JP6771234B2 - 小便座(ション座)付き便器 - Google Patents

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本発明は、小便座(ション座)および小便座(ション座)付き便器に関する。
近年、家庭用便器として洋式便器(着座式便器)が広く用いられるようになっている。家庭用便器として一般化している洋式便器において、男子が蓋と便座を開け、立小便をする際、尿飛散や尿外しによる、便器外やその周辺を汚すことが大問題となっている。
特に日本の家庭では便器周りにマットを敷くので、悪臭の温床となっていて、トイレ掃除が、家庭で嫌がられる家事の一つになっている事、それと共に、清掃・消臭商品等の対策品が多数販売され、大きな市場となっている事が、この汚れ問題を解決できていない裏付けとも言える。
尿飛散の対策特許がいろいろ出ているが、尿飛散を根本的に解決できる、便器の改良に至っていない。例えば、特許文献1には、洋式便器と共に用いる高さ調節可能な放尿受け皿を用いる技術が開示されている。
本来、洋式便器はヨーロッパから日本の一般家庭に入って来たものである。本家の西洋人家庭では、洋式便器の周りは、水を流して清掃する環境が一般的であり、便器周りの汚れ=清掃が当たり前で、便器の改良は無比である。
日本で洋式便器が一般化された現状では、洋式便器を背にして便座に座り、小便する男子が増えているとの報告がある。家庭では、子供の立小便による的外しを防ぐ意味で、母親に矯正させられ、今や半数近い男子がズボンと下着を下げての、座り小便を強いられているとの、調査結果も発表されている。(便器メーカーアンケケート調査より)
ところが、この座り小便においても、放尿角度により、便座と便器の隙間から尿漏れを起こしてしまう状況があり、便器周りの汚れ対策には、不十分である。
日本の洋式便器の発展は、目を見張るものがあるが、前記の尿飛散・尿漏れに対する便器対策は、何一つ実現せず、洋式便器が日本に導入された当時と、何も変わっていない。
小便をするだけなのに、ズボンと下着をずり下げ、大便座に座るのは、時間も掛かるし、面倒であるとの思いが一般的である。何より男子が、便器を背にして座り小便をする姿勢は、尿漏れを気にし、尿道を圧迫する放尿となる事から、いろいろな病気につながるとの報告もある。
上述のように、日本家庭での男子小便は、立っても座っても尿汚れを気にして、用足しをしているのが現状である。
また、公共施設での立小便器は、便器周りの汚れが多く清掃業務を頻繁に行っている。「一歩前へ」等の標語がある様に、この問題を解決できる便器が、未だ提供出来ていない。
特開2012−176234号公報
男子だけの問題ではあるが、一般家庭で普及している、洋式便器での立ち小便は、尿の落差が大きい事から、便器内からの尿飛が多くなることが実験で分かっている。それと共に、洋式便器までの距離が大きい事から、時によって便器外に飛ばしてしまう事や、立ち位置が悪いと尿切れ時の滴を便器手前に落とすこともしばしばみられる。このような事態が、便器やその周りを汚し、清掃回数を増やす原因になっている。
特に日本の家庭で使っているトイレ用敷きマットは、アンモニア臭の温床となり、洗濯を頻繁にする事を余儀なくされているのが現状である。
便器外への尿飛散をなくすには、落差を小さくする工夫が必要であり、理想は、水面から12cmの高さからの放尿(NHK調査結果報道)との実験結果が出ており、出来る限り低い位置からの小便が理想である。
家庭での洋式便器使用では、便器外への尿飛散を気にして便座に座って用足ししている家庭が多くなっているが、便座の大きさや、座る位置や放尿角度により、便座と便器の隙間から、外に尿を漏らすことも多々ある。何より男子にとっては、現在の座り小便は、添え手による尿道の圧迫や、小用時にズボンと下着を下げる必要性を、面倒と感じている人が多い。
以上のように、男子が小便使用する時、尿飛散・尿外し・尿漏れ等を気にしないで用足しできる、家庭用洋便器がない。この問題は、日本の便器メーカーが承知しているにもかかわらず、未だに解決できていないのが現状である。また、公共の立小便器による、便器周りの汚れ等、未だ解決できていない。
そこで、本発明の目的は、洋式便器において、男子の立小便で起きている、尿飛散・尿外しによる便器外汚れと、便座での座り小便で発生している、便座下からの尿漏れによる便器外汚れ、便器周りの汚れ等、便器周りの汚れを防止できる便器を提供することである。
ズボンをはいたままチャックを下げ、座って放尿できる便器を考案する。洋式便器の蓋部分を変更し、便器に向き合う形で、やや中腰座りが出来る様、臀部が当たる部分に、枕が付いた形状を有する小便座(以後、ション座と記す)を新に設ける。便座が二段になる為、従来の便座を大便座とし、新設便座をション座として区別する。
