JP3142800U - 装着型ディスポーサブル汚物処理具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液不透過性の袋体11と、この袋体11の内部底部に収容される吸水シート13とから成る。袋体11は、1枚の実質的に長方形の液不透過性のプラスチックシートSを折り畳み、前面、底面及び背面が連続した継ぎ目のないシートとして形成する。該袋体は、上部が開口した箱型をなすものであり、底面10の両側が上方に実質的に二等辺三角形状に折り込まれ、当該三角形状12の頂点Tが前記側面の中央部に位置するように、前記三角形状12の両辺の内側箇所が当該両辺に沿って前記側面に融着する。
【選択図】図1
Description
ここで、汚物処理用の容器のための使い捨てシートカバーとして、コンパクトな形状で災害緊急時に簡単に処