JP2009189380A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸収体と、前記吸収体の一方の面を被覆する、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の他方の面に、前記吸収体に対して直接的または間接的に最外部に配設される外装体とを備えた吸収性物品であって、前記外装体は、前記吸収体とは反対面側に、前記吸収体の幅方向中央部において前記吸収体の長手方向に沿って前記外装体の一部を谷折りした状態で保持可能である保持手段および前記外装体の谷折りさせるべき部位が認識できるマーカーを備えている吸収性物品である。
【選択図】図1
Description
本発明の吸収性物品は、吸収体と、前記吸収体の一方の面を被覆する、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の他方の面に、前記吸収体に対して直接的または間接的に最外部に配設される外装体とを備えた吸収性物品であって、前記外装体は、前記吸収体とは反対面側に、前記吸収体の幅方向中央部において前記吸収体の長手方向に沿って前記外装体の一部を谷折りした状態で保持可能である保持手段および前記外装体の谷折りさせるべき部位が認識できるマーカーを備えて構成されているものである。
(1−1−1)バックシート
本発明の一実施形態である使い捨ておむつにおける外装体としてのバックシートは、着用者の身体を被包するための装着機能を担う部材であり、具体的には、前身頃、股下部及び後身頃の各部を形成するシート状の部材である。バックシートは、吸収体の下面(おむつの装着時において着用者の着衣側に位置する面)を被覆するように配置される。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、液不透過性材料によって構成される。
バックシートには、その外表面側にシート材(カバーシート)を貼り合わせてもよい。このカバーシートは、バックシートを補強し、バックシートの手触り(触感)を良好なものとするために用いられる。なお、カバーシートを採用した本発明の一実施形態においては、カバーシートが外装体となる。図14は、カバーシート16を採用した本発明の第八の実施形態を示す図面である。
本発明の一実施形態である使い捨ておむつにおける外装体は、保持手段を備える。保持手段は、外装体の外側面(以下説明する吸収体とは反対側の面)において、吸収体の幅方向中央部において吸収体の長手方向(おむつの幅方向中央部においておむつの縦方向)に沿って前記外装体の一部を谷折りした状態で保持可能である。
本発明の吸収性物品は、保持手段として粘着面を採用する場合には、粘着面の外装体とは反対側に剥離紙を配設しても良い。剥離紙は着用者により任意に剥がされるまで、保持手段としての粘着面を保護する作用を有する。図1に示すように、剥離紙54は、粘着面52と相似形でかつ粘着面52よりもやや大きい形状が好ましい。
本発明の一実施形態である使い捨ておむつにおける外装体は、マーカーを備える。マーカーは、外装体の外側面(以下説明する吸収体とは反対側の面)において、吸収体の幅方向中央部において吸収体の長手方向(おむつの幅方向中央部においておむつの縦方向)に沿った線を指示可能である。マーカーとしては図1に示すように、外装体としてのバックシート20の外側面において、吸収体22の幅方向中央部にインク等で実際に引いた線を例示することができる。このように形成すれば、着用者は容易に外装体の谷折りすべき部位を特定することができ、手軽におむつ内部に凸部を形成させることができる。なお、マーカーとしては、外装体の外側面において、吸収体の幅方向中央部にインク等で実際に引いた線に限定されず、着用者が外装体の外側面における吸収体の幅方向中央部付近を谷折りする際の目印となるものであればいずれでも良い。例えば、外装体の外側面における吸収体の幅方向中央部を挟んだ両側面の重ね合わせるべき部位をインク等で示したものであっても良い。また、粘着材に着色したものを用いることにより、重ね合わせる粘着面が容易に認識できるものであっても良い。さらに、マーカーの位置は、外側から視認可能であれば、一番外側に限らず、カバーシートの内側、バックシートの外側、内側、吸収体の下面に配置される親水性シートの外側、内側でもよい。
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材で、吸収性材料によって構成される。
本発明の一実施形態である使い捨ておむつにおけるトップシートは、吸収体の上面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その下面側に配置された吸収体に、着用者の尿を吸収させる必要から、その少なくとも一部(全部ないし一部)が液透過性材料により構成される。
立体ギャザーは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するための部材であり、立体的に起立可能なように構成された防漏壁である。この立体ギャザーを形成することにより、トップシートの上に尿が排泄され、トップシートを伝って尿が拡散してしまった場合でも、立体ギャザーが防波堤となり、おむつの脚周り開口部等からの漏れ(いわゆる「横漏れ」)を有効に防止することができる。
使い捨ておむつにおいては、脚周り伸縮材を配置したり、ウエスト周り伸縮材を配置することがよく知られている。
本発明の吸収性物品の一実施形態に係る使い捨ておむつにおいては、上記の構成に加えて、トップシートおよび/または外装体にエンボスを設けても良い。図10〜図13は本発明の吸収性物品の第七の実施形態である使い捨ておむつを示す概略図である。図10および図12に示すように外装体としてのバックシート20の外側面における吸収体の幅方向中央部を示すマーカーとしてエンボスを採用することにより、マーカー兼用エンボス62をバックシート20の外側に配設し、図11および図12に示すようにトップシートの長さ方向中央部の両側やや離れた部位にエンボス64を配設しても良い。これにより、図13に示すように、容易にバックシート20の所定部位を谷折り状にすることができ、容易におむつの内面に凸部を形成することができる。
以下、本発明の使い捨ておむつを製造する方法の一例を、図1〜図3に示す吸収性物品としての使い捨ておむつ1(1ピースタイプのテープ型おむつ)を製造する場合の例により説明する。
バックシート20上面に、親水性シートに包まれた吸収体22及び脚周り伸縮材40を配置し、更にその上面にトップシート27を配置する。この際、トップシート27はセンターシート18とサイドシート15の2種類が使用される。サイドシート15は、一方の端部を折り返し、その折返し部分に、2本の立体ギャザー伸縮材36を挟み込んだ状態で貼り合わせることによって、立体ギャザー26が形成されている。また、バックシート20の幅方向中央部には、吸収体の長手方向に沿ってマーカー50となるラインがあらかじめ印刷されている。
バックシート20の外面の所定位置に、片面に剥離紙54が貼付されている粘着シートの剥離紙とは反対側の面を貼着する。
Claims (4)
- 吸収体と、前記吸収体の一方の面を被覆する、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の他方の面に、前記吸収体に対して直接的または間接的に最外部に配設される外装体とを備えた吸収性物品であって、
前記外装体は、前記吸収体とは反対面側に、前記吸収体の幅方向中央部において前記吸収体の長手方向に沿って前記外装体の一部を谷折りした状態で保持可能である保持手段および前記外装体の谷折りさせるべき部位が認識できるマーカーを備えている吸収性物品。 - 前記保持手段が粘着面である請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記粘着面が剥離紙で覆われている請求項2に記載の吸収性物品。
- 前記剥離紙が部分的に剥離可能である請求項3に記載の吸収性物品。
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