JP2004089270A - 吸収性パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の身体の複雑な3次元形状に好適にフィットして、排出され
た体液等が外に漏れだすことを防止するために、適切な立体領域を形成して、
保持できる吸収性パッドを提供すること。
【解決手段】一方向に長い形状を有しており、液体の透過を防止するバック
シート22と、身体に接触する面側に配置される液体透過性の表面材28と、
前記バックシートと前記表面材との間に配置されて前記表面材を透過した液体
を吸収して保持する吸収体24と、前記バックシート外面に設けられた仮接着
部とを備えていて、前記表面材側が部分的に凸となるように、前記バックシー
ト側を内側に折り返して立体領域70を形成するための、立体形成用接着部3
1を有しており、前記仮接着部と前記立体形成用接着部の外面には、剥離部材
13が貼られている。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば生理用ナプキン、幼児用パッド、母乳パッド、おりものシート、失禁用パッドなどに適用され、尿などの体液を吸収保持するための吸収性製品のうち、特にパンツや紙オムツなどの下着に取付けられて使用する吸収パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、失禁パッドや生理用ナプキン等のような吸収性パッドは、一般的には、一方向に長い長方形もしくは長円形に形成したパット体であり、下着の股部に対応した位置において、前後に長さ方向を合わせて装着されることで、使用者が排出した尿や経血等の排泄物を受容するようになっている。
このような吸収性パッドは、使用者が装着したときに外面となる箇所には、液体不透過性のシート材が適用され、その内側には尿等の液体を吸収するための吸収材が配置され、さらにその内側で使用者の肌と接触する箇所には、
液体を透過するシート材が配置されている。
【0003】
これにより、排泄物である尿等は、液体を透過するシート材を透過して、吸収材に吸収され、さらに、液体不透過性のシート材により外部にしみ出たりすることが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の失禁パッド等の吸収性パッドは、複雑な凹凸を有する使用者の下半身に形態に、完全に追従して接触することができず、このため、使用者の身体と間に隙間を生じて、排泄物がこの隙間等から漏れるという不都合があった。
【0005】
特に、広く使用されている失禁パッド等では、その両サイド部分を起立させる所謂、股ギャザー構造等を採用しているが、これだけでは不十分で、むしろ使用者が立っている状態や寝ている状態などの姿勢変化に応じて、吸収性パッドの液体吸収部位が、使用者の局部等に適切にフィットする構造が理想的である。
しかしながら、このような立体領域を形成するようにした吸収性パッドについても種々提案されているが、使用前に折り畳んで包装されたりするうちに、
立体領域が損傷したり、使用者が装着しているうちに、立体領域の形状が不十分になるもの等もある。このため、理想的な立体領域を形成保持する吸収性パッドがのぞまれていた。
【0006】
そこで、本発明は、失禁パッド,生理用ナプキン等の吸収性パッドにおいて、使用者の身体の複雑な3次元形状に好適にフィットして、排出された体液等が外に漏れだすことを防止するために、適切な立体領域を形成して、保持できる吸収性パッドを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1の発明によれば、一方向に長い形状を有しており、液体の透過を防止するバックシートと、身体に接触する面側に配置される液体透過性の表面材と、前記バックシートと前記表面材との間に配置されて前記表面材を透過した液体を吸収して保持する吸収体と、前記バックシート外面に設けられた仮接着部とを備えていて、前記表面材側が部分的に凸となるように、前記バックシート側を内側に折り返して立体領域を形成するために、バックシート外面には、このバックシートの折り返し部分の対向する面を接着することにより、折り返し状態を維持するための立体形成用接着部を有しており、前記仮接着部と前記立体形成用接着部の外面には、剥離部材が貼られている、吸収性パッドにより、達成される。
【0008】
請求項1の構成によれば、本発明の吸収性パッドは、複数のシート状材料を積層固着して一方向に長い基本形状を有している。前記バックシートは液体の透過を防止する。前記表面材は身体に接触する面側に配置される液体透過性のものである。前記吸収体はバックシートと表面材の間に配置されて表面材を透過した液体を吸収して保持する。
この構成の特徴部分である立体形成用接着部は、前記表面材側が部分的に凸となるように、前記バックシート側を内側に折り返して立体領域を形成する際に、このバックシートの折り返し部分の対向する面を接着することができるようにされている。これにより、製品の流通時や携行時等においては、立体領域は形成されていないので、押し潰されたりして、立体領域が損傷することがない。そして、前記立体領域が、使用者の股間等の人体の凹部に入り込み、身体にフィットして隙間から漏れ出ることを防ぐとともに、身体の動きに伴ってずれてしまうことを防ぎ、確実に吸収機能を発揮することができる。また立体形成用接着部を利用して形成された立体領域は、接着されていることにより、形態の保持性が高い。また、こうして形成される立体領域は、表面材側が部分的に凸となるように、前記バックシート側を内側に折り返して形成されている。
このため、表面材側は凸となるが、バックシートの表面は折り込まれて凹状となる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記仮接着部に貼られる剥離部材と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材が互いに分離して形成されていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記仮接着部に貼られる剥離部材と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材を各別に使用できる。つまり、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材を先に剥がし、立体領域を形成した後で、前記仮接着部に貼られる剥離部材を剥がして、下着等に仮固定できるので、使い勝手に優れている。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の構成において、前記仮接着部に貼られる剥離部材と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材とが、1枚のシート状部材で形成されており、かつ、前記仮接着部に貼られる剥離部材部分と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材部分とが切り離し部により分離可能とされていることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、前記仮接着部に貼られる剥離部材と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材とが1枚のシート状部材から形成できるので、
製造工程において、剥離部材を別々に作る必要がなく製造しやすい。
【0011】
請求項4の発明は、請求項2または3のいずれかの構成において、製品を包装する包装体の内面に、前記立体形成用接着部に貼られた剥離部材の裏面が、
包装用接着部により接着されており、この包装用接着部の接着部の接着力が、
前記立体形成用接着部に貼られた剥離部材と製品との接着部の接着力よりも、
強くなるように設定されていることを特徴とする。
【0012】
請求項4の構成によれば、包装体から製品を取り出そうとすると、先ず、最初の動作で、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材と製品との接着部が剥がされる。これにより、包装体側に前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材が残り、前記立体形成用接着部が露出されるが、前記仮接着部に貼られる剥離部材は製品側に残すことができる。これにより、立体形成用接着部を利用して、立体領域を形成してから、前記仮接着部に貼られる剥離部材を剥がして、下着等への仮固定を行うことができる。
したがって、立体領域を形成する際には、仮接着部は露出していないから、
この接着部が手についたりして作業性を損なうことがなく、立体領域を形成する接着部だけが露出しているので、作業がしやすい。また、立体領域を形成した後で、仮接着部を露出させるので、下着等への仮固定の際にも、不要な接着部が露出していないので、作業が簡単となる。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成において、前記立体形成用接着部が、製品を包装する包装体の内面の少なくとも対向する面であって、剥離加工が行われた面に接着される構成としたことを特徴とする。
