JP2006312973A - ローディングカム装置、トロイダル型無段変速機及び摩擦変速機 - Google Patents

ローディングカム装置、トロイダル型無段変速機及び摩擦変速機 Download PDF

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    • F16H37/086CVT using two coaxial friction members cooperating with at least one intermediate friction member

Abstract

【課題】 衝撃力の発生や、負荷過渡変動時のスリップ、製造上の不具合を低減することができるローディングカム装置と、これを用いたトロイダル型無段変速機及び摩擦変速機とを提供することにある。
【解決手段】 入力トルクの変化に応じて推力の大きさを変化可能なローディングカム装置であって、相対回転可能に設けられ、互いに対向する対向面にカム面38,39が形成された一対のカム部材36,10aと、これらのカム面38,39の間に配置される保持器と、保持器に転動自在に保持された状態で、カム面38,39に接触可能な複数の転動体40とを有し、一対のカム部材36,10aの少なくともいずれか一方において、カム面38,39のリード角は、連続的に変化し、且つ、カム底43側からカム頂部44側に向かって徐々に小さくなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ローディングカム装置と、これを用いたトロイダル型無段変速機及び摩擦変速機に関する。
従来、トロイダル型無段変速機において、入力トルクの変化に応じて推力の大きさを変化可能なローディングカム装置を使用するものが種々提案されている(例えば、特許文献1〜5参照。)。特許文献1及び2に記載のローディングカム装置は、断面視直線状に形成されるカム面の傾斜を途中で変化させており、特許文献1ではカム底側のカムリードをカム頂部側のカムリードより大きくし、逆に、特許文献2ではカム底側のカムリードをカム頂部側のものより小さくしている。なお、カムリードとは、カムディスク1回転あたりの軸線方向の進み量である。また、特許文献3〜5に記載のローディングカム装置では、カム底が曲線状に形成されている。
特開平10−141461号公報 特開2000−145911号公報 特開2000−61790号公報 特開2000−65174号公報 特開2000−202710号公報
ところで、特許文献1及び2に記載のローディングカム装置では、カム面の傾斜角度がある場所を境にして急に変化する構成となるため、トルクの大きさに応じてカム推力がその場所で急激に変化することになる。この急激な変化は以下の不具合をもたらす。
例えば、ローラがカムリードの大きいところ(推力が低い部分)から小さいところ(推力が高い部分)へ遷移する場合、傾斜角度が急に変化する場所において推力が急激に大きくなる。この推力は、駆動装置全体に衝撃力となって入力され、駆動装置の各部分が破損する可能性がある。特に、トラクションドライブ装置等では、通常油膜を介して動力を伝えているが、衝撃力によって油膜切れが生じ、動力伝達面が損傷する可能性がある。
また、ローラがカムリードの小さいところ(推力が高い部分)から大きいところ(推力が低い部分)へ遷移する瞬間には、摩擦駆動装置の押し付け力が急激に下がることによりグロススリップを引き起こす。摩擦駆動装置では、カムリードの大きなところでもスリップを起こさないように押し付け力を設定するが、遷移が緩やかに起こった場合には問題を生じないのに対し、遷移が急激に起こった場合には、例えば自動車のように急激に伝達トルクが変化する駆動系において、遷移時に押し付け力が一瞬「抜ける」ような状態になってグロススリップを引き起こす。
また、このように構成されるローディングカム装置は、製作面においても不具合を生じやすい。即ち、カム面の傾斜が不連続であるため、例えば、カム旋盤・研削盤等での加工の際に工具の速度が不連続となるため、工具の加速度が大きくなり、これが衝撃力となって、工具やワークを傷つけたり、工具の損耗を早めたりする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、衝撃力の発生や、負荷過渡変動時のスリップ、製造上の不具合を低減することができるローディングカム装置と、これを用いたトロイダル型無段変速機及び摩擦変速機とを提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成により達成される。
