JP2518166Y2 - 便座シート - Google Patents

便座シート

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JP2518166Y2
JP2518166Y2 JP1991026568U JP2656891U JP2518166Y2 JP 2518166 Y2 JP2518166 Y2 JP 2518166Y2 JP 1991026568 U JP1991026568 U JP 1991026568U JP 2656891 U JP2656891 U JP 2656891U JP 2518166 Y2 JP2518166 Y2 JP 2518166Y2
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toilet seat
seat
toilet
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sheet
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Inventor
章人 須田
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章人 須田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洋式便座に用いるシート
に関する。
【0002】
【従来の技術】洋式便器が広く用いられるようになって
いる。その理由は色々あるが、衣、食の洋風化は著し
く、衣については和服は趣味的に残るだけであり、食生
活は多様化している。又、住生活も改善が著しく、衣食
の生活とマッチするように洋風化の進展は著しく、新築
建屋の便所も洋式が増大している。そして近時著しいの
は不特定者が利用するホテル、旅館等の宿泊施設、事務
所ビルでは洋式便器を備えることが多く、公衆便所にお
いても和洋の両形式の便器を設置することが多くなって
いる。又、自宅の便器も洋式が多くなって来ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】洋風便器の上記普及に
より不特定多数者が同一便器を使用すると(1)衛生上
皮ふ病等の感染症にかかるおそれなしとしない。(2)
感覚として不潔感を大多数の人が抱く。(3)硬質合成
樹脂の便座は材質を工夫しても座った際に冷たい硬い感
じがする等の使用に対しての抵抗となる要素がある。こ
のため、スプレー式の除菌剤、除菌液をしみ込ませた紙
タオル、紙製便座シート等が供用されている。然し乍
ら、スプレー式の除菌剤は携帯する場合、バッグ等に入
れて持歩くことになるがバッグが異形にふくらんでしま
うし、スプレー後に紙で薬液をぬぐい取る手間がかか
る。紙タオルの場合はアルコール系の薬液のため、便座
をふいて座ると冷たい硬い感じを助長するので、薬液の
蒸発してしまうまで待つ必要がある。紙製便座シートの
場合は、収納部から1枚引き出して便座に倣って引き出
した紙シートを置くのであるがずれ易く、使い難く、使
用後の始末をしなければならない欠点がある。
【0004】本考案は不特定多数の人が使用する洋風便
器の使用に関し、(1)衛生上の問題がないこと(2)
不潔感がないこと(3)冷たい硬い感覚がないこと
(4)使用が簡便であること(5)安価であること等の
要求を満たす便座シートを提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は洋式便器の便座
上面より、やや小さい左右一対の形状をした合成樹脂で
成形され、表面が臀部の着座面となっている便座シート
において、発泡ポリエチレンの架橋品若しくは無架橋品
又は発泡ポリプロピレン、又は発泡ポリオレフィン系樹
脂からなる軟質シートであって、該シートの裏面は縁の
全周にわたり便座に接する閉じた状態の便座に向って凸
形の座面を有し、該座面で囲まれたシートの裏面は凹部
となっていることを特徴とする便座シートである。
【0006】上記において、シートの裏面に便座に対し
て離形性の粘着性接着剤を設けて、離形性の紙で該接着
剤を覆ってなる便座への保持手段を設けた実施の態様が
ある。
【0007】又、上記において、シートの表面にエンボ
ス加工により、すべり止め凹凸を設けた実施の態様があ
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。図1の(A)は平面図、(B)は(A)の側面図、
(C)は(A)の正面図、(D)は(A)の背面図であ
り、便器の便座1は2点鎖線で示してある。便座1には
環状につながった形状のものと、前部のみが割れて離間
しているものとがあるがいずれも硬質合成樹脂製であ
り、上面はほぼ平面で縁は丸めてある。そして便器にヒ
ンジ2を介して後部が枢着されている。
【0009】便座シート3は左右一対の形状であり、便
座1よりやや小さい。厚さは0.1〜10ミリメートル
であり、好適には3ミリメートルであり、図1のE−E
断面図の図4に示すように裏面には凹部4が設けられ、
裏面の縁に近い部分は囲繞して座面5となっている。
記凹部4に対応して凹部4の反対側表面には凹部4より
も広い平面10が縁より高く設けられている。又、表面
の前側の縁上には円弧形突条9が設けてある。
