JP2003180740A - 生理用タンポンの廃棄用シート - Google Patents
生理用タンポンの廃棄用シートInfo
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- JP2003180740A JP2003180740A JP2001379674A JP2001379674A JP2003180740A JP 2003180740 A JP2003180740 A JP 2003180740A JP 2001379674 A JP2001379674 A JP 2001379674A JP 2001379674 A JP2001379674 A JP 2001379674A JP 2003180740 A JP2003180740 A JP 2003180740A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生理用タンポンを廃棄するときに、手や衣服
を汚さずに清潔で、衛生的に廃棄することができる生理
用タンポンの廃棄用シートを提供すること。 【解決手段】 液不透過性の基材シート２の内面２０
に、基材シート２を折り返して内面２０どうしを部分的
に接合する接合手段３が配された生理用タンポンの廃棄
用シートである。接合手段３が、基材シート２を折り返
して接合したときに、基材シート２を袋状の形態とする
部位に配されている。
を汚さずに清潔で、衛生的に廃棄することができる生理
用タンポンの廃棄用シートを提供すること。 【解決手段】 液不透過性の基材シート２の内面２０
に、基材シート２を折り返して内面２０どうしを部分的
に接合する接合手段３が配された生理用タンポンの廃棄
用シートである。接合手段３が、基材シート２を折り返
して接合したときに、基材シート２を袋状の形態とする
部位に配されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済の生理用タ
ンポン（以下、単にタンポンともいう。）を廃棄する際
に用いられる廃棄用シートに関する。
ンポン（以下、単にタンポンともいう。）を廃棄する際
に用いられる廃棄用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タンポ
ンを使用後に廃棄する場合には、取り出し用のひもを引
っ張って膣腔内のタンポンを取り出して廃棄していた。
このため、経血を吸収・保持したタンポンが手や衣服に
触れると、手や衣服が汚れてしまう場合があり、不衛生
であった。
ンを使用後に廃棄する場合には、取り出し用のひもを引
っ張って膣腔内のタンポンを取り出して廃棄していた。
このため、経血を吸収・保持したタンポンが手や衣服に
触れると、手や衣服が汚れてしまう場合があり、不衛生
であった。
【０００３】従って、本発明の目的は、生理用タンポン
を廃棄するときに、手や衣服を汚さずに清潔で、衛生的
に廃棄することができる生理用タンポンの廃棄用シート
を提供することにある。
を廃棄するときに、手や衣服を汚さずに清潔で、衛生的
に廃棄することができる生理用タンポンの廃棄用シート
を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、液不透過性の
基材シートの内面に、該基材シートを折り返して該内面
どうしを部分的に接合する接合手段が配された生理用タ
ンポンの廃棄用シートであって、前記接合手段が、前記
基材シートを折り返して接合したときに、該基材シート
を袋状の形態とする部位に配されている生理用タンポン
の廃棄用シートを提供することにより、前記目的を達成
したものである。
基材シートの内面に、該基材シートを折り返して該内面
どうしを部分的に接合する接合手段が配された生理用タ
ンポンの廃棄用シートであって、前記接合手段が、前記
基材シートを折り返して接合したときに、該基材シート
を袋状の形態とする部位に配されている生理用タンポン
の廃棄用シートを提供することにより、前記目的を達成
したものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の生理用タンポンの廃
棄用シート（以下、単に廃棄用シートともいう。）を、
その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明
する。
棄用シート（以下、単に廃棄用シートともいう。）を、
その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明
する。
【０００６】図１は、本発明の廃棄用シートの一実施形
態を示すものである。図１において、符号１は廃棄用シ
ート、１０はタンポンを示している。
態を示すものである。図１において、符号１は廃棄用シ
ート、１０はタンポンを示している。
【０００７】図１に示すように、廃棄用シート１は、液
不透過性の基材シート２の内面２０に、基材シート２を