(1) 入力トルクの変化に応じて推力の大きさを変化可能なローディングカム装置であって、
相対回転可能に設けられ、互いに対向する対向面にカム面が形成される一対のカム部材と、
該一対のカム部材のカム面間に装着される保持器と、
該保持器に転動自在に保持された状態で、前記一対のカム部材のカム面と接触可能な複数の転動体と、
を有し、
前記一対のカム部材の少なくとも一方において、前記カム面のリード角が、連続的に変化し、且つ、前記カム面のカム底側からカム頂部側に向かって徐々に小さくなることを特徴とするローディングカム装置。
(2) (1)に記載のローディングカム装置を有することを特徴とするトロイダル型無段変速機。
(3) (1)に記載のローディングカム装置を有することを特徴とする摩擦変速機。
本発明のローディングカム装置によれば、一対のカム部材の少なくとも一方において、カム面のリード角は、連続的に変化し、且つ、カム面のカム底側からカム頂部側に向かって徐々に小さくなるので、衝撃力の発生や、負荷過渡変動時のスリップ、製造上の不具合を低減することができる。また、このようなローディングカム装置を有することで、より信頼性の高いトロイダル型無段変速機及び摩擦変速機を構成することができる。
以下、本発明の各実施形態に係るローディングカム装置について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、ローディングカム装置が適用されたパワースプリット式のトロイダル型無段変速機を示す図である。図1中、1はトロイダル型無段変速機であって、バリエータ2と遊星歯車機構3とを備えている。バリエータ2は、固定部にベアリング等を介して回転自在に支持され、かつ一端側がエンジン等の駆動源5に連結された入力軸6を備えている。
入力軸6には、発進クラッチ7を介してローディングカム装置(詳しくは後述する。)8が設けられている。このローディングカム装置8は、入力トルクの変化に応じて推力の大きさを変化可能なもので、この推力をバリエータ2に伝達するようになっている。バリエータ2には入力軸6と連動して回転する互いに対向する一対の入力ディスク10a,10bが設けられ、この一対の入力ディスク10a,10bの間には入力軸6に対しては遊嵌状態の一対の出力ディスク11a,11bが同軸的に配置され互いに同期して回転するようになっている。
入力ディスク10a,10bと出力ディスク11a,11bとの間には枢支軸12aを中心として傾転自在なトラニオン12bが設けられ、このトラニオン12bには入力ディスク10a,10bと出力ディスク11a,11bに転接する複数のパワーローラ12が設けられている。出力ディスク11a,11bは入力軸6に対して遊嵌する遊嵌軸13を介して連結されている。
このバリエータ2は、入力軸6に伝達された回転駆動力が入力ディスク10a,10b、パワーローラ12及び出力ディスク11a,11bを介して遊嵌軸13に伝達され、その速度比すなわち出力ディスク11a,11bの回転速度を入力ディスク10a,10bの回転速度で除した値がパワーローラ12の傾転角によって決定される。
すなわち、パワーローラ12が水平状態にあるときに、速度比が1の中立状態となり、これより各パワーローラ12の出力ディスク11a,11b側が入力軸6から離れる方向に傾転するとこれに応じて速度比が低下し、逆に各パワーローラ12の出力ディスク11a,11b側が入力軸6に接近する方向に傾転するとこれに応じて速度比が増加する。
遊嵌軸13には第1のスプロケット14が嵌着され、この第1のスプロケット14はチェーン15を介して第1の動力伝達系を構成する第1の動力伝達軸16に設けられた第2のスプロケット17と連動している。一方、入力軸6の他端側には高速用クラッチ18を介して第2の動力伝達軸19が設けられ、この第2の動力伝達軸19は遊星歯車機構3と連動して第2の動力伝達系を構成している。
遊星歯車機構3について説明すると、出力軸20を備えた太陽歯車21と、これに噛合する複数の遊星歯車22と、各遊星歯車22を連繋するキャリア23と、遊星歯車22に噛合するリング歯車24とを備えており、リング歯車24が第2の動力伝達軸19を介して高速用クラッチ18と連結されている。さらに、リング歯車24と遊星歯車機構3のハウジング(図示しない)との間にはリング歯車24の回転を許容及び拘束する後退用クラッチ25が設けられている。さらに、キャリア23とリング歯車24との間には動力の伝達を接離する低速用クラッチ26が設けられている。
