JP6764656B2 - 作業機のサスペンション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自走式作業機のサスペンション構造、特に、車体フレーム上に旋回体を備えた総車軸数3以上の自走式作業機のサスペンション構造に関する。
クレーン車等を初めとする自走式作業機は取り扱いの対象となる吊荷や積載物の大型化に伴って作業用の装備や車体フレームの高剛性化が要求され、この要求を満たすために車体重量が増加する傾向にあり、車両の足回りにも十分な強度が必要とされる。
また、その一方で、走行安定性を維持する必要上、自走式作業機の全高を可能な限り低く抑えたいという要求がある。
ここで、車両の足回りに十分な強度を与えるための手段としては、例えば、特許文献1に開示されるように、前軸を支える左右のサスペンションシリンダと後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)を車体フレームの側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームに取り付ける一方、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)を各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けるようにした懸架装置が公知である。
その技術思想は、左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)を各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けることによって、左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)をアクスルビームの左右の端部に取り付けていた従来型の懸架装置に比べ、車両の荷重を支える各々のサスペンションシリンダの他端(下端)と此れに対応する車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さを短縮し、アクスルビームに作用する曲げモーメントを軽減してアクスルビームの実質的な耐久性を向上させる点にある。
更に、特許文献2では、特許文献1に開示される構成に加え、前軸を支える左右のサスペンションシリンダと後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)を、車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームに取り付けるようにすると共に、デフケースを車体フレームに固設し、デフケースの左右のドライブシャフトを相対変位可能な取り付け構造としてアクスルビームを省略し、ドライブシャフト周りの構造を小型化・小径化した上で、左右のドライブシャフトを車体フレームの左右の端面に貫通させる構造とするか、若しくは、車体フレームの直下を通す構造とすることで、車体フレームよりも下方に配置されるパーツを無くし、または、車体フレームよりも下方に突出するパーツを小型化・小径化して、作業機の全高を低く抑えるようにした懸架装置が提案されている。
実公平6−27447号公報(第3頁左欄第44行〜第3頁右欄第10行,第1図) 特開2000−159481号公報(段落0033,段落0035,図2,図3)
しかしながら、左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)を各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けることによって車両の荷重を支える各々のサスペンションシリンダの他端と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さを短縮してアクスルビームに作用する曲げモーメントを軽減するとした特許文献1の懸架装置の場合にあっては、左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)の取付位置となるキングピンの上端部つまりナックルアーム等の上面の位置がアクスルビームよりも高くなることから、左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)をアクスルビームの左右の端部に取り付けていた従来型の懸架装置に比べてサスペンションシリンダの伸縮ストロークが相対的に短くなる不都合がある。
これに対し、サスペンションシリンダの各々の一端(上端)を車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームに取り付けるようにした特許文献2の懸架装置の場合では、サスペンションシリンダの各々の一端(上端)の取付位置が特許文1に見られる懸架装置の場合に比べて相対的に上方に移動することになるので、左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)の取付位置をアクスルビームよりも上方のキングピンの上端部に移動させても、左右のサスペンションシリンダの伸縮ストロークを従来型の懸架装置と同程度に維持することができる。