折り返して内面２０どうしを部分的に接合する接合手段
３が配されたものである。
不透過性の基材シート２の内面２０に、基材シート２を
折り返して内面２０どうしを部分的に接合する接合手段
３が配されたものである。
【０００８】基材シート２は、液不透過性のものであれ
ばその材質に制限はない。基材シート２の材質として
は、例えば、紙、合成樹脂製シート、紙と合成樹脂製シ
ートとを積層させた積層シート等が挙げられる。分別処
理の観点からは、紙を用いることが好ましく、防水紙、
特に外面に防水処理が施された防水紙を用いることが好
ましい。また、紙の場合には、経血の吸収によって離解
しない程度の耐水性が必要であり、この観点から湿潤紙
力増強剤などの薬剤が添加された紙を用いることも好ま
しい。紙の坪量は、１０〜１００ｇ／ｍ2、特に２０〜
４０ｇ／ｍ2であることが、十分な強度の確保と適度な
剛性による使い易さの点から好ましい。基材シート２
は、吸収した経血の隠蔽性の点で不透明のものが好まし
い。
ばその材質に制限はない。基材シート２の材質として
は、例えば、紙、合成樹脂製シート、紙と合成樹脂製シ
ートとを積層させた積層シート等が挙げられる。分別処
理の観点からは、紙を用いることが好ましく、防水紙、
特に外面に防水処理が施された防水紙を用いることが好
ましい。また、紙の場合には、経血の吸収によって離解
しない程度の耐水性が必要であり、この観点から湿潤紙
力増強剤などの薬剤が添加された紙を用いることも好ま
しい。紙の坪量は、１０〜１００ｇ／ｍ2、特に２０〜
４０ｇ／ｍ2であることが、十分な強度の確保と適度な
剛性による使い易さの点から好ましい。基材シート２
は、吸収した経血の隠蔽性の点で不透明のものが好まし
い。
【０００９】基材シート２の寸法は、縦の長さ（折り返
したときの縦の長さの２倍）Ｖが８０〜１２０ｍｍ、横
の長さＨが５０〜９０ｍｍあれば十分である。
したときの縦の長さの２倍）Ｖが８０〜１２０ｍｍ、横
の長さＨが５０〜９０ｍｍあれば十分である。
【００１０】基材シート２は、皮膚に触れた際に刺激を
与えたりしないように、角に丸みを持たせることが好ま
しい。また、基材シート２は、その外面２０にタブテー
プ２１を備えていることが好ましい。タブテープ２１
は、使用前の状態で粘着面が露呈しないように、Ｚ字状
に折り曲げて基材シート２の外面２０に貼り付けておく
ことが好ましい。このようなタブテープ２１を備えてい
ることで、後述のように使用済のタンポン１０を収容し
た後に、さらに収容されたタンポン１０をくるむように
廃棄用シート１を巻いて当該タブテープ２１で止めて廃
棄することができる。タブテープ２１には、従来から生
理用ナプキン等の衛生品の個装に用いられている通常の
ものを用いることができる。
与えたりしないように、角に丸みを持たせることが好ま
しい。また、基材シート２は、その外面２０にタブテー
プ２１を備えていることが好ましい。タブテープ２１
は、使用前の状態で粘着面が露呈しないように、Ｚ字状
に折り曲げて基材シート２の外面２０に貼り付けておく
ことが好ましい。このようなタブテープ２１を備えてい
ることで、後述のように使用済のタンポン１０を収容し
た後に、さらに収容されたタンポン１０をくるむように
廃棄用シート１を巻いて当該タブテープ２１で止めて廃
棄することができる。タブテープ２１には、従来から生
理用ナプキン等の衛生品の個装に用いられている通常の
ものを用いることができる。
【００１１】基材２の内面２２には、吸液材４が配され
ている。吸液材４は、経血の吸収・保持が可能な材料か
ら構成されていれば、その種類、形態に特に制限はない
が、成形性や経血の吸収・保持の観点から、紙や不織布
等の繊維材料から構成されるシートや、ウレタンやスポ
ンジ等の発泡材料から構成されるシート状のものを用い
ることが好ましい。
ている。吸液材４は、経血の吸収・保持が可能な材料か
ら構成されていれば、その種類、形態に特に制限はない
が、成形性や経血の吸収・保持の観点から、紙や不織布
等の繊維材料から構成されるシートや、ウレタンやスポ
ンジ等の発泡材料から構成されるシート状のものを用い
ることが好ましい。
【００１２】吸液材４として紙が用いられる場合には、
その吸液性能を阻害しないようにする観点から、防水処
理されていない紙を用いることが好ましい。また、吸液
性能を高める観点から、嵩高な紙、例えばティッシュペ
ーパーなどのクレープ加工された紙を用いることが好ま
しい。また、経血の吸収によって離解しない程度の耐水
性が必要であり、この観点から湿潤紙力増強剤などの薬
剤が添加された紙を用いることも好ましい。紙の坪量
は、５〜５０ｇ／ｍ2、特に１０〜２０ｇ／ｍ2であるこ
とが、十分な吸液性能や強度の確保の点から好ましい。
その吸液性能を阻害しないようにする観点から、防水処
理されていない紙を用いることが好ましい。また、吸液
性能を高める観点から、嵩高な紙、例えばティッシュペ
ーパーなどのクレープ加工された紙を用いることが好ま