第1の動力伝達系を構成する第1の動力伝達軸16の他端部には第1の歯車27が設けられ、遊星歯車機構3のキャリア23には出力軸20と遊嵌する遊嵌軸28が設けられ、この遊嵌軸28には第1の歯車27と噛合する第2の歯車29が設けられている。
次に、トロイダル型無段変速機1の全体的な動作について説明する。
今、入力軸6が停止しており、かつバリエータ2が最大減速位置にあると共に、高速用クラッチ18,低速用クラッチ26及び後退用クラッチ25が解放状態にある。
この状態で、発進クラッチ7を接続すると共に駆動源5によって入力軸6を所定方向に回転開始させると、この入力軸6の回転に伴ってバリエータ2の入力ディスク10a,10bが入力軸6と同方向に同一回転速度で回転する。このとき、パワーローラ12が最大減速位置にあるので、入力ディスク10a,10bの回転がパワーローラ12を介して出力ディスク11a,11bに入力軸10a,10bと逆方向回転でかつ入力軸6よりも低速回転となるように伝達される。
したがって、遊嵌軸13が回転し、第1のスプロケット14、チェーン15及び第2のスプロケット17と動力伝達され、第1の動力伝達軸16を介して第1の歯車27を介して第2の歯車29も回転する。しかし、この状態では、高速用クラッチ18,低速用クラッチ26及び後退用クラッチ25が解放状態であり、遊星歯車22及びキャリア23が自由回転するだけで、出力軸20に連結されている太陽歯車21にその回転力が伝達されることはなく、出力軸20は回転停止状態を維持する。
この出力軸20の回転停止状態から発進クラッチ7を接続すると共に、制御回路からの指令信号によって低速用クラッチ26を接続し、高速用クラッチ18及び後退用クラッチ25を解放すると、キャリア23とリング歯車24が結合状態となり、第2の歯車29の回転力が遊嵌軸28、キャリア23及びリング歯車24に伝達される。したがって、遊星歯車22を介して太陽歯車21が回転して出力軸20に伝達され、出力軸20が入力軸6と同方向に回転する前進状態の第1モードが得られる。
そして、第1モードを維持しながらバリエータ2を増速側すなわちパワーローラ12をその出力ディスク11a,11b側が入力軸6に接近する方向に傾転させると、その傾転に応じて第1の動力伝達軸16の回転速度が速くなり、これに伴って遊星歯車機構3のリングギャ24及びキャリア23の回転速度が増加して出力軸20の回転速度が増加し、トロイダル型無段変速機1全体の速度比が増加する。
このとき、第1の動力伝達軸16の回転数と第2の動力伝達軸19の回転数が一致もしくは近似したとき、制御回路から高速用クラッチ18及び低速用クラッチ26の駆動部に指令信号が発信される。
そして、制御回路からの指令信号によって高速用クラッチ18を接続して低速用クラッチ26及び後退用クラッチ25を解放するクラッチ繋ぎ換えによるモードチェンジが行われる。入力軸6の回転は高速用クラッチ18を介して第2の動力伝達軸19に伝達され、第2の動力伝達軸19の回転は遊星歯車機構3のリング歯車24に伝達される。
リング歯車24の回転は複数の遊星歯車22を介して太陽歯車21に伝達し、この太陽歯車21に連結された出力軸20が回転する。リング歯車23が入力側になった場合、遊星歯車22を支持したキャリア23が停止していると仮定すれば、リング歯車23と太陽歯車21の歯数に比に応じた変速比で増速を行う。ただし、キャリア23に支持された遊星歯車22が太陽歯車21の周囲を公転し、無段変速機全体としての変速比は、遊星歯車22の公転速度に応じて変化する。そこで、バリエータ2の変速比を変えて遊星歯車22の公転速度を変えれば、無段変速機全体としての変速比を調節できる。
すなわち、高速走行時に遊星歯車22がリング歯車24と同方向に公転する。そして、これらの遊星歯車22の公転速度が速い程、太陽歯車21に固定された出力軸20の回転速度が速くなる。例えば、前記公転速度とリング歯車24の回転速度(何れも角速度)が同じになれば、リング歯車24と出力軸20の回転速度が同じになる。これに対して、前記公転速度がリング歯車24の回転速度よりも遅ければ、前記リング歯車24の回転速度よりも出力軸20の回転速度が速くなる。反対に、前記公転速度がリング歯車24の回転速度よりも速ければ、前記リング歯車24の回転速度よりも出力軸19の回転速度が遅くなる。
したがって、前記高速走行時には、第2の動力伝達系を介して遊星歯車機構3のリング歯車24に伝達されたトルクの一部は遊星歯車22からキャリア23及び第1の動力伝達系を介して出力ディスク11a,11bに伝わる。前記バリエータ2の変速比を減速側に変化させる程、トロイダル型無段変速機1全体の変速比は増速側に変化する。このような高速走行時の状態では、前記バリエータ2に、入力ディスク10a,10bからではなく、出力ディスク11a,11bからトルクが加わる、所謂動力循環状態となる。
