JP2013158451A - 男性用失禁パッド包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】男性用失禁パッド包装体から男性用失禁パッドを取り出した際に、使用者が容易にその使用方法が分かるように男性用失禁パッドが包装された男性用失禁パッド包装体を提供する。
【解決手段】長手方向と幅方向を有する男性用失禁パッド1が容器32内に収容された男性用失禁パッド包装体31であって、男性用失禁パッド1は、長手方向に折り畳まれたプリーツ部を有するアウター部材を有し、アウター部材の外面側にはプリーツ部よりも長手方向の外方に粘着部7が設けられ、男性用失禁パッド1が、粘着部7が外側になるように長手方向に延びる第1折り目21で折り返され、さらに幅方向に延びる第2折り目22で折り返されて、折り畳まれた男性用失禁パッド1が容器32に収容され、容器32には粘着部7と接合した剥離シート33が固定されており、容器32は男性用失禁パッド1が第2折り目22側から取り出し可能に形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、男性用失禁パッドが容器内に収容された男性用失禁パッド包装体に関するものである。
従来、男性器に宛がって用いられる男性用の失禁パッドが知られている。例えば特許文献1には、一の方向に沿って形成された少なくとも2本の折り曲げ線によって襞状に折り畳まれた男性用失禁パッドが開示され、この男性用失禁パッドは、使用時には折り畳み状態を解除して肌面側に凹状の空間が形成できるようになっている。さらに特許文献1には、当該男性用失禁パッドを包装袋に包装した男性用失禁パッド包装体も開示されている。
特開2010−172650号公報
男性用失禁パッドはまだ広く普及しておらず、その使用方法は一般の人に周知されているものではない。特に、特許文献1に開示されるような使用前に折り畳まれている男性用失禁パッドでは、包装袋から男性用失禁パッドを取り出した際、男性用失禁パッドの折り畳みをどのように展開すればよいか使用者が迷う場面がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、男性用失禁パッド包装体から男性用失禁パッドを取り出した際に、使用者が容易にその使用方法が分かるように男性用失禁パッドが収容された男性用失禁パッド包装体を提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明の男性用失禁パッド包装体とは、長手方向と幅方向を有する男性用失禁パッドが容器内に収容された男性用失禁パッド包装体であって、男性用失禁パッドは、長手方向に折り畳まれることにより山折りと谷折りが形成されたプリーツ部を有するアウター部材を有し、アウター部材の外面側には、プリーツ部よりも長手方向の外方に粘着部が設けられ、男性用失禁パッドが、粘着部が外側になるように長手方向に延びる第1折り目で折り返され、さらに幅方向に延びる第2折り目で折り返されることにより、折り畳まれた男性用失禁パッドが形成され、折り畳まれた男性用失禁パッドが容器に収容され、容器には粘着部と接合した剥離シートが固定されており、容器は、折り畳まれた男性用失禁パッドが第2折り目側から取り出し可能に形成されているところに特徴を有する。
本発明の男性用失禁パッド包装体は、男性用失禁パッドを容器から取り出す際、粘着部が剥離シートに接合していることにより、折り畳まれた男性用失禁パッドの長手方向の端部が、男性用失禁パッドを容器から取り出す力に抗するように作用する。そのため、男性用失禁パッドを容器から取り出すと、プリーツ部が自然に展開される。容器から取り出された男性用失禁パッドは、第2折り目と第1折り目を展開するとカップ状に形成することができるため、使用者はその使用方法を容易に理解できる。
本発明の男性用失禁パッド包装体は、複数の男性用失禁パッドを容器内に収容することができる。
アウター部材には、第2折り目の両側にプリーツ部が各々設けられていることが好ましい。このようにプリーツ部が設けられていれば、容器から男性用失禁パッドを取り出す際に、第2折り目の両側でプリーツ部がバランス良く展開されて、プリーツ部を展開させながら男性用失禁パッドを容器から取り出すことが容易になる。
男性用失禁パッドは、第1折り目の一方側であって第2折り目の一方側を第1部分とし、第1折り目の一方側であって第2折り目の他方側を第2部分とし、第1折り目の他方側であって第2折り目の一方側を第3部分とし、第1折り目の他方側であって第2折り目の他方側を第4部分としたとき、男性用失禁パッドが、第1折り目で折り返され、さらに第2折り目で第3部分と第4部分が内側になるように折り返され、粘着部は、第1部分と第2部分と第3部分と第4部分のそれぞれの外面側に設けられ、剥離シートは、第1部分の外面側、第2部分の外面側、および第3部分と第4部分の間にそれぞれ設けられていることが好ましい。このように粘着部と剥離シートが設けられていれば、男性用失禁パッドを容器から取り出す際、プリーツ部をより好適に展開することができる。
