JP2014218092A - 電動手押し運搬車 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷台の積載面積を変えることができると共に、載置面積を変えても側枠による荷崩れ防止機能を発揮でき、かつ、荷物の積み下ろしを容易にする。
【解決手段】荷台3の裏側に、荷台3の左端および右端に開口部を向けて前後一対で配置された筒35を設けると共に、側枠41の下部に、荷台3の裏側に回り込んで筒35内に挿抜可能な水平アーム42を設けており、水平アーム42を筒35に挿入することで側枠41と荷台3とが一体化しており、水平アーム42は、関節部45を備えており、筒35から引き出されて関節部45が露出すると、関節部45において鉛直下方に折れ曲がる一方、関節部45が筒35内に収納されると、関節部45において折れ曲がらない様に構成している。
【選択図】図5

Description

本発明は、工事現場、建築現場、農場などにおいて資材や土砂などを載せて運搬する手押し車に係り、特に、電動式の手押し運搬車に関する。
従来、図10(A)に示す様に、前後各2輪の4輪を備えた車体フレームの上方に荷台を置き、この荷台から後斜め上へ操作ハンドルを延ばした電動運搬車が提案されている(特許文献1)。この電動運搬車は、人手で車体の方向修正等が容易となる様に、前上がり形状に斜めに配置したメインフレームの先端に重い電動モータを取付けて重心を前に移動し、後輪を浮す操作を容易にすると共に、メインフレームを車幅中央に配置した1本のフレームにすることで両側に大きなバッテリーを収納するスペースを確保すると共に、メインフレームの断面をチャンネル又は角にすることにより十分な剛性を確保することを狙った提案となっている。
しかしながら、特許文献1の電動運搬車の荷台に荷物を上げ下ろしするには、荷台の側枠を越える様に荷物を持ち上げねばならないという問題がある。また、特許文献1の電動運搬車は側枠固定であるから、幅の広い荷物を載せるときは側枠上に置くこととなり、側枠による荷崩れ防止の機能が発揮されないこととなる。
こうした問題に対しては、例えば、図10(B)に示す様に、一輪車の意匠において、両側枠を横に倒すことができる様にした手押し車の構造を参考に改良する方法が考えられる(非特許文献1)。
特開平10−203374号公報
意匠登録第494155号公報
非特許文献1の手押し車は、側枠を横に倒して荷台面積を広げることができるが、その場合は側枠なしで荷物を積むこととなり、側枠の機能が発揮されないという問題の解決にはならない。
また、側枠を倒して荷物の積み下ろしをすることができるが、側枠は荷台と同じ高さで横にせり出すため、積み下ろしの際の邪魔になったり、場合によっては倒れた側枠上に重心が掛かる様な荷物の仮置きをしてしまい、手押し車を転倒させてしまうという恐れもある。
なお、ベッドの手摺りの様に側枠を取り除く様にすることも考えられるが、側枠を付け忘れたときに、種々の資材が置かれている建築現場でこれを探すのは容易でないという問題に行き当たる。また、トラックのアオリ板のように側枠を蝶番で倒す様にする方法もあり得るが、これでは幅広の荷物に対して有効な側枠付きの荷台を備えさせるものとはならない。
そこで、本発明は、荷台の積載面積を変えることができると共に、載置面積を変えても側枠による荷崩れ防止機能を発揮でき、かつ、荷物の積み下ろしを容易にした電動手押し運搬車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の電動手押し運搬車は、モータで駆動される車輪を有する車体と、この車体上に設置され、載置面と載置面から立ち上がる左右の側枠とを有する荷台とを備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1)前記左右の各側枠は、前記載置面の中心方向に延びる様に側枠本体から屈曲された複数の幅方向アームを有し、前記荷台には、当該複数の幅方向アームを左右外側から挿入可能な複数の幅方向筒体が前記幅方向アームの間隔と一致する様に備えられていること。
(2)前記幅方向アームは、前記側枠本体を下方に回動させる関節部を途中に備えていること。