ここで、本発明のローディングカム装置8について説明する。図2に示すように、ローディングカム装置8は、上記した入力軸6と、この入力軸6に係合してこの入力軸6と共に回転するカム板(カム部材)36とを備えており、このカム板36が入力ディスク(カム部材)10aに対向配置されている。このカム板36の入力ディスク10aに対向する対向面には第一のカム面38が、円周方向に亙る凹凸として形成されている。また、カム板36と対向配置される入力ディスク10aの対向面にも、第二のカム面39が、円周方向に亙る凹凸として形成している。そして、これらの第一のカム面38と第二のカム面39との間に複数個の円柱状のローラ(転動体)40が、第一及び第二のカム面38,39に装着される円輪状の保持器41に転動自在に保持された状態で、第一のカム面38と第二のカム面39とに接触可能に挟持されている。
そして、第一のカム面38及び第二のカム面39は、図3に示すように、略同一形状をなしており、カム底43の円周方向両側は互いに対称形状をなしている。また、図4に示すように、各カム面38,39の円弧状のカム底43の曲率半径r1は、ローラ40の曲率半径r2よりも小さく設定されている。
また、第一のカム面38及び第二のカム面39は、ローラ40が最もカム底43側にあるときに接触するカム底側接触点Pからカム頂部44側にかけて、リード角αが、連続的に変化し、且つ、カム底43側からカム頂部44側に向かって徐々に小さくなるように形成されている。つまり、第一のカム面38及び第二のカム面39は、図4に示すように、カム底43側のある位置のリード角α1よりも、この位置よりもカム頂部44側の位置のリード角α2の方が必ず小さくなる湾曲形状に設定されている。
このような構成のローディングカム装置8を組み込んだトロイダル型無段変速機1の場合、上記入力軸6によりカム板36を回転させると、第一のカム面38によって複数のローラ40が、入力ディスク10aの第二のカム面39に押し付けられる。その結果、入力ディスク10aが出力ディスク11aに向けて押圧されるとともに入力ディスク10bが出力ディスク11bに向けて押圧され、パワーローラ12は、入力ディスク10aと出力ディスク11aとの間、及び、入力ディスク10bと出力ディスク11bとの間に強く当接させられる。
ここで、ローディングカム装置8の第一のカム面38及び第二のカム面39は、リード角αが、カム底43側からカム頂部44側に向かって徐々に小さくなるように形成されているため、入力トルクに応じて第一のカム面38及び第二のカム面39のローラ40への当接位置が変化することで、発生させる推力が、カム底43に近い低トルク領域では小さめ(トラクション係数が高く)になり、カム頂部44に近い高トルク領域では高く(トラクション係数が低く)なる。
従って、第1実施形態のローディングカム装置8及びこれを用いたトロイダル型無段変速機1によれば、カム板36および入力ディスク10aにおいて、第一のカム面38および第二のカム面39のリード角は、連続的に変化し、且つ、カム底43側からカム頂部44側に向かって徐々に小さくなるので、衝撃力の発生や、負荷過渡変動時のスリップ、製造上の不具合を低減することができる。
特に、パワースプリット式のトロイダル型無段変速機1に適用した場合に、上記したローディングカム装置8は顕著な効果を発揮する。具体的には、急激なトルク変動でも発生推力が「抜け」たりしないため、パワースプリットにおけるモードチェンジのような正トルクから負トルクへ(またはこの逆)、0.1秒程度の短い時間で変化するような状況でもスリップ等の問題を発生しない。
また、自動車などでは一般走行状態では低トルクでの使用がそのほとんどである。低トルク時は油温等も低く、変速機はそれほどシビアな状態にないため、高めのトラクション係数を設定してもスリップすることはない。本実施形態のローディングカム装置8は、トルクが小さい時には発生推力が小さくなる(トラクション係数が高めになる)ように設定されているので、摩擦駆動装置にかかる各部の力が下げられるので、軸受損失が低くなって伝達効率が向上し、また接触面圧が下がりローラ40の転がり疲れ寿命が向上し、さらに各部の荷重が下がるので部品の小型化・軽量化が可能になる。
