JP3189718U - 洗髪用具 - Google Patents

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JP3189718U
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綾祐 稲田
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【課題】一般家庭、病院、介護施設等において、仰臥した要介護者の洗髪時に使用し、浄水の飛散防止と排水を行うシート状の用具で、要介護者を極力動かさずにシートの挿入および取り外しが容易にできる介護洗髪シートを提供する。
【解決手段】矩形シート1と、矩形シート1の長さ方向の一端近傍の矩形シート1に設けられた円形開孔部2と、矩形シート1の幅方向の両外周辺に設けられた洗髪水の零れ落ち防止手段4とで構成することにより、要介護者がベッドに上向きに寝た状態で洗髪する。シート外周の二辺又は三辺に設けられシートに比べ厚さを有する洗髪水の零れ落ち防止手段4により、洗髪したときの洗髪水がシートから零れ落ちるのを防止することが出来る。
【選択図】図1

Description

本考案は一般家庭、病院、介護施設等において、仰臥した要介護者の洗髪時に使用し、
浄水の飛散防止と排水を行うシート状の用具で、要介護者を極力動かさずにシートの挿入および取り外しが容易にできる介護洗髪シートに関するものである。
従来の洗髪用具としては、常時は折り畳みコンパクト状態の板を、使用時に広げて平板状にした後、排水口が取りつけられたプラスチックフィルムカバーを板に被せたものを、要介護者の頭部の下に横方向または前部より挿入し、周囲の板を任意の角度に立ち上げバット状にする事によりバット内で介護者が温水シャワー等により洗髪を行うタイプのものがあった。
実用新案登録第3161563号公報
従来の洗髪用具は、常時は折り畳みコンパクト状態の板を、使用時に広げて平板状にした後、要介護者の頭部の下に横方向または前部より挿入し、周囲の板を任意の角度に立ち上げバット状にして使用するため、バットの組み立てや使用後に元の形に戻すという取り扱いや洗浄などが負担となっている、このため狭隘な場所や多くの介護者を擁する施設、病院での使用には片付けや収納、洗浄に不便な点があった。
本考案は、従来の課題を解決したもので、矩形シートと、矩形シートの長さ方向の一近
傍の矩形シートに設けられた円形開孔部と、矩形シートの幅方向の両外周辺に設けられた洗髪水の零れ落ち防止手段とで構成されたものである。
また本考案の矩形シートは、開孔部近傍側の長さ方向の外周辺に洗髪水の零れ落ち防止手段を設けたものである。
そして本考案の洗髪水の零れ落ち防止手段は、矩形シートの外周辺を折り曲げた構成と
したものである。
更に本考案の洗髪水の零れ落ち防止手段は、矩形シートの幅方向の両外周辺を折り曲げた折り曲げ部先端近傍と矩形シート面とを、幅方向の両外周辺の全長若しくは一部分を溶着したものである。
また本考案は、矩形シートの長さ方向の両外周辺の内、矩形シート面に設けられた円形開口部に対し遠方側の外周辺近傍に矩形シートを矩形シート以外のものに貼り付け可能な貼り付け手段を設けたものである。
そして本考案は、円形開孔部の大きさの調整手段を設けたものである。
更に本考案の調整手段は、円形開孔部の縁に放射線状にスリットを設けたものである。
本考案は、要介護者がベッドに上向きに寝た状態で、矩形シートの長さ方向の一端近
傍の矩形シートに設けられた円形開孔部を要介護者の頭部に挿着した状態で洗髪することが可能であり、矩形シートの幅方向の両外周辺に設けられた洗髪水の零れ落ち防止手段により、洗髪したときの洗髪水が矩形シートから零れ落ちるのを防止することが出来るものである。本考案は誰でも簡単な説明で使う事ができ、後片付けも簡単にでき、且つ使い捨てとして使用することも可能である。また安価に提供することができる。そして常時は折り畳むことでコンパクトであり取り扱いも容易である。よって本考案は要介護者と介護者の体力と精神的な負担軽減になる。
また本考案の矩形シートは、開孔部近傍側の長さ方向の外周辺に洗髪水の零れ落ち防止手段を設けたことにより、洗髪水が要介護者の頭の方向から顔面に零れ落ちるのを防止することができ、要介護者に不快感を与えることがない。また介護者に於いても、洗髪水が要介護者の顔を濡らす心配がなく神経を洗髪に集中することが可能である。
そして本考案の洗髪水の零れ落ち防止手段は、矩形シートの外周辺を折り曲げて構成し
たものであり、折り曲げることにより、矩形シートの厚さよりも更に厚い零れ落ち防止手段を構成することが出来るものであり、洗髪水の零れ落ちを効果的に防止することが出来るものである。
更に本考案の洗髪水の零れ落ち防止手段は、矩形シートの幅方向の両外周辺を折り曲げ
た折り曲げ部先端近傍と矩形シート面とを、幅方向の両外周辺の全長若しくは一部分を溶着したことにより、矩形シートの厚さよりも更に厚い折り曲げ部を確実に重ね合わせることができ、洗髪水の零れ落ち防止効果を得ることができるものである。またベッドに上向きで寝た状態の要介護者を洗髪する際に、シートがベッドの角部に当接する部分以外の一部分を溶着することにより、シートがベッドに沿った形状となるため、介護者にとって作業性が向上する。
また本考案は、矩形シートの長さ方向の両外周辺の内、矩形シート面に設けられた円形開口部に対し遠方側の外周辺近傍に矩形シートを矩形シート以外のものに貼り付け可能な貼り付け手段を設けたことにより、洗髪水を受けるために置かれたバケツの内面に貼り付け手段を張り付けることにより、洗髪水はバケツの中に貯留されるため、床面を濡らすことがなく作業性が良い。
そして本考案は、円形開孔部の大きさの調整手段を設けたことにより、要介護者の頭部のサイズに影響されることなく使用することが可能である。
更に本考案の調整手段は、円形開孔部の縁に放射線状にスリットを設けることにより、
容易にスリットを加工し構成することができ、量産性に優れるものである。
本考案の第一の実施例における洗髪シートの斜視図。 本考案の第二に実施例における洗髪シートの斜視図。 本考案の第三の実施例における散髪シートの斜視図。 本考案の第四の実施例における散髪シートの斜視図。 本考案の使用状態を示す側面図。 本考案の使用状態を示す平面図。