(3)前記幅方向筒体及び前記幅方向アームは、前記関節部を幅方向筒体から露出させた露出位置と、前記関節部を幅方向筒体内に収容した収容位置との間で幅方向アームを抜き差しすることができると共に、前記関節部を収容した状態での幅方向アームの差し込み量を変えることによって前記載置面の実質幅を広狭変更した状態に固定する側枠固定機構を備えていること。
本発明の電動手押し運搬車によれば、左右の側枠の幅方向アームの関節部が幅方向筒体に収容された状態における差し込み量を変え、側枠固定機構で幅方向アームと幅方向筒体とを固定することにより、側枠付き荷台の左右方向の実質的な幅を変えることができる。そして、幅方向アームをさらに抜き出して関節部を露出させ、側枠本体を関節部を中心に下方に回動させることにより、側枠が邪魔にならない状態として荷物の積み下ろしを行うことができる。
本発明の電動手押し運搬車は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(4)前記荷台の前面側から立ち上がる前枠を備えていること。
(5)前記前枠は、後方に延びる様に前枠本体から屈曲された複数の前後方向アームを有し、前記荷台には、当該複数の前後方向アームを前から挿入可能な複数の前後方向筒体が前記前後方向アームの間隔と一致する様に備えられていること。
(6)前記前後方向アームは、前記前枠本体を下方に回動させる関節部を途中に備えていること。
(7)前記前後方向筒体及び前記前後方向アームは、前記関節部を前後方向筒体から露出させた露出位置と、前記関節部を前後方向筒体内に収容した収容位置との間で前後方向アームを抜き差しすることができると共に、前記関節部を収容した状態での前後方向アームの差し込み量を変えることによって前記載置面の実質長さを長短変更した状態に固定する前枠固定機構を備えていること。
前枠の前後方向アームの差し込み量を変えることで、荷台の前後方向長さを長短変更することができると共に、前枠を倒した状態にして荷物の積み下ろしを行うこともできる。
これら本発明の電動手押し運搬車は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(8)前記車体は、キャスタ式遊動輪で構成された左右の後輪を支持する後輪フレームと、ホイールインモータを装着した前一輪を支持すると共に前記後輪フレームと固定され、当該後輪フレームよりも後方に斜め上方へ延びてハンドルを構成するハンドルフレームと、当該ハンドルフレームの前端部分を回動中心として上下方向に回動可能となる様に、当該ハンドルフレームの上側に位置する様に取り付けられた荷台フレームとから構成されていること。
(9)前記後輪フレームは、左右の後輪の輪距を広狭変更することのできる幅方向スライド機構を備えると共に、中央に、上方からバッテリーボックスを挿脱可能なバッテリーケージを備えていること。
(10)前記荷台フレームは、前記荷台を着脱可能に取り付ける構造を有し、該荷台を取り外してバケットを取付可能に構成されていること。
これらの構成をも備えた電動手押し運搬車は、例えば工事現場の渡り板の幅が狭い場合には後輪の輪距を狭くして対応することができる。そして、前輪駆動方式の三輪運搬車であるから、ハンドル操作で車体を左右に傾かせて進行方向を変更することが容易であり、重い荷物を載せても運転操作に支障を来さない。また、荷台に替えてバケットを装着し、荷台フレームを持ち上げる様にしてダンプ機能による土砂等の排出も可能な状態で使用することもできる。さらに、このダンプ機能によって荷台を持ち上げた状態にしてやれば、バッテリーボックスを容易に脱着することができる。この結果、バッテリーの充電は屋内電源を用いて夜間に実施するといった使い方もできる。
さらに、これら本発明の電動手押し運搬車は、以下の構成をも備えるとよい。
(11)前記ホイールインモータは、バッテリーからの電源供給を受けて前進・後退両方向に回転し、当該前進・後退の指令は、一方側のハンドルグリップ付近に備えられたスイッチによって実行され、反対側のハンドルグリップの付近に備えられたブレーキレバーによって制動がなされる構成とされていること。
