JPH0753585Y2 - 風呂用椅子 - Google Patents
風呂用椅子Info
- Publication number
- JPH0753585Y2 JPH0753585Y2 JP2902193U JP2902193U JPH0753585Y2 JP H0753585 Y2 JPH0753585 Y2 JP H0753585Y2 JP 2902193 U JP2902193 U JP 2902193U JP 2902193 U JP2902193 U JP 2902193U JP H0753585 Y2 JPH0753585 Y2 JP H0753585Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- housing
- fitted
- outer periphery
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は、家庭の浴室などで用いら
れる風呂用椅子の、とくに、有害な微生物、細菌などが
原因で発生する病気から、人体を防護するための風呂用
椅子の構造に関する。
れる風呂用椅子の、とくに、有害な微生物、細菌などが
原因で発生する病気から、人体を防護するための風呂用
椅子の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】家庭の浴室などで用いられている風呂用
椅子の構造について述べると、浴槽で暖められた人体の
垢を、石鹸などの洗剤で洗い落とすための、単に一時的
に腰を下す腰掛に過ぎないので、通常、円形や台形状を
呈する桶状のものを反転させ、その底面に腰を掛け、こ
の状態で体を洗っているのが現状である。然るに、反転
させた桶の底面に腰を下ろしたのでは、平らな底面に皮
膚が密接し、臀部に馴染まず、長時間の使用で疲労を感
ずる、のみならず、当該部位が僅か乍ら充血し、皮膚の
柔軟な部位から微生物や細菌が侵入し易くなり、しか
も、使用後は桶をその度毎に清潔に洗って使う人は少な
く、単に水洗いをして放置しておくだけであるので、乾
燥が不完全で細菌などの貯留や繁殖源になり兼ねず、次
回の使用時に清潔感に欠ける、等々の欠点を有する。
椅子の構造について述べると、浴槽で暖められた人体の
垢を、石鹸などの洗剤で洗い落とすための、単に一時的
に腰を下す腰掛に過ぎないので、通常、円形や台形状を
呈する桶状のものを反転させ、その底面に腰を掛け、こ
の状態で体を洗っているのが現状である。然るに、反転
させた桶の底面に腰を下ろしたのでは、平らな底面に皮
膚が密接し、臀部に馴染まず、長時間の使用で疲労を感
ずる、のみならず、当該部位が僅か乍ら充血し、皮膚の
柔軟な部位から微生物や細菌が侵入し易くなり、しか
も、使用後は桶をその度毎に清潔に洗って使う人は少な
く、単に水洗いをして放置しておくだけであるので、乾
燥が不完全で細菌などの貯留や繁殖源になり兼ねず、次
回の使用時に清潔感に欠ける、等々の欠点を有する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、敍上の欠点
を可及的に解消せんとするするもので、その目的とする
ところは、皮膚の柔軟な部位からの微生物や細菌の侵入
付着を防護すると共に、使用中の疲労をも軽減し、且
つ、使用後の水洗および乾燥を容易とした衛生的に安心
して使用できる風呂用椅子を提供せんとすることにあ
る。
を可及的に解消せんとするするもので、その目的とする
ところは、皮膚の柔軟な部位からの微生物や細菌の侵入
付着を防護すると共に、使用中の疲労をも軽減し、且
つ、使用後の水洗および乾燥を容易とした衛生的に安心
して使用できる風呂用椅子を提供せんとすることにあ
る。
【０００４】
【課題を解消するための手段】本考案は、左右に断面半
円弧状とされた中空の筒状部３を備え、その外周に段部
２が、前記各筒状部の頭部に係合孔１０が、該各筒状部
の中間にその底面に排水口５を備える凹部４が、夫々形
成された略瓢箪型を呈する中空の筐体１と、外周に丸み
Ｒを備え、その上面に夫々左右に対抗するよう凹窪部７
が、その内側に係止突起９を備える内壁８が、夫々形成
された前記左右の筒状部の頭部に夫々嵌着される蓋体６
と、前記筐体の底面に嵌着される弾力性を有する枠体１
１と、から構成されている点に構成上の特徴を有する風
呂用椅子によって達成される。
円弧状とされた中空の筒状部３を備え、その外周に段部
２が、前記各筒状部の頭部に係合孔１０が、該各筒状部
の中間にその底面に排水口５を備える凹部４が、夫々形
成された略瓢箪型を呈する中空の筐体１と、外周に丸み
Ｒを備え、その上面に夫々左右に対抗するよう凹窪部７
が、その内側に係止突起９を備える内壁８が、夫々形成
された前記左右の筒状部の頭部に夫々嵌着される蓋体６
と、前記筐体の底面に嵌着される弾力性を有する枠体１
１と、から構成されている点に構成上の特徴を有する風
呂用椅子によって達成される。
【０００５】
【実施例】図面は本考案の実施例で、図１は風呂用椅子
の平面図、図２はその正面図、図３は一方の蓋体の平面
図、図４は蓋体の正面図、図５は図３図示の蓋体の左側
面図、図６は図５のｘ−ｘ線で切断した蓋体の裏面図、
図７は一方の椅子本体頭部の実体斜視図、を夫々示し、
各図共、同一箇所には同一符号を付け、以下、その具体
的構成につき詳述する。図２において、１は、左右に断
面半円弧状とされた中空の筒状部３に形成され、その外
周に段部２が、その中間に凹部４が、夫々形成された略
瓢箪型を呈する中空からなる筐体、５は前記凹部４の底
面に穿孔した排水口、６は前記左右の筒状部３の頭部に
嵌着される蓋体で、平面図を示す図３にみられるように
対抗面を除き外周に丸みＲが付けられており、７は左右
の蓋体６の対抗側に向けて形成した凹窪部、８は蓋体６
の内周に形成した内壁、９は内壁８の内側に形成した係
止突起、１０は図７図示のように前記左右の筒状部３の
頭部近傍に形成した係合孔で、蓋体６が筒状部３に被嵌
された際、該各蓋体６の内壁８の内側に形成した係止突
起９が嵌入され、該蓋体６の脱落を防ぐ。又、１１は浴
室内のタイルなどの床面との使用中の滑りを防ぐための
人工ゴムなどからなる枠体で、筐体１の底面に嵌着され
ている。なお、本案椅子は、ポリプロピレンなどの合成
樹脂で作られている。
の平面図、図２はその正面図、図３は一方の蓋体の平面
図、図４は蓋体の正面図、図５は図３図示の蓋体の左側
面図、図６は図５のｘ−ｘ線で切断した蓋体の裏面図、
図７は一方の椅子本体頭部の実体斜視図、を夫々示し、
各図共、同一箇所には同一符号を付け、以下、その具体
的構成につき詳述する。図２において、１は、左右に断
面半円弧状とされた中空の筒状部３に形成され、その外
周に段部２が、その中間に凹部４が、夫々形成された略
瓢箪型を呈する中空からなる筐体、５は前記凹部４の底
面に穿孔した排水口、６は前記左右の筒状部３の頭部に
嵌着される蓋体で、平面図を示す図３にみられるように
対抗面を除き外周に丸みＲが付けられており、７は左右
の蓋体６の対抗側に向けて形成した凹窪部、８は蓋体６
の内周に形成した内壁、９は内壁８の内側に形成した係
止突起、１０は図７図示のように前記左右の筒状部３の
頭部近傍に形成した係合孔で、蓋体６が筒状部３に被嵌
された際、該各蓋体６の内壁８の内側に形成した係止突
起９が嵌入され、該蓋体６の脱落を防ぐ。又、１１は浴
室内のタイルなどの床面との使用中の滑りを防ぐための
人工ゴムなどからなる枠体で、筐体１の底面に嵌着され
ている。なお、本案椅子は、ポリプロピレンなどの合成
樹脂で作られている。
【０００６】
【考案の効果】本考案は、敍上の構成よりなり、次い
で、構成に基ずく作用効果について述べると、筐体の左
右の筒状部３の頭部に、その上面が凹窪部７に形成され
た蓋体６が嵌着されているので、腰掛けた際、臀部の肌
触りに無理がなく、しかも、左右の各筒状部３の中間に
凹部４が形成されているため、腰を上げなくても、座っ
たまゝで局部が洗えるので疲労が少なく楽ができ、且
つ、蓋体６の凹窪部７に臀部がピッタリと付着するだけ
でなく、該各蓋体の外周に丸みＲが形成されており、更
に、左右の筒状部間に凹部４が形成されているため、局
部に流れた水も溜まることなく直ちに流水するので微生
物や細菌の付着がすくない。又、筐体１の底面に弾力性
ある枠体１１が嵌着されているため、浴室床面での滑り
がなく、使用中、安心して体を動かすことができる。さ
らに、筐体６が左右の筒状部３の頭部に嵌着され、該各
筒状部の中間が凹部４とされ、且つ、筐体１の外周中間
に段部２が形成されているため、筐体が薄肉乍らも機械
的強度が強く、使用中揺れが少なく、安定感が得られ
る、のみならず、本案椅子は、使用後は、左右の筒状部
３の頭部外側を押すと係合孔１０の部位が凹むので、蓋
体６の内壁内側に形成した係止突起１１との係合が簡単
に外れ、筐体１から各蓋体６を外して日乾しできるの
で、細菌などが死滅し、次回の使用時に衛生感が得られ
る等、エイズやその他の細菌から人体を守り、家庭衛生
に貢献する本案所期の目的を充分達成し得る効果が期待
できる。
で、構成に基ずく作用効果について述べると、筐体の左
右の筒状部３の頭部に、その上面が凹窪部７に形成され
た蓋体６が嵌着されているので、腰掛けた際、臀部の肌
触りに無理がなく、しかも、左右の各筒状部３の中間に
凹部４が形成されているため、腰を上げなくても、座っ
たまゝで局部が洗えるので疲労が少なく楽ができ、且
つ、蓋体６の凹窪部７に臀部がピッタリと付着するだけ
でなく、該各蓋体の外周に丸みＲが形成されており、更
に、左右の筒状部間に凹部４が形成されているため、局
部に流れた水も溜まることなく直ちに流水するので微生
物や細菌の付着がすくない。又、筐体１の底面に弾力性
ある枠体１１が嵌着されているため、浴室床面での滑り
がなく、使用中、安心して体を動かすことができる。さ
らに、筐体６が左右の筒状部３の頭部に嵌着され、該各
筒状部の中間が凹部４とされ、且つ、筐体１の外周中間
に段部２が形成されているため、筐体が薄肉乍らも機械
的強度が強く、使用中揺れが少なく、安定感が得られ
る、のみならず、本案椅子は、使用後は、左右の筒状部
３の頭部外側を押すと係合孔１０の部位が凹むので、蓋
体６の内壁内側に形成した係止突起１１との係合が簡単
に外れ、筐体１から各蓋体６を外して日乾しできるの
で、細菌などが死滅し、次回の使用時に衛生感が得られ
る等、エイズやその他の細菌から人体を守り、家庭衛生
に貢献する本案所期の目的を充分達成し得る効果が期待
できる。
【図１】本案椅子の平面図
【図２】図１の正面図
【図３】一方の蓋体の平面図
【図４】図３の正面図
【図５】図３図示の蓋体の左側面図
【図６】図５のｘ−ｘ線で切断した蓋体の裏面図
【図７】一方の椅子筐体頭部の実体斜視図
１ 筐体 ２ 段部 ３ 筒状部 ４ 凹部 ５ 排水口 ６ 蓋体 ７ 凹窪部 ８ 内壁 ９ 係止突起 １０ 係合孔 １１ 枠体 Ｒ 丸み
Claims (1)
- 【請求項１】左右に断面半円弧状とされた中空の筒状部
３を備え、その外周に段部２が、前記各筒状部の頭部に
係合孔１０が、該各筒状部の中間にその底面に排水口５
を備える凹部４が、夫々形成された略瓢箪型を呈する中
空の筐体１と、外周に丸みＲを備え、その上面に夫々左
右に対抗するよう凹窪部７が、その内側に係止突起９を
備える内壁８が、夫々形成された前記左右の筒状部の頭
部に夫々嵌着される蓋体６と、前記筐体の底面に嵌着さ
れる弾力性を有する枠体１１と、から構成されているこ
とを特徴とする風呂用椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2902193U JPH0753585Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 風呂用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2902193U JPH0753585Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 風呂用椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677678U JPH0677678U (ja) | 1994-11-01 |
| JPH0753585Y2 true JPH0753585Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=12264764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2902193U Expired - Lifetime JPH0753585Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 風呂用椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753585Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019088750A (ja) * | 2017-11-16 | 2019-06-13 | 久 岩田 | 在宅介護用トイレｂｏｘ |
| KR102026572B1 (ko) * | 2018-09-10 | 2019-09-27 | 윤용철 | 욕실 의자 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP2902193U patent/JPH0753585Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0677678U (ja) | 1994-11-01 |
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