以下本考案の洗髪用具の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1に於いて、1は矩形のシートであり発砲スチロール等の材質が用いられる。シート1の長さ方向の一端近傍には頭部挿入用の円形開孔部2が設けられている。円形開孔部2へは洗髪時に額部、耳の後ろ部、首の後ろ部が円形開口部2に沿って挿入される。形状としては、円形や楕円形の形状で開孔される。シート1の幅方向の両外周辺3には洗髪水の零れ落ち防止手段である零れ落ち防止壁4が構成されている。この零れ落ち防止壁4は、シート1を二重に折り曲げて構成されている。この折り曲げ先端近傍部5は熱溶着等によりシールされている。
シート1の長さ方向の一端近傍に設けられた開口部2に対し、他端近傍のシート1の裏面にはシート1を洗浄廃水を受けるバケツ等の内側に貼り付ける貼り付け手段6が設けられている。貼り付け手段6としては両面テープがあり、両面テープの一方の面はシート1の裏面に貼り付け、両面テープの他方の面は洗浄廃水を受けるバケツ等の内側に沿わせて貼り付けることが可能である。両面テープを複数枚設けることにより、シート1が洗浄廃水を受けるバケツ等の内部に沿わせることが可能である。その結果、洗浄廃水をバケツ等の内部に受けることが出来る。
シート1の材質としては、発砲スチロールの他に塩化ビニールシート、ゴム等を用いても良い。開口部2は伸縮性に優れた材料を使用した場合、円形や楕円形に開孔しても良い。
次に本考案の第二の実施例について図2を用いて説明する。図2に於いて、シート7の外周8の三辺には零れ落ち防止手段9が構成されている。この零れ落ち防止手段9は、シート7の三辺の外周辺8の折り曲げ先端近傍部10を熱溶着で溶着して加工されている。図2に於いて、開口部11の図中上側にも零れ落ち防止手段9が設けられていることにより、使用時に頭頂部側から顔へ洗浄水が零れ落ちることがない。また開口部11の縁には放射線状にスリット12が構成されている。このスリット12を設けることにより、頭部のサイズに対応することができる。他の構成は図1と同様であり説明は省略する。
次に本考案の第三の実施例について図3を用いて説明する。図3に於いて、シート13の二辺の外周辺14は二重に折り重ねられ、洗髪した後の洗浄廃水が零れ落ちるのを防止する零れ落ち防止手段15が構成されている。零れ落ち防止手段15は、シート13の二辺の外周14の折り曲げ先端近傍部16を熱溶着して加工されている。図3に於いてシート13の厚みは、図1、図2のシート1、7に比べ厚い材料を選定している。厚い材料を選定することにより、零れ落ち防止手段15を硬く構成出来るため、洗浄廃水の零れ落ち防止効果は良くなる。シート13の二辺の外周14を折り曲げて一体にする方法としては、熱溶着の他に超音波溶着等であっても良い。他の構成は図1、図2と同様であり説明は省略する。
次に本考案の第四の実施例について図4を用いて説明する。図4に於いて、シート17の外周辺18は二重に折り重ねられ、零れ落ち防止手段19が構成されている。零れ落ち防止手段19はシート17の二辺の外周辺18を折り曲げて、折り曲げ先端近傍部20を熱溶着して加工されている。
尚、本実施例においては、零れ落ち防止手段19の一部に熱溶着していない非熱溶着部21を設けてある。これにより、洗髪時にシート17がベッドの角部で折れ曲がりやすくすることができるものである。また開口部22の縁にはミシン目状のスリット23が二重に構成されている。これは、頭部のサイズに対応することができるものである。
次に本考案の洗髪用具の使用方法について図5を用いて説明する。図5は図2に示した洗髪用具の使用状態を示したものである。ベッド24に仰臥した要介護者25の頭部26にシート7の開口部11(図示せず)を挿着する。この時、開口部11は額部27、耳の後ろ部28、首後ろ部29に密着するように頭部26に挿着されている。シート7は洗浄廃水を受けるバケツ30の内側に沿わせて両面テープ(図示せず)で貼り付けられている。このように洗髪用具が挿着された状態で頭部を洗髪する。洗髪後の洗浄廃水は、シート7の表面を流れてバケツ30に溜まる。この時、洗浄廃水は、零れ落ち防止手段9によりシート7の外側へ零れることはない。
洗髪が終われば、シート7の開口部11(図示せず)を頭部27から外し洗髪が終了する。本考案に於いては、シート7の開口部11(図示せず)の頭部27への取り付、取り外し作業は、要介護者25が仰臥した状態で可能である。また洗髪用具とバケツ30は簡単に持ち運びすることが出来るため、介護する介護者の作業が大きく軽減される。
次に本考案の洗髪用具の使用方法について図6を用いて説明する。図6は図5を平面から見た図である。洗髪後の洗浄廃水は、シート7の表面を流れてバケツ30に溜まる。この時、洗浄廃水は、零れ落ち防止手段9によりシート7の外側へ零れることはない。また本考案に於いては、要介護者25はベッド24の上に仰臥しておれば良く、また零れ落ち防止手段9は耳の後ろ部28にあるため(図に於いては耳が見えている)洗髪後の洗浄廃水は要介護者25の耳に入ることがない等、要介護者25は安心して洗髪を受けることができ、精神的な負担が大きく軽減される。
また本考案の洗髪用具は使い捨てが可能であるため、感染防止の介護用品としても有効である。
本考案の洗髪用具は、要介護者のみならず、通常の人が緊急避難時等に衣服を着た状態で開口部を首まで挿着した状態で洗髪することにより、衣服を濡らすことなく洗髪が可能であり、緊急用洗髪用具としても利用することが可能である。
1 矩形シート(シート)
2 開口部(円形開口部)
3 外周辺
4 零れ落ち防止手段(零れ落ち防止壁)
5 おりまげ部先端近傍部
6 貼付け手段(両面テープ)
7 矩形シート(シート)
8 外周辺
9 零れ落ち防止手段
10 折り曲げ先端近傍部
11 開口部(円形開口部)
12 調整手段(スリット)
13 矩形シート(シート)
14 外周辺
15 零れ落ち防止手段
16 折り曲げ先端近傍部
17 シート
18 外周辺
19 零れ落ち防止手段
20 折り曲げ先端近傍部
21 非熱溶着部
22 開口部
23 スリット

