かかる構成をも備えることにより、重量物を運搬する場合に、前進だけでなく後退も可能となり、さらには制動もハンドルグリップを握った状態で容易に実行できる。電動式で上記(11)構成を備えているので、方向転換できずに前進しかできないような通路で後進することができる。また、三輪式で後輪の輪距調整が可能な上記(8)の構成とも併せて、様々な場所で種々の荷物を運搬するのに適するものとなる。
本発明によれば、荷台の積載面積を変えることができると共に、載置面積を変えても側枠による荷崩れ防止機能を発揮でき、かつ、荷物の積み下ろしを容易に実施することができる。
実施例1の電動手押し運搬車の斜視図である。 実施例1の電動手押し運搬車の分解斜視図である。 実施例1の電動手押し運搬車における荷台の分解斜視図である。 実施例1の電動手押し運搬車の荷枠における水平アーム関節部の折れ曲がり機構を説明する断面図である。 実施例1の電動手押し運搬車の荷台部分を示し、(A)は幅及び長さを小さくした状態の斜視図、(B)は幅を広げると共に長さも長くした状態の斜視図、(C)は荷物の積み下ろしをする状態の斜視図である。 実施例1の電動手押し運搬車の後輪部分を示し、(A)は輪距を広げた状態の平面図、(B)は輪距を狭くした状態の平面図である。 実施例2の電動手押し運搬車の斜視図である。 実施例2の電動手押し運搬車を示し、(A)は荷台の載置面積を変更する様子を示す斜視図、(B)は荷物の積み下ろしに際して荷枠を倒す様子を示す斜視図、(C)は後輪の輪距を変更する様子を示す斜視図、(D)はダンプ機能を作動させた様子を示す斜視図である。 実施例2の電動手押し運搬車を示し、(A)は右側ハンドルグリップ付近の機器を示す斜視図、(B)は前輪の制動方式を示す斜視図、(C)はバッテリー脱着の様子を示す斜視図、(D)は傾斜面で使用している様子を示す斜視図である。 従来技術の説明図である。
本発明を実施するための形態について実施例で説明する。
実施例1は電動手押し運搬車1に関するものであって、図1に示す様に、車体2上に荷台3を搭載した構造となっている。車体2は、図2(A)に示す様に、二つの後輪12,12と1つの前輪24とを備える三輪車として構成され、後輪12,12を支持する後輪フレーム4と、前輪24を支持すると共にハンドルとなるハンドルフレーム7と、荷台3を取り付ける荷台フレーム9とを備えている。
ハンドルフレーム7は、U字状に屈曲された前端部7aと、前端部7aから左右斜め上方に広がる立ち上がり部7bと、立ち上がり部7bから後方に屈曲されて後輪フレーム4の上面に固定される水平部7cと、水平部7cの後端から斜め上方に広がる様に形成されたハンドル部7dとから構成され、ハンドル部7dは中間を連結部7eで左右連結されている。前輪24は、このハンドルフレーム7の前端部7aにホイール軸18を回転可能に支持される様にして取り付けられている。ハンドルフレーム7の左右の端部にはハンドルグリップ20,20が装着されている。
後輪フレーム4は、図2(A)に示す様に、ハンドルフレーム7の水平部7cを支持する本体部4aと、この本体部4aの左右端から下方に突設された後輪軸筒10,10とを備えている。
本体部4aは、図6に示す様に、2本の平行なパイプ6,6を並べた中央部5と、これらのパイプ6,6に左右両側から挿入されるU字型の後輪取付部8,8とから構成され、後輪軸筒10,10は、後輪取付部8,8から鉛直下方に延びる様に取り付けられている。図2(A)に示す様に、左右対をなす後輪12,12は、後輪軸筒10,10に軸部を挿入してピン止めされるキャスタによって構成される遊動輪となっている。
後輪取付部8,8は、図6(A)に示す様に、中央部5から所定の長さだけ引き出した位置、および、図6(B)に示す様に、中央部5に完全に収納した位置で輪距固定具14により固定することができるようになっており、斯かる構成により後輪12間の輪距を変えることができるようになっている。さらに中央部5の平行なパイプ6,6の間には、上方からバッテリー15を収容することが可能なケージ16が備えられている。