男性用失禁パッドは、アウター部材の肌面側に吸収体が備えられ、吸収体が内側になるように第1折り目で折り返され、吸収体は、長手方向の端縁近傍が第1折り目の両側で接合されていることが好ましい。このように吸収体が形成されていれば、男性用失禁パッドを容器から取り出して、男性用失禁パッドの第1折り目と第2折り目を展開した際、吸収体がカップ状(船底状)に形成されて、吸収体の男性器へのフィット性を高めやすくなる。
男性用失禁パッドは、アウター部材の肌面側に吸収体が備えられ、吸収体が内側になるように第1折り目で折り返され、吸収体は、長手方向の端縁に第1折り目を跨いで切欠きが形成されていることが好ましい。吸収体に第1折り目を跨いで切欠きが形成されていれば、第1折り目を利用して吸収体をカップ状に形成しやすくなり、吸収体の男性器へのフィット性を高めることができる。
本発明の男性用失禁パッド包装体は、男性用失禁パッドを容器から取り出す際、粘着部が剥離シートに接合していることにより、折り畳まれた男性用失禁パッドの長手方向の端部が、男性用失禁パッドを容器から取り出す力に抗するように作用する。その結果、男性用失禁パッドを容器から取り出すと、プリーツ部が自然に展開される。従って、使用者は、容器から男性用失禁パッドを取り出した際に男性用失禁パッドのプリーツ部が展開されることによって、男性用失禁パッドの使用方法を容易に理解できる。
本発明の男性用失禁パッド包装体に用いられる男性用失禁パッドの一例を表し、男性用失禁パッドを外面側から見た平面図を表す。 図1に示した男性用失禁パッドを肌面側から見た平面図を表す。 図1に示した男性用失禁パッドのA−A断面図を表す。 図1に示した男性用失禁パッドをカップ状に形成し、外面側から見た斜視図を表す。 図1および図2に示した男性用失禁パッドの折り畳み方法を表す。 男性用失禁パッド包装体の斜視図を表す。 男性用失禁パッド包装体から男性用失禁パッドを取り出す際にプリーツ部が展開される様子を表す。 男性用失禁パッド包装体の他の例を表す。
本発明の男性用失禁パッド包装体は、男性用失禁パッドが容器内に収容されたものである。男性用失禁パッドは男性器に宛がって用いられ、男性用失禁パッドを装着することにより失禁による尿漏れを防ぐことができる。
本発明で用いられる男性用失禁パッドはプリーツによって折り畳まれたアウター部材を有しており、装着の際は、プリーツを展開することにより男性用失禁パッドをカップ状に形成し、男性器に好適に宛がうことができる。本発明の男性用失禁パッド包装体は、男性用失禁パッド包装体から男性用失禁パッドを取り出す際に男性用失禁パッドのプリーツを自然に展開することができ、男性用失禁パッドをカップ状に容易に形成することができる。
まず、本発明で用いられる男性用失禁パッドの構成について、図面を参照して説明する。なお本発明で使用される男性用失禁パッドは、図面に示された実施態様に限定されるものではない。
図1〜図4には、本発明の男性用失禁パッドの一例を示す。図1は男性用失禁パッドを外面側から見た平面図を表し、図2は図1に示した男性用失禁パッドを肌面側から見た平面図を表し、図3は図1のA−A断面図を表し、図4はカップ状に形成した男性用失禁パッドを外面側から見た斜視図を表す。なお、本発明の図面では、矢印xが幅方向、矢印yが長手方向を表し、矢印x,yにより形成される面に対して垂直方向が厚み方向zを表す。
男性用失禁パッド1は、長手方向yと幅方向xを有する。男性用失禁パッド1は、男性用失禁パッドを着用する際、長手方向yを着用者の股間の前後方向(上下方向)に合わせ、幅方向xを着用者の左右方向に合わせて着用することが好ましい。また本発明において、肌面側とは、男性用失禁パッドを着用する際に着用者の肌に向く側を意味し、外面側とは、着用者とは反対に向く側を意味する。
男性用失禁パッド1は、構成部材として少なくともアウター部材2を有する。アウター部材2は、長手方向yに折り畳まれることにより山折り4と谷折り5が形成されたプリーツ部3を有している。男性用失禁パッド1は、使用前は、図1や図2に示すようにアウター部材2が平面状に形成される。すなわち、アウター部材2のプリーツ部3が折り畳まれた状態に形成される。使用時には、男性用失禁パッド1は、図4に示すようにアウター部材2のプリーツ部3を展開して、アウター部材2をカップ状に形成して用いることが好ましい。つまり、男性用失禁パッド1は、使用の際、カップ形状の内部に男性器を収容して着用することが好ましい。なお、カップ形状とは一方側に膨らんだ形状を意味し、例えば、カップ形状の開口が同一平面に形成される必要はない。