しかし、特許文献2に開示される懸架装置は、専ら、総車軸数2の自走式作業機のサスペンション構造を前提として考案されたものであり、この技術を総車軸数3以上の自走式作業機に適用するのは必ずしも容易ではない。
例えば、前軸,中間軸,後軸を有する総車軸数3のクレーン車に特許文献2に開示される懸架装置を適用した場合、車体フレームの前後方向における略中間位置に配置された中間軸を支えるサスペンションシリンダを取り付けるためのサスペンションシリンダ取付ブラケットが車体フレームよりも上方に突出することになるので、中間軸のサスペンションシリンダ取付ブラケットが、車体フレーム上の旋回体の回転によって旋回体の下面と干渉する恐れがあり、また、この干渉を防ぐために車体フレームと旋回体との間に大きなクリアランスを設定すると、作業機の全高が高くなって走行安定性が損なわれるといった不都合が生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、総車軸数3以上で車体フレーム上に旋回体を備えた自走式作業機に適用した場合であっても、十分な伸縮ストロークを有し、作業機の全高を可能な限り低く抑えて車両の足回りに十分な強度を保証することのできる自走式作業機のサスペンション構造を提供することにある。
本発明における自走式作業機のサスペンション構造は、車体フレーム上に旋回体を備えて前軸と後軸との間に1軸以上の中間軸を配置した総車軸数3以上の自走式作業機のサスペンション構造であり、
前記前軸を支える左右のサスペンションシリンダと前記後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端が、前記車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して前記車体フレームに取り付けられる一方、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端が各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けられると共に、
前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端が、前記車体フレームの側面に取り付けられる一方、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端が各輪の転舵の中心軸から内側にオフセットして前記中間軸のアクスルビームの左右の端部に取り付けられ、
前記車体フレームが、其の上面を覆う頂板、および、其の側面を覆う左右の側板を備えると共に、前記頂板が、前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端の取付箇所で前記左右の側板を越えて側方に延出してサスペンションシリンダ取付部を形成し、前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の前記一端が、其の上端面が前記サスペンションシリンダ取付部の下面に当接すると共に其の内側端面が前記左右の側板に当接し且つ其の外側端面が前記頂板から側方に突出しない大きさの中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットを介して前記車体フレームの側面に取り付けられていることを特徴とする構成を有する。
車体フレームの前方に位置する前軸を支える左右のサスペンションシリンダと車体フレームの後方に位置する後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)が各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けられるので、前軸や後軸を支える各々のサスペンションシリンダの他端(下端)と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さが短縮され、前軸や後軸のアクスルビームに作用する曲げモーメントが軽減されて、前軸と後軸のアクスルビームの実質的な耐久性を向上させることができる。
また、これらのサスペンションシリンダの各々の一端(上端)が車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットに取り付けられ、その取付位置がアクスルビームに比べて相対的に上方に移動することになるので、左右のサスペンションシリンダの伸縮ストロークが保証される。
一方、車体フレームの前後方向における略中間位置に配置された中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)は、車体フレームの側面に取り付けられ、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)が各輪の転舵の中心軸から内側にオフセットして中間軸のアクスルビームの左右の端部に取り付けられるので、車体フレームの前後方向における略中間位置に配置されたサスペンション構造の構成要素が車体フレームの上面を超えて上方に突出することはなく、車体フレーム上の旋回体が回転しても旋回体の下面とサスペンション構造の構成要素が干渉することがないので、車体フレームに密接させて旋回体を取り付けることが可能となり、作業機の全高を低く抑えて走行安定性を確保することができる。
