JP2014223561A - 最終処分場の簡易垂直壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側方からの雨水等の浸入および最終処分場内からの漏水を簡易かつ確実に防止することができる最終処分場の簡易垂直壁構造を提供する。【解決手段】最終処分場の垂直壁10は、その内側面に、第1ウレタン層110と、内側面防水構造体111と、第2ウレタン層112とが設けられている。内側面防水構造体111は、遮水シート111Xおよび遮水シート111Xの表面を被って保護する保護マット111Yを複数積層させた構造となっている。一方、垂直壁10の外側には、これを支持するように全周に亘って不透水性の改良土を配置した垂直壁支持体120が設けられている。垂直壁支持体120は、その外周が地上面に向って拡大するように不透水性の改良土が配置される。より具体的に、垂直壁支持体120は、外周がテーパー面121と水平面122とにより階段状に拡大している。水平面122の外周に有孔の雨水集水管125が配設されている。【選択図】図2

Description

本発明は、無機廃棄物を含む盛土材を圧密成形体として埋め立てる最終処分場の簡易垂直壁構造に関する。
従来、この種の最終処分場の垂直壁構造としては、本願出願人による下記特許文献1がある。かかる最終処分場の垂直壁では、最終処分場の外周をなす垂直壁の内側面に保護シートと遮水シートとを順次相互に重ねて配設し、その遮水シートの表面に吹付ウレタン層を形成した構造となっている(特許文献1,段落[0026]参照)。これにより、側方からの雨水等の浸入を防止すると共に、最終処分場内の保有水の漏水も防止することができる。
特許第4397050号公報
ここで、本願出願人はさらなる鋭意の試験研究において、最終処分場において、側方からの雨水等の浸入を防止すると共に、最終処分場内からの漏水を防止するより高いレベルでの安全性能を簡易に実現することを検討した。
かかる背景のもとに、本発明は、側方からの雨水等の浸入および最終処分場内からの漏水を簡易かつ確実に防止することができる最終処分場の簡易垂直壁構造を提供することを目的とする。
第1発明の最終処分場の簡易垂直壁構造は、無機廃棄物を含む盛土材を圧密成形体として埋め立てる最終処分場の簡易垂直壁構造であって、
前記最終処分場の外周に立設された垂直壁と、
前記垂直壁の内側面にウレタンを平滑に被覆した第1ウレタン層と、
前記第1ウレタン層の表面を遮水シートおよび保護マットで被った内側面防水構造体と、
前記内側面防水構造体の表面に被覆されたウレタンおよび該ウレタンの表面に吹付けた不燃性の吹付材で構成される第2ウレタン層と、
前記垂直壁の外側に該垂直壁を支持するように全周に亘って不透水性の改良土を配置した垂直壁支持体と、
前記垂直壁と一体として該最終処分場の底部を閉蓋する底版構造体と、
前記底版構造体の下に、該底版構造体の下面および前記垂直壁支持体全体を覆うように不透水性の改良土を配置した底版支持体と
を備えることを特徴とする。
第1発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、垂直壁の内側面に、第1ウレタン層と、内側面防水構造体と、第2ウレタン層とが設けられているため、最終処分場内からの漏水を防止することができる。
このとき、内側面防水構造体は、その表面が第2ウレタン層で被覆されているため、圧密成形体を埋め立てる際に、第2ウレタン層がバッファーとなり内側面防水構造体自体が損傷するのを防ぐことができる。
さらに、第2ウレタン層を内側面防水構造体の表面に被覆することで、内側面防水構造の表面側が硬化した状態となるため、仮に、内側面構造体の保護マットや遮水シートが損傷を受けた場合には、その部位が部分的に裂けるため、損傷部位を視覚的に特定することができ、迅速な補修処置等も可能となる。そのため、側方からの漏水を確実に防止することができる。
次に、垂直壁の外側に、垂直壁を支持するように全周に亘って不透水性の改良土を配置した垂直壁支持体を設けることで、側方からの雨水等の浸入を簡易に防止することができる。
さらに、垂直壁が垂直壁支持体で支持されるため、垂直壁をコンクリート以外の簡易的な構造物とすることも可能となる。
このように、第1発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、最終処分場において、側方からの雨水等の浸入および最終処分場内からの漏水を簡易かつ確実に防止することができ、高いレベルでの安全性能を実現することができる。
第2発明の最終処分場の簡易垂直壁構造は、第1発明において、
前記垂直壁は、地上面以下に配置され、
前記垂直壁支持体は、その外周が前記底版支持体の外周から地上面に向って拡大するように配置されることを特徴とする。
