JP3177037U - 洗髪シート - Google Patents

洗髪シート Download PDF

Info

Publication number
JP3177037U
JP3177037U JP2012002256U JP2012002256U JP3177037U JP 3177037 U JP3177037 U JP 3177037U JP 2012002256 U JP2012002256 U JP 2012002256U JP 2012002256 U JP2012002256 U JP 2012002256U JP 3177037 U JP3177037 U JP 3177037U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
nonwoven fabric
washing sheet
bedridden
waterproof nonwoven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012002256U
Other languages
English (en)
Inventor
宗則 上野
Original Assignee
株式会社素敬
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社素敬 filed Critical 株式会社素敬
Priority to JP2012002256U priority Critical patent/JP3177037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177037U publication Critical patent/JP3177037U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

【課題】簡易な形状であって、使用時の違和感を臥床者に抱かせることのない洗髪シートを提供する。
【解決手段】洗髪シート1は、底部が直線状で頂部がハート型に形成された防水性不織布3の所定領域に臥床者の頭部を載せる高分子吸収体3が設けられており、細長片4の一端が防水性不織布3に固着して取り付けられ、細長片4の他端が防水性不織布3にマジックテープによって着脱自在に取り付けられる。なだらかなハート型のボウルを呈することから、臥床者や介護者への印象も良く、洗髪しやすい形状を呈している。
【選択図】図2