アウター部材2のプリーツ部3は、幅方向xの両端が固定されていることが好ましい。具体的には、アウター部材2は、幅方向xの両端で、山折り4を挟んだ両側および谷折り5を挟んだ両側が接合されていることが好ましい。このようにプリーツ部3が形成されていれば、プリーツ部3の折り畳みを展開すると、図4に示されるように、アウター部材2をカップ状に形成しやすくなる。プリーツ部3の幅方向xの両端は、接着剤、熱融着、超音波融着等の公知の接合手段により固定(接合)されればよい。
本発明において、山折り4と谷折り5はアウター部材2の外面側から見て定められるものとする。また、プリーツ部3とは、図1や図2に示すようにアウター部材2が平面状に形成された状態で、アウター部材2のうち、折り畳まれて重ねられた部分の山折り4から谷折り5に至る部分およびそれと重なる部分を意味する。
図1では、プリーツ部3が長手方向yの両側に2つずつ設けられている。各プリーツ部3は、アウター部材2が長手方向yに折り畳まれて形成される。この際、各プリーツ部3は、少なくとも1つずつ形成された山折り4と谷折り5で折られることにより形成される。
山折り4と谷折り5は、長手方向yに並んで配される限りその延在方向は特に限定されないが、好ましくは、山折り4と谷折り5は幅方向xに対し略平行に形成される。また、山折り4と谷折り5は互いに同じ数だけ形成されることが好ましく、山折り4と谷折り5がそれぞれ複数形成される場合は、山折り4と谷折り5は交互に形成されることが好ましい。
アウター部材2が、男性器を好適に収容できるようなカップ状に形成されるためには、図1に示すように、アウター部材2の長手方向yの両側に、プリーツ部3が各々設けられていることが好ましい。このようにプリーツ部3が設けられることにより、陰茎と陰嚢の両方を好適に収容しやすくなる。
各プリーツ部3は、長手方向yの中心側にまず山折り4が設けられるように形成されることが好ましい。具体的には、プリーツ部3を展開した状態で、各プリーツ部3には、長手方向yの中心側にまず山折り4が形成されることが好ましい。図1では、長手方向yの中心側にまず山折り4が設けられ、次いで、長手方向yの外方に谷折り5が設けられている。このようにプリーツ部3が形成されていれば、男性用失禁パッド1を男性器を収容してパンツの内側に固定した際、パンツの外側から見てプリーツ部3の折り目が分かりにくくなり、男性用失禁パッド1を装着することの心理的負荷が低減する。
アウター部材2の外面側には、プリーツ部3よりも長手方向yの外方に粘着部7が設けられる。アウター部材2の外面側に粘着部7が設けられていれば、男性用失禁パッド1を着用者のパンツの内側に好適に固定できるようになる。なお粘着部7は、後述するように、男性用失禁パッド1が容器内に収容された状態では、容器に設けられた剥離シートと剥離可能に接合されている。粘着部7は、アウター部材2に粘着剤が塗布されたり、粘着テープが貼り付けられることにより形成されればよい。
アウター部材2の形状(プリーツ部3が折り畳まれた状態での形状)は特に限定されない。アウター部材2の形状は、図1や図2に示すように角の丸まった四角形の形状であってもよく、また円形、楕円形、任意の多角形(角の丸まった多角形を含む)等であってもよい。なお、図1や図2に示すように、アウター部材2が長手方向yの外方に向かって幅方向xの長さが漸減するように形成されていれば、男性用失禁パッド1が着用者の股間でコンパクトに収まりやすくなる。また、アウター部材2は幅方向xに(すなわち、長手方向yに延びる中心線に対し)線対称に形成されることが好ましく、さらに、アウター部材2は長手方向yに(すなわち、幅方向xに延びる中心線に対し)線対称に形成されることも好ましい。
アウター部材は、親水性であっても液不透過性であってもよい。アウター部材は、1つの層から構成されていてもよく、複数の層から構成されていてもよい。例えば、アウター部材には肌面側に親水性層を有していてもよく、この場合、アウター部材の親水性層によって着用者から排泄された尿が吸収されるようになる。また、アウター部材は外面側に液不透過層を有していてもよく、この場合、アウター部材の液不透過層によって尿が外部に漏れるのが防止される。アウター部材は、吸収性材料を含有していてもよい。好ましくは、アウター部材は、肌面側に親水性層を有し外面側に液不透過層を有する積層体であるか、液不透過層のみから構成される。少なくとも後者の場合は、アウター部材2の肌面側に尿を吸収するための吸収体が設けられることが好ましい。図1〜図4では、アウター部材2の肌面側に吸収体10が設けられている。
アウター部材を構成する材料としては、不織布、織布、編布、プラスチックフィルム、およびこれらの積層体等を使用できる。アウター部材の材料として不織布、織布、編布等の布材料を用いる場合、布材料を構成する繊維としては、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の合成繊維、レーヨン等の再生繊維、セルロース、コットン等の天然繊維を用いればよい。アウター部材の材料として不織布を用いる場合、不織布としては、スパンボンド法、エアスルー法、ポイントボンド法、メルトブロー法、エアレイド法やそれらの製法の組み合わせ等により製造されるものが好ましい。また、スパンボンド法とメルトブロー法を組み合わせたSMS法により製造された不織布を用いてもよい。アウター部材の材料としてプラスチックフィルムを用いる場合は、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の合成樹脂を用いればよい。