請求項5の構成によれば、包装体を剥がして、製品を取り出すだけで、立体形成用接着部を露出でき、この場合には、仮接着部は剥離部材により覆われていれば、仮接着部は露出していないから、この接着部が手についたりして作業性を損なうことがなく、立体領域を形成する接着部だけが露出しているので、
作業がしやすい。また、立体領域を形成した後で、剥離部材を剥離して、仮接着部を露出させるので、下着等への仮固定の際にも、不要な接着部が露出していないので、作業が簡単となる。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの構成において、前記立体領域が、製品の短手方向のほぼ中央部に形成されており、これに対応して、前記バックシート外面には、短手方向のほぼ中央部に前記立体形成用接着部が設けられ、その短手方向の両側に、それぞれ前記仮接着部の少なくとも一部が設けられていることを特徴とする。
請求項6の構成によれば、前記立体形成用接着部を利用して立体領域を形成した後、その両側に位置する仮接着部により、下着の内側に仮固定されるので、下着の内側に確実に固定できて、立体領域の形態がより安定的に維持される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0016】
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態に係る吸収性パッドが示されており、その一例として失禁パッドの使用時の形状例を示している。この実施形態では、吸収性パッドを代表させて失禁パッドに適用した例を説明するが、全体の大きさや積層状態、構造の多少変えることで、ほぼ同じ構造にて、生理用ナプキンや幼児用パッドにも適用できるものである。ここで、図1は、立体領域を形成した状態の失禁パッド20を正面から見た概略斜視図であり、図中「前」と表示されている方が装着時に身体の前面側となる。
図2は、図1のA−A線切断端面図である。
【0017】
図1と図2において、失禁パッド20は、バックシート22、吸収体24、
表面材25、左右の立体ギャザー部26、左右の股ギャザー部27,27を有している。
バックシート22は、外側のシート材であり、液体の透過を防止する材質により作られている。バックシート22の材質としては、たとえば薄いプラスチックフィルム、具体的には、ポリエチレンフィルムやポリエチレンラミネート紙等が使用できる。バックシート22は液体は通さないが好ましくは水蒸気を透過させて蒸れを防止でき、ある程度可撓性を備えている材質を選択する。これにより失禁パッド20の内側の内容物(汚物である固形物や尿、血液等)が外側に漏れ出ないようになっている。
【0018】
吸収体24は、バックシート22と表面材25の間に配置して収容されるものであり、液体等を吸収して保持するための部分である。吸収体24にポリマーを含有させる場合には、ティッシュで包むようにしてもよい。
ティッシュは、液体等を吸収する柔らかい材質、たとえばパルプ(バージンパルプ、古紙再生パルプ)、レーヨン、コットン、ケナフ、バガス、シルク、
親水処理をした繊維(ポリオレフィン系、ポリエステル、アクリル)などを単一又は複合してシート化したものを用いることができる。
【0019】
吸収体24は、表面材25のセンター表面材28を透過した液体成分を吸収して保持する役割を果たす。従って液体吸収性に優れる材質のものであれば使用することができ、このような吸収体24の材質としては、たとえばパルプに吸収材であるポリマーを混合したりパルプにポリマーを散布したり、パルプからなる不織布にポリマーを高密度に配置してシート状として形成するパルプ吸収体もしくはポリマー等が好ましい。ここでパルプは、たとえば木材を機械的または化学的に処理して、抽出したセルロース繊維の集合体であり、これをシート状にしたものが用いられる。また、ここでは、吸収体24を1枚のシートとして構成しているが、ティッシュで覆うように形成してもよく、複数の吸収体24を積層してもよい。
【0020】
