JP2021133936A - シート包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め開口された取出口が設けられている場合でも、再封可能に密閉されるシート包装体を提供すること。【解決手段】積層された複数枚のシートを収容する包装袋と、前記包装袋の天面に予め開口された取出口と、前記天面に形成され、前記取出口の全体を覆う蓋体とを有し、前記蓋体は、前記天面に剥離可能に接着する第1領域と、前記取出口の全体を覆いかつ前記天面に接着しない第2領域とを有し、前記第2領域の面積が取出口の開口面積よりも広い、シート包装体。【選択図】図1

Description

本発明は、シート包装体に関する。
ポケットティシュー等のシート包装体では、ティシューペーパー等のシートが樹脂フィルム製の包装袋に収容されている。包装袋の天面にはミシン目等が形成されており、このミシン目を開裂することで包装袋の天面に取出口が形成される。この取出口から包装袋内に指先を挿入し最上部にあるシートを摘むことで、シートが外部に引き出される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−47270号公報
本発明の課題は、予め開口された取出口が設けられている場合でも、再封可能に密閉されるシート包装体を提供することである。
本発明に係る第1の態様は、積層された複数枚のシートを収容する包装袋と、前記包装袋の天面に予め開口された取出口と、前記天面に形成され、前記取出口の全体を覆う蓋体とを有し、前記蓋体は、前記天面に剥離可能に接着する第1領域と、前記取出口の全体を覆いかつ前記天面に接着しない第2領域とを有し、前記第2領域の面積が取出口の開口面積よりも広い、シート包装体である。
本明細書において、予め開口された取出口とは、シート包装体の使用前から取出口が天面に開口していることを示す。取出口の全体を覆うとは、取出口の開口を全て覆うことを示す。剥離可能に接着するとは、取出口の開封時に蓋体が剥離し得る状態で天面に接着することを示す。
第1の態様では、取出口の全体を覆う蓋体が、天面に剥離可能に接着する第1領域と、取出口の全体を覆いかつ天面に接着しない第2領域とを有し、第2領域の面積を取出口の開口面積よりも広くすることで、蓋体が、天面に剥離可能に接着しながら、取出口の全体を覆うことができる。そのため、第1の態様では、天面に開口する取出口の再封を可能にしながら、包装袋を密閉することができる。
これにより、第1の態様では、包装袋の天面に予め開口された取出口を設ける場合でも、包装袋内にゴミや塵が入りにくい。また、包装袋に収容されたシートに水分や香料が含まれる場合は、該水分や香料が包装袋の外部に蒸発しにくい。
また、第1の態様では、蓋体の天面に接着しない第2領域によって取出口の全体が覆われることで、包装袋に収容されたシートが取出口を覆う蓋体に貼り付くのを防ぐことができる。これにより、第1の態様では、包装袋の天面に予め開口された取出口を設ける場合でも、取出口が開封される前または取出口を再封する際に、シートが破れたり、貼り付いたシートの一部によって蓋体が天面に接着できなくなることを防ぐことができる。
また、第1の態様では、包装袋の天面に予め開口された取出口が設けられているため、取出口の開封時に取出口の周辺で天面が破れることを防ぐことができる。また、包装袋の天面に予め開口された取出口が設けられていることで、シート包装体の使用時に取出口からシートが取り出しやすい。
本発明に係る第2の態様は、前記第2領域は、前記取出口の外側周縁の全てを覆う、シート包装体である。本明細書において、取出口の外側周縁の全てを覆うとは、取出口の開口の全てを覆いかつ取出口の外側の全周縁を覆うことを示す。第2の態様では、取出口の外側周縁の全てが天面に接着しない第2領域で覆われることで、天面に予め開口された取出口の再封を可能にしながら、包装袋に収容されたシートが取出口の全体を覆う蓋体に貼り付くのを防ぐことができる。
本発明に係る第3の態様は、前記第2領域は、前記第1領域に囲まれている、シート包装体である。第3の態様では、天面に接着しない第2領域を天面に接触する第1領域で囲むことで、蓋体の第2領域に覆われた取出口が天面に接触する蓋体の第1領域によって外部から遮断される。そのため、第3の態様によれば、包装袋内の密閉性を高くすることができる。
