JP2002219077A - 便座及び便座用拭浄器 - Google Patents
便座及び便座用拭浄器Info
- Publication number
- JP2002219077A JP2002219077A JP2001017931A JP2001017931A JP2002219077A JP 2002219077 A JP2002219077 A JP 2002219077A JP 2001017931 A JP2001017931 A JP 2001017931A JP 2001017931 A JP2001017931 A JP 2001017931A JP 2002219077 A JP2002219077 A JP 2002219077A
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- Japan
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- toilet
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- toilet seat
- toilet paper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手の動作が不自由で臀部に手が回らない人で
も、一人でトイレットペーパーでの局所拭浄可能な器具
（便器）を提供する。 【解決手段】 便座Ａに装着可能としたベース部１上に
峰状突出部２を設け、前記峰状突出部にトイレットペー
パー保持機能を備えさせてなる。
も、一人でトイレットペーパーでの局所拭浄可能な器具
（便器）を提供する。 【解決手段】 便座Ａに装着可能としたベース部１上に
峰状突出部２を設け、前記峰状突出部にトイレットペー
パー保持機能を備えさせてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、手の動作が不自由な要
介護人の使用に適した便座並びに便座用拭浄器に関する
である。
介護人の使用に適した便座並びに便座用拭浄器に関する
である。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】用便終了
後の局所清浄のための温水シャワートイレ（商標「ウォ
ッシュレット」「クリーンウォッシュ」）が採用されて
いる。そして温水シャワートイレによる局所水洗後に乾
燥のための温風吹き出し機構も備えている便器も知られ
ている。しかし温風乾燥では使用後の清潔感に不安が有
るとして、局所水洗後に更にトイレットペーパーによる
拭浄を行っている人もいる。
後の局所清浄のための温水シャワートイレ（商標「ウォ
ッシュレット」「クリーンウォッシュ」）が採用されて
いる。そして温水シャワートイレによる局所水洗後に乾
燥のための温風吹き出し機構も備えている便器も知られ
ている。しかし温風乾燥では使用後の清潔感に不安が有
るとして、局所水洗後に更にトイレットペーパーによる
拭浄を行っている人もいる。
【０００３】しかし要介護人の一部には、手の動作が不
自由で臀部の拭浄が困難な場合がある。そこで本発明は
このような局所（臀部）拭浄が困難な人でも容易にトイ
レットペーパーでの拭浄が可能な器具及び便座を提案し
たものである。
自由で臀部の拭浄が困難な場合がある。そこで本発明は
このような局所（臀部）拭浄が困難な人でも容易にトイ
レットペーパーでの拭浄が可能な器具及び便座を提案し
たものである。
【０００４】
【課題を解決する手段】本発明に係る便座用拭浄器は、
便座に装着可能としたベース部上に峰状突出部を設け、
前記峰状突出部にトイレットペーパーのずれ止め機能又
はトイレットペーパーの保持機能を備えさせてなること
を特徴としたものであり、また本発明にかかる便座は、
前記拭浄器構造を組み込んだことを特徴とするものであ
る。
便座に装着可能としたベース部上に峰状突出部を設け、
前記峰状突出部にトイレットペーパーのずれ止め機能又
はトイレットペーパーの保持機能を備えさせてなること
を特徴としたものであり、また本発明にかかる便座は、
前記拭浄器構造を組み込んだことを特徴とするものであ
る。
【０００５】しかして前記拭浄器は、便座の先部上面ま
たは後部上面に装着し、拭浄器又は便座の峰状突出部を
覆うようにし、且つトイレットペーパーをずれないよう
にして、拭浄を必要とする局所を、前記のトイレットペ
ーパー上に位置するようにして便器の先端部分または後
端部分に腰掛けて、峰状突出部によって局所にトイレッ
トペーパーが押し付けられ、所望の拭浄を実施できる。
たは後部上面に装着し、拭浄器又は便座の峰状突出部を
覆うようにし、且つトイレットペーパーをずれないよう
にして、拭浄を必要とする局所を、前記のトイレットペ
ーパー上に位置するようにして便器の先端部分または後
端部分に腰掛けて、峰状突出部によって局所にトイレッ
トペーパーが押し付けられ、所望の拭浄を実施できる。
【０００６】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。実施形態に示した便器用拭浄器は、ベース部１と峰
状突出部２を備えたもので、ベース部１及び峰状突出部