表面材25は、図2に示すように、センター表面材28と2つのサイド表面材29,30を有している。センター表面材28は、吸収体24やバックシート22に対して、図1の製品の長手方向Lに沿って接着剤により固定される部分であり、センター表面材28は直接使用者の肌に触れるために、肌を必要以上に損なうことなく肌触りの良い点を考慮してこれに適した材料が選択される。センター表面材28は内側のシートもしくはトップシート等とも呼んでおり、液体を透過させ特に速やかに液体成分が透過されるのに適した材質の繊維として、たとえば種々の天然繊維、合成繊維あるいはこれらの組み合わせから選択できる。たとえば合成繊維としては一例としてポリエステルやポリプロピレンのファイバーを素材として液体透過性をよくするように形成した繊維が好ましい。
【0021】
サイド表面材29,30は、センター表面材28の長手方向Lに沿って、センター表面材28の両側に配置されている。センター表面材28が液体を透過させることができるのに対して、サイド表面材29,30は液体の透過を防止する材質で、好ましくは湿気を含む空気は透過するもので作られている。例えば、センター表面材28が不織布で作られる場合には、例えば、湿式不織布(紙、ティッシュ、ハイドロスパン(デクスター社)、ケミカルボンド(又はレジンボンド)、サーマルボンド(エンボス、エアスルー)、エアレイド、スパンレース、スパンボンド、メルトブローン、ニードルパンチ、ステッチボンド、そしてスパンボンドとメルトブローン不織布を複合して作られたSM不織布(スパンボンドとメルトブローンの積層体)、SMS不織布(スパンボンドとメルトブローンとスパンボンドの積層体)等が採用できる。この中ではセンター表面材28の材質としては、特にサーマルボンド、スパンボンド、スパンレースが好ましい。
これに対して、サイド表面材29,30の材質としては、たとえばポリオレフィン系不織布あるいはポリエステル系不織布と薄いプラスチックフィルムとを組み合わせたもの、ポリエステル系不織布等とポリエチレンフィルム等を組み合わせたもの、SM不織布、SMS不織布等が採用できる。
【0022】
左右の立体ギャザー部26,26は、それぞれサイド表面材29,30の少なくとも長手方向の中央部に弾性体15aを配置することで形成されている。
この立体ギャザー部26は、図示ではサイド表面材30の少くとも長手方向Lの中央部に弾性体を配置することで形成されている。
この立体ギャザー部26を形成するために、糸状の弾性体15aがサイド表面材29あるいはサイド表面材30の少なくとも中央部分において長手方向Lに沿って収容されている。この弾性体15aの弾性収縮能力により、サイド表面材29,30の少くとも中央部には、図1に示すように立体ギャザー部26が形成されている。この立体ギャザー部26を形成することにより、使用者の排泄物もしくは液体成分が失禁パッド20の短手方向Tに沿って外側に漏れ出さないように使用者の身体に密着して阻止する。
股ギャザー部27は、立体ギャザー部26と協働して、失禁パッド20の股にあたる短手方向両端部を弾性力で引くことで、使用者の股へのフィット性を高め、使用者の排泄物もしくは液体成分が股部から漏れる事を防ぐものであり、サイド表面材29または30とバックシート22の間に弾性体15bを配置することで形成している。
【0023】
バックシート22外面には、仮固定用の接着部である仮接着部11及び剥離部材13が設けられている。仮接着部11は、失禁パッド20をパンツ等の下着の内側に仮固定し、ずれないようにするために使用される。剥離部材13は、図1及び図2では、仮接着部11を覆うための剥離紙とされている。剥離部材はこのような剥離紙だでけでなく、包装体の内面が仮接着部11に仮固定されて失禁パッド20を覆う場合等の形態も含むものである。なお、図2は後述する立体形成用接着部31が接着された状態を示しており、剥離部材13は途中まで剥離されており、仮接着部は端面が示されている。
【0024】
図1及び図2において、失禁パッド20の後パッド部35には、立体領域70が設けられている。
具体的には、立体領域70は、後パッド部35の短手方向Tに関して、略中央部に形成されている。このため、この立体領域70は、使用者が失禁パッド20を装着した時に、使用者の臀部の谷間に入り込む位置に対応して設けられ、しかもこの谷間の延びる方向に沿って長い形状とされている。
このような立体領域70は、バックシート22の対応領域に、立体形成用接着部31を設けることにより形成される。つまり、バックシート22の外面に立体形成用接着部として設けた接着部で、バックシート22の対応領域の外面を部分的に向かい合わせて、接着することにより、立体領域70が形成される。この場合、図示されているように、表面材25側は部分的に内側に突出する凸部33を有し、その裏側のバックシート22外面には、図2に示すように凹部32が形成される。
【0025】
しかも、後述するように、立体領域70は、失禁パッド20が包装体に収容された状態では、図示の形態とされておらず、平坦になっており、包装体から取り出した後で、使用者により上記した立体形成用接着部31を利用して形成されるようになっている。
これにより、製品の携行時等においては、立体領域70は形成されていないので、押し潰されたりして、立体領域70が損傷することがない。また立体形成用接着部31を利用して形成された立体領域70は、接着固定されていることにより、形態の保持性が高い。また、こうして形成される立体領域70は、表面材側が部分的に凸となるように、前記バックシート側を内側に折り返して形成されている。このため、表面材側は凸となるが、バックシートの表面は折り込まれて凹状となる。
【0026】
この立体領域70の凸部33の形状は、吸収体等の厚みを厚くして、表面材側を盛り上げた場合の形状と著しく異なり、その凸となった部分の厚みは薄く、先端分は比較的先鋭な形状となっている。このため、凸状先端は、例えば、臀部の割れ目に入り込んで、その谷間となっている個所に充填され、隙間を無くす作用がある。立体領域70の別の作用としては、臀部の割れ目や股の間等に入り込んで挟まれることで、失禁パッド20が保持されて位置ずれしないし、製品が浮いた状態とならないことである。
また、このような立体領域70のさらに別の作用としては、表面材側が凸となることに対応して、バックシート側は凹部32となるから、外形上も臀部等の形状と一致する形状となることで、外部からきわめて視認しにくく、装着していることが判別されにくいというものである。
【0027】
次に、この失禁パッド20を収容するための個包装である包装体の例を説明する。
図3に示されているように、失禁パッド20を前パッド部36と後ろパッド部35の各境界付近に沿った曲折ラインLN1,LN2で、矢印a,bの順に折り返して、3つ折りパッドとする。
図4は、包装体から失禁パッド20を取り出す様子を示す説明図であり、包装体40は、ひとつの例では、図示のように、袋状の個装収容体を用いることができる。
【0028】
包装体40は、例えば、製造工程において、長い帯状となって送られるシート状の材料(図示せず)の上に、3つ折りにした失禁パッド20を載置し、シート状の材料の上に失禁パッド20を配置し、シート状の材料とともに3つ折りし、失禁パッド20を包んで、シート状の材料の開口を必要に応じてヒートシール部H,Hとすることで個装を行うものである。
包装体40に用いられるシート状材料としては、例えば、プラスチックフィルム等のヒートシール可能で柔軟な材料が適しており、具体的には、例えば、
ポリエチレン等のフィルムや、ポリプロピレン等の熱融着性繊維を使用した不織布を単層で、あるいは積層してシート状としたものが使用される。
【0029】
図示の場合は、包装体40のタブテープ41を摘んで、所定の破断案内部に沿って破き、収容された失禁パッド20を露出させて取り出す例を示しているが、これに限らず、帯状のシート状材料の上に失禁パッド20を載せて、折り畳むように包む形態のもの等が適宜使用される。
使用者は、先ず包装体40から失禁ぱっど20を取り出して、折り畳まれた失禁パッド20を開く。そして、剥離紙13を、図3に点線で示される立体形成用接着部31まで開き、バックシート22を内側となるように折り曲げることで、立体形成用接着部31の対向する面どうしを接着して、図1及び図2に示されているように立体領域70を形成する。そして、剥離紙13を仮接着部11まで完全に剥がし、図示しない下着等の内面に、この仮接着部11を固定して使用することができる。
【0030】
図5は、図1及び図2で説明した失禁パッド20と図4の包装体40とは異なる形式の包装体42とを組み合わせた構成を示す第2の実施形態の概略平面図であり、図6は図5のB−B線切断端面図である。
図5においては、折り畳まれて包装されていた失禁パッド20の包装体42を開き、展開したシート状の状態で示されている。失禁パッド20は手前にバックシート22が位置しており、その外側に包装体42が配置されている。失禁パッド20のバックート22には、互いに予め分離された2つの剥離部材51と13が貼られている。剥離部材13は、図1で説明したように、仮接着部11,11,11に貼られる第1の剥離部材で、剥離紙が利用されている。剥離部材51は、図6に示されているように、バックシート22側に設けられた立体形成用接着部31,31に貼られ、かつ包装体42側にも、包装体42に対して接着するための包装用接着部52により貼られている。
