JP2014210558A - 作業車の走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単輪に対応していて、車両の直進安定性が良く且つ車輪の偏摩耗が生じ難く、スイングアームやサスペンションブラケットに作用する負荷を小さくできる作業車の走行装置を提供すること。【解決手段】走行装置10は、回転プレート50が回転することで車輪Wが操舵されるものであり、アクスル20が単輪である車輪Wを回転可能に支持していて、スイングアーム30に連結される。スイングアーム30は、アクスル30から後方向に延びて、その先端部30aがサスペンションブラケット40の下端部40aに対して左右方向の軸線O1周りに回転可能に取付けられる。サスペンションブラケット40の上端部40bは、回転プレート50の回転中心K1から離れて回転プレート50の周縁部50aに連結している。回転プレート50の回転中心K1は、左右方向及び前後方向から見たときに、車輪Wの接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線S1近傍に配置されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、単輪である車輪を操舵させる作業車の走行装置に関し、特に、幅が狭い走行路を走行するための作業車の走行装置に関する。
例えば、下記特許文献1に記載されているように、搬送車は、少なくとも車体の前後左右に各車輪を回転させる走行装置を備えている。この走行装置では、図9に示すように、車輪Wを回転可能に支持するアクスル120がスイングアーム130に連結され、スイングアーム130の先端部130aがサスペンションブラケット140の下端部140aに回転可能に取付けられている。
そして、サスペンションブラケット140の上端部140bが回転プレート150に連結していて、この回転プレート150が垂直方向の軸線E1周りに回転することで、車輪Wが操舵するようになっている。即ち、図示しない操舵モータがベアリング153を介して回転プレート150を回転させると、サスペンションブラケット140とスイングアーム130とアクスル120が回転して、車輪Wがその他の車輪とは独立して操舵するようになっている。
特開2002−108448号公報
ところで、本出願人は、不特定の建設中の場所まで積載物を搬送できるように、或る基地と基地との間に設けられた走行路に対して、作業車を走行させることを検討している。しかし、この走行路は、作業車に対して幅が狭く設けられている。そこで、このような幅が狭い走行路に対して、従来の搬送車の走行装置を作業車に適用して、その作業車を走行させることを検討したが、以下の問題点があった。
図10(A)は、上述した従来の走行装置110を模式的に示した側面図であり、図10(B)は、図10(A)の正面図である。従来の走行装置110では、図10(B)に示すように、アクスル120の左右方向の両端部に双輪である一対の車輪Wが取付けられて、図10(A)に示すように、このアクスル120からスイングアーム130が前方向(図10(A)左側)に延びている。そして、スイングアーム130の先端部130aが、サスペンションブラケット140の下端部140aに対して左右方向の軸線Q1周りに回転可能に取付けられている。また、サスペンションブラケット140とスイングアーム130の間に、車輪Wの上下動を吸収できるように、上下方向に伸縮可能な油圧シリンダ160が取付けられている。
図10に示す走行装置110を用いた場合、アクスル120に対して左右対称の構造であるため、凹凸がある路面を走行する際に油圧シリンダ160が伸縮しても、各車輪Wが矢印で示す方向に傾き難い。そして、図10(B)に示すように、搬送車の横行時の転倒を防止する目的として、車輪Wが左右方向に4個並べられている。しかし、最も左端の車輪Wから最も右端の車輪Wまでの幅方向長さSN(以下、「左右車輪間長さSN」と呼ぶ)が大きくなり、旋回する際に車輪Wが幅の狭い走行路から外れて、作業車が走行できないおそれがある。
一方、図11(A)は、別の走行装置210を模式的に示した側面図であり、図11(B)は、図11(A)の正面図である。この走行装置210では、図11(B)に示すように、アクスル220の左右方向の一端部に単輪である一つの車輪Wが取付けられて、このアクスル220からスイングアーム230が左右方向に延びている。そして、スイングアーム230の先端部230aが、サスペンションブラケット240の下端部240aに対して前後方向の軸線Q2周りに回転可能に取付けられている。また、サスペンションブラケット240とスイングアーム230の間に、車輪Wの上下動を吸収できるように、上下方向に伸縮可能な油圧シリンダ260が取付けられている。