前輪24は、ホイールインモータを備えていて、バッテリー15からの電源供給を受けて前進・後退両方向に回転する。この前輪24の前進・後退の指令は、右側のハンドルグリップ20の付近に備えられたスイッチ20aによって実行される。左側のハンドルグリップ20の付近にはブレーキレバー20bが備えられている。
また、荷台フレーム9は、ハンドルフレーム7の前端部7aの外側から回動可能に支持されている。荷台フレーム9は、この支持位置を中心に上下方向に回動させることができ、例えば、土砂用のバケットを荷台フレーム上に設置したときに土砂排出のためのダンプ機能を発揮できる構成となっている。なお、通常は、上下方向に回動しない様に、ハンドルフレーム7の連結部7e付近に取り付けられた荷台フレームロック9aで回動できない様にロックされた状態となっている。
荷台3は、図2(B)に示す様に、車体前方から後方に向かって6本のポール31が平行に並んだ柵状となっており(以下、左端ポールから右端ポールまでの6本のポールを、各々第1ポールから第6ポールと称する)、荷台3の裏側には、図3(A)に示す様に、第1ポールと第6ポールとの間に前後一対で橋掛け部材33が渡されている。橋掛け部材33は、左右一対の荷台フレーム9に点接触で支持されており、荷台3を構成する各ポール31と荷台フレーム9との間に一定の空間を形成する役割を果たしている。
第2ポールの裏側から第1ポールの裏側、第5ポールの裏側から第6ポールの裏側にかけて、荷台3の左端および右端に開口部を向けた筒35が前後一対で取り付けられ、荷台の前端側には前方に開口部を向けた筒37が左右一対で配置されている。各筒35,37の下部には、貫通孔(図示せず)が開けられており、筒の外側から貫通孔を通じて、筒内の挿入物を筒内上部に押しつけ固定するための固定具39が挿入されている。
荷台の左右側面及び前面には側枠41、前枠43が設けられている。左右側面の側枠41,41は車体前方から見てL字型(逆L字型)、前面の前枠43は車体側面から見てL字型である。これら側枠41及び前枠43の輪郭は、図3(B)、図3(C)に示す様に、1本のポールを屈曲させて形作られており、各ポールの両端は、側枠41及び前枠43の下部から荷台の裏側に回り込んで水平かつ平行に伸びる一対の水平アーム42,44となっている。一対の水平アーム42,44の間隔は、一対の筒35,37の間隔と同じになっており、水平アームの太さは筒の内径よりわずかに小さいため、水平アームは筒内に挿抜可能となっている。また、水平アームのほぼ中間点には関節部45,47を備えている。
初期状態は、図5(A)に示す様に、全ての荷枠(側枠及び前枠)の水平アームが筒に完全に入りきった状態で固定具により固定されている。この状態では、関節部も筒内に収納されており、水平アームが折れ曲がることはない。各筒に取り付けられた固定具39による水平アームの筒内上部への押しつけを緩めると、図5(B)に示す様に、左右側面および前面の荷枠の水平アーム42,44を引き出すことができる。この時点では、水平アームの関節部45,47は未だ露出していない状態であり、この状態で固定具39によって筒内の水平アーム42,44を再び固定すれば、左右の荷枠間の幅が広い荷台を提供することができ、幅広の荷物を積載することが可能になる。水平アームがさらに筒から引き出されて関節部45,47が露出すると、図4に示す様に、水平アームが関節部において鉛直下方に折れ曲がり、荷台全体を見ると、図5(C)に示す様に、L字型形状をしている荷枠の重心位置の関係で、荷台側面にあった荷枠は荷台の下部に若干入り込んだ状態となる。
次に、実施例2として、下記仕様にて製品化した電動三輪運搬車50を説明する。
[仕 様]
本体寸法:1,320mm(L)×740mm(W)×780mm(H)
本体重量:52kg(バッテリー含む)
最大速度:5.8km/h(前進時),2.0km/h(後進時)
最大走行可能傾斜角:12°(積載量120kg時)
バケット荷台容量:116リットル
パイプ荷台面積:870(970)mm(L)×660(860)mm(W)
モーター:ホイールインモータ250W/rpm:80/min
ブレーキシステム:ディスクブレーキ/ストッパー付ブレーキレバー
フレーム素材:低炭素鋼