【0031】
ここで、上述の各接着部は、それぞれバックシート22や各剥離部材13,51に対して、製造工程において接着剤が適用されることにより、形成されている。このような接着剤は、好ましくは、繰り返し接着可能な感圧性の接着剤、例えば、SIS(スチレン−イソブレン−スチレン)、SEBS(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン)、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン)等のゴム系のホットメルトを適用することにより形成される。
また、上述の各接着部は、上記した各接着剤の種類を選定し、塗布密度や溶剤濃度等を変更することにより、接着力を調整することができる。
【0032】
本実施形態は、以上のように構成されており、仮接着部11,11,11に貼られる第1の剥離部材13と、立体形成用接着部31,31に貼られる第2の剥離部材51が互いに分離して形成されている。このため、仮接着部11,
11,11に貼られる第1の剥離部材13と、立体形成用接着部31,31に貼られる第2の剥離部材51とを別々に剥がすことができる。
使用者は、先ず包装体42から失禁パッド20を取り出して、立体形成用接着部31,31に貼られる第2の剥離部材51を先に剥がし、図1のような立体領域70を形成する。この際、仮接着部11,11,11には、まだ第1の剥離部材13が貼られているので、露出した不要な接着部が手についたりすることなく、図1の立体領域70を形成する作業を容易に行うことができる。
次いで、仮接着部11,11,11に貼られる第1の剥離部材13を剥がして、仮接着部11,11,11を露出させ下着等に仮固定できるので、使い勝手に優れている。
【0033】
ここで、上述の各接着部について、上記した各接着剤の種類を選定し、塗布密度や溶剤濃度等を変更することにより、次のように接着力を調整すると好ましい。
すなわち、包装用接着部52が、第2の剥離部材51の外面と包装体42の内面とを接着する接着力の方が、立体形成用接着部31,31に貼られる第2の剥離部材51と失禁パッド20との接着部、すなわち立体形成用接着部31
,31よりも接着力が強くなるように設定する。
【0034】
これにより、使用者が、包装体42から失禁パッド20を取り出そうとすると、先ず、最初の動作で、第2の剥離部材51と失禁パッド20との接着部、
すなわち立体形成用接着部31,31が剥がされる。このため、包装体42側に、第2の剥離部材51が残り、失禁パッド20側には、立体形成用接着部31,31が露出する。この状態では、仮接着部11,11,11に貼られる第1の剥離部材13が失禁パッド20側に残されるので、露出した不要な接着部が手についたりすることなく、図1の立体領域70を形成する作業を容易に行うことができる。
次いで、仮接着部11,11,11に貼られる第1の剥離部材13を剥がして、仮接着部11,11,11を露出させ下着等に仮固定できる。
このようにして、包装体42を破いて、失禁パッド20を取り出すだけで、
包装体42側に、第2の剥離部材51が残り、失禁パッド20側に、立体形成用接着部31,31を露出させることができるので、2つの剥離部材を設けても、2度の剥離作業を行う必要がないので、使い勝手に優れている。
なお、包装体42の内面の全面または第2の剥離部材31の位置に接着剤が剥がれやすいようにした剥離処理を施し、第1の剥離部材13だけを使用する構成としてもよい。
【0035】
図7は、図1及び図2で説明した失禁パッド20と図4の包装体40とは異なる形式の包装体42とを組み合わせた構成を示す第3の実施形態の概略平面図であり、図8は図7のD−D線切断端面図である。これらの図において、第1及び第2の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、
重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
【0036】
第3の実施形態は、第2の実施形態と比較すると、仮接着部11,11,11に貼られる第1の剥離部材と立体形成用接着部31,31に貼られる第2の剥離部材が1枚の剥離部材で形成されている点である。
すなわち、この実施形態では、1枚の長い剥離部材54が用いられており、
