JP3188653U - 洋式便器用の隙間覆い板 - Google Patents

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【課題】洋式便器を使用する際に衣服等が汚れることを防止ないし抑制することができ、利便性にも優れた洋式便器用の隙間覆い板を提供する。
【解決手段】洋式便器用の隙間覆い板1は、可撓性を有する矩形状の樹脂板10よりなり、洋式便器20における便座22の前部22Aの外側面の形状に沿って屈曲された状態で樹脂板10の一方の板面の上側部分が当該外側面に接着されることで、便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間を覆うことを特徴とする。この隙間覆い板1によって便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間Sが覆われるため、この隙間Sから汚水が飛び出すことを防止することができる。また、樹脂板1は便座22の外側面に接着されるため、便座22への取り付けが容易である。
【選択図】図2

Description

本考案は、洋式便器において便座と便器本体の間に設けられる隙間を覆うための洋式便器用の隙間覆い板に関する。
洋式便器では、便座と便器本体との間に隙間が設けられているため、便器本体内で飛散した汚水がこの隙間から外部へ飛び出すことで、便座の表面、特に便座の前部の外側面は汚れ易いものとなっている。
便座の前部が汚れた状態で人が便座に腰掛けると、衣服等が便座の前部と接触することで汚れてしまう虞がある。そこで、特許文献1には、便座に装着することで、便座と便器本体との間の隙間から汚水が飛散することを防止した便座への装着物が開示されている。また、特許文献2には、便器本体に装着することで、便座と便器本体との間の隙間から汚水が漏れ出すことを防止した汚水漏れ防止具が開示されている。
特開2009−172332号公報 特開2011−234767号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された便座への装着物は、便座の内側面に装着するため、便座の外側面に取り付ける構成と比べて便座への取り付けが困難である。また、特許文献2に開示された汚水漏れ防止具は、便器本体に取り付けるための複数の装着部を備えており、便器本体の内周縁を各装着部で挟み込む形で便器本体に取り付けるため、便器本体への取り付けが困難である。このように、上記便座への装着物及び上記汚水漏れ防止具はいずれも、便座又は便器本体への取り付けが困難であり、利便性に欠けるものであった。
本考案は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、洋式便器を使用する際に衣服等が汚れることを防止ないし抑制することができ、利便性にも優れた洋式便器用の隙間覆い板を提供することを目的とする。
本考案の洋式便器用の隙間覆い板は、可撓性を有する矩形状の樹脂板よりなり、洋式便器における便座の前部の外側面の形状に沿って屈曲された状態で前記樹脂板の一方の板面の一部が前記外側面に接着されることで、前記便座の前部と便器本体との間の隙間を覆うことを特徴とする。
この隙間覆い板によれば、洋式便器の便座に接着することで便座の前部と便器本体との間の隙間が覆われるため、この隙間から汚水が飛び出すことを防止することができ、汚水が付着した面が外側に露出することを防止することができる。このため、人が便座に腰掛けた際に衣服等が便座の前部に接触した場合でも、衣服等が汚れることを防止することができる。さらに上記の隙間覆い板は可撓性を有する樹脂板よりなり、便座の外側面に接着されるため、持ち運びが容易であり、かつ、便座への取り付けも容易である。このように上記の隙間覆い板は、洋式便器を使用する際に衣服等が汚れることを防止ないし抑制することができ、利便性にも優れている。
上記洋式便器用の隙間覆い板において、前記樹脂板の他方の板面における端縁のうち、該樹脂板が前記外側面に接着された状態で上側に位置する端縁が面取りされていてもよい。
この構成によれば、該樹脂板が前記外側面に接着された状態で、樹脂板の他方の板面、即ち外側に向けられた面の端縁のうち上側に位置する端縁が面取りされていることで、人が便座に腰掛ける際、樹脂板の端縁に衣服等が引っ掛かることを防止ないし抑制することができる。
上記洋式便器用の隙間覆い板において、前記樹脂板が透明であってもよい。
