JP2005013674A - 療養ベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】ベッドの背起こしをした時に患者の体位をより安定的に規制して、楽な姿勢で用便することもでき、食事や読書等用便以外の時には、より自然で安楽な姿勢を長時間保持することもでき、しかもより簡単な構造で安価な療養ベッドを提供する。
【解決手段】床受板を逆凸文字形の背もたれ部(1)と、その凸部である中央臀部(11)と同一幅の矩形の中央足乗せ部(21)を、H文字状に区切って分割すると共に、上半身を起こすときの回動軸を支軸(3)とするシーソー傾立作動および中央足乗せ部(21)がベッドの足下末端方向にスライドすることであり、用便時以外には背もたれ部(1)を傾斜させた時に中央臀部(11)の一部である前方屈伸部(112)を、傾斜支軸(3)より外側の位置にて支軸(3)と平行に屈伸させて、屈折状態の前方屈伸部(112)を保持することである。また、背もたれ部(1)の傾立作動時に現れる矩形穴部(H)に傾斜便座(92)を有する排便装置(9)を設ける。
【選択図】 図3
【解決手段】床受板を逆凸文字形の背もたれ部(1)と、その凸部である中央臀部(11)と同一幅の矩形の中央足乗せ部(21)を、H文字状に区切って分割すると共に、上半身を起こすときの回動軸を支軸(3)とするシーソー傾立作動および中央足乗せ部(21)がベッドの足下末端方向にスライドすることであり、用便時以外には背もたれ部(1)を傾斜させた時に中央臀部(11)の一部である前方屈伸部(112)を、傾斜支軸(3)より外側の位置にて支軸(3)と平行に屈伸させて、屈折状態の前方屈伸部(112)を保持することである。また、背もたれ部(1)の傾立作動時に現れる矩形穴部(H)に傾斜便座(92)を有する排便装置(9)を設ける。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は療養ベッドに関するものであり、詳しくは動けない患者を背起こしをすると同時に必要場面に応じて最も安定させ、且つ長時間楽な姿勢を保つことができ、介護の手を必要としないで排便もできるようにし、また、ベッドに移乗しやすく高さを昇降できるようにした療養ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベッドが背起こしができたり、足乗せ部が傾斜するものや、排便機構付き療養ベッドは多く見られ、本出願人も先に療養ベッドとして臀部・足乗せ部を折り曲げ山形に傾立させてベッド中央に矩形穴を設け、傾斜便器を突出させたもの。(例えば、特許文献1参照。)および逆凸文字形のシーソー式背もたれ部と傾斜便座の便器を設置したもの。(例えば、特許文献2参照。)の技術を提案している。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−239591号公報
【特許文献2】
特開2001−54539号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本発明は、前記提案した技術に基づいて、更に研究や検討をした結果、下記のような課題があることが分かった。
【0005】
すなわち、前記の特開2001−54539においては、シーソー機構によって、背もたれ部を上方に傾斜させると中央の臀部保持部が下に沈むので排便時には患者の体位を充分安定させて好都合であるが、排便以外の食事や読書等の場合は、臀部が沈みこむので窮屈な体位となり、長時間、より平面的に楽な姿勢を取ることができなかった。
また、介護者が患者をベッドに移乗させたり、使用時や排便後の始末作業における作業のしやすさに対する、より便利なものが望まれていた。
【0006】
