JP2007263191A - 多板クラッチの配置構造 - Google Patents

多板クラッチの配置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007263191A
JP2007263191A JP2006086995A JP2006086995A JP2007263191A JP 2007263191 A JP2007263191 A JP 2007263191A JP 2006086995 A JP2006086995 A JP 2006086995A JP 2006086995 A JP2006086995 A JP 2006086995A JP 2007263191 A JP2007263191 A JP 2007263191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
clutch
plate clutch
arrangement structure
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006086995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4921825B2 (ja
Inventor
Atsushi Masuda
淳 枡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006086995A priority Critical patent/JP4921825B2/ja
Publication of JP2007263191A publication Critical patent/JP2007263191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4921825B2 publication Critical patent/JP4921825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

【課題】 同軸上に隣接して配置された油圧多板クラッチおよびギヤの軸線方向の寸法を小型化する。
【解決手段】 ギヤ38に隣接して同軸上に配置される油圧多板クラッチ39のクラッチアウター46の側壁部46bを、ギヤ38の本体部38bの側面に形成した軸方向に凹む凹部38dに収納することで、ギヤ38の歯部38cの径方向内側において該歯部38cと軸方向に距離Aだけオーバーラップさせたので、ギヤ38の歯部38cの径方向内側のデッドスペースをクラッチアウター46の設置スペースに利用し、油圧多板クラッチ39およびギヤ38のトータルの軸方向寸法を小型化することができる。特に、クラッチアウター46をギヤ38の側面に溶接により結合したので、クラッチアウター46およびギヤ38を相互に補強し合って剛性を高めることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、駆動源から車輪に駆動力を伝達する駆動力伝達経路に多板クラッチおよびギヤを同軸上に隣接して配置する多板クラッチの配置構造に関する。
下記特許文献1には、エンジンおよびモータ・ジェネレータを駆動源とするハイブリッド車両が記載されている。このハイブリッド車両は、セカンダリシャフト2上に隣接して配置されたLOWドリブンギヤ33およびLOWクラッチ22を備えるとともに、カウンタシャフト3上に隣接して配置される前進ドリブンギヤ35および後進クラッチ23を備えている。
特開2004−245329号公報
ところで上記従来のものは、ギヤおよびクラッチを同軸上に隣接して配置する場合に、それらギヤおよびクラッチが軸線方向にオーバーラップしていないため、ギヤの軸線方向の幅とクラッチの軸線方向の幅との総和以上の幅がないとギヤおよびクラッチを配置することができず、トランスミッションの軸線方向の寸法を小型化できないという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、同軸上に隣接して配置された多板クラッチおよびギヤの軸線方向の寸法を小型化することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、駆動源から車輪に駆動力を伝達する駆動力伝達経路に多板クラッチおよびギヤを同軸上に隣接して配置する多板クラッチの配置構造において、前記多板クラッチのクラッチハウジングの少なくとも一部を、前記ギヤの歯部の径方向内側において該歯部と軸方向にオーバーラップさせたことを特徴とする多板クラッチの配置構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ギヤの側面に軸方向に凹む凹部を形成し、この凹部に前記クラッチハウジングを結合したことを特徴とする多板クラッチの配置構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記クラッチハウジングを前記ギヤの側面に溶接により結合したことを特徴とする多板クラッチの配置構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記クラッチハウジング内に形成された油室にオイルを供給する油路の少なくとも一部を、前記ギヤの壁面により構成したことを特徴とする多板クラッチの配置構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、前記油路は、前記ギヤの歯部と軸方向にオーバーラップしない位置で該ギヤの支持部を貫通することを特徴とする多板クラッチの配置構造が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、前記油路は、前記ギヤの支持部を軸方向に対して斜めに貫通することを特徴とする多板クラッチの配置構造が提案される。
尚、実施の形態の第3モータギヤ38は本発明のギヤに対応し、実施の形態の第2油圧多板クラッチ39は本発明の多板クラッチに対応し、実施の形態クラッチアウター46は本発明のクラッチハウジングに対応し、実施の形態のモータ・ジェネレータMGは本発明の駆動源に対応する。
