JP6376182B2 - トイレユニット - Google Patents
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Description
また、このトイレユニットによれば、汚物流しユニットから跳ねた水の付着を第1衝立部によって抑制するとともに、乳幼児用いすに乳幼児を座らせる際に、保護者の肘が衝立に当たり難くなり、トイレユニットの使い勝手を向上させることができる。また、第2衝立部によって乳幼児から汚物流しユニットが見え難くなるため、乳幼児が汚物流しユニットに興味を惹かれて身を乗り出すといった動作を取る可能性を低減し、トイレユニットの安全性を向上させることができる。
また、このトイレユニットによれば、幼児用小便器を使用した際に、小便や水はね等が乳幼児用いすへ付着することを抑制できる。
さらに、このトイレユニットによれば、乳幼児が、衝立の上端に手を掛けて力を加え難くなるため、ぶら下がったりする可能性を低減することができ、安全性をさらに向上させることができる。
図1および図2は、第1実施形態に係るトイレユニット1を表す平面図である。
図3は、第1実施形態に係るトイレユニット1の一部を表す斜視図である。
図4は、第1実施形態に係るトイレユニット1の一部を表す側面図である。
図5は、第1実施形態に係るトイレユニット1の一部を表す斜視図である。
図6は、第1実施形態に係るトイレユニット1の一部を表す側面図である。
図7は、第1実施形態に係るトイレユニット1の一部を表す平面図である。
なお、図1では、収納された状態の着替え台34および大型ベッド38が表され、図2では、開かれた状態の着替え台34および大型ベッド38が表されている。
なお、図7では、汚物流しユニット70のうちボウル部72以外の構成要素が省略されている。
本実施形態に係るトイレユニット1では、乳幼児用いす30が便器14の横に設けられている。このため、便器14に着座した保護者と乳幼児用いす30に座った乳幼児との距離が近く、乳幼児が安心感を覚えやすい。また、乳幼児の不測の動作に対して保護者がすぐに対応することができる。
加えて、乳幼児用いす30はライニング10に取り付けられており、トイレ室TRの床面から離間している。このため、乳幼児用いす30が便器14の横に設けられていても、車椅子に乗った人が便器14を使用する際に、乳幼児用いす30が車椅子のフットペダル等に当たりにくく、妨げとなり難い。
このため、本実施形態に係るトイレユニットによれば、車椅子の使用者に対する使い勝手の低下を抑えつつ、乳幼児を連れた使用者に対する使い勝手を向上させることが可能となる。
このような構成によれば、便器14に座った保護者が、乳幼児用いす30に座った乳幼児の視界に入りやすくなり、乳幼児がより一層安心感を覚えやすくなるとともに、車椅子に乗った人が便器14を使用する際に、乳幼児用いす30がより妨げになり難くなり、トイレユニット1の使い勝手をさらに向上させることが可能となる。
このような構成を採用することで、乳幼児用いす30に座った乳幼児と、便器14に座った保護者の肩と、の間の距離が短くなるため、保護者の手が乳幼児に届きやすくなり、トイレユニット1の使い勝手をさらに向上させることが可能となる。
このような構成によれば、汚物流しユニット70から跳ねた水が乳幼児用いす30に付着することを第1衝立部36aによって抑制するとともに、乳幼児用いす30に乳幼児を座らせる際に保護者の肘が衝立36に当たり難くなり、トイレユニット1の使い勝手を向上させることができる。
また、第1衝立部36aの上に第2衝立部36bが設けられていることで、乳幼児用いす30に座った乳幼児から汚物流しユニット70の水栓71やレバー75が見え難くなる。このため、乳幼児用いす30に座った乳幼児が、汚物流しユニット70に興味を惹かれ難くなり、汚物流しユニット70を操作するために身を乗り出すといった動作を取る可能性を低減し、トイレユニット1の安全性を向上させることができる。
この点について、本実施形態に係るトイレユニット1では、衝立36の前端が、第1衝立部36aの前端と第2衝立部36bの前端との間において、上方に向かうほどライニング10に向けて傾斜している。このような構成を採用することで、乳幼児が、段差に手を掛けて力を加え難くなるため、ぶら下がったり、身を乗り出したりする可能性を低減することができ、トイレユニット1の安全性をさらに向上させることができる。
このような構成によれば、着替え台34の足載せ部34bの上に立った幼児が第2把持部32bを掴み易くなり、安定して足載せ部34bの上に立つことができる。そして、第1把持部32aが、第2把持部32bの上に設けられていることで、比較的身長の高い乳幼児が、第1把持部32aを掴んで安定して足載せ部34bの上に立つことができ、トイレユニット1の使い勝手をさらに向上させることができる。
また、このような観点から、着替え台34の足載せ部34bを開いた状態において、第1把持部32aは、足載せ部34bの上面から520mm以上630mm以下の高さに設けられ、第2把持部32bは、足載せ部34bの上面から360mm以上470mm以下の高さに設けられていることが望ましい。
図8は、第1実施形態の第1変形例に係るトイレユニットの一部を表す側面図である。
本変形例に係るトイレユニットでは、図1〜図6に表される衝立36に代えて、衝立361が設けられている。
図9は、第1実施形態の第2変形例に係るトイレユニットの一部を表す側面図である。
本変形例に係るトイレユニットでは、図1〜図6に表される衝立36に代えて、衝立362が設けられている。
また、衝立362の前端が、上方に向かうほどライニング10に向かって傾斜していることで、保護者が乳幼児を乳幼児用いす30に座らせる際に、肘などが衝立362に当たり難くなり、トイレユニットの使い勝手を向上させることができる。
加えて、衝立362においても、衝立361と同様に、上辺を傾斜させることで、トイレユニット1の安全性をさらに向上させることができる。
次に、図10および図11を参照しつつ、第2実施形態に係るトイレユニット2について説明する。
図10は、第2実施形態に係るトイレユニット2の一部を表す斜視図である。
図11は、第2実施形態に係るトイレユニット2の一部を表す側面図である。
トイレユニット2は、汚物流しユニット70に代えて幼児用小便器40を備え、衝立36に代えて衝立42を備える点で、トイレユニット1と相違する。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- トイレ室の側壁面から突出して設けられるライニングに取り付けられる便器と、
前記ライニングに取り付けられ、前記便器の横に位置し、乳幼児が座るための乳幼児用いすと、
前記乳幼児用いすの前記便器とは反対の側において、前記乳幼児用いすの横に設けられる汚物流しユニットと、
前記乳幼児用いすと前記汚物流しユニットとの間に設けられる衝立と、
を備え、
前記汚物流しユニットは、上方に向けて開口したボウル部を有し、
前記衝立は、
前記ボウル部の開口端の横に設けられる第1衝立部と、
前記第1衝立部の上に設けられ、前端が前記第1衝立部の前端よりも前記ライニングに向けて後退した第2衝立部と、
を有することを特徴とするトイレユニット。 - 前記衝立の前端は、前記第1衝立部の前記前端と前記第2衝立部の前記前端との間において、前記ライニングに向けて傾斜していることを特徴とする請求項1記載のトイレユニット。
- 前記ライニングと前記衝立の前端との間の距離は、前記ライニングと前記乳幼児用いすの前端との間の距離以上であり、前記ライニングと前記汚物流しユニットの前端との間の距離以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のトイレユニット。
- トイレ室の側壁面から突出して設けられるライニングに取り付けられる便器と、
前記ライニングに取り付けられ、前記便器の横に位置し、乳幼児が座るための乳幼児用いすと、
前記乳幼児用いすの前記便器とは反対の側において、前記乳幼児用いすの横に設けられる幼児用小便器と、
前記乳幼児用いすと前記幼児用小便器との間に設けられる衝立と、
を備え、
前記衝立の上端は、前方に向かって、下方に傾斜していることを特徴とするトイレユニット。
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JP2016140130A JP6376182B2 (ja) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | トイレユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016140130A JP6376182B2 (ja) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | トイレユニット |
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Family Applications (1)
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JP2016140130A Active JP6376182B2 (ja) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | トイレユニット |
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- 2016-07-15 JP JP2016140130A patent/JP6376182B2/ja active Active
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