本発明は、これらの課題を解決するためになされたものであり、その目的は患者の体位をより安定的に規制して安楽な姿勢にて排便をすることもでき、そして排便時以外における長時間、より平面的に楽な姿勢を取ることもできる。しかも介護者が患者をベッドに移乗させたり、排便後の始末作業における作業のしやすさに対して、より便利な療養ベッドを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成するために、本発明の療養ベッドにおいては、患者の上半身を起こすべく、傾斜背角度を変化することができるベッドであっで、ベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマットを、患者の上半身を受ける背もたれ部の下縁中央に患者の腰を乗せることができる幅と長さの矩形の中央臀部を突出させて同一面的に一体化した逆凸文字形の背もたれ部と、中央臀部と同一幅で平行に末端まで直線で区切られた矩形の中央足乗せ部と、その両側を占める左足外側部および右足外側部を背もたれ部の下縁から末端まで直線でH文字状に区切って分割すると共に、上半身を起こすときの回動軸を支軸とするシーソー傾立作動手段および中央足乗せ部がベッドの足下末端方向にスライドする手段を設け、用便時以外には背もたれ部を上に起こして傾斜させた時に中央臀部が下方に沈んで傾斜中央臀部の一部である前方屈伸部を、少なくとも傾斜支軸より外側の位置にて支軸と平行に屈折させる手段と、屈折状態の前方屈伸部を保持する手段を設けることである。
【0008】
また、逆凸文字形の背もたれ部の傾立作動時に表れるベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部に底として対応する傾斜した背もたれ部と略直角をなす傾斜便座を有する排便装置を設けたものである。
【0009】
また、患者の上半身および下半身を保持するベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段を設け、前記排便装置を、床受板と所定の位置にて一体的に保持する手段を設けるとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面にしたがって説明する。
図1は本発明の実施例の構成を示す概略機構図であり、背もたれ部の傾斜時におけるベッドの状態を示す図である。図2は図1の背もたれ部の傾斜を平面に戻した通常寝台時の状態を示す斜視図である。
図1および図2においてベッドの上面は床受台とマットが一体化されたものが患者の上半身を受ける背もたれ部の下縁中央に患者の腰を乗せることができる幅と長さの矩形の中央臀部11を突出させて同一面的に一体化した逆凸文字形の背もたれ部1と、中央臀部11と同一幅で平行に末端まで直線で区切られた矩形の中央足乗せ部21と、その両側を占める左足外側部22および右足外側部23を背もたれ部1の中央臀部11の付け根から末端まで直線でH文字状に区切って分割する。
【0011】
そして、上半身を起こすときの回動軸を支軸3とするシーソー傾立作動手段としてのシリンダ伸縮アーム4をベッド下側から背もたれ部1にかけて設け、中央足乗せ部21がベッドの末端方向にスライドする手段として中央足乗せ部21と左足乗せ部22、右足乗せ部23とのスライド突合部にスライダレール6を設け、スライドした中央足乗せ部21を元の位置に戻すための戻しスプリング71をベッド下のフック72に引っ掛けておく。
この場合、足乗せ部21をスライドする動力は、図示しない別個の動力駆動装置でも、背もたれ部の動きに関連付けて必要な動力伝達装置を介して動かすことも考えられる。
【0012】
そして、背もたれ部1を上に起こして傾斜させた時に中央臀部11が下に沈んで、傾斜した中央臀部11の最下端と中央足乗せ部21の突き合部端面の縁に直線的な橋渡しの長さで中央臀部11の幅で中央に円く開口した帆布シート5を患者の重量を保持する充分な固定手段として鋲止めで固定する。
このようにすれば、排便装置9を一般のポータブルトイレを一部細工して利用し、用便をすることもできる。
【0013】
更に、中央臀部11を前後(ベッドの長軸に垂直方向)に根元固定部111と前方屈伸部112を長さ4:6程度に分割して屈伸できるように合い面をヒンジ115にて接合しておき、背もたれ部1を上に起こして傾斜させた時に中央臀部11が下に沈んで、傾斜した中央臀部11の前方屈伸部112を、下面から保持する金属の枠形のステー55を設ける。当該ステー55は上側に連結されたハンドル58によって保持支軸57を中心にして回動し、中央臀部11の一部である前方屈伸部112を保持する時以外は、背もたれ部1の後方に倒れて外れるようにしている。この操作を円滑にするためにバランス材として保持部と反対方向に錘56をステー55に取付けている。
【0014】