ション座の中央には、添え手が使える大きさの穴を設け、容易に放尿できる形状とする。そして、この穴は、小蓋を設ける事で、普段の見た目は、現状の蓋とほとんど変わらないデザインにすることが可能である。
大便での使用時は、ション座を跳ね上げることで、現在の使用と全く変わらない姿勢で、男女とも大便座を使用ができる。
本発明の一態様は、着座式洋式便器に用いる小便座であって、前記小便座は、前記着座式洋式便器に向き合う姿勢で着座したときに小便をする者の臀部が乗る枕形状部と、前記小便座の中央に設けられた前記着座式洋式便器の本体部内に放尿できる大きさの開口部と、前記開口部を塞ぐ開閉自在の小蓋と、を有する。
他の態様は、前記本体部内を向く面に、前記開口部を囲む、所定高さのガードが設けられている。
他の態様は、着座式洋式便器本体と、大便座と、前記大便座の上部に配置される請求項1または2に記載された前記小便座とを備えている着座式洋式便器である。
他の態様は、便器に向き合う姿勢で着座する小便座を有する男性用小便器である。
本発明により、現在の洋式便器で小便をする際に発生する便器外の汚れ問題点を解決できる。また、高齢者が使用し易い小便器を備えた着座式洋式便器を提供できる。
(1)小便座付洋式便器での放尿は、座る事で尿の落差が小さくなり、尿飛散を大幅に減少出来、便器外への飛散は小便穴が小さくなるのでほとんど無くなる。そして、便器中央での着座姿勢は、放尿位置が固定される事で、便器外への飛ばしや、滴外しも無くなり、安定した姿勢での放尿が約束され、精神的にも良い効果が生まれる。
(2)小便座を設ける事で、大便座を跳ね上げる必要が無くなり、大便座と便器の一体化デザインも可能となることから、大便座使用時の便座下からの尿漏れを無くす事も出来、デザインの工夫で、男子が大便座使用時の窮屈な放尿を改善できる。
現在の着座式洋式便器は、高齢者にとってトイレの立ち座りは、膝の曲がり角度が90度以上となり、思いのほか負担になることが多い。小便座付洋式便器では中腰座りとなるので、膝を深く曲げずに立ち座りができるから、足腰への負担軽減につながり、軽度要介護者の自立支援に寄与できる。
(3)現状、家庭内で最も嫌がられる仕事の一つである、便器の周りの掃除は、この発明により大幅な軽減となり、嫌な家事を減らす効果をもたらす。
小便座を装着した着座式様式便座の全体図を示す図である。 小便座を装着した洋式便器を側面から見た図である。 小便座を装着した洋式便器の使用状況を示す図である。 小便座の表側を見た図(a)と裏側を見た図(b)である。 開口部のまわりにガードを備えた小便座を示す図である。 小便座を装着した洋式便器を使用する際の小便座の状態を示す図である。 男性用小便器を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は着座式洋式便器の全体図を示す図である。着座式の洋式便器1は、図1に示すように、便器本体部2と、大便座3と、小便座4とを備えている。便器本体部2は、セラミックなどの無機材料で形成されている。小便座4は大便座3の上に開閉自在に装着される。
大便座3は、着座したとき、身体の体温との温度差を考慮して、熱伝導率を配慮した人工樹脂などの素材が用いられている。ヒータなどの熱源が装備されているものが多く存在する。便器本体部2や大便座3の形状は様々なものが市販されている。本発明においては、便器本体部2や大便座3は様々な形状のものを用いることができ、特定の形状や形態に限定されない。
図2は小便座を装着した着座式の洋式便器1を側面から見た図である。小便座4は、大便座3の上に配置される。小便座4は符号41の部分を軸として回転可能である。大便時には小便座4を跳ね上げる。符号42は枕形状部である。小用をたしたい男性は、臀部を枕形状部42に載せて着座することができる。枕形状部42によって小便をする者はやや前傾姿勢をとることができる。枕形状部42の立体形状は、人間工学的観点にたって最適な形状を選択することがよい。また、小便座4は小用をたす者の体重を直接受けるので強度的に耐えられる材質、構造とすることが望ましい。
図3は小便座4を装着した洋式便器の使用状況を示す図である。小用をたす者200は、図3に示すように、洋式便器1に向かって小便座4に跨り、枕形状部42に臀部を下ろし、中腰の姿勢で小便座4に座る。小便座4に開口部45(図6参照)が設けられており、開口部45を通じて、便器本体部2内に放尿することができる。小蓋43は開閉可能であって開口部45を閉鎖することができる。小便をする者200は、小蓋43を操作し、開口部45を開く。図3に示されるように、小便をする者200は、膝の曲げ角度が小さくなり、小用をたす際に膝への負担が少なくなる。