請求項1の構成によれば、ギヤに隣接して同軸上に配置される多板クラッチのクラッチハウジングの少なくとも一部を、ギヤの歯部の径方向内側において該歯部と軸方向にオーバーラップさせたので、ギヤの歯部の径方向内側のデッドスペースをクラッチハウジングの設置スペースに利用し、多板クラッチおよびギヤのトータルの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項2の構成によれば、ギヤの側面に形成した軸方向に凹む凹部にクラッチハウジングを結合したので、ギヤの凹部の空間にクラッチハウジングの一部を収納して多板クラッチおよびギヤのトータルの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項3の構成によれば、クラッチハウジングをギヤの側面に溶接により結合したので、クラッチハウジングおよびギヤを相互に補強し合って剛性を高めることができる。
また請求項4の構成によれば、クラッチハウジングの油室に連なる油路の少なくとも一部をギヤの壁面により構成したので、クラッチハウジングの内部に油路を穿設する場合に比べて多板クラッチの軸方向寸法の小型化に寄与することができる。
また請求項5の構成によれば、クラッチハウジングの油室に連なるようにギヤの支持部を貫通する油路が、ギヤの歯部と軸方向にオーバーラップしない位置に設けられているので、その油路を機械加工する際にギヤの歯部が邪魔になるのを防止して加工性を高めることができる。
また請求項6の構成によれば、クラッチハウジングの油室に連なるようにギヤの支持部を貫通する油路が軸方向に対して斜めになっているので、その油路を機械加工する際にギヤの歯部が邪魔になるのを防止して加工性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1はハイブリッド車両の駆動力伝達経路のスケルトン図、図2は図1の2部の詳細図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両は左右の車輪W,Wを駆動するエンジンEおよびモータ・ジェネレータMGを備える。エンジンEのクランクシャフト11はフライホイール付きダンパー12を介してメインシャフト13に接続されており、メインシャフト13の外周にモータ・ジェネレータMGが同軸に配置される。モータ・ジェネレータMGはケーシング14に固定した環状のステータ15と、このステータ15の内周に回転自在に配置されたロータ16とを備えており、このロータ16はメインシャフト13の外周に相対回転自在に嵌合する中空のモータ出力軸17に固定される。メインシャフト13の外周には更に中空の駆動プーリ軸18が相対回転自在に嵌合しており、メインシャフト13と駆動プーリ軸18とは第1油圧多板クラッチ19により締結可能である。
メインシャフト13と、それに平行に配置されたカウンタシャフト20との間に配置されるベルト式無段変速機21は、駆動プーリ軸18に支持された固定側プーリ半体22および可動側プーリ半体23よりなる駆動プーリ24と、カウンタシャフト20に支持された固定側プーリ半体25および可動側プーリ半体26よりなる従動プーリ27と、駆動プーリ24および従動プーリ27に巻き掛けた金属ベルト28とを備える。
駆動プーリ24の可動側プーリ半体23を固定側プーリ半体22から離間させ、従動プーリ27の可動側プーリ半体26を固定側プーリ半体25に接近させるとベルト式無段変速機21の変速比がLOW側に無段階に変化し、逆に駆動プーリ24の可動側プーリ半体23を固定側プーリ半体22に接近させ、従動プーリ27の可動側プーリ半体26を固定側プーリ半体25から離間させるとベルト式無段変速機21の変速比がTOP側に無段階に変化する。
メインシャフト13およびカウンタシャフト20と平行にセカンダリシャフト29が配置されており、カウンタシャフト20に設けた第1減速ギヤ30がセカンダリシャフト29に設けた第2減速ギヤ31に噛合し、セカンダリシャフト29に設けたファイナルドライブギヤ32がディファレンシャルギヤ33に設けたファイナルドリブンギヤ34に噛合する。
モータ・ジェネレータMGのモータ出力軸17に設けた第1モータギヤ35がアイドラシャフト36に設けた第2モータギヤ37に噛合し、この第2モータギヤ37が噛合する第3モータギヤ38が、カウンタシャフト20に設けた第2油圧多板クラッチ39の外周部に設けられる。
次に、図2に基づいて第2油圧多板クラッチ39の周辺の構造を説明する。
第2油圧多板クラッチ39が設けられるカウンタシャフト20はボールベアリング41およびローラベアリング42を介してケーシング14に回転自在に支持される。第3モータギヤ38は、円筒状の支持部38aと、この支持部38aの一端から径方向外側に延びる円板状の本体部38bと、この本体部38bの外周に形成された歯部38cとで構成されており、本体部38bの一側面に環状の凹部38dが形成される。
第3モータギヤ38の支持部38aはカウンタシャフト20の外周にニードルベアリング43を介して相対回転自在に支持されており、その支持部38aの一端がスラストベアリング44を介して前記ボールベアリング41のインナーレースに支持されるとともに、他端がカウンタシャフト20にスプライン結合した第1減速ギヤ30の側面にスラストベアリング45を介して支持される。
第2油圧多板クラッチ39のクラッチアウター46は円筒状の周壁部46aと、その周壁部46aから径方向内側に延びる側壁部46bとを備えており、側壁部46bの径方向内端が第3モータギヤ38の凹部38dの径方向内端の上面に溶接により固定される。これにより、クラッチアウター46の側壁部46bは第3モータギヤ38の凹部38dに収納された状態になり、その結果、クラッチアウター46は第3モータギヤ38の歯部38cの径方向内側において、図2に示すAの範囲で軸方向にオーバーラップする。
一方、円筒状のクラッチインナー47が第1減速ギヤ30からクラッチアウター46の径方向内側に向けて一体に延びており、クラッチアウター46およびクラッチインナー47間に複数のクラッチディスク48…およびクラッチプレート49…が交互に重ね合わされた状態で、軸方向摺動自在にスプライン結合される。最も第1減速ギヤ30側のクラッチディスク48の軸方向外側にはエンドプレート50が重ね合わされ、クラッチアウター46の周壁部46aに設けたクリップ51で抜け止めされる。
最も第3モータギヤ38寄りのクラッチプレート49の軸方向外側に、外周がクラッチアウター46の周壁部46aの内周にシール部材52を介して摺接し、内周が第3モータギヤ38の支持部38aの外周にシール部材53を介して摺接するクラッチピストン54が配置される。クラッチピストン54に内周部は、第3モータギヤ38の支持部38aに設けたスプリングシート55との間に縮設したクラッチスプリング64で第3モータギヤ38に向けて付勢される。