本発明に係る第4の態様は、前記蓋体は、長手方向のいずれか一方の端部に、自由端を有しかつ前記天面に接着しない第3領域を有する、シート包装体である。ここで、自由端とは、蓋体の長手方向のいずれか一方の端縁が固定されていないことを示す。
第4の態様では、蓋体の長手方向のいずれか一方の端部に設けられた第3領域が、このような自由端を有しかつ天面に接着しないことで、蓋体の長手方向のいずれか一方の端部がつまみを構成することができる。これにより、第4の態様では、蓋体の長手方向のいずれか一方の端部に設けられたつまみをつまむことにより、取出口を開封または再封する操作が容易になる。
本発明に係る第5の態様は、前記自由端は、前記取出口から離れる方向に凸となる、シート包装体である。ここで、取出口から離れる方向とは取出口の内側から外側に向かう方向を示す。第5の態様では、蓋体は、長手方向のいずれか一方の端部が取出口から離れる方向に凸となる自由端を有することで、蓋体の長手方向のいずれか一方の端部に設けられたつまみがつまみ易くなり、取出口を開封または再封する操作がさらに容易になる。
本発明に係る第6の態様は、前記蓋体は、長手方向の他方の端部に、前記天面に剥離不能に接着する第4領域を有する、シート包装体である。ここで、剥離不能に接着するとは、取出口の開封時に蓋体が剥離しない状態または剥離し難い状態で天面に接着することを示す。
第6の態様では、蓋体の長手方向の他方の端部に設けられた第4領域が、天面に剥離不能に接着することで、第4領域を介して蓋体を天面に固定することができる。これにより、取出口を開封及び再封する際に、蓋体が天面から分断されることを防ぐことができる。そのため、第6の態様によれば、蓋体を天面に固定したまま、取出口の開封および再封を行うことができる。
本発明の一態様によれば、予め開口された取出口が設けられている場合でも、再封可能に密閉されるシート包装体を提供することができる。
実施形態に係るシート包装体を示す図である。 図1のシート包装体に収容されたシート積層体を示す図である。 図1のシート包装体を天面側から見た図である。 図1のシート包装体を底面側から見た図である。 図1のシート包装体を正面側から見た図である。 図1のシート包装体を左側面側から見た図である。 図3において、取出口と蓋体を拡大した図である。 図7の蓋体を裏面側から見た図である。 図7の蓋体を正面側から見た図である。 図7のA−A線断面図である。 図7の蓋体を左側面側から見た図である。 図7の蓋体を右側面側から見た図である。 図7のB−B線断面図である。 図1のシート包装体において、取出口を開封した図である。 比較例のシート包装体における蓋体(取出口の開口が接着部で被われる態様)を示す図である。 比較例のシート包装体において、取出口を開封した図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、各図において、各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。なお、各図では、3軸方向(X方向、Y方向、Z方向)の3次元直交座標系を用い、シート包装体の長手方向をX方向とし、幅方向をY方向とし、高さ方向(上下方向)をZ方向とする。
図1は、実施形態に係るシート包装体を示す図である。図2は、図1のシート包装体に収容されたシート積層体を示す図である。図3、図4、図5、図6は、図1のシート包装体を天面側、底面側、正面側、左側面側からそれぞれ見た図である。
本実施形態に係るシート包装体100は、図1に示すように、包装袋10および取出口20を有する。シート包装体100は、本発明に係るシート包装体の一例である。また、包装袋10は、本発明に係るシート包装体を構成する包装袋の一例であり、取出口20は、該包装袋に形成される取出口の一例である。
包装袋10には、図1に示すように、積層された複数枚(または複数組)のシートS(以下、シート積層体SLという)が収容される。シート積層体SLは、シートSの積層方向(SD方向)が高さ方向(Z方向)となるように、包装袋10に収容されている(図1、図2参照)。シート積層体SLは、包装袋10に形成される取出口20(開口OP)を通してシートSが1枚ずつ(または1組ずつ)引き出せるようになっている(図14参照)。