フレーム表面処理:粉体焼き付け塗装
前輪タイヤ(1ケ):(外径)400mm/16inch(空気タイヤ)
後輪(2ケ):キャスター式(ノーパンクタイヤ)
後輪幅可変式:420mm〜650mm
最小回転半径:500mm
バッテリー:DC24V,12A電解溶液鉛蓄電池(開放型)
スイッチ類:キー式電源スイッチ(3ケ),前進/後進切替スイッチ
バッテリー残量:電池残量表示付
過電流保護回路:あり
急速充電機能:あり(充電時間:8時間)
充電器:100V〜240V/50〜60Hz DC28.8V/DC800mA
作動温度範囲:−10℃〜+60℃
実施例2の電動三輪運搬車50を図7〜図9に示す。電動三輪運搬車50は、図7(A)に示す様に、実施例1と同様のパイプ荷台51を備えた基本態様にバケット52をオプション態様としたものと、図7(B)に示す様に、バケット52を基本態様としてパイプ荷台51をオプション態様としたものの二種類としている。
バケット52を荷台フレーム9に設置した場合には、図7(B),図8(D)に示す様に、荷台フレームロック9aを解除して、荷台フレーム9の手持ち部9bを持ち上げてダンプさせて土砂等を排出することができる。
また、パイプ荷台51を装着した場合には、図8(A)に示す様に、載置面積を拡大・縮小したり、図8(B)に示す様に、側面の荷枠41,41及び前枠43を下方に倒して荷物の積み下ろし作業を行うことができる。
さらに、図8(C)に示すように、後輪の輪距を420mmの幅狭状態と650mmの幅広状態に変化させることができる。これにより、工事現場などにおいて幅の狭い渡り板を渡るときもしっかりと後輪12,12を設置させた状態とすることができる。
実施例2の電動手押し車50は、図9(A)に示す様に、右側ハンドルグリップ61が回転操作によってモータの速度を3段階に切り換えることができる構造とされると共に、前進/後進スイッチ62で前進と後進を切り換えることもできる様に構成されている。また、バッテリー残量計63も備えられていて、運転中にバッテリー残量を確認できる構成も採用されている。
前輪24にはディスクブレーキ64が装着されていて、左側グリップ65の付近に設けられたブレーキレバー66を引くことで制動を行うことができる。また、この制動状態に前輪をロックさせるストッパ67も備えられている。このストッパ67により、前輪24をロックした状態とすることで、荷物の積み下ろしなどの際に不用意に車体が動かないという利点がある。
バッテリー15は、図9(C)に示す様に、ケージ16に対して上方から脱着できる様に、取って付きのバッテリーボックス68に収納されている。これにより、充電に際しては、車体からバッテリーボックス68を取り外し、屋内の電源で充電すればよく、メンテナンスを容易に実施できる。
図9(D)は、パイプ荷台51を装着して120kgの荷物を12°の斜面で運搬している様子である。
以上に説明したように、本実施例によれば、筒内における水平アームの固定位置を変えることで左右の荷枠間の幅や前面荷枠までの長さを変えることができることから、荷物のサイズや積載量の変化に比較的柔軟に対応できる。また、荷枠の折れ曲がりと荷台下部への潜り込みにより、荷物の積み下ろしを行う作業者は、荷物の間近に近づくことができると共に、電動手押し車を荷物の積み下ろし位置により近づけることができ、作業性を向上することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態で実施することができる。
工事現場、建築現場、農場などにおいて荷物や土砂などを運搬する作業に利用することができる。
1・・・電動手押し運搬車、2・・・車体、3・・・荷台、4・・・後輪フレーム、5・・・中央部、6・・・パイプ、7・・・ハンドルフレーム、8・・・後輪取付部、9・・・荷台フレーム、9a・・・荷台フレームロック、9b・・・手持ち部、10・・・後輪軸筒、12・・・後輪、14・・・輪距固定具、15・・・バッテリー、16・・・ケージ、18・・・ホイール軸、24・・・前輪、31・・・ポール、33・・・橋掛け部材、35・・・筒、37・・・筒、39・・・固定具、41・・・側枠、42・・・水平アーム、43・・・前枠、44・・・水平アーム、45,47・・・関節部、50・・・電動三輪運搬車、51・・・パイプ荷台、52・・・バケット、61・・・右側ハンドルグリップ、62・・・前進/後進スイッチ、63・・・バッテリー残量計、64・・・ディスクブレーキ、65・・・左側グリップ、66・・・ブレーキレバー、67・・・ストッパ、68・・・バッテリーボックス。