しい。また、経血の吸収によって離解しない程度の耐水
性が必要であり、この観点から湿潤紙力増強剤などの薬
剤が添加された紙を用いることも好ましい。紙の坪量
は、５〜５０ｇ／ｍ2、特に１０〜２０ｇ／ｍ2であるこ
とが、十分な吸液性能や強度の確保の点から好ましい。
【００１３】吸液材４として不織布を用いる場合には、
各種製造方法によって製造された不織布、例えばエアス
ルー不織布、エアレイド不織布、スパンレース不織布等
の不織布を用いることができる。該不織布は一般に疎水
性の樹脂から構成される繊維を原料としていることか
ら、吸液性能を高める目的で、親水化処理した不織布を
用いることが好ましい。不織布の坪量は、１０〜４０ｇ
／ｍ2、特に１５〜２５ｇ／ｍ2であることが、十分な吸
液性能や強度の確保の点から好ましい。
各種製造方法によって製造された不織布、例えばエアス
ルー不織布、エアレイド不織布、スパンレース不織布等
の不織布を用いることができる。該不織布は一般に疎水
性の樹脂から構成される繊維を原料としていることか
ら、吸液性能を高める目的で、親水化処理した不織布を
用いることが好ましい。不織布の坪量は、１０〜４０ｇ
／ｍ2、特に１５〜２５ｇ／ｍ2であることが、十分な吸
液性能や強度の確保の点から好ましい。
【００１４】吸液材４としてシート状のものを用いる場
合、接合手段３の配設部位を確保でき、充分な吸液性が
得られる形態で有れば、その形態には特に制限はない
が、基材シート２と相似形で基材シート２よりも面積の
小さいものが好ましい。
合、接合手段３の配設部位を確保でき、充分な吸液性が
得られる形態で有れば、その形態には特に制限はない
が、基材シート２と相似形で基材シート２よりも面積の
小さいものが好ましい。
【００１５】吸液材４は、基材シート２の内面２２に接
着剤による接合等の所定の接合手法で接合することがで
きる。
着剤による接合等の所定の接合手法で接合することがで
きる。
【００１６】前記接合手段３は、基材シート２を折り返
し線Ｔに沿って谷折りに折り返して接合したときに、基
材シート２を袋状の形態とする部位に配されている。本
実施形態では、接合手段３は、基材シート２の折り返し
線Ｔに略直交するように基材シート２の側部に上下に二
つの接合材３０、３１が一列に配された形態を有してい
る。
し線Ｔに沿って谷折りに折り返して接合したときに、基
材シート２を袋状の形態とする部位に配されている。本
実施形態では、接合手段３は、基材シート２の折り返し
線Ｔに略直交するように基材シート２の側部に上下に二
つの接合材３０、３１が一列に配された形態を有してい
る。
【００１７】前記接合手段３の接合材３０、３１の形態
は、基材シート２を折り返し線Ｔに沿って谷折りに折り
返して接合したときに、基材シート２を袋状の形態とす
るものであればその形態に特に制限はないが、基材シー
ト２を折り返して内面２２どうしを接合した状態におい
て基材シート２が密閉性、特に水密性を有する袋状の形
態となるものを用いることが好ましい。後述するよう
に、使用済のタンポンを収容したときにひも１１を挟持
しても、基材シート２の内面２２どうしの接合が保てる
接合強度が得られる形態とすることが好ましい。
は、基材シート２を折り返し線Ｔに沿って谷折りに折り
返して接合したときに、基材シート２を袋状の形態とす
るものであればその形態に特に制限はないが、基材シー
ト２を折り返して内面２２どうしを接合した状態におい
て基材シート２が密閉性、特に水密性を有する袋状の形
態となるものを用いることが好ましい。後述するよう
に、使用済のタンポンを収容したときにひも１１を挟持
しても、基材シート２の内面２２どうしの接合が保てる
接合強度が得られる形態とすることが好ましい。
【００１８】接合手段３の接合材の形態としては、本実
施形態のように、接合材どうしが突き合わされて接合さ
れる形態の場合には、例えば、一対の雄雌材からなるメ
カニカルファスナー、互いに接合されて接着力が生じる
接着剤（以下、自着性接着剤という。）等が挙げられ
る。基材シート２を合成樹脂製シートで形成する場合に
は、該合成樹脂製シートに一体的に成形されたメカニカ
ルファスナーを備えているものを用いることが好まし
い。自着性接着剤としては、天然ゴム、ネオプレンゴ
ム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−イ
ソプレン−スチレン型のブロック共重合体（ＳＩＳ）、
スチレン−ブタジエン−スチレン型のブロック共重合体
（ＳＢＳ）、ポリスチレン末端スチレン−エチレンブロ
ック層の２層からなるブロック共重合体（ＳＥＢＳ）か
ら選ばれた一種のエラストマー又は２種以上を混合した
エラストマーからなり、必要に応じ前記エラストマーと
相溶性の良い粘着付与剤又はファクチスを混合したもの
でも良い。中でも容易につけはがしができ、大きなせん
断力を有するＳＥＢＳが好ましい。粘着付与剤としては
ロジン、ポリテルペン樹脂、テルペン・フェノール樹