図4は小便座4の表側を見た図(a)と裏側を見た図(b)である。小便座4には枕形状部42が設けられている。小用をたす者は枕形状部42に臀部を下ろして着座することができる。小便座4には開口部45(図6参照)が設けられている。そして、つまみ44を備えた小蓋43で開口部45を塞ぐことができる。小蓋43は小用をたす場合は開口部45を開口できるように一端部を軸として回動可能である。あるいは、小蓋43を着脱自在に構成してもよい。符号47,48の部分は両足の内股への圧迫感を減らすために、角取りすることが望ましい。
本発明を実現するためには、洋式便器のデザイン見直しも一つの方法であるが、現状の便器本体部2の構造を変更しなくても、蓋と大便座3の代わりに、この2段式便座を新規に製作し、現状便器形状に合わせ、上から嵌め込む仕様にする事で、費用の軽減が出来る。
本発明は、蓋と便座部分の改良で済ませる事が出来るのも、大きな特徴でもある。実用化に向け試作テストをし、小便座(ション座)の形状と枕の高さを決定し、楽な姿勢での放尿できる、新規なデザインの便座を提供できる。公共施設の小便用ション座付き便器については、新たなデザインで開発する事になるが、便器巾を今より小さく出来る可能性がある。
小便座4と大便座3の隙間を無くせない構造であるから、大便などのため、小便座4を跳ね上げる構造は、本発明による小便座付洋式便器での座り小便でも、尿飛散や放尿角度の失敗等で、大便座を汚す可能性がある。そこで、小便座4の裏側であって、開口部45を囲むように、ガードを形成し、尿飛・尿漏れの対策をする事や、子供と大人が共用する便器ゆえ、便座の大きさも検討が必要である。
図5は開口部のまわりにガード46を備えた小便座4を示す図である。図5(a)はガード46を備えた小便座4の側面図であり、図5(b)はガード46を備えた小便座4の裏側の図である。開口部45の周囲に所定高さのガード46が設けられている。ガード46によって小用時の尿の飛び散りを減らすことができる。また、ガード46は大便座3への尿の飛び散りを防止することができる。ガード46は着脱式であってもよい。図示しない洗浄装置によって洗浄するようにしてもよい。
図6は小便座を装着した洋式便器を使用する際の小便座の状態を示す図である。小便座4を備えた着座式の洋式便器1で小用をたす場合、まず、小便座4に備わった小蓋43を操作して開口部45を開ける。小便をする者は開口部45を介して放尿する。
小便座4を備えた着座式の洋式便器1は、介護施設における介護スタッフの労働負担軽減に寄与する。小便座4を備えた着座式の洋式便器1は、小用をたす者はズボンを穿いたままション座に座ることができ、膝を深く曲げずに立ち座りができることから、足腰への負担の軽減につながる。このため、障害者や高齢者にとっての小用が楽に出来、精神的な不安も軽減できる事や、便器が直接肌に触れない安心感があり、衛生的な効果も大きい。
座って小便する事から余裕が生まれ、トイレットペーパーの取り付け位置を工夫する事で、男子も小便後ペーパーを使い、滴を除去し、下着の汚れを減少出来る効果も期待できる。この小便座付洋式便器は、公共施設の立小便器にも応用でき、中腰での座り小便が出来る便器を新たに開発する事で、現在より楽な姿勢で用が足せ、放尿位置も便器中央に決まることから、便器周りの汚れはほとんど無くなる。
なお、公共施設の小便用小便座付洋式便器については、ズボンを穿いているとは言え、きれい好きな日本人にとって、衛生面も考慮する必要がある。
小便座に座って小用をたす行為は、立小便用便器にも適用することができる。図7(a),図7(b)は男性用小便器を示す図である。男性は小便器に向かって立小便する。このとき、尿の落差が大きいため、小便が周囲に飛び散ることがある。
そこで、図7(b)に示すように、小便座12を備えた小便器11の構成とすることができる。小便器10は小便器本体13の所定の高さ部分に小便座12を設ける。小用をたす者は、小便座12に座って小用をたすことができる。放尿時に小便器12の便器本体部13内までの落差を少なくすることができ、尿が周囲に散逸することを防止できる。また、小便の立ち位置が便器の中央になるため、放尿の最後の一滴まで便器内に放尿でき、尿による便器外への汚しが全くなくなる。
図7は男性用小便器を説明する図である。図7(a)は従来の立小便器である。また、図7(b)は本発明に係る小便座付小便器の一例を示す図である。図7(b)に示すように、小便座付小便器11に向かって、ズボンの前開き部からの立小便する体勢のまま、小便座12に座り、放尿することができる。