シート積層体SLの形態は、特に限定されず、例えば、シートSが折りたたまれた状態で積層されたもの、各シートSが折り込まれた状態で互い違いに積層されたもの(いわゆるポップアップ式のシート積層体)、複数枚のシートSが単に積層されたもの等を採用することができる。
また、シート積層体SLの寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さLSを80mm以上195mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅WSを50mm以上145mm以下、高さ方向(Z方向)の高さHSを5mm以上80mm以下とすることができる(図3参照)。このような薄葉紙の積層体は、例えば、ロータリー式又はマルチスタンド式インタフォルダによって製造することができる。
シートSの態様は、特に限定されず、例えば、ティシューペーパー、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオル、ウエットティシュー等の衛生薄葉紙に適用可能である。これらの衛生薄葉紙には、保湿成分を含んだ衛生薄葉紙(例えば、ローションティシュー等)も含まれる。さらに、これらの衛生薄葉紙には、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム等の水溶液、芳香剤等の香料、消臭剤等の薬剤等が含まれていてもよい。
また、シートSの用途は、特に限定されず、産業用、家庭用、携帯用のいずれも適用できる。なお、本実施形態におけるシートとしては、これらの中でも、家庭用、携帯用のローションティシューが好適に用いられる。
シートSのプライ数は、特に限定されず、1プライ以上にすることができ、好ましくは1プライであり、より好ましくは2プライ(2枚重ね)である。また、シートSの形状は、特に限定されず、例えば、2プライのシートが折り畳まれた状態の形状が平面視で四角形(長方形、正方形等)であることが好ましい。
シートSの材質は、特に限定されず、例えば、紙、不織布または布等のシートを用いることができ、好ましくは紙製のシート(以下、紙シートという)である。なお、シートSが紙シートの場合、パルプを主原料とする原紙が用いられる。パルプ組成は、紙シートにおける公知の組成を用いることができる。例えば、パルプの配合割合を、50質量%以上、好ましくは90質量%以上、より好ましくは100質量%とすることができる。
また、シートS(紙シート)におけるパルプ組成は、特に限定されない。例えば、NBKP(針葉樹クラフトパルプ)やNUKP(針葉樹未晒しパルプ)などの針葉樹パルプと、LBKP(広葉樹クラフトパルプ)やLUKP(広葉樹未晒しパルプ)などの広葉樹パルプとを、任意の比率で使用することができる。なお、針葉樹パルプと広葉樹パルプの比は、限定されず、好ましくは10:90〜80:20であり、より好ましくは広葉樹パルプに対して針葉樹パルプの比率がより多いパルプ組成である。また、シートS(紙シート)に含まれるパルプには、古紙パルプを用いてもよい。
シートSの坪量は、特に限定されないが、プライ数に応じて、紙の場合は5g/m以上80g/m以下、不織布の場合は20g/m以上100g/m以下のものが望ましい。なお、坪量は、JIS P 8124の規定に準拠して測定することができる。
また、シートS(紙シート)の厚みは、特に限定されず、JIS P 8111(1998)の環境下で測定された紙厚を採用することができる。例えば、シートS(紙シートの紙厚は、2プライあたり、50μm以上500μm以下にすることができ、好ましくは60μm以上330μm以下、より好ましくは90μm以上200μm以下である。
また、シートS(紙シート)には、エンボス加工が施されていてもよい。このようなエンボス加工は、公知のエンボス付与方法により実施することができる。
包装袋10の包装態様は、特に限定されない。本実施形態では、例えば、ガセット状に折り込まれた筒状の可撓性フィルムの両端部またはいずれか一方の端部をシール(封止)する包装(ピロー包装)、筒状の可撓性フィルムの両端部を折り畳んでシール(封止)する包装(キャラメル包装)、熱収縮性の樹脂フィルムを加熱して被包装体に密着させる包装(シュリンク包装)、またはこれらを組み合わせた包装等を採用することができる。