脂、Ｃ5系石油樹脂、Ｃ9系石油樹脂、脂環族系水添石油
樹脂等が挙げられる。ファクチスとしては、なたね油等
の植物油脂肪酸グリセリド等が挙げられる。
施形態のように、接合材どうしが突き合わされて接合さ
れる形態の場合には、例えば、一対の雄雌材からなるメ
カニカルファスナー、互いに接合されて接着力が生じる
接着剤（以下、自着性接着剤という。）等が挙げられ
る。基材シート２を合成樹脂製シートで形成する場合に
は、該合成樹脂製シートに一体的に成形されたメカニカ
ルファスナーを備えているものを用いることが好まし
い。自着性接着剤としては、天然ゴム、ネオプレンゴ
ム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−イ
ソプレン−スチレン型のブロック共重合体（ＳＩＳ）、
スチレン−ブタジエン−スチレン型のブロック共重合体
（ＳＢＳ）、ポリスチレン末端スチレン−エチレンブロ
ック層の２層からなるブロック共重合体（ＳＥＢＳ）か
ら選ばれた一種のエラストマー又は２種以上を混合した
エラストマーからなり、必要に応じ前記エラストマーと
相溶性の良い粘着付与剤又はファクチスを混合したもの
でも良い。中でも容易につけはがしができ、大きなせん
断力を有するＳＥＢＳが好ましい。粘着付与剤としては
ロジン、ポリテルペン樹脂、テルペン・フェノール樹
脂、Ｃ5系石油樹脂、Ｃ9系石油樹脂、脂環族系水添石油
樹脂等が挙げられる。ファクチスとしては、なたね油等
の植物油脂肪酸グリセリド等が挙げられる。
【００１９】上記構成の廃棄用シート１は、使用済のタ
ンポン１０を収容する前は、基材シート２を折り返さな
い状態で使用する。そして、膣腔内に挿入されたタンポ
ン１０をひも１１を引っ張って取り出し、廃棄用シート
１の吸収材４の上にタンポン１０を収容し、図１（ｂ）
に示すように、基材シート２を折り返し線Ｔに沿って折
り返して基材シート２を袋状の形態とし、さらに、収容
されたタンポン１０をくるむように廃棄用シート１を巻
いて前記タブテープ２１で止めて廃棄する。この場合、
同図に示すように、接合材３０、３１間にひも１１が挟
持されるようにタンポン１０を収容することで、タンポ
ン１０の収容ミス、脱落を防ぐことができる。
ンポン１０を収容する前は、基材シート２を折り返さな
い状態で使用する。そして、膣腔内に挿入されたタンポ
ン１０をひも１１を引っ張って取り出し、廃棄用シート
１の吸収材４の上にタンポン１０を収容し、図１（ｂ）
に示すように、基材シート２を折り返し線Ｔに沿って折
り返して基材シート２を袋状の形態とし、さらに、収容
されたタンポン１０をくるむように廃棄用シート１を巻
いて前記タブテープ２１で止めて廃棄する。この場合、
同図に示すように、接合材３０、３１間にひも１１が挟
持されるようにタンポン１０を収容することで、タンポ
ン１０の収容ミス、脱落を防ぐことができる。
【００２０】以上説明したように、廃棄用シート１によ
れば、タンポン１０を廃棄するときに、手や衣服を汚さ
ずに清潔で、衛生的に廃棄することができる。また、本
実施形態の廃棄用シート１は、基材シート２の内面２０
に吸液材４が配されており、タンポン１０表面の経血を
吸収・保持できるので、手や衣服の汚れをより確実に防
ぐことができる。
れば、タンポン１０を廃棄するときに、手や衣服を汚さ
ずに清潔で、衛生的に廃棄することができる。また、本
実施形態の廃棄用シート１は、基材シート２の内面２０
に吸液材４が配されており、タンポン１０表面の経血を
吸収・保持できるので、手や衣服の汚れをより確実に防
ぐことができる。
【００２１】本発明は、前記実施形態に制限されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜
変更することができる。
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜
変更することができる。
【００２２】本発明の生理用タンポンの廃棄用シート
は、例えば、図２及び図３に示すような形態とすること
もできる。なお、これらの図において、前記実施形態の
廃棄用シート１と共通する部分については、同一符号を
付している。したがって、特に説明のない部分について
は、前記実施形態の説明が適宜適用される。
は、例えば、図２及び図３に示すような形態とすること
もできる。なお、これらの図において、前記実施形態の
廃棄用シート１と共通する部分については、同一符号を
付している。したがって、特に説明のない部分について
は、前記実施形態の説明が適宜適用される。
【００２３】図２に示す実施形態の廃棄用シート１’
は、基材シート２が略二等辺三角形状の形態とされてい
る。基材シート２の内面２２には、前記接合手段３の接
合材３０が等しい二辺の一辺に沿って配されている。ま
た、基材シート２の内面２２には、当該基材シート２と
相似形の吸液材４が配されており、底辺を略二分するよ