２は、同一材による一体成形で製造しても良いし、或は
異なる材質のものを選択し、接着材等を使用して両部を
組み合わせるようにしても良い。
る。実施形態に示した便器用拭浄器は、ベース部１と峰
状突出部２を備えたもので、ベース部１及び峰状突出部
２は、同一材による一体成形で製造しても良いし、或は
異なる材質のものを選択し、接着材等を使用して両部を
組み合わせるようにしても良い。
【０００７】ベース部１は、所望の便座Ａに装着固定で
きれば良いもので、固定手段は、貼着や鋲着等任意の手
段を採用でき、またその材質も使用対象便座Ａに合わせ
て、適宜な材質のものを選択するものである。即ち前方
が連続している形状の便器Ａを使用対象とする場合に
は、峰状突出部２が起立状態を維持できる程度のもので
良いが、便座の前方が開口している形状のものに使用す
る場合には、相応の強度を有せしめてなる。
きれば良いもので、固定手段は、貼着や鋲着等任意の手
段を採用でき、またその材質も使用対象便座Ａに合わせ
て、適宜な材質のものを選択するものである。即ち前方
が連続している形状の便器Ａを使用対象とする場合に
は、峰状突出部２が起立状態を維持できる程度のもので
良いが、便座の前方が開口している形状のものに使用す
る場合には、相応の強度を有せしめてなる。
【０００８】峰状突出部２は、臀部と接触した際に、充
分な接触面積を有するようにした山峰形状とした突出部
で前記ベース部１上に設けると共に、峰部を横断する多
数の凹部２１を形成してトイレットペーパーずれ止め機
能を備えさせてなる。
分な接触面積を有するようにした山峰形状とした突出部
で前記ベース部１上に設けると共に、峰部を横断する多
数の凹部２１を形成してトイレットペーパーずれ止め機
能を備えさせてなる。
【０００９】しかして前記便座用拭浄器は、便座Ａの所
定位置（前部中央）に、峰状突出部２の峰部方向が前後
方向となるようにベース部１を装着し、用便終了後の水
洗がなされた後に、腰を便座Ａより浮かすと共に、トイ
レットペーパーＢで峰状突出部２を覆うようにし、且つ
トイレットペーパーＢを凹部２１に押しつけてトイレッ
トペーパーＢをずれないようにする。
定位置（前部中央）に、峰状突出部２の峰部方向が前後
方向となるようにベース部１を装着し、用便終了後の水
洗がなされた後に、腰を便座Ａより浮かすと共に、トイ
レットペーパーＢで峰状突出部２を覆うようにし、且つ
トイレットペーパーＢを凹部２１に押しつけてトイレッ
トペーパーＢをずれないようにする。
【００１０】しかる後少し前進して前記トイレットペー
パーＢ上に腰を降ろす。そうすると、トイレットペーパ
ーＢが拭浄を必要とする局所に当たり、特に手を臀部に
回さなくともトイレットペーパーによる拭浄が可能とな
るものである。勿論使用済みのトイレットペーパーは、
拭浄器から外してトイレに流せば良い。
パーＢ上に腰を降ろす。そうすると、トイレットペーパ
ーＢが拭浄を必要とする局所に当たり、特に手を臀部に
回さなくともトイレットペーパーによる拭浄が可能とな
るものである。勿論使用済みのトイレットペーパーは、
拭浄器から外してトイレに流せば良い。
【００１１】前記の凹部２１に代えて、峰状突出部２の
上面に多数の小突起を設けたり、その他粗面状に形成し
て、トイレットペーパーのずれ止め機能を具備させても
良い。また前記の拭浄器を便器Ａの前方部に装着せず
に、後方部分に装着するようにしても良い。
上面に多数の小突起を設けたり、その他粗面状に形成し
て、トイレットペーパーのずれ止め機能を具備させても
良い。また前記の拭浄器を便器Ａの前方部に装着せず
に、後方部分に装着するようにしても良い。
【００１２】更に図４に示すように、凹部２１に代え、
又は凹部２１と共に、峰状突出部２に峰部を縦断する凹
条２２を形成して、トイレットペーパーのずれ止め機能
に代え、又は共に、トイレットペーパーＢを差し込んで
トイレットペーパーを保持する保持機能を備えさせても
良い。
又は凹部２１と共に、峰状突出部２に峰部を縦断する凹
条２２を形成して、トイレットペーパーのずれ止め機能
に代え、又は共に、トイレットペーパーＢを差し込んで
トイレットペーパーを保持する保持機能を備えさせても
良い。
【００１３】尚トイレットペーパー保持機能を有せしめ
る手段として、前記凹条２２に限定されるものではな
く、クリップのような挾持構造や、適宜箇所に弱い粘着
面を形成しておいても良い。
る手段として、前記凹条２２に限定されるものではな
く、クリップのような挾持構造や、適宜箇所に弱い粘着
面を形成しておいても良い。
【００１４】また本発明は、前記のとおり既存の便器Ａ
に装着する拭浄器に代えて、予め拭浄機能を備えた便座
としても良い。即ち図５に例示するとおり便座３の前方
部上面に、前後方向を峰とする峰状突出部３１を設ける
と共に、前記峰状突出部３１に前記した凹部２１や凹条
２２と同様な構造や、その他の構造によるトイレットペ
ーパーずれ止め機能や保持機能を備えさせてなるもので
ある。
に装着する拭浄器に代えて、予め拭浄機能を備えた便座
としても良い。即ち図５に例示するとおり便座３の前方
部上面に、前後方向を峰とする峰状突出部３１を設ける
と共に、前記峰状突出部３１に前記した凹部２１や凹条
２２と同様な構造や、その他の構造によるトイレットペ
