャ8により内側油路50からシリンダ孔7に作動
油が吸入される。
【0031】また図5に示すように、各第2分配弁56
群の外周には、各弁56の外端に係合する第2偏心輪6
0が配設され、各第2分配弁56と第2偏心輪60との
係合を常に確保するために、第2偏心輪60と同心関係
の第2強制輪61が各第2分配弁56にクリップ62を
介して連結される。
【0032】第2偏心輪60はボールベアリングで構成
されていて、前記トラニオン軸線O 2 に沿って出力軸2
7の中心から所定距離ε2 偏心した位置に保持されるよ
うに左ケース半体1Aに取付けられる。
【0033】したがって、モータシリンダ16が回転す
ると、各第2分配弁56は、第2偏心輪60により第2
弁孔53内を偏心量ε2 の2倍の距離をストロークとし
て往復動される。そして、油圧モータMの膨脹領域Eで
は、第2分配弁56は第2弁孔53の内端側へ移動して
対応するモータポートbを外側油路51に連通すると共
に内側油路50と不通にし、外側油路51から膨脹行程
中のモータプランジャ18のシリンダ孔17に高圧の作
動油が供給される。また収縮領域Rでは、第2分配弁5
6は第2弁孔53の外端側へ移動して、対応するモータ
ポートbを内側油路50に連通すると共に外側油路51
と不通にし、収縮行程中のモータプランジャ18のシリ
ンダ孔17から内側油路50へ作動油が戻される。
【0034】かくして、シリンダブロックBは、吐出行
程のポンププランジャ8を介してポンプ斜板9から受け
る反力トルクと、膨脹行程のモータプランジャ18を介
してモータ斜板19から受ける反力トルクとの和によっ
て回転され、その回転トルクは出力軸27へ伝達され
る。
【0035】この場合、入力筒軸4に対する出力軸27
の変速比は次式によって与えられる。
【0036】
【数1】 したがって、油圧モータMの容量を零から或る値に変え
れば、変速比を1から或る必要な値まで変えることがで
きる。またその油圧モータPの容量はモータプランジャ
18のストロークによって決定されるので、モータ斜板
19を直立位置から或る傾斜位置まで傾動させることに
より変速比を1から或る値まで無段階に制御することが
できる。
【0037】ところで、油圧ポンプPの作動中は、ポン
ププランジャ8のポンプ斜板9に対する押圧作用により
入力筒軸4及びポンプシリンダ6間にこれらを互いに軸
方向に離反させようとするスラスト荷重が発生するが、
入力筒軸4及びポンプシリンダ6は第1アンギュラコン
タクトベアリング5を介して軸方向に連結されているか
ら、上記スラスト荷重は該ベアリング5に吸収され、ミ
ッションケース1や出力軸27への負荷を防ぐことがで
きる。
【0038】また油圧モータMの作動中は、モータ斜板
19のモータプランジャ18に対する押込み作用により
モータシリンダ16及びモータ斜板アンカ23間にこれ
らを互いに軸方向に離反させようとするスラスト荷重が
発生するが、モータシリンダ16及びモータ斜板アンカ
23は、第2アンギュラコンタクトベアリング15及び
左ケース半体1A外端部を介して軸方向に連結されてい
るから、上記スラスト荷重は該ベアリング15及び左ケ
ース半体1A外端部に吸収され、出力軸27への負荷を
防ぐことができる。
【0039】この場合、第2アンギュラコンタクトベア
リング15は、モータ斜板アンカ23を左ケース半体1
A外端部に結合する複数のボルト24に、その半径方向
内側で近接配置されているから、変速機Tの軸方向寸法
の増加を抑えつゝ、左ケース半体1Aのスラスト荷重作
用領域を極力狭くすることができる。したがって、左ケ
ース半体1Aのスラスト荷重が加わる一部分を肉厚に形
成するだけでミッションケース1の耐久性を確保でき
る。
【0040】さらにポンプシリンダ6及びモータシリン
ダ16は相互に一体化されてシリンダブロックBを構成
し、入力筒軸4は右ケース半体1Bの外端部にラジアル
ベアリング3を介して軸方向変位可能に支承されている
ので、入力筒軸4及びモータ斜板アンカ23間に生じる
スラスト荷重が両ケース半体1A,1B間に加わるのを
確実に防ぐことができ、ミッションケース1の薄肉、軽
量化に寄与し得る。
【0041】しかも出力軸27は、その右端を出力端と
して入力筒軸4外へ突出させるだけで、その左端はモー
タ斜板19の手前で終らせてあるので、変速機Tの軸方
向寸法の短縮化を図ることができるのみならず、出力軸
27に干渉されることなくモータ斜板19の傾動範囲を
広げ、変速比幅を充分広く設定できる。尚、モータ斜板
19及びモータ斜板ホルダ22の中心部を後述の導油管
66が貫通するが、それは出力軸27よりも遙かに小径
であるから、モータ斜板19等の傾動の障害にはならな
い。
【0042】図1,図2及び図8において、出力軸27
の中心部には、油圧モータM側から補給孔65が穿設さ
れ、その入口にモータ斜板アンカ23から延出してモー
タ斜板ホルダ22及びモータ斜板19の中心部を貫通す
る導油管66がブッシュ67を介して相対回転可能に嵌
挿される。この導油管66は、入力筒軸4からギヤ列6
8を介して駆動される補給ポンプ69の吐出口にミッシ
ョンケース1及びモータ斜板アンカ23に形成された一
連の油路70を介して連通する。而して、入力筒軸4の
回転中、補給ポンプ69は、ミッションケース1底部の
油路71から作動油を汲上げて油路70及び導油管66
を通して補給孔65に供給する。これら補給孔65、導
油管66及び油路70により補給油路Lが構成される。
【0043】補給孔65は、出力軸27及びシリンダブ
ロックBに穿設された第1及び第2分岐路72,73を
介して前記内側及び外側油路50,51に接続され、第
1及び第2分岐路72,73には第1及び第2逆止弁7
4,75が設けられる。而して、通常運転時、油圧ポン
プ及び油圧モータP,M各部からの漏油により内側油路
50が減圧すると、第1逆止弁74が開いて補給油路L
から内側油路50に作動油を補給し、またエンジンブレ
ーキ時、外側油路51が減圧すると、第2逆止弁75が
開いて補給油路Lから外側油路51に作動油を補給する
ことができる。
【0044】前記導油管66の周壁には複数の噴孔76
が設けられ、これらから噴出する作動油によりモータ斜
板19周りを潤滑するようになっている。また出力軸2
7には、補給孔65に連通する噴孔77が設けられ、こ
れから噴出する作動油によりポンプ斜板9周りを潤滑す
るようになっている。
【0045】図1,図7及び図8において、無段変速機
Tは、油圧ポンプ及びモータP,Mの油圧伝動を遮断し
たり再開したりするクラッチ弁78、変速レバー25を
操作する油圧サーボモータ99、並びにこれらを自動制
御する油圧ガバナ80及びスロットル弁81を備えてい
る。
【0046】油圧ガバナ80は、入力筒軸4からギヤ列
68を介して駆動される補給ポンプ69の回転軸82を
囲繞してそれに枢軸83を介して支持される揺動筒体8
4を有する。この揺動筒体84は、その揺動端一側に重
錘部84aを持っており、回転軸82の回転数の上昇に
伴う重錘部84aの遠心力の増加により重錘部84a側
へ揺動するようになっている。回転軸82には、補給ポ
ンプ69の吐出口に連なる前記油路70にオリフィス8
5を介して連通するガバナ油路86と、重錘部84aと
反対側で回転軸82の外側面に油路86を開放させる円
錐状の弁座87とが設けられ、この弁座87と協働して
油路86を開閉するボール状の弁体88が揺動筒体84
に収納される。そして油路86は、スロットル弁81の
ガバナ油圧室89に接続される。
【0047】而して、回転軸82の回転数、換言すれば
入力筒軸4を駆動するエンジンの回転数が比較的低く、
重錘部84aの遠心力が比較的小さいときは、その遠心
力による弁体88の弁座87への着座力が比較的弱いた
め、弁座87から油圧が解放されるが、エンジン回転数
