JPH0751181A - 洗い流し可能な積層便座カバー - Google Patents

洗い流し可能な積層便座カバー

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JPH0751181A
JPH0751181A JP6123542A JP12354294A JPH0751181A JP H0751181 A JPH0751181 A JP H0751181A JP 6123542 A JP6123542 A JP 6123542A JP 12354294 A JP12354294 A JP 12354294A JP H0751181 A JPH0751181 A JP H0751181A
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toilet seat
layer
water
seat cover
plastic film
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JP6123542A
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Walter H Breyer
エィチ.ブレイヤー ウオルター
Lawrence M Brown Jr
エム.ブラウン,ジュニア ローレンス
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Kimberly Clark Tissue Co
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Scott Paper Co
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    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/14Protecting covers for closet seats
    • A47K13/16Protecting covers for closet seats of single sheets of paper or plastic foil or film
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水分遮断材として作用する、水分遮断層が水
溶性である洗い流し可能な使い捨て積層便座カバーを提
供する。 【構成】 吸収性のセルロース繊維ウェブより成る上層
14と、厚さ約1/4〜約4ミルの水溶性のポリビニル
アルコールフィルム層18と、吸収性のセルロース繊維
ウェブより成る底層16とを熱接着等により積層、保持
して洗い流し可能な積層便座カバー10を形成する。層
14、16は約4〜約50ポンド/連の坪量を有する。
カバー10は楕円形で、中央に貫通開口部12を有す
る。利用者はカバー10を便座の上に層16を下にして
置き、層14の上に座る。層16は、それが便座上の液
滴に対したとき、その毛管作用による吸い上げ作用でそ
れら液滴を層16のもっと広い領域に拡散させる。水溶
性ポリビニルアルコールフィルム層18はそのような水
滴の通過に対する障壁となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、使い捨て
の多層衛生製品、更に詳しくは洗い流し可能な積層便座
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】多数の使い捨て便座カバーが従来技術に
おいて知られている。従来技術によるこのような便座カ
バーの多くは積層されたもので、使用後に洗い流せるよ
うにしようとするものである。1つのそのような便座カ
バーがベルツ(Belz)に付与された米国特許第4,
352,214号明細書に教示されている。この特許明
細書に教示された便座カバーは廃編織布繊維の層を水溶
性の箔層、例えばポリビニルアルコールの箔層に一部分
埋入させて成るものである。別法として、繊維をポリビ
ニルアルコールの層に接着剤で結合させることもでき
る。封止層はその箔の繊維層に対して反対側の箔の面に
結合させるのが好ましい。封止層は防水性又は撥水性で
ある。接着剤も箔も共に水溶性であるので、便座カバー
が水性環境に置かれたとき繊維は分離して来る。封止層
は厚さが数ミクロンに過ぎず、それは一旦箔から分離す
ると安定性がほとんどなくなると言われ、従ってその便
座カバーは洗い流せるようになっている。
【0003】ソールソン(Saulson)に付与され
た米国特許第3,263,241号明細書は洗い流し可
能な可撓性の積層シートが教示し、それは差し込み便器
用の使い捨てライナーとして使用しようとされたもので
ある。その第一層はセルロース繊維ウェブより成る。そ
のウェブには熱可塑性物質が、例えば押し出しにより適