うに折り返す折り返し線Ｔを有している。本実施形態に
おけるように、接合材どうしが突き合わされて接合され
ずに基材シート２の内面２２どうしが接合される場合に
は、接合材３には、接着剤、両面テープ等の形態のもの
を用いることが好ましい。
は、基材シート２が略二等辺三角形状の形態とされてい
る。基材シート２の内面２２には、前記接合手段３の接
合材３０が等しい二辺の一辺に沿って配されている。ま
た、基材シート２の内面２２には、当該基材シート２と
相似形の吸液材４が配されており、底辺を略二分するよ
うに折り返す折り返し線Ｔを有している。本実施形態に
おけるように、接合材どうしが突き合わされて接合され
ずに基材シート２の内面２２どうしが接合される場合に
は、接合材３には、接着剤、両面テープ等の形態のもの
を用いることが好ましい。
【００２４】廃棄シート１’は、廃棄用シート１と同様
に、吸収材４の上にタンポン１０を収容し、図２（ｂ）
に示すように、基材シート２を折り返し線Ｔに沿って折
り返して基材シート２を袋状の形態として廃棄する。
に、吸収材４の上にタンポン１０を収容し、図２（ｂ）
に示すように、基材シート２を折り返し線Ｔに沿って折
り返して基材シート２を袋状の形態として廃棄する。
【００２５】図３に示す実施形態の廃棄用シート１”
は、図２に示す廃棄用シート１’と接合手段３の配設部
位が異なる以外は、前記廃棄用シート１’と同様の構成
を有している。即ち、廃棄用シート１”は、その接合手
段３の接合材による接合後の袋状の形態が、密封可能な
形態を有しているものである。
は、図２に示す廃棄用シート１’と接合手段３の配設部
位が異なる以外は、前記廃棄用シート１’と同様の構成
を有している。即ち、廃棄用シート１”は、その接合手
段３の接合材による接合後の袋状の形態が、密封可能な
形態を有しているものである。
【００２６】本実施形態においては、基材シート２の内
面２２に接合手段３の接合材３０、３１が基材シート２
の底面の上下に一列に配されているとともに、基材シー
ト２の等しい二辺のそれぞれに沿って接合材３２、３３
配されている。
面２２に接合手段３の接合材３０、３１が基材シート２
の底面の上下に一列に配されているとともに、基材シー
ト２の等しい二辺のそれぞれに沿って接合材３２、３３
配されている。
【００２７】本実施形態の廃棄シート１”は、廃棄用シ
ート１’と同様に、吸収材４の上にタンポン１０を収容
し、図３（ｂ）に示すように、基材シート２を折り返し
線Ｔに沿って折り返し、接合材３０と３１とを接合して
ひも１１を固定した後に、接合材３２と３３とを接合し
て、基材シート２を袋状の形態としてタンポン１０を密
封して廃棄する。
ート１’と同様に、吸収材４の上にタンポン１０を収容
し、図３（ｂ）に示すように、基材シート２を折り返し
線Ｔに沿って折り返し、接合材３０と３１とを接合して
ひも１１を固定した後に、接合材３２と３３とを接合し
て、基材シート２を袋状の形態としてタンポン１０を密
封して廃棄する。
【００２８】本発明の生理用タンポンの廃棄用シート
は、廃棄用シートとしての用途の他、未使用のタンポン
又はアプリケータ（未使用のタンポンを収容したものを
含む。）の個別包装材としても使用することができる。
は、廃棄用シートとしての用途の他、未使用のタンポン
又はアプリケータ（未使用のタンポンを収容したものを
含む。）の個別包装材としても使用することができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明の生理用タンポンの廃棄用シート
によれば、生理用タンポンを廃棄するときに、手や衣服
を汚さずに清潔で、衛生的に廃棄することができる。
によれば、生理用タンポンを廃棄するときに、手や衣服
を汚さずに清潔で、衛生的に廃棄することができる。
【図１】本発明の生理用タンポンの廃棄用シートの一実
施形態を模式的に示す図であり、（ａ）は展開平面図、
（ｂ）は、使用済のタンポンを収容した状態を示す図で
ある。
施形態を模式的に示す図であり、（ａ）は展開平面図、
（ｂ）は、使用済のタンポンを収容した状態を示す図で
ある。
【図２】本発明の生理用タンポンの廃棄用シートの他の
実施形態を模式的に示す図であり、（ａ）は展開平面
図、（ｂ）は、使用済のタンポンを収容した状態を示す
図である。
実施形態を模式的に示す図であり、（ａ）は展開平面
図、（ｂ）は、使用済のタンポンを収容した状態を示す
図である。
【図３】本発明の生理用タンポンの廃棄用シートの他の
実施形態を模式的に示す図であり、（ａ）は展開平面
図、（ｂ）は、使用済のタンポンを収容した状態を示す
図である。
実施形態を模式的に示す図であり、（ａ）は展開平面
図、（ｂ）は、使用済のタンポンを収容した状態を示す
図である。
１、１’、１” 生理用タンポンの廃棄用シート
２ 基材シート
２２ 内面
３ 接合手段
３０、３１、３２、３３ 接合材
４ 吸液材
Ｔ 折り返し線
Claims (3)
- 【請求項１】 液不透過性の基材シートの内面に、該基
