JP2010053883A - プーリユニット - Google Patents

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真昭 福田
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    • F16D43/20Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
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Abstract

【課題】プーリとプーリハブ間の軸受の耐久性の向上。
【解決手段】プーリ1内の軸受4により支持されたプーリハブ3のフランジ7と止め輪8間にプーリ1に回り止めされ、止め輪8にて移動阻止される固定カムディスク10と、プーリハブ3に対し回転可能かつ軸方向移動可能な第1、第2可動カムディスク11、12を組込み、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11の間に第1トルクカム21を、第1、第2可動カムディスク11,12間に第2トルクカム22を設ける。第2可動カムディスク12とフランジ7間にプーリハブ3に対して回り止めされ、第2可動カムディスク12との間で摩擦クラッチを形成する摩擦プレート30と、その摩擦プレート30を第2可動カムディスク12に向けて付勢する弾性部材32を組込み、弾性部材32の押圧力と第1、第2トルクカム21、22の軸方向荷重をフランジ7とワッシャ13で受けて軸受4には負荷しない。
【選択図】図1

Description

この発明は、主として、エンジンを駆動源とするオルタネータ等のエンジン補機の回転軸上に取付けて使用するプーリユニットに関する。
一般に、エンジンのクランクシャフトの回転をベルト伝動装置によってエンジン補機の回転軸に伝えるようにした補機駆動装置においては、エンジンを急減速した場合、エンジン補機の回転軸に取付けられたプーリも急減速しようとする。
このとき、エンジン補機がオルタネータの場合、そのオルタネータの回転軸は慣性力が大きいため、その回転軸に取付けられたプーリは一定の速度で回り続けようとし、クランクシャフト上のプーリとオルタネータの回転軸上のプーリとの間で大きな回転速度差が生じ、ベルトの張力が増大して破損し易くなる。
また、クランクシャフトは、エンジンの間歇的な気筒内燃焼や往復動するピストンの慣性力の影響を受けて1回転中に角速度が変動しており、その角速度の変動に起因してクランクシャフト上のプーリとベルトとの間で滑りが生じ、その滑りによってベルトが摩耗し、耐久性が低下することになる。
そのような不都合を解消するため、特許文献1では、エンジン補機の回転軸上に設けられるプーリ内に一方向ローラクラッチを組込んだクラッチ内蔵型プーリ装置を提案している。
上記のクラッチ内蔵型プーリ装置をエンジン補機の回転軸上に取付けることによって、プーリの回転速度がエンジン補機の回転軸の回転速度より低下すると、一方向ローラクラッチの係合が解除されてプーリがフリー回転するため、ベルトの張力増加を防止することができると共に、プーリとベルトの相互間における滑りを防止することができ、ベルトの耐久性の低下を抑制することができる。
ところで、上記のようなクラッチ内蔵型プーリ装置においては、一方向ローラクラッチがロック解除状態からロック状態に切換わる時、ローラが外輪と内輪の対向面に急激に噛み込むため、プーリの増速回転方向の回転速度変動を効果的に吸収することができず、ベルト張力の低減効果は充分と言えない。
そのような不都合を解消するため、特許文献2に記載された動力伝達装置においては、プーリとロータ軸の対向面間にプーリに対して回り止めされ、軸方向に移動可能な第1環状レースと、ロータ軸に対して回転自在に支持された第2環状レースとを組込み、その第1環状レースをコイルばねの押圧により第2環状レースに向けて付勢し、第2環状レースの背面側に上記コイルばねの押圧により第2環状レースとロータ軸とをクラッチ接続する摩擦クラッチを設け、上記プーリに、その回転速度が増す方向の回転速度変動が生じた際に、第1環状レースと第2環状レースの対向面に形成した円弧状斜面のカム作用により第1環状レースを第2環状レースから離反する方向に移動させ、その第1環状レースの軸方向への移動とコイルばねの圧縮とによって上記回転速度変動を吸収するようにしている。
