JP3224546U - 便座シート - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に便座に固定させることができるとともに、何度も貼り直すことができる便座シートを提供する。【解決手段】洋式トイレの便座4に用いられる水溶性の使い捨て便座シートSであって、便座4の上面4aに敷設される便座シート本体1を備える。便座シート本体1は、便座4の中央の開口部4hに対応する位置に設けられた開口部を有する。また、便座シート本体1は、貼り直し可能な接着剤が塗布された接着部10を裏面に複数有する。【選択図】図2

Description

本考案は、洋式トイレ用の使い捨て便座シートに関する。特に、水溶性であるとともに、一時的に便座に固定可能な便座シートに関する。
近年、家庭における洋式トイレの普及にともない、駅や公園など不特定多数の人が利用する公衆トイレにおいても洋式トイレの設置がすすんでいる。洋式トイレは、和式のトイレと異なり、便座に座って使用する。そこで、衛生的および利便性の観点から使い捨ての便座シートが開発されてきた。
例えば、特許文献1に開示の便座シートは、材質がトイレットペーパーと同質の水溶性の紙からなり、その所要広さの中央部に一定広さの楕円状の取り除き用切り取りミシン目が設けられている。この便座シートは、材質がトイレットペーパーと同質であるので、使用後には、水で流すことができる。
ところで、使い捨て便座シートは、水に流せるように薄く軽い材質から構成されているので、使用者に座られると位置がずれることがあった。そこで、例えば、特許文献2に開示の便座シートのように、裏面に接着部を有し、接着部によって便座に固定することができる便座シートが開発されてきた。
しかしながら、便座シートを便座の所望の位置に固定させることに失敗すると便座シートの貼り直しが必要であるが、特許文献2には、貼り直しについて特に言及されておらず、この便座シートは、一度剥がされると再び接着させることが困難な可能性があった。
実開昭52−44651号公報 特開49−090061号公報
そこで、本考案が解決しようとする課題は、確実に便座に固定させることができるとともに、何度も貼り直すことができる便座シートを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る便座シートは、
洋式トイレの便座に用いられる水溶性の使い捨て便座シートであって、
便座の中央の開口部に対応する位置に設けられた開口部を有するとともに、便座の上面に敷設される便座シート本体を備え、
便座シート本体は、貼り直し可能な接着剤が塗布された接着部をその裏面に複数有する、ことを特徴とする。
上記便座シートは、好ましくは、
接着剤が、水を含まず、かつ、天然ゴムと揮発性の有機溶剤と、を含む。
上記便座シートは、好ましくは、
便座シート本体から連続し、便座シート本体が便座に敷設されたとき、便座の側壁前方と、便器の側壁前方とを覆うよう所定の長さを有する前垂下部をさらに備える。
上記便座シートは、好ましくは、
前垂下部が、便座および便器の形状に適合するように、切れ込みを有する。
上記便座シートは、好ましくは、
便座シート本体および前垂下部が、水溶紙または水溶性プラスチックフィルムから構成されている。
上記便座シートは、好ましくは、
便座シート本体および前垂下部の厚みが、10〜100μmである。
本考案の便座シートは、接着剤が塗布された接着部を有するので確実に便座に固定させることができるとともに、この接着剤が貼り直し可能な接着剤なので何度も貼り直すことができる。
本考案の一実施形態に係る便座シートの裏面を示す平面図である。 図1の便座シートを洋式トイレの便座に敷設した斜視図である。
以下、図を参照しつつ、本考案の便座シートの一実施形態について説明する。なお、図1における前後方向および左右方向は図1中のY方向およびX方向を基準とする。また、図2における前後方向は、給水タンクTが配置されている側を後方、反対側を前方とする。
図1は、本実施形態に係る便座シートSの裏面を示す平面図である。便座シートSは、洋式トイレの便座4の上面に敷設して用いられる。
図1に示すように、便座シートSは、便座シート本体1と、前垂下部2と、を備える。便座シートSは、水溶性のシートで構成されている。より詳しくは、便座シートSは、水溶紙または水溶性プラスチックフィルムから構成されている。便座シートSの厚みは、好ましくは、10〜100μmであり、より好ましくは、10〜30μmである。
便座シート本体1は、Y方向後側を便座4の上面4aの後方に敷設され、Y方向前側を便座4の上面4aの前方に敷設されるように構成されている。便座シート本体1は、開口部1hと、貼り直し可能な接着剤が塗布された接着部10と、を有する。
開口部1hは、便座シート本体1の中央であって、便座4の中央の開口部4hに対応する位置に予め設けられている。
接着部10は、便座シートSの裏面に複数(本実施形態では、5つ)設けられており、より具体的には、便座シート本体1の後側の左右、Y方向中央の左右、前側のX方向中央にそれぞれ設けられている。なお、本実施形態に係る接着部10の形状、範囲および数は、単なる一例であってこれに限定されない。
接着剤は、便座シート本体1を便座4に何度も貼り直し可能なように構成されている。接着剤は、主に天然ゴムと有機溶剤から構成されており、かつ、水を含んでいない。より具体的には、接着剤は、ペーパーセメント(商品名)からなる。ペーパーセメントは何度も貼り直し可能であるとともに、剥がしたときに剥がし跡が残らないという特徴を有する。したがって、便座シートSは、便座4に何度も貼り直すことができ、しかも使用後に剥がされたときに剥がし跡を便座4に残さない。