図11に示す走行装置210を用いた場合、図11(B)に示すように、車輪Wが左右方向に2個並べられることになり、左右車輪間長さSNを小さくすることができる。しかし、凹凸がある路面を走行する際に油圧シリンダ260が伸縮すると、スイングアーム230の先端部230aが前後方向の軸線Q2周りに回転し、車輪Wが矢印で示すように左右に傾くことになる。これにより、車輪Wが傾く方向に車両を曲げようとする力が発生し、車両の直進安定性が悪くなる。更に、車輪Wに偏摩耗が発生し易い。
以上要するに、図10に示す双輪に対応した走行装置110を用いる場合には、車両の直進安定性が良いが、左右車輪間長さSNが大きい作業車になる。一方、図11に示す単輪に対応した走行装置210を用いる場合には、左右車輪間長さSNが小さい作業車にできるが、車両の直進安定性が悪く且つ車輪の偏摩耗が生じ易い。そして、走行装置の構造を考える上で、スイングアームやサスペンションブラケットに作用する負荷をできるだけ小さくすることが求められる。
そこで、本発明は、単輪に対応していて、車両の直進安定性が良く且つ車輪の偏摩耗が生じ難く、更に、スイングアームやサスペンションブラケットに作用する負荷を小さくできる作業車の走行装置を提供することを目的とする。
本発明に係る作業車の走行装置は、単輪である車輪を回転可能に支持するアクスルがスイングアームに連結され、前記スイングアームがサスペンションブラケットの下端部に回転可能に取付けられ、前記サスペンションブラケットの上端部に連結した回転プレートが垂直方向の軸周りに回転することで、前記車輪が操舵されるものであって、前記スイングアームは前記アクスルから前方向又は後方向に延びて、その先端部が前記サスペンションブラケットの下端部に対して左右方向の軸線周りに回転可能に取付けられていて、前記サスペンションブラケットの上端部は、前記回転プレートの回転中心から離れて前記回転プレートの周縁部に連結していて、前記回転プレートの回転中心は、左右方向及び前後方向から見たときに、前記車輪の接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線上又は前記垂直軸線の近傍に配置されていることを特徴とする。
本発明に係る作業車の走行装置によれば、単輪である車輪がアクスルに支持されているため、左右車輪間長さが小さい作業車を構成することができ、幅が狭い走行路に十分対応できる走行装置になる。そして、前方向又は後方向に延びるスイングアームの先端部が左右方向の軸線周りに上下に回転するため、車輪が左右に傾き難い。従って、車両の直進安定性が良く且つ車輪の偏摩耗が発生し難い。更に、回転プレートの回転中心が車輪の接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線上又は前記垂直軸線の近傍に配置されているため、車輪が操舵される際に、車輪側の部材で生じる曲げモーメントと回転プレート側の部材で生じる曲げモーメントが上手くキャンセルされて、スイングアームやサスペンションブラケットに作用する負荷を小さくできる。
また、本発明に係る作業車の走行装置において、前記サスペンションブラケットには、水平方向に延びる上端部の下面から斜め下方向に延びる補強板が取付けられていて、前記回転プレートには、左右方向から見たときに前記補強板と重なるように斜め下方向に延びる補強リブが取付けられていることが好ましい。
この場合には、補強板及び補強リブによって、サスペンションブラケットの上端部が回転プレートの回転中心から離れていることによって生じる曲げモーメントに十分耐えることができる。
また、本発明に係る作業車の走行装置において、前記スイングアームは、水平方向に延びる下面板及び上面板を有すると共に、前記下面板の左右両端から起立する左側面板及び右側面板を有し、前後方向の手前側から見たときに、前記下面板と前記上面板と前記左側面板と前記右側面板とによって箱状になっていることが好ましい。
この場合には、車輪に作用する荷重がスイングアームを捩るように作用するが、スイングアームが箱状であるため捩り剛性が大きく、捩る力に対して十分耐えることができる。
また、本発明に係る作業車の走行装置において、前記スイングアームの下面板の下面に底面板が取付けられていて、前記底面板は、水平方向に延びる水平部と、前記スイングアームの先端部に向かって斜め上方に延びる湾曲部とを有し、前記上面板は、水平方向に延びる水平部と、前記スイングアームの先端部に向かって斜め上方に延びる湾曲部とを有することが好ましい。