図3や図7に示されるように、小便座4,12に座ったまま、便器本体部内に、ズボンの前開き部の下部を指で押し下げて尿道を圧迫しないように放尿することができる。便器本体部2,13の内部傾斜の高い部分に近い位置から放尿できるため、尿の落下距離が非常に短くなり、更に、便器本体部2,13の底内面に低い位置から傾斜の低い方向への尿の放出となる。このため、尿の跳ね返りが少ない衛生上好ましい状態で小便をすることができる。
洋式便器1では、開いた開口部45は、放尿後に、小蓋43によって閉じられる。このため、小便座4は従来の洋式便器に用いられている蓋の役割を果たすことができる。小蓋43によって開口部45を閉鎖した後に、便器本体部2,13内の尿を洗い流すことができる。
放尿時の大便座3の尿による汚れを防止するためにガード46が設けられる(図5参照)。ガード46は着脱式に構成してもよい。あるいは、水溶性の使い捨ての紙製品としてもよい。
1 洋式便器
2 便器本体部
3 大便座
4 小便座
41 回動部
42 枕形状部
43 小蓋
44 つまみ
45 開口部
46 ガード

10 小便器
11 小便座付小便器
12 小便座
13 便器本体部

200 小便をする者

Claims (5)

  1. 着座式洋式便器に備わった大便座の上部に配置して用いる小便座であって、
    前記小便座は
    前記着座式洋式便器に向き合う姿勢で着座したときに小便をする者の臀部が乗る枕形状部と、
    前記小便座の中央に設けられた前記着座式洋式便器の本体部内に放尿できる大きさの開口部と、
    前記開口部を塞ぐ開閉自在の小蓋と、
    前記本体部内に向く面側に前記開口部を囲み、前記放尿による前記大便座の汚れを防止するために設けられた、所定の高さの前記大便座の汚れ防止ガードと、
    を有し、
    前記開口部を塞ぐ開閉自在の子蓋を備えることで、前記大便座の蓋の役割を果たすことができ、
    前記小便座は、
    前記枕形状部が形成された先端領域と、
    回転軸を備える後端領域と、
    前記先端領域及び前記後端領域の間を繋ぐ中間領域と、
    から構成され、
    前記小便座は、前記回転軸を中心に、前記大便座の上に配置された使用位置と、前記大便座の上から退避した退避位置との間を回転可能であり、
    前記使用位置において、前記中間領域は、前記大便座の座面より高く前記枕形状部の座面より低い位置で、臀部を前記枕形状部に乗せた前記小便をする者の両足の内股を支える、
    小便座。
  2. 前記中間領域の前記内股を支える位置に、前記内股への圧迫感を減らすための角取りが設けられている、 請求項1に記載の
    小便座。
  3. 着座式洋式便器の本体部に取り付け可能な2段式便座であって、
    前記2段式便座は、
    大便座と、前記着座式洋式便器の本体部に前記2段式便座を取り付けた際、前記大便座の上部に配置される小便座を備え、
    前記小便座は、
    前記着座式洋式便器に向き合う姿勢で着座したときに小便をする者の臀部が乗る枕形状部と、
    前記小便座の中央に設けられた前記着座式洋式便器の本体部内に放尿できる大きさの開口部と、
    前記開口部を塞ぐ開閉自在の小蓋と、
    前記本体部内に向く面側に前記開口部を囲み、前記放尿による前記大便座の汚れを防止するために設けられた、所定の高さの前記大便座の汚れ防止ガードと、
    を有し、
    前記開口部を塞ぐ開閉自在の子蓋を備えることで、前記大便座の蓋の役割を果たすことができ、
    前記小便座は、
    前記枕形状部が形成された先端領域と、
    回転軸を備える後端領域と、
    前記先端領域及び前記後端領域の間を繋ぐ中間領域と、
    から構成され、
    前記小便座は、前記回転軸を中心に、前記大便座の上に配置された使用位置と、前記大便座の上から退避した退避位置との間を回転可能であり、
    前記中間領域は、前記大便座の座面より高く前記枕形状部の座面より低い位置で、臀部を前記枕形状部に乗せた前記小便をする者の両足の内股を支える、
    2段式便座。
  4. 前記中間領域の前記内股を支える位置に、前記内股への圧迫感を減らすための角取りが設けられている、
    請求項3に記載の2段式便座。
  5. 少なくとも着座式洋式便器の本体部を備え、請求項1または2に記載の小便座、または請求項3また4に記載の2段式便座が取り付けられた、
    着座式洋式便器。
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