JP3183562U - 便座シート - Google Patents

便座シート Download PDF

Info

Publication number
JP3183562U
JP3183562U JP2013001220U JP2013001220U JP3183562U JP 3183562 U JP3183562 U JP 3183562U JP 2013001220 U JP2013001220 U JP 2013001220U JP 2013001220 U JP2013001220 U JP 2013001220U JP 3183562 U JP3183562 U JP 3183562U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
sheet
toilet
piece
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2013001220U
Other languages
English (en)
Inventor
太基 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKOH CO Ltd
Original Assignee
SANKOH CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKOH CO Ltd filed Critical SANKOH CO Ltd
Priority to JP2013001220U priority Critical patent/JP3183562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3183562U publication Critical patent/JP3183562U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

【課題】切れ込み間の部片を便座に接着させる場合に、部片の便座からの剥離を防止することができる便座シートを提供する。
【解決手段】便座シート1を載置するとき、切れ込み11の間の部片13をスリット12を折り目として屈曲させて、便座の上面に接着させる。スリット12によって、折り曲げ時に発生する弾性復元力は弱まり、接着した部片13を便座から剥離し難くさせることができる。また複数のスリット12をシート10の内縁に沿って並設することで、所謂ミシン目を形成し、前記部片の屈曲を一層容易にすることができる。
【選択図】図4