中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)は中間軸のアクスルビームの左右の端部に取り付けられているため、中間軸のサスペンションシリンダの他端(下端)と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さは前軸や後軸の場合に比べると相対的に長くなるが、この中間軸は車両の重量の一部を支えるために付加されたものであり、この中間軸の増設によって各軸に作用する荷重は2軸の自走式作業機の場合と比べて相対的に軽減されているので、中間軸のアクスルビームに作用する曲げモーメントによって中間軸のアクスルビーム等の耐久性に支障が生じることはない。
そして、この3軸目以降の中間軸を設置することで、クレーン車等を初めとする自走式作業機が取り扱いの対象とする吊荷や積載物の大型化による高重量化に対処することができる。
中間軸の取付には、例えば、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)の取付箇所で左右の側板を越えて側方に延出する車体フレームの頂板をサスペンションシリンダ取付部とし、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)を、其の上端面がサスペンションシリンダ取付部の下面に当接すると共に其の内側端面が車体フレームの左右の側板に当接し且つ其の外側端面が頂板から側方に突出しない大きさの中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームの側面に取り付けるといった構造が適用でき、このような構造を適用することにより、車体フレームの上面を超えてサスペンション構造の構成要素が上方に突出することを確実に防止することができる。そのうえ、車体フレームに密接させて旋回体を取り付けることが可能であり、作業機の全高を低く抑えて走行安定性を確保することができる。
車体フレームの頂板と一体に形成されたサスペンションシリンダ取付部の下面と車体フレームの側板の双方に当接させて中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットが車体フレームに固着されるので、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダを車体フレームの両側に強固に取り付けることができる。
望ましくは、中間軸に作用する軸重は、前軸に作用する軸重や後軸に作用する軸重よりも軽く設定する。
既に述べた通り、中間軸のサスペンションシリンダの他端(下端)と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さは前軸や後軸の場合に比べて長くなるが、中間軸に作用する軸重を前軸に作用する軸重や後軸に作用する軸重よりも軽く設定することにより、中間軸のアクスルビームに作用する曲げモーメントを前軸や後軸と同等の範囲に収めることができる。(モーメントの腕が長くなる半面、作用する荷重は軽減するため。)
更に、前記前軸を支える左右のサスペンションシリンダと前記後軸を支える左右のサスペンションシリンダと前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダとを同一規格品で統一してもよい。
既に述べた通り、前軸や後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)はアクスルビームよりも高い位置にあるキングピンの上端部つまりナックルアーム等の上面に取り付けられる一方、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)はキングピンの上端部つまりナックルアーム等の上面よりも低い位置にあるアクスルビームの左右の端部に取り付けられることになるが、前軸や後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)は車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームに取り付けられる一方、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)は車体フレームの側面に取り付けられることになるので、前軸,中間軸,後軸の別に関わりなくサスペンションシリンダの長さに関連する仕様を同一化することが可能であり、仕様の同一化により、生産工程での部品管理が容易化され、また、組立工程での組み違いも防止される。
本発明における自走式作業機のサスペンション構造は、車体フレームの前方に位置する前軸を支える左右のサスペンションシリンダと車体フレームの後方に位置する後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)が各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けられるので、前軸や後軸を支える各々のサスペンションシリンダの他端(下端)と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さが短縮され、前軸や後軸のアクスルビームに作用する曲げモーメントが軽減されて、前軸と後軸のアクスルビームの実質的な耐久性を向上させることができる。