用されている。熱可塑性塗膜の厚さは0.0001〜
0.001インチの範囲である。この熱可塑性塗膜は、
明らかに、便器を水洗することによって生み出される乱
流中で崩壊する。
【0004】従来技術は便座の上に置くことができ、更
には洗い流せる水分遮断材として役立つ多数の使い捨て
便座カバーを教示しているけれども、従来技術によるそ
のような便座カバーの典型的なものは水分遮断層が水不
溶性であると言うことである。従って、そのような便座
カバーは、特に乱流洗い流し作用をほとんど生み出さな
い低水量系では洗い流しに関して潜在的な危険をもたら
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は水分遮断材として作用する、水分遮断層が水溶性であ
る、積層された、即ち多層の洗い流し可能な便座カバー
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明の概要 簡単に述べると、本発明の上記の及びその他の特徴、目
的及び利点は前記の特許請求の範囲並びに以下に述べら
れる細部と説明を読み、また図面を参照すれば容易に明
らかになるだろう。これらの特徴、目的及び利点は、2
層の衛生ティシュー(sanitary tissu
e)層の間にポリビニルアルコールフィルムの層をサン
ドウィッチすることによって達成される。実際には、公
衆便所の利用者は、残留水や尿がかかった便座を目の前
にすると、別の便所に移るか、トイレットペーパーを使
って便座からその濡れを取り除こうとするかのどちらか
である。いずれの場合も、使い捨て便座カバーの使用は
極く当たり前になって来ている。利用者は、便座から全
ての残留水分を拭い取ったとき、自分の体と便座との間
に何か遮断物を置きたいと思うのが普通であろう。本発
明の洗い流し可能な便座カバーが濡れに対したときは、
便座に面するティシュー層は残留水分を吸収し、その水
分をそのティシュー層のもっと広い領域に吸い上げ、即
ち拡散させる。しかして、大きく集中した水又は尿が水
溶性フィルムの小さい領域と接触することが妨げられ
る。これによって局在する汚点での水溶性フィルムの可
溶化が防がれるか又は少なくとも遅延され、その時点ま
ではフィルムは利用者が水洗便所を通常使用するだろう
時間の間水分を通過させない。本発明の洗い流し可能な
便座カバーは、しかし、それを使い終わったとき、便器
に落とし、洗い流すことができる。便器の多量の水は水
溶性フィルムを溶解させ、またその洗い流し作用、即ち
乱流は洗い流し可能なティシューを、便座カバーの構成
部材が衛生下水系に送られるにつれてばらばらにする。
【0007】好ましい態様の詳細な説明 まず図1を参照して説明すると、図1には本発明の洗い
流し可能な積層便座カバー10が示される。カバー10
は形状がほぼ楕円形で、この使い捨てカバー10を、使
い捨て便座カバーに典型的であるように、存在する便座
に置けるよう貫通開口部12を含む。
【0008】次に図2を見ると、カバー10は3層より
成ることが分かる。上層14は湿潤強度がほとんどない
か又は全くない吸収性のセルロース繊維ウェブである。
底層16も湿潤強度がほとんどないか又は全くない吸収
性のセルロース繊維ウェブである。層14及び16はト
イレットティシュー(toilet tissue)ウ
ェブ、即ちトイレットペーパーウェブからできているの
が好ましい。層14と16との間には水溶性のプラスチ
ックフィルム18がサンドイッチされている。利用者は
層16を便座の上に残して層14の上に座る。従って、
便座上に残っている濡れには層16が接触する。バステ
ッシュー(bath tissue)の吸収性層である
層16が便座上の液滴に対したとき、層16の自然の吸
い上げ作用がそれら液滴を層16のもっと広い領域に拡
散させる。本発明の目的に対しては、吸い上げ作用は毛
管作用によるウェブの気孔構造を通る液体の運動と定義
することができる。水溶性プラスチックフィルム18は
そのような水滴の通過に対する障壁として作用する。水
滴又は尿滴は層14に進み、入り込むためにはまずフィ
ルム18の一部分を溶解しなければならない。しかし、
層16の吸い上げ作用は、十分に大量の水分を集め、そ
してフィルム18の点位置(point locati
on)と接触して層18の貫通開口を溶解してしまうの
を妨げる。
【0009】フィルム18はポリビニルアルコール(P
VOH)からできているのが好ましい。ポリビニルアル
コールフィルムは、配合技術で変えることができ或いは
調整することが可能な水溶解率を有する、容易に入手可
能な水溶性のプラスチックフィルムである。層14、1
6及び18は、熱接着、エンボス加工のような機械的相
互作用、接着剤又はこれら3種の積層技術のあるものの
組み合わせで一体に保持することができる。熱エンボス
加工が層14、16及び18を一体に保持する好ましい
方法である。しかし、接着剤の使用が直接的である。更
に、積層は単にフィルム18の表面を部分的に溶解し、
それに対して層14と16を適用することによって達成
することができる。底層、即ちプライ14は吸い上げ作
用と吸収性を与えるものである。上層、即ちプライ16
は快適さを与えるものである。層、即ちプライ14、1
6が構造上同一であることは必要ではないけれども、同
一である方が好ましい。このようにすれば、利用者は洗
い流し可能なカバー10のどちらの面を便座に対して置
くべきかに関して決める必要がなくなる。しかし、利用
者にカバー10をどのようにして使用すべきか教示する
ことが望ましい場合は、層14、16を異なる色にする
のが有利であろう。この場合、例えば、利用者に“青”
の側を便座に対して下にして置き、“白”の側を上にし
て残すと教示することができる。
【0010】層、即ちプライ14、16の好ましい構造
は典型的なバスティッシュー構造であるが、不織布がそ
のような層又はプライに使用することができると考えら
れる。しかし、空気堆積法、湿式堆積法又はスパンレー
ス法の不織布のような材料の使用は、そのような不織布
が湿潤強度をほとんど又は全く有しないこと、及び洗い
流し可能であることを必要とするだろう。洗い流し可能
とするには、そのような不織布は勿論便器の水洗作用で
生ずる普通の乱流で崩壊しなければならない。
【0011】層14、16を形成するのに用いられるテ
ィシューは連当たり約4〜約50ポンドの範囲の坪量を
有するのがよい。好ましくは、プライ14、16の坪量
は約10〜約25ポンド/連の範囲にあるべきである。
(本発明の目的には、連は3000平方フイトと定義さ
れる。)低い方の範囲は、ティシューウェブを形成し、
それを取り扱うときの困難さによって決定され、一方高
い方の範囲はもっと大きな坪量を有する紙ウェブを洗い
流すときの困難さが高まることによって支配される。テ
ィシューウェブは湿潤強度がほとんどないか又は全くな
い樹脂を含有すべきである。実質的な湿潤強度を有する
ウェブは洗い流しの際に問題を引き起こすからである。
【0012】水溶性プラスチックフィルム18は予備成
形フィルム、又は層14、16の1つに適用される材料
層であることができる。水溶性プラスチックフィルムが
外囲温度において水に可溶であることは絶対に必要なこ
とである。ポリビニルアルコール以外の水溶性プラスチ
ックフィルムもフィルム18に使用することができると
考えられる。試験は行われていないけれども、ポリビニ
ルピロリドンのようなポリ環式アミド、ポリエチレンオ
キシド及びポリプロピレンオキシドのようなポリエーテ
ル及び動物群からのポリアミノ酸の各フィルムのみなら
ず、澱粉のフィルムもフィルム18として役立ち得ると
考えられる。フィルム18にポリビニルアルコールを使
用するとき、そのポリビニルアルコール層の厚さは約1
/4〜約4ミルの範囲にあるのが好ましい。好ましく
は、ポリビニルアルコール層の厚さは約1/2〜約2ミ
ルの範囲にあるべきである。
【0013】層14、16がティシューウェブである
か、不織ウェブであるかにかかわらず、そのような層は
洗い流し可能でなければならず、かつ液体を吸い上げ作
用で輸送しなければならないことを理解すべきである。
そのようなものとして、トイレットペーパーのようなセ
ルロース繊維ウェブが好ましいけれども、本発明は他の
ウェブでも実施可能である。従って、そのような層1
4、16は非セルロース繊維、又はセルロース繊維と非
セルロース繊維とのブレンドを用いて製造することがで
きる。
【0014】本発明の構造物の、水分が利用者の皮膚に
接触するのを妨げることに対する適合性を試験するため
に、フィルム18への貫入に対する底層16を横断する
水平方向吸い上げ率を測定すべくリング試験法を開発し
た。この試験法において、食品用の赤色色素を4%含有
する容積0.2ccの水滴を被試験材料の直径3−1/
4インチの試料(その縁部で保持)の上に置いた。その
溶液が試料を透過するのに要する時間を測定し、同時に
その透過時間における、層16を横断して水平方向に広
がった水滴の面積を評価した。この試験を同様に食品用
の赤色色素を4%含有する1%塩化ナトリウム水溶液を
用いて繰り返した。0.2ccの容積が、本発明の便座
カバー10を便座に置く前に利用者がうっかり見落とし
てしまうことがある、便器のつぼから便座にはねかけら
れた尿滴又は水滴の大きさを代表するものとして選ばれ
た。以下の表1は、このようにして試験された8種の異
なる構造物についての試験結果を表にして示すものであ
る。
【0015】表1から分かるように、ポリビニルアルコ
ールフィルム[インジアナ州(Indiana)ガリー
(Gary)のクリス・クラフト・インダストリアル・
プロダクツ社(Chris Craft Indust
rial Products,Inc.)によって製造
された厚さ2ミルのクリス・クラフト・モノーソール
(Chris Craft Mono−Sol:登録商