第2発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、地上面以下に配置された垂直壁支持体を、その外周が底版支持体の外周から地上面に向って拡大するようにすることで、地上面からの垂直壁への雨水等の浸入を簡易かつ効果的に防止することができる。加えて、不透水性の改良土である垂直壁支持体による垂直壁の支持強度も高めることができる。
このように、第2発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、側方からの雨水等の浸入を効果的に防止しつつ、最終処分場内からの漏水を簡易かつ確実に防止するより高いレベルでの安全性能を実現することができる。
第3発明の最終処分場の簡易垂直壁構造は、第2発明において、
前記垂直壁支持体は、その外周がテーパー面と水平面とにより階段状に拡大し、該水平面の外周に有孔の雨水集水管が配設されることを特徴とする。
第3の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、垂直壁支持体の外周がテーパー面と水平面とにより階段状に拡大させた場合には、その水平面の外周位置に、テーパー面を伝って流れた雨水が集まる。そのため、かかる水平面の外周位置に、有孔の雨水集水管を配設することで、垂直壁支持体内への雨水等の浸入を簡易かつ確実に防止することができる。
このように、第3発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、側方からの雨水等の浸入を簡易かつ確実に防止することができる。
第4発明の最終処分場の簡易垂直壁構造は、第1〜第3発明において、
前記垂直壁は、前記垂直壁支持体内を水平方向に延びる支持部材に連結されることを特徴とする。
第4発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、垂直壁支持体内を水平方向に延びる支持部材により垂直壁を支持させることができ、垂直壁支持体による垂直壁の支持強度を高めることができる。
このように、第4発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、垂直壁をコンクリート以外の簡易的な構造物とした場合にもその立設強度を維持することできると共に、側方からの雨水等の浸入および最終処分場内からの漏水を簡易かつ確実に防止することができる。
第5発明の最終処分場の簡易垂直壁構造は、第1〜第4発明において、
前記垂直壁支持体上で支持され、当該最終処分場の上方全体を覆う屋根部を備えることを特徴とする。
第5発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、最終処分場を屋根部がある、いわゆるクローズ型最終処分場とすることで、最終処分場の直上からの雨水の浸入がなくなる。そのため、最終処分場内の保有水の処理が不要となり、最終処分場内からの漏水のリスクを大幅に低減することができる。
このように、第5発明の最終処分場の簡易垂直壁構造によれば、最終処分場内からの漏水を確実に防止するより高いレベルでの安全性能を実現することができる。
最終処分場における簡易底版構造および簡易垂直壁構造の概要を示す断面図。 図1の簡易底版構造および簡易垂直壁構造の詳細を示す説明図。
本発明の一実施形態として、最終処分場における簡易底版構造および簡易垂直壁構造について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態の最終処分場は、地上面GLに対して掘り下げて埋め立て空間を形成し、埋め立て空間の外周に立設された垂直壁10と、垂直壁10と一体として水平方向に埋め立て空間の底部を閉蓋する底版構造体20と、埋め立て空間の上方全体を覆う屋根部30と、進入路40とを備える。
垂直壁10は、例えば、ワイヤーを格子状にしたものであって、コンクリート以外の構造物となっている。
まず、垂直壁10は、その内側面に、第1ウレタン層110と、内側面防水構造体111と、第2ウレタン層112とが設けられている。
第1ウレタン層110は、垂直壁の内側面にウレタンを吹き付けた後に、その表面をこてやローラなどで平滑化させた被覆層である。具体的に、第1ウレタン層の厚みは、30mmである。
内側面防水構造体111は、遮水シート111Xおよび遮水シート111Xの表面を被って保護する保護マット111Yを複数積層させた構造となっている。具体的に、遮水シート111Xの厚みは、例えば、15mmであり、保護マット111Yの厚みは、例えば、20mmである。
第2ウレタン層112は、内側面防水構造体111の表面に露呈した遮水シート111Xを被覆するウレタン112Xと、その表面に吹付けた不燃性の吹付材112Yとで構成される。具体的に、第2ウレタン層112の厚みは、ウレタン112Xの厚みが30mmであり、不燃性の吹付材112Yの厚みが4mmである。