特開2003−232433号公報 特開2006−38183号公報
ところで、特許文献2に記載された動力伝達装置においては、プーリとロータ軸とを相対的に回転自在に支持する転がり軸受により第2環状レースと摩擦クラッチとを軸方向に位置決めする構成であり、その転がり軸受によってコイルばねの押圧力を受けると共に、円弧状斜面のカム作用によって第1環状レースに負荷される軸方向力の反力を受けるようにしているため、転がり軸受の耐久性を低下させるという不都合がある。
この発明の課題は、プーリとプーリハブを相対的に回転自在に支持する軸受の耐久性の低下を抑制することができるようにしたプーリユニットを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、プーリとその内側に組込まれたプーリハブを、その両部材の一方の端部間に組込まれた軸受によって相対的に回転自在に支持し、前記プーリハブの外径面に2つの突出部を軸方向に間隔をおいて設け、その2つの突出部間に、前記プーリに回り止めされ、一方の突出部によって軸方向外方への移動が阻止される固定カムディスクと、その固定カムディスクと軸方向で対向する第1可動カムディスクと、その第1可動カムディスクと軸方向で対向する第2可動カムディスクとを組込み、前記第1可動カムディスクおよび第2可動カムディスクのそれぞれをプーリハブに対して回転可能に、かつ、軸方向に移動可能に支持し、前記固定カムディスクと第1可動カムディスクの対向面間および第1可動カムディスクと第2可動カムディスクの対向面間のそれぞれに、対向する一対のカムディスクの一方向への相対回転により第1可動カムディスクを固定カムディスクから離反する方向に移動させると共に、第2可動カムディスクを第1可動カムディスクから離反する方向に移動させ、他方向への相対回転時に対向一対のカムディスクのそれぞれを回転方向に係合させる複数の第1トルクカムおよび複数の第2トルクカムを周方向に間隔をおいて設け、前記第2可動カムディスクと他方の突出部間に、前記プーリハブに対して回り止めされ、第2可動カムディスクとの間で摩擦クラッチを形成する軸方向に移動可能な摩擦プレートと、前記第2可動カムディスクが第1可動カムディスクから離反する移動時に摩擦プレートで押されて弾性変形して摩擦クラッチを結合状態とする弾性部材を組込んだ構成を採用したのである。
上記の構成からなるプーリユニットにおいて、プーリの回転停止状態では、可動カムディスクと摩擦プレートで形成される摩擦クラッチは滑りが生じる結合解除状態にある。
上記の状態からプーリに正回転方向の回転トルクが入力されると、固定カムディスクと第1可動カムディスクおよび第1可動カムディスクと第2可動カムディスクがそれぞれ一方向に相対回転する。その相対回転により第1トルクカムおよび第2トルクカムが作用し、第1可動カムディスクが固定カムディスクから離反する方向に移動すると共に第2可動カムディスクが第1可動カムディスクから離反する方向に移動する。また、摩擦プレートも第2可動カムディスクと共に移動して弾性部材を弾性変形させる。その弾性部材の弾性変形によって摩擦プレートは第2可動カムディスクに強く押し付けられることになり、その摩擦プレートと第2可動カムディスクとで形成される摩擦クラッチが結合状態となる。
このため、プーリの回転は、固定カムディスクから第1トルクカムを介して第1可動カムディスクに伝達されると共に、その第1可動カムディスクから第2トルクカムを介して第2可動カムディスクに伝達され、さらに、第2可動カムディスクから摩擦プレートを介してプーリハブに伝達されて、プーリハブがプーリと同方向に回転する。
プーリからプーリハブへの回転伝達状態において、プーリに、その回転速度が増す方向の回転変動が生じると、固定カムディスクと第1可動カムディスクおよび第1可動カムディスクと第2可動カムディスクが相対回転し、第1トルクカムおよび第2トルクカムがそれぞれ作用して第1可動カムディスクおよび第2可動カムディスクが軸方向に移動し、その第2可動カムディスクと共に移動する摩擦プレートからの押圧により弾性部材が弾性変形する。その弾性部材の弾性変形によってプーリの回転変動が吸収され、プーリハブにその回転変動が伝達されるのが防止されると共に、摩擦クラッチは結合状態に維持される。
