JP2015045364A - 車両用変速機 - Google Patents

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公宏 麻畠
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公宏 麻畠
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Abstract

【課題】変速比の範囲を広げるとともに、CVT伝達装置では、動力伝達効率の良い変速比範囲でのみ使用できるようにする。
【解決手段】互いに並列に設けられたCVT伝達装置4およびギヤ伝達装置3と、エンジン1からの動力を2つの伝達装置の何れかに択一的に伝達する伝達経路切替手段2と、を備える。ギヤ伝達装置は、遊星ギヤ5を介して駆動輪側部材17に接続される。そして、CVT伝達装置の出力軸16と駆動輪側部材とを接続する第1状態、CVT伝達装置の出力軸と遊星ギヤのサンギヤ5cとを接続する第2状態、並びに、CVT伝達装置の出力軸、駆動輪側部材およびサンギヤを互いに非接続状態にする第3状態を形成する副変速機6と、伝達経路切替手段により、CVT伝達装置にエンジンからの動力が伝達されるとき、副変速機の接続位置を第1状態又は第2状態とする変速制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルト式無段変速機と、複数の前進段を有する変速機とを備える車両用変速機に関する。
この種の車両用変速機は、例えば特許文献1〜4に開示されている。特許文献1に開示されている車両用変速機は、CVTの発進レスポンス性やエネルギー性を達成するために、CVTと複数の前進段を有する副変速機とを直列に備え、副変速機の上流位置に増速ギヤ機構を配置している。
また、特許文献2〜4に開示されている車両用変速機は、CVTと複数の前進段を有する変速機とを備えている。
特開2011−21664号公報 特開昭58−146756号公報 特開平1−238760号公報 特開昭60−116959号公報
特許文献1に開示されている車両用変速機では、副変速機により変速比の範囲を拡大しているが、CVTの動力伝達効率の悪い変速比領域を使う必要があり、燃費効率改善としては十分ではない。
また、特許文献2〜4に開示されている車両用変速機では、ギヤ変速機とCVTの切替えによりCVTの動力伝達効率の悪いところをカバーしようとしているが、十分にカバーできていない。
本発明は、かかる実情に鑑みて創案されたものであり、CVT伝達装置と、複数の前進段を有するギヤ伝達装置とを備える車両用変速機において、変速比の範囲を広げるとともに、CVTは、動力伝達効率の良い変速比範囲でのみ使用でき、かつ、低コストでコンパクトにできるものを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用変速機は、互いに並列に設けられたCVT伝達装置およびギヤ伝達装置と、動力源からの動力を前記2つの伝達装置の何れかに択一的に伝達する伝達経路切替手段と、を備えるものを前提としており、前記ギヤ伝達装置は、遊星ギヤを介して駆動輪側部材に接続されるものである。そして、前記CVT伝達装置の出力軸と前記駆動輪側部材とを接続する第1状態、前記CVT伝達装置の出力軸と前記遊星ギヤの一部とを接続する第2状態、並びに、前記CVT伝達装置の出力軸、前記駆動輪側部材および前記遊星ギヤの一部を互いに非接続状態にする第3状態を形成する副変速機と、前記伝達経路切替手段により、CVT伝達装置に前記動力源からの動力が伝達されるとき、前記副変速機の接続位置を第1状態又は第2状態とする変速制御手段と、をさらに備えることを特徴としている。
かかる構成を備える車両用変速機によれば、4通りの変速機が可能となり、従来例に係るものよりも変速比の範囲を大幅に広げることが可能となる。そして、動力伝達効率のよいギヤ伝達装置および副変速機からなる2段変速機と、CVT伝達装置および副変速機からなる無段変速機との組み合わせにより、CVT伝達装置においては動力伝達効率のよい領域(変速比が比較的1に近い領域)のみでの使用が可能となり、燃費を大幅に向上させることが可能となる。また、遊星ギヤを、ギヤ伝達装置およびCVT伝達装置の2系統で共用するため、車両用変速機全体を容易にコンパクトにすることができ、低コスト化も容易に実現できる。
前記変速制御手段は、前記副変速機が第3状態を形成しているとき、前記CVT伝達装置の変速比を1にする、ものであることが望ましい。
前記副変速機が第3状態を形成しているとき、CVT伝達装置が動力を伝達しておらず、プーリは、停止状態にあることから、ベルトの巻き掛け半径位置をミッド位置(変速比が1となる位置)とし、巻き掛け半径が変化しない程度にベルト挟圧を発生させれば足りる。ミッド位置は、ベルト挟圧が最も低くて済むので、燃費向上が図られる。
