JPH0971992A - 和式兼用の洋式水洗便器 - Google Patents

和式兼用の洋式水洗便器

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JPH0971992A
JPH0971992A JP24862695A JP24862695A JPH0971992A JP H0971992 A JPH0971992 A JP H0971992A JP 24862695 A JP24862695 A JP 24862695A JP 24862695 A JP24862695 A JP 24862695A JP H0971992 A JPH0971992 A JP H0971992A
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JP
Japan
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toilet
end opening
stool
style
seat
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JP24862695A
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English (en)
Inventor
Tadashi Matsuzawa
正 松澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 和式水洗便器としても用いることのできる和
式兼用の洋式水洗便器を得る。 【解決手段】 腰掛け型の水洗便器において、便器本体
の上端開口部の左右側縁14a、14bに、足台16を
延設する。そして、用便者が、蓋体40と便座30とを
便器本体10の斜め前方に反転させて、蓋体40と便座
30とを便器本体の上端開口部12と便器本体の上端開
口部の周縁14とから排除し、便器本体の上端開口部の
左右側縁14a、14bに設けられた足台16に左右の
足を乗せることができるようにする。そして、用便者
が、便器本体の上端開口部12を跨ぐようにして、便器
本体の上端開口部の周縁14に乗ることができるように
する。そして、腰をかがめた姿勢をとって、便器本体1
0内に大小便を放出できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和式用及び洋式用
の水洗便器として用いることのできる和式兼用の洋式水
洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】腰掛け型の洋式水洗便器は、その便器本
体が、上端が広く開口した碗型に近い形状をしている。
便器本体の上端には、便器本体の上端開口部を覆う蓋体
を備えている。便器本体の上端開口部の周縁には、ほぼ
馬蹄型をした便座を搭載している。蓋体と便座とは、便
器本体に備えられた軸を中心に便器本体の斜め前方に反
転させることができるようにしている。そして、用便者
が、用便を足す際に、便器本体の上端から蓋体を排除し
たり、便器本体の上端開口部の周縁から便座を排除した
りできるようにしている。
【0003】上記便器の使用に際しては、用便者は、便
座に腰掛けて、安定した楽な姿勢で用便を足せるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記便
器の使用に際して、清潔好きの用便者は、他人が腰掛け
た便座に腰掛けるのを極度に嫌う。その理由は、自己の
臀部が、他人の臀部が直接に触れた便座に触れることを
嫌がるからである。
【0005】そのため、清潔好きの用便者は、用便を足
す前に、トイレットペーパーや市販の除菌クリーナー等
を用いて便座を丁寧に拭いたり、便座シート等を便座表
面に敷いたりしている。
【0006】しかしながら、用便を足す度ごとに、上記
のようにすることは、多大な手数を要し、面倒である。
また、トイレットペーパーや便座シート等を多量に使う
こととなって、資源の無駄遣いとなる。
【0007】そこで、本発明者は、上記腰掛け型の洋式
水洗便器に改良を施して、該便器を和式水洗便器として
も用いることができるようにし、用便者が、用便を足す
際に、便座に腰掛けることなく、用便を足すことができ
るようにすれば、上記のように、トイレットペーパーや
除菌クリーナー等を用いて便座を拭いたり、便座シート
等を便座表面に敷いたりする行為を不要とすることがで
きることに想到した。そして、トイレットペーパーや除
菌クリーナーや便座シート等を無駄遣いするのを防ぐこ
とができることに想到した。そして、上記腰掛け型の洋
式水洗便器を和式水洗便器としても使用可能なように、
洋式水洗便器に改良を施してなる、和式兼用の洋式水洗
便器を開発した。
【0008】即ち、本発明は、和式用及び洋式用の水洗
便器として用いることのできる和式兼用の洋式水洗便器
(以下、便器という)を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の便器は、便器本体の上端開口部を覆う蓋体
と、前記便器本体の上端開口部の周縁に置かれた便座と
を、前記便器本体に設けられた軸を中心に便器本体の斜
め前方に反転可能な腰掛け型の水洗便器において、前記
便器本体の上端開口部の左右側縁に、足台を延設したこ
とを特徴としている。
【0010】この便器を和式便器として用いる場合に
は、用便者は、便器本体の上端開口部を覆う蓋体と、便
器本体の上端開口部の周縁に置かれた便座とを、便器本
体に設けられた軸を中心に便器本体の斜め前方に反転さ
せることができる。そして、便器本体の上端開口部から
蓋体を排除したり、便器本体の上端開口部の周縁から便
座を排除したりできる。
【0011】次いで、便器本体の上端開口部の左右側縁
に延設された足台に左右の足を置いて、便器本体の上端
開口部の周縁に、便器本体の上端開口部を跨ぐようにし
て、乗ることができる。
【0012】次いで、腰をかがめる等した姿勢をとっ
て、便器本体内に大小便を放出できる。
【0013】また、上記便器を洋式便器に用いる場合に
は、用便者は、蓋体を便器本体の斜め前方に反転させる
ことができる。そして、便器本体の上端開口部から蓋体
を排除できる。
【0014】次いで、便器本体の上端開口部の周縁に置
かれた便座に腰を掛けて、安定した楽な姿勢で、便器本
体内に大小便を放出できる。
【0015】本発明の便器においては、足台表面にスリ
ップ防止用の溝を刻設した構造とすることを好適として
いる。そして、足台に乗せた用便者の足が、足台表面で
スリップするのを防止できるようにすることを好適とし
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1と図2は本発明の便器の好適な実
施の形態を示し、図1はその使用状態を示す平面図、図
2はその使用状態を示す側面図である。以下に、この便
器を説明する。
【0017】図の便器では、碗型に近い形状をした便器
本体の上端開口部の左右側縁14a、14bに、足台1
6を延設している。具体的には、図1に示したように、
便器本体の上端開口部の左右側縁14a、14bを、便
器本体10の外方に弧状に膨出させている。そして、便
器本体の上端開口部の左右側縁14a、14bに、ほぼ
楕円型をした足台16を延設している。
【0018】また、従来一般の腰掛け型の洋式水洗便器
と同様に、図2に示したように、便器本体の上端開口部
12を覆う蓋体40を、便器本体10の上端に備えた
り、ほぼ馬蹄型をした便座30を、便器本体の上端開口
部の周縁14に搭載したりしている。
【0019】蓋体40と便座30とは、図2に示したよ
うに、便器本体10の前部に備えられた軸32を中心に
便器本体10の斜め前方に反転させることができるよう
にしている。そして、蓋体40を、便器本体の上端開口
部12から排除できるようにしたり、便座30を、便器
本体の上端開口部の周縁14から排除できるようにした
りしている。
【0020】その他は、従来一般の腰掛け型の洋式水洗
便器と同様に構成している。
【0021】次に、この便器の使用例並びにその作用を
説明する。
【0022】上記便器を和式便器として用いる場合に
は、図2に示したように、蓋体40と便座30とを、便
器本体10の斜め前方に反転させる。そして、蓋体40
を、便器本体の上端開口部12から排除したり、便座3
0を、便器本体の上端開口部の周縁14から排除したり
する。
【0023】次いで、便器本体の上端開口部の左右側縁
14a、14bに延設された足台16に左右の足をそれ
ぞれ置いて、便器本体の上端開口部の周縁14に、便器
本体の上端開口部12を跨ぐようにして、乗る。
【0024】すると、用便者は、図2に一点鎖線で示し
たように、腰をかがめた姿勢をとって、便器本体10内
に大小便を放出できる。
【0025】また、上記便器を洋式便器として用いる場
合には、蓋体40を、便器本体10の斜め前方に反転さ
せて、便器本体の上端開口部12から排除する。
【0026】次いで、便器本体の上端開口部の周縁14
に置かれた便座30に臀部を乗せる。
【0027】すると、用便者は、便器本体の上端開口部
12の周縁に置かれた便座30に腰を掛けて、楽な姿勢
で、便器本体10内に大小便を放出できる。
【0028】なお、上述便器においては、図1に示した
ように、足台16の表面に断面V字状等をなすスリップ
防止用の溝20を、網状等に刻設すると良い。そして、
上述便器を和式水洗便器として用いた場合に、足台16
に置いた用便者の足が、足台16表面でスリップするの
を防ぐことができるようにすると良い。そして、足台1
6上に安定した姿勢で乗って、用便を安全に足すことが
できるようにすると良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の便器によ
れば、他人が腰掛けた便座に腰掛けるのを嫌う用便者
は、蓋体と便座とを便器本体の上端開口部と便器本体の
上端開口部の周縁とから排除できる。そして、便器本体
の上端開口部の左右側縁に延設された足台に左右の足を
置いて、便器本体の上端開口部の周縁に、便器本体の上
端開口部を跨ぐようにして、乗ることができる。そし
て、腰をかがめる等して、便器本体内に大小便を放出で
きる。そして、本発明の便器を、和式水洗便器として用
いることができる。そして、用便を足す前に、トイレッ
トペーパーや除菌クリーナー等で便座を拭いたり、便座
シート等で便座表面を覆ったりする行為を不要とするこ
とができる。そして、便座を拭くトイレットペーパーや
便座表面を覆う便座シート等の使用を不要として、資源
の無駄遣いを無くすことができる。
【0030】また、本発明の便器を、従来通り、洋式水
洗便器として用いる場合には、用便者は、蓋体を便器本
体の斜め前方に反転させて、便器本体の上端開口部から
蓋体を排除できる。そして、便器本体の上端開口部の周
縁に置かれた便座に腰を掛けて、安定した楽な姿勢で、
便器本体内に大小便を放出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便器の使用状態を示す平面図である。
【図2】本発明の便器の使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10 便器本体 12 便器本体の上端開口部 14 便器本体の上端開口部の周縁 14a、14b 便器本体の上端開口部の左右側縁 16 足台 20 スリップ防止用の溝 30 便座 32 軸 40 蓋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器本体の上端開口部を覆う蓋体と、前
    記便器本体の上端開口部の周縁に置かれた便座とを、前
    記便器本体に設けられた軸を中心に便器本体の斜め前方
    に反転可能な腰掛け型の水洗便器において、前記便器本
    体の上端開口部の左右側縁に、足台を延設したことを特
    徴する和式兼用の洋式水洗便器。
  2. 【請求項2】 足台表面にスリップ防止用の溝を刻設し
    た請求項1記載の和式兼用の洋式水洗便器。
JP24862695A 1995-09-01 1995-09-01 和式兼用の洋式水洗便器 Pending JPH0971992A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24862695A JPH0971992A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 和式兼用の洋式水洗便器

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JP24862695A JPH0971992A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 和式兼用の洋式水洗便器

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JPH0971992A true JPH0971992A (ja) 1997-03-18

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JP24862695A Pending JPH0971992A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 和式兼用の洋式水洗便器

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JP (1) JPH0971992A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102140817A (zh) * 2011-04-15 2011-08-03 吴成芳 一种坐便器用蹲便板
CN102138759A (zh) * 2011-04-15 2011-08-03 吴成芳 一种具有蹲便翻板的坐便器盖板
WO2017177984A1 (zh) * 2016-04-13 2017-10-19 王军民 一种蹲坐两用便器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102140817A (zh) * 2011-04-15 2011-08-03 吴成芳 一种坐便器用蹲便板
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