また、プーリが減速し、その回転速度がプーリハブの回転速度より低速となり、あるいは、プーリが停止すると、慣性力によるプーリハブの回転により第1トルクカムおよび第2トルクカムは第1可動カムディスクおよび第2可動カムディスクの押圧を解除する状態に戻り、弾性部材は伸張して押圧力が弱くなり、第2可動カムディスクと摩擦プレートとで形成される摩擦クラッチは結合解除状態となって、その第2可動カムディスクと摩擦プレートの接触部で滑りが生じ、プーリハブは慣性力によって回転を継続する。
このように、プーリに、その回転速度が増速する方向の回転変動が生じると、弾性部材が弾性変形してプーリの回転変動を吸収し、また、プーリが減速し、あるいは、停止すると、第2可動カムディスクと摩擦プレートの接触部で滑りが生じてプーリハブは慣性力によって回転を継続するため、ベルトの張力が急激に増大するというようなことはなく、また、プーリとベルトの相互間でスリップが生じるという不都合の発生はない。
また、プーリに、その回転速度が増速する方向の回転変動が生じると、固定カムディスクに対して第1可動カムディスクが相対回転して、軸方向に移動すると共に、その第1可動カムディスクに対して第2可動カムディスクが相対回転して軸方向に移動するため、固定カムディスクと摩擦プレート間に1枚の可動カムディスクを設ける場合に比較して、固定カムディスクに対しての可動カムディスクの相対的なねじれ角(回転角)を大きくとることができ、エンジンの高効率化に伴ってプーリの回転速度変動が一層大きくなった場合でも、その回転速度変動を効果的に吸収することができる。
この発明に係るプーリユニットにおいて、第1トルクカムおよび第2トルクカムは、周方向に下り勾配を持って傾斜する傾斜カム面およびその傾斜カム面の低所端に連続して形成された係合面を溝底に有し、前記傾斜カム面の勾配が逆向きとなるよう固定カムディスクと第1可動カムディスクの対向面および第1可動カムディスクと第2可動カムディスクの対向面それぞれに形成された対向一対のカム溝と、その対向一対のカム溝間に組込まれた転動体とからなるものであってもよく、あるいは、周方向に下り勾配をもって傾斜する傾斜カム面およびその傾斜カム面の低所端に連続して形成された係合面を溝底に有するカム溝と、そのカム溝に適合するカム突起とからなるものであってもよい。
ここで、第1トルクカムおよび第2トルクカムとして、対向一対のカム溝と転動体とからなるトルクカムの採用において、第1トルクカムの数と前記第2トルクカムの数を相違させると、共振点をずらすことができるため、回転時の安定性を図ることができる。
また、複数の第1トルクカムにおけるピッチ円径と前記複数の第2トルクカムにおけるピッチ円径を相違させると、第1可動カムディスクの軸方向幅の小型化(薄肉厚化)を図ることができ、軸方向長さのコンパクトなプーリユニットを得ることができる。
ここで、転動体はボールであってもよく、あるいは、ローラであってもよい。転動体をボールとする場合において、第1トルクカムにおけるボール径と第2トルクカムにおけるボール径を相違させると、上記と同様に、第1可動カムディスクの薄肉厚化を図ることができる。この場合、球径の小さいボールのピッチ円径を球径の大きなボールのピッチ円径より大きくすることによって、面圧の均等化を図ることができる。
第1トルクカムおよび第2トルクカムとして、カム溝とカム突起とからなるトルクカムの採用において、第1可動カムディスクの固定カムディスクに対する対向面および第2可動カムディスクに対する対向面、即ち、第1可動カムディスクの軸方向両面にカム突起を形成してもよく、あるいは、第1可動カムディスクの軸方向両面にカム溝を形成してもよい。第1可動カムディスクの両面にカム溝を形成すると、第1可動カムディスクの両面にカム突起を形成する場合に比較して、第1可動カムディスクの軸方向幅を小さくすることができ、軸方向長さのコンパクトなプーリユニットを得ることができる。
また、第1トルクカムの数と第2トルクカムの数を相違させると、前述のカム溝と転動体とからなるトルクカムの場合と同様に、共振点をずらすことができるため、回転時の安定性を図ることができる。