標)8030]の単独層である試料1は56秒後に水と
食品用着色剤の溶液により役に立たなくなり、また1%
塩化ナトリウム水溶液に直面したときは70秒後に役に
立たなくなった。いずれの場合も、色素溶液はそれが適
用されたほぼその場所に残っていた。
【0016】
【表1】 表1 透過時間(秒) 吸い上げ面積(平方インチ) 試料 2 NaCl溶液 2 NaCl溶液 #1 56 70 0.3 0.4 #2 0.8 0.4 0.3 0.9 #3 0.3 0.5 0.1 0.9 #4 2.5 1.3 0.1 0.9 #5 DNP* DNP* 2.1 2.0 #6 DNP* DNP* 1.8 1.9 #7 DNP* DNP* 3.5 2.8 #8 3.8 1.1 1.1 1.5
【0017】*DNP−透過しなかった−試験は100
0秒後に終了させた。
【0018】試料No.2は各プライが15ポンド/連
の坪量を有する3層のトイレットペーパー(toile
t paper)未接着プライの構造物であった。予想
されたように、両溶液は共に3プライを非常に速く(各
溶液について1秒未満)貫通し、吸い上げはおとんど起
こらなかった。
【0019】試料No.3はスコット・ペーパー社(S
cott Paper Company)が“パーソナ
ル・シート(Personal Seat)”の名称で
市販する、現在入手できる1プライの便座カバーであっ
た。この場合も、透過時間は1秒未満で、吸い上げは実
質的になかった。
【0020】試料No.4は試料No.3に用いた同じ
パーソナル・シートの便座カバーの3層の未接着プライ
より成るものであった。3層プライを通る透過はなおも
非常に速かった(水−赤色色素溶液については2.5
秒、NaCl−赤色色素溶液については1.3秒)。こ
の場合も、吸い上げ面積は実質的になかった。
【0021】試験した試料No.5は3層の未接着プラ
イを用いて作成されたものであった。上層プライと底層
プライは、各々15ポンド/連の坪量を有するトイレッ
トペーパーであった。中間のプライはポリビニルアルコ
ールフィルム[厚さ2ミルのクリス・クラフト・モノ−
ソール(登録商標)8030]であった。水/色素溶液
と1%塩化ナトリウム/色素溶液の両溶液について、フ
ィルムの透過はなかった。試験は1000秒後に終了さ
せた。両例において実質的な吸い上げが存在し、0.2
ccの液滴を2.1平方インチ及び2.0平方インチの
面積にわたってそれぞれ拡散させ、それによってフィル
ム上のいかなる特定の点においても実際上フィルムと接
触して置かれた液体の容量が実質的に減少せしめられ
た。
【0022】試料No.6は試料No.5において使用
された同じ3層プライから作られたものであった。ただ
し、それら3層プライは棒状溶封機(bar heat
sealer)を用いて軽く接着されたていた。この
場合も、フィルム層を通っての透過はなく、そして底層
において実質的な吸い上げが起こり、0.2ccの液滴
をより広い面積にわたって拡散させた。
【0023】試料No.7は試料No.5及び6で使用
された同じ3層プライより成るものであった。ただし、
試料No.7に関しては、それら3層プライが加熱され
た型模様付きエンボス加工ロールを用いて接着されかつ
軽くエンボス加工されていた。この場合も、いずれの溶
液によっても透過は記録されなかった。ティシューの底
層に非常に著しい吸い上げが起こり、0.2ccの液滴
の接触面積をフィルム層に対して広げた。
【0024】試料No.8も試料No.5〜7で使用さ
れた同じ3層プライを使用するものであった。試料N
o.7を用いた場合のように、3層プライは加熱された
型模様付きエンボス加工ロールを用いて接着されてい
た。ただし、加熱された型模様付きエンボス加工ロール
には約125ポンド/インチ−ニップ線の範囲の有意の
圧力が印加されていた。底層に若干の吸い上げが起こっ
たけれども、フィルムに達するまでの透過時間は極めて
速かった。試料No.8においてその試料を熱型押エン
ボス加工するのに用いられた印加圧力が実際上フィルム
に貫通孔を生じさせ、この結果急速な透過がもたらされ
たと考えられる。本発明の構造物に関しては、フィルム
層18は、それが水分遮断材として作用すべきならば連
続でかつ孔を生成させないと言うことが、勿論、絶対に
必要なことである。
【0025】第一及び第二の試料はその提案された便座
カバーの構成部材が透過なしでは吸い上げを促進しない
ことを示す。事実、それらは透過は示すが、その場合吸
い上げは実質上全くない。試料3は現存の製品であっ
て、透過なしでは吸い上げを示さない。試料No.4
は、上記のことがその現存製品に同じ材料の層を単に付
加するだけでは改善されないことを示す。試料5、6及
び7は、本発明の未接着の又は適正に接着された構成部
材が遭遇する液滴の吸い上げ作用を奏し、フィルム層を
通る液体の透過を妨げることを示す。
【0026】以上の説明より、本発明は前記の諸目的を
全て、当業者にとって明白でかつその装置に固有のその