【0010】上記において便座シート3の材料は軟質ウ
レタンフォーム、軟質ウレタンフォームの複合品、発泡
ポリエチレンの架橋品、無架橋品、発泡ポリエチレンの
複合等の合成樹脂、発泡ポリプロピレン、発泡ポリオレ
フィン系樹脂であり、製造方法はモールド成型、加熱プ
レス成型、打抜加工、切断加工等であって、材料及び製
造方法の組合せとしては軟質ウレタンフォームのモール
ド成型品、軟質ウレタンフォームと生地の加熱プレス成
型品、軟質ウレタンフォームの複合品の各種成型品、発
泡ポリエチレンのモールド成型品、発泡ポリエチレンの
プレス成型品、発泡ポリエチレン複合品の各種成型品、
発泡ポリエチレンシートからの打抜品、発泡ポリエチレ
ンシートから切断成型品である。発泡ポリプロピレン、
発泡ポリオレフィン系樹脂を材料とする製造方法も発泡
ポリエチレンとその製造方法の組合せと同様である。発
泡ポリエチレンの材料は架橋品と無架橋品を用いること
ができる。これら材料は熱伝導性が有り、保温性とクッ
ション性を有している。軟質ではあるが紙にくらべると
弾力性が大きく、形がくずれない。
【0011】使用方法は外出時は外出日数が分るから、
例えばかばんに入れて行く、用便の際は便座に載置して
使用する。使用後は捨てる。又、ポリエチレンの袋を持
参しておれば数回の使用が可能である。便座シート3は
凹部4が存在するため、便座1への着座状態がよく材質
も便座1に対して摩擦係数が大きいから、安定性があ
る。即ち、便座シート3の材質が便座1への保持手段と
なっているものである。便座シート3は厚みを薄くすれ
ば携帯が容易で使い捨てもできる。又、厚くすればクッ
ション性、保温性が良くなる。
【0012】「他の実施例」図5及び図7に示すように 上記の実施例において凹部4
の反対側表面の前記平面10にはエンボス6が設けられ
ている。このエンボス6はひし形突条であり斜交する溝
7が形成される。又、図7、図8に示すように両面接着
シート8を付してもよい両面接着シート8は接着剤が
硬質の便座シート3に離形性があり、直径40ミリメー
トルで凹部4の両端部及び中央にはりつけてある。両面
接着シート8の大きさ及び形は実施例に限定されるもの
ではなく全面にはりつけてもよい。用便の際は、両面接
着シート8の粘着剤を覆っている離型性の紙をはがして
便座1にはりつけて使用する。
【0013】実施例の材料は着色容易であり、曜日毎に
色の異なる便座シート3を用いるとホテル等の多数の便
器に関し、取換えがすぐ分り管理が行届く。
【0014】各実施例は(1)清潔感がある。(2)軟
質でクッション性、保温性があり、洋便座に直接腰掛け
るように冷たい、硬い感じがなく、座り心地が良好であ
る。()衛生上の問題がない。()安価である。
【0015】上記各実施例において便座シート3の便座
1に接する裏面側に活性炭を含浸させると脱臭、消臭に
対して有効である。この場合材料は前述した内ウレタン
フォーム系を用いることとなる。
【0016】
【考案の効果】本考案は上述のようにしたから、裏面の
縁が全周にわたり突形の座面が閉じた形をしていてその
中が凹部のため、便器の便座上面に載置するだけである
にもかかわらず便座上ですべらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は実施例の平面図、(B)は(A)の側
面図、(C)は(A)の正面図、(D)は(A)の背面
図である。
【図2】図1のF矢視図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1のE−E断面図である。
【図5】G)は実施例の平面図、(H)は(G)の側
面図、(I)は(G)の正面図、(J)は(G)の背面
図である。
【図6】 図1のK矢視図である。
【図7】 図5(G)の底面図である。
【図8】 図5(G)のL−L断面図である。
【符号の説明】
1・・便座 2・・ヒンジ 3・・便座シート 4・・
凹部 5・・座面 6・・エンボス 7・・溝 8・・
両面接着シート。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋式便器の便座上面より、やや小さい左
    右一対の形状をした合成樹脂で成形され、表面が臀部の
    着座面となっている便座シートにおいて、発泡ポリエチ
    レンの架橋品若しくは無架橋品、又は発泡ポリプロピレ
    ン、又は発泡ポリオレフィン系樹脂からなる軟質シート
    であって、該シートの裏面は縁の全周にわたり便座に接
    する閉じた状態の便座に向って凸形の座面を有し、該座
    面で囲まれたシートの裏面は凹部となっていることを特
    徴とする便座シート。
JP1991026568U 1991-03-26 1991-03-26 便座シート Expired - Lifetime JP2518166Y2 (ja)

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JPH04115492U JPH04115492U (ja) 1992-10-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH04115492U (ja) 1992-10-13

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