この発明においては、プーリハブの外径面に形成された2つの突出部間に固定カムディスク、第1可動カムディスク、第2可動カムディスク、摩擦プレートおよび弾性部材を組込み、上記固定カムディスクと第1可動カムディスクの対向面間に第1トルクカムを設け、第1可動カムディスクと第2可動カムディスクの対向面間に第2トルクカムを設けるようにしたので、第1トルクカムおよび第2トルクカムの作動によって上記弾性部材を弾性変形させる軸方向荷重を上記2つの突出部で受けることができる。このため、プーリとプーリハブとを相対的に回転自在に支持する軸受に上記軸方向荷重が負荷されるようなことがなく、軸受の耐久性の低下を抑制することができる。
また、固定カムディスクと摩擦プレートの対向面間に第1および第2の2枚の可動カムディスクを組込んだことにより、1枚の可動カムディスクを組込んだ場合に比較して、固定カムディスクに対しての可動カムディスクの相対的なねじれ角(回転角)を大きくとることができ、エンジンの高効率化に伴ってプーリの回転速度変動が一層大きくなった場合でも、その回転速度変動を効果的に吸収することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1に示すように、プーリ1は複列のV溝2を外周面に有し、その内側にはプーリハブ3が組込まれている。プーリ1とプーリハブ3は、その対向する一端部間に組込まれた片シール付きの軸受4によって相対的に回転自在に支持されている。
プーリ1の他端部内周にはシール部材5の外周部が圧入され、そのシール部材5の内周部に形成されたリップ6がプーリハブ3の他端部外周に弾性接触し、そのシール部材5によってプーリ1の他端部開口が閉塞され、内部に異物が侵入するのが防止されている。
プーリハブ3の外径面の一端部には軸受4を軸方向に位置決めする突出部としてのフランジ7が設けられている。また、プーリハブ3の他端部外周には突出部としての止め輪8が取り付けられている。
フランジ7と止め輪8間には、上記止め輪8側から順に、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11および第2可動カムディスク12が組込まれ、上記固定カムディスク10と止め輪8間にワッシャ13が組込まれている。
固定カムディスク10は、スプライン14の嵌合によってプーリ1に回り止めされて、そのプーリ1と一体に回転するようになっている。固定カムディスク10、第1可動カムディスク11および第2可動カムディスク12とプーリハブ3の嵌合面間には針状ころ軸受からなるラジアル軸受15が組込まれ、そのラジアル軸受15は、前記軸受4とでプーリ1に負荷されるラジアル荷重を支持するようになっている。
第1可動カムディスク11および第2可動カムディスク12は、上記ラジアル軸受15によって回転自在に、かつ、軸方向に移動自在に支持され、その第1可動カムディスク11と固定カムディスク10の対向面間に複数の第1トルクカム21が周方向に等間隔に設けられている。また、第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12の対向面間には複数の第2トルクカム22が周方向に等間隔に設けられている。
図2および図3に示すように、第1トルクカム21は、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11の対向面それぞれに形成された対向一対のカム溝23、24と、そのカム溝23、24間に組込まれた転動体としてのボール25とからなる。
対向一対のカム溝23、24は、周方向に下り勾配をもって傾斜する傾斜カム面23a、24aと、その傾斜カム面23a、24aの低所端に連続する円弧状の係合面23b、24bを溝底に有し、上記傾斜カム面23a、24aの勾配が逆向きとなるようにして固定カムディスク10と第1可動カムディスク11の対向面それぞれに形成されている。