この構成によれば、樹脂板が便座の外側面に接着された状態で便座や便器本体が樹脂板を透過して見えるため、便座に取り付けても違和感がなく、便座や便器本体の意匠性を損なうことを防止ないし抑制することができる。
上記洋式便器用の隙間覆い板において、前記樹脂板が長方形状とされていてもよい。
洋式便器の高さ方向における樹脂板の長さが長いと、人が便座に腰掛けた際にその足元において隙間覆い板が邪魔になり易い。上記の構成によれば、その長辺方向に沿って屈曲させた状態で樹脂板を便座に接着することで、便器の高さ方向(短辺方向)における長さが長くなることを抑制しながら、便座の前部と便器本体との間の隙間を樹脂板の長辺方向に沿って広い範囲で覆うことができる。これにより、衣服等が便座の前部に接触した場合に衣服等が汚れることを効果的に防止しながら、便座に接着された隙間覆い板が邪魔になり難いものとすることができる。
本考案によれば、洋式便器を使用する際に衣服等が汚れることを防止ないし抑制することができ、利便性にも優れた洋式便器用の隙間覆い板を提供することができる。
実施形態1に係る隙間覆い板の斜視図 隙間覆い板が取り付けられた洋式便器の斜視図 図2における要部拡大図 隙間覆い板が取り付けられた洋式便器において便座を上げた状態の斜視図 隙間覆い板が取り付けられた洋式便器の便座を上方から視た平面図 隙間覆い板が取り付けられた洋式便器の要部断面図 実施形態1の変形例に係る隙間覆い板が取り付けられた洋式便器において便座を上げた状態の斜視図 実施形態2に係る隙間覆い板が取り付けられた洋式便器の要部断面図 実施形態3に係る隙間覆い板の斜視図 実施形態3に係る隙間覆い板が取り付けられた洋式便器の拡大斜視図
<実施形態1>
図1から図6を参照して実施形態1を説明する。本実施形態では、図2に示すように、O型の便座22を備える洋式便器20に取り付けることで、便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間Sを覆うことが可能な洋式便器用の隙間覆い板1について例示する。
本実施形態で例示する隙間覆い板1は、図1に示すように、厚みが0.5〜10mm程度の透明な無模様の樹脂板10よりなるものである。この樹脂板10は、長方形状をなしており、半軟質材料又は軟質材料で形成され、可撓性を有している。
隙間覆い板1を洋式便器20に取り付ける場合、洋式便器20の蓋体26を上げ、樹脂板10を便座22の前部22Aの外側面の形状に沿わせる形で、樹脂板10をその長辺方向に沿って屈曲させる(図5参照)。そして、樹脂板10の短辺方向を洋式便器20の高さ方向に一致させた姿勢で、屈曲させた樹脂板10の一方の板面10Aを便座22側に向け、この一方の板面10Aの上端部分を当該便座22の前部22Aに接着剤30を介して接着させる(図4及び図6参照)。
以上の手順により、隙間覆い板1を洋式便器20に取り付けることができる(図3参照)。このように隙間覆い板1は接着剤30を介して便座22に取り付けられるため、隙間覆い板1が取り付けられた状態の洋式便器20において便座22を上げると、便座22と共に隙間覆い板1も上がることとなる(図4参照)。
なお、樹脂板10を便座22の前部22Aに接着させるために用いる接着剤30としては、瞬間接着性を有する透明な接着剤が好ましい。瞬間接着性を有する接着剤30を用いることで、接着剤30が乾燥するまでの間に、屈曲させた樹脂板10が変形することを防止ないし抑制することができる。また、透明の接着剤30を用いることで、樹脂板10と便座22の間の接着部分において洋式便器20の意匠性を損なうことを防止ないし抑制することができる。
また、樹脂板10を洋式便器20の便座22に接着させて接着剤30を乾燥させた後、樹脂板10の他方の板面10B、即ち外側の面の上側に位置する端縁(以下、上側端縁と称する)に面取り加工を施すことにより、図3等に示すように、この上側端縁に面取り部12を形成する。これにより、便座22との接着部分において樹脂板10の角部をなくすことができる。
さらに、樹脂板10と便座22との間を接着する接着剤30の上面についても同様に面取り加工を施すことで、図6に示すように、樹脂板10と便座22との間の接着部分を段差のない滑らかな面とすることができる。これにより、樹脂板10を接着させた便座22に人が座った場合でも、樹脂板10の端縁や乾燥した接着剤30の表面に衣服等が引っ掛かることを防止ないし抑制することができる。
上述した樹脂板10や接着剤30の面取り加工は、例えば布ペーパー(好ましくは粒度100番から粒度400番までのもの)を厚手の板状部材等に巻き付け、その布ペーパーで樹脂板10の面取りする端縁を研磨することで行うことができる。
以上のようにして洋式便器20に取り付けられた隙間覆い板1によって、便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間Sを覆うことができる(図3及び図6等参照)。これにより、当該隙間Sから汚水などが飛び出した場合であっても、樹脂板10の一方の板面、即ち内側の面に汚水が付着するため、汚水が付着した面が外側に露出することを防止することができる。なお、隙間覆い板1は樹脂板よりなることから耐水性を有するため、樹脂板10の内側の面に付着した汚水が樹脂板10の外側の面から染み出すことはない。
以上説明したように本実施形態に係る隙間覆い板1によれば、洋式便器20の便座22に接着することで便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間Sが覆われるため、この隙間Sから汚水が飛び出すことを防止することができ、汚水が付着した面が外側に露出することを防止することができる。このため、人が便座22に腰掛けた際に衣服等が便座22の前部22Aに接触した場合でも、衣服等が汚れることを防止することができる。また本実施形態の隙間覆い板1は可撓性を有する樹脂板10よりなるため、持ち運びが容易である。さらに、この樹脂板10は便座22の外側面に接着されるため、便座の内側面や便座の裏面、便器本体の内周縁等に取り付ける従来のものと比べて便座22への取り付けが容易である。このように本実施形態の隙間覆い板1は、洋式便器20を使用する際に衣服等が汚れることを防止ないし抑制することができ、利便性にも優れている。
また本実施形態の隙間覆い板1では、樹脂板10の外側の面における端縁のうち、樹脂板10が便座22の外側面に接着された状態で上側に位置する端縁が面取りされ、面取り部12が形成される。このような構成とすることで、人が便座22に腰掛ける際、樹脂板10の端縁に衣服等が引っ掛かることを防止ないし抑制することができる。
また本実施形態の隙間覆い板1では、樹脂板10が透明とされている。このような構成とされていることで、樹脂板10が便座22の外側面に接着された状態で便座22や便器本体24が樹脂板10を透過して見えるため、便座22に取り付けても違和感がなく、便座22や便器本体24の意匠性を損なうことを防止ないし抑制することができる。
また本実施形態の隙間覆い板1では、樹脂板10が長方形状とされている。ここで、洋式便器20の高さ方向における樹脂板10の長さが長いと、人が便座22に腰掛けた際にその足元において隙間覆い板1が邪魔になり易い。本実施形態の構成によれば、その長辺方向に沿って屈曲させた状態で樹脂板10を便座22に接着するため、洋式便器20の高さ方向(樹脂板の短辺方向)における長さが長くなることを抑制しながら、便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間Sを樹脂板10の長辺方向に沿って広い範囲で覆うことができる。これにより、衣服等が便座22の前部22Aに接触した場合に衣服等が汚れることを効果的に防止しながら、便座22に接着された隙間覆い板1が邪魔になり難いものとすることができる。
また本実施形態の隙間覆い板1によって便座22の前部22Aと便器本体24との間の隙間Sが覆われることで、当該隙間Sから臭気が出てくることが防止されるので、人が便座22に腰掛けた際に臭気が衣服等に付着することを防止することもできる。
また本実施形態の隙間覆い板1は、便座22の前部にのみ取り付けられるため、隙間覆い板1が取り付けられた便座22において、便座22の前部以外の便座22と便器本体24との間の隙間Sは開放した状態となっている。このため、人が便座22に腰掛けた状態で便器本体24から温風が吹き出された場合でも、当該開放した隙間Sから便器本体24の外側へ温風が放出され、温風の利用に影響を及ぼすことはない。
なお本実施形態の隙間覆い板1は、既存の洋式便器20、例えば公衆に利用されるトイレの洋式便器20にも容易に取り付けることができる。公衆に利用されるトイレの洋式便器20を使用する際、便座22の前部22Aが汚れていると不快な思いを抱いてしまうが、このような洋式便器20に本実施形態の隙間覆い板1を取り付けることで、多くの利用者が快適にトイレを利用することができ、公衆衛生に資することができる。