他の利点と共に十分に達成可能とするものであることが
分かるだろう。
【0027】ある種特定の特徴及び下位の組み合わせも
有用なものであり、そしてそれらは他の特徴を参照して
下位の組み合わせにおいて使用することができることは
理解できるであろう。このことも特許請求の範囲によっ
て意図され、かつその範囲に入るものである。
【0028】可能性のある多くの態様が本発明からその
範囲を逸脱することなく作ることができるので、本明細
書に記載され又は添付図面に示された事項は全て例示と
解されるべきであって、限定の意味ではないことを理解
されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の洗い流し可能な便座カバーの等
測投影図である。
【図2】図2は図1の線2−2に沿って取った断面図で
ある。
【符号の説明】
10 便座カバー 12 貫通開口 14 上層 16 底層 18 水溶性プラスチックフィルム層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の: (a)実質的な湿潤強度を持たない、吸上作用を奏する
    ことができる第一の繊維ウェブ; (b)実質的な湿潤強度を持たない、吸上作用を奏する
    ことができる第二の繊維ウェブ;及び (c)該第一繊維ウェブと該第二繊維ウェブとの間に存
    在する水溶性のプラスチックフィルムを含む洗い流し可
    能な多層便座カバー。
  2. 【請求項2】 次の: (a)連当たり4〜50ポンドの範囲の坪量を有する第
    一のティシューウェブ; (b)連当たり4〜50ポンドの範囲の坪量を有する第
    二のティシューウェブ;及び (c)該第一ティシューウェブと該第二ティシューウェ
    ブとの間に存在する水溶性のプラスチックフィルムを含
    む洗い流し可能な多層便座カバー。
  3. 【請求項3】 次の: (a)連当たり10〜25ポンドの範囲の坪量を有する
    第一のティシューウェブ; (b)該第一ティシューウェブに対してその一つの面に
    結合された水溶性のプラスチックフィルム;及び (c)該水溶性プラスチックフィルムの該第一ティシュ
    ーウェブとは反対側の面に結合された、連当たり10〜
    25ポンドの範囲の坪量を有する第二のティシューウェ
    ブを含み、 該水溶性プラスチックフィルムが該第一セルロース繊維
    ウェブと該第二セルロース繊維ウェブとの間に存在して
    いる洗い流し可能な多層便座カバー。
  4. 【請求項4】 次の: (a)連当たり4〜50ポンドの範囲の坪量を有する第
    一のティシューウェブ; (b)水溶性のプラスチックフィルム; (c)該第一ティシューウェブを該水溶性プラスチック
    フィルムの1つの面に結合させるための手段; (d)連当たり4〜50ポンドの範囲の坪量を有する第
    二のティシューウェブ;及び (e)該第二ティシューウェブを該水溶性プラスチック
    フィルムの該第一ティシューウェブとは反対側の面に結
    合させるための手段を含み、 該水溶性プラスチックフィルムが該第一セルロース繊維
    ウェブと該第二セルロース繊維ウェブとの間に存在して
    いる洗い流し可能な多層便座カバー。
  5. 【請求項5】 前記の第一繊維ウェブ及び第二繊維ウェ
    ブを前記の水溶性プラスチックフィルムに結合させるた
    めの手段を更に含む、請求項1に記載の洗い流し可能な
    多層便座カバー。
  6. 【請求項6】 前記の結合手段が接着剤である、請求項
    5に記載の洗い流し可能な多層便座カバー。
  7. 【請求項7】 前記の結合手段が熱封止である、請求項
    5に記載の洗い流し可能な多層便座カバー。
  8. 【請求項8】 前記の結合手段がエンボス加工である、
    請求項5に記載の洗い流し可能な多層便座カバー。
  9. 【請求項9】 前記の結合手段が加熱されたエンボス加
    工ロールによる、請求項5に記載の洗い流し可能な多層
    便座カバー。
  10. 【請求項10】 前記の水溶性プラスチックフィルムが
    ポリビニルアルコールである、請求項1に記載の洗い流
    し可能な多層便座カバー。
  11. 【請求項11】 前記の水溶性プラスチックフィルムが
    ポリビニルアルコールである、請求項2に記載の洗い流
    し可能な多層便座カバー。
  12. 【請求項12】 前記の水溶性プラスチックフィルムが
    ポリビニルアルコールである、請求項3に記載の洗い流
    し可能な多層便座カバー。
  13. 【請求項13】 前記の水溶性プラスチックフィルムが
    ポリビニルアルコールである、請求項4に記載の洗い流
    し可能な多層便座カバー。
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