第1トルクカム21は、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11の一方向への相対回転時に、傾斜カム面23a、24aに沿ってのボール25の転がり移動により第1可動カムディスク11を固定カムディスク10から離反する方向に移動させるようになっている。また、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11の他方向への相対回転時に、ボール25を係合面23b、24bに係合させて、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11を回転方向に係合させるようになっている。
なお、第2トルクカム22は、第1トルクカム21と同一の構成であるため、同一部位には同一の符号を付して説明を省略する。この第2トルクカム22は、第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12の一方向への相対回転時に、傾斜カム面23a、24aに沿ってのボール25の転がり移動により第2可動カムディスク12を第1可動カムディスク11から離反する方向に移動させるようになっている。また、第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12の他方向への相対回転時に、ボール25を係合面23b、24bに係合させて、第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12を回転方向に係合させるようになっている。
図1に示すように、第2可動カムディスク12とフランジ7間には、上記第2可動カムディスク12との間で摩擦クラッチを形成する摩擦プレート30が組込まれている。摩擦プレート30は、プーリハブ3との嵌合面間に形成されたスプライン31の嵌合によりプーリハブ3に回り止めされて、プーリハブ3と一体に回転するようになっている。
摩擦プレート30とフランジ7間には弾性部材32が組込まれている。弾性部材32として、ここでは皿ばねが採用されている。弾性部材32は、第2可動カムディスク12が第1可動カムディスク11から離反する軸方向への移動時に摩擦プレート30により押圧されて弾性変形し、その弾性変形により摩擦プレート30が第2可動カムディスク12に押し付けられ、摩擦クラッチが結合状態に切り換えられる。
プーリハブ3の外径面には、摩擦プレート30とフランジ7間にリング状のストッパ33が嵌合され、そのストッパ33によって第2可動カムディスク12の軸方向の移動量は第2トルクカム22によって移動される第2可動カムディスク12の最大移動量の範囲内に規制されるようになっている。
実施の形態で示すプーリユニットは上記の構造からなり、エンジン補機としてのオルタネータの駆動に際しては、そのオルタネータの回転軸にプーリハブ3を嵌合して回り止めし、そのプーリユニットのプーリ1とエンジンのクランクシャフトに取付けられたプーリ間にベルトを掛け渡して、クランクシャフトの回転がプーリ1に伝達されるようにする。
上記のような使用状態において、プーリ1の回転停止状態では、図3(a)に示すように、第1トルクカム21および第2トルクカム22のそれぞれのボール25はカム溝23、24の係合面23b、24bに係合しており、第2可動カムディスク12と摩擦プレート30で形成される摩擦クラッチは結合解除状態にある。図1は、上記摩擦クラッチの結合解除状態を示している。
上記の状態からプーリ1に正回転方向の回転トルクが入力されると、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11および第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12が、図3(a)の矢印で示す方向に相対回転する。固定カムディスク10と第1可動カムディスク11および第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12の一方向への相対回転により、図3(b)に示すように、第1トルクカム21および第2トルクカム22のボール25のそれぞれがカム溝23、24の傾斜カム面23a、24aに沿って転がり移動し、第1可動カムディスク11に軸方向の押圧力が負荷されて、第1可動カムディスク11が固定カムディスク10から離反する方向に移動すると共に、第2可動カムディスク12が第1可動カムディスク11から離反する方向に移動する。