ーパーずれ止め機能や保持機能を備えさせてなるもので
ある。
【００１５】この便座３も、前記拭浄器を装着した便器
Ａと同様に、手を臀部に回すことなく、トイレットペー
パーによる局所拭浄が可能となるものである。勿論前記
峰状突出部３１は、便器３の前方に限定されるものでは
なく、便器３の後方に設けるようにしても良い。
Ａと同様に、手を臀部に回すことなく、トイレットペー
パーによる局所拭浄が可能となるものである。勿論前記
峰状突出部３１は、便器３の前方に限定されるものでは
なく、便器３の後方に設けるようにしても良い。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、便座に装着可能
としたベース部上に峰状突出部を設け、前記峰状突出部
にトイレットペーパー保持機能を備えさせてなる便座用
拭浄器であり、また前記峰状突出部からなる拭浄器構造
を組み込んだ便器で、手が臀部に回らない人でも、トイ
レットペーパーによる拭浄が可能となるもので、要介護
人でも介護なしにトイレの使用ができるものである。
としたベース部上に峰状突出部を設け、前記峰状突出部
にトイレットペーパー保持機能を備えさせてなる便座用
拭浄器であり、また前記峰状突出部からなる拭浄器構造
を組み込んだ便器で、手が臀部に回らない人でも、トイ
レットペーパーによる拭浄が可能となるもので、要介護
人でも介護なしにトイレの使用ができるものである。
【図１】本発明の実施形態（拭浄器）の斜視図。
【図２】同装着状態の平面図の斜視図。
【図３】同使用状態の説明図。
【図４】同拭浄器の別例図。
【図５】本発明の実施形態（便器）の斜視図。
１ ベース部 ２ 峰状突出部 ２１ 凹部 ２２ 凹条 ３ 便器 ３１ 峰状突出部
Claims (4)
- 【請求項１】 便座に装着可能としたベース部上に峰状
突出部を設け、前記峰状突出部にトイレットペーパーず
れ止め機能を備えさせてなることを特徴とする便座用拭
浄器。 - 【請求項２】 峰状突出部に峰部を横断する多数の凹部
又は多数の小突起を形成してトイレットペーパーずれ止
め機能を備えさせてなる請求項１記載の便座用拭浄器。 - 【請求項３】 便座に装着可能としたベース部上に峰状
突出部を設け、前記峰状突出部上に位置させたトイレッ
トペーパー保持機能を備えさせてなることを特徴とする
便座用拭浄器。 - 【請求項４】 便座の前方部上面または後方部上面に、
前後方向を峰とする峰状突出部を設けると共に、前記峰
状突出部にトイレットペーパーずれ止め機能又はトイレ
ットペーパー保持機能を備えさせてなることを特徴とす
る便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001017931A JP2002219077A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 便座及び便座用拭浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001017931A JP2002219077A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 便座及び便座用拭浄器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002219077A true JP2002219077A (ja) | 2002-08-06 |
Family
ID=18884034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001017931A Pending JP2002219077A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 便座及び便座用拭浄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002219077A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7467855B2 (en) | 2002-11-23 | 2008-12-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Inkjet printhead integrated circuit with non-buckling heater element |
-
2001
- 2001-01-26 JP JP2001017931A patent/JP2002219077A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7467855B2 (en) | 2002-11-23 | 2008-12-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Inkjet printhead integrated circuit with non-buckling heater element |
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