本実施形態のシート包装体100では、包装袋10の第1方向(X方向)に対向する一対の側面(妻面15、16)に、シートS(シート積層体SL)がピロー包装されるようにシール部30、40が形成されている(図1〜図6参照)。
また、包装袋10を形成する可撓性フィルムの材質は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアミド(PA)等の樹脂を用いることができる。
なお、これらの可撓性フィルムの中でも、柔軟で取扱い性に優れ、ヒートシールした場合のシール性が高く、安価であること等の観点から、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が好ましい。また、無臭であり、耐水性・耐薬品性に優れ、低コストで大量生産が可能である観点から、ポリエチレンが好ましい。ポリエチレンとしては、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等を用いることができる。また、堅牢であり、成形しやすく、印刷時の発色がよく、また光沢を付与できること等の観点からは、ポリプロピレンが好ましい。
包装袋10を形成する可撓性フィルムの形態は、特に限定されず、上述の樹脂が単層で形成された単層フィルム、上述の樹脂を積層したラミネートフィルム、または、上述の2種類以上の樹脂の混合物で形成された混合フィルムであってもよい。
包装袋10を形成する可撓性フィルムの厚みは、特に限定されず、好ましくは10μm以上100μm以下、より好ましくは20μm以上100μm以下である。可撓性フィルムの厚みを10μm以上とすることで、シートSが収容される包装袋10としての十分な強度を確保することができる。また、可撓性フィルムの厚みを100μm以下とすることで、包装袋10の柔軟性及び軽量性を確保できるとともに、コストが抑えられる。
なお、包装袋10を形成する材質は、上述した可撓性フィルム等の樹脂材料に限定されず、紙材料(クラフト紙等)を用いてもよい。また、包装袋10を形成する材質には、生分解性材料(生分解性プラスチック、生分解性紙等)、バイオマス材料(バイオマスフィルム等の再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの)を用いることができる。
また、包装袋10は、天面11、底面12、側面(正面)13、側面(背面)14、妻面15、妻面16を有する。シート包装体100では、天面11と底面12が上下方向(Z方向)に対向し、側面13と側面14が前後方向(Y方向)に対向し、妻面15と妻面16が左右方向(X方向)に対向する。そして、妻面15、16は、天面11、底面12、側面13、14のいずれにも連続する(図1、図3〜図6参照)。
また、包装袋10の寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL1を80mm以上200mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W1を50mm以上150mm以下、高さ方向(Z方向)の高さH1を5mm以上85mm以下とすることができる(図3、図5参照)。なお、この包装袋10の寸法は、包装袋10にシート積層体SLが収容された状態での寸法を示す(図1、図3、図5参照)。
取出口20は、包装袋10の天面11に予め開口されている。具体的には、取出口20は、シート包装体100の長手方向(X方向)における包装袋10の天面11の中央11aかつ短手方向(Y方向)における包装袋10の天面11の中央11bに、シート包装体100の使用前から天面11に開口されている。
配置されている(図1、図2参照)。
取出口20の開口形状は、本実施形態では、平面視で楕円形状である(図1、図3、図14参照)。なお、取出口20の開口形状は、本実施形態に限定されず、例えば、直線、曲線、円形、楕円形、三角形、四角形、その他の多角形、又はこれらに類似する形状にすることができる。なお、類似する形状の開口には、例えば、交差する2本の直線を開口することにより形成される略長方形の開口や略ひし形の開口等が含まれる。