<実施形態1の変形例>
実施形態1の変形例について図7を参照して説明する。本変形例に係る隙間覆い板51は、図7に示すように、樹脂板60の長辺方向の長さが実施形態1のものよりも長いものとされている。このような構成とすることで、実施形態1のものと比べてより広い範囲で便座22の前部と便器本体24との間の隙間を覆うことができる。このため、当該隙間から汚水が飛び出すことをより効果的に防止することができ、汚水が付着した面が外側に露出することを防止することができる。
<実施形態2>
図8を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、洋式便器の便座122に対する隙間覆い板101の取付態様が実施形態1のものと異なっている。なお、図8において、図6の参照符号に数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
本実施形態では、隙間覆い板101を洋式便器120に取り付ける場合、樹脂板110を、その長辺方向に沿って屈曲させ、図8に示すように、樹脂板110の上側端縁を便座122の形状に沿ってさらに屈曲させ、その状態で保持させる。ここで樹脂板110はその長辺方向に沿って既に屈曲されているので、単に上側端縁を曲げるのみでは、上側端縁を屈曲させた状態で保持させることができない。
そこで本実施形態では、樹脂板110をその長辺方向に沿って屈曲させた後、その上側端縁に以下のような加工を施す。即ち、樹脂板110は半軟質又は軟質であることから硬質である場合と比べてその融点が低いため、樹脂板110の上側端縁にドライヤー等で熱風を吹き付けるか、あるいは遠火で温めることにより、当該上側端縁を容易に熱変形させることができる。これにより、図8に示すように、樹脂板110の上側端縁を屈曲させた状態で保持させることができる。
次に、第1の接着剤130を用いて、樹脂板10の一方の板面10Aの上端部分を洋式便器の便座122の前部122Aに接着させる(図8参照)。この第1の接着剤130としては、実施形態1で例示した接着剤30と同様に、瞬間接着性を有する透明な接着剤が好ましい。
次に、樹脂板110の上側部分において樹脂板110と便座122との間に生じた段差に第2の接着剤131を塗布し、当該段差に第2の接着剤131を充填する。これにより、樹脂板110と便座122との間を段差のない滑らかな面とすることができる(図8参照)。
さらに、樹脂板110の一方の板面、即ち内側の面と便座122との境界部分に同じく第2の接着剤131を塗布し、図8に示すように、当該境界部分を滑らかな面とする。本実施形態では、以上のようにして洋式便器に隙間覆い板101を取り付けるものとする。
なお、第2の接着剤131としては、例えば乾燥後に透明となり、かつ、上記段差を充填するまでの間に乾燥しないような(乾燥するまでの時間が長い)接着剤が好ましい。このような接着剤は、乾燥するまでに時間を要するものの、湿らせた柔らかな布等でその表面を擦ることで、布ペーパー等を用いなくとも、その表面を容易に滑らかな面とすることができる。
<実施形態3>
図9及び図10を参照して実施形態3を説明する。実施形態3は、隙間覆い板201の樹脂板210の形状及び便座222に対する取付態様が実施形態1及び実施形態2のものと異なっている。なお、図9、図10において、図1、図3の参照符号にそれぞれ数字200を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
本実施形態では、隙間覆い板201を洋式便器220に取り付ける前に、図9に示すように、樹脂板210の端縁に予め曲線状の複数の切り込み212を入れるものとする。具体的には、各切り込み212は、樹脂板210の四隅と、樹脂板210の上側端縁のうち、樹脂板210を便座222に接着した場合に便座222の前部222Aの中央部分と重なる位置と、当該重なる位置から両側に所定の距離だけ等しく離れた位置と、樹脂板210の下側端縁における当該重なる位置と対応する位置と、にそれぞれ設けられている。
樹脂板210に上記のような切り込み212が予め設けられていることで、樹脂板210をその長辺方向に沿って屈曲させた後、樹脂板210の上側端縁を便座222の形状に沿ってさらに屈曲させることができる。このため、樹脂板210を屈曲させた後に当該樹脂板210を熱変形等によってその状態で保持させなくとも、樹脂板210をその状態で便座222に接着することができる(図10参照)。