さらに、ペーパーセメントは、水を含んでいないので塗布された紙を波打たせないという特徴を有する。例えば、上記特許文献2に開示の便座シートSのように一時的に便座4に接着させるタイプの便座シートSは、塗布された接着剤の量が少ないと、使用者がこの便座シートSの上に座ったときに位置がずれる可能性があった。そこで、この便座シートSに接着剤を多く塗布することが考えられるが、この場合、便座シートSがよれて変形し、使用者の座り心地を悪化させるといった問題があった。一方、本実施形態の便座シートSは、接着剤を多く塗布しても波打つことがないので、便座4にしっかりと固定され、しかも使用者の座り心地が悪化することを防止することができる。
前垂下部2は、便座シート本体1から連続し、便座シート本体1が便座4に敷設されたとき、便座4の側面4bの前側部分と、便器3の上部3aの側面の前側部分とを覆うよう所定の長さを有する。所定の長さは、具体的には、50mm〜150mmである。これにより、前垂下部2は、使用者が便座シートSに座ったとき、便座4の側面4bの前側部分および便器3の上部3aの側面の前側部分に使用者が接触することを防止することができる。便座シート本体1と前垂下部2との境には、谷折り線Lが設けられている。これにより、便座シートSを便座4に敷設したとき、前垂下部2が自然と便座4の前方に垂れ下がる。
前垂下部2は、X方向中央において、後側から前側に延びる切れ込み2cを有する。これにより、前垂下部2は、使用者が便座シートSに座ったとき便座4および便器3の形状に適合し、しわになることを防止することができる。なお、切れ込み2cの数は、複数でもよい。
次に図2を参照して、便座シートSが便座4に敷設された状態を説明する。
図2に示すように、便器3は、基部3bと上部3aとから構成されている。便座4は、その後部を回動可能に軸支され、便器3の上に設けられている。
便座シートSは、便座シート本体1の裏面を便座4の上面4aに向けられ、前垂下部2が前方に配置され、開口部1hの位置が便座4の開口部4hの位置に配置され、かつ、便座シート本体1が便座4の上面4aを覆うように敷設される。便座シート本体1の接着部10は、便座シート本体1が敷設されると便座4の上面4aに接着する。これにより、便座シートSは便座4に固定される。また、便座シートSは、接着部10が何度も貼り直し可能であるので、便座4に対する便座シート本体1の配置が適切でなかった場合には、貼り直すことにより便座シート本体1を便座4の適切な位置に敷設することができる。
図2に示すように、前垂下部2は、山折り線Lが設けられていることにより、自然と便座4の前方に垂れ下がる。これにより、側面4bの前側部分と、上部3aの側面の前側部分とが前垂下部2に覆われる。また、前垂下部2は切れ込み2cを有するので、使用者が便座シートSに座ると前垂下部2は便座4および便器3の上部3aの形状に沿って、しわにならずに変形することができる。
また、便座シートSは、水溶性であるので、使用後には便座4から剥がし便座4の開口部4hに投入し水で流すことができる。便座シートSは、剥がし跡を便座4に残さないので、後で使用する者が不快な思いをすることを防止することができる。
以上のように、本実施形態の便座シートSは、何度も貼り直すことができるので、便座4の適切な位置に敷設され、しかも、便座4の上面4aだけでなく便座4の側面4bの前側部分も覆うので、使用者の衣類が汚れることを適切に防止することができる。
以上、本考案に係る便座シートの一実施形態について説明したが、本考案は、上記実施形態に限定されるものではない。本考案は、例えば、以下の態様において実施されてもよい。
便座シート本体1は、便座4の上面4aを覆うのであれば、例えば、前後方向の幅よりも左右方向の幅が長くてもよい。
便座シート本体1と前垂下部2との境の山折り線L(谷折り線L)は、例えば、2本の直線からなり、互いにX方向中央に向かってVの字を形成してもよい。または、山折線(谷折り線L)は、便座4の形状に沿って設けられていてもよい。
S 便座シート
1 便座シート本体
10 接着部
1h 開口部
2 前垂下部
2c 切れ込み
3 便器
3a 上部
3b 基部
4 便座
4a 便座の上面
4b 便座の側面
4h 便座の開口部
L 谷折り線、山折り線
T 給水タンク

Claims (6)

  1. 洋式トイレの便座に用いられる水溶性の使い捨て便座シートであって、
    前記便座の中央の開口部に対応する位置に設けられた開口部を有するとともに、前記便座の上面に敷設される便座シート本体を備え、
    前記便座シート本体は、貼り直し可能な接着剤が塗布された接着部をその裏面に複数有する
    ことを特徴とする便座シート。
  2. 前記接着剤は、水を含まず、かつ、天然ゴムと揮発性の有機溶剤と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の便座シート。
  3. 前記便座シート本体から連続し、前記便座シート本体が前記便座に敷設されたとき、前記便座の側壁前方と、便器の側壁前方とを覆うよう所定の長さを有する前垂下部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の便座シート。
  4. 前記前垂下部は、前記便座および前記便器の形状に適合するように、切れ込みを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の便座シート。
  5. 前記便座シート本体および前記前垂下部は、水溶紙または水溶性プラスチックフィルムから構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の便座シート。
  6. 前記便座シート本体および前記前垂下部の厚みは、10〜100μmである
    ことを特徴とする請求項5に記載の便座シート。
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