尚、背もたれ部1の中央臀部11の先端は、傾立時干渉しない為に中央足乗せ部21との接触端面間を少し開けて角を丸くしておくとよい。
【0015】
図3は図1における穴付き帆布シート5を廃止して、その位置に傾斜便座を有する排便装置を設けた用便時のベッド状態を示す概略機構図で、図4は図3の状態を示す斜視図であり、図5は図3と図4における用便時の患者の姿勢を示す図である。また、図6は本発明の実施例の用便時以外の場合の背もたれ部傾斜状態を示す斜視図であり、図7は図6における患者の姿勢を示す図である。
尚、図4および図6は、あえて背もたれ部の傾立駆動手段および前方屈伸部の保持手段を図示しない。
【0016】
図3および図4に示すように、逆凸文字形の背もたれ部1の傾立作動時に現れるベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部Hに底対応する約45度傾斜した背もたれ部1と略直角をなす傾斜便座92を有する便器本体91と引き出し式の取手94を有する便受器93を設け、傾斜便座92の上側に被さるように板状のシャッター式便器蓋95を設ける。
【0017】
図8は本発明の実施例の排便装置9の斜視図である。
図8に示すように約40度の傾斜口を有する三角台形外箱の便器本体91の三角側板のほぼ中央部に納まるような引き出し式の底が半円弧形曲面の便受器93を取手94を取付けて設け、その上に丸く便座形に穴をくり貫いた約40度に傾斜する傾斜便座92を傾斜口に合わせて取付ける。また傾斜口の両側にある案内枠96によって傾斜便座92の上側に被さるように板状のシャッター式便器蓋95を設け、当該便器蓋と便器本体91の突き当て部にはマグネットスプリング式のラッチ98を取付ける。こうした場合には、用便時には傾斜した案内枠96にそって滑るので自動的に便器蓋95が開放される。用便が終わったらロープ97で便器蓋95を引き上げてマグネットスプリングラッチ98にて閉じる。再び開ける場合にはロープ97を更に強く引くことによってマグネットスプリング式のラッチ98が外れるので自動的に滑り落ちる。このロープ97をベッド上で引き上げ操作できるようにしておく。
また、便器蓋95の開閉を中央足乗せ部21のスライド作動に関連させて行なわせることも考えられ、利便性向上と省動力を図ることもできる。
【0018】
更に、排便装置9を用便後の局部洗浄式にするには、図示しないが便器本体91内部に水槽と圧送ポンプおよびドライヤを収納して、傾斜便座92の便器内上位部に洗浄水噴出口Wを設け、その上に乾燥処置用ドライヤ温風口Dを設けることによって、簡単で安価な手段にて実施することができる。
【0019】
以上のように構成されているので、これを使用する時は、各部が以下のように作動して、それぞれ優れた作用をしている。
図1および図3で示すように、先ず背もたれ部1を徐々に隆起傾立させていくとベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部Hを形成することができる。更に中央足乗せ部21をベッドの末端方向にスライドさせると矩形穴部Hがベッド長手方向に拡大する。この形成された矩形穴部Hに、穴部を覆って臀部を保持する穴開き帆布シート5または傾斜した背もたれ部1に略直角をなす傾斜便座92が底当てとなるように排便装置9が設置されていることになる。その結果、使用者である患者の臀部がすっぽり椀に填ったような感覚でしかも両肘はベッドの矩形穴を形成している左右足外側部22、23の縁が肘掛けの作用をするので充分安定した姿勢になり、実に安心安楽な気持になる。
従って、従来の技術の療養ベッドに用いられていた安全ベルトや肘掛け装置は一切必要としない。
【0020】
また、図4および図5で示すように、背もたれ部が仰向き傾斜しているので患者が前のめりになることはなく、しかも背もたれ部1に略直角をなす傾斜便座92であるため仰向いた状態にありながら実質的には通常の椅子に腰掛けたようになるので、特に用便時には患者の体位を安定させることとなり、精神的な安定感をもたらして排便をスムースに行なわせることができる。
【0021】
