JP3155212U - 電動ねこ車 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手が良く、また安全な電動式のねこ車を提供する。【解決手段】荷台1の下に取り付けられた車輪5の車軸にモーター7を、また荷台1の下に電池部17を設置する。柄9の端部にはモーターを制御する回転式のグリップ21とブレーキを作動するためのレバー25を設け、柄11の端部には、引いている間だけブレーキが解除されるレバー27を設ける。レバー27を握ってグリップ21を操作すると、電動ねこ車はモーター7の動力により前進することで、かなりの重量物でも楽に運搬することができる。また、転倒などにより作業者が放り出されると、ブレーキがかかることで、ねこ車での作業中の労働災害が防止される。【選択図】 図1

Description

本考案はねこ車に関し、より詳細にはモータを搭載することにより駆動力を提供する電動ねこ車に関する。
一般にねこ車、ねこ等と呼ばれる一輪の手押し車(以下、「ねこ車」と称する)が以前から使用されている。例えば以下に特許文献1として挙げる特開2009−96281号公報には典型的なねこ車の例が開示されている。特許文献1の図1などに示されるように、ねこ車は荷台と、荷台の中央付近あるいは前寄りの下部に取り付けられた1つの車輪と、荷台後方に伸びる一対の柄を有している。作業者は、荷台に荷物を載せた状態で両手で柄を持ち上げ、前方に押すことにより、ねこ車で荷物を運搬することができる。更に、荷台の底部の車輪と柄の間に補助脚部が設けられる。特許文献1の図1などには補助脚部が1つしか示されていないが、通常は左右一対の補助脚部が設けられ、作業車が柄を持ち上げずにねこ車が静置されている間は、車輪と一対の補助脚部の3点でねこ車が転倒しないように支持している。
ねこ車は一人の作業者が押す事により推進し、また一輪であるため、狭く曲がりくねっていたり足場の悪い作業現場でも自在に移動・運搬することができる。また、荷台に重量物を搭載した場合でも、荷台の下の車輪を支点とし、荷台から離れた柄の握り部を力点とすることで、てこの原理を利用して小さい力で柄を持ち上げてねこ車を移動させることができる。このような特長があるため、ねこ車は建築現場や園芸、農業の圃場等で幅広く利用されている。
特開2009−96281号公報
しかしながら、従来から使用されているねこ車は、上述したように重量物を積載した状態でも柄を持ち上げて前へ進むだけであればさして力を必要としないが、建築現場や圃場などにはかなりの勾配を有する傾斜部が存在することがあり、足場が悪かったり、また濡れているなどで滑りやすいことが多い作業現場で、そのような勾配のある箇所を重量物を積載した従来のねこ車で昇降することには、大きな困難と危険を伴っていた。
本考案の一実施態様によれば、荷台と、前記荷台の下部に設けられた一つの車輪と、前記荷台の後方に延在する一対の柄と、前記車輪の後方に設けられる左右一対の支持脚部と、前記車輪を駆動するモーターとを有する電動ねこ車が与えられる。
この電動ねこ車には、フレームを設け、荷台をフレームの上に取り付けるとともに車輪をフレームの下に取り付けることができる。
また、支持脚及び柄はフレームに設けることができる。
また、モーターは前記車輪の車軸内に設けることができる。
また、モーターに電力を供給する電池を左右一対の支持脚部の間に設けることができる。
更に、柄の端部付近にモーターの駆動を調節する操作部を設けることができる。
更に、柄の端部付近にブレーキレバーを設けることができる。
更に、柄の端部付近にブレーキ解除レバーを設けることができる。
本考案によれば、急勾配のある作業現場などでもねこ車を安全に使用することができる。
本考案の一態様の電動ねこ車の斜視図である。 本考案の一態様の電動ねこ車の底面図である。
図1及び図2はそれぞれ本考案の一実施態様による電動ねこ車の斜視図及び底面図である。これらの図において、金属パイプで作られたフレーム1の上に荷台3が取り付けられている。また、フレーム1の下側には、前方寄りに車輪5が取り付けられている。また、車輪5の車軸にはモーター7が搭載されており、更にブレーキ(図示せず)も搭載されている。
更に、フレーム1の左右から後方に柄9,11が伸びている。また、フレーム1の下側で車輪1と柄9,11の間には、補助脚部13,15が左右に設けられている。既に説明したように、補助脚部13,15は、電動ねこ車を静置している間に転倒しないように、車輪1とともに電動ねこ車を3点で支持するためのものである。補助脚部13,15の間には、モーター7に電力を供給するための電池部17,及びモーター7を制御するための制御部19が設けられている。電池部17は重量のある電池が収納されているため、作業者から見てこの支点、つまり車輪1、に近い位置であって、重心を下げるという点からは低い位置に置くことが好ましい。また、電池は衝撃に対して比較的弱いので、電動ねこ車が何かに衝突したりあるいは転倒した場合でも、直接他の物がぶつかりにくい位置に設置すべきである。更に、ねこ車のような作業現場で使用される機器類は、雨天や炎天下で戸外に長時間放置されることも多いので、電池部17については雨水の浸入や直射日光への対策も取る必要がある。このような要件を考慮し、本実施態様では電池部17を補助脚部13と15の間でフレーム1に取り付けている。更に、制御部19も重量を除いては設置に当たって電池部17と同様な要件を考慮する必要があるため、これも電池部17に隣接して設置している。
