JP3105081U - 便座シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 各便座に対して便座の上面部の露出量を少なくすることができる大きさに形成された便座シートを便座の上面部に載置した場合、便座の内周側となる部分が大き過ぎるときは、スリット間の部片を便座側へ押付けることにより該部片を便座に接着することができ、着座感を損なうことなく便座の内周部内空間が便座シートによって狭くなるのを防ぐことができるようにする。
【解決手段】 便座の上面部の左側位置及び右側位置に載置する一対であり、便座の内周側となる縁に複数のスリット11を設け、その下面に接着層を設けて、便座の内周側となる部分が大き過ぎるとき、スリット11間の部片を便座側へ押付けることにより該部片を便座に接着するようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、便座の上面部に載置する便座シートに関する。
洋式便器には便器本体に対して揺動が可能なO型、U型などの便座を備えており、便座には便座カバーが装着されるか、又は、便座シートが載置される(例えば、特許文献1、特許文献2)。
便座カバーは便座の上面部から下面部にかけて被覆し、ゴム紐及びフック等により便座に装着されるように構成されているのに対し、便座シートは便座の上面部に載置されるだけであるため、便座カバーに比べて簡易に装着、取外しができ、しかもコストを低減できる。
特開平11−178748号公報 実開平4−25594号公報
しかしながら、洋式便器の便座には複数の型式があり、しかも、型式が同じであっても便座メーカによって便座の大きさが異なるため、便座シートを各便座に共通して用いる場合、便座に対して便座シートが小形であるときは、便座上面部の露出量が多くなり、この露出部分にお尻が接触して着座感を損なうことになる。また、便座に対して便座シートが大形であるときは、便座シートの縁部が便座の周縁よりも突出し、便座の内周部内空間が狭くなり、便座シートが汚れ易くなる。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は便座の内周側となる縁に複数のスリットを設け、その下面に接着層を設けることにより、便座の内周側となる部分が大き過ぎるとき、スリット間の部片を便座側へ押付けることにより該部片を便座に接着することができる便座シートを提供することにある。
また、他の目的は便座の左側位置及び右側位置に載置する一対を備える構成とすることにより、便座の適正位置に簡易に載置することができる便座シートを提供することにある。
また、他の目的は便座の全周に亘って載置する環形をなしている構成とすることにより、適正な着座位置に対してずれた位置に着座した場合においても着座感を得ることができる便座シートを提供することにある。
また、他の目的は接着層がスリット側に設けられている構成とすることにより、スリット間の部片の曲げ状態を接着層により維持することができ、しかも、便座シートの便座に対する位置ずれを防ぐことができる便座シートを提供することにある。
第1考案に係る便座シートは、便座の上面部に載置される便座シートにおいて、便座の内周側となる縁に複数のスリットを設けてあり、その下面に接着層を有することを特徴とする。
第1考案にあっては、各便座に対して便座の上面部の露出量を少なくすることができる大きさに形成された便座シートを便座の上面部に載置した場合、便座の内周側となる部分が大き過ぎるときは、スリット間の部片を便座側へ押付けることにより該部片を便座に接着することができるため、着座感を損なうことなく便座の内周部内空間が便座シートによって狭くなるのを防ぐことができ、便座シートを汚れ難くできる。
第2考案に係る便座シートは、便座の左側位置及び右側位置に載置する一対を備えていることを特徴とする。
第2考案にあっては、一対の便座シートをそれぞれ別個に載置することができるため、便座の適正位置に簡易に載置することができる。
第3考案に係る便座シートは、便座の全周に亘って載置する環形をなしていることを特徴とする。
第3考案にあっては、適正な着座位置に対してずれた位置に着座した場合においても着座感を得ることができる。
第4考案に係る便座シートは、前記接着層は前記スリット側に設けられていることを特徴とする。
第4考案にあっては、スリット間の部片の曲げ状態を接着層により維持することができ、しかも、便座シートの便座に対する位置ずれを防ぐことができる。
第1考案によれば、各便座に対して便座の上面部の露出量が少なく、着座感を得ることができる大きさとした場合、便座の内周側となる部分が大き過ぎるとき、スリット間の部片を便座側へ押付けることにより該部片を便座に接着することができるため、着座感を損なうことなく便座の内周部内空間が便座シートによって狭くなるのを防ぐことができ、便座シートを汚れ難くできる。
第2考案によれば、一対の便座シートをそれぞれ別個に載置することができるため、便座の適正位置に簡易に載置することができる。
第3考案によれば、適正な着座位置に対してずれた位置に着座した場合においても着座感を得ることができる。
第4考案によれば、スリット間の部片の曲げ状態を接着層により維持することができ、しかも、便座シートの便座に対する位置ずれを防ぐことができる。
以下本考案をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は便座シートの平面図、図2は図1のII−II線の拡大断面図、図3は便座シートの底面図である。
本考案に係る便座シート1は、略円弧形をなしており、一対を備える。この便座シート1は不織布によって形成されている。不織布の加工は、ポリエステル等の熱可塑性繊維を互いにからませて集合してなる比較的薄肉のシート状のウェブを形成し、このウェブの一面をニードルパンチ加工により起毛させる。このように形成された不織布は良好な保水性を有すると共に、適当な程度の撓み性を有する。
このように形成された不織布の裏面、換言すれば不織布を用いてなる便座シート1の下面には接着層2を塗布してある。
この接着層2は粘着性を有するアクリル酸エステル共重合体及び熱可塑性繊維とよく相溶するメチルメタアクリレートブタジエン共重合体のエマルジョンに充填材を配合してなる合成樹脂材料が用いられる。