更に、図6および図7で示すように、用便以外の場合においては、背もたれ部1を傾斜させる前にハンドル58を回動して臀部保持用ステー55を前方向に立てることによって、背もたれ部1が支軸3を中心として傾斜するにつれて、埋没した中央臀部11の前方屈伸部112が次第に持上がり、先端が中央足乗せ部21の端面と高さがほぼ同じとなるので、図8で示すように患者は膝が伸びきった状態となり、さらに左右両側もベッド中央の僅かに窪んだ部分に患者の重量が掛かることになる為左右足外側部21、22のマットのストッパ作用で、患者が背もたれ部1を左右に傾斜させた場合でも横滑りすることがなく、安定した姿勢を保つことができ、長時間座っても疲れることがない。
【0022】
本発明を使用するときは、以下の手順に従って使用する。
a、用便の場合。(図4および図5参照)
1)中央足乗せ部を充分スライドさせる。
2)用便の時は便器の蓋を開ける。1)と連動式の場合は不要。
3)背もたれ部をいっぱいまで起こすように傾斜させる。
4)傾斜便座に腰を下ろして用をたす。
5)排便後に局部を(洗浄・乾燥)処置する。(洗浄・乾燥式の場合)
6)用便が済んだ後は逆の手順で操作することによって復元することができる。
b.用便以外の場合。(図6および図7参照)
1)臀部保持部材用ハンドルを前に倒す。(回動させる。)
2)中央足乗せ部を少しスライドさせる。
3)背もたれ部を任意の角度に傾斜させる。
4)水平にする場合は逆の手順で操作することによって復元することができる。
5)ハンドルを元に戻す。
【0023】
図9は本発明の他の実施例である昇降装置および排便装置を設けた、用便時のベッド状態を示す概略機構図である。
図9で示すように患者の上半身および下半身を保持するベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段として前後に補助脚85を設け、傾斜アーム86を介して基台88に連結し、脚駆動シリンダ87を設ける。そして、前記排便装置9を、床受板と所定の位置にて一体的に保持する収納枠99を設ける。こうした場合は患者のベッド移乗が容易となって、しかも用便後の便受器93の引出し作業や後始末がしやすくなる。
【0024】
【発明の効果】
最も重要なことは動けない患者が介護の手を必要とせず、背起こしや用便ができることであり、逆凸文字形の背もたれ部にシーソー機構を採用したことによって、患者がシーソーのようにして傾斜した背もたれ部からベッドの穴に滑り込むために、用便時のベッドに於ける患者の姿勢を、確実に安定させることができ、また、食事や読書等の用便以外の傾斜背もたれ姿勢でも、疲れないで楽に長時間使用することができる。しかも簡単な構造ゆえ安全且つ、使いやすく、安価に製造することができる。
【0025】
傾斜した背もたれ部と略直角をなす傾斜便座を有する排便装置を設けることによって、最も自然で安楽な姿勢にて快適に用をたすことができる。
【0026】
ベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段としたことによって、患者のベッド移乗が容易となり、しかも用便後の便受器の後始末を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す概略機構図で、ベッドの背もたれ部傾立状態図。
【図2】図1の背もたれ部を元の位置に戻して、通常時の平面ベッドとした状態を示す斜視図。
【図3】本発明の実施例の排便装置を設けた用便時のベッド状態を示す概略機構図。
【図4】図3の状態を示す斜視図。
【図5】図3、図4における用便時の患者の姿勢を示す図。
【図6】本発明の実施例の用便時以外の場合の背もたれ部傾斜状態を示す斜視図。
【図7】図6における患者の姿勢を示す図。
【図8】本発明の実施例の排便装置9の斜視図。
【図9】本発明の実施例の昇降装置および排便装置を設けた、用便時のベッド状態を示す概略機構図。
【符号の説明】
1 背もたれ部
11 中央臀部
111 根元固定部
112 前方屈伸部
115 ヒンジ
21 中央足乗せ部
22 左足外側部
23 右足外側部
3 支軸
4 シリンダ伸縮アーム
5 帆布シート
55 ステー
56 錘
57 保持支軸
58 ハンドル
6 スライダレール
71 戻しスプリング
72 フック
85 補助脚
86 傾斜アーム
87 脚駆動シリンダ
88 基台
9 排便装置
91 便器本体
92 傾斜便座
93 便受器
94 取手
95 便器蓋
96 案内枠
97 ロープ
98 ラッチ
99 収納枠
D ドライヤ温風口
W 洗浄水噴出口