Description

本考案は、臥床者をベッド上や畳上で洗髪する際に用いられる洗髪シートに関する。
従来より、寝たきりになっている病人や老齢者等の臥床者の洗髪を容易に行うことができるように、防水性不織布の所定領域に臥床者の頭部を載せる高分子吸収体が設けられた洗髪シートが存在する(特開2000−197515号公報、特開2006−580号公報)。また、このような洗髪シートに代えて、身近な市販品である「紙オムツ」を代用して洗髪している例もある。
従来存在する洗髪シートは、臥床者の後頚部及び左右頚部にうまくフィットするように、適度なカーブが形成されている(特開2000−197515号公報[図1]、特開2006−580号公報[図1])。また、洗髪時に臥床者の背部に湯水が流れ込むことがないように、頚部に細長片を巻き付けたり(特開2000−197515号公報明細書[0014]、着脱自在に接着テープで接着している(特開2006−580号公報[0011])。
このように、フィット性や不快性を考慮して、洗髪シートの形状や構成に種々の工夫が施されている。
しかしながら、フィット性を考慮して臥床者の後頚部及び左右頚部に相当する領域に丸みを帯びた形状とすることは、生産コストの面からは適切でない場合もある。特に、簡易かつ使い捨て可能という点からは、なるべく簡易な形状である程生産性は良い。
また、不快性を考慮して頚部との密着性を高めるために、頚部に細長片を巻き付けることは、臥床者の頚部を圧迫することにもなり、一方で、接着テープで接着することは締め付けや脱着時の痛みを伴うことにもなるため、背部に湯水が流れ込むことがないという問題とは別の側面からの問題が生じる。
また、丸みを帯びてフィットしている上に密着性を高めることは、フィットしている部分とそれ以外の部分の境界で首筋に痛みが出るなどの問題も生じる。
さらに、紙オムツを代用して洗髪する場合は、介護者や医療従事者は心苦しく感じていたとともに、臥床者やその家族にも不快な思いを与えるという問題も生じる。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な形状であって、使用時の違和感を臥床者等に抱かせることのない洗髪シートを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本考案は、以下のものを提供する。
(1) 防水性不織布の所定領域に臥床者の頭部を載せる高分子吸収体が設けられた洗髪シートであって、前記防水性不織布は、臥床者の後頚部を載置する側の端辺が直線状に形成され、前記高分子吸収体が設けられた面の反対面に臥床者の頚部に巻く細長片が取り付けられていることを特徴とする洗髪シート。
本考案によれば、臥床者の後頚部を載置する側の端辺が直線状に形成され、従来のように丸みを帯びた形状に比べて簡易な形状を構成していることから、生産性の高い洗髪シートを提供することができる。
また、高分子吸収体が設けられた面の反対面に臥床者の頚部に巻く細長片が取り付けられており、臥床者の頚部を洗髪シートで覆うようにして細長片を巻くように構成していることから、細長片を頚部にきつく締めなくても頚部との密着性を高めた洗髪シートを提供することができる。
(2) 前記細長片の一端が前記防水性不織布に固着して取り付けられ、前記細長片の他端が前記防水性不織布に着脱自在に取り付けられることを特徴とする洗髪シート。
本考案によれば、臥床者の頚部に細長片を巻く際に、臥床者の頚部を圧迫することのないような適切な位置に細長片の他端を取り付けることができることから、臥床者に違和感を抱かせることのない洗髪シートを提供することができる。
(3) 前記防水性不織布の頂部がハート型に形成されていることを特徴とする洗髪シート。
本考案によれば、直線状の底部を臥床者の頚部に巻いたときに、ハート型に形成されている平板状の頂部がなだらかなハート型のボウルを呈することから、臥床者や介護者への印象も良く、洗髪しやすい形状を呈した洗髪シートを提供することができる。
(4) 前記防水性不織布の裏面には、前記ハート型の凹部中央から前記高分子吸収体が位置する箇所に亘って、細長状の固い凸条が形成されていることを特徴とする洗髪シート。
本考案によれば、細長状の固い凸条によってハート型の形状を容易に維持することが可能となることから、臥床者や介護者への印象も良く、洗髪しやすい形状を呈した洗髪シートを提供することができる。
以上説明したように、本考案によれば、生産性が高く、臥床者に違和感を抱かせることがない、洗髪しやすい形状を呈した洗髪シートを提供することができる。
本考案の実施の形態に係る額縁を示す図。 本考案の実施の形態に係る写真収容アルバムを示す図。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る洗髪シート1について説明するための図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
本考案の実施の形態に係る洗髪シート1は、防水性不織布2と高分子吸収体3と細長片4とから構成されており、防水性不織布2の表面に高分子吸収体3が、その裏面に細長片4の一端が、それぞれ取り付けられている。防水性不織布2と高分子吸収体3はともに周知のものであり、高分子吸収体3により1リットル程度の水分を吸収することができる。
防水性不織布2は、頂部がハート型に、底部が直線状に形成されており、直線状の底部に沿うようにして四角平板状の高分子吸収体3が固定されている。また、防水性不織布2の裏面には細長状の固い凸条5がハート型の凹部中央から高分子吸収体3が位置する箇所に亘って形成されている。この凸条5は、ハート型の凹部中央から高分子吸収体3が位置する箇所に亘って切り込みを入れ、切り込まれた位置を縫い合わせることによって形成される。細長状の固体物をサンドイッチした状態で縫い合わせることで、より強度を増すことができる。
なお、切り込みによって形成された凸条5は、防水性不織布2をハート型の凹部中央に向けて撓ませ、防水性不織布2の頂部を立ち上がらせて保持していることから、なだらかなハート型のボウルを呈することができる。また、洗髪シート1の収納時(折り畳み時)は、立ち上がらせて保持している防水性不織布2の頂部を表面側に折り畳むことで、凸条5に無理な張力をかけることなく、容易に収容することができる。
細長片4は、その一端4aが防水性不織布2に固着されており、着脱不可能に取り付けられている。一方、細長片4の他端4bには、防水性不織布2に着脱自在に取り付けられるマジックテープ4bが設けられている。
図2及び図3は、本考案の実施の形態に係る洗髪シート1の使用例について説明するための図である。
図2に示すように、洗髪シート1の裏面に取り付けられた細長片4の他端4bを、洗髪シート1の裏面に取り付けることで、なだらかなハート型のボウルを呈することができる。他端4bの取り付け位置によってボウルの奥行きを調整することができ、細長片4を臥床者の頚部に巻き付けることはない。また、図1に示す洗髪シート1の左右両端を細長片4の引っ張り張力によって立ち上がらせることで図2に示す、より完全なハート型の形状を呈することができる。
図3は、介護者が臥床者を洗髪する際に洗髪シート1を用いている状態を説明するための図である。実際の使用の一例を以下に説明する。
・首元から水が漏れないように、臥床者の首にタオル等の繊維吸水体5を巻く。
・吸水面を水のかかる位置に調整しながら、洗髪シート1を頭の下に敷く
・細長片4を首に巻き、先端部分4bのマジックテープを防水性不織布2の適当な位置に貼り付ける。
・マジックテープの貼り付け位置によって、洗髪シート1が立ち上がり、立体的なボウル状になる。
・簡易洗髪を行う。吸水量は1リットル程度であることから、すすぎの前に泡を十分取り除き、すすぎの水量を極力減らすなど、効率的に水を使うことが望ましい。
・髪の水分をタオルで拭き取り、吸水面を内側に折り曲げて、破棄する。
1 洗髪シート
2 防水性不織布
3 高分子吸収体
4 細長片
5 繊維吸水体
本考案の実施の形態に係る洗髪シートについて説明するための図。 本考案の実施の形態に係る洗髪シートの使用例について説明するための図。 本考案の実施の形態に係る洗髪シートの使用例について説明するための図。