アウター部材は水解性であってもよい。水解性とは、水洗トイレ等で水に流した際に分散あるいは溶解してその原形が失われる性質を意味する。従って、アウター部材が水解性であれば、アウター部材を通常の水洗トイレ等に流して廃棄することが可能となる。
アウター部材が水解性を有するためには、アウター部材が水解性材料から構成されていることが好ましい。水解性材料としては、木材パルプ繊維、非木材系植物繊維、レーヨン繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維等が挙げられる。さらに水解性材料に、澱粉、ポリアクリル酸水溶液、ポリエチレンオキサイド、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース等の水溶性バインダーが加えられていてもよい。
アウター部材は生分解性であってもよい。生分解性とは、微生物等の生物によって分解可能であることを意味する。アウター部材が生分解性であれば、アウター部材を水洗トイレに流して廃棄した際、下水処理場等で活性汚泥処理等が施されて、アウター部材が好適に二酸化炭素や汚泥等に分解され得る。
男性用失禁パッド1は、図1〜図4に示すように、アウター部材2の肌面側に吸収体10が備えられることが好ましい。男性用失禁パッド1に吸収体10が備えられていれば、着用者から排泄された尿を好適に吸収することができる。吸収体10は、男性用失禁パッド1の使用の際にアウター部材2がカップ状に形成されると、図4に示すように、カップ状に形成されたアウター部材2の内側に収められることが好ましい。
図1〜図3では、吸収体10はアウター部材2に固定部6で固定されている。つまり、吸収体10は、男性用失禁パッド1の使用前からアウター部材2に固定されている。吸収体10は、接着剤等の固定手段によりアウター部材2に固定されればよい。
固定部6はプリーツ部3以外の場所に設けられることが好ましい。従って、吸収体10は、アウター部材2のプリーツ部3以外の部分に固定され、プリーツ部3には固定されていないことが好ましい。さらに、吸収体10は、プリーツ部3を跨いでアウター部材2に固定されていないことが好ましい。このように吸収体10がアウター部材2に固定されていれば、男性用失禁パッド1の着用の際、プリーツ部3の折り畳みを展開しやすくなる。
固定部6は、アウター部材2の長手方向yの中心付近に設けられることが好ましい。また、アウター部材2には、固定部6の長手方向yの両側にプリーツ部3が各々設けられていることが好ましい。このように男性用失禁パッド1が形成されていれば、アウター部材2のプリーツ部3の折り畳みを展開することにより、男性用失禁パッド1を、吸収体10が内側に収められたカップ状に形成しやすくなる。
なお、図には示されていないが、吸収体10は、アウター部材2に固定されていなくてもよい。例えば、男性用失禁パッド1の使用前は、吸収体10はアウター部材2に固定されずに単に重ねられていてもよい。また、吸収体10がアウター部材2に対して着脱可能に形成されていてもよい。
吸収体10の形状は特に限定されない。吸収体10の形状は、例えば、円形、楕円形、多角形(角の丸まった多角形を含む)、砂時計形等が挙げられる。好ましくは、吸収体10は幅方向xに(すなわち、長手方向yに延びる中心線に対し)線対称に形成される。さらに、吸収体10は、長手方向yに(すなわち、幅方向xに延びる中心線に対し)線対称に形成されることも好ましい。
吸収体10は、アウター部材2に対し、次のように形成されていることが好ましい。すなわち、吸収体10は、アウター部材2のプリーツ部3が折り畳まれた状態で、長手方向yに対しアウター部材2と同じかそれよりも長く形成され、アウター部材2のプリーツ部3が展開した状態で、長手方向yに対しアウター部材2よりも短く形成されていることが好ましい。なお、プリーツ部3が折り畳まれた状態とは、プリーツ部3が複数ある場合は、全てのプリーツ部が折り畳まれた状態を意味し、プリーツ部3が展開した状態とは、全てのプリーツ部が展開した状態を意味する。プリーツ部3が展開した状態でのアウター部材2の長手方向yの長さは、プリーツ部3の幅方向xの両端の接合を解いた状態で測定する。吸収体10がアウター部材2に対しこのような関係で形成されていれば、カップ状に形成されたアウター部材2の内側に吸収体10が好適に保持されやすくなる。また、吸収体10の大きさが十分確保され、吸収体10により着用者から排泄された尿が好適に吸収されるようになる。なお、吸収体10は、幅方向xに対しては、アウター部材2と同じかそれよりも短く形成されていることが好ましい。