取出口20の寸法は、特に限定されず、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL2を60mm以上150mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W2を0.1mm以上30mm以下にすることができる(図3参照)。
本実施形態に係るシート包装体100は、さらに、蓋体50を有する。蓋体50は、取出口20の全体を覆うように、天面11に形成されている(図1、図3参照)。すなわち、取出口20の開口は全て、蓋体50に覆われている。
蓋体50は、第1領域R1と第2領域R2を有する。第1領域R1は、天面11に剥離可能に接着する。第2領域R2は、取出口20の全体を覆いかつ天面11に接着しない。なお、蓋体50は、本発明に係るシート包装体における取出口の全体を覆う蓋体の一例である。
蓋体50は、表面50Aが天面11の上方に向き、裏面50Bが天面11と高さ方向(Z方向)に対面するように、天面11に接着されている。また、蓋体50は、長手方向の端部51、52が包装袋10の長手方向(X方向)に並び、短手方向の端部53、54が包装袋10の短手方向(Y方向)に並ぶように、天面11に設けられている(図1、図3〜図6参照)。
本実施形態では、蓋体50において、接着部70の粘着部71が第1領域R1に対応する。また、基材60のベース61の非接着領域61Bは、第2領域R2に対応する(図8〜図10、図13参照)。
ここで、剥離可能に接着するとは、取出口20の開封時に蓋体50が剥離し得る状態で天面11に接着することを示す。具体的には、蓋体50は、基材60及び接着部70を有する。基材60は、ベース61を有する。ベース61は、第1接着領域61Aと非接着領域61Bを有する。接着部70は、粘着部71を有する。粘着部71は、基材60の第1接着領域61Aに設けられている(図7〜図13参照)。
蓋体50の材質は、限定されない。例えば、蓋体50の基材60は、上述の包装袋10に用いられる可撓性フィルム(図4〜図6に示すフィルムF)等の樹脂材料、紙材料、生分解性材料、バイオマス材料等を用いることができる。また、基材60の形態は、限定されず、上述の包装袋10に用いられる単層フィルム、ラミネートフィルム、混合フィルムを用いることができる。さらに、基材60の厚みは、上述の包装袋10に用いられる可撓性フィルム厚みを採用することができる。
また、蓋体50の接着部70の粘着部71の材質は、限定されないが、粘着力が1N/25mm以上8N/25mm以下となる材質であることが好ましい。ここで、粘着力とは、JIS Z0237を参考にした粘着力試験法により測定した引きはがし抵抗値を示す。
このような粘着力を有する材質としては、接着剤を用いることができる。このような接着剤としては、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤等の接着剤が挙げられる。これらの中でも、経時劣化および変色が少ない等の観点から、アクリル系粘着剤が好ましい。
なお、これらの接着剤は、硬化剤を含むことが好ましい。硬化剤としては、例えば、イソシアネート系硬化剤、エポキシ系硬化剤、アジリシン系硬化剤、金属キレート系硬化剤、カルボジイミド系硬化剤等が挙げられる。これらの中でも、アクリル系粘着剤の硬化剤として用いられるイソシアネート系硬化剤が好ましい。
また、これらの接着剤は、架橋剤を含むことが好ましい。架橋剤としては、例えば、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、アミン系架橋剤、メラミン系架橋剤、アジリジン系架橋剤、アルデヒド系架橋剤、金属キレート系架橋剤、酸無水物系架橋剤等が挙げられる。これらの中でも、アクリル系粘着剤の架橋剤として用いられるエポキシ系架橋剤が好ましい。
本実施形態では、非接着領域61Bを含む基材60全体に、粘着部71を形成する接着剤を塗布した後に、非接着領域61Bに対応する部分(第2領域R2)をフィルムや印刷等で覆うことにより、非接着領域61B(第2領域R2)を形成している。なお、第1接着領域61Aに粘着部71を形成する態様は、これに限定されず、例えば、このような接着剤を第1接着領域61Aだけに塗布して粘着部71を形成してもよい。
蓋体50の形状は、特に限定されず、円形、三角形、四角形、その他の多角形、またはこれらに類似する形状等にすることができる。例えば、本実施形態では、蓋体50において基材60のベース61が平面視で略長方形を有する。