Description

本考案は、便座の上面に載置する便座シートに関する。
洋式便器は便器本体に対して揺動が可能なO型、U型などの便座を備えており、便座には必要に応じて便座カバーが装着されるか、又は、便座シートが載置される。
洋式便器の便座には複数の型式があり、しかも、型式が同じであっても便座メーカによって便座の大きさが異なる。そのため便座シートを各便座に共通して用いる場合、便座に対して便座シートが大形であるときは、便座シートの縁部が便座の周縁よりも突出する。
便座シートにおける便座の内側に突出した部分は便座の内周部内空間を狭くし、汚れ易い。そのため便座の内周側となる縁部分に複数の切れ込みを設け、その下面に接着層を設けた便座シートが従来提案されている。
便座の内周側となる部分が大き過ぎる場合、切れ込み間の部片を折り曲げて便座側へ押し付けることによって、該部片を便座に接着させて、便座の内側への突出を防止することができる。
実用新案登録第3105081号公報
切れ込み間の部片を折り曲げた場合、部片には便座から離れる方向への力が弾性復元力によって作用し、部片が便座から剥がれ易くなる。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、切れ込み間の部片を便座に接着させる場合に、部片の便座からの剥離を防止することができる便座シートを提供することを目的とする。
本考案に係る便座シートは、便座の上面に載置されるシートと、該シートの下面に形成した接着層とを備え、便座の内周側となる縁部分に複数の切れ込みを設けた便座シートにおいて、前記切れ込みの間に貫通孔を形成してあることを特徴とする。
本考案においては、切れ込みの間に形成した貫通孔によって、切れ込み間の部片は貫通孔を折り目として容易に屈曲し、また弾性復元力の発生が抑制され、接着した部片は便座から剥離し難い。
本考案に係る便座シートは、前記貫通孔を便座の内周に沿うように複数並設してあることを特徴とする。
本考案においては、貫通孔を便座の内周に沿うように複数並設することで、所謂ミシン目を形成し、前記部片の屈曲を一層容易にする。
本考案に係る便座シートは、前記切れ込みの端部間に前記貫通孔を配してあることを特徴とする。
本考案においては、切れ込みの端部間に貫通孔が配設してあるので、貫通孔を折り目として部片全体を容易に折り曲げることができる。
本考案に係る便座シートは、前記貫通孔はスリットであることを特徴とする。
本考案においては、スリットに沿って折り目が形成され、部片を確実に屈曲させることができる。
本発明に係る便座シートにあっては、切れ込みの間に形成した貫通孔によって、切れ込み間の部片は貫通孔を折り目として容易に屈曲し、また弾性復元力の発生を抑制し、接着した部片の便座からの剥離を防止することができる。
実施の形態1に係る便座シートの平面図である。 図1に示すII−II線を切断線とした拡大断面図である。 便座シートの底面図である。 便座シートを設置型便器の便座の上面に載置した状態の斜視図である。 図4に示すV−V 線を切断線とした拡大断面図である。 実施の形態2に係る環形をなす便座シートの斜視図である。 環形をなす便座シートの底面図である。 可搬型便器の便座の上面に載置した状態の斜視図である。 図8に示すIX−IX線を切断線とした拡大断面図である。
(実施の形態1)
以下本考案を実施の形態1に係る便座シートを示す図面に基づいて詳述する。図1は便座シートの平面図、図2は図1に示すII−II線を切断線とした拡大断面図、図3は便座シートの底面図である。
本考案に係る便座シート1は略円弧形をなし、不織布によって形成された一対のシート10、10を備える。不織布の加工は、ポリエステル等の熱可塑性繊維を互いにからませて集合してなる比較的薄肉のシート状のウェブを形成し、このウェブの一面をニードルパンチ加工により起毛させて行われる。このように形成された不織布は良好な保水性を有すると共に、適当な程度の撓み性を有する。
このように形成された不織布の裏面、換言すれば不織布を用いてなるシート10の下面には接着層2を塗布してある。
この接着層2は粘着性を有するアクリル酸エステル共重合体及び熱可塑性繊維とよく相溶するメチルメタアクリレートブタジエン共重合体のエマルジョンに充填材を配合してなる合成樹脂材料が用いられる。
接着層2は次のような工程によって形成される。上述した合成樹脂材料の溶液をポンプによって送り出す送出路の中間に空気源に連通する撹拌室が設けてあり、該撹拌室に空気を吹き込みつつ撹拌室に供給された前記溶液を撹拌することによって該溶液を泡立たせる。
この泡状溶液を前記送出路の出口からシート10を構成する前記不織布の下面に塗布し、この塗布された泡状溶液をドクターブレードにより均した後、約120℃の乾燥室で1乃至2分の間乾燥させる。
この後、乾燥室から取り出し、冷却することにより粘着性を有する状態で前記泡状溶液が硬化し、複数の微小気泡を有する接着層2が形成される。尚、不織布の下面に塗布された溶液の一部は不織布に浸透する。
上述の接着層2を形成するときの乾燥によって泡状の溶液のアクリル酸エステル共重合体とメチルメタアクリレートブタジエン共重合体とが化学反応して分子間に橋かけ結合が生じ、また、溶液の全ての泡部が微小気泡となる。
この溶液のアクリル酸エステル共重合体とメチルメタアクリレートブタジエン共重合体との橋かけ結合によって接着層2の保形性を高めることができ、該保形性によって、不織布の保形性を高めることができ、洗濯による皺を発生し難くできる。
しかも、微小気泡は接着層2の表面にも生ずるため、接着層2を便座の上面に押付けることによりその表面に露出する複数の微小気泡の夫々が内部空気を排出し、真空吸着作用をなし、この真空吸着作用及び前記粘着性が接着層2の接着性を高めている。
以上のように接着層2が形成された不織布を適宜の大きさ及び適宜の形状に裁断することによって例えば略円弧形をなす一対の便座シート1、1が形成される。
便座シート1、1における便座の内側となる縁部分に30乃至50mm程度で離隔する複数の切れ込み11、11、・・・、11を設けてある。また前記縁部分には、円弧状をなす便座シート1の長さ方向に延びた複数のスリット(貫通孔)12、12、・・・、12がシート10の内縁に沿って並設されている。
隣り合う切れ込み11、11、・・・、11の端部(シート10の内縁の反対側に位置する端部)間にスリット12、12、・・・、12が設けてあり、スリット12、12、・・・、12は前記端部間を結ぶように設けてある。換言すれば、スリット12、12、・・・、12は前記端部間を結ぶ仮想的な線の上に設けてある。
また便座シート1の奥側の端(便座の奥側に位置すべき端)と切れ込み11の端部との間にもスリット12、12、・・・、12が設けてある。
図4は便座シート1を設置型便器の便座の上面に載置した状態の斜視図、図5は図4に示すV−V 線を切断線とした拡大断面図である。設置型便器Aにおいて、便座シート1、1は、図4に示すようにその一方が便座上面の左側部分に、他方が便座上面の右側部分に載置して用いられる。
便座シート1、1を載置するとき、便座シート1の奥側の端と切れ込み11の端部との間の部片13及び夫々の切れ込み11、11、・・・、11の間の部片13、13、・・・13をスリット12、12、・・・、12を折り目として容易に屈曲させて、便座側へわずかな力にて押付けることにより、接着層2、2の接着性、即ち、粘着性及び真空吸着作用によって夫々の部片13、13、・・・13を便座の上面に接着させる。(図5参照)。部片13は、スリット12、12、・・・、12を折り目としてその全体が容易に屈曲する。
スリット12によって、折り曲げ時に発生する弾性復元力は弱まり、接着した部片13、13、・・・13を便座から剥離し難くさせることができる。また複数のスリット12、12、・・・、12をシート10の内縁に沿って並設することで、所謂ミシン目を形成し、前記部片の屈曲を一層容易にすることができる。
なお汚損した便座シート1、1は、便座シート1、1の端部を掴んで持ち上げることにより容易に便座上面から剥がすことができ、この汚損した便座シート1、1を洗濯機等により洗濯することができる。
また、接着層2は接着性及び保形性を有する合成樹脂材料からなり、この接着層2が便座シート1、1の洗濯による皺を防いでいるため、便座シート1、1の洗濯を繰り返した場合においても洗濯皺を生じさせることなく平坦な形状を保つことができ、洗濯した便座シート1、1を便座に良好に敷くことができる。
尚、以上説明した実施の形態では、不織布の下面に接着層2を全面的に設けたが、その他、接着層2は切れ込み11、11、・・・、11間の部片13、13、・・・13の下面にだけ設けた構成としてもよい。
(実施の形態2)
以下本考案を実施の形態2に係る便座シート1aを示す図面に基づいて詳述する。
図6は環形をなす便座シート1aの斜視図、図7は環形をなす便座シート1aの底面図である。便座シート1aは四角の環形をなし、不織布によって形成されたシート10aを備える。シート10aの下面には接着層2を塗布してある。
接着層2が形成された不織布を適宜の大きさ及び適宜の形状に裁断することによって例えば四角の環形をなす便座シート1aは形成される。シート10a、10aは比較的大きい便座に対応した大きさに形成されている。
便座シート1aにおける便座の内側となる縁部分に複数の切れ込み11、11、・・・、11を設けてあり、また前記縁部分には、複数のスリット12、12、・・・、12がシート10aの内縁に沿って並設されている。
図8は可搬型便器の便座の上面に載置した状態の斜視図、図9は図8に示すIX−IX線を切断線とした拡大断面図である。可搬型便器Bにおいて、本考案に係る便座シート1aは、図8に示すように便座の全周に亘って載置される。
便座シート1aを載置するとき、夫々の切れ込み11、11、・・・、11の間の部片13、13、・・・13、スリット12、12、・・・、12を折り目として部片13全体を容易に屈曲させて、便座側へわずかな力にて押付けることにより、接着層2の接着性、即ち、粘着性及び真空吸着作用によって夫々の部片13、13、・・・13を便座の上面に接着させる。(図9参照)。
実施の形態2に係る便座シート1aの構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、以上説明した実施の形態では略円弧形をなす便座シート1、四角の環形をなす便座シート1aとしたが、便座シート1、1aの形状は特に制限されない。またスリット12は貫通孔の一例であり、円孔、四角孔等他の形状をなす貫通孔であってもよい。
また貫通孔が配設される位置は、切れ込み11、11、・・・、11の端部間に限定されず、切れ込み11、11、・・・、11の端部間よりも便座の内周側又は外周側に貫通孔を設けてもよい。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲内での全ての変更及び実用新案登録請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1、1a 便座シート
2 接着層
10、10a シート
11 切れ込み
12 スリット(貫通孔)