クラッチアウター46の側壁部46bおよび第3モータギヤ38の本体部38bの一部と、クラッチピストン54との間にクラッチ油室56が区画される。カウンタシャフト20の内部に2本のパイプ57,58が同軸に配置されており、外側のパイプ58の外周から供給されるオイルが油路59を通ってボールベアリング41を潤滑するとともに、内側のパイプ57の内周にから供給されるオイルが油路60を通ってニードルベアリング43を潤滑する。また両パイプ57,58の間からのオイルが油路61〜63を通ってクラッチ油室56に供給・排出される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
車両の発進時には低回転で高トルクが得られるモータ・ジェネレータMGの駆動力が利用される。この場合、第1油圧多板クラッチ19を係合解除してメインシャフト13と駆動プーリ軸18とを切り離し、エンジンEの駆動力がベルト式無段変速機21に伝達されないようにした状態で、第2油圧多板クラッチ39を係合する。その結果、図2において油路61,62,63を介して油室56に油圧が供給されるため、クラッチピストン54がクラッチスプリング64を圧縮しながら移動し、クラッチピストン54に押されたクラッチディスク48…およびクラッチプレート49…が密着することでクラッチアウター46およびクラッチインナー47が一体化され、第3モータギヤ38が第2油圧多板クラッチ39を介して第1減速ギヤ30に締結される。
この状態でモータ・ジェネレータMGを駆動すると、そのモータ出力軸17の回転が第1モータギヤ35、第2モータギヤ37、第3モータギヤ38、第1減速ギヤ30、第2減速ギヤ31、セカンダリシャフト29、ファイナルドライブギヤ32、ファイナルドリブンギヤ34およびディファレンシャルギヤ33を介して後輪W,Wに伝達され、低回転で高トルクが得られるモータ・ジェネレータMGの駆動力で車両をスムーズに発進させることができる。
車両の発進が完了すると、第1油圧多板クラッチ19を係合してメインシャフト13に駆動プーリ軸18を締結するとともに、第2油圧多板クラッチ39を係合解除して第3モータギヤ38を第1減速ギヤ30から(つまりカウンタシャフト20から)切り離す。この状態でエンジンEのクランクシャフト11の回転はフライホイール付きダンパー12、メインシャフト13、第1油圧多板クラッチ19、駆動プーリ軸18、駆動プーリ24、金属ベルト28、従動プーリ27、カウンタシャフト20、第1減速ギヤ30、第2減速ギヤ31、セカンダリシャフト29、ファイナルドライブギヤ32、ファイナルドリブンギヤ34およびディファレンシャルギヤ33を介して後輪W,Wに伝達されるため、エンジンEの負荷および回転数に応じてベルト式無段変速機21の変速比を制御することで、エンジンEの燃料消費量を節減しながら中・高速領域での走行を可能にすることができる。
またエンジンEでの走行時に第2油圧多板クラッチ39を締結してモータ・ジェネレータMGを駆動すれば、エンジンEの駆動力をモータ・ジェネレータMGの駆動力でアシストすることができ、またモータ・ジェネレータMGをジェネレータとして機能させればエンジンEの駆動力で発電することができる。更に、車両の減速時に第1油圧多板クラッチ19を係合解除してエンジンEを駆動輪W,Wから切り離し、第2油圧多板クラッチ39を係合してモータ・ジェネレータMGを駆動輪W,Wに接続すれば、駆動輪W,Wから逆伝達される駆動力でモータ・ジェネレータMGを回生制動して車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収することができる。
以上のように、カウンタシャフト20上に第2油圧多板クラッチ39および第3モータギヤ38を相互に隣接して配置する際に、第2油圧多板クラッチ39のクラッチアウター46の側壁部46bが、第3モータギヤ38の本体部38bの側面に形成した凹部38d内に収納されるように該凹部38dの径方向内縁に溶接されるので、つまりクラッチアウター46は第3モータギヤ38の歯部38cの径方向内側において、図2のAの範囲で軸方向にオーバーラップするので、第3モータギヤ38の歯部38cの径方向内側のデッドスペースをクラッチアウター46の設置スペースに利用し、第2油圧多板クラッチ39および第3モータギヤ38のトータルの軸方向寸法を小型化することができる。
またクラッチアウター46を第3モータギヤ38の側面に溶接により結合したので、ククラッチアウター46および第3モータギヤ38が相互に補強し合って剛性を高めることができる。更に、第2油圧多板クラッチ39のクラッチ油室56に連なる油路63を第3モータギヤ38の本体部38bの壁面により構成したので、クラッチアウター46の内部に油路を穿設する場合に比べて第2油圧多板クラッチ39の軸方向寸法を小型化することができる。
図3は本発明の第2の実施の形態を示すものである。第2の実施の形態は、第3モータギヤ38の支持部38aを径方向に貫通する油路62を、第3モータギヤ38の歯部38cの軸方向端部よりも距離αだけ外側に形成したものである。この構成により、前記油路62をドリル加工するとき、第3モータギヤ38の歯部38cが邪魔になるのを防止して加工性を高めることができる。
図4は本発明の第3の実施の形態を示すものである。第3の実施の形態は、第3モータギヤ38の支持部38aを径方向に貫通する油路62の方向を、カウンタシャフト20の軸線に対して角度βだけ傾斜させたものである。この構成により、前記油路62をドリル加工するとき、第3モータギヤ38の歯部38cが邪魔になるのを防止して加工性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではエンジンEおよびモータ・ジェネレータMGを備えたハイブリッド車両を例示したが、本発明はエンジンだけを備えた通常の車両やモータ・ジェネレータだけを備えた電動車両に対しても適用することができる。
また本発明の多板クラッチは油圧多板クラッチに限定されず、電磁多板クラッチであっても良い。
第1の実施の形態に係るハイブリッド車両の駆動力伝達経路のスケルトン図 図1の2部の詳細図 第2の実施の形態に係る、前記図2に対応する図 第3の実施の形態に係る、前記図2に対応する図
符号の説明
38 第3モータギヤ(ギヤ) 38a 支持部
38c 歯部
38d 凹部
39 第2油圧多板クラッチ(多板クラッチ)
46 クラッチアウター(クラッチハウジング)
56 油室
62 油路
63 油路
MG モータ・ジェネレータ(駆動源)
W 車輪

Claims (6)

  1. 駆動源(MG)から車輪(W)に駆動力を伝達する駆動力伝達経路に多板クラッチ(39)およびギヤ(38)を同軸上に隣接して配置する多板クラッチの配置構造において、 前記多板クラッチ(39)のクラッチハウジング(46)の少なくとも一部を、前記ギヤ(38)の歯部(38c)の径方向内側において該歯部(38c)と軸方向にオーバーラップさせたことを特徴とする多板クラッチの配置構造。
  2. 前記ギヤ(38)の側面に軸方向に凹む凹部(38d)を形成し、この凹部(38d)に前記クラッチハウジング(46)を結合したことを特徴とする、請求項1に記載の多板クラッチの配置構造。
  3. 前記クラッチハウジング(46)を前記ギヤ(38)の側面に溶接により結合したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の多板クラッチの配置構造。
  4. 前記クラッチハウジング(46)内に形成された油室(56)にオイルを供給する油路(62,63)の少なくとも一部を、前記ギヤ(38)の壁面により構成したことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の多板クラッチの配置構造。
  5. 前記油路(62)は、前記ギヤ(38)の歯部(38c)と軸方向にオーバーラップしない位置で該ギヤ(38)の支持部(38a)を貫通することを特徴とする、請求項4に記載の多板クラッチの配置構造。
  6. 前記油路(62)は、前記ギヤ(38)の支持部(38a)を軸方向に対して斜めに貫通することを特徴とする、請求項4に記載の多板クラッチの配置構造。
JP2006086995A 2006-03-28 2006-03-28 車両用駆動力伝達装置 Expired - Fee Related JP4921825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006086995A JP4921825B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 車両用駆動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006086995A JP4921825B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 車両用駆動力伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007263191A true JP2007263191A (ja) 2007-10-11
JP4921825B2 JP4921825B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=38636393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006086995A Expired - Fee Related JP4921825B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 車両用駆動力伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4921825B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114258465A (zh) * 2019-08-29 2022-03-29 川崎摩托株式会社 多用途车辆的动力单元