また、これらのサスペンションシリンダの各々の一端(上端)が車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットに取り付けられ、その取付位置がアクスルビームに比べて相対的に上方に移動することになるので、左右のサスペンションシリンダの伸縮ストロークが保証される。
一方、車体フレームの前後方向における略中間位置に配置された中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)は、車体フレームの側面に取り付けられ、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)が各輪の転舵の中心軸から内側にオフセットして中間軸のアクスルビームの左右の端部に取り付けられるので、車体フレームの前後方向における略中間位置に配置されたサスペンション構造の構成要素が車体フレームの上面を超えて上方に突出することはなく、車体フレーム上の旋回体が回転しても旋回体の下面とサスペンション構造の構成要素が干渉することがないので、車体フレームに密接させて旋回体を取り付けることが可能となり、作業機の全高を低く抑えて走行安定性を確保することができる。
中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)は中間軸のアクスルビームの左右の端部に取り付けられているため、中間軸のサスペンションシリンダの他端(下端)と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さは前軸や後軸の場合に比べると長くなるが、この中間軸は車両の重量の一部を支えるために付加されたものであり、この中間軸の増設によって各軸に作用する荷重は2軸の自走式作業機の場合と比べて相対的に軽減されているので、中間軸のアクスルビームに作用する曲げモーメントによって中間軸のアクスルビーム等の耐久性に支障が生じることはない。
この3軸目以降の中間軸を設置することでクレーン車等を初めとする自走式作業機が取り扱いの対象とする吊荷や積載物の大型化による高重量化に対処することができる。
中間軸の取付には、例えば、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)の取付箇所で左右の側板を越えて側方に延出する車体フレームの頂板をサスペンションシリンダ取付部とし、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)を、其の上端面がサスペンションシリンダ取付部の下面に当接すると共に其の内側端面が車体フレームの左右の側板に当接し且つ其の外側端面が頂板から側方に突出しない大きさの中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームの側面に取り付けるといった構造が適用でき、このような構造を適用することにより、車体フレームの上面を超えてサスペンション構造の構成要素が上方に突出することを確実に防止することができる。そのうえ、車体フレームに密接させて旋回体を取り付けることが可能であり、作業機の全高を低く抑えて走行安定性を確保することができる。
また、車体フレームの頂板と一体に形成されたサスペンションシリンダ取付部の下面と車体フレームの側板の双方に当接させて中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットが車体フレームに固着されるので、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダを車体フレームの両側に強固に取り付けることができる。
また、中間軸に作用する軸重を前軸に作用する軸重や後軸に作用する軸重よりも軽く設定することにより、中間軸のサスペンションシリンダの他端(下端)と車輪との間の水平離間距離であるモーメントの腕の長さが前軸や後軸の場合に比べて長くなっても、中間軸のアクスルビームに作用する曲げモーメントを前軸や後軸と同等の範囲に収めることができる。(モーメントの腕が長くなる半面、作用する荷重は軽減するため。)
このように、前軸や後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)はアクスルビームよりも高い位置にあるキングピンの上端部に取り付けられる一方、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の他端(下端)はキングピンの上端部よりも低い位置にあるアクスルビームの左右の端部に取り付けられることになるが、前軸や後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)は車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して車体フレームに取り付けられる一方、中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端(上端)は車体フレームの側面に取り付けられることになるので、サスペンションシリンダの長さに関連する仕様は前軸,中間軸,後軸を通じて同一化が可能であり、仕様の同一化により、生産工程での部品管理が容易化され、また、組立工程での組み違いも防止される。