が上昇すると、重錘部84aの遠心力による弁体88の
弁座87への着座力が増大して油圧の解放を抑制する。
その結果、オリフィス85より下流のガバナ油路86及
びガバナ油圧室89の油圧PG は、図10に示すように
エンジン回転数の上昇に応じて増加することになる。
【0048】スロットル弁81は、ミッションケース1
に取付けたバルブボデー90の弁孔91と、その中間部
に開口して油路70を油溜71に開放し得る排出ポート
97と、弁孔91に摺動自在に嵌装されて排出ポート9
7を開閉する円筒状の弁体92と、この弁体92を排出
ポート97の閉じ方向へ付勢する戻しばね93と、同弁
体92を排出ポート97の開き方向へ付勢する作動ばね
94と、この作動ばね94の基端を支承する作動杆95
と、この作動杆95を押動し得るスロットルレバー96
とを有する。このスロットルレバー96は、図示しない
エンジンの絞弁の開閉に連動するもので、絞弁が所定開
度(図示例では2/8開度)以上開くと、その開度増に
伴い作動杆95を押動して作動ばね94の荷重を増大さ
せるようになっている。
【0049】戻しばね93のセット荷重は、作動ばね9
4のそれより小さく設定されていて、作動杆95の後退
位置では弁体92を排出ポート97の閉じ位置に保持す
る。この弁体92の油路70側の端面は油路70に常に
臨んでいて、その油圧を受けるようになっている。また
弁孔91には、作動ばね94と反対側で弁体92の端面
が臨む前記ガバナ油圧室89が画成される。
【0050】而して、弁体92は、それを排出ポート9
7の閉じ方向へ押圧する戻しばね93の荷重及びガバナ
油圧室89の油圧力と、それを排出ポート97の開き方
向へ押圧する作動ばねの荷重及び油路70の油圧力との
釣合作用により作動される。したがって、先ずエンジン
の始動により入力筒軸4から補給ポンプ69が駆動され
て、油路70に油圧が発生すると、弁体92はその油圧
により排出ポート97を開く方向に押圧され、同時にガ
バナ油圧室89の油圧PG により排出ポート97を閉じ
る方向に押圧され、補給油路Lの油圧PF の調圧が開始
される。
【0051】ところで、エンジン絞弁が2/8開度まで
開く間は、作動杆95が作動ばね94を押動しないこと
から、作動ばね94の荷重は最小に保たれ、弁体92に
よる排出ポート97の開き傾向が最も弱いので、補給油
路Lの油圧PF は図10の最上の点線のように比較的高
く制御される。そして、エンジン絞弁が2/8開度を超
えて開かれると、スロットルレバー96が作動杆95を
押動し、作動ばね94の荷重を増大させていくので、弁
体92による排出ポート97の開き傾向が強まり、その
結果、補給油路Lの油圧PF は図10の複数の点線を下
方へ推移するように減圧制御されていく。
【0052】一方、エンジン絞弁の各開度において、エ
ンジン回転数が上昇すれば、前記油圧ガバナ80の作用
によりガバナ油圧室89の油圧PG が上昇し、弁体92
による排出ポート97の閉じ傾向が強まるため、補給油
路Lの油圧は増圧制御される。
【0053】こうして制御された補給油路Lの油圧PF
は、第1逆止弁74を通して内側油路50に供給される
ので、内側油路50は補給油路Lと略同圧となる。
【0054】クラッチ弁78は、図7に示すように、内
側及び外側油路50,51間に亘りシリンダブロックB
に穿設されたシリンダ状の取付孔98に摺動自在に嵌装
されて一端を内側油路50に臨ませる弁ピストン99
と、この弁ピストン99の他端に対向して取付孔98に
固定される栓体100とを有しており、弁ピストン99
及び栓体100間に、排出ポート101を介して油溜7
1に開放される油室102が画成され、この油室102
に弁ピストン99を内側油路50側へ付勢する戻しばね
103が収納される。
【0055】栓体100には、外側油路51に連なる通
孔104と、この通孔104を上記油室102に開放す
る円錐状の弁座105とが設けられ、この弁座105に
着座し得る、弁ピストン99より遙かに小径の球状弁体
106がリテーナ107を介して弁ピストン99に付設
される。
【0056】而して、エンジンのアイドリング時には、
前記油圧ガバナ80の減圧作用により内側油路50が比
較的低圧に制御されるため、弁ピストン99は戻しばね
103により内側油路50側へ押しやられ、弁体106
を弁座105から離座させるので、外側油路51の油圧
が通孔104及び油室102を通して排出ポート101
へ解放され、油圧ポンプ及びモータP,Mは油圧伝動遮
断状態、即ちクラッチオフ状態となっている。
【0057】そこで、エンジンの回転数を上げていく
と、前記油圧ガバナ80の増圧作用により内側油路50
の油圧が上昇していき、弁ピストン99は弁体106を
戻しばね103の力に抗して徐々に弁座105に向わ
せ、最後に着座させるので、外側油路51からの油圧の
解放を絞り、そして停止させることになり、これにより
油圧ポンプ及びモータP,Mは、半クラッチ状態を経て
油圧伝動状態、即ちクラッチオン状態に移行し、車両は
スムーズに発進する。
【0058】このクラッチオン状態では、弁ピストン9
9よりも遙かに小径の球状弁体106の一部に外側油路
51の高油圧が常時作用するものであるから、万一、油
圧モータMに過負荷が加わって、外側油路51に過大油
圧が発生した場合には、その過大油圧の弁体106に対
する押圧力が内側油路50の油圧の弁ピストン99に対
する押圧力を上回って弁体106を押し開け、外側油路
51の過大油圧を排出ポート101に放出させ、前記過
負荷を回避することができる。このようにクラッチ弁7
8は、油圧モータMを過大油圧から守る油圧リミッタの
機能をも有する。
【0059】油圧サーボモータ79は、図1及び図8に
示すように、油圧シリンダ110及び制御弁111から
なっている。油圧シリンダ110は、ミッションケース
1に一体に形成されたシリンダボデー102と、その内
部を左右二油室113,114に区画する作動ピストン
115と、この作動ピストン115を右油室114側へ
付勢する戻しばね116とから構成される。作動ピスト
ン115は、左油室113を貫通してシリンダボデー1
12外方へ突出するロッド115aを有しており、その
先端に前記変速レバー25が連結される。
【0060】而して、左油室113を最大に拡張する作
動ピストン115の右動限では変速レバー25をモータ
斜板19の最大傾斜位置(Low位置)に保持し、その
位置から作動ピストン115を左動させれば変速レバー
25をモータ斜板19の起立方向(Top方向)へ操作
することができる。
【0061】制御弁111は、前記バルブボデー90に
一体に形成された弁筒117と、それに収納されるスプ
ール型の弁体118とを有する。弁筒117内には、弁
体118の左端面が臨む作動油室119と、弁体118
の右端面が臨む大気室120とが設けられる。作動油室
119はオリフィス121を介して前記油路70の油圧
を導入し、大気室120には弁体108を作動油室11
8側に付勢する戻しばね122が収納される。
【0062】弁筒117の一側には、左側(図8におい
て)から順に第1排出ポート113 1 、入力ポート12
4、第2入力ポート1232 が設けられ、その他側には
左側から第1出力ポート1251 及び第2出力ポート1
252 が設けられる。
【0063】そして入力ポート124は前記油路70
に、また第1,第2排出ポート123 1 ,1232 は共
に油溜71に開放される。
【0064】一方、第1出力ポート1251 は油圧シリ
ンダ120の右油室114に、第2出力ポート1252
は左油室113にそれぞれ接続される。
【0065】而して、弁体118は、作動油室119の
油圧、即ち前記油路70の油圧が比較的低い場合には左
動限に保持され、入力ポート124を第2出力ポート1
