JP3010154B2 - 便座カバー - Google Patents

便座カバー

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JP3010154B2
JP3010154B2 JP10138582A JP13858298A JP3010154B2 JP 3010154 B2 JP3010154 B2 JP 3010154B2 JP 10138582 A JP10138582 A JP 10138582A JP 13858298 A JP13858298 A JP 13858298A JP 3010154 B2 JP3010154 B2 JP 3010154B2
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JP
Japan
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toilet seat
main body
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cover main
toilet
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秀和 大池
晃男 秋田
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株式会社豊和化成
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器に取付け
られる便座に被套する馬蹄形の便座カバーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】洋式便器の便座に被套する従来の便座カ
バーは、着座時に感触の良さや冷たさを感じないように
するために布製のものが一般的であるが、布製のものは
よごれ易いので頻繁に洗濯しなければならず、このた
め、公共のトイレや、子供や老人などが用いることの多
い家庭では、衛生管理や、洗浄、交換等の取扱が厄介な
ことから、便座カバーを外していることが多かった。し
かし、便座カバーを用いないと、感触の悪さや冷たさの
ために子供や老人は快適に排泄できなくなるという問題
があるうえに、便座自体が汚れた場合、便座は取り外し
が簡単にできないことから、清掃が難しく衛生上問題が
あり、また、便座自体に不潔感を感じるという問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、前記のような問題点を解決し、洗浄、交
換等の取扱が簡単なうえ、座り心地の良い量産容易な便
座カバーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決した本
発明に係る便座カバーは、洋式便器に取付けられる便座
に着脱自在に被套する馬蹄形の便座カバーにおいて、カ
バー主体が軟質合成樹脂成形品であり、その裏側の便座
上面との接触面にクッション性を付与する多数の短柱状
突子を配設してあることを特徴とするものである。そし
て、このような便座カバーにおいて、カバー主体が、そ
の周縁から垂設される縁脚部の弾性により便座に対して
着脱自在に嵌着されるものとしてあり、これを請求項2
の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1および図2に基づいて詳細に説明する。1は弾
性を有するポリエチレン樹脂や塩化ビニール樹脂その他
の軟質合成樹脂材によりインジェクション成形されたカ
バー主体であり、該カバー主体1は洋式便器に取付けら
れた便座に被套できるように、平面から見ると馬蹄形
で、断面が略逆U字状の凹部を有する形状とし、周縁か
ら垂設されている縁脚部1aがその材質の弾性により便
座に対して着脱自在に被套される程度の大きさで、便座
Sに被套するときは縁脚部1aが若干外側に拡げられた
状態で便座Sに強制的に嵌合され、嵌合後は復元力で便
座Sに被套された状態を保持して使用者が動いてもカバ
ー主体1が外れたり、移動することがないように構成さ
れている。なお、縁脚部1aの先端に内向きの短庇部を
形成しておいてもよい。
【0006】2はカバー主体1の裏側の便座面との接触
面に配設されている多数の短柱状突子であり、この短柱
状突子2は便座Sにカバー主体1を被套した状態で使用
者が着座した際、着座者の重量を受けて撓んだり屈曲
し、カバー主体1にクッション性を付与する程度の弾性
を有している程度の径と長さを有したものであればよい
が、着座時の撓みや屈曲で短柱状突子2を介してカバー
主体1が便座Sと接触するようにして、便座Sとカバー
主体1間に形成される僅かな空隙を通じて便座Sに内蔵
されたヒーターの熱がカバー主体1の座面全体をむらな
く加温される程度とすることが好ましい。
【0007】なお、前記した実施の形態においては、便
座にカバー主体を着脱自在に被套する手段として、カバ
ー主体の周縁から垂設される縁脚部の弾性によるものと
しているが、縁脚部のない盤状としてクランプやねじ止
めなどで行なうようにしてもよい。また、前記した実施
の形態においては、多数の短柱状突子2がカバー主体1
と同時に成形されたものとしているが、短柱状突子2が
配設された弾性シートカバー主体1とは別に成形してこ
れをカバー主体1の裏面に添着一体化したものでもよ
く、この場合は主としてクッション性を付与するための
短柱状突子2が配設された弾性シートの材質をカバー主
体1よりも弾性に富んだ軟質合成樹脂材やエラストマー
よりなるものとすることもできる。
【0008】このように構成されたものは、カバー主体
1が弾性を有する軟質合成樹脂成形品であって、その周
縁から垂設されている縁脚部1aがその材質の弾性によ
り便座に対して着脱自在に被套される程度の大きさとし
てあるから、洋式便器Tに取付けられている便座Sに被
套するときは、便座Sの上に載せて軽く押し込めば、縁
脚部1aが若干外側に拡げられた状態で便座Sに強制的
に嵌合され、嵌合後は復元力で便座Sに被套された状態
を保持するから、着座者が動いてもカバー主体1が外れ
たり、移動することなく利用できるものとなる。そし
て、このようにしてカバー主体1を被套した便座Sを使
用するには、従来と同様、カバー主体1を介して便座S
上に着座すれば、カバー主体1の裏側の便座Sの上面と
の接触面にはカバー主体1と一体成形された弾性を有す
る軟質合成樹脂よりなる多数の短柱状突子を配設してあ
るから、着座者の重量で短柱状突子2は撓んだり屈曲し
たりし、クッション性に富んで座り心地が良いものとな
る。しかも、便座Sがヒーター付きのものであれば、便
座Sがカバー主体1により覆われて熱が放散することが
ないので熱効率がよいうえに、便座Sとカバー主体1と
の間に短柱状突子2によって形成される僅かな空隙全体
に加温された便座Sの熱が充満してカバー主体1を均一
に加温することとなり、カバー主体1はむらなく全体が
一定温度となり、快適な使用感が得られるから、冬季で
も子供や老人であっても快適に排泄できることとなる。
【0009】しかも、カバー主体1に尿や便が付着した
場合でもカバー主体1にしみこむことがないので、トイ
レットペーパーや除菌ペーパー等で拭き取ればよく、ま
た、長期間使用した場合や、ひどく汚れた場合には、便
座Sからカバー主体1を強制的に引き外して水洗し、必
要に応じて殺菌すればよく、洗浄後もペーパーやタオル
等で水分を拭き取るだけで即座に再使用できる利点もあ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、カバー主体を布製とせずに、軟質合成樹脂成形品と
して、その裏側の便座上面との接触面にクッション性を
付与する多数の短柱状突子を配設したので、洗浄、交換
等の取扱が簡単なうえに座り心地もよいものとなり、ま
た、インジェクション成形法などで容易に量産できて縫
製作業も不要となるから安価に量産でき、家庭用のみな
らず、公共トイレット用としても快適に利用できるもの
となる。さらに、カバー主体をその周縁から垂設される
縁脚部の弾性により便座に対して着脱自在に嵌着するよ
うにした請求項2に係る発明では、前記した特長のほか
に、より便座への着脱操作が簡単となるうえに、幼児や
子供が使用時に激しく体を動かしてもカバー主体が外れ
たりずれたりするようなこともなくて一層便利なものと
なる。従って、本発明は従来の問題点を解消した便座カ
バーとして極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を便座に取り付け
た状態で示す一部切欠斜視図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態の要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 カバー主体 1a 縁脚部 2 短柱状突子 S 便座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−149864(JP,A) 特開 平8−224192(JP,A) 特開 平6−14850(JP,A) 特開 平5−211952(JP,A) 特開 平11−56663(JP,A) 実開 平6−84998(JP,U) 実開 昭55−43428(JP,U) 実開 昭63−128895(JP,U) 実開 昭62−70890(JP,U) 実開 平3−31394(JP,U) 実開 平4−45498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/14 A47K 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋式便器に取付けられる便座に着脱自在
    に被套する馬蹄形の便座カバーにおいて、カバー主体が
    軟質合成樹脂成形品であり、その裏側の便座上面との接
    触面にクッション性を付与する多数の短柱状突子を配設
    してあることを特徴とする便座カバー。
  2. 【請求項2】 カバー主体がその周縁から垂設される脚
    縁部の弾性により便座に対して着脱自在に嵌着される請
    求項1に記載の便座カバー。
JP10138582A 1998-05-20 1998-05-20 便座カバー Expired - Fee Related JP3010154B2 (ja)

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