JP2014210163A - トイレシート - Google Patents

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泰子 津金
Yasuko Tsugane
泰子 津金
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/14Protecting covers for closet seats
    • A47K13/16Protecting covers for closet seats of single sheets of paper or plastic foil or film
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
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Abstract

【課題】 本発明は便座に座った際に、便座の汚れが衣服や身体につくのを防ぐ、衛生的かつ快適なトイレシートを提供するものである。【解決手段】本発明の縁部は、波部4を有しており、断面は上層部5、中層部6、下層部7の3層構造となっている。上層部、下層部は繊維状の素材からなり、中層部は、高吸湿性の素材からなる。本発明を便座101に敷くときは、便座シート100の波部4が、便座101の前方付近に来るように、かつ下層部7の表面9が、便座101全体を覆うように敷く。【選択図】 図1

Description

本発明は、洋式トイレの便座や床に敷く、トイレシートに関する発明である。
現在、デパートやビル、公共施設において洋式トイレが多く設置されているが、そのほとんどが便座カバーがついていないものである。よって、これらの洋式トイレを使用する際に、衛生上の観点から、種々の便座シートが発明されている。
特許文献1にかかる発明は、シートの水解性を維持するため、シートの厚さを薄くしており、また、便座に敷いたときの粘着力を高めるため、シートの裏面同士を重ね合わせてもシートが破れないことを特徴とする便座シートである。特許文献2は、シートの裏側の複数個所に粘着剤を設けることによって、シートごと巻き取ることができることを可能にした携帯用の便座シートである。
特開2005−40359号公報 特開2010−194284号公報
しかしながら上記特許文献1に係る発明は、粘着力を高めた反面、便座シートをうまく便座に敷くことができなかった場合、シートの位置を修正した結果、シートに皺ができてしまうため、心地よく便座に座ることができなかった。また、修正の際、直接便座を素手で触る必要があることから衛生的な面で使用に躊躇するという問題が生じていた。さらに、シートの層が薄いため、便座が汚れていた場合などは、直接人体についてしまうなどの問題も生じていた。上記特許文献2にかかる発明は、シートの裏側の複数個所に粘着剤を設けているだけなので、粘着力が弱く、便座に座ったときにシートの位置がずれやすいため、便座に座った結果、不快な感じがするという問題が生じていた。
本発明は、このような問題に鑑み、使用時に衛生的に使用することができることを第1の目的とする。また、快適な座り心地を提供することを第2の目的とする。
上記のような問題点を解決するため、第1の発明は、便座の上に敷く便座シートであって、前記便座シートの縁部に、波部を有することを特徴とするトイレシートである。
第2の発明は、繊維状の素材からなる上層部と下層部と、前記上層部と下層部との間に高吸湿性のある素材からなる中層部を重ね合わせた、積層構造からなることを特徴とする請求項1に記載のトイレシートである。
第3の発明は、前記下層部の表面には、水溶性の付着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレシートである。
第4の発明は、前記便座シートの素材を水溶性のものとすることを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレシートである。
第5の発明は、上辺部から中央部にかけて便器に設置するための設置口が設けられ、前記設置口の縁部に、波部を有することを特徴とするトイレシートである。
この発明の実施の形態1にかかる便座シートの平面図である。 図1の便座シートの断面図である。 図1の便座シートを折り畳んだ状態から展開した状態にしたことを示す説明図である。 図1の便座シートを便座の上に敷いたときの説明図である。 図1の便座シートの変形例を表す図である。 この発明の実施の形態2にかかる床マットの平面図である。 図6の床マットを便器に設置したときの説明図である。
以下これらの発明につき、図面を参照しつつ詳細に実施の形態を説明する。なおこの実施の形態によりこれらの発明が限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1にかかる便座シートの平面図である。
便座シート100は、トイレシートであって、略円形状に切り取られた右上角部1と左上角部2を有し、中央部は略楕円形状の孔3が開いている。便座シート100を便座に敷き、便座に座った後、皺や折れ線ができるのを防ぐため、便座シート100の縁部に、波部4を有する構造となっている。
尚、本便座シート100は、便座全体を覆うことができるように、さらに、使用中に発生する汚れが衣服や身体に付かないように、便座の全体形状よりもやや大きめの形状となる。また、本便座シート100の素材は、使用後トイレに流して捨てることができるよう水溶性のものでもよい。
図2は、図1の便座シートの断面図である。この便座シート100は、上層部5、中層部6、下層部7の3層構造となっている、上層部5は、便座シートに座った際に心地よく、かつ動いた時に破けないよう、繊維状の素材からなる。中層部6は便座についていた汚れや、便座を使用している際に発生する汚れなどを吸収し、上層部5へ移らせることの無いよう、高吸湿性のある素材からなる。尚、中層部6は汚れの吸収を強化するため、同様の素材を2層又は3層構造のものにしてもよい。下層部7は上層部5と同様の素材となるが、下層部7の表面9は便座に接する部分であるため、上層部5の表面8と色を変えるなどして見分けがつくようにすることが望ましい。また下層部7の表面9には便座シート100を便座に付着でき固定できるよう、水溶性の付着剤を塗布させてもよい。
図3は、図1の便座シートを折り畳んだ状態から展開した状態にしたことを示す説明図である。図4は、図1の便座シートを便座の上に敷いたときの説明図である。以下本発明の使用方法を説明する。
図3に示すように、折り畳まれた便座シート100を便座に敷くことができるよう展開していく。その後、便座シート100の波部4が、便座101の前方付近に来るように、かつ下層部7の表面9が、便座101全体を覆うように、便座シート100を敷く。便座101に座り、便座シート100の位置を調整する必要がある場合は、便座シート100を手で持ち調整する。なお、便座の前方の内側や裏面に汚れがある場合は、波部4を便座の裏側に向かって、折り畳んで使用する。便座シート100が不要になったときは、便座シート100を手に持ち、トイレに流して捨てることもできる。
以上により、トイレの使用開始から使用終了まで、衣服や身体に汚れが付くことなく、衛生的かつ快適に、便座シートを使用することができる。また波部4が便器の前方付近をすっぽりと覆うことから、どんな便座でも対応することができる。さらに、便座シート100の素材が水溶性のものである場合、使用後はトイレに流すこともできるため、ゴミの発生を抑え、エコ対策にもなる。
図5は 図1の便座シートの変形例を表す図である。この便座シート102は、図1の便座シート100の下半分の構造となっている。この構造にすることにより、特に汚れが付きやすい便座の前方部を中心に本便座シートを敷くことができる。さらに、軽量化されるため、小さく折り畳みができ、コンパクトに持ち運びできる。
[実施の形態2]
図6は、この発明の実施の形態2にかかる床マットの平面図である。実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を用いて説明を省略し、異なる部分を説明する。
この床マット200は、トイレシートであって、全体的にU字形状になっており、上辺部から中央部にかけて便器に設置するための設置口10が設けられている。また設置口10の縁部に、波部11を有する構造となっている。なお、この床マットの断面図の構造、素材は実施の形態1と同様である。
図7は、図6の床マットを便器に設置したときの説明図である。以下この床マットの使用方法を説明する。
床マット200を床に敷いた後、床マットの設置口10を便器の底辺部12に嵌めこむように設置する。このとき、波部11が便器の底辺部12の周辺と接するように設置する。床マット200が不要になったときは、床マット200を手で取り上げ、便器の中に捨てることができる程度に折り畳んだ後、流し捨てることもできる。
以上により、トイレの床が汚れることなく、衛生かつ快適に床マットを使用することができる。また、床マットの素材が水溶性のものである場合、使用後はトイレに流して捨てることもできるので、ゴミの発生を抑えエコ対策にもなる。
100 便座シート
1 右上角部
2 左上角部
3 孔
4 波部
5 上層部
6 中層部
7 下層部
8 上層部の表面
9 下層部の表面
101 便座
200 床マット
10 設置口
11 波部
12 便器の底辺部

Claims (5)

  1. 便座の上に敷く便座シートであって、前記便座シートの縁部に、波部を有することを特徴とするトイレシート。
  2. 繊維状の素材からなる上層部と下層部と、前記上層部と下層部との間に高吸湿性のある素材からなる中層部を重ね合わせた、積層構造からなることを特徴とする請求項1に記載のトイレシート。
  3. 前記下層部の表面には、水溶性の付着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレシート。
  4. 前記便座シートの素材を水溶性のものとすることを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレシート。
  5. 上辺部から中央部にかけて便器に設置するための設置口が設けられ、前記設置口の縁部に、波部を有することを特徴とするトイレシート。
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