この場合には、底面板と上面板と左側面板と右側面板とによっても、スイングアームが箱状になり、箱状の断面係数を大きくすることができる。これにより、スイングアームの捩り剛性を更に大きくすることができる。
また、本発明に係る作業車の走行装置において、前記サスペンションブラケットと前記スイングアームの間に、上下方向に伸縮可能な油圧シリンダが取付けられていると良い。
この場合には、凹凸がある路面を走行する際に、油圧シリンダが伸縮することによって車輪が路面の凹凸に追従して、車輪の上下動を吸収することができる。
本発明の作業車の走行装置によれば、単輪に対応していて、車両の直進安定性が良く且つ車輪の偏摩耗が生じ難い。更に、スイングアームやサスペンションブラケットに作用する負荷を小さくできる。
本実施形態の走行装置を備えた作業車を示した図である。 本実施形態の走行装置を示した側面図である。 図2の正面図である。 図2の平面図である。 (A)図2のアクスルを示した側面図である。(B)図5(A)の正面図である。(C)図5(A)の平面図である。 (A)図2のスイングアームを示した側面図である。(B)図6(A)の正面図である。(C)図6(A)の平面図である。 (A)図2のサスペンションブラケットを示した側面図である。(B)図7(A)の正面図である。(C)図7(A)の平面図である。 (A)図2の油圧シリンダを示した側面図である。(B)図8(A)の正面図である。(C)図8(A)の平面図である。 従来の搬送車の走行装置を示した側面図である。 (A)従来の走行装置を模式的に示した側面図である。(B)図10(A)の正面図である。 (A)別の走行装置を模式的に示した側面図である。(B)図11(A)の正面図である。
本発明に係る作業車の走行装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の走行装置10を備えた作業車1を示した図であり、図1(A)では側面図が示され、図1(B)では平面図が示されている。なお、図1(B)では、車体2の一部が透視して示されている。
作業車1は、或る基地と基地との間に設けられた幅が狭い走行路SKを走行して、不特定の建設中の場所まで積載物を搬送する車両である。この作業車1は、図1(A)(B)に示すように、積載物を載置可能な車体2と、この車体2を支持する各車輪Wと、各車輪Wの一部を回転させる走行用モータ3と、各車輪Wの全てを油圧によって操舵させる操舵用モータ4とを備えている。この作業車1は、各操舵用モータ4がそれぞれ各車輪Wを独立して操舵することで、旋回、斜行、横行等の走行ができるようになっている。
この作業車1では、単輪である一つの車輪Wに対して一つの走行装置10が設けられている。そして、作業車1は16個の車輪Wを備えているため、合計16個の走行装置10を備えている。なお、作業車1が備える車輪W及び走行装置10の数は適宜変更可能である。各走行装置10の構成は、前後方向の向きと走行用モータ3の有無以外同様であるため、以下では、車体10の最も後側(図1の右端)に配置されていて走行用モータ3を備える一つの走行装置10を代表して説明する。図2は、走行装置10を示した側面図であり、図3は、図2の正面図であり、図4は、図2の平面図である。
走行装置10は、図2〜図4に示すように、主に走行用モータ3と、アクスル20と、スイングアーム30と、サスペンションブラケット40と、回転プレート50と、油圧シリンダ60とを備えて構成されている。走行用モータ3は、車輪Wを回転駆動させるものであり、アクスル20の前方側(図2の左側)に取付けられている。この走行用モータ3は、運転操作員がアクセルペダルを踏むと回転駆動して、回転駆動力をアクスル20を介して車輪Wに伝達するようになっている。ここで、図5(A)は、図2に示したアクスル20の側面図であり、図5(B)は、図5(A)の正面図であり、図5(C)は、図5(A)の平面図である。
アクスル20は、車輪Wを回転可能に支持するものであり、図3に示すように、車軸と同軸的に延びている。このアクスル20は、車両外側(図3の右側)に車輪WのホイールWhを取付けるための取付部21を有し、車両内側(図3の左側)にスイングアーム30及び走行用モータ3を取付けるための本体部22を有している。取付部21は、車輪Wの内部に配置されて、車両外側部分21aの四隅で各ボルト23を用いてホイールWhを取付けている。本体部22は、略直方体形状になっていて、車輪Wより車両内側に配置される。そして、本体部22は、前面部分22aで走行用モータ3を取付けていて、上面部分22bで複数のボルト24(図3参照)を用いてスイングアーム30を取付けている。ここで、図6(A)は、図2に示したスイングアーム30の側面図であり、図6(B)は、図6(A)の正面図であり、図6(C)は、図6(A)の平面図である。