本発明における作業機のサスペンション装置を適用した一実施形態のクレーン車の外観を示した側面図である。 同実施形態におけるクレーン車の車体フレームの周辺構造を示した斜視図である。 同実施形態におけるクレーン車の車体フレームを下面側から示した底面図である。 同実施形態におけるクレーン車の車体フレームに取り付けられた各軸のサスペンション構造を示した正面図であり、図4(a)は車体フレームに左右の前輪を取り付けるための前軸の周辺構造を示した正面図、図4(b)は車体フレームに左右の中間輪を取り付けるための中間軸の周辺構造を示した正面図、図4(c)は車体フレームに左右の後輪を取り付けるための後軸の周辺構造を示した正面図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明のサスペンション装置を適用した一実施形態のクレーン車の外観を示した側面図である。
図1に示されるように、この実施形態のクレーン車1は、エンジンやトランスミッション等を配置した車体フレーム2と、車体フレーム2の上に旋回可能に設置された旋回体3、および、旋回体3に基部を枢着されて垂直面内で俯仰する多段式のブーム4と、同じく旋回体3に固設された作業用兼運転用のキャビン5を備え、車体フレーム2の四隅には、姿勢安定用のアウトリガー6が設けられている。
図1に示される通り、この実施形態のクレーン車1は3軸6輪のクレーン車であって、左右の前輪7,7、左右の中間輪8,8、左右の後輪9,9を備える。
図2は図1のクレーン車1における車体フレーム2の周辺構造を示した斜視図、そして、図3は車体フレーム2を下面側から示した底面図である。
また、図4は車体フレーム2に取り付けられた各軸のサスペンション構造を示した正面図であり、この内、図4(a)は車体フレーム2に左右の前輪7,7を取り付けるための前軸の周辺構造を示した正面図、図4(b)は車体フレーム2に左右の中間輪8,8を取り付けるための中間軸の周辺構造を示した正面図、図4(c)は車体フレーム2に左右の後輪9,9を取り付けるための後軸の周辺構造を示した正面図である。
図2に示されるように、クレーン車1における車体フレーム2の主要部は、其の上面を覆う頂板10、および、其の側面を覆う左右の側板11,11によって構成される。
頂板10の略中央部には旋回体3を回転可能に取り付けるための円形状の旋回体設置孔12が設けられる一方、頂板10の後方部には、エンジンやトランスミッション等を設置するためのパワートレイン設置部13を形成するための間隙が、前後に長く画成されている。
パワートレイン設置部13に設置されるエンジンやトランスミッション等の設置に関しては公知であるので、ここでは特に説明しない。
また、車体フレーム2の下面側は適所に肉抜きを施した底板14によって図3に示されるようにして被覆され、頂板10と左右の側板11,11と底板14によって強固な応力外皮構造を有する車体フレーム2が形成されている。
図4(a)に示される通り、前輪7,7を支える前軸15は、デフケースを含むアクスルビーム16と其の左右に設けられたナックルアーム(車輪支持部)17,17等によって構成され、左右のナックルアーム17,17は、転舵の中心軸となるキングピン18,18を中心に、左右の操舵用油圧シリンダ19,19によってステアリングされるようになっている。
また、アクスルビーム16の移動はトルクロッド20とラテラルロッド41によって上下方向にのみ許容され、左右のナックルアーム17,17の操舵角度は、此れらを接続するタイロッド21によって同期される。
そして、前軸7を支える左右のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)は、図2および図4(a)に示される通り、車体フレーム2の頂板10の上面よりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケット23,23を介して車体フレーム2に枢着される一方、これら左右のサスペンションシリンダ22,22の各々の他端(下端)は、各前輪7,7の転舵の中心軸に沿って左右のキングピン18,18の上端部に枢着されている。
図4(a)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)の枢着位置は、頂板10の上面高さと同等、もしくは、其れよりも僅かに高い。
アクスルビーム16に作用する曲げモーメントの大きさは、サスペンションシリンダ22の他端(下端)と此れに対応する前輪7との間の水平離間距離D1(モーメントの腕の長さ)に前軸15に作用する軸重の1/2を掛け合わせた値である。
従って、サスペンションシリンダ22の他端(下端)の取付位置をアクスルビーム16よりも外側に位置するキングピン18とし、水平離間距離D1の値を減らすことによって、アクスルビーム16の端部にサスペンションシリンダ22の他端(下端)を取り付けた場合に比べ、アクスルビーム16に作用する曲げモーメントを軽減してアクスルビーム16の実質的な耐久性を向上させることができる。