蓋体50の寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL3を70mm以上180mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W3を30mm以上100mm以下、シート包装体100の高さ方向(Z方向)の厚みが0.05mm以上〜2mm以下にすることができる。ただし、蓋体50の寸法は、平面視で、取出口20よりも大きく、包装袋10の天面11の寸法より小さい(図3、図8参照)。
本実施形態のシート包装体100では、第2領域R2(非接着領域61B)の面積は、取出口20の開口面積よりも広くなっている。本実施形態では、第2領域R2(非接着領域61B)の大きさが、取出口20の外側周縁OMの全てを覆う大きさになっている。
具体的には、蓋体50の第2領域R2(非接着領域61B)によって、取出口20の開口の全てが覆われ、さらに取出口20の外側の全周縁OMが覆われている(図7、図8参照)。なお、図8において、一点破線で示された部分は、取出口20を仮想で表した仮想開口VEである。
本実施形態のシート包装体100では、第2領域R2(非接着領域61B)は、第1領域R1(粘着部71)に囲まれている(図8参照)。具体的には、接着部70の粘着部71(第1領域R1)が矩形の枠状に形成され、基材60のベース61の非接着領域61B(第2領域R2)が、粘着部71(第1領域R1)に囲まれた状態で、平面視で長方形を有し、取出口20(開口OP)の全体を覆っている(図8、図14参照)。
なお、基材60のベース61の寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL31を70mm以上170mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W31を30mm以上100mm以下にすることができる。ただし、ベース61の寸法は、平面視で、取出口20よりも大きく、包装袋10の天面11の寸法より小さい(図8参照)。
また、ベース61の非接着領域61B(第2領域R2)の寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL32を65mm以上160mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W32を30mm以上50mm以下にすることができる。ただし、非接着領域61B(第2領域R2)の寸法は、平面視で、取出口20よりも大きく、基材60のベース61の寸法より小さい(図8参照)。
本実施形態のシート包装体100では、蓋体50は、長手方向(X方向)のいずれか一方の端部に、天面11に接着しない第3領域R3を有する。本実施形態では、蓋体50の長手方向(X方向)の端部52に、第3領域R3が設けられている(図7〜図10、図12参照)。
第3領域R3は、自由端62Aと基端62Bを有する。第3領域R3は、基端62Bで天面11に固定され、自由端62Aは天面11に固定されていない。このような第3領域R3は、蓋体50のつまみ62を構成する(図7〜図10、図12参照)。
つまみ62(第3領域R3)の形状は、限定されないが、自由端62Aが取出口20から離れる方向(AD方向)に凸となる形状であることが好ましい。ここで、取出口20から離れる方向とは取出口20の内側IRから外側ORに向かう方向(AD方向)を示す(図7参照)。
つまみ62(第3領域R3)の寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL33を10mm以上30mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W33を30mm以上100mm以下にすることができる(図8参照)。
本実施形態では、つまみ62(第3領域R3)が、基材60の一部を構成し、ベース61からAD方向に延びる半円状を有する(図7参照)。具体的には、つまみ62(第3領域R3)は、円形状の自由端62Aと直線状の基端62Bとで囲まれた形状を有する(図7、図8参照)。