本発明によれば、変速比の範囲を広げるとともに、CVT伝達装置では、動力伝達効率の良い変速比範囲でのみ使用できる。また、車両用変速機全体を容易にコンパクトにすることができ、低コスト化も容易に実現できる。
本発明の実施形態に係る車両用変速機等を示すスケルトン図であって、変速スリーブが第1ギヤおよび第2ギヤに噛み合っている状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両用変速機の作動表である。 本実施形態に係る車両用変速機を搭載した車両に関し、車速とエンジン回転数との関係を表したグラフである。 本発明の実施形態に係る車両用変速機等を示すスケルトン図であって、変速スリーブが第2ギヤおよび第3ギヤに噛み合っている状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両用変速機等を示すスケルトン図であって、変速スリーブが第3ギヤのみに噛み合っている状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用変速機について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示す車両は、本発明の一実施形態に係る車両用変速機を搭載したものである。この車両は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両であって、エンジン1、動力伝達経路切替装置2、ギヤ伝達装置3、CVT伝達装置4、遊星ギヤ5、副変速機6、油圧制御回路(不図示)、ECU(不図示)などを搭載している。
エンジン1の出力軸であるクランクシャフト7は、動力伝達経路切替装置2を介して、車両用変速機の入力軸8を構成するインナーシャフト8aおよびアウターシャフト8bの一方に択一的に接続されるようになっている。すなわち、クランクシャフト7は、クラッチC1,C2を介してインナーシャフト8aおよびアウターシャフト8bに断接可能となっており、クラッチC1が接続されクラッチC2が解放されることで、インナーシャフト8aに動力が伝達され、クラッチC1が解放されクラッチC2が接続されることで、アウターシャフト8bに動力が伝達される。インナーシャフト8aに伝達された動力は、CVT伝達装置4を経由して、デファレンシャル、ドライブシャフト、駆動輪に伝達される一方、アウターシャフト8bに伝達された動力は、ギヤ伝達装置3を経由して、デファレンシャル、ドライブシャフト、駆動輪に伝達される
ギヤ伝達装置3は、前記アウターシャフト8bの周囲に固設さられた駆動ギヤ9と、この駆動ギヤ9と噛合した従動ギヤ11とを有する。従動ギヤ11はトランスミッションケース内に回転自在に支持されており、後述の遊星ギヤ5のリングギヤ5aと噛み合っている。
CVT伝達装置4は、ベルト式無段変速機であって、入力側のプライマリプーリ12、出力側のセカンダリプーリ13、およびこれらプライマリプーリ12とセカンダリプーリ13との間に巻き掛けられた金属製のベルト14などを備えている。
プライマリプーリ12は、有効径が可変な可変プーリであって、入力軸8(インナーシャフト8)に固定された固定シーブ12aと、入力軸8に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ12bとで主に構成されている。セカンダリプーリ13も、プライマリプーリ12と同様に、有効径が可変な可変プーリであって、出力軸16に固定された固定シーブ13aと、出力軸16に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ13bとで主に構成されている。
プライマリプーリ12の可動シーブ12b側には、固定シーブ12aと可動シーブ12bとの間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ12cが配設されている。この油圧アクチュエータ12cの作動油室へ供給される油圧を制御することにより、上記V溝幅(主にプーリ変速比)が変更される。また、セカンダリプーリ13の可動シーブ13b側にも同様に、固定シーブ13aと可動シーブ13bとの間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ13cが配置されており、この油圧アクチュエータ13cの作動油室へ供給される油圧を制御することにより、上記V溝幅(主にベルト挟圧)が変更される。
遊星ギヤ5は、リングギヤ5a、プラネタリギヤ5b、サンギヤ5c、キャリア5d等を有する。リングギヤ5aは、ギヤ伝達装置3の従動ギヤ11と噛み合っており、遊星ギヤ5の中心軸回りに回転可能となっている。このリングギヤ5aは、ブレーキB1の締結・解放動作により、回転不能又は回転自在となる。