図4は、第1可動カムディスク11および第2可動カムディスク12の移動状態を示し、その両可動カムディスク11、12の移動によって弾性部材32が弾性変形し、第2可動カムディスク12と摩擦プレート30の接触圧が高くなり、摩擦クラッチは結合状態となる。
このため、プーリ1の回転は、固定カムディスク10から第1トルクカム21を介して第1可動カムディスク11に伝達されると共に、その第1可動カムディスク11から第2トルクカム22を介して第2可動カムディスク12に伝達され、さらに、第2可動カムディスク12から摩擦プレート30に伝達され、その摩擦プレート30を介してプーリハブ3に伝達され、プーリハブ3がプーリ1と同方向に回転する。
プーリハブ3への回転トルクの伝達状態において、クランクシャフトの角速度の変化によりプーリ1に、その回転速度を増速させる方向の回転変動が生じると、固定カムディスク10と第1可動カムディスク11および第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12が相対回転する。
このとき、クランクシャフトの角速度の変化によるプーリ1の回転変動は比較的小さいため、第1トルクカム21および第2トルクカム22のボール25のそれぞれは傾斜カム面23a、24aに沿って上り勾配方向に転がり移動する。その転がり移動によって第1可動カムディスク11および第2可動カムディスク12が軸方向に移動し、その第2可動カムディスク12と共に移動する摩擦プレート30からの押圧により弾性部材32が弾性変形する。その弾性部材32の弾性変形によってプーリの回転変動が吸収され、プーリハブ3にその回転変動が伝達されるのが防止される。また、摩擦クラッチは結合状態に維持される。
エンジンを急減速し、あるいは、停止すると、オルタネータの回転軸は慣性力が大きいため、プーリハブ3は回転を続けようとする。慣性力によるプーリハブ3の回転により、第2可動カムディスク12は第1可動カムディスク11に対して図3(b)の矢印で示す方向に相対回転し、また、第1可動カムディスク11は固定カムディスク10に対して図3(b)の矢印で示す方向に相対回転し、第1トルクカム21および第2トルクカム22のボール25のそれぞれは、傾斜カム面23a、24aに沿って下り勾配方向に転がり移動して、図3(a)に示すように係合面23b、24bに係合する。
このため、第2可動カムディスク12は第1可動カムディスク11に向けて移動すると共に、第1可動カムディスク11は固定カムディスク10に向けて移動し、その第1可動カムディスク11および第2可動カムディスク12の移動によって弾性部材32は伸張して押圧力が弱くなり、第2可動カムディスク12と摩擦プレート30とで形成される摩擦クラッチは結合解除状態となって、その第2可動カムディスク12と摩擦プレート30の接触部で滑りが生じ、プーハブ3は慣性力によって回転を継続する。
このように、プーリ1に回転変動が生じると、弾性部材32が弾性変形してプーリ1の回転変動を吸収し、また、プーリ1が急減速し、あるいは、停止すると、第2可動カムディスク12と摩擦プレート30の接触部で滑りが生じてプーリハブ3は慣性力によって回転を継続するため、ベルトの張力が急激に増大するというようなことはなく、また、プーリ1とベルトの相互間でスリップが生じるという不都合の発生はない。
また、弾性部材32の押圧力や第1トルクカム21および第2トルクカム22の作動によって発生する軸方向荷重はフランジ7と止め輪8で受け止められて、軸受4に負荷されることがなく、また、第1トルクカム21の作動によって軸方向に移動する第1可動カムディスク11および第2トルクカム22の作動によって軸方向に移動する第2可動カムディスク12はラジアル軸受15上を滑り移動するため、そのラジアル軸受15にも大きな軸方向力が負荷されることもない。このため、軸受4やラジアル軸受15が破損するようなことは極めて少なく、耐久性に優れたプーリユニットを得ることができる。
ここで、第1トルクカム21および第2トルクカム22の作動によって第1可動カムディスク11の軸方向への移動量および第2可動カムディスク12の軸方向への移動量が必要以上に大きい場合は、ボール25が固定カムディスク10と第1可動カムディスク11の対向面および第1可動カムディスク11と第2可動カムディスク12の対向面に乗り上げてプーリ1の回転をプーリハブ3に伝達することができなくなるという問題が発生する。
しかし、図1に示すプーリユニットにおいては、プーリハブ3の外径面上にリング状のストッパ33を設け、そのストッパ33によって第2可動カムディスク12の軸方向の移動量を制限しているため、ボール25の乗り上げを防止することができ、プーリ1の回転をプーリハブ3に確実に伝達することができる。
なお、図では省略したが、第1トルクカム21の数と第2トルクカム22の数を相違させると、共振点をずらすことができるため、回転時の安定性を図ることができる。
また、図5に示すように、複数の第1トルクカム21におけるボール25のピッチ円径PCDと複数の第2トルクカム22におけるボール25のピッチ円径PCDを相違させると、第1可動カムディスク11の軸方向幅Tの小型化(薄肉厚化)を図ることができ、軸方向長さのコンパクトなプーリユニットを得ることができる。
さらに、図6に示すように、第1トルクカム21におけるボール25の球径と第2トルクカム22におけるボール25の球径を相違させることによっても、上記と同様に、第1可動カムディスク11の薄肉厚化を図ることができる。この場合、球径の小さいボール25のピッチ円径PCDを球径の大きなボール25のピッチ円径PCDより大きくすることによって、面圧の均等化を図ることができる。
図1に示す例においては、複数の第1トルクカム21と複数の第2トルクカム22を同一位相に設けたが、図7(c)に示すように、第1トルクカム21と第2トルクカム22を周方向に位相をずらして形成してもよい。
上記のように、第1トルクカム21と第2トルクカム22を周方向に位相をずらして形成すると、第1可動カムディスク11の肉厚を図3(a)で示す第1可動カムディスク11の肉厚と同じとした場合に、カム溝23、24の形成位置での肉厚を厚肉とすることができるため、第1可動カムディスク11の強度の向上を図ることができる。図7(d)は第1トルクカム21および第2トルクカム22の作動状態を示している。
図3では、第1トルクカム21および第2トルクカム22として、カム溝23、24とボール25から成るものを示したが、ボール25の代わりにローラを採用してもよい。
また、第1トルクカム21および第2トルクカム22は、図3のものに限定されない。例えば、図8(e)に示すように、周方向に下り勾配をもって傾斜する傾斜カム面26aと、その傾斜カム面26aの低所端に連続して形成されて軸方向に向く係合面26bを溝底に有するカム溝26と、そのカム溝26に適合するカム突起27とからなるものであってもよい。図8(f)は、そのトルクカムの作動状態を示す。
カム溝26とカム突起27からなるトルクカムにおいて、図9(g)に示すように、第1可動カムディスク11の固定カムディスク10に対する対向面および第2可動カムディスク12に対する対向面、即ち、第1可動カムディスク11の軸方向両面にカム突起27を形成してもよく、あるいは、図9(h)に示すように、第1可動カムディスク11の軸方向両面にカム溝26を形成してもよい。第1可動カムディスク11の両面にカム溝26を形成すると、第1可動カムディスク11の両面にカム突起27を形成する場合に比較して、軸方向幅を小さくすることができ、軸方向長さのコンパクトなプーリユニットを得ることができる。
この発明に係るプーリユニットの実施の形態を示す縦断正面図 図1のII−II線に沿った断面図 (a)は、図1に示す第1トルクカムおよび第2トルクカムの断面図、(b)は、第1トルクカムおよび第2トルクカムの作動状態を示す断面図 プーリからプーリハブへの回転伝達状態を示す断面図 第1トルクカムと第2トルクカムのピッチ円径を相違させた状態の断面図 第1トルクカムと第2トルクカムのボール径を相違させた状態の断面図 (c)は、第1トルクカムと第2トルクカムの位相を相違させた状態の断面図、(d)は、第1トルクカムと第2トルクカムの作動状態を示す断面図 (e)は、トルクカムの他の例を示す断面図、(f)は、第1トルクカムと第2トルクカムの作動状態を示す断面図 (g)は、図8に示すトルクカムのカム突起を第1可動カムディスクの両面に形成した状態の断面図、(h)は、図8に示すトルクカムのカム溝を第1可動カムディスクの両面に形成した状態の断面図
符号の説明
1 プーリ
3 プーリハブ
4 軸受
7 フランジ(突出部)
8 止め輪(突出部)
10 固定カムディスク
11 第1可動カムディスク
12 第2可動カムディスク
21 第1トルクカム
22 第2トルクカム
23 カム溝
23a 傾斜カム面
23b 係合面
24 カム溝
24a 傾斜カム面
24b 係合面
26 カム溝
26a 傾斜カム面
26b 係合面
27 カム突起
30 摩擦プレート
32 弾性部材

Claims (10)

  1. プーリとその内側に組込まれたプーリハブを、その両部材の一方の端部間に組込まれた軸受によって相対的に回転自在に支持し、前記プーリハブの外径面に2つの突出部を軸方向に間隔をおいて設け、その2つの突出部間に、前記プーリに回り止めされ、一方の突出部によって軸方向外方への移動が阻止される固定カムディスクと、その固定カムディスクと軸方向で対向する第1可動カムディスクと、その第1可動カムディスクと軸方向で対向する第2可動カムディスクとを組込み、前記第1可動カムディスクおよび第2可動カムディスクのそれぞれをプーリハブに対して回転可能に、かつ、軸方向に移動可能に支持し、前記固定カムディスクと第1可動カムディスクの対向面間および第1可動カムディスクと第2可動カムディスクの対向面間のそれぞれに、対向する一対のカムディスクの一方向への相対回転により第1可動カムディスクを固定カムディスクから離反する方向に移動させると共に、第2可動カムディスクを第1可動カムディスクから離反する方向に移動させ、他方向への相対回転時に対向一対のカムディスクのそれぞれを回転方向に係合させる複数の第1トルクカムおよび複数の第2トルクカムを周方向に間隔をおいて設け、前記第2可動カムディスクと他方の突出部間に、前記プーリハブに対して回り止めされ、第2可動カムディスクとの間で摩擦クラッチを形成する軸方向に移動可能な摩擦プレートと、前記第2可動カムディスクが第1可動カムディスクから離反する移動時に摩擦プレートで押されて弾性変形して摩擦クラッチを結合状態とする弾性部材を組込んだプーリユニット。
  2. 前記第1トルクカムおよび第2トルクカムが、周方向に下り勾配を持って傾斜する傾斜カム面およびその傾斜カム面の低所端に連続して形成された係合面を溝底に有し、前記傾斜カム面の勾配が逆向きとなるよう固定カムディスクと第1可動カムディスクの対向面および第1可動カムディスクと第2可動カムディスクの対向面それぞれに形成された対向一対のカム溝と、その対向一対のカム溝間に組込まれた転動体とからなる請求項1に記載のプーリユニット。
  3. 前記第1トルクカムの数と前記第2トルクカムの数を相違させた請求項2に記載のプーリユニット。
  4. 前記複数の第1トルクカムにおけるピッチ円径と前記複数の第2トルクカムにおけるピッチ円径を相違させた請求項2又は3に記載のプーリユニット。
  5. 前記転動体がボールからなり、第1トルクカムにおけるボール径と第2トルクカムにおけるボール径を相違させた請求項2乃至4のいずれかの項に記載のプーリユニット。
  6. 前記複数の第1トルクカムと前記複数の第2トルクカムを周方向に位相をずらして形成した請求項2乃至5のいずれかの項に記載のプーリユニット。
  7. 前記第1トルクカムおよび第2トルクカムが、周方向に下り勾配をもって傾斜する傾斜カム面およびその傾斜カム面の低所端に連続して形成された係合面を溝底に有するカム溝と、そのカム溝に適合するカム突起とからなる請求項1に記載のプーリユニット。
  8. 前記第1可動カムディスクの固定カムディスクに対する対向面および第2可動カムディスクに対する対向面のそれぞれにカム突起を形成した請求項7に記載のプーリユニット。
  9. 前記第1可動カムディスクの固定カムディスクに対する対向面および第2可動カムディスクに対する対向面のそれぞれにカム溝を形成した請求項7に記載のプーリユニット。
  10. 前記第1トルクカムの数と第2トルクカムの数を相違させた請求項7乃至9のいずれかの項に記載のプーリユニット。
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