以上のように本実施形態では、樹脂板210を便座222の接着する部位の形状に沿って複数回屈曲させた場合でも、樹脂板210に加工を施すことなく当該樹脂板210を容易に便座222に接着することができ、洋式便器220に隙間覆い板201を取り付ける際の利便性をさらに高めることができる。また、樹脂板210に曲線状の複数の切り込み212が設けられることで、便座222に接着された樹脂板210の見栄えが良くなるので、隙間覆い板201が取り付けられた洋式便器の意匠性を高めることもできる。
上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施形態では、隙間覆い板が長方形状の樹脂板よりなる構成を例示したが、隙間覆い板が正方形状の樹脂板よりなるものであってもよい。
(2)上記の各実施形態では、隙間覆い板が透明な無模様の樹脂板よりなる構成を例示したが、隙間覆い板が色や模様が付いた樹脂板よりなるものであってもよい。
(3)上記の実施形態1では、便座に接着された樹脂板の外側の面の端縁のうち上方に位置する一つの端縁のみが面取りされた構成を例示したが、複数の端縁が面取りされた構成であってもよい。この場合、隙間覆い板に衣服等が引っ掛かることを一層防止ないし抑制することができる。
(4)上記の実施形態1では、樹脂板を便座に接着した後に樹脂板の端縁を面取りする例を示したが、樹脂板の面の少なくとも一つの端縁を予め面取りしておき、その樹脂板を便座に接着してもよい。
(5)上記の実施形態2では、樹脂板の上側端縁のみを熱変形させて加工する例を示したが、樹脂板を加工する部位は上側端縁に限定されない。樹脂板を接着する便座の前部の形状に合わせて樹脂板の任意の部位を熱変形させて加工してもよい。
(6)上記の各実施形態では、樹脂板をその大きさのまま便座に接着する例を示したが、便座に接着するよりも大きなサイズの樹脂板を予め用意しておき、その樹脂板を必要に応じて適当なサイズに切り取って使用してもよい。この場合、切り取った樹脂板の切り取り面が粗面となる虞があるが、上述した布ペーパー等で切り取り面を研磨することにより、当該切り取り面を平滑面とすることができる。
(7)上記の各実施形態では、隙間覆い板をO型の便座を備える洋式便器に取り付ける例を示したが、隙間覆い板の形状によっては、U型の便座を備える洋式便器に取り付けることもできる。この場合、その長辺がU型の便座の前部の開口を橋渡しできるような長さとされた長方形状の樹脂板からなる隙間覆い板を用い、樹脂板の上側端部の両端をU型の便座の開口の両開口端にそれぞれ接着させることで、U型の便座を備える洋式便器であっても、隙間覆い板を取り付けることができる。
1、51、101、201…洋式便器用の隙間覆い板
10、60、110、210…樹脂板
12…面取り部
20…洋式便器
22、122、222…便座
22A、122A、222A…便座の前部
24、124、224…便器本体
26…蓋体
30、230…接着剤
130…第1の接着剤
131…第2の接着剤
212…切り込み
S…隙間

Claims (4)

  1. 可撓性を有する矩形状の樹脂板よりなり、
    洋式便器における便座の前部の外側面の形状に沿って屈曲された状態で前記樹脂板の一方の板面の一部が前記外側面に接着されることで、前記便座の前部と便器本体との間の隙間を覆うことを特徴とする洋式便器用の隙間覆い板。
  2. 前記樹脂板の他方の板面における端縁のうち、該樹脂板が前記外側面に接着された状態で上側に位置する端縁が面取りされていることを特徴とする請求項1に記載の洋式便器用の隙間覆い板。
  3. 前記樹脂板が透明であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洋式便器用の隙間覆い板。
  4. 前記樹脂板が長方形状とされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洋式便器用の隙間覆い板。
JP2013006577U 2013-11-19 洋式便器用の隙間覆い板 Expired - Lifetime JP3188653U (ja)

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