H 矩形穴部
【発明の属する技術分野】
本発明は療養ベッドに関するものであり、詳しくは動けない患者を背起こしをすると同時に必要場面に応じて最も安定させ、且つ長時間楽な姿勢を保つことができ、介護の手を必要としないで排便もできるようにし、また、ベッドに移乗しやすく高さを昇降できるようにした療養ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベッドが背起こしができたり、足乗せ部が傾斜するものや、排便機構付き療養ベッドは多く見られ、本出願人も先に療養ベッドとして臀部・足乗せ部を折り曲げ山形に傾立させてベッド中央に矩形穴を設け、傾斜便器を突出させたもの。(例えば、特許文献1参照。)および逆凸文字形のシーソー式背もたれ部と傾斜便座の便器を設置したもの。(例えば、特許文献2参照。)の技術を提案している。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−239591号公報
【特許文献2】
特開2001−54539号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本発明は、前記提案した技術に基づいて、更に研究や検討をした結果、下記のような課題があることが分かった。
【0005】
すなわち、前記の特開2001−54539においては、シーソー機構によって、背もたれ部を上方に傾斜させると中央の臀部保持部が下に沈むので排便時には患者の体位を充分安定させて好都合であるが、排便以外の食事や読書等の場合は、臀部が沈みこむので窮屈な体位となり、長時間、より平面的に楽な姿勢を取ることができなかった。
また、介護者が患者をベッドに移乗させたり、使用時や排便後の始末作業における作業のしやすさに対する、より便利なものが望まれていた。
【0006】
本発明は、これらの課題を解決するためになされたものであり、その目的は患者の体位をより安定的に規制して安楽な姿勢にて排便をすることもでき、そして排便時以外における長時間、より平面的に楽な姿勢を取ることもできる。しかも介護者が患者をベッドに移乗させたり、排便後の始末作業における作業のしやすさに対して、より便利な療養ベッドを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成するために、本発明の療養ベッドにおいては、患者の上半身を起こすべく、傾斜背角度を変化することができるベッドであっで、ベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマットを、患者の上半身を受ける背もたれ部の下縁中央に患者の腰を乗せることができる幅と長さの矩形の中央臀部を突出させて同一面的に一体化した逆凸文字形の背もたれ部と、中央臀部と同一幅で平行に末端まで直線で区切られた矩形の中央足乗せ部と、その両側を占める左足外側部および右足外側部を背もたれ部の下縁から末端まで直線でH文字状に区切って分割すると共に、上半身を起こすときの回動軸を支軸とするシーソー傾立作動手段および中央足乗せ部がベッドの足下末端方向にスライドする手段を設け、用便時以外には背もたれ部を上に起こして傾斜させた時に中央臀部が下方に沈んで傾斜中央臀部の一部である前方屈伸部を、少なくとも傾斜支軸より外側の位置にて支軸と平行に屈折させる手段と、屈折状態の前方屈伸部を保持する手段を設けることである。
【0008】
また、逆凸文字形の背もたれ部の傾立作動時に表れるベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部に底として対応する傾斜した背もたれ部と略直角をなす傾斜便座を有する排便装置を設けたものである。
【0009】
また、患者の上半身および下半身を保持するベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段を設け、前記排便装置を、床受板と所定の位置にて一体的に保持する手段を設けるとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面にしたがって説明する。
図1は本発明の実施例の構成を示す概略機構図であり、背もたれ部の傾斜時におけるベッドの状態を示す図である。図2は図1の背もたれ部の傾斜を平面に戻した通常寝台時の状態を示す斜視図である。
図1および図2においてベッドの上面は床受台とマットが一体化されたものが患者の上半身を受ける背もたれ部の下縁中央に患者の腰を乗せることができる幅と長さの矩形の中央臀部11を突出させて同一面的に一体化した逆凸文字形の背もたれ部1と、中央臀部11と同一幅で平行に末端まで直線で区切られた矩形の中央足乗せ部21と、その両側を占める左足外側部22および右足外側部23を背もたれ部1の中央臀部11の付け根から末端まで直線でH文字状に区切って分割する。
【0011】
そして、上半身を起こすときの回動軸を支軸3とするシーソー傾立作動手段としてのシリンダ伸縮アーム4をベッド下側から背もたれ部1にかけて設け、中央足乗せ部21がベッドの末端方向にスライドする手段として中央足乗せ部21と左足乗せ部22、右足乗せ部23とのスライド突合部にスライダレール6を設け、スライドした中央足乗せ部21を元の位置に戻すための戻しスプリング71をベッド下のフック72に引っ掛けておく。
この場合、足乗せ部21をスライドする動力は、図示しない別個の動力駆動装置でも、背もたれ部の動きに関連付けて必要な動力伝達装置を介して動かすことも考えられる。
【0012】
そして、背もたれ部1を上に起こして傾斜させた時に中央臀部11が下に沈んで、傾斜した中央臀部11の最下端と中央足乗せ部21の突き合部端面の縁に直線的な橋渡しの長さで中央臀部11の幅で中央に円く開口した帆布シート5を患者の重量を保持する充分な固定手段として鋲止めで固定する。
このようにすれば、排便装置9を一般のポータブルトイレを一部細工して利用し、用便をすることもできる。
【0013】
更に、中央臀部11を前後(ベッドの長軸に垂直方向)に根元固定部111と前方屈伸部112を長さ4:6程度に分割して屈伸できるように合い面をヒンジ115にて接合しておき、背もたれ部1を上に起こして傾斜させた時に中央臀部11が下に沈んで、傾斜した中央臀部11の前方屈伸部112を、下面から保持する金属の枠形のステー55を設ける。当該ステー55は上側に連結されたハンドル58によって保持支軸57を中心にして回動し、中央臀部11の一部である前方屈伸部112を保持する時以外は、背もたれ部1の後方に倒れて外れるようにしている。この操作を円滑にするためにバランス材として保持部と反対方向に錘56をステー55に取付けている。
【0014】
尚、背もたれ部1の中央臀部11の先端は、傾立時干渉しない為に中央足乗せ部21との接触端面間を少し開けて角を丸くしておくとよい。
【0015】
図3は図1における穴付き帆布シート5を廃止して、その位置に傾斜便座を有する排便装置を設けた用便時のベッド状態を示す概略機構図で、図4は図3の状態を示す斜視図であり、図5は図3と図4における用便時の患者の姿勢を示す図である。また、図6は本発明の実施例の用便時以外の場合の背もたれ部傾斜状態を示す斜視図であり、図7は図6における患者の姿勢を示す図である。
尚、図4および図6は、あえて背もたれ部の傾立駆動手段および前方屈伸部の保持手段を図示しない。
【0016】
図3および図4に示すように、逆凸文字形の背もたれ部1の傾立作動時に現れるベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部Hに底対応する約45度傾斜した背もたれ部1と略直角をなす傾斜便座92を有する便器本体91と引き出し式の取手94を有する便受器93を設け、傾斜便座92の上側に被さるように板状のシャッター式便器蓋95を設ける。
【0017】
図8は本発明の実施例の排便装置9の斜視図である。
図8に示すように約40度の傾斜口を有する三角台形外箱の便器本体91の三角側板のほぼ中央部に納まるような引き出し式の底が半円弧形曲面の便受器93を取手94を取付けて設け、その上に丸く便座形に穴をくり貫いた約40度に傾斜する傾斜便座92を傾斜口に合わせて取付ける。また傾斜口の両側にある案内枠96によって傾斜便座92の上側に被さるように板状のシャッター式便器蓋95を設け、当該便器蓋と便器本体91の突き当て部にはマグネットスプリング式のラッチ98を取付ける。こうした場合には、用便時には傾斜した案内枠96にそって滑るので自動的に便器蓋95が開放される。用便が終わったらロープ97で便器蓋95を引き上げてマグネットスプリングラッチ98にて閉じる。再び開ける場合にはロープ97を更に強く引くことによってマグネットスプリング式のラッチ98が外れるので自動的に滑り落ちる。このロープ97をベッド上で引き上げ操作できるようにしておく。