作業者は柄9,11の端部を持ち上げて電動ねこ車を操作するのであるが、そのような操作のために柄9,11の端部にはそれぞれグリップ21,23が取り付けられている。これら2つのグリップのうちの右側のグリップ21は自動二輪車のスロットルグリップと同じように回転できるようになっていて、作業者がこれを操作することによってモーター7がどの程度の駆動力を発揮すべきか(あるいは電動ねこ車がどの程度のスピードで前進すべきか)という作業車の意思を、スロットルワイヤ−(図示せず)を介して制御部19に対して伝達する。これに応答して、制御部19はモーター7を制御する。グリップ21を最大に開いた場合でも、この電動ねこ車の速度は、人間の歩く速度程度(例えば6km/h)になるようにする。本実施態様では左側のグリップ23は柄11に固定されているが、もちろんこのグリップ23に別の機能を持たせることもできる。また、グリップ21を単なるスイッチとし、速度調整するのではなく、一定速度で走行するようにしても良い。
更に、グリップ21,23の近傍にそれぞれレバー25,27が取り付けられている。通常の自動二輪車と同様に、右側のレバー25を引くと、ブレーキワイヤー(図示せず)を介して前方に設置されている車輪1の車軸内に設置されているブレーキが作動され、電動ねこ車を減速し、また停止させる。重量物を運搬中に前方の物体あるいは人間への衝突を回避するために減速、停止したい場合、また急な下り勾配でスピードが出すぎるのを抑えたい場合などに、レバー25で素早く対応することができる。
左側のレバー27は、これを引くことにより、ブレーキワイヤー(図示せず)を介して車輪1の車軸内に設置されているブレーキが解除され、電動ねこ車を移動させることができるようになる。逆に、レバー27を引いていない状態ではブレーキがかかっているため、電動ねこ車は移動させることができない。このブレーキ解除用のレバーは以下の2つの点で重要である。
第1に、電動ねこ車を傾斜地に静置しておく場合、左側のレバー27は当然開放された状態(つまり、引いていない状態)であるため、電動ねこ車が自重で傾斜地を勝手に下っていくことが防止される。
第2に、電動ねこ車を操作している間に、作業者がバランスを崩したり転倒した場合の事故を防止することができる。特に傾斜地でこのようなことが起こると、ねこ車が勝手に前進、あるいは後退して、登り勾配では作業者が下敷きになったり、下り勾配では前方にいる作業者に衝突したりする可能性がある。しかし、本態様の電動ねこ車では、このような場合は多くの場合、作業者がグリップから手を離してしまうため、車輪1のブレーキが自動的にまた直ちに作動し、このような事故が防止される。
電動ねこ車はモーター7や電池部17などが設けられているため、通常のねこ車に比べて重くなってしまう。そのため、上述のように作業者が手を離したときに電動ねこ車が勝手に動いてしまうことによって引き起こされる事故は、より深刻なものになる可能性がある。また、通常の運搬動作中でも、他の作業者などに衝突してしまった際の傷害の程度も大きくなりがちである。本実施態様では、一方のレバーは通常の自転車や自動二輪車のように引くことによりブレーキが作動するという、自転車や自動二輪車の操縦になれた者にとって直感的であり、従って緊急時に反射的に操作できるようなブレーキ操作機構となっている。他方のレバーは、電動ねこ車を操作している間は常時引いているが、転倒などで思わずレバーを離してしまった場合には直ちにブレーキが作動することにより、電動ねこ車が多く使用される劣悪な作業環境(足場が悪い、滑りやすい、など)で起こりがちな労働災害を防止できる。すなわち、引くことによりブレーキが作動するレバーと、開放することによりブレーキが作動するレバーの両方を備えることで、操作しやすく、また事故が起こる可能性があるとき直ちにブレーキを作動させることができるという、優れた特性が発揮される。
なお、本考案の電動ねこ車は、上述した態様以外にも各種の変形が可能である。これに限定するものではないが、そのような変形の一部を例示すれば、たとえば、フレームはパイプではなく、板材で構成しても良いし、またフレームを設ける代わりに荷台に車輪、補助脚部、柄などを直接取り付けても良い。また、荷台は図面においては中央がくぼんだ形状になっているが、土、砂利などのこぼれやすい資材などを運搬することが想定されていない分野向けには、例えばもっと平面に近い形状の荷台を採用する事もできる。また、補助脚部の接地部にキャスターなどのような小さな車輪を設けて、電動ねこ車の静置時のわずかな移動をもっと簡単にできるようにしても良い。また、モーターは車軸以外の箇所に設置しても良い。
以上、詳細に説明したように、本願考案によれば、使いやすくまた安全な電動ねこ車が提供されるので、産業上大いに利用することができる。
1 フレーム
3 荷台
5 車輪
7 モーター
9 柄
11 柄
13 補助脚部
15 補助脚部
17 電池部
19 制御部
21 グリップ
23 グリップ
25 レバー
27 レバー