Claims (4)

  1. 防水性不織布の所定領域に臥床者の頭部を載せる高分子吸収体が設けられた洗髪シートであって、
    前記防水性不織布は、臥床者の後頚部を載置する側の端辺が直線状に形成され、前記高分子吸収体が設けられた面の反対面に臥床者の頚部に巻く細長片が取り付けられていることを特徴とする洗髪シート。
  2. 前記細長片の一端が前記防水性不織布に固着して取り付けられ、前記細長片の他端が前記防水性不織布に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の洗髪シート。
  3. 前記防水性不織布の頂部がハート型に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の洗髪シート。
  4. 前記防水性不織布の裏面には、前記ハート型の凹部中央から前記高分子吸収体が位置する箇所に亘って、細長状の固い凸条が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の洗髪シート。
JP2012002256U 2012-04-17 2012-04-17 洗髪シート Expired - Fee Related JP3177037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002256U JP3177037U (ja) 2012-04-17 2012-04-17 洗髪シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002256U JP3177037U (ja) 2012-04-17 2012-04-17 洗髪シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3177037U true JP3177037U (ja) 2012-07-19

Family

ID=48003919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012002256U Expired - Fee Related JP3177037U (ja) 2012-04-17 2012-04-17 洗髪シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3177037U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103781450B (zh) 一次性尿布
JP3177037U (ja) 洗髪シート
JP5961783B1 (ja) お尻拭き補助具
JP2022082263A (ja) 美容兼用衛生マスク
JP4677618B2 (ja) 加温体
CN216393192U (zh) 一种含有湿巾的去奶痂帽子
US20110056036A1 (en) Infant hair care mitt
JP7026471B2 (ja) 脇用汗取りパッド
JP3112179U (ja) 寝たきり者用洗髪具
JP3115309U (ja) 涎受け部材
CN212574202U (zh) 一种医用防护口罩
JP2016116641A (ja) 表装シート及び該表装シートを用いたチェア
JP3098660U (ja) 洗髪用吸水パッド
CN113576762B (zh) 乳垫
JP3232350U (ja) 顔タオル
CN212971752U (zh) 一种女性用口罩
CN202843990U (zh) 一种病人的临床护理洗头枕
CN203122845U (zh) 床上理发碎发收集袋
CN215131557U (zh) 一种垂耳耳廓形态畸形的矫正弹力带
CN212940445U (zh) 妇科检查用垫套
CN207871059U (zh) 一种医用脱脂棉
CN208080802U (zh) 一种魔术贴床刷套
CN210542028U (zh) 一种医用冷敷贴
JP3189718U (ja) 洗髪用具
JP3171397U (ja) ボディローションアプリケータ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3177037

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150627

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees