JP2016180475A - 自動変速機のトルクカム装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】環状の駆動カム面91D,92Cを有し、回転トルクを受けて回転する駆動カム部材91,92と、駆動カム面91D,92Cに対向する環状の被駆動カム面92D,93Cを有し、ボールを介して、駆動カム部材によって回転駆動される被駆動カム部材と、を備え、駆動カム面及び被駆動カム面は何れも、カム角度に応じた螺旋状曲面91d,92c,92d,93cを有し、駆動カム面,被駆動カム面の螺旋状曲面のうち少なくとも一方には、断面が半円よりも広範囲な部分円状に形成され、ボールを保持し且つ前記ボールの離脱を規制する案内溝92Gが設けられる。
【選択図】図6
Description
このようなカム機構は、2つのカム部材の回転位相差に応じて推力を発生させるもので、各カム部材には、回転軸と直交する環状面に対して軸方向へ傾斜したカム面がそれぞれ形成され、カム面の相互間にボール(転動体)が介装され、2つのカム部材に回転位相差を与えることにより、各カム面がボールを介して互いに摺動しながら2つのカム部材が離接してその全長(軸方向長)が変化すると共に、回転軸方向への力(推力)が発生する。
つまり、各カム面102において、ボール103は、カム面102に沿って相対動(転動)しながら推力発生に寄与するが、ボール103の移動は、図16(b)に示すように、カム面102の端部付近で規制され、この範囲内で行われる。
まず、車両の駆動系ユニットを説明する。図1及び図2に示すように、この駆動系ユニットは、車両の駆動源である主電動モータ(単に、電動モータとも言う)1と、主電動モータ1の出力軸と一体連結された変速機入力軸(以下、入力軸という)2Aを有する自動変速機2と、自動変速機2に接続された減速機構6と、減速機構6に接続された差動機構7と、を備えている。差動機構7の左右のサイドギヤに接続された車軸7L,7Rには、図示しない駆動輪がそれぞれ結合されている。
スリーブ55は、ニュートラルポジション(N)と、2速(ハイ)ギヤ段を設定する2速ポジション(H)と、1速(ロー)ギヤ段を設定する1速ポジション(L)との各ポジションを有し、各ポジション間を、シフトフォーク56によってスライド駆動される。
直結ギヤ機構20は、入力軸2Aと相対回転可能に配置された入力ギヤ(入力歯車)21を備え、図2に示すように、この入力ギヤ21が副変速機構の複数の変速歯車の1つ(ここでは、1速ギヤ段の出力側歯車であるギヤ45)と噛合して駆動連結されている。
なお、前記入力ギヤ21とギヤ45は、それぞれの歯数を略同一として、変速比が略1.0となるように設定されている。
スリーブ52は、ニュートラルポジション(N)と、バリエータ3を経由する動力伝達経路を設定するCVTポジション(C)と、直結ギヤ機構20を経由する動力伝達経路を設定する直結ポジション(D)との各ポジションを有し、各ポジション間を、シフトフォーク53によってスライド駆動される。
ここでも、スリーブ52の内歯52aを回転軸33の外歯38や入力ギヤ21の外歯22と円滑に噛合させるために後述の回転同期制御を行なうので、噛み合い箇所にシンクロ機構は不要であり、装備していない。
ここで、機械式反力機構の一つであり、セカンダリプーリ30Sに装備されている推力発生機構9を説明する。前記のように、この推力発生機構9にはトルクカム機構を採用している。ここで採用するトルクカム機構(トルクカム装置)90について、図5〜図9を参照して説明する。
図10に示すように、中間カム部材92の溝92Gは、中間カム部材92の第2被駆動カム面92D及び第2駆動カム面92Cの螺旋状曲面92d,92cに沿った螺旋状に形成された螺旋状溝部92gと、この螺旋状溝部92gの相互間に形成され螺旋状溝部92gを滑らかに接続する接続溝部92mと、を備えている。接続溝部92mは周方向に螺旋状溝部92gとは逆傾斜する部分螺旋状に形成されており、螺旋状溝部92gとの間は滑らかな曲面で接続される。したがって、溝92Gは、これらの螺旋状溝部92g及び接続溝部92mによって全周にわたって連続するように構成され、全周にわたってボール95の移動を円滑に案内する。
θ=tan−1〔L/(πR−L/tanθ´)〕
ここで、例えば、R=40(mm),L=20(mm),θ´=45(deg)と仮定すると、
θ=10.7(deg)
となる。
εmin=(L×sinθ×cosθ)×360/(2×π×R)・・・(a)
しかし、カム溝加工のための工具径及び備品のばらつき等を考慮し、且つ、カム面に対し垂直に工具で加工することを考慮して、例えば物理的な下限値εminの3倍程度の長さをカム溝加工時の工具の干渉防止用、すなわち、εの実用上の下限値εminrとして設定すると、次式(b)のようになる。
εminr=(L×sinθ×cosθ×3)×360/(2×π×R)・・・(b)
また、挿入用拡径部96の位置を、カムの斜面(螺旋状曲面92d)の半分よりも下側の谷部に設けるようにεの上限値εmaxを設定すると、次式(c)のようになる。なお、nはCAM山数である。
εmax=(2×π×R/n)−L/tanθ´)×360/(4×π×R)・・・(c)
したがって、ε(deg)の範囲は、次式(d)のようになる。
εminr<ε<εmax・・・(d)
ここで、例えば、R=40(mm),L=20(mm),θ´=45(deg),n=2と仮定すると、ε(deg)の範囲は、次式(e)のようになる。
15.70(deg)<ε<75.68(deg)・・・(e)
つまり、挿入用拡径部96の位置がこの範囲にあることにより、下限側では下降時の工具干渉を確実に防ぎつつ、上限側では挿入口付近の周辺部材に応力が集中するのを抑制でき、耐久性の向上を図ることができる。
なお、ここでは、物理的な下限値εminの3倍程度の長さを、実用上の下限値(工具の干渉防止用の下限値)εminrとしたが、工具の干渉防止用の下限値εminrは物理的な下限値εminに工具の挿入領域に基づく所定量を加えて設定するなどこれに限らない。
駆動カム部材91と被駆動カム部材93とが位相ずれを生じていなければ、図7(a)に示すように、駆動カム部材91の第1駆動カム面91Dと中間カム部材92の第2被駆動カム面92Dとが噛み込むと共に、被駆動カム部材93の第1被駆動カム面93Cと中間カム部材92の第2駆動カム面92Cとが噛み込んで、駆動カム部材91と中間カム部材92と被駆動カム部材93とのトータル軸長、つまり、トルクカム機構90の全長は最小となる。この場合、セカンダリプーリ30SのV溝の溝幅は最大になり、バリエータ3の変速比は最ハイとなる。
図1に示すように、プライマリプーリ30Pに装備される変速機構8は、電動アクチュエータ80Aと機械式反力機構80Bとから構成される。本実施形態の場合、機械式反力機構80Bには、トルクカム機構を採用している。
また、この自動変速機2のバリエータ3には、プライマリプーリ30Pの回転軸33に直結した補助電動モータ10が設けられている。この補助電動モータ10は、噛み合いクラッチ機構5Aによる切り替え動作中に、回転軸33を回転駆動して、副変速機構4の何れかの変速段の入力側と出力側との回転同期を促進するために装備される。
図1に示すように、この車両には、電気自動車をトータルに制御するEVECU110及び自動変速機(副変速機構付きCVT)2の要部を制御するCVTECU100をそなえている。各ECUは、それぞれメモリ(ROM,RAM)及びCPU等で構成されるコンピュータである。CVTECU100は、変速機構8の電動アクチュエータ80Aを構成する電動モータ81、切替用電動アクチュエータ50A,50B及び補助電動モータ10の作動等をEVECU110からの指令又は情報や他のセンサ類からの情報に基づいて制御する。
本実施形態は、上述のように構成されるので、以下のような作用及び効果を得ることができる。
自動変速機2は、バリエータ(ベルト式無段変速機構副変速機構)3に、副変速機構(常時噛み合い型平行軸式歯車変速機構)4及び直結ギヤ機構20で構成加されているので、CVTECU100は、例えば、図4に示すような変速マップを使用して、図3に示すような大別して3つの動力伝達モードを選択して使用することができる。
(1)噛み合いクラッチ機構5A,5Bを何れもニュートラルにする。
(2)補助電動モータ10によって、バリエータ3を介して副変速機構4の回転軸43と達成する変速段に対応するギヤ(ギヤ41またはギヤ42)との回転同期を促進しながら、駆動源である電動モータ1の回転をバリエータ3の入力部(プライマリプーリ)30Pの回転軸33の回転と同期させるように制御する。
(3)ニュートラル状態の噛み合いクラッチ機構5Aを、入力軸2A側の部材(スリーブ52の内歯52a)とバリエータ3のプライマリプーリ30Pの入力回転部材(回転軸33の外歯38)とが噛み合うように、CVTポジション(C)に切り替えると共に、ニュートラル状態の噛み合いクラッチ機構5Bを、達成する変速段に対応するギヤ(ギヤ41またはギヤ42)に連結されるように切り替える。
これにより、噛み合いクラッチ機構5A,5Bを短時間で切り替えることができ、トルク抜け感を与えにくくなり、変速にかかるドライブフィーリングを良好にすることができる。
なお、この補助電動モータ10の出力を車両の駆動のためのトルクアシストとして利用することも考えられ、この場合、補助電動モータ10を相応の出力の物を採用することになる。
なお、噛み合いクラッチ機構5Bは、直結駆動の間はニュートラルを保持する。
ドライブ時、即ち、駆動カム部材91から被駆動カム部材93への動力伝達時には、駆動カム部材91の第1駆動カム面91Dと中間カム部材92の第2被駆動カム面92Dとが当接し、コースト時、即ち、被駆動カム部材93から駆動カム部材91への動力伝達時には、被駆動カム部材93の第1被駆動カム面93Cと中間カム部材92の第2駆動カム面92Cとが当接して、動力伝達が達成される。
つまり、トルクカム機構90において、ドライブ時には、図8(a)に示すように、駆動カム部材91から被駆動カム部材93へ向けて動力伝達される状態となり、駆動カム部材91の第1駆動カム面91Dが中間カム部材92の第2被駆動カム面92Dを押圧し(矢印F1参照)、中間カム部材92の接続面92jが被駆動カム部材93の接続面93jに当接する。
このようにして、トルクカム機構90が速やかに作動する。
なお、ボール95を保持するための半円よりも大きな案内溝は、駆動カム部材91側に設けても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態を適宜変更したり部分的に採用したりして実施することができる。
また、上記実施形態では、噛み合いクラッチ機構5A,5Bの噛み合い箇所にシンクロ機構を装備していないが、噛み合い箇所にシンクロ機構を装備すれば、上記の回転同期制御に高い精度が要求されなくなるので、回転同期が完了する前にクラッチ機構5A,5Bを噛み合い操作することができ、変速に要する時間を短縮できる。
2 自動変速機
2A 変速機入力軸(入力軸)
3 ベルト式無段変速機構(バリエータ)
4 常時噛み合い型平行軸式歯車変速機構(副変速機構)
5A,5B 噛み合いクラッチ機構
8 変速機構
9 推力発生機構(機械式反力機構)
10 補助電動モータ
20 直結ギヤ機構
21 入力ギヤ(入力歯車)
30P プライマリプーリ
30S セカンダリプーリ(出力部)
31,34 固定プーリ
32,35 可動プーリ
37 ベルト
50A,50B 切替用電動アクチュエータ
80A 電動アクチュエータ
80B 機械式反力機構
83 可動カム部材
84 固定カム部材
83a,84a カム面
85 ボール
90 トルクカム機構(トルクカム装置)
91 駆動カム部材(ドライブカム部材)
91d,92c,92d,93c,193d 螺旋状曲面
91g,93g 案内
91J,92J,93J,193J 接続部
91j,92j,93j,193j 接続面(第1連結面)
91k,92k,93k,193k 第2連結面
92 中間カム部材
92C 第2駆動カム面
92D 第2被駆動カム面
92G,193G 案内溝
92g,193g 螺旋状溝部
92m,193m 接続溝部
93 被駆動カム部材(ドリブンカム部材)
93C,193D 第1被駆動カム面(被駆動カム面)
95 ボール
96 挿入用拡径部
97 離脱防止部(ネジ部材)
98 開口部
98a オーバハング部
99 ネジ部材(離脱防止部)
Claims (9)
- 自動変速機内で伝達される回転トルクを軸方向の推力に変換するトルクカム装置であって、
環状の第1駆動カム面を有し、回転トルクを受けて回転する駆動カム部材と、
前記第1駆動カム面に対向する環状の第1被駆動カム面を有し、ボールを介して、前記駆動カム部材によって回転駆動される被駆動カム部材と、を備え、
前記第1駆動カム面及び前記第1被駆動カム面は何れも、カム角度に応じた螺旋状曲面を有し、
前記第1駆動カム面及び前記第1被駆動カム面の前記螺旋状曲面のうち少なくとも一方の螺旋状曲面には、断面が半円よりも広範囲な部分円状に形成され、前記ボールを保持し且つ前記ボールの離脱を規制する案内溝が設けられている
ことを特徴とする、自動変速機のトルクカム装置。 - 前記案内溝は、前記ボールの一部を前記螺旋状曲面から突出可能とする開口部を備え、前記ボールの半部よりも多くを収容し、且つ、前記開口部の開放幅は、前記ボールの外径よりも小さく形成されている
ことを特徴とする、請求項1記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 前記案内溝の前記開口部の一部に、前記案内溝の内部に前記ボールを挿入するために拡径した挿入用拡径部が形成され、前記挿入用拡径部には、挿入後の前記ボールの前記案内溝の内部からの離脱を防止する離脱防止部が形成される
ことを特徴とする、請求項2記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 前記挿入用拡径部は、位相角度に応じて軸方向へ突出する前記螺旋状曲面において、軸方向への突出量が全突出量の半分以下の箇所に形成されている
ことを特徴とする、請求項3記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 前記離脱防止部は、前記挿入用拡径部の拡径部分を閉塞するように装着されたネジ部材により形成されている
ことを特徴とする、請求項3又は4記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 前記案内溝は、前記第1駆動カム面及び前記第1被駆動カム面の前記螺旋状曲面のうち少なくとも一方の螺旋状曲面に、全周にわたって連続して形成され、
前記第1駆動カム面及び前記第1被駆動カム面は何れも、環状全周を少なくとも2つに等分割され、等分割された螺旋状曲面の相互間には、接続部が形成されており、
前記接続部は、
前記接続部により相互間が接続される両螺旋状曲面のうちの一方側の螺旋状曲面の端部から軸方向に伸びる第1連結面と、
前記第1連結面の端部と前記両螺旋状曲面のうちの他方側の螺旋状曲面の端部とを連結する第2連結面とを備え、
前記第2連結面は、軸線方向に対し垂直な面とされている
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 前記案内溝は、
前記一方の螺旋状曲面に沿った螺旋状に形成された螺旋状溝部と、
前記螺旋状溝部の相互間に形成され前記螺旋状溝部を滑らかに接続する接続溝部と、を備えている
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 前記案内溝の内部には、複数の前記ボールが直列状態で装備されている
ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の自動変速機のトルクカム装置。 - 一端に前記第1駆動カム面に接触可能な第2被駆動カム面が形成され、他端に前記第1被駆動カム面に接触可能な第2駆動カム面が形成され、前記駆動カム部材及び前記被駆動カム部材に対して相対回転可能な中間カム部材、を更に備え、
前記駆動カム部材から前記被駆動カム部材への動力伝達時には前記第1駆動カム面と前記第2被駆動カム面とが当接し、前記被駆動カム部材から前記駆動カム部材への動力伝達時には前記第1被駆動カム面と前記第2駆動カム面とが当接して、動力伝達が達成されるように構成されている
ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載の自動変速機のトルクカム装置。
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