JP3102152U - ポータブル・トイレ - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用者の排便後における介助者の手間及び作業負担を軽減し且つ使用者にとっても排便後に身体上の負担がかからないポータブル・トイレを提供する。
【解決手段】 脚部2によって支持され且つ使用者の臀部に対応する開口部5を有する座部7の下方に設けた棚状体8に便バケツ9を載置し、棚状体8はその一端が下降するよう傾斜可能に設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 脚部2によって支持され且つ使用者の臀部に対応する開口部5を有する座部7の下方に設けた棚状体8に便バケツ9を載置し、棚状体8はその一端が下降するよう傾斜可能に設ける。
【選択図】 図1
Description
本考案はポータブル・トイレに関する。
従来のこの種のポータブル・トイレは、座部及びこれを支持する脚部を有する椅子形の構造枠と、前記座部に設けられた開口部に着脱自在にはめ込まれた便バケツとから成っている。
このような従来のポータブル・トイレを使用するときは、使用者は、その臀部を便バケツの開口部に合わせて座部に座った状態で排便し、排泄物は便バケツに収容される。使用者の臀部を清拭し、便バケツを洗浄するには、使用者が座部からいったん離れて、便バケツを座部から取り外す必要がある。その場合に、使用者の身体が不自由なときは、介助者が使用者をいったん座部から降ろしてその臀部の清拭を済ませる際に使用者及び介助者の双方の身体に負担がかかる一方、介助者は座部から便バケツを取り外して洗浄したうえ座部にはめ込みなおし、その後、使用者を座部に座らせるので、介助者にとって煩瑣な手間及び大きな労力負担がかかるという問題があった。
本考案は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、使用者の排便後における介助者の手間及び作業負担を軽減し且つ使用者にとっても排便後に身体上の負担がかからないようなポータブル・トイレを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本考案に係るポータブル・トイレは、脚部によって支持され且つ使用者の臀部に対応する開口部を有する座部の下方に設けた棚状体に便バケツを載置し、前記棚状体はその一端が下降するよう傾斜可能に設けたことを特徴とするものである。
本考案に係るポータブル・トイレによれば、使用者を排便後そのまま座らせた状態で便バケツを座部の下から取り出し、座部の下方から手を差し入れて使用者の臀部の清拭をすることができるので、使用者に身体上の負担をかけることがなく、且つ、介助者の手間及び労力負担も著しく軽減できるという効果を奏するものである。
以下、図面を参照しながら、本考案を実施するための最良の形態について説明すると、本考案のポータブル・トイレlは、4本の脚部2及び背もたれ3を具えた椅子形の構造枠4と、脚部2によって支持され且つ使用者の臀部に対応する開口部5を有する座部7と、その下方に設けた棚状体としての棚板8と、棚板8に載置する便バケツ9とから構成されている。このポータブル・トイレ1において前後方向とは、使用者が背中を背もたれ3側に向けて座部7に座ったときの身体の前後方向に対応するもので、図1中の矢印Aによって示し、また、左右方向は同図中矢印Bによって示す。そして、各脚部2にはタボ10をそれぞれ左右方向に且つ対向させて突設し、その上に棚板8の各左右の側端部8A,8Bを支持して、棚板8が水平に支持されると共に左右の脚部2間を前後方向にスライドできるようになっている。また、棚板8は、その後端部8Cの両隅部8Dを円弧状に形成して、棚板8を前方に押し出したときに両隅部8Dがタボ10から離脱して、前側の脚部2のタボ10を支点として棚板8の一端即ち後端部8Cが下降するよう傾斜可能に設けたものである。
このポータブル・トイレ1を使用するときは、使用者は背中を背もたれ3側に向けた状態で座部7に座って排便する。このままでは、図3に示すように、便バケツ9は座部7に接近しているから、取り出しにくい状態にある。そこで、使用者を座らせたままの状態で介助者が棚板8を前方に押し出すと、図2及び3中鎖線Cで示すように棚板8の後端部8Cがタボ10から外れるので、前側のタボ10を支点として棚板8を後端部8Cが下降するように傾斜させ、次いで、棚板8を後方側に引き戻せば、図3中鎖線Dに示すようにその後端部8Cを床面につけた状態で便バケツ9を座部7の下から棚板8の後方側又は左右側から簡単に取り出すことできる。この状態で、介助者は使用者を座らせたままの状態で座部7の下側から手を差し入れて座部7の開口部5に露出している使用者の臀部を清拭することができる。取り出した便バケツ9は洗浄後、棚板8に載せて開口部5に対応する位置に置き、棚板8は前方に押し出しつつ後端部8Cを持ち上げて後方に引き戻せば左右の側端部8A,8Bが全てのタボ10に再び支持されて使用前の水平な状態になる。なお、本考案における棚状体としての棚板は、脚部におけるタボの突設方向を左右方向ではなく前後方向に内向きにして支持することによって、後端部ではなく左右の側端部のいずれかを下降させて傾斜させるようにすることもできる。
1 ポータブル・トイレ
2 脚部
5 開口部
7 座部
8 棚板
8C 後端部
9 便バケツ
10 タボ
2 脚部
5 開口部
7 座部
8 棚板
8C 後端部
9 便バケツ
10 タボ
Claims (1)
- 脚部によって支持され且つ使用者の臀部に対応する開口部を有する座部の下方に設けた棚状体に便バケツを載置し、前記棚状体はその一端が下降するよう傾斜可能に設けたことを特徴とするポータブル・トイレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272911U JP3102152U (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | ポータブル・トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272911U JP3102152U (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | ポータブル・トイレ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3102152U true JP3102152U (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=43255706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003272911U Expired - Fee Related JP3102152U (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | ポータブル・トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102152U (ja) |
-
2003
- 2003-10-29 JP JP2003272911U patent/JP3102152U/ja not_active Expired - Fee Related
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