JP6484985B2 - 移動式クレーン - Google Patents
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Description
クレーンの大型化、軸重の増大及び軸数の増加によって、車体フレームの剛性確保及び応力集中の回避が必要となっていた。これに鑑みて、車体フレームの下方に取付けられる走行車輪は、旋回ベアリングが設けられるベースプレートより、前方又は後方にずらした位置に配置されていた。これにより、ベースプレート近傍の車体フレームの断面積が大きくなるように車体フレームを形成することができるので、良好な剛性を確保することができる。また、車体前後方向に沿った断面積の変化が緩やかになるように、車体フレームを形成することによって、応力の集中を回避することができる。
車体フレームの補強と小型化等が図られた移動式クレーンとして、例えば特許文献1においては、第1のフレーム体、第2のフレーム体及び筒体から成る車体フレームと、筒体の内側に配設される複数のリブとを備え、走行車輪の駆動軸が車体フレームを貫通するための貫通穴がリング状の座部より前方及び後方に形成されている自走式クレーンが開示されている(特許文献1の請求項1、段落[0011]〜[0024]、及び図2〜4参照。)。
図1は、本発明の一実施形態を示す移動式クレーン1の側面図である。
なお、移動式クレーン1として、図1にラフテレーンクレーンを示している。本発明が適用される車両としてはラフテレーンクレーンに限られず、後述の伸縮ブーム及び作業部等に要求される耐荷重が増大しているにもかかわらず小型化が求められている作業車両に適用することができる。
なお、該車体フレーム2は、本発明に係る移動式クレーンにおける車体フレームの一例である。
なお、ベースプレート3は、本発明に係る移動式クレーンにおけるベースプレートの一例である。
図1に示す実施形態においては、3組の足回り部材のうち、2組の足回り部材である第1足回り部材41及び第2足回り部材42がベースプレート3の中央部より前方に設けられている。もっとも、本発明は、3組の足回り部材のうち、1組の足回り部材がベースプレート3の中央部より前方に設けられ、2組の足回り部材がベースプレート3の中央部より後方に設けられる形態に対しても適用可能である。
なお、第1足回り部材41、第2足回り部材42及び第3足回り部材43は、本発明に係る移動式クレーンにおける足回り部材の一例である。
足回り部材の配置に応じて、車体フレーム2の前後方向の長さは変化し得る。これに鑑みれば、足回り部材が多く設けられる側がベースプレート3の前方及び後方のいずれであっても、多く設けられる側のうちの1組の足回り部材を、本発明の適用によってベースプレート3に出来る限り近付けて配置可能となることは重要である。
図2は図1に示した車体フレーム2の概略図である。図2(A)は車体フレーム2の平面図であり、図2(B)は車体フレーム2の側面図である。
本実施形態のように、3組の足回り部材が設けられる場合は、走行時及び作業時の車両全体の重心を考慮して、ベースプレート3より前方に2組の足回り部材が設けられ、ベースプレート3より後方に1組の足回り部材が設けられることが多い。
これに対して、本実施形態においては第2足回り部材42を車体前後方向においてベースプレート3に近付けて配置しているので、本実施形態は第2足回り部材42が従来に比べて後方に位置する。第2足回り部材42が従来よりも後方に配置されると、第1足回り部材41も従来に比べて後方に配置可能になる。したがって、本実施形態は、ベースプレート3より前方の車体フレーム2の長さを、従来よりも短く形成することができる。結果として、移動式クレーン1の車体長を短くすることができる。
なお、太径部201は、本発明に係る移動式クレーンにおける太径部の一例である。
なお、傾斜部202は、本発明に係る移動式クレーンにおける接続部の一例である。
なお、縮径部203は、本発明に係る移動式クレーンにおける細径部と接続部との接続部位の一例である。
なお、細径部204は、本発明に係る移動式クレーンにおける細径部の一例である。
図3は、車体フレーム2の一部を切り欠いて示す拡大斜視図である。
トンネル部23の下端部から左右両側に張り出すように底部24が形成されている。底部24は、車体前後方向に延在する板状部であり、トンネル部23の下端部と左右両側の側面部22及び22の各下端部とをそれぞれ接続する。よって、車体フレーム2は、ベースプレート3より前方において、上面部21と、左右両側の側面部22及び22と、左右両側の底部24と、トンネル部23とによって形成される筒体である。トンネル部23が形成されていることによって、車体フレーム2のベースプレート3より前方部分は、車体フレーム2を前方から見ると、略逆U字形状を有する。
しかしながら、ベースプレート3より前方の上面部21においても図2(B)に示したような凸部211と同様の部位が形成されていた。従来では、本実施形態よりも前方に設けた傾斜部202及び凸部211によって、特にベースプレート3より前方における車体フレーム2の断面積について、車体前後方向に沿ってその変化を見た場合、変化が緩やかであった。
車体フレーム2の断面積の変化が緩やかであると、車体フレーム2に対する局所的な応力集中が生じ難いので好ましかった。
しかしながら、本実施形態ではベースプレート3より前方の上面部21が水平又は略水平に形成されているので、車体フレーム2の断面積の車体前後方向に沿った変化は、傾斜部202から縮径部203までの部位において、上面部21に凸部211を設けていない分だけ従来よりも大きくなる。
なお、本実施形態のように傾斜部202を従来に比べて後方に配置し、かつ車体フレーム2のベースプレート3より前方部分を短く形成する場合、仮に凸部211を上面部21に設けたとしても、細径部204の断面積は大きくなるが、縮径部203近傍における車体フレーム2の断面積を大きく形成し難い。つまり、縮径部203近傍における車体フレーム2の断面積の変化を従来のように小さくすることが困難である。
しかしながら、上述したように縮径部203近傍に支持部材10を設けることによって、車体フレーム2を内側から支持し、良好な剛性を得ることができるようになっている。
具体的には、第1側方支持部121と、第2側方支持部122と、第3支持部材103と、底部24とによって、側面部22の内側にトラス構造が形成されるので、車体フレーム2は折れ方向及びねじれ方向の応力に対する剛性を得ることができる。更に、第1横断部111と、第2横断部112と、第3支持部材103と、上面部21とによって、トンネル部23の上方において車体左右方向に延在する筒体が形成されるので、車体フレーム2はねじれ方向の応力に対する剛性を得ることができる。
Claims (4)
- 旋回ベアリングにより旋回可能な旋回台を備えた移動式クレーンにおいて、
車体前後方向に延在する車体フレームと、
車体フレームの上面部に配置され、旋回ベアリングが設けられるベースプレートと、
車体上下方向においてベースプレートより下方に配置され、車体の移動に係る足回り部材と、を備え、
ベースプレートと足回り部材の一部とは、車体上下方向において重なるように配置され、
車体フレームは、車体前後方向に直交する断面の断面積が相対的に大きい太径部と、ベースプレートの前方において断面積が相対的に小さい細径部と、太径部の端部と細径部の端部とを接続する接続部と、を有し、細径部と接続部との接続部位を支持する支持部材を備え、
車体フレームは、車体左右方向両側にそれぞれ立設される側面部と、各側面部の上縁部を接続し、ベースプレートより前方においては水平又は略水平に形成される上面部と、を有し、
支持部材は、車体前後方向に対して直交面又は略直交面を有する第1支持部材と、車体前後方向且つ上下方向に対して傾斜面を有する第2支持部材と、第1支持部材と第2支持部材とを接続する第3支持部材と、を有し、車体フレームの側面部及び上面部を支持する、
移動式クレーン。 - 接続部は、下面が太径部の前端部から前方に向かって上方に立ち上がる部位であり、
第1支持部材は、接続部の前端部に配置され、
第2支持部材は、第1支持部材の前方に配置され、傾斜面が前方に向かって下り傾斜となるように形成され、
第3支持部材は、第1支持部材の上側と第2支持部材の上側とを接続する
請求項1に記載の移動式クレーン。 - 足回り部材は、車体前後方向におけるベースプレートの中央部より前方において複数箇所設けられ、
ベースプレートと、ベースプレートに近い足回り部材とが車体上下方向において重なるように配置される、
請求項1または2に記載の移動式クレーン。 - 足回り部材は、車軸、アクスルハウジング、タイヤ、又はタイヤホイールである、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の移動式クレーン。
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