25 1 に、第1出力ポート1251 を第1排出ポート1
231 にそれぞれ連通させる。これにより前記油路70
の油圧を油圧シリンダ110の左油室113に供給して
作動ピストン115を右動させ、変速レバー25をLo
w位置に保持する。作動油室119の昇圧に伴い弁体1
18が右動すると、入力ポート124を第1出力ポート
1251 に、第2出力ポート1252 を第2排出ポート
1232 にそれぞれ連通させるようになる。これにより
前記油路70の油圧を油圧シリンダ110の右油室11
4に供給して作動ピストン115を左動させ、変速レバ
ー25をTop側へ作動させるようになる。
【0066】ところで、制御弁111の作動油室119
に導入される油路70の油圧は、前述のように油圧ガバ
ナ79及びスロットル弁81により制御されるものであ
るから、結局、制御弁101はエンジン回転数及び絞弁
開度を入力信号として自動制御される。これによりエン
ジン回転数が上昇するときは作動ピストン115にTo
p側への作動傾向を与え、絞弁開度が増加するときは作
動ピストン115にLow側への作動傾向を与えること
になる。図9は前記クラッチ弁78の変形例を示すもの
で、シリンダブロックBの取付孔98に装着される弁筒
130、この弁筒130に摺動自在に嵌装されるスプー
ル弁体121、及び弁筒130に嵌合して固定される。
カップ状の栓体132を備える。弁筒130は外側油路
51に連なる複数の横孔133を有し、スプール弁体1
31は内側油路50に連なる環状溝134を外周に有す
る。このスプール弁体131は、これと栓体132との
間に収容された戻しばね135により内側油路50側へ
付勢される。
【0067】而して、内側油路50の油圧が比較的低い
場合には、スプール弁体131は戻しばね125により
内側油路50側へ押圧され、環状溝134及び横孔12
3を相互に連通させて内、外側両油路50,51間を短
絡させるので、油圧ポンプ及びモータP,Mはクラッチ
オフ状態となっている。また内側油路50の油圧が上昇
していくと、スプール弁体131はその油圧により栓体
132側へ押動され、環状溝134及び横孔133間を
不通にして両油路50,51間の短絡を阻止するので、
油圧ポンプ及びモータP,Mはクラッチオン状態とな
る。
【0068】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば第2アンギュラコンタクトベアリン
グ15のアウタレース15oをモータ斜板アンカ23に
嵌合、固定することもできる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、定容量型の斜板式油圧ポンプと可変容量型の斜板式
油圧モータとを油圧閉回路を介して相互に連通してな
り、上記油圧ポンプが、ミッションケースに回転自在に
支承される入力筒軸と、この入力筒軸に相対回転自在に
支承されるポンプシリンダと、このポンプシリンダの環
状配列されたシリンダ孔に嵌装される複数のポンププラ
ンジャと、入力筒軸に取付けられ、入力筒軸及びポンプ
シリンダの相対回転に伴いポンププランジャに往復動を
与えるポンプ斜板とから構成された静油圧式無段変速機
において、入力筒軸及びポンプシリンダを、それらの間
に介在するベアリングにそれぞれ軸方向移動不能に連結
したので、油圧ポンプに発生するスラスト荷重を入力筒
軸及びポンプシリンダ間のベアリングに吸収させること
ができる。したがって油圧ポンプの外側にスラスト受手
段を特別に設ける必要がないから変速機の特に軸方向の
コンパクト化を図ることができる。
【0070】また本発明の第2の特徴によれば、定容量
型の斜板式油圧ポンプと可変容量型の斜板式油圧モータ
とを油圧閉回路を介して相互に連通してなり、上記油圧
モータが、ミッションケースに回転自在に支承されるモ
ータシリンダと、このモータシリンダの環状配列された
シリンダ孔に嵌装される複数のモータプランジャと、ミ
