JP3240022U - 大・小兼用便座 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座に座って小便をする際にスムーズに放尿することができると共に周囲を汚すことの無い、大便用と小便用の2つの機能を持つ、大・小兼用便座を提供する。【解決手段】便座1の後部に臀部及び座骨を安定して乗せることができる平面状の座面部4を便器の上面と平行に延伸して配設する。また、座面部において座面部全体又は座骨が当接する部位5にクッション性のある素材を配設する。【選択図】図1

Description

本考案は、洋式便器の便座に関し、便座に座って小便をする際にスムーズに放尿することができると共に周囲を汚すことの無い、大便用と小便用の2つの機能を持つ、大・小兼用便座に関するものである。
従来の戸建住宅のトイレには和式便器又は洋式便器と共に男性用の小便器も置かれていたが、近年の戸建住宅及びアパート・マンション等のトイレの大半は洋式便器のみが主流となっている。該洋式便器で男性が小便をする場合、便器の蓋及び便座を上げて便器を開放し、該便器の開口部内に放尿していた。該放尿時において、便器内の内面や溜まり水から跳ね上がった尿飛沫が便器の縁や便器外に飛び散っていた。更には尿こぼれが便器の縁や便器外に垂れることも多々あった。該便器の縁や便器外に飛び散った尿飛沫や尿こぼれをそのまま放置しておくと、雑菌が発生して不衛生になると共に悪臭の発生原因となっていた。そのため最近では男性も女性と同じように便座に座って小便をするという家庭が増えている。
男性が便座に座って小便をする際において、大便をするように前かがみになってすると尿道が圧迫されて出し難いという問題があった。そのため姿勢を真っ直ぐに起こし、即ち骨盤を立てるようにすると尿道は圧迫されることなく出し易くなるが、従来の便座は臀部及び骨盤が便座の内側に落ち込むような形状になっており、例え姿勢を真っ直ぐに起こしてしても骨盤は落ち込んだ状態のため、前記状態よりは改善されるものの十分には放尿できないという問題があった。
上記問題点を解決するため、特願2020-133151号公報では、従来の洋式便器の便座の上に、便器に向き合う形でやや中腰座りが出来るよう臀部が当たる部分に枕が付いた形状を有する便座を新たに設け、該便座の中央には添え手が使える大きさの穴を設け、該穴より放尿することができることを特徴とした便器について記載されている。また、臀部及び骨盤が便座の内側に落ち込むことなく姿勢を真っ直ぐに起こすことを目的として、特開平8-117147号公報では、便座内縁の形状を従来より狭く長円形にして座面を広くすることにより、座骨結節を前記座面で支持することができる便座について記載され、実用新案登録第3084519号公報では、便座の後部に座骨部位を支持するに足りる面積を有した支持部を便座内縁より延伸して配設することにより、座骨を前記支持部で支持することができる便座について記載されている。
特願2020-133151 特開平8-117147 実用新案登録第3084519号
しかしながら、上記特許文献1に記載の便器は小便用と大便用の2枚の便座を重ねて使用するため、便座の高さの違いにより不快感を伴うことがある。更には小便をする際には便器に向き合ってすることになり、例え臀部が当たる部分に枕を設けても後方に倒れる危険性がある。また、上記特許文献2に記載の便座は便座内縁の形状を狭めて座面を広くしても座骨結節の位置や間隔には個人差があるため全ての人には適応できないという欠点がある。また、上記特許文献3に記載の便座は支持部を便座内縁より延伸して配設することで多くの人に適応できるが、肛門の位置はほぼ左右の座骨の中央にあり、間隔が狭い支持部に大便が付着する可能性があるなど実際の用途には適さないという問題がある。
本考案は、上記問題点を解決するために成されたものであり、便座に座って小便をする際にスムーズに放尿することができると共に周囲を汚すことの無い、大便用と小便用の2つの機能を持つ、大・小兼用便座を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本考案の大・小兼用便座は、便座の後部に臀部及び座骨を安定して乗せることができる平面状の座面部を便器の上面と平行に延伸して配設する。
また、上記座面部において座面部全体又は座骨が当接する部位にクッション性のある素材を配設する。
本考案の大・小兼用便座を使用して小便をする際は、便座の後部に配設した座面部に座って姿勢を真っ直ぐに起こし、即ち骨盤を立てるようにすれば尿道が圧迫されることもなくスムーズに放尿することができる。また、特に男性の放尿時において便器の内面又は溜まり水との放尿距離が短くなることにより、尿飛沫の飛散や尿こぼれも無くなるため、便器を衛生的に保つと共に悪臭の発生も無くなるという絶大なる効果を奏する。
本考案の大・小兼用便座の一実施例の平面図である。 本考案の大・小兼用便座と従来の便座の相違点の比較図である。 本考案の大・小兼用便座を使用して小便をしている状態を表した図である。 本考案の大・小兼用便座を使用して大便をしている状態を表した図である。
本考案を実施するための形態を図を用いて説明する。図1において本考案の大・小兼用便座は、便座1の後部に臀部及び座骨を安定して乗せることができる平面状の座面部4を便器7の上面と平行に延伸して配設する。図2の(a)は本考案の便座1を示し(b)は従来の便座1aを示しており、前記座面部4は従来の便座1aの後部の幅Aに対して幅Bを有した平面状の座面部4を便器7の上面と平行に延伸して配設した状態を表している。なお、幅Bの寸法は10cm~15cm程度が好ましいが特に限定するものではない。
上記座面部4において、座面部4全体又は座骨が当接する部位、即ち座骨支持部5にクッション性のある素材を配設する。該配設方法として、座面部4全体又は座骨支持部5の部位にクッション性のある素材を便座1と一体成型する方法や、クッション性のある素材で形成したクッションを座面部4全体又は座骨支持部5の部位に着脱自在に配設する方法などがあるが、どのような方法のものであっても構わない。
上記便座1を使用して小便をする場合、便座1の後部に配設した座面部4に座って姿勢を真っ直ぐに起こし、即ち骨盤を立てるようにして座る。図3は該状態を表しており、使用者8は便器7の上面に設置された便座1の後部に配設した座面部4に骨盤を立てるようにして座っている。このようにすると、尿道が圧迫されることもなくスムーズに放尿することができる。本考案は、男性が便座に座って小便をする際において、尿道を圧迫させることなく十分に放尿することができる便器を得ることを目的としていたが、女性も従来の方法ではなく前記方法にて小便をするようにすれば、同様の効果が期待できるものである。
また、該便座1を使用して大便をする場合、図4に示すように便座1の後部に配設した座面部4には座らず、従来通りの位置で前かがみに座り、即ち骨盤を後傾させるようにすると肛門に腹圧をかけることができ、大便が出し易くなる。
また、該便座1を使用して女性が小便をする場合、図1に示すように座面部4の中央前方に半円状の後部開口部3を配設すれば小便が座面部4に垂れるのを防止できて好ましい。
また、図2の(a)に示すように便器1の開口部2の内縁6を従来の便器1aの開口部2aの内縁6aより僅かに広くするようにすれば、臀部及び骨盤が従来の便座1aより内側に落ち込むため、肛門により一層腹圧をかけることができ、更に大便が出し易くなる。
なお、上述の後部開口部3の配設及び便器1の開口部2の内縁6を従来の便器1aの開口部2aの内縁6aより僅かに広くすることは必須のものではなく、各便器7の形状等に合わせて採用するようにしても構わない。
以上のようにして構成した本考案の便座1を使用すれば、便座1に座って小便をする際にスムーズに放尿することができると共に周囲を汚すことの無い、大便用と小便用の2つの機能を持つ、大・小兼用便座を得ることができる。
1 便座
2 開口部
3 後部開口部
4 座面部
5 座骨支持部
6 内縁
7 便器
8 使用者

Claims (2)

  1. 便座の後部に臀部及び座骨を安定して乗せることができる平面状の座面部を便器の上面と平行に延伸して配設したことを特徴とする、大・小兼用便座。
  2. 座面部全体又は座骨が当接する部位にクッション性のある素材を配設したことを特徴とする、請求項1に記載の大・小兼用便座。
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