Claims (4)

  1. 便座の上面に載置されるシートと、該シートの下面に形成した接着層とを備え、便座の内周側となる縁部分に複数の切れ込みを設けた便座シートにおいて、
    前記切れ込みの間に貫通孔を形成してあること
    を特徴とする便座シート。
  2. 前記貫通孔を便座の内周に沿うように複数並設してあること
    を特徴とする請求項1に記載の便座シート。
  3. 前記切れ込みの端部間に前記貫通孔を配してあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の便座シート。
  4. 前記貫通孔はスリットであること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の便座シート。
JP2013001220U 2013-03-06 2013-03-06 便座シート Expired - Lifetime JP3183562U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013001220U JP3183562U (ja) 2013-03-06 2013-03-06 便座シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013001220U JP3183562U (ja) 2013-03-06 2013-03-06 便座シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3183562U true JP3183562U (ja) 2013-05-23

Family

ID=50427512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013001220U Expired - Lifetime JP3183562U (ja) 2013-03-06 2013-03-06 便座シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3183562U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6389674B2 (ja) クランプ及び該クランプを備えたワイヤハーネス
JP7170241B2 (ja) 便座の製造方法、及びヒーター
JP3183562U (ja) 便座シート
JP5085459B2 (ja) 便座シート
JP2012170587A (ja) 便座シート
JP6016709B2 (ja) 便座蓋カバー
KR101331588B1 (ko) 이중구조를 가지는 원단
JP2014168692A (ja) 汚れ拭きシート及び汚れ拭きシートの製造方法
TWM469034U (zh) 瀝水容器結構
JP4953786B2 (ja) 内装材の製造方法
JP4486626B2 (ja) 積層シート及び積層シートの製造方法
JP5973527B2 (ja) 帽子用ひさしの製法
JP2021133936A (ja) シート包装体
JP2005143842A (ja) 消臭シート
JP2020156704A (ja) 拭取シート積層体の固定具
KR200386449Y1 (ko) 내ㆍ외피착탈형 매트
KR20120042409A (ko) 물티슈용 포장팩 제조방법
KR100697033B1 (ko) 내ㆍ외피착탈형 매트
JP2016002403A (ja) 自己粘着式フック
JP4482689B2 (ja) 吸着シート及び吸着シートの製造方法
JP5143080B2 (ja) 流し台用の吸水テープ
JP6010351B2 (ja) ラップフィルム収納箱の製造方法及びラップフィルム収納箱
JP4997657B2 (ja) 水洗い可能な畳
JP2001258801A (ja) 便所用マット
KR200381736Y1 (ko) 키퍼

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3183562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160424

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term