スイングアーム30は、車輪Wの上下動に対して揺動して、衝撃を吸収するものである。このスイングアーム30は、図3に示すように、車輪Wより車両内側に配置されていて、アクスル20から車両後側(後方向)に向かって延びている。そして、スイングアーム30の先端部30aが、サスペンションブラケット40の下端部40aに対して、回転ピンP1を用いて左右方向の軸線O1周りに回転可能に取付けられている。こうして、スイングアーム30は、回転ピンP1によって軸線O1を中心として上下に回転することができる。スイングアーム30の詳細な構成については、後に説明する。ここで、図7(A)は、図2に示したサスペンションブラケット40の側面図であり、図7(B)は、図7(A)の正面図であり、図7(C)は、図7(A)の平面図である。
サスペンションブラケット40は、油圧シリンダ60を支持するためのブラケットである。このサスペンションブラケット40は、図3に示すように、車輪Wより車両内側に配置されていて、図7(A)に示すように、下端部40aが回転ピンP1を挿通するため挿通孔40a1を有している。また、サスペンションブラケット40の上端部40bは、図7(C)に示すように、水平方向に延びていて、回転プレート50の回転中心K1から離れて回転プレート50の周縁部50aに一体的に連結している。
回転プレート50は、操舵用モータ4から回転力が伝達されて、回転中心K1周りに回転するものである。この回転プレート50の回転により、サスペンションブラケット40とスイングアーム30とアクスル20とが回転して、車輪Wが操舵される。回転プレート50は、図7(C)に示すように、円盤形状になっていて、図3に示すように、上側にベアリング53を組付けている。これにより、回転プレート50は、ベアリング53を介して図示しない車体フレームに対して回転可能になっている。
そして、ベアリング53の外輪53aには、外歯(図示省略)が形成されていて、この外歯と操舵用モータ4によって回転するピニオンギヤ(図示省略)とが噛合している。こうして、操舵用モータ4の回転力が、ピニオンギヤとベアリング53の外輪53aを介して、回転プレート50に伝達される。サスペンションブラケット40と回転プレート50の詳細な構造については、後に説明する。
ここで、図8(A)は、図2に示した油圧シリンダ60の側面図であり、図8(B)は、図8(A)の正面図であり、図8(C)は、図8(A)の平面図である。油圧シリンダ60は、図2に示すように、サスペンションブラケット40とスイングアーム30の間に介装されて、上下方向に伸縮することで車輪Wの上下動を吸収するものである。油圧シリンダ60では、シリンダロッド61がシリンダチューブ62に対して上下動するようになっている。そして、シリンダロッド61の先端部(下端部)が支持ピンP2を介してスイングアーム30に回転可能に組付けられ、シリンダチューブ62の基端部(上端部)が支持ピンP3を介してサスペンションブラケット40に回転可能に組付けられている。
この油圧シリンダ60は、16個の車輪に対応して一つずつ設けられていて(図1参照)、油圧シリンダ60同士は、共通の油圧配管によって作動油が流れるようになっている。このため、例えば路面の凸部分によって、或る車輪Wが上昇すると、その車輪Wに対応した油圧シリンダ60が収縮する。これにより、その油圧シリンダ60内の作動油が油圧配管を通って別の油圧シリンダ60の中へ流れ込み、このときの作動油の流れによって減衰力が生じて、車輪Wの上昇が吸収される。こうして、凹凸がある路面を走行する際に、各油圧シリンダ60が伸縮することによって各車輪Wが路面の凹凸に追従して、各車輪Wの上下動を吸収することができる。
ところで、本実施形態の走行装置10は、単輪である車輪Wを支持する構造になっていて、図10(B)に示す従来の走行装置110のように、双輪である車輪Wを支持する構造になっていない。このため、本実施形態の走行装置10を作業車1に適用することで、従来の走行装置110を作業車1に適用した場合に比べ、最も左端の車輪Wから最も右端の車輪までの幅方向長さSN(左右車輪間長さSN)を小さくすることができる。この結果、幅が狭い走行路SKでも車輪Wが走行路SKの上から外れずに、作業車1を走行させることができる。加えて、左右車輪間長さSNが小さくなることで、作業車1の車体フレームの幅方向の寸法を小さくすることができる。
また、本実施形態の走行装置10は、図2に示すように、スイングアーム30が後方向に延びていて、スイングアーム30の先端部30aが、サスペンションブラケット40の下端部40aに対して左右方向の軸線O1周りに回転可能な構造になっている。言い換えると、図11(B)に示す従来の走行装置210のように、スイングアーム230が左右方向に延びていて、スイングアーム230の先端部230aが、サスペンションブラケット240の下端部240aに対して前後方向の軸線Q2周りに回転可能な構造になっていない。このため、本実施形態では、凹凸がある路面を走行する際に油圧シリンダ60が伸縮すると、サスペンションブラケット40とスイングアーム30が軸線O1周りに上下に回転して、車輪Wが左右に傾かない。従って、車両を曲げようとする無理な力が作用しなくて、車両の直進安定性が良く且つ車輪Wの偏摩耗が生じ難い。
更に、本実施形態の走行装置10では、回転プレート50の回転中心K1が、図2に示すように左右方向から見たとき、車輪Wの接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線S1上に配置され、図3に示すように前後方向から見たとき、垂直軸線S1の近傍に配置されている。このため、車輪Wが操舵される際に、車輪W側の部材で生じる曲げモーメントと回転プレート50側の部材で生じる曲げモーメントとが上手くキャンセルされて、スイングアーム30やサスペンションブラケット40に作用する負荷が小さい構造になっている。
なお、本実施形態の走行装置10では、図3に示すように前後方向から見たとき、回転プレート50の回転中心K1が、垂直軸線S1から僅かに車両内側に配置されていて、回転中心K1から垂直軸線S1までの距離t1が約25mmになっている。これは、上述したようにスイングアーム30やサスペンションブラケット40に作用する負荷を小さくするという要求を満たしつつ、車輪Wが旋回する際に車両外側へ飛び出る量をできるだけ小さくするためである。こうして、本実施形態の走行装置10は、幅が狭い走行路SKに十分対応できるようになっている。
ここで、本実施形態の走行装置10では、図3に示すように、スイングアーム30が車輪Wより車両内側に配置されていて、片持ちで車輪Wを支持する構造になっている。そして、スイングアーム30は、サスペンションブラケット40に対して回転ピンP1によって上下に回転するようになっている。このため、車輪Wに作用する荷重が、回転ピンP1を中心としてスイングアーム30を捩るように作用することになる。そこで、本実施形態では、スイングアーム30の捩り剛性を高めるために、スイングアーム30が以下のように構成されている。
スイングアーム30は、図6に示すように、回転ピンP1を挿通する先端部30aと、水平方向に延びる下面板30b及び上面板30cと、下面板30bの左右両端から起立する左側面板30d及び右側面板30eを有している。下面板30bは全てが水平方向に延びているが、上面板30cは、図6(A)に示すように、下面板30bと対向して水平方向に延びる水平部30c1と、この水平部30c1から先端部30aに向かって斜め上方に向かって延びる湾曲部30c2とを有している。こうして、図6(B)のX部分で示すように、スイングアーム30を前後方向の手前側から見たとき、下面板30bと上面板30cの水平部30c1と左側面板30dと右側面板30eとによって箱状になっている。この結果、スイングアーム30の捩り剛性が箱状であることによって高められていて、スイングアーム30は捩るように作用する力に対して十分耐えることができる。
また、このスイングアーム30は、図6(A)に示すように、下面板30bの下面に底面板30fが取付けられている。この底面板30fは、水平方向に延びる水平部30f1と、この水平部30f1から先端部30aに向かって斜め上方に向かって延びる湾曲部30f2とを有している。この底面板30fの湾曲部30f2と上面板30cの湾曲部30c2とは、ほぼ平行になっている。こうして、底面板30fが下面板30bより更に下側に配置されることによって、底面板30fと上面板30cと左側面板30dと右側面板30eとによって形成される箱状の断面係数が更に大きくなり、スイングアーム30の捩り剛性を更に大きくすることができる。なお、スイングアーム30の前後方向の中間位置には、油圧シリンダ60のシリンダロッド61の先端部を取付けるための取付部30gが設けられている。
また、本実施形態の走行装置10では、図3に示すように、サスペンションブラケット40が回転プレート50の回転中心K1から車両内側に離れて配置されているため、サスペンションブラケット40、及びサスペンションブラケット40と一体的に連結している回転プレート50には、比較的大きな曲げモーメントが作用することになる。そこで、本実施形態では、曲げモーメントに対する剛性を高めるために、サスペンションブラケット40及び回転プレート50が以下のように構成されている。
サスペンションブラケット40は、図7(A)に示すように回転ピンP1を挿通する下端部40aを有し、図7(C)に示すように水平方向に延びて回転プレート50の周縁部50aと連結している上端部40bを有し、図7(B)に示すように上端部40bと下端部40aとを連結する一対の側面部40cを有し、図7(A)に示すように上端部40bと下端部40aとの間で斜めに延びる斜面部40dを有する。そして、このサスペンションブラケット40では、曲げモーメントに対する剛性を高めるために、図7(A)(C)に示すように、水平状の上端部40bに、鉛直方向下向きに延びる二つの鉛直板41が取付けられている。更に、サスペンションブラケット40の内部の剛性を高めるために、上端部40bから下端部40aまで斜め下方向に延びる補強板42が取付けられている。
また、回転プレート50にも、曲げモーメントに対する剛性を高めるために、図7(A)(B)に示すように、鉛直方向下向きに延びる二つの鉛直リブ51が取付けられている。特に、本実施形態では、図7(A)に示すように左右方向から見たときに、上述した補強板42と重なるように斜め下方に延びる補強リブ52が、回転プレート50に取付けられていることに特徴がある。本出願人は、この補強リブ52が補強板42と重なるように斜め下方に延びることによって、例えば鉛直方向下向きに延びる場合に比べて、曲げモーメントに対する剛性を大幅に高めることを有限要素法のシミュレーション結果で確認した。
こうして、鉛直板41、鉛直リブ51、特に補強板42及び補強リブ52によって、サスペンションブラケット40が回転プレート50の回転中心K1から車両内側に離れていることで生じる曲げモーメントに十分耐えることができる。なお、図7(C)に示すように、サスペンションブラケット40の鉛直板41と補強板42の間には、油圧シリンダ60のシリンダチューブ62の基端部を取付けるための取付部40eが設けられている。
本実施形態の走行装置10の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、単輪である車輪Wがアクスル20に支持されているため、左右車輪間長さが小さい作業車1を構成することができ、幅が狭い走行路SKに十分対応できる。そして、スイングアーム30の先端部30aが左右方向の軸線O1周りに上下に回転するため、車輪Wが左右に傾き難い。従って、車両の直進安定性が良く且つ車輪Wの偏摩耗が発生し難い。更に、図2及び図3に示すように、回転プレート50の回転中心K1が、車輪Wの接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線S1近傍に配置されているため、車輪Wが操舵される際に、車輪W側の部材で生じる曲げモーメントと回転プレート50側の部材で生じる曲げモーメントとが上手くキャンセルされて、スイングアーム30やサスペンションブラケット40に作用する負荷を小さくできる。
以上、本発明に係る作業車の走行装置の実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態では、図3に示すように前後方向から見たとき、回転プレート50の回転中心K1を、垂直軸線S1から僅かに車両内側に配置したが、垂直軸線S1上に配置しても良い。即ち、左右方向及び前後方向の両方向で、回転中心K1を垂直軸線S1上に配置しても良い。この場合には、車輪Wが操舵される際に、車輪W側の部材で生じる曲げモーメントと回転プレート50側の部材で生じる曲げモーメントとを最もキャンセルできて、スイングアーム30やサスペンションブラケット40に作用する負荷を最も小さくできる。
また、本実施形態の作業車1では、車輪Wが16軸のように多軸であるため、各車輪Wが路面の凹凸に追従できるように走行装置10に油圧シリンダ60を設けたが、例えば車輪が4軸である作業車の場合には、走行装置に油圧シリンダを設けなくても良い。
また、本実施形態において、各車輪Wを操舵させる操舵アクチュエータとして、油圧によって作動する操舵用モータ4を用いたが、電動モータであっても良く、適宜変更可能である。
なお、本実施形態の走行装置10は、有人である作業車1に適用したが、無人搬送車にも適用できるものである。
1 作業車
2 車体
3 走行用モータ
4 操舵用モータ
10 走行装置
20 アクスル
30 スイングアーム
30a 先端部
30b 下面板
30c 上面板
30c1 水平部
30c2 湾曲部
30d 左側面板
30e 右側面板
30f 底面板
30f1 水平部
30f2 湾曲部
40 サスペンションブラケット
40a 下端部
40b 上端部
41 鉛直板
42 補強板
50 回転プレート
50a 周縁部
51 鉛直リブ
52 補強リブ
K1 回転中心
S1 垂直軸線
本発明に係る作業車の走行装置は、単輪である車輪を回転可能に支持するアクスルがスイングアームに連結され、前記スイングアームがサスペンションブラケットの下端部に回転可能に取付けられ、前記サスペンションブラケットの上端部に連結した回転プレートが垂直方向の軸周りに回転することで、前記車輪が操舵されるものであって、前記スイングアームは前記アクスルから前方向又は後方向に延びて、その先端部が前記サスペンションブラケットの下端部に対して左右方向の軸線周りに回転可能に取付けられていて、前記サスペンションブラケットの上端部は、前記回転プレートの回転中心から離れて前記回転プレートの周縁部に連結していて、前記回転プレートの回転中心は、左右方向及び前後方向から見たときに、前記車輪の接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線上又は前記垂直軸線の近傍に配置されていて、前記スイングアームと前記サスペンションブラケットは、直進時に前記車輪より車両内側にのみ配置されていることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 単輪である車輪を回転可能に支持するアクスルがスイングアームに連結され、
    前記スイングアームがサスペンションブラケットの下端部に回転可能に取付けられ、
    前記サスペンションブラケットの上端部に連結した回転プレートが垂直方向の軸周りに回転することで、前記車輪が操舵される作業車の走行装置において、
    前記スイングアームは前記アクスルから前方向又は後方向に延びて、その先端部が前記サスペンションブラケットの下端部に対して左右方向の軸線周りに回転可能に取付けられていて、
    前記サスペンションブラケットの上端部は、前記回転プレートの回転中心から離れて前記回転プレートの周縁部に連結していて、
    前記回転プレートの回転中心は、左右方向及び前後方向から見たときに、前記車輪の接地位置から垂直方向に延びる垂直軸線上又は前記垂直軸線の近傍に配置されていることを特徴とする作業車の走行装置。
  2. 請求項1に記載された作業車の走行装置において、
    前記サスペンションブラケットには、水平方向に延びる上端部の下面から斜め下方向に延びる補強板が取付けられていて、
    前記回転プレートには、左右方向から見たときに前記補強板と重なるように斜め下方向に延びる補強リブが取付けられていることを特徴とする作業車の走行装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された作業車の走行装置において、
    前記スイングアームは、水平方向に延びる下面板及び上面板を有すると共に、前記下面板の左右両端から起立する左側面板及び右側面板を有し、前後方向の手前側から見たときに、前記下面板と前記上面板と前記左側面板と前記右側面板とによって箱状になっていることを特徴とする作業車の走行装置。
  4. 請求項3に記載された作業車の走行装置において、
    前記スイングアームの下面板の下面に底面板が取付けられていて、
    前記底面板は、水平方向に延びる水平部と、前記スイングアームの先端部に向かって斜め上方に延びる湾曲部とを有し、
    前記上面板は、水平方向に延びる水平部と、前記スイングアームの先端部に向かって斜め上方に延びる湾曲部とを有することを特徴とする作業車の走行装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載された作業車の走行装置において、
    前記サスペンションブラケットと前記スイングアームの間に、上下方向に伸縮可能な油圧シリンダが取付けられていることを特徴とする作業車の走行装置。
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