Claims (4)

  1. モータで駆動される車輪を有する車体と、この車体上に設置され、載置面と載置面から立ち上がる左右の側枠とを有する荷台とを備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする電動手押し運搬車。
    (1)前記左右の各側枠は、前記載置面の中心方向に延びる様に側枠本体から屈曲された複数の幅方向アームを有し、前記荷台には、当該複数の幅方向アームを左右外側から挿入可能な複数の幅方向筒体が前記幅方向アームの間隔と一致する様に備えられていること。
    (2)前記幅方向アームは、前記側枠本体を下方に回動させる関節部を途中に備えていること。
    (3)前記幅方向筒体及び前記幅方向アームは、前記関節部を幅方向筒体から露出させた露出位置と、前記関節部を幅方向筒体内に収容した収容位置との間で幅方向アームを抜き差しすることができると共に、前記関節部を収容した状態での幅方向アームの差し込み量を変えることによって前記載置面の実質幅を広狭変更した状態に固定する側枠固定機構を備えていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1に記載の電動手押し運搬車。
    (4)前記荷台の前面側から立ち上がる前枠を備えていること。
    (5)前記前枠は、後方に延びる様に前枠本体から屈曲された複数の前後方向アームを有し、前記荷台には、当該複数の前後方向アームを前から挿入可能な複数の前後方向筒体が前記前後方向アームの間隔と一致する様に備えられていること。
    (6)前記前後方向アームは、前記前枠本体を下方に回動させる関節部を途中に備えていること。
    (7)前記前後方向筒体及び前記前後方向アームは、前記関節部を前後方向筒体から露出させた露出位置と、前記関節部を前後方向筒体内に収容した収容位置との間で前後方向アームを抜き差しすることができると共に、前記関節部を収容した状態での前後方向アームの差し込み量を変えることによって前記載置面の実質長さを長短変更した状態に固定する前枠固定機構を備えていること。
  3. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動手押し運搬車。
    (8)前記車体は、キャスタ式遊動輪で構成された左右の後輪を支持する後輪フレームと、ホイールインモータを装着した前一輪を支持すると共に前記後輪フレームと固定され、当該後輪フレームよりも後方に斜め上方へ延びてハンドルを構成するハンドルフレームと、当該ハンドルフレームの前端部分を回動中心として上下方向に回動可能となる様に、当該ハンドルフレームの上側に位置する様に取り付けられた荷台フレームとから構成されていること。
    (9)前記後輪フレームは、左右の後輪の輪距を広狭変更することのできる幅方向スライド機構を備えると共に、中央に、上方からバッテリーボックスを挿脱可能なバッテリーケージを備えていること。
    (10)前記荷台フレームは、前記荷台を着脱可能に取り付ける構造を有し、該荷台を取り外してバケットを取付可能に構成されていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項3に記載の電動手押し運搬車。
    (11)前記ホイールインモータは、バッテリーからの電源供給を受けて前進・後退両方向に回転し、当該前進・後退の指令は、一方側のハンドルグリップ付近に備えられたスイッチによって実行され、反対側のハンドルグリップの付近に備えられたブレーキレバーによって制動がなされる構成とされていること。
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