次に、垂直壁10の外側について説明する。
垂直壁10の外側には、これを支持するように全周に亘って不透水性の改良土を配置した垂直壁支持体120が設けられている。
かかる不透水性の改良土により、地上面からの垂直壁への雨水等の浸入および側方からの雨水等の浸入を簡易かつ効果的に防止することができる。加えて、不透水性の改良土である垂直壁支持体120により外側面全体が支持され、垂直壁10の支持強度も高めることができる。
垂直壁支持体120は、その外周が地上面に向って拡大するように不透水性の改良土が配置される。より具体的に、垂直壁支持体120は、外周がテーパー面121と水平面122とにより階段状に拡大している。なお、外周の下部は垂直面123となっている。そして、水平面122の外周に有孔の雨水集水管125が配設されている。
かかる垂直壁支持体120の構造によれば、テーパー面121および垂直面123を伝って雨水が流れる。そのため、テーパー面121および垂直面123の下端位置、すなわち、水平面122の外周位置に、有孔の雨水集水管125を配設することで、垂直壁支持体120内への雨水等の浸入を簡易かつ確実に防止することができる。
また、垂直壁支持体120には、この中を水平方向に延びる支持部材130が設けられている。支持部材130は、垂直壁10と同様にワイヤーを格子状にしたものであって、その一端縁が垂直壁10に連結される。また、連結部分には、適当な間隔で連結補強材としての斜材131が設けられている。
これにより、垂直壁支持体120による垂直壁10の支持強度を高めることができ、垂直壁10をコンクリート以外の簡易的な構造物とした場合にもその立設強度を維持することできる。
次に、底版構造体20について説明する。
底版構造体20は、防水ユニット211と防水ユニット211上に敷設された砕石212とからなる防水構造体210が砂層220を介して複数積層した構造(実施例では2層積層)となっている。また、最下層の防水構造体210の砕石212には有孔の集水管213が配設されている。
防水ユニット211は、遮水シート211Xおよび遮水シート211Xの上下を被う保護マット211Yにより構成されている。かかる構成の防水ユニット211が防水構造体210の各層に配置されるため、漏水を確実に防止することができる。
さらに、処分場の底版に掛る荷重を防水ユニット211上の砕石212により分散させることができ、防水ユニット211の負荷を低減することができ、防水ユニット211が破損することもない。
また、砕石212よりも分散性の高い砂層220を防水構造体210の間に配置することで、底版に掛る荷重の分散効果を高めることができ、底版構造体20をコンクリート以外の簡易的な構造物とすることが可能となる。
なお、防水構造体210の間に砂層220を配置する際には、防水性を高めるため砕石212との隣接面に防水ユニット221(防水ユニット211と同じ。)を配置することが好ましい。
最下層の防水構造体210の砕石212に配設された集水管213は、処分場の埋め立て空間の底部に網目状に配置されると共に、これらの集水管213は、図示しない集水桝に向かって下り傾斜で網目状に配置されている。
次に、底版構造体20の下には、当該底版構造体20の下面および垂直壁支持体120全体を覆うように不透水性の改良土を配置した底版支持体230が設けられている。すなわち、底版支持体230により底版構造体20が支持される。
このとき、処分場全体の荷重が砂層220により荷重分散され、その一部が垂直壁10から垂直壁支持体120を経て底版支持体230に掛かると共に、底版構造体20から底版支持体230に掛かる。これらの分散荷重を底版支持体230全体で支持することができ、底版構造体20をコンクリート以外の簡易的な構造物とした場合にもこれを支持することが可能となる。
また、底版構造体20の下面および垂直壁支持体120全体を覆うように不透水性の改良土を配置した底版支持体230が設けられているため、地下水などが底版構造体20に下側から浸入することを簡易に防止することができる。
さらに、底版構造体20および底版支持体230により、最下層の防水構造体210には、地下水などの浸入が通常はないことから、最下層の防水構造体210の砕石212の集水管213を監視することで漏水の有無を確実に判定することができる。集水管213の監視は、各集水管213が合流する集水桝により監視してもよく、各集水管213に垂直方向に延びる検査井戸を設けて個別に監視してもよい。
次に、屋根部30は、垂直壁支持体120に設けられた逆T字形状の基礎擁壁31と、基礎擁壁31に立設された複数の支持柱32とにより最終処分場の直上全体を覆う屋根が支持される。
このように、最終処分場を、いわゆるクローズ型最終処分場とすることで、最終処分場の直上からの雨水の浸入がなくなり、最終処分場内の保有水の処理が不要となると共に、集水管213を最終処分場外からの雨水等の浸入監視として用いることができる。