ッションケースに結合されるモータ斜板アンカと、この
モータ斜板アンカに傾動可能に支承されるモータ斜板ホ
ルダと、このモータ斜板ホルダに取付けられ、モータシ
リンダの回転に伴いモータプランジャに往復動を与える
モータ斜板とから構成された静油圧式無段変速機におい
て、モータシリンダ及びモータ斜板アンカを、それらの
間に介在するベアリングにそれぞれ軸方向移動不能に連
結したので、油圧モータに発生するスラスト荷重を、ミ
ッションケースの一端部にモータシリンダを支承させる
ベアリングに吸収させることができる。したがって油圧
モータの外側にスラスト受手段を特別に設ける必要がな
いから変速機の特に軸方向のコンパクト化を図ることが
できる。
【0071】さらに本発明の第3の特徴によれば、定容
量型の斜板式油圧ポンプと可変容量型の斜板式油圧モー
タとを油圧閉回路を介して相互に連通してなり、油圧ポ
ンプが、ミッションケースの一端部に回転自在に支承さ
れる入力筒軸と、この入力筒軸に相対回転自在に支承さ
れるポンプシリンダと、このポンプシリンダの環状配列
されたシリンダ孔に嵌装される複数のポンププランジャ
と、入力筒軸に取付けられ、入力筒軸及びポンプシリン
ダの相対回転に伴いポンププランジャに往復動を与える
ポンプ斜板とから構成され、また油圧モータが、前記ポ
ンプシリンダと同軸に一体に結合されてミッションケー
スの他端部に回転自在に支承されるモータシリンダと、
このモータシリンダの環状配列されたシリンダ孔に嵌装
される複数のモータプランジャと、ミッションケースの
他端部に結合されるモータ斜板アンカと、このモータ斜
板アンカに傾動可能に支承されるモータ斜板ホルダと、
このモータ斜板ホルダに取付けられ、モータシリンダの
回転に伴いモータプランジャに往復動を与えるモータ斜
板とから構成され、ポンプシリンダ及びモータシリンダ
からなるシリンダブロックに出力軸を連結した静油圧式
無段変速機において、入力筒軸をミッションケースの一
端部に軸方向変位可能に支承させると共に、入力筒軸及
びシリンダブロックを、それらの間に介在する第1ベア
リングにそれぞれ軸方向移動不能に連結し、モータ斜板
アンカをミッションケースの他端部に固着すると共に、
モータ斜板アンカ及びシリンダブロックを、それらの間
に介在する第2ベアリングにそれぞれ軸方向移動不能に
連結したので、油圧ポンプ及びモータに発生するスラス
ト荷重を第1及び第2ベアリングに吸収させ、変速機の
軸方向のコンパクト化を図ることができる。しかも、入
力筒軸がミッションケースの一端部に軸方向変位可能に
支承される一方、シリンダブロックがミッションケース
の他端部に軸方向移動不能に連結されていることから、
ミッションケースの両端部間に前記スラスト荷重が加わ
ることを確実に回避し、ミッションケースの薄肉化、延
いてはその軽量化に寄与し得る。
【0072】また本発明の第4の特徴によれば、第3の
特徴に加え、出力軸を、入力筒軸に貫通してその外方へ
突出させ、その突出部に出力部材を固着したので、モー
タ斜板、モータ斜板ホルダ及びモータ斜板アンカを出力
軸との干渉を考慮することなく自由にレイアウトするこ
とができ、モータ斜板の傾動角即ち変速幅を広くするこ
とができ、しかも出力軸は、その一端のみを外方へ突出
させることにより、変速の軸方向のコンパクト化を更に
図ることができる。
【0073】また本発明の第5の特徴によれば、第1又
は第2の特徴に加えて、前記各ベアリングをアンギュラ
コンタクトベアリングとしたので、各アンギュラコンタ
クトベアリングは入力筒軸及びポンプシリンダ、又はモ
ータ斜板アンカ及びモータシリンダの相対回転をスムー
ズに許容すると共に、各両者間のスラスト荷重を強固に
支承することができ、その耐久性が高い。
【0074】さらに本発明の第6の特徴によれば、第3
又は第4の特徴に加えて、モータ斜板アンカをミッショ