この剥離部材54は、少なくとも仮接着部11,11,11を覆う領域を有し、かつ仮接着部11,11,11に貼られている第1の部分55と、少なくとも立体形成用接着部31,31を覆う領域を有し、かつ立体形成用接着部31,31に貼られている第2の部分56を備えている。
この第1の部分55と第2の部分56は、例えば、ミシン目のような切り離し部57を備えている。
【0037】
本実施形態は以上のように構成されており、仮接着部11,11,11に貼られる剥離部材と、立体形成用接着部31,31に貼られる剥離部材とが1枚のシート状部材である剥離部材54から形成できるので、製造工程において、
剥離部材を別々に作る必要がなく製造しやすい。
この実施形態においては、使用者が、包装体42から失禁パッド20を取り出そうとすると、先ず、最初の動作で、剥離部材54の第2の部分56と失禁パッド20との接着部、すなわち立体形成用接着部31,31が剥がされる。
これにより、包装体42側に、剥離部材54の第2の部分56が残り、失禁パッド20側には、立体形成用接着部31,31が露出する。この状態では、仮接着部11,11,11に貼られる剥離部材54の第1の部分55が失禁パッド20側に残されるので、露出した不要な接着部が手についたりすることなく、図1の立体領域70を形成する作業を容易に行うことができる。
次いで、仮接着部11,11,11に貼られた剥離部材54の第1の部分55を剥がして、仮接着部11,11,11を露出させ下着等に仮固定できる。
その他の作用効果は、第2の実施形態と同様である。
なお、第2の部分56の短手方向の両端側の失禁パッド20に残る第1の部分55aにも仮接着部11が配置される構成としてもよい。
【0038】
図9は、失禁パッドの図1及び図2で説明した実施形態とは異なる実施形態(第5の実施形態)と包装体42とを組み合わせた構成を示す第4の実施形態の概略平面図であり、図10は第5の実施形態の失禁パッド60の概略斜視図、図11は図9のF−F線切断端面図である。これらの図において、上述の各実施形態と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
【0039】
先ず、図10に示されているように、失禁パッド60は、第1実施形態の失禁パッド20と比較すると、立体領域70が設けられている箇所が異なる。すなわち、この失禁パッド60では、立体領域70は、製品の短手方向Tの中央部で、かつ、長手方向Lの中央部に設けられている。この位置は、使用者がこの失禁パッド60装着した際には、股部の直下の位置となる。
【0040】
図9に示されているように、失禁パッド60の短手方向Tのほぼ中央部で、
長手方向Lのほぼ中央部には、長手方向Lに沿って、所定の幅を持った立体形成用接着部31が形成されている。この立体形成用接着部31の短手方向Tに沿った両側には、長手方向Lに沿って延びるように、仮接着部11,11がそれそれ形成されている。
そして、これら立体形成用接着部31と仮接着部11,11の全てを覆う領域には、1枚の剥離部材54が貼られている。剥離部材54の第2の部分56は、立体形成用接着部31を覆う形態で形成され、その周囲は切り離し部57を介して、第1の部分55と接続されている。第1の部分55は第2の部分56の周囲において仮接着部11,11の全てを覆う領域に広がり、仮接着部11,11に貼られている。また、立体形成用接着部31の直下で、タブテープ41が設けられた包装体42を失禁パッド60から剥がしはじめる側に寄った部分に図11に示されているように包装用接着部52が設けられている。
【0041】
本実施形態は以上のように構成されており、立体形成用接着部31を利用して立体領域70を図10に示す位置に形成した後、その両側に位置する仮接着部11,11により、下着等の内側に仮固定されるので、立体領域70の形態が下着に固定された仮接着部11,11によって保持されるので、より安定的に維持される。なお、切り離し部57は、第1の部分55で囲まれた形ではなく、長手方向Lに沿って、両端部に渡って平行に形成してもよい。その場合、
包装用接着部52は、剥離部材52のタブテープ41側の端部近傍に設けることが好ましい。
【0042】
ところで本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上述の実施の形態の吸収性パッドの例として失禁パッドを図示しているが、
これに限らず失禁パッド以外の吸収性パッド、たとえば女性用生理用品や、幼児用パッド等種々の製品に適用することができる。