接着層2は次のような工程によって形成される。上述した合成樹脂材料の溶液をポンプによって送り出す送出路の中間に空気源に連通する撹拌室が設けてあり、該撹拌室に空気を吹き込みつつ撹拌室に供給された前記溶液を撹拌することによって該溶液を泡立たせ、この泡状溶液を前記送出路の出口から便座シート1を構成する前記不織布の下面に塗布し、この塗布された泡状溶液をドクターブレードにより均した後、約120℃の乾燥室で1乃至2分の間乾燥させ、この後、乾燥室から取り出し、冷却することにより粘着性を有する状態で前記泡状溶液が硬化し、複数の微小気泡を有する接着層2が形成される。尚、不織布の下面に塗布された溶液の一部は不織布に浸透する。
上述の接着層2を形成するときの乾燥によって泡状の溶液のアクリル酸エステル共重合体とメチルメタアクリレートブタジエン共重合体とが化学反応して分子間に橋かけ結合が生じ、また、溶液の全ての泡部が微小気泡となる。この溶液のアクリル酸エステル共重合体とメチルメタアクリレートブタジエン共重合体との橋かけ結合によって接着層2の保形性を高めることができ、該保形性によって、不織布の保形性を高めることができ、洗濯による皺を発生し難くできる。しかも、微小気泡は接着層2の表面にも生ずるため、接着層2を便座の上面部に押付けることによりその表面に露出する複数の微小気泡の夫々が内部空気を排出し、真空吸着作用をなし、この真空吸着作用及び前記粘着性が接着層2の接着性を高めている。
以上のように接着層2が形成された不織布を適宜の大きさ及び適宜の形状に裁断することによって例えば略円弧形をなす一対の便座シート1,1、又は、四角の環形をなす便座シート1aが形成される。図4は環形をなす便座シートの斜視図、図5は環形をなす便座シートの底面図である。便座シート1,1及び便座シート1aは、便座の内側となる縁に30乃至50mm程度で離隔する複数のスリット11,11…を設けてある。また、便座シート1、1aは比較的大きい便座に対応した大きさに形成されている。
図6は本考案に係る便座シートを設置型便器の便座の上面部に載置した状態の斜視図、図7は図6のVII −VII 線の拡大断面図、図8は可搬型便器の便座の上面部に載置した状態の斜視図、図9は図8のIX−IX線の拡大断面図である。設置型便器Aにおいて、本考案に係る便座シート1,1は、図6に示すようにその一方が便座上面部の左側部に、他方が便座上面部の右側部に載置して用いられる。可搬型便器Bにおいて、本考案に係る便座シート1aは、図8に示すように便座の全周に亘って載置される。
便座シート1,1、1aを載置するとき、夫々のスリット11,11…の間の部片12,12…を便座側へわずかな力にて押付けることにより、接着層2,2の接着性、即ち、粘着性及び真空吸着作用によって夫々の部片12,12…を弁座の上面部に接着することができ(図7、図9参照)、部片12,12…の曲げ状態を保つことができる。また、便座に載置した便座シート1,1、1aは、その接着層2の粘着性及び真空吸着作用によって位置ずれを良好に防止できる。
このように便座シート1,1、1aの内縁部を曲げて便座の内周部に接着するため、便座の内周部内空間が便座シート1,1、1aによって狭くなるのを防ぐことができ、便座シート1,1、1aを汚れ難くできる。
汚損した便座シート1,1、1aは、便座シート1,1、1aの端部を掴んで持ち上げることにより容易に便座上面部から剥がすことができ、この汚損した便座シート1,1、1aを洗濯機等により洗濯することができる。
また、接着層2は接着性及び保形性を有する合成樹脂材料からなり、この接着層2が便座シート1,1、1aの洗濯による皺を防いでいるため、便座シート1,1、1aの洗濯を繰り返した場合においても洗濯皺を生じさせることなく平坦な形状を保つことができ、洗濯した便座シート1,1、1aを便座に良好に敷くことができる。
尚、以上説明した実施の形態では、不織布の下面に接着層2を全面的に設けたが、その他、接着層2はスリット11,11…間の部片12,12…の下面にだけ設けた構成としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では略円弧形をなす便座シート1、四角の環形をなす便座シート1aとしたが、便座シート1、1aの形状は特に制限されない。
本考案に係る便座シートの平面図である。 図1のII−II線の拡大断面図である。 本考案に係る便座シートの底面図である。 本考案に係る環形をなす便座シートの斜視図である。 本考案に係る環形をなす便座シートの底面図である。 本考案に係る便座シートを設置型便器の便座の上面部に載置した状態の斜視図である。 図6のVII −VII 線の拡大断面図である。 本考案に係る可搬型便器の便座の上面部に載置した状態の斜視図である。 図8のIX−IX線の拡大断面図である。
符号の説明
1、1a 便座シート
11 スリット
2 接着層

Claims (4)

  1. 便座の上面部に載置される便座シートにおいて、便座の内周側となる縁に複数のスリットを設けてあり、その下面に接着層を有することを特徴とする便座シート。
  2. 便座の左側位置及び右側位置に載置する一対を備えている請求項1記載の便座シート。
  3. 便座の全周に亘って載置する環形をなしている請求項1記載の便座シート。
  4. 前記接着層は前記スリット側に設けられている請求項1乃至3のいずれか一つに記載の便座シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006299452A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Sankoo:Kk 吸着シート
JP2009142312A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Sankoo:Kk 汗取パッド
JP2010246736A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Tokyo Polymer:Kk 便座シートとその製造法
JP2012130418A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Morito Co Ltd 便座シート

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