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000205302A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Jatco Corp 摩擦係合装置の潤滑構造
JP2003176836A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Yamaha Motor Co Ltd 車両用クラッチ作動装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000205302A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Jatco Corp 摩擦係合装置の潤滑構造
JP2003176836A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Yamaha Motor Co Ltd 車両用クラッチ作動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114258465A (zh) * 2019-08-29 2022-03-29 川崎摩托株式会社 多用途车辆的动力单元

Also Published As

Publication number Publication date
JP4921825B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4226610B2 (ja) ハイブリッド車両
JP5163722B2 (ja) ハイブリッド駆動装置
US9950605B2 (en) Hybrid driving device
US8974339B2 (en) Vehicle power transmission device
US9677646B2 (en) Drive device that transfers rotation of at least one of a rotary electric machine and an internal combustion engine to an oil pump
WO2011062265A1 (ja) 車両用駆動装置
JP6052435B2 (ja) ハイブリッド駆動装置
JP6021801B2 (ja) 円錐形プーリ式巻掛け伝動装置
JPWO2015033729A1 (ja) 変速機のステータシャフト固定構造
JP2009156457A (ja) 変速装置
US9689440B2 (en) Power transfer device
US20140246935A1 (en) Hybrid drive apparatus
JP2008075842A (ja) トルクコンバータ
US9739346B2 (en) Multi-speed transmission
JP2008064125A (ja) ベルト式無段変速機
JP4921825B2 (ja) 車両用駆動力伝達装置
US9303746B2 (en) Vehicular torque converter
JP5853397B2 (ja) ハイブリッド車両用駆動装置
JP4853279B2 (ja) ハイブリッド駆動装置
JP6270653B2 (ja) 車両用駆動装置
JP2007303562A (ja) ベルト式無段変速機
JP5261461B2 (ja) 車両用駆動装置
JP5526445B2 (ja) 車両用駆動装置
JP2010216613A (ja) 車両用駆動装置
US10221923B2 (en) Multi-stage transmission

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120203

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees