JP3194513U - 洋式トイレの尿漏れ防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】洋式トイレにおいて排尿時に、便器と便座の隙間から漏れ出すのを防止し、着衣とトイレの汚れを防止する尿漏れ防止具を提供する。【解決手段】洋式トイレの便器と便座の隙間10に配置可能な尿漏れ防止具5であって、その幅方向に曲げる事の出来るストレート形状、若しくはその幅方向にU字状に曲げられたU字状のクッション材と、そのクッション材を覆う防水部材と、その防水部材と便座若しくは便器とを固定する固定部材とを備える事を特徴とする。【選択図】図2
Description
本考案は洋式トイレにおいて排尿時に、便器と便座の隙間から漏れ出すのを防止し、着衣とトイレの汚れを防止する防水式尿漏れ防止具に関する。
現在、販売されている洋式トイレの便座部はおおむね4点の便座の脚が設けられており、人体の体重を便座の脚で支える構造となっている。その為、便座の脚の高さ分、便器と便座の隙間が生じてしまう。座位で排尿を行った際にその隙間から尿が漏れ出し、着衣への付着や床への漏れ出しによる汚れが生じてしまう問題が有った。
高齢者施設や介護施設において、介護を要する高齢者が座位での排尿をする際に、便座へ座る位置が悪く、便器と便座の間にある便座の脚によって生じた隙間により尿が漏れ出す事が有った。そのため、しばしば漏れ出した尿が着衣や床を汚すことになり、その都度、着衣の着替えや床の掃除が必要となるが、これは、かなりの重労働であった。
洋式トイレにおいて便器と便座の間に隙間が生じており、座位で排尿を行った際に隙間部より排尿が飛び出し、着衣や床面に付着する事が有る。本考案は防水部材でクッション材を覆い、便座に固定部材で固定する事により、便器と便座の隙間を埋める尿漏れ防止器具である。
第1の考案は、洋式トイレの便器と便座の隙間に配置可能な尿漏れ防止具であって、その幅方向に曲げる事の出来るストレート形状、若しくはその幅方向にU字状に曲げられたU時状のクッション材と、そのクッション材を覆う防水部材と、その防水部材と前期便座若しくは前記便器とを固定する固定部材とを備える事を特徴とする尿漏れ防止具である。
また、第2の考案は、第1の考案において、前記クッション材はU字形状であって、そのU字の頂点に平坦部を形成している事を特徴とする尿漏れ防止具である。
また、第3の考案は、第1又は第2の考案において、前記防水部材における前記便器外側に、前記防水部材の内部の気体を出し入れ可能とする開閉口を設けている事を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の尿漏れ防止具である。
また、第4の考案は、第1〜3のいずれか1つの考案において、前記固定部材を両面テープとしている事を特徴とする尿漏れ防止具である。
また、第5の考案は、第1〜4のいずれか1つの考案において、前記クッション材の厚さは、前記便座の脚の高さ以上である事を特徴とする尿漏れ防止具である。
また、第2の考案は、第1の考案において、前記クッション材はU字形状であって、そのU字の頂点に平坦部を形成している事を特徴とする尿漏れ防止具である。
また、第3の考案は、第1又は第2の考案において、前記防水部材における前記便器外側に、前記防水部材の内部の気体を出し入れ可能とする開閉口を設けている事を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の尿漏れ防止具である。
また、第4の考案は、第1〜3のいずれか1つの考案において、前記固定部材を両面テープとしている事を特徴とする尿漏れ防止具である。
また、第5の考案は、第1〜4のいずれか1つの考案において、前記クッション材の厚さは、前記便座の脚の高さ以上である事を特徴とする尿漏れ防止具である。
本考案により、排尿時の尿漏れによる着衣への付着及び尿漏れによる便器の汚れを防止する効果が有り、不特定多数者が利用する介護施設などにおいて防水効果による衛生面の向上にもなっている。
図1は、本考案の尿漏れ防止具(5)(6)(7)を便座(3)につけた状態を示した斜視図である。尿漏れ防止具(5)をつけていない状態では、図示した尿漏れ発生範囲(2)(4点の便座の脚の内、前側2ヵ所の間)にしばしば、尿漏れによる汚れが発生する。
図2は、本考案の尿漏れ防止具(5)(6)(7)を便座(3)につけた状態を示した側面図である。
便座の脚(4)メーカーにより、高さ・位置共にまちまちである。その為、本発明品では汎用性を持たす為、便座の脚の高さ違いや便器と便座間の隙間の違いに対応するために、縦20mm×横30mm×長さ500mm程度の防水部材(12)で覆ったクッション材(11)を、概ね190×310mmのU字形状にし、固定部)で、便器(1)と便座(3)間の尿漏れ発生範囲(2)を本考案品で塞ぎ、排尿漏れ防止を図る。また防水部材で覆う事により防水性が保たれ、不特定多数者が利用する介護施設等で衛生的に使用する事が出来る。このクッション材(11)は、十分な弾性を有しており、便座の脚(4)の位置に関わらず対応可能である。
図3は、本考案の尿漏れ防止具(ストレート形状)(5)である。ストレート状態のものを便座(3)の形状に合わせて曲げた状態を斜線をつけて示している。
図4は、本考案の尿漏れ防止具(U字形状)(6)である。
図5は、本考案の他の尿漏れ防止具(U字頂点平坦形状)(7)である。U字頂点に平坦部(15)を60mm程度設けた形状となっている。平坦部(15)を設ける事により、便座(3)の開閉時に本考案品(7)と便座(3)を持ち上げる手が接触しないよう衛生面を考慮した形状となっている。
図6は、本考案の尿漏れ防止具(5)のA−A断面図である。クッション部材(11)を防水部材(12)で覆い、防水部材(12)に固定部材(13)を取り付けている。防水部材(12)には図示の通り、内部の気体を出し入れする為に幅5mm程度の開閉口(14)を設けた形状となっている。防水部材を完全に密閉してしまうと便器・便座間で押しつぶされた際、内部の気体が逃げ場を失い内部圧の上昇により防水部材が破損するのを防ぐ形状となっている。
本考案は、通常の便器に広く使用可能であり、樹脂製造業に新たな市場を提供するものである。また、介護者の負担の軽減、要介護者の一層の自律性を支援できる。
1:便器
2:尿漏れ発生範囲
3:便座
4:便座の脚
5:本考案品の尿漏れ防止具(ストレート形状)
6:本考案品の尿漏れ防止具(U字形状)
7:本考案品の尿漏れ防止具(U字頂点平坦形状)
8:床
9:着衣
10:隙間
11:クッション部材
12:防水部材
13:固定部材
14:開閉口
15:平坦部
2:尿漏れ発生範囲
3:便座
4:便座の脚
5:本考案品の尿漏れ防止具(ストレート形状)
6:本考案品の尿漏れ防止具(U字形状)
7:本考案品の尿漏れ防止具(U字頂点平坦形状)
8:床
9:着衣
10:隙間
11:クッション部材
12:防水部材
13:固定部材
14:開閉口
15:平坦部
Claims (5)
- 洋式トイレの便器と便座の隙間に配置可能な尿漏れ防止具であって、その幅方向に曲げる事の出来るストレート形状、若しくはその幅方向にU字状に曲げられたU時状のクッション材と、そのクッション材を覆う防水部材と、その防水部材と前期便座若しくは前記便器とを固定する固定部材とを備える事を特徴とする尿漏れ防止具。
- 前記クッション材はU字形状であって、そのU字の頂点に平坦部を形成している事を特徴とする請求項1に記載の尿漏れ防止具。
- 前記防水部材における前記便器外側に、前記防水部材の内部の気体を出し入れ可能とする開閉口を設けている事を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の尿漏れ防止具。
- 前記固定部材を両面テープとしている事を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の尿漏れ防止具。
- 前記クッション材の厚さは、前記便座の脚の高さ以上である事を特徴とする
請求項1から4のいずれか1項に記載の尿漏れ防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004896U JP3194513U (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 洋式トイレの尿漏れ防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014004896U JP3194513U (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 洋式トイレの尿漏れ防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3194513U true JP3194513U (ja) | 2014-11-27 |
Family
ID=52145390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014004896U Expired - Fee Related JP3194513U (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 洋式トイレの尿漏れ防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3194513U (ja) |
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2014
- 2014-09-16 JP JP2014004896U patent/JP3194513U/ja not_active Expired - Fee Related
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