サスペンションシリンダ22の他端(下端)の取付位置をキングピン18とすることにより、アクスルビーム16の端部上面にサスペンションシリンダ22の他端(下端)を取り付けた場合と比較してサスペンションシリンダ22の他端(下端)の取付位置が上方に移動することになるが、サスペンションシリンダ22の一端(上端)の取付位置を規制するサスペンションシリンダ取付ブラケット23の側も車体フレーム2の頂板10の上面より上方に移動させているので、サスペンションシリンダ22の伸縮ストロークが保証される。
また、図4(c)に示されるように、後輪9,9を支える後軸24は、デフケースを含むアクスルビーム25と其の左右に設けられたナックルアーム(車輪支持部)26,26等によって構成され、左右のナックルアーム26,26は、転舵の中心軸となるキングピン27,27を中心にステアリングされ、左右のナックルアーム26,26の操舵角度は、此れらを接続するタイロッド28によって同期されるようになっている。
前記と同様、アクスルビーム25の移動はトルクロッド42によって上下方向にのみ許容されている。
そして、後軸24を支える左右のサスペンションシリンダ29,29の各々の一端(上端)は、図2および図4(c)に示される通り、車体フレーム2の頂板10の上面よりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケット30,30を介して車体フレーム2に枢着される一方、此れら左右のサスペンションシリンダ29,29の各々の他端(下端)は、各後輪9,9の転舵の中心軸に沿って左右のキングピン27,27の上端部に枢着されている。
図4(c)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ29,29の各々の一端(上端)の枢着位置は、頂板10の上面高さと同等、もしくは、其れよりも僅かに高く、前軸15のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)の枢着位置の高さと同等である。
アクスルビーム25に作用する曲げモーメントの大きさは、サスペンションシリンダ29の他端(下端)と此れに対応する後輪9との間の水平離間距離D1’(モーメントの腕の長さ)に後軸24に作用する軸重の1/2を掛け合わせた値である。
従って、サスペンションシリンダ29の他端(下端)の取付位置をアクスルビーム25よりも外側に位置するキングピン27とし、水平離間距離D1’の値を減らすことによって、アクスルビーム25の端部にサスペンションシリンダ29の他端(下端)を取り付けた場合に比べ、アクスルビーム25に作用する曲げモーメントを軽減してアクスルビーム25の実質的な耐久性を向上させることができる。
サスペンションシリンダ29の他端(下端)の取付位置をキングピン27とすることにより、アクスルビーム25の端部上面にサスペンションシリンダ29の他端(下端)を取り付けた場合と比較してサスペンションシリンダ29の他端(下端)の取付位置が上方に移動することになるが、サスペンションシリンダ29の一端(上端)の取付位置を規制するサスペンションシリンダ取付ブラケット30の側も車体フレーム2の頂板10の上面より上方に移動させているので、サスペンションシリンダ29の伸縮ストロークが保証される。
これに対し、図4(b)に示されるように、中間輪8,8を支える中間軸31は、アクスルビーム32と其の左右に設けられたナックルアーム(車輪支持部)33,33等によって構成され、左右のナックルアーム33,33は、転舵の中心軸となるキングピン34,34を中心にステアリングされ、左右のナックルアーム33,33の操舵角度は、此れらを接続するタイロッド35によって同期されるようになっている。
また、アクスルビーム32の移動はトルクロッド36とラテラルロッド37によって上下方向にのみ許容されている。
車体フレーム2の頂板10は、図3に示されるように、少なくとも、中間軸31を支える左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の一端(上端)の取付箇所において左右の側板11,11を越えて側方に延出し、此の部分によって、サスペンションシリンダ取付部39,39となる張り出し部を形成している。
そして、中間軸31を支える左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の一端(上端)は、図4(b)に示されるように、其の上端面40aがサスペンションシリンダ取付部39の下面に当接すると共に其の内側端面40bが側板11に当接し、且つ、其の外側端面40cが頂板10から側方に突出しない大きさの中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット40,40を介して車体フレーム2の側面11,11に取り付けられている。
このように、車体フレーム2の頂板10と一体に形成されたサスペンションシリンダ取付部39の下面と車体フレーム2の側板11の双方に当接させて中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット40を車体フレーム2に溶接等の手段で固着することにより、車体フレーム2の長手方向の中央寄りに位置する中間軸31を支える左右のサスペンションシリンダ38,38の一端(上端)を車体フレーム2の両側に強固に取り付けることができる。
また、サスペンション構造の構成要素の一種であるサスペンションシリンダ38,38や中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット40が車体フレーム2の頂板10を越えて上方に突出することもなくなるので、旋回体3の回転時におけるサスペンション構造の構成要素と旋回体3との干渉が解消され、車体フレーム2に密接させて旋回体3を取り付けることが可能となって、クレーン車1の全高を低く抑えて走行安定性を確保することができる。
そして、図4(b)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の他端(下端)は、各中間輪8,8の転舵の中心軸であるキングピン34,34から内側にオフセットして、中間軸31のアクスルビーム32の左右の端部上面側に取り付けられている。
図4(b)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の一端(上端)の枢着位置は頂板10の下面側であり、従って、前軸15のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)の枢着位置や後軸24のサスペンションシリンダ29,29の各々の一端(上端)の枢着位置に比べて取付位置の高さが低い。
また、中間軸31に作用する軸重は、前軸15に作用する軸重や後軸24に作用する軸重よりも軽くなるように設計されている。
アクスルビーム32に作用する曲げモーメントの大きさは、サスペンションシリンダ38の他端(下端)と此れに対応する後輪8との間の水平離間距離D2(モーメントの腕の長さ)に中間軸31に作用する軸重の1/2を掛け合わせた値である。
この中間軸31に関しては、サスペンションシリンダ38の他端(下端)の取付位置をキングピン34よりも内側に位置するアクスルビーム32の端部としているので、モーメントの腕の長さとなる水平離間距離D2は前軸15の場合のD1や後軸24の場合のD1’に比べて長くなる。しかし、中間軸31に作用する軸重は前軸15に作用する軸重や後軸24に作用する軸重よりも軽くなるように設計されているので、中間軸31のアクスルビーム32に作用する曲げモーメントが過大となることはなく、例えば、アクスルビーム32に作用する曲げモーメントの大きさを前軸15や後軸24の場合と同等の範囲に収めることができる。
そして、このようにして前軸15や後軸24に加えて3軸目の中間軸31と其の中間輪8,8を設置することで、クレーン車1が取り扱いの対象とする吊荷の大型化に伴う車体の高重量化に対処することができるようになる。
動力伝達系や操舵系の構成に関しては既に公知であるので特に説明しないが、この実施形態におけるクレーン車1においては、前軸15に取り付けられた前輪7,7と後軸24に取り付けられた後輪9,9の4つの車輪が駆動輪として機能し、前軸15に取り付けられた前輪7,7と中間軸31に取り付けられた中間輪8,8と後軸24に取り付けられた後輪9,9の全てが操舵輪として機能するようになっている。
そして、走行に際しては、通常、前軸15のみに駆動力を伝達し、また、前軸15と後軸24の双方に対して一定の割合で駆動力を分割して伝達することも可能である。
この実施形態では、前軸15と後軸24に関しては、共に、車体フレーム2よりも上方に突出して側方に延出するサスペンションシリンダ取付ブラケット23,30を介してサスペンションシリンダ22,29の各々の一端(上端)を車体フレーム2に取り付ける一方、これらのサスペンションシリンダ22,29の各々の他端(下端)をキングピン18,26の上端部に取り付けるようにしているので、サスペンションシリンダ22の両端部に位置する枢着点間の離間距離とサスペンションシリンダ29の両端部に位置する枢着点間の離間距離とが等しい。
従って、前軸15のサスペンションシリンダ22と後軸24のサスペンションシリンダ29は同一仕様のものを利用することができ互換性がある。
一方、中間軸31のサスペンションシリンダ38に関しては、其の他端(下端)をキングピン34の上端部よりも低い位置にあるアクスルビーム32の端部上面に取り付けるようにしているが、サスペンションシリンダ38の一端(上端)も頂板10の上面よりも低い位置にある車体フレーム2の側面に取り付けるようにしているので、結果的に、サスペンションシリンダ38の両端部に位置する枢着点間の離間距離とサスペンションシリンダ22,29の両端部に位置する各々の枢着点間の離間距離とは等しくなり、中間軸31のサスペンションシリンダ38と前軸15のサスペンションシリンダ22と後軸24のサスペンションシリンダ29は同一仕様のものを利用することができる。
このように、サスペンションシリンダ22,29,38の長さに関連する仕様つまり枢着点間の離間距離を同一化することにより、各軸に共通する同一仕様のサスペンションシリンダの使用が可能となって、生産工程での部品管理が容易化される。
また、此れらの仕様が同一であるため、結果的に、サスペンションシリンダ22,29,38の各々を前軸15,中間軸31,後軸24の何れに取り付けても問題が生じることはなく、組立工程で生じる可能性のあるサスペンションシリンダの組み違いも防止されることになる。
以上の実施形態では、一例として、3軸6輪のクレーン車1に本発明のサスペンション装置を適用した場合について説明したが、本発明のサスペンション装置は総車軸数が3を超えるクレーン車にも適用できる。
総車軸数が3を超えるクレーン車の場合にあっては、クレーン車の最も前方に位置する軸が前軸、また、最も後方に位置する軸が後軸であって、それ以外の軸は全て中間軸である。
また、総車軸数が3以上のクレーン車において、どの軸を駆動輪とするか、および、どの軸を操舵連とするかは設計上の問題である。
本発明は、クレーン車などを初め、車体フレーム上に旋回体を備えた総車軸数3以上の自走式作業機に適用することができる。
1 クレーン車
2 車体フレーム
3 旋回体
4 ブーム
5 キャビン
6 アウトリガー
7 前輪
8 中間輪
9 後輪
10 頂板
11 側板
12 旋回体設置孔
13 パワートレイン設置部
14 底板
15 前軸
16 アクスルビーム
17 ナックルアーム(車輪支持部)
18 キングピン
19 操舵用油圧シリンダ
20 トルクロッド
21 タイロッド
22 サスペンションシリンダ
23 サスペンションシリンダ取付ブラケット
24 後軸
25 アクスルビーム
26 ナックルアーム(車輪支持部)
27 キングピン
28 タイロッド
29 サスペンションシリンダ
30 サスペンションシリンダ取付ブラケット
31 中間軸
32 アクスルビーム
33 ナックルアーム(車輪支持部)
34 キングピン
35 タイロッド
36 トルクロッド
37 ラテラルロッド
38 サスペンションシリンダ
39 サスペンションシリンダ取付部(頂板の張り出し部)
40 中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット
40a 中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットの上端面
40b 中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットの内側端面
40c 中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットの外側端面
41 ラテラルロッド
42 トルクロッド

Claims (3)

  1. 車体フレーム上に旋回体を備えて前軸と後軸との間に1軸以上の中間軸を配置した総車軸数3以上の自走式作業機のサスペンション構造であって、
    前記前軸を支える左右のサスペンションシリンダと前記後軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端が、前記車体フレームよりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケットを介して前記車体フレームに取り付けられる一方、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端が各輪の転舵の中心軸に沿って左右のキングピンの上端部に取り付けられると共に、
    前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端が、前記車体フレームの側面に取り付けられる一方、これら左右のサスペンションシリンダの各々の他端が各輪の転舵の中心軸から内側にオフセットして前記中間軸のアクスルビームの左右の端部に取り付けられ、
    前記車体フレームが、其の上面を覆う頂板、および、其の側面を覆う左右の側板を備えると共に、前記頂板が、前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の一端の取付箇所で前記左右の側板を越えて側方に延出してサスペンションシリンダ取付部を形成し、
    前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダの各々の前記一端が、其の上端面が前記サスペンションシリンダ取付部の下面に当接すると共に其の内側端面が前記左右の側板に当接し且つ其の外側端面が前記頂板から側方に突出しない大きさの中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケットを介して前記車体フレームの側面に取り付けられていることを特徴とする自走式作業機のサスペンション構造。
  2. 前記中間軸に作用する軸重が、前記前軸に作用する軸重や前記後軸に作用する軸重よりも軽いことを特徴とする請求項1記載の自走式作業機のサスペンション構造。
  3. 前記前軸を支える左右のサスペンションシリンダと前記後軸を支える左右のサスペンションシリンダと前記中間軸を支える左右のサスペンションシリンダが同一規格品であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自走式作業機のサスペンション構造。
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