Claims (7)

  1. 矩形シートと、前記矩形シートの長さ方向の一端近傍の前記矩形シートに設けられた 円形開孔部と、前記矩形シートの幅方向の両外周辺に設けられた洗髪水の零れ落ち防止 手段とからなる洗髪シート。
  2. 矩形シートは、前記開孔部近傍側の長さ方向の外周辺に洗髪水の零れ落ち防止手段を 設けたことを特徴とする請求項1記載の洗髪シート。
  3. 洗髪水の零れ落ち防止手段は、矩形シートの外周辺を折り曲げた構成としたことを特 徴とする請求項1または2記載の洗髪シート。
  4. 洗髪水の零れ落ち防止手段は、矩形シートの幅方向の両外周辺を折り曲げた折り曲げ 部先端近傍と前記矩形シート面とを、前記幅方向の両外周辺の全長若しくは一部分を溶 着したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗髪シート。
  5. 矩形シートの長さ方向の両外周辺の内、前記矩形シート面に設けられた円形開口部に 対し遠方側の外周辺近傍に前記矩形シートを前記矩形シート以外のものに貼り付け可能 な貼り付け手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗髪シー ト。
  6. 円形開孔部の大きさの調整手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに 記載の洗髪シート。
  7. 調整手段は、円形開孔部の縁に放射線状にスリットを設けたことを特徴とする請求項 6記載の洗髪シート。










JP2014000148U 2014-01-15 洗髪用具 Expired - Lifetime JP3189718U (ja)

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