本実施形態のシート包装体100では、蓋体50が、長手方向(X方向)の他方の端部に、天面11に剥離不能に接着する第4領域R4を有する。本実施形態では、蓋体50の長手方向(X方向)の端部51に第4領域R4が設けられている(図7〜図11参照)。ここで、剥離不能に接着するとは、取出口20の開封時に蓋体50が剥離しない状態または剥離し難い状態で天面11に接着することを示す。
本実施形態では、基材60のベース61が、さらに第2接着領域61Cを有する。また、接着部70は、さらに固定部72を有する。接着部70の固定部72は、ベース61の第2接着領域61Cに設けられている。本実施形態では、この接着部70の固定部72が、第4領域R4に対応する(図8〜図11参照)。
なお、固定部72(第4領域R4)の形状は、限定されない。本実施形態では、シート包装体100の短手方向(Y方向)に延びる細長の長方形を有する(図8参照)。また、固定部72(第4領域R4)の寸法は、シート包装体100の長手方向(X方向)の長さL34を3mm以上30mm以下、シート包装体100の長手方向(X方向)に直交する短手方向(Y方向)の幅W31を30mm以上100mm以下にすることができる(図8参照)。
固定部72(第4領域R4)の形態は、限定されないが、粘着力が9N/25mm以上30N/25mm以下の接着剤で構成することが好ましい。このような、接着剤としては、上述した接着部70の粘着部71と同種で粘着部71よりも粘着力が高い材質を用いることができる。ここで、粘着力は、JIS Z0237を参考にした粘着力試験法により測定した引きはがし抵抗値を示す。
なお、本実施形態では、固定部72は、接着部70の一部として粘着部71よりも粘着力が高い材質を用いたが、この態様に限定されない。例えば、固定部72を粘着部71と同じ接着剤で形成し、基材60のベース61の第2接着領域61Cに、取出口20の開封時に蓋体50の残留応力が端部51に伝播しないように切れ込みを設けてもよい。
以下、本実施形態の効果について、説明する。本実施形態では、上述のように、取出口20の全体を覆う蓋体50が、天面11に剥離可能に接着する第1領域R1(粘着部71)と、取出口20の全体を覆いかつ天面11に接着しない第2領域R2(非接着領域61B)とを有し、第2領域R2(非接着領域61B)の面積を取出口20の開口面積よりも広くすることで、蓋体50が、天面11に剥離可能に接着しながら、取出口20の全体を覆うことができる。そのため、天面11に開口する取出口20の再封を可能にしながら、包装袋10を密閉することができる(図1〜図14参照)。
これにより、本実施形態では、包装袋10の天面11に予め開口された取出口20を設ける場合でも、包装袋10内にゴミや塵が入りにくい。また、包装袋10に収容されたシートS(シート積層体SL)に水分や香料が含まれる場合は、該水分や香料が包装袋10の外部に蒸発しにくい。
また、本実施形態では、蓋体50の天面11に接着しない第2領域R2(非接着領域61B)によって取出口20の全体が覆われることで、包装袋10に収容されたシートSが取出口20の全体を覆う蓋体50に貼り付くこと(図15、図16参照)を防ぐことができる。
これにより、本実施形態では、包装袋10の天面11に予め開口された取出口20を設ける場合でも、取出口20が開封される前または取出口20を再封する際に、シートSが破れたり、貼り付いたシートSの一部(破片)Bによって蓋体50が天面11に接着できなくなること(図15、図16参照)を防ぐことができる(図1〜図14参照)。
また、本実施形態では、包装袋10の天面11に予め開口された取出口20が設けられているため、取出口20の開封時に取出口20の周辺で天面11が破れることを防ぐことができる。また、天面11に予め開口された取出口20が設けられていることで、シート包装体100の使用時に取出口20からシートSが取り出しやすい。
本実施形態では、上述のように、取出口20の外側周縁OMの全てが天面11に接着しない第2領域R2(非接着領域61B)で覆われることで、予め開口された取出口20の再封を可能にしながら、包装袋10に収容されたシートSが取出口20を覆う蓋体50に貼り付くのを防ぐことができる(図1、図3、図7〜14参照)。
本実施形態では、上述のように、天面11に接着しない第2領域R2(非接着領域61B)を天面11に接触する第1領域R1(粘着部71)で囲むことで、蓋体50の第2領域R2(非接着領域61B)に覆われた取出口20が天面11に接触する蓋体50の第1領域R1(粘着部71)によって外部から遮断される。そのため、本実施形態によれば、包装袋10内の密閉性を高くすることができる(図1〜図14参照)。
本実施形態では、上述のように、蓋体50の長手方向(X方向)のいずれか一方の端部(端部52)に設けられた第3領域R3(つまみ62)が、上述のような自由端62Aを有しかつ天面11に接着しないことで、蓋体50の長手方向(X方向)のいずれか一方の端部(端部52)がつまみ62を構成することができる(図1、図3、図7〜図10)。
そのため、本実施形態では、蓋体50の長手方向(X方向)のいずれか一方の端部(端部52)に設けられたつまみ62をつまむことにより、取出口20を開封または再封する操作が容易になる(図1、図14参照)。
本実施形態では、上述のように、蓋体50が、長手方向(X方向)のいずれか一方の端部(端部52)が取出口20から離れる方向(AD方向)に凸となる自由端を有することで、蓋体50の長手方向(X方向)のいずれか一方の端部(端部52)に設けられたつまみ62がつまみ易くなる(図1、図3、図7〜図10)。これにより、本実施形態では、取出口20を開封または再封する操作がさらに容易になる(図1、図14参照)。
本実施形態では、上述のように、蓋体50の長手方向(X方向)の他方の端部(端部51)に設けられた第4領域R4(固定部72)が、天面11に剥離不能に接着することで、第4領域R4(固定部72)を介して蓋体50を天面11に固定することができる(図1、図3、図8〜図11)。
これにより、本実施形態では、取出口20を開封及び再封する際に、蓋体50が天面11から分断されることを防ぐことができる。そのため、本実施形態によれば、蓋体50を天面11に固定したまま、取出口20の開封および再封を行うことができる(図1、図14)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 シート包装体
S シート(ティシューペーパー)
SL シート積層体
10 包装袋
11 天面
11a 中央
11b 中央
12 底面
13、14 側面
15、16 妻面
20 取出口
OP 開口
VE 仮想開口
IR 内側
OR 外側
OM 外側周縁
30 シール部
40 シール部
50 蓋体
50A 表面
50B 裏面
51、52 長手方向の端部
53、54 短手方向の端部
60 基材
61 ベース
61A 第1接着領域
61B 非接着領域(第2領域)
61C 第2接着領域
62 つまみ(第3領域)
62A 自由端
62B 基端
70 接着部
71 粘着部(第1領域)
72 固定部(第4領域)
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域
R4 第4領域
LS、L1、L2、L3、L31、L32、L33、L34 長さ
WS、W1、W2、W3、W31、W32、W33 幅
B 破片

Claims (6)

  1. 積層された複数枚のシートを収容する包装袋と、
    前記包装袋の天面に予め開口された取出口と、
    前記天面に形成され、前記取出口の全体を覆う蓋体とを有し、
    前記蓋体は、前記天面に剥離可能に接着する第1領域と、前記取出口の全体を覆いかつ前記天面に接着しない第2領域とを有し、
    前記第2領域の面積が取出口の開口面積よりも広い、シート包装体。
  2. 前記第2領域は、前記取出口の外側周縁の全てを覆う、請求項1に記載のシート包装体。
  3. 前記第2領域は、前記第1領域に囲まれている、請求項1または2に記載のシート包装体。
  4. 前記蓋体は、長手方向のいずれか一方の端部に、自由端を有しかつ前記天面に接着しない第3領域を有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート包装体。
  5. 前記自由端は、前記取出口から離れる方向に凸となる、請求項4に記載のシート包装体。
  6. 前記蓋体は、長手方向の他方の端部に、前記天面に剥離不能に接着する第4領域を有する、請求項4または5に記載のシート包装体。
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