また、便器蓋95の開閉を中央足乗せ部21のスライド作動に関連させて行なわせることも考えられ、利便性向上と省動力を図ることもできる。
【0018】
更に、排便装置9を用便後の局部洗浄式にするには、図示しないが便器本体91内部に水槽と圧送ポンプおよびドライヤを収納して、傾斜便座92の便器内上位部に洗浄水噴出口Wを設け、その上に乾燥処置用ドライヤ温風口Dを設けることによって、簡単で安価な手段にて実施することができる。
【0019】
以上のように構成されているので、これを使用する時は、各部が以下のように作動して、それぞれ優れた作用をしている。
図1および図3で示すように、先ず背もたれ部1を徐々に隆起傾立させていくとベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部Hを形成することができる。更に中央足乗せ部21をベッドの末端方向にスライドさせると矩形穴部Hがベッド長手方向に拡大する。この形成された矩形穴部Hに、穴部を覆って臀部を保持する穴開き帆布シート5または傾斜した背もたれ部1に略直角をなす傾斜便座92が底当てとなるように排便装置9が設置されていることになる。その結果、使用者である患者の臀部がすっぽり椀に填ったような感覚でしかも両肘はベッドの矩形穴を形成している左右足外側部22、23の縁が肘掛けの作用をするので充分安定した姿勢になり、実に安心安楽な気持になる。
従って、従来の技術の療養ベッドに用いられていた安全ベルトや肘掛け装置は一切必要としない。
【0020】
また、図4および図5で示すように、背もたれ部が仰向き傾斜しているので患者が前のめりになることはなく、しかも背もたれ部1に略直角をなす傾斜便座92であるため仰向いた状態にありながら実質的には通常の椅子に腰掛けたようになるので、特に用便時には患者の体位を安定させることとなり、精神的な安定感をもたらして排便をスムースに行なわせることができる。
【0021】
更に、図6および図7で示すように、用便以外の場合においては、背もたれ部1を傾斜させる前にハンドル58を回動して臀部保持用ステー55を前方向に立てることによって、背もたれ部1が支軸3を中心として傾斜するにつれて、埋没した中央臀部11の前方屈伸部112が次第に持上がり、先端が中央足乗せ部21の端面と高さがほぼ同じとなるので、図8で示すように患者は膝が伸びきった状態となり、さらに左右両側もベッド中央の僅かに窪んだ部分に患者の重量が掛かることになる為左右足外側部21、22のマットのストッパ作用で、患者が背もたれ部1を左右に傾斜させた場合でも横滑りすることがなく、安定した姿勢を保つことができ、長時間座っても疲れることがない。
【0022】
本発明を使用するときは、以下の手順に従って使用する。
a、用便の場合。(図4および図5参照)
1)中央足乗せ部を充分スライドさせる。
2)用便の時は便器の蓋を開ける。1)と連動式の場合は不要。
3)背もたれ部をいっぱいまで起こすように傾斜させる。
4)傾斜便座に腰を下ろして用をたす。
5)排便後に局部を(洗浄・乾燥)処置する。(洗浄・乾燥式の場合)
6)用便が済んだ後は逆の手順で操作することによって復元することができる。
b.用便以外の場合。(図6および図7参照)
1)臀部保持部材用ハンドルを前に倒す。(回動させる。)
2)中央足乗せ部を少しスライドさせる。
3)背もたれ部を任意の角度に傾斜させる。
4)水平にする場合は逆の手順で操作することによって復元することができる。
5)ハンドルを元に戻す。
【0023】
図9は本発明の他の実施例である昇降装置および排便装置を設けた、用便時のベッド状態を示す概略機構図である。
図9で示すように患者の上半身および下半身を保持するベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段として前後に補助脚85を設け、傾斜アーム86を介して基台88に連結し、脚駆動シリンダ87を設ける。そして、前記排便装置9を、床受板と所定の位置にて一体的に保持する収納枠99を設ける。こうした場合は患者のベッド移乗が容易となって、しかも用便後の便受器93の引出し作業や後始末がしやすくなる。