吸収体10には、図2に示されるように、長手方向yの端縁に切欠き11が形成されていることが好ましい。より好ましくは、切欠き11は、吸収体10の長手方向yの両端縁に形成される。吸収体10の長手方向yの端縁に切欠き11が形成されていれば、吸収体10をカップ状に形成しやすくなる。すなわち、吸収体10を幅方向xに折り曲げることで、カップ状に形成されたアウター部材2の肌側面に沿うように吸収体10を形成することが容易となる。そのため、吸収体10がカップ状に形成されたアウター部材2の内側に好適に収められるようになる。
切欠き11の形状としては、切欠き11は略V字状に形成されていることが好ましい。すなわち、切欠き11は、吸収体10の長手方向yの端縁から内方に向かって幅方向xの長さが漸減するように形成されていることが好ましい。
吸収体10には、幅方向xの端縁に切欠き12が形成されていることも好ましい。より好ましくは、切欠き12は、吸収体10の幅方向xの両端縁に形成される。吸収体10の幅方向xの端縁に切欠き12が形成されていれば、吸収体10を長手方向yに折り曲げやすくなる。従って、吸収体10の男性器へのフィットが向上し、男性器が吸収体10によって好適に覆われるようになる。その結果、着用者から排泄された尿を吸収体10がより確実に受けることができるようになる。
切欠き12の形状としては、切欠き12は略V字状に形成されていることが好ましい。すなわち、切欠き12は、吸収体10の幅方向xの端縁から内方に向かって長手方向yの長さが漸減するように形成されていることが好ましい。
吸収体は、尿を吸収できる材料から構成されていればよい。吸収体としては、例えば、(i)吸収性材料をシート部材で覆ったもの、(ii)シート状の吸収性材料を所望形状に形成したもの、等を用いることができる。吸収性材料としては、前記(i)の場合、例えば、粉砕したパルプ繊維、セルロース繊維等の親水性繊維;ポリアクリル酸系、ポリアスパラギン酸系、セルロース系、デンプン・アクリロニトリル系等の吸水性樹脂等を用いることができ、前記(ii)の場合、例えば、発泡ポリマー;ケミカルボンド不織布、エアレイド不織布、エアスルー不織布、スパンレース不織布等の液保持性の高い不織布等を用いることができる。前記(i)の場合、シート部材の少なくとも一部は液透過性であり、液透過性のシート部材としては、紙(例えば、ティッシュペーパーや薄葉紙)や親水性不織布等を用いることができる。液透過性のシート部材は吸収体の肌面側に設けられ、吸収体の外面側にも設けられてもよい。また、吸収体の外面側には、液不透過性不織布やプラスチックフィルム等の液不透過性のシート部材が設けられてもよい。前記(ii)の場合も、シート状の吸収性材料がシート部材により覆われてもよい。
吸収体は、不織布間に吸水性樹脂を有しパルプ繊維を有しないシート状吸収体を有していてもよい。シート状吸収体は不織布間に吸水性樹脂を有するため、高い吸収容量を実現できる。また、シート状吸収体は不織布間にパルプ繊維を有しないため、嵩張らず薄型に形成することができるとともに、柔軟に形成することができる。
シート状吸収体に用いられる不織布は液透過性であり、そのような不織布としては、例えば、セルロース、レーヨン、コットン等の親水性繊維;ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の疎水性繊維を界面活性剤で親水化したものを用いればよい。シート状吸収体に用いられる不織布としては、比較的薄くて柔軟性の高い不織布が好ましく、例えば、スパンボンド不織布、ポイントボンド不織布、メルトブロー不織布、エアレイド不織布、またはSMS不織布を用いることが好ましい。
次に、男性用失禁パッド包装体について説明する。本発明の男性用失禁パッド包装体は、男性用失禁パッドが折り畳まれた状態で容器内に収容されている。男性用失禁パッドの折り畳み方法について、図5を用いて説明する。図5には、図1および図2に示した男性用失禁パッド1を折り畳む方法について示した。
男性用失禁パッド1は、長手方向yに延びる第1折り目21と幅方向xに延びる第2折り目22を有し、第1折り目21で折り返され、さらに第2折り目22で折り返されることにより4つ折りされている。この際、男性用失禁パッド1は、第1折り目21で粘着部7が外側になるように、すなわち肌面側が内側になるように折り返される。このように第1折り目21で折り返されることにより、男性用失禁パッド1を使用する際に、第1折り目21を利用して男性用失禁パッド1を肌面側を内側にしたカップ形状に形成しやすくなる。