なお、基礎擁壁31の外周側にはコンクリートの打ち込み部33が設けられている。これにより、垂直壁支持体120の表面を覆うことができ、雨水等の垂直壁支持体120内への浸入を防止することができる。さらに、打ち込み部33の外周には、U字溝からなる集水溝34が設けられており、打ち込み部33の表面を流れた雨水等が集水溝34を介して排水可能となっている。
次に、進入路40は、最終処分場外から無機廃棄物をトレーラやダンプトラック等で場内に搬入するための進入路であって、所定の傾斜角(例えば10%)で垂直壁10に沿って設けられている(場外の搬入路については図示省略)。
進入路40は、垂直壁支持体120と一体に同質の改良土により形成され、その路面は、防水ユニット211を複数積層した構造となっており(実施例では2層)、その上に必要に応じて路盤工を挟んでコンクリート舗装がされている。また路面の端縁には、柵41が設けられている。
以上が本実施形態の最終処分場における簡易底版構造および簡易垂直壁構造の詳細である。かかる最終処分場の簡易底版構造および簡易垂直壁構造によれば、雨水等の浸入および最終処分場内からの漏水を簡易かつ確実に防止することができる。
本実施形態では、特に、屋根部30を備えるため、最終処分場の直上からの雨水の浸入がなく、最終処分場内の保有水の処理が不要となると共に、集水管213を最終処分場外からの雨水等の浸入監視として用いることができ、より高いレベルでの安全性能を実現することができる。
ここで、屋根部30を設けない場合、すなわち、いわゆるオープン型最終処分場とした場合には、底版構造体20の最上層の砕石212に雨水集水管(図示省略)を設けることで、最終処分場内の保有水の処理を雨水集水管を介して行うことができる。
この場合、最終処分場内の保有水は、垂直壁10の内側面防水構造体111および底版構造体20の防水構造体210により漏水することがないため、集水管213を主として最終処分場外からの雨水等の浸入監視として用いることができ、副次的に漏水の検知として用いることができる。
10…垂直壁、20…底版構造体、30…屋根部、40…進入路、110…第1ウレタン層、111…内側面防水構造体、111X…遮水シート、111Y…保護マット、112…第2ウレタン層、112X…ウレタン、112Y…吹付け材、120…垂直壁支持体、121…テーパー面、122…水平面、123…垂直面、125…雨水集水管、130…支持部材、131…斜材、210…防水構造体、211…防水ユニット、211X…遮水シート、211Y…保護マット、213…集水管、220…砂層、221…防水ユニット。

Claims (5)

  1. 無機廃棄物を含む盛土材を圧密成形体として埋め立てる最終処分場の簡易垂直壁構造であって、
    前記最終処分場の外周に立設された垂直壁と、
    前記垂直壁の内側面にウレタンを平滑に被覆した第1ウレタン層と、
    前記第1ウレタン層の表面を遮水シートおよび保護マットで被った内側面防水構造体と、
    前記内側面防水構造体の表面に被覆されたウレタンおよび該ウレタンの表面に吹付けた不燃性の吹付材で構成される第2ウレタン層と、
    前記垂直壁の外側に該垂直壁を支持するように全周に亘って不透水性の改良土を配置した垂直壁支持体と、
    前記垂直壁と一体として該最終処分場の底部を閉蓋する底版構造体と、
    前記底版構造体の下に、該底版構造体の下面および前記垂直壁支持体全体を覆うように不透水性の改良土を配置した底版支持体と
    を備えることを特徴とする最終処分場の簡易垂直壁構造。
  2. 請求項1記載の最終処分場の簡易垂直壁構造において、
    前記垂直壁は、地上面以下に配置され、
    前記垂直壁支持体は、その外周が前記底版支持体の外周から地上面に向って拡大するように配置されることを特徴とする最終処分場の簡易垂直壁構造。
  3. 請求項2記載の最終処分場の簡易垂直壁構造において、
    前記垂直壁支持体は、その外周がテーパー面と水平面とにより階段状に拡大し、該水平面の外周に有孔の雨水集水管が配設されることを特徴とする最終処分場の簡易垂直壁構造。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の最終処分場の簡易底版構造において、
    前記垂直壁は、前記垂直壁支持体内を水平方向に延びる支持部材に連結されることを特徴とする最終処分場の簡易垂直壁構造。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の最終処分場の簡易底版構造において、
    前記垂直壁支持体上で支持され、当該最終処分場の上方全体を覆う屋根部を備えることを特徴とする最終処分場の簡易垂直壁構造。
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