【0024】
【発明の効果】
最も重要なことは動けない患者が介護の手を必要とせず、背起こしや用便ができることであり、逆凸文字形の背もたれ部にシーソー機構を採用したことによって、患者がシーソーのようにして傾斜した背もたれ部からベッドの穴に滑り込むために、用便時のベッドに於ける患者の姿勢を、確実に安定させることができ、また、食事や読書等の用便以外の傾斜背もたれ姿勢でも、疲れないで楽に長時間使用することができる。しかも簡単な構造ゆえ安全且つ、使いやすく、安価に製造することができる。
【0025】
傾斜した背もたれ部と略直角をなす傾斜便座を有する排便装置を設けることによって、最も自然で安楽な姿勢にて快適に用をたすことができる。
【0026】
ベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段としたことによって、患者のベッド移乗が容易となり、しかも用便後の便受器の後始末を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す概略機構図で、ベッドの背もたれ部傾立状態図。
【図2】図1の背もたれ部を元の位置に戻して、通常時の平面ベッドとした状態を示す斜視図。
【図3】本発明の実施例の排便装置を設けた用便時のベッド状態を示す概略機構図。
【図4】図3の状態を示す斜視図。
【図5】図3、図4における用便時の患者の姿勢を示す図。
【図6】本発明の実施例の用便時以外の場合の背もたれ部傾斜状態を示す斜視図。
【図7】図6における患者の姿勢を示す図。
【図8】本発明の実施例の排便装置9の斜視図。
【図9】本発明の実施例の昇降装置および排便装置を設けた、用便時のベッド状態を示す概略機構図。
【符号の説明】
1 背もたれ部
11 中央臀部
111 根元固定部
112 前方屈伸部
115 ヒンジ
21 中央足乗せ部
22 左足外側部
23 右足外側部
3 支軸
4 シリンダ伸縮アーム
5 帆布シート
55 ステー
56 錘
57 保持支軸
58 ハンドル
6 スライダレール
71 戻しスプリング
72 フック
85 補助脚
86 傾斜アーム
87 脚駆動シリンダ
88 基台
9 排便装置
91 便器本体
92 傾斜便座
93 便受器
94 取手
95 便器蓋
96 案内枠
97 ロープ
98 ラッチ
99 収納枠
D ドライヤ温風口
W 洗浄水噴出口
H 矩形穴部
Claims (3)
- 患者の上半身を起こすべく、傾斜背角度を変化することができるベッドであっで、ベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマットを、患者の上半身を受ける背もたれ部の下縁中央に患者の腰を乗せることができる幅と長さの矩形の中央臀部(11)を突出させて同一面的に一体化した逆凸文字形の背もたれ部(1)と、中央臀部(11)と同一幅で平行に末端まで直線で区切られた矩形の中央足乗せ部(21)と、その両側を占める左足外側部(22)および右足外側部(23)を背もたれ部(1)の下縁から末端まで直線でH文字状に区切って分割すると共に、上半身を起こすときの回動軸を支軸(3)とするシーソー傾立作動手段および中央足乗せ部(21)がベッドの足下末端方向にスライドする手段を設け、用便時以外には背もたれ部(1)を上に起こして傾斜させた時に中央臀部(11)が下方に沈んで傾斜中央臀部(11)の一部である前方屈伸部(112)を、少なくとも傾斜支軸(3)より外側の位置にて支軸(3)と平行に屈折させる手段(115)と、屈折状態の前方屈伸部(112)の保持手段(55)を設けたことを特徴とする療養ベッド。
- 逆凸文字形の背もたれ部(1)の傾立作動時に表れるベッド中央に患者の臀部がはまる程度の矩形穴部(H)に底対応する傾斜した背もたれ部(1)と略直角をなす傾斜便座(92)を有する排便装置(9)を設けた請求項1記載の療養ベッド。
- 患者の上半身および下半身を保持するベッドの床(とこ)受板または床受板と一体化したマット全体を昇降する手段(85、86、87、88)を設け、前記排便装置(9)を、床受板と所定の位置にて一体的に保持する手段(99)を設けた請求項2記載の療養ベッド。
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