Claims (8)

  1. 荷台と、前記荷台の下部に設けられた一つの車輪と、前記荷台の後方に延在する一対の柄と、前記車輪の後方に設けられる左右一対の支持脚部と、前記車輪を駆動するモーターとを有する電動ねこ車。
  2. フレームを設け、前記荷台は前記フレームの上に取り付けられ、前記車輪は前記フレームの下に取り付けられる請求項1記載の電動ねこ車。
  3. 前記支持脚及び柄は前記フレームに設けられる請求項2記載の電動ねこ車。
  4. 前記モーターは前記車輪の車軸内に設けられる請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動ねこ車。
  5. 前記モーターに電力を供給する電池を左右一対の支持脚部の間に設ける請求項1から請求項4記載の電動ねこ車。
  6. 前記柄の端部付近に前記モーターの駆動を調節する操作部を設けた請求項1から請求項5のいずれかに記載の電動ねこ車。
  7. 前記柄の端部付近にブレーキレバーを設けた請求項1から請求項6のいずれかに記載の電動ねこ車。
  8. 前記柄の端部付近にブレーキ解除レバーを設けた請求項1から請求項7のいずれかに記載の電動ねこ車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5296271B1 (ja) * 2013-04-11 2013-09-25 株式会社ニューシステムテクノロジー 電動手押し運搬車
JP2021024530A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 株式会社マキタ 手押し式運搬車
US11878726B2 (en) 2019-08-08 2024-01-23 Makita Corporation Handcart

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