一方、高トルク領域では接触面圧も高まり、動力伝達部での損失も増えるので、油膜の温度が高くなり油の限界トラクション係数が下がってスリップしやすい傾向となるが、本実施形態のローディングカム装置8は、高トルク領域では高めの押し付け力によりトラクション係数を低めにとって運転するので、スリップの危険はない。一般の自動車では高トルク領域での使用頻度は低いので、上記のように大きな力で押し付けても耐久性等の問題を生じることはない。
尚、第1実施形態においては、ダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機1について説明したが、シングルキャビティ式トロイダル型無段変速機でもよく、またハーフトロイダル無段変速機、フルトロイダル無段変速機のいずれにも適用できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るローディングカム装置について図面を参照して詳細に説明する。
図5は、上記したローディングカム装置が適用された摩擦変速機を示す断面図である。摩擦変速機101は、ケーシング102を有する。このケーシング102は、主部103と、この主部103の両端部にそれぞれ複数のボルト104,104により結合固定されて、この主部103の両端開口部を塞ぐ、一対のカバー105,105とからなる。この様なケーシング102には、入力軸106と出力軸107とを、互いの中心軸同士を直交させる方向に配置して、回転自在に支持している。
先ず、主部103の一部には、入力軸106を支持するため、厚肉の取付部108が設けられ、この取付部108に第一取付孔109が、この主部103の直径方向に形成される。そして、この第一取付孔109内に入力軸106を、一対の転がり軸受110a,110bにより、回転自在に支持している。これら両転がり軸受110a,110bは、深溝型、或はアンギュラ型の玉軸受の如く、ラジアル荷重の他にスラスト荷重も支承自在なものを使用する。そして、入力軸106は第一取付孔109の内側に、回転のみ自在に(軸方向に亙る変位を不能に)支持される。
また、一対のカバー105,105の中央部には、出力軸107を支持するため、第二取付孔111,111が、互いに同心に形成されている。そして、これら両第二取付孔111,111の内側に出力軸107の中間部両端寄り部分を、一対の転がり軸受112,112により、回転自在に支持している。これら両転がり軸受112,112は、やはり深溝型、或はアンギュラ型の玉軸受の如く、ラジアル荷重の他スラスト荷重も支承自在なものを使用する。但し、これら両転がり軸受112,112は、必ずしもスラスト荷重を支承できる構造である必要はない。
そして、出力軸107を各第二取付孔111,111の内側に、回転のみ自在に(軸方向に亙る変位を不能に)支持している。この様に入力軸106と出力軸107とをケーシング102に支持した状態で、これら入力軸106の中心軸αと出力軸107の中心軸βとは、この出力軸107の中心軸β上の点O部分で交差する。
入力軸106の基端部(図5の上端部)で主部103の外面から直径方向外方に突出した部分には、スプライン部113を設けて、図示しない駆動軸により、入力軸106を回転駆動自在としている。また、入力軸106の先端部(図5の下端部)で主部103の内面側に露出した部分には、入力部114を、入力軸106と一体に結合固定している。尚、これら入力部114と入力軸106とは、一体に形成されてもよい。
この入力部114は、先端部に向かう程外径が細くなる先細の円すい台状に形成したもので、入力軸106と同心に設けられて、この入力軸106と共に回転する。そして、この様な入力部114の外周面を構成する、入力軸106と同心の円すい状凸面を入力摩擦面115としている。尚、この入力摩擦面115の母線の延長線は、出力軸107の中心軸β上の点O部分で交差する。
一方、出力軸107の中間部でケーシング102内に位置する部分の周囲には、円筒状のスリーブ116を介して出力ディスク117と、第1実施形態と同様の構成を有するローディングカム装置118と、アイドラディスク119とを設けている。スリーブ116は、全体を円筒状に形成したもので、一端部(図5の右端部)内周面を出力軸107の中間部外周面に、スプライン120(図5の上側部分参照)或はボールスプライン121(図5の下側部分参照)により係合させている。
尚、図面には説明の便宜上、スプライン120とボールスプライン121との両方を描いているが、実際にはスリーブ116の一端部内周面と出力軸107の中間部外周面との間には、このうちの何れか一方のみが設けられればよい。また、スリーブ116の他端部(図5の左端部)内周面と出力軸107の中間部外周面との間には、滑り軸受、ラジアルニードル軸受等の、ラジアル荷重のみを支承する(スラスト荷重を支承しない)軸受122を設けている。従ってスリーブ116は、出力軸107の周囲に、この出力軸107と同期した回転並びにこの出力軸7の軸方向に亙る変位自在に支持している。尚、上記軸受122に代えて、スプライン120またはボールスプライン121を設けても良い。