プラネタリギヤ5bは、リングギヤ5aの内歯とサンギヤ5cの外歯とに噛み合っており、キャリア5dによって支持されている。キャリア5dは、クラッチC3を締結することにより、リングギヤ5aと一体に回転し、クラッチC3を解放することにより、リングギヤ5aと相対回転可能となる。このキャリア5dは、駆動輪側部材17に回転一体に接続されている。
サンギヤ5cには、ブレーキB2が設けられており、ブレーキB2が締結・解放されることにより、遊星ギヤ5の中心軸回りに回転不能又は回転自在となる。
副変速機6は、第1〜第3ギヤ18〜20、変速スリーブ21等で構成されている。第1〜第3ギヤ18〜20は外歯式ギヤであり、変速スリーブ21に形成された内歯に軸線方向に摺動可能に噛み合い可能となっている。第1ギヤ18は、キャリア5dと回転一体に設けられている。第2ギヤ19は、ハット型の出力軸16と回転一体に設けられている。第3ギヤ20は、サンギヤ5cと回転一体に設けられている。
この副変速機6の変速スリーブ21は、図示しない油圧アクチュエータによって軸線方向に摺動して所定位置に保持可能となっている。変速スリーブ21は、第1ギヤ18および第2ギヤ19と噛み合って、CVT伝達装置4の出力軸16と駆動輪側部材17とを接続する第1状態a(図1参照)、第2ギヤ19および第3ギヤ20と噛み合って、CVT伝達装置4の出力軸16と遊星ギヤ5のサンギヤ5cとを接続する第2状態b(図4参照)、並びに、専ら第3ギヤ20のみに噛み合って、CVT伝達装置4の出力軸16、駆動輪側部材17およびサンギヤ5cを互いに非接続状態にする第3状態c(図5参照)を形成する。
ECU(不図示)は、CPU、ROM、RAMおよびバックアップRAMなどからなるマイクロコンピュータを中心として構成されており、油圧制御回路(不図示)を介して上記CVT伝達装置4、クラッチC1〜C3、ブレーキB1〜B2、変速スリーブ21の油圧アクチュエータ(不図示)等を作動させてこの車両用変速機の変速比を制御する。
図2は、クラッチC1〜C3、ブレーキB1〜B2、副変速機6の作動状態を示す作動表である。「○」は締結状態を示し、「×」は解放状態を示す。「a」「b」「c」は、副変速機6の変速スリーブ21の位置状態を示す。
図2の作動表の1行目L1は、エンジン1の動力がCVT伝達装置4を経由して遊星ギヤ5にて減速された後、駆動輪側に伝達される場合を示している。この場合、クラッチC1が締結、クラッチC2が解放、クラッチC3が解放、ブレーキB1が締結、ブレーキB2が解放の状態にあって、副変速機5の変速スリーブ21が第2状態b(図4参照)にある。これにより、エンジン1の動力は、クランクシャフト7、インナーシャフト8a、CVT伝達装置4、出力軸16、第2ギヤ19、変速スリーブ21、第3ギヤ20、サンギヤ5c、プラネタリギヤ5b、キャリア5dおよび駆動輪側部材17を経由して駆動輪へと伝達される。
図2の作動表の2行目L2は、エンジン1の動力がCVT伝達装置4を経由して遊星ギヤ5を経由することなく(遊星ギヤ5で減速されることなく)、駆動輪側に伝達される場合を示している。この場合、クラッチC1が締結、クラッチC2が解放、クラッチC3が解放、ブレーキB1が解放、ブレーキB2が解放の状態にあり、副変速機5の変速スリーブ21が第1状態a(図1参照)にある。これにより、エンジン1の動力は、クランクシャフト7、インナーシャフト8a、CVT伝達装置4、出力軸16、第2ギヤ19、第1ギヤ18、キャリア5dおよび駆動輪側部材17を経由して駆動輪へと伝達される。
図2の作動表の3行目L3は、エンジン1の動力がギヤ伝達装置3を経由して遊星ギヤ5にて減速された後、駆動輪側に伝達される場合を示している。この場合、クラッチC1が解放、クラッチC2が締結、クラッチC3が解放、ブレーキB1が解放、ブレーキB2が締結の状態にあり、副変速機5の変速スリーブ21が第3状態c(図5参照)にある。これにより、エンジン1の動力は、クランクシャフト7、アウターシャフト8b、ギヤ伝達装置3、リングギヤ5a、プラネタリギヤ5b、キャリア5dおよび駆動輪側部材17を経由して駆動輪へと伝達される。
図2の作動表の4行目L4は、エンジン1の動力がギヤ伝達装置3を経由して遊星ギヤ5にて減速されずに、駆動輪側に伝達される場合を示している。この場合、クラッチC1が解放、クラッチC2が締結、クラッチC3が締結、ブレーキB1が解放、ブレーキB2が解放の状態にあって、副変速機5の変速スリーブ21が第3状態c(図5参照)にある。これにより、エンジン1の動力は、クランクシャフト7、アウターシャフト8b、ギヤ伝達装置3、リングギヤ5a、キャリア5dおよび駆動輪側部材17を経由して駆動輪へと伝達される。
図3は、本実施形態に係る車両用変速機を搭載した車両に関し、車速とエンジン回転数との関係を表したグラフである。直線Aと直線Bで挟まれた領域は、変速機が作動表(図2参照)の1行目L1の作動状態で走行する場合を示している。直線Bと直線Cで挟まれた領域は、変速機が作動表の2行目L2の作動状態で走行する場合を示している。直線Dは、変速機が作動表の3行目L3の作動状態で走行する場合を示している。直線Eは、変速機が作動表の4行目L4の作動状態で走行する場合を示している。したがって、例えばアクセル開度が一定又は徐々に大きくなる運転操作によれば、ECUは、低速側から高速側に向かって、作動状態をL1→L2→L3→L4と遷移させる。
ECUは、作動状態がL3、L4のとき、つまり、CVT伝達装置4が動力を伝達しておらず、プーリ12、13が停止状態にあるときは、ベルト14の巻き掛け半径位置をミッド位置(変速比が1となる位置)とし、巻き掛け半径が変化しない程度に油圧制御回路を介してベルト挟圧を発生させている。ミッド位置は、ベルト挟圧が最も低くて済むので、燃費向上が図られる。
以上のように構成された本実施形態に係る車両用変速機によれば、4通りの変速機(作動表に示す状態L1〜L4)が可能となり、従来例に係るものよりも変速比の範囲を大幅に広げることが可能となる。そして、動力伝達効率のよいギヤ伝達装置3および副変速機6からなる2段変速機と、CVT伝達装置4および副変速機6からなる無段変速機との組み合わせにより、CVT伝達装置4においては動力伝達効率のよい領域(変速比が比較的1に近い領域)のみでの使用が可能となり、燃費を大幅に向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係る車両用変速機によれば、遊星ギヤ5を、ギヤ伝達装置3およびCVT伝達装置4の2系統で共用するため、車両用変速機全体を容易にコンパクトにすることができ、低コスト化も容易に実現できる。
また、本実施形態に係る車両用変速機によれば、変速比を大幅に広げられるので、最Lowの変速比を一般的な自動車の変速比よりも大幅に大きくすることができ、その結果、トルクコンバータを省略することが可能となる。その結果として、燃費向上が図られる。
<他の実施形態>
既述の実施形態では、低速側から高速側に向かって、車両用変速機における作動状態(図2の作動表に示す作動状態)がL1→L2→L3→L4と遷移するように構成されていたが、ギヤ伝達装置3における駆動ギヤ9と従動ギヤ11のギヤ比を変更することにより、低速側から高速側に向かって、車両用変速機における作動状態をL3→L4→L1→L2と遷移するように構成してもよいし、あるいは、低速側から高速側に向かって、車両用変速機における作動状態がL3→L1→L2→L4と遷移するように構成してもよい。
既述の実施形態に係る車両では、トルクコンバータを搭載していなかったが、エンジン1と動力伝達経路切替装置2との間にロックアップクラッチ付トルクコンバータを設置してもよい。トルクコンバータは、動力伝達ロスがあるので、発進時のみ使用し、その後は、ロックアップクラッチを締結して、燃費効率のよい本車両用変速機を使用することができる。
1 エンジン(動力源)
2 伝達経路切替装置(伝達経路切替手段)
3 ギヤ伝達装置
4 CVT伝達装置
5 遊星ギヤ
5c サンギヤ(遊星ギヤの一部)
16 CVT伝達装置の出力軸
17 駆動輪側部材
21 変速スリーブ

Claims (2)

  1. 互いに並列に設けられたCVT伝達装置およびギヤ伝達装置と、
    動力源からの動力を前記2つの伝達装置の何れかに択一的に伝達する伝達経路切替手段と、
    を備える車両用変速機において、
    前記ギヤ伝達装置は、遊星ギヤを介して駆動輪側部材に接続されるものであり、
    前記CVT伝達装置の出力軸と前記駆動輪側部材とを接続する第1状態、前記CVT伝達装置の出力軸と前記遊星ギヤの一部とを接続する第2状態、並びに、前記CVT伝達装置の出力軸、前記駆動輪側部材および前記遊星ギヤの一部を互いに非接続状態にする第3状態を形成する副変速機と、
    前記伝達経路切替手段により、CVT伝達装置に前記動力源からの動力が伝達されるとき、前記副変速機の接続位置を第1状態又は第2状態とする変速制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする車両用変速機。
  2. 請求項1に記載の車両用変速機において、
    前記変速制御手段は、前記副変速機が第3状態を形成しているとき、前記CVT伝達装置の変速比を1にする、ことを特徴とする車両用変速機。
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