ンケースの他端部にボルトにより固着し、このボルトに
その半径方向内側で近接配置されるアンギュラコンタク
トベアリングを介してシリンダブロックをミッションケ
ースの他端部に回転自在に支承すると共に、該他端部及
びシリンダブロックを各ベアリングにそれぞれ軸方向移
動不能に連結したので、アンギュラコンタクトベアリン
グはシリンダブロックの回転をスムーズに許容すると共
に、シリンダブロック及びモータ斜板アンカ間のスラス
ト荷重を強固に支承することができ、その耐久性が高
い。しかも該ベアリングの前記配置により、ベアリング
及びボルト相互の干渉を避けつゝ変速機の軸方向のコン
パクト化を図ることができ、またミッションケースのス
ラスト荷重を受ける部分を該ベアリング及びボルト間の
小区域として、その耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動二輪車用静油圧式
無段変速機の縦断平面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2及び図3における外側油路の展開図
【図7】図3の7部(クラッチ弁)の拡大図
【図8】変速レバー及びクラッチ弁の制御用油圧回路図
【図9】クラッチ弁の変形例を示す、図7に対応した拡
大図
【図10】油圧ガバナ及びスロットル弁による補給油圧
制御特性線図
【符号の説明】
B シリンダブロック M 油圧モータ P 油圧ポンプ T 無段変速機 1 ミッションケース 4 入力筒軸 5 第1アンギュラコンタクトベアリング 6 ポンプシリンダ 7 シリンダ孔 8 ポンププランジャ 9 ポンプ斜板 15 第2アンギュラコンタクトベアリング 16 モータシリンダ 17 シリンダ孔 18 モータプランジャ 19 モータ斜板 22 モータ斜板ホルダ 23 モータ斜板 27 出力軸 31 出力部材としての出力ギヤ 50,51 油圧閉回路を構成する内側油路及び外側
油路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定容量型の斜板式油圧ポンプ(P)と可
    変容量型の斜板式油圧モータ(M)とを油圧閉回路(5
    0,51)を介して相互に連通してなり、 上記油圧ポンプ(P)が、ミッションケース(1)に回
    転自在に支承される入力筒軸(4)と、この入力筒軸
    (4)に相対回転自在に支承されるポンプシリンダ
    (6)と、このポンプシリンダ(6)の環状配列された
    シリンダ孔(7)に嵌装される複数のポンププランジャ
    (8)と、入力筒軸(4)に取付けられ、入力筒軸
    (4)及びポンプシリンダ(6)の相対回転に伴いポン
    ププランジャ(8)に往復動を与えるポンプ斜板(9)
    とから構成された静油圧式無段変速機において、 入力筒軸(4)及びポンプシリンダ(6)を、それらの
    間に介在するベアリング(5)にそれぞれ軸方向移動不
    能に連結したことを特徴とする、静油圧式無段変速機。
  2. 【請求項2】 定容量型の斜板式油圧ポンプ(P)と可
    変容量型の斜板式油圧モータ(M)とを油圧閉回路(5
    0,51)を介して相互に連通してなり、 上記油圧モータ(M)が、ミッションケース(1)に回
    転自在に支承されるモータシリンダ(16)と、このモ
    ータシリンダ(16)の環状配列されたシリンダ孔(1
    7)に嵌装される複数のモータプランジャ(18)と、
    ミッションケース(1)に結合されるモータ斜板アンカ
    (23)と、このモータ斜板アンカ(23)に傾動可能
    に支承されるモータ斜板ホルダ(22)と、このモータ
    斜板ホルダ(22)に取付けられ、モータシリンダ(1
    6)の回転に伴いモータプランジャ(18)に往復動を
    与えるモータ斜板(19)とから構成された静油圧式無
    段変速機において、 モータシリンダ(16)及びモータ斜板アンカ(23)
    を、それらの間に介在するベアリング(15)にそれぞ
    れ軸方向移動不能に連結したことを特徴とした静油圧式
    無段変速機。
  3. 【請求項3】 定容量型の斜板式油圧ポンプ(P)と可
    変容量型の斜板式油圧モータ(M)とを油圧閉回路(5
    0,51)を介して相互に連通してなり、 油圧ポンプ(P)が、ミッションケース(1)の一端部
    に回転自在に支承される入力筒軸(4)と、この入力筒
    軸(4)に相対回転自在に支承されるポンプシリンダ
    (6)と、このポンプシリンダ(6)の環状配列された
    シリンダ孔(7)に嵌装される複数のポンププランジャ
    (8)と、入力筒軸(4)に取付けられ、入力筒軸
    (4)及びポンプシリンダ(6)の相対回転に伴いポン
    ププランジャ(8)に往復動を与えるポンプ斜板(9)
    とから構成され、 また油圧モータ(M)が、前記ポンプシリンダ(6)と
    同軸に一体に結合されてミッションケース(1)の他端
    部に回転自在に支承されるモータシリンダ(16)と、
    このモータシリンダ(16)の環状配列されたシリンダ
    孔(17)に嵌装される複数のモータプランジャ(1
    8)と、ミッションケース(1)の他端部に結合される
    モータ斜板アンカ(23)と、このモータ斜板アンカ
    (23)に傾動可能に支承されるモータ斜板ホルダ(2
    2)と、このモータ斜板ホルダ(22)に取付けられ、
    モータシリンダ(16)の回転に伴いモータプランジャ
    (18)に往復動を与えるモータ斜板(19)とから構
    成され、 ポンプシリンダ(6)及びモータシリンダ(16)から
    なるシリンダブロック(B)に出力軸(27)を連結し
    た静油圧式無段変速機において、 入力筒軸(4)をミッションケース(1)の一端部に軸
    方向変位可能に支承させると共に、入力筒軸(4)及び
    シリンダブロック(B)を、それらの間に介在する第1
    ベアリング(5)にそれぞれ軸方向移動不能に連結し、 モータ斜板アンカ(23)をミッションケース(1)の
    他端部に固着すると共に、モータ斜板アンカ(23)及
    びシリンダブロック(B)を、それらの間に介在する第
    2ベアリング(15)にそれぞれ軸方向移動不能に連結
    したことを特徴とする、静油圧式無段変速機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のものにおいて、 出力軸(27)を、入力筒軸(4)に貫通してその外方
    へ突出させ、その突出部に出力部材(31)を固着した
    ことを特徴とする、静油圧式無段変速機。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のものにおいて、 前記各ベアリング(5,15)をアンギュラコンタクト
    ベアリングとしたことを特徴とする、静油圧式無段変速
    機。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載のものにおいて、 モータ斜板アンカ(23)をミッションケース(1)の
    他端部にボルト(24)により固着し、このボルト(2
    4)にその半径方向内側で近接配置されるアンギュラコ
    ンタクトベアリング(15)を介してシリンダブロック
    (B)をミッションケース(1)の他端部に回転自在に
    支承すると共に、該他端部及びシリンダブロック(B)
    を該ベアリング(15)にそれぞれ軸方向移動不能に連
    結したことを特徴とする、静油圧式無段変速機。
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