男性用失禁パッド1は、第1折り目21と第2折り目22によって、便宜的に次のように区分されるものとする。すなわち、第1折り目21の一方側であって第2折り目22の一方側を第1部分23とし、第1折り目21の一方側であって第2折り目22の他方側を第2部分24とし、第1折り目21の他方側であって第2折り目22の一方側を第3部分25とし、第1折り目21の他方側であって第2折り目22の他方側を第4部分26とする。男性用失禁パッド1を第2折り目22で折り返す際は、第3部分25と第4部分26が内側になるように折り返されるものとする。従って4つ折りされた男性用失禁パッド1では、第3部分25の外側に第1部分23が重ねられ、第4部分26の外側に第2部分24が重ねられることとなる。
第1折り目21は、男性用失禁パッド1の幅方向xの中心線と一致することが好ましい。このように第1折り目21が設けられていれば、折り畳んだ男性用失禁パッド1がコンパクトになる。また、男性用失禁パッド1を使用する際は、第1折り目21に基づいて男性用失禁パッド1の幅方向xの中心を容易に認識することができ、男性用失禁パッド1を適切に装着しやすくなる。
第2折り目22は、男性用失禁パッド1の長手方向yの中心線と一致することが好ましい。このように第2折り目22が設けられていれば、折り畳んだ男性用失禁パッド1がコンパクトになる。
本発明の男性用失禁パッド包装体は、上記のようにして折り畳まれた男性用失禁パッドが容器内に収容されている。図6には、男性用失禁パッド包装体の斜視図を示した。なお図6では、剥離シートが接合した男性用失禁パッドが容器の外側から可視化されて示されている。すなわち、剥離シートが接合した男性用失禁パッドは、容器の外側から見て実際には見えない部分であっても、実線で表示されている。
図6に示した男性用失禁パッド包装体31は、図5に示した折り畳み方法により折り畳まれた男性用失禁パッド1が容器32内に2つ収容されている。男性用失禁パッド1には、剥離シート33が粘着部7と剥離可能に接合され、剥離シート33はさらに容器32に固定されている。そして、容器32は、折り畳まれた男性用失禁パッド1が第2折り目22側から取り出し可能に形成されている。このように形成された男性用失禁パッド包装体31は、男性用失禁パッド1を第2折り目22の近傍をつまんで容器32から取り出す際、粘着部7が剥離シート33に接合していることにより、折り畳まれた男性用失禁パッド1の長手方向yの端部が、男性用失禁パッド1を容器32から取り出す力に抗するように作用する。その結果、図7に示すように、男性用失禁パッド1を容器32から取り出すと、プリーツ部3が自然に展開される。容器32から取り出された男性用失禁パッド1は、第2折り目22と第1折り目21を展開するとカップ状に形成することができる。
図6に示した男性用失禁パッド包装体31は、例えば次のようにして得ることができる。すなわち、図5(a)に示した男性用失禁パッド1の外面側に、第1部分23から第3部分25にわたって剥離シート33を設け、第2部分24から第4部分26にわたって別の剥離シート33を設け、剥離シート33を男性用失禁パッド1に重ねた状態で図5(b)および図5(c)に示すように折り畳んで、これを容器32に収容し、剥離シート33を容器32に固定することで、図6に示すような男性用失禁パッド包装体31を得ることができる。
剥離シート33は、粘着部と剥離可能に接合できるものであれば、その材料は特に限定されない。例えば、剥離シートとしては、プラスチックフィルムやプラスチックフィルムを含む積層体を採用すればよい。この場合、プラスチックフィルムが粘着部への接触面となるように剥離シートが構成される。
剥離シート33は、例えば、基材に剥離加工を施すことにより形成してもよい。剥離加工としては、基材にシリコーン樹脂を塗布しシリコーン樹脂層を設ける方法(シリコーン加工)が挙げられる。基材に剥離加工を施す場合、製造容易性やコスト面から、基材として紙を用いるのが好ましい。また、基材として紙を用いれば、基材の剥離加工されない部分あるいは面を容器に固定することが容易になる。
剥離シート33は、アウター部材2の外面側に設けられた粘着部7を覆うように設けられればよい。粘着部7は、男性用失禁パッド1の第1部分23、第2部分24、第3部分25、および第4部分26よりなる群から選ばれる少なくとも1つに設けられればよく、剥離シート33は、粘着部7が設けられた男性用失禁パッド1の各部分の外面側に設けられればよい。なお、図6に示した男性用失禁パッド1は、粘着部7が第1部分23と第2部分24と第3部分25と第4部分26のそれぞれの外面側に設けられているため、剥離シート33は、第1部分23の外面側、第2部分24の外面側、および第3部分25と第4部分26の間にそれぞれ設けられている。図6に示すように粘着部7と剥離シート33が設けられていれば、男性用失禁パッド1を容器32から取り出す際、プリーツ部3をより好適に展開することができる。
剥離シート33は、粘着部7と剥離可能に接合されている一方、容器32には固定されている。剥離シート33は、直接的に容器32に固定されていてもよく、間接的に容器32に固定されていてもよい。例えば、剥離シート33は、別の剥離シート33を介して間接的に容器32に固定されていてもよい。
男性用失禁パッド1を容器32から取り出す際、男性用失禁パッド1のみが容器32から取り出され、剥離シート33は容器32内に残るようにすることが好ましい。従って、剥離シート33と粘着部7との接合強度は、剥離シート33と容器32との接合強度より弱いことが好ましい。剥離シート33が間接的に容器32に固定されている場合は、剥離シート33と容器32との接合強度は、剥離シート33と容器32とを介在する部材間の接合強度のうち、最も弱いものを意味する。接合強度は、JIS K 6854−1の接着剤剥離接着強さ試験(90度剥離)に従って求めればよい。
容器32内に収容する男性用失禁パッド1の数は特に限定されない、男性用失禁パッドは1つのみが容器に収容されてもよく、2つ以上(例えば、10個や20個)が容器に収容されてもよい。
容器32は、男性用失禁パッド1を収容できるものであれば特に限定されず、例えば、紙製の箱、プラスチック製の箱、紙製の袋、プラスチック製の袋等が挙げられる。
容器32から男性用失禁パッド1を取り出しやすくする点から、容器32はある程度の剛性を有していることが好ましく、容器32は箱であることが好ましい。また容器32が箱であると、その箱に男性用失禁パッド1が収容されていることが外から見て認識できないようにしやすくなり、使用者が周囲の目を気にすることなく男性用失禁パッドを購入したり持ち運びしやすくなる。例えば、容器32をタバコの箱と同じような大きさにして、容器32の外面にデザインを施すことにより、男性の使用者が男性用失禁パッド包装体を携帯することの心理的負担を軽減することができる。
容器32は、折り畳まれた男性用失禁パッド1が第2折り目22側から取り出し可能に形成されている。すなわち、容器32は開口34を有し、または開口34が形成可能に構成され、開口34に男性用失禁パッド1の第2折り目22が面している、または開口34から男性用失禁パッド1の第2折り目22が露出するように男性用失禁パッド包装体31が構成されている。
容器32には予め開口34が形成されていてもよく、男性用失禁パッド1を取り出す際に開口34を形成することができるように、容器32が形成されていてもよい。後者の場合、例えば、容器に開口を覆う蓋を設け、蓋を開けることにより開口が形成されるようにしてもよく、容器に切断可能線(例えば、ミシン目等)を形成し、切断可能線を切断することにより開口が形成されるようにすればよい。容器に蓋が設けられる場合、蓋は一部が容器に固定していてもよく、容器から分離できるものでもよい。蓋は、開口とともに容器の外面を覆うような入れ子構造を有していていもよい。この場合、開口が容器の上側に形成されているとすると、入れ子構造の蓋は、容器を上側から覆うものでもよく、容器を側面から覆うものでもよい。
図8には、蓋35が設けられた容器32に男性用失禁パッド1が収容された男性用失禁パッド包装体31を示した。図8(a),(b)はいずれも、蓋35が開いた状態の男性用失禁パッド包装体31を表している。図8(a)では、容器32の上側に開口34が形成され、開口34を覆う蓋35が設けられている。図8(b)では、容器32の上側に開口34が形成され、蓋35が容器32に対して入れ子構造を有しており、蓋35が容器32を側面から覆うように構成されている。男性用失禁パッド包装体31や容器32は、例えば図8に示した例のように構成されてもよい。
男性用失禁パッド1は、プリーツ部3を展開させながら容器32から取り出しやすくするために、第2折り目22の両側にプリーツ部3が各々設けられていることが好ましい。このようにプリーツ部3が設けられていれば、容器32から男性用失禁パッド1を取り出す際に、第2折り目22の両側でプリーツ部3がバランス良く展開されて、プリーツ部3を展開させながら男性用失禁パッド1を容器32から取り出すことが容易になる。
男性用失禁パッド包装体31は、男性用失禁パッド1に吸収体10が備えられていても備えられていなくてもよいが、男性用失禁パッド1に吸収体10が備えられる場合は、吸収体10は下記のように形成されることが好ましい。
吸収体10は、図5に示されるように、アウター部材2の肌面側に備えられ、男性用失禁パッド1を第1折り目21で折り返す際は、吸収体10が内側になるように折り返されることが好ましい。そして、第1折り目21で折り返された吸収体10は、長手方向yの端縁近傍が第1折り目21の両側で接合されていることが好ましい。図5では、接合部13で、吸収体10の長手方向yの端縁近傍が第1折り目21の両側で接合されている。このように吸収体10が形成されていれば、男性用失禁パッド1を男性用失禁パッド包装体31から取り出して、男性用失禁パッド1の第1折り目21と第2折り目22を展開した際、吸収体10がカップ状(船底状)に形成されて、吸収体10の男性器へのフィット性を高めやすくなる。
吸収体10の長手方向yの端縁近傍が第1折り目21の両側で接合される場合、吸収体10は肌面側で互いに接合される。また、長手方向yの端縁から20mm以内の領域(好ましくは15mm以内の領域)で吸収体10どうしが接合されることが好ましい。さらに、第1折り目21から15mm以内の領域(好ましくは10mm以内の領域)で吸収体10どうしが接合されることが好ましい。吸収体10どうしの接合は、接着剤や熱融着等の接合手段により行えばよい。
吸収体10の長手方向yの端縁に切欠き11が形成される場合は、第1折り目21を跨いで切欠き11が形成されることが好ましい。第1折り目21を跨いで切欠き11が形成されていれば、第1折り目21を利用して吸収体10をカップ状に形成しやすくなり、吸収体10の男性器へのフィット性を高めることができる。
1: 男性用失禁パッド
2: アウター部材
3: プリーツ部
4: 山折り
5: 谷折り
7: 粘着部
10: 吸収体
11,12: 切欠き
21: 第1折り目
22: 第2折り目
31: 男性用失禁パッド包装体
32: 容器
33: 剥離シート

Claims (6)

  1. 長手方向と幅方向を有する男性用失禁パッドが容器内に収容された男性用失禁パッド包装体であって、
    前記男性用失禁パッドは、長手方向に折り畳まれることにより山折りと谷折りが形成されたプリーツ部を有するアウター部材を有し、
    前記アウター部材の外面側には、前記プリーツ部よりも長手方向の外方に粘着部が設けられ、
    前記男性用失禁パッドが、前記粘着部が外側になるように長手方向に延びる第1折り目で折り返され、さらに幅方向に延びる第2折り目で折り返されることにより、折り畳まれた男性用失禁パッドが形成され、折り畳まれた男性用失禁パッドが前記容器に収容され、
    前記容器には、前記粘着部と接合した剥離シートが固定されており、
    前記容器は、前記折り畳まれた男性用失禁パッドが前記第2折り目側から取り出し可能に形成されていることを特徴とする男性用失禁パッド包装体。
  2. 複数の前記男性用失禁パッドが前記容器内に収容されている請求項1に記載の男性用失禁パッド包装体。
  3. 前記アウター部材には、前記第2折り目の両側に前記プリーツ部が各々設けられている請求項1または2に記載の男性用失禁パッド包装体。
  4. 前記男性用失禁パッドは、前記第1折り目の一方側であって前記第2折り目の一方側を第1部分とし、前記第1折り目の一方側であって前記第2折り目の他方側を第2部分とし、前記第1折り目の他方側であって前記第2折り目の一方側を第3部分とし、前記第1折り目の他方側であって前記第2折り目の他方側を第4部分としたとき、前記男性用失禁パッドが、前記第1折り目で折り返され、さらに前記第2折り目で前記第3部分と前記第4部分が内側になるように折り返され、
    前記粘着部は、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分と前記第4部分のそれぞれの外面側に設けられ、
    前記剥離シートは、前記第1部分の外面側、前記第2部分の外面側、および前記第3部分と前記第4部分の間にそれぞれ設けられている請求項3に記載の男性用失禁パッド包装体。
  5. 前記男性用失禁パッドは、前記アウター部材の肌面側に吸収体が備えられ、
    前記吸収体は、長手方向の端縁近傍が前記第1折り目の両側で接合されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の男性用失禁パッド包装体。
  6. 前記男性用失禁パッドは、前記アウター部材の肌面側に吸収体が備えられ、
    前記吸収体は、長手方向の端縁に前記第1折り目を跨いで切欠きが形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の男性用失禁パッド包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016007515A (ja) * 2014-06-30 2016-01-18 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
JP2016007516A (ja) * 2014-06-30 2016-01-18 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
JP2017176743A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2019018033A (ja) * 2018-10-03 2019-02-07 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

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