上述の各実施形態の個別の構成は、必要により省略したり、説明しない他の構成と組み合わせてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、失禁パッド,生理用ナプキン等の吸収性パッドにおいて、使用者の身体の複雑な3次元形状に好適にフィットして、排出された体液等が外に漏れだすことを防止するために、適切な立体領域を形成して、保持できる吸収性パッドを提供することを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性パッドの第1の実施形態に係る失禁パッドを示す前方から見
た斜視図。
【図2】図1のA−A線概略断面図。
【図3】図1の失禁パッドを折り畳む様子を示す説明図。
【図4】図1の失禁パッドを包装体から取り出す様子を示す説明図。
【図5】図1及び図2で説明した失禁パッドと包装体とを組み合わせた構成を示す第2の実施形態の概略平面図。
【図6】図5のB−B線切断端面図。
【図7】図1及び図2で説明した失禁パッドと包装体とを組み合わせた構成を示す第3の実施形態の概略平面図。
【図8】図7のD−D線切断端面図。
【図9】第5の実施形態の失禁パッドと包装体とを組み合わせた構成を示す第4の実施形態の概略平面図。
【図10】第5の実施形態の失禁パッドの概略斜視図。
【図11】図9のF−F線切断端面図。
【符号の説明】
11・・・仮接着部、20,60・・・失禁パッド(吸収性パッド)、22・・・バックシート、24・・・吸収体、25・・・表面材、26・・・立体ギャザー部、30・・・立体領域、31・・・立体形成用接着部、40,42・・・包装体、L・・・失禁パッドの長手方向、T・・・失禁パッドの短手方向。

Claims (6)

  1. 一方向に長い形状を有しており、
    液体の透過を防止するバックシートと、
    身体に接触する面側に配置される液体透過性の表面材と、
    前記バックシートと前記表面材との間に配置されて前記表面材を透過した液体を吸収して保持する吸収体と、
    前記バックシート外面に設けられた仮接着部と
    を備えていて、
    前記表面材側が部分的に凸となるように、前記バックシート側を内側に折り返して立体領域を形成するために、バックシート外面には、このバックシートの折り返し部分の対向する面を接着することにより、折り返し状態を維持するための立体形成用接着部を有しており、
    前記仮接着部と前記立体形成用接着部の外面には、剥離部材が貼られていることを特徴とする、吸収性パッド。
  2. 前記仮接着部に貼られる剥離部材と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材が互いに分離して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性パッド。
  3. 前記仮接着部に貼られる剥離部材と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材とが、1枚のシート状部材で形成されており、かつ、前記仮接着部に貼られる剥離部材部分と、前記立体形成用接着部に貼られる剥離部材部分とが切り離し部により分離可能とされていることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性パッド。
  4. 製品を包装する包装体の内面に、前記立体形成用接着部に貼られた剥離部材の裏面が、包装用接着部により接着されており、この包装用接着部の接着部の接着力が、前記立体形成用接着部に貼られた剥離部材と製品との接着部の接着力よりも、強くなるように設定されていることを特徴とする、請求項2または3のいずれかに記載の吸収性パッド。
  5. 前記立体形成用接着部が、製品を包装する包装体の内面の少なくとも対向する面の剥離加工が行われた面に接着される構成としたことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性パッド。
  6. 前記立体領域が、製品の短手方向のほぼ中央部に形成されており、これに対応して、前記バックシート外面には、短手方向のほぼ中央部に前記立体形成用接着部が設けられ、その短手方向の両側に、それぞれ前記仮接着部の少なくとも一部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の吸収性パッド。
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