上述の様なスリーブ(カム部材)116の一端部外周面には、上記ローディングカム装置118を構成するためのカム板部123を、スリーブ116と一体の外向フランジ状に設けている。また、スリーブ116の他端部外周面には、ローディングナット124を螺合固定している。そして、このローディングナット124とカム板部123との間に、上記ローディングカム装置118を構成するためのローラ40と、出力ディスク(カム部材)117と、ホルダ126と、皿板ばね127とを、カム板部123の側から順に、スリーブ116の軸方向に亙り互いに直列に設けている。
出力ディスク117はスリーブ116の中間部周囲に、滑り軸受、ラジアルニードル軸受等の、ラジアル荷重のみを支承する軸受128により、スリーブ116と同心に支持されている。この様な出力ディスク117のカム板部123に対向する対向面(図5の右面)の内径寄り部分と、上記カム板部123の出力ディスク117に対向する対向面(図5の左面)とには、それぞれ円周方向に亙る凹凸である上記した第一のカム面38と第二のカム面39とを設けている。
そして、これら両カム面38,39同士の間に各ローラ40,40を、それぞれの中心軸とカム板部123及び出力ディスク117の直径方向とを一致させ、保持器41により転動自在に保持した状態で挟持している。第一のカム面38および第二のカム面39の形状は、第1実施形態と同様の形状を有する。この構成により、出力ディスク117をカム板部123から離れる方向に押圧しつつ、スリーブ116と出力ディスク117との間で回転力の伝達を行なわせる、上記ローディングカム装置118を構成している。
尚、上記第一のカム面38および第二のカム面39の形状を、第1実施形態と同様とすることで、両方向の回転を伝達可能であるが、一方向の回転のみを伝達する場合には、図3及び図4に示した各カム面38,39の形状を円周方向両側で非対称とし、円周方向一方側を第1実施形態と同様の形状、円周方向他方側をローラ40が空転するように凹溝を持った形状とする。
また、出力ディスク117の他面(図5の左面)外径寄り部分には、出力摩擦面131が形成される。この出力摩擦面131は、入力摩擦面115との当接部がこの入力摩擦面115と平行である円すい凸面とし、これら両摩擦面131,115の母線同士が、これら母線のほぼ全長に亙り、互いに均一に当接する様にしている。尚、入力摩擦面115の母線の延長線は、前述の様に出力軸107の中心軸β上の点O部分で交差する事が、両摩擦面131,115の当接部でのスピンを0とするために最も好ましい。少なくとも、中心軸βの近傍で交差させる事が好ましい。また、両摩擦面131,115の断面形状(母線形状)は、一方が直線であり、他方が大きな曲率半径を有する凸曲面である事が、両摩擦面131,115同士の当接部にエッジロードを生じさせる事なく、安定した当接状態を実現する上からは好ましい。
また、ホルダ126はスリーブ116の中間部周囲に、やはり滑り軸受、ラジアルニードル軸受等の、ラジアル荷重のみを支承する軸受132により、スリーブ116と同心に支持している。ホルダ126は、円輪部133と円筒部134とを有する断面略L字形で、全体を円環状に形成しており、このうちの円輪部134をローディングナット124に対向させた状態で、スリーブ116の中間部周囲に配置している。
尚、このローディングナット124の外径寄り部分で、円輪部134に対向する部分には、環状の突部135を形成している。そして、この突部135よりも内径側部分で上記ローディングナット124と円輪部134との間に、皿板ばね127を設けている。尚、突部135の高さは、この皿板ばね127の自由状態での厚さよりも小さいが、この皿板ばね127を圧縮し切った状態での厚さよりは大きい。
さらに、ホルダ126の周囲にはアイドラディスク119を、アンギュラ型の玉軸受136により、スリーブ116及びホルダ126と同心に、且つ、このスリーブ116及びホルダ126に対する相対回転を自在に支持している。従って、アイドラディスク119はホルダ126に対し、十分なスラスト剛性及びラジアル剛性を確保した状態で、回転自在に支持している。アイドラディスク119の片面(図5の右面)外径寄り半部には、バックアップ面137を形成している。このバックアップ面137は、入力摩擦面115と平行な円すい凸面とし、出力摩擦面131と反対側部分でこの入力側摩擦面115の母線と、これら母線のほぼ全長に亙り均一に当接する様にしている。
尚、出力ディスク117の片面及びアイドラディスク119の他面、即ち、それぞれ出力摩擦面131、バックアップ面137を形成した面と反対面には、それぞれ直径方向に亙る補強リブ138a、138bを形成している。これら各補強リブ138a、138bは、それぞれ出力ディスク117、アイドラディスク119の曲げ剛性を高めて、摩擦変速機による動力の伝達時に、入力摩擦面115と出力摩擦面131及びバックアップ面137とを、この入力摩擦面115の母線のほぼ全長に亙って均一に当接させる役目を果たす。
上述のような構成の第2実施形態の摩擦変速機は、次のように、入力軸106から出力軸107に回転力を伝達する。図示しない駆動軸によりこの入力軸106及び入力部114を回転させると、入力摩擦面115と出力摩擦面131との摩擦係合に基づき、出力ディスク117が回転する。そして、この出力ディスク117の回転が、ローディングカム装置118を介してスリーブ116に伝わり、更にこのスリーブ116の回転が、スプライン120またはボールスプライン121を介して出力軸107に伝わる。入力摩擦面115と出力摩擦面131とは、皿板ばね127の弾力に基づき、始めから或る程度の当接圧で当接している。従って、入力軸106から出力軸107への回転力の伝達は、始めから滑る事なく、効率良く行なえる。
このように入力軸106から出力軸107に回転力を伝達する際、ローディングカム装置118は、この回転力を伝達すると同時に、出力ディスク117を入力部114に向けて押し付ける。この第2実施形態においても、ローディングカム装置118が第1実施形態と同様の第一のカム面38及び第二のカム面39を有しているため、第1実施形態と同様の効果を奏して、摩擦変速機に適用することができる。
尚、第2実施形態では、摩擦変速機として減速機を例にとり説明したが、入力軸と出力軸とを逆にすれば、そのまま増速機として機能する。
また、第1,第2実施形態では、対向面の両方をカム面38,39としたが、いずれか一方のみをカム面としても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本発明の第1実施形態に係るローディングカム装置を用いたトロイダル型無段変速機の概念図である。 本発明の第1実施形態に係るローディングカム装置を用いたトロイダル型無段変速機の要部の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るローディングカム装置の第一のカム面、第二のカム面およびローラを示す部分拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係るローディングカム装置の第一のカム面(第二のカム面)を示す部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るローディングカム装置を用いた摩擦変速機の断面図である。
符号の説明
1 トロイダル型無段変速機
2 バリエータ
3 遊星歯車機構
6 入力軸
8,118 ローディングカム装置
10a 入力ディスク(カム部材)
20 出力軸
36 カム板(カム部材)
38,39 カム面
40 ローラ(転動体)
41 保持器
101 摩擦変速機
106 入力軸
107 出力軸
116 スリーブ(カム部材)
117 出力ディスク(カム部材)
119 アイドラディスク

Claims (3)

  1. 入力トルクの変化に応じて推力の大きさを変化可能なローディングカム装置であって、
    相対回転可能に設けられ、互いに対向する対向面にカム面が形成される一対のカム部材と、
    該一対のカム部材のカム面間に装着される保持器と、
    該保持器に転動自在に保持された状態で、前記一対のカム部材のカム面と接触可能な複数の転動体と、
    を有し、
    前記一対のカム部材の少なくとも一方において、前記カム面のリード角が、連続的に変化し、且つ、前記カム面のカム底側からカム頂部側に向かって徐々に小さくなることを特徴とするローディングカム装置。
  2. 請求項1に記載のローディングカム装置を有することを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  3. 請求項1に記載のローディングカム装置を有することを特徴とする摩擦変速機。
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