材シートを折り返して該内面どうしを部分的に接合する
接合手段が配された生理用タンポンの廃棄用シートであ
って、前記接合手段が、前記基材シートを折り返して接
合したときに、該基材シートを袋状の形態とする部位に
配されている生理用タンポンの廃棄用シート。 - 【請求項２】 前記基材シートの内面に吸液材が配され
ている請求項１記載の生理用タンポンの廃棄用シート。 - 【請求項３】 前記基材シートが防水紙である請求項１
又は２記載の生理用タンポンの廃棄用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379674A JP2003180740A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 生理用タンポンの廃棄用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379674A JP2003180740A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 生理用タンポンの廃棄用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003180740A true JP2003180740A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=27591113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001379674A Pending JP2003180740A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 生理用タンポンの廃棄用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003180740A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008026994A1 (en) * | 2006-09-01 | 2008-03-06 | Sanett Ab | Disposal bag for hygiene products and method of manufacturing the same |
| JP2008540012A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-11-20 | マクギネス， キア | 生理用品 |
| JP2016539057A (ja) * | 2013-10-23 | 2016-12-15 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 改善されたシールを有する包装ユニットと、改善されたシールを有する包装ユニットを形成する方法 |
| JP2017521142A (ja) * | 2014-06-13 | 2017-08-03 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 向上された封止を有する包装ユニット、およびこのような包装ユニットを形成するための方法 |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001379674A patent/JP2003180740A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008540012A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-11-20 | マクギネス， キア | 生理用品 |
| WO2008026994A1 (en) * | 2006-09-01 | 2008-03-06 | Sanett Ab | Disposal bag for hygiene products and method of manufacturing the same |
| JP2016539057A (ja) * | 2013-10-23 | 2016-12-15 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 改善されたシールを有する包装ユニットと、改善されたシールを有する包装ユニットを形成する方法 |
| JP2017521142A (ja) * | 2014-06-13 | 2017-08-03 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 向上された封止を有する包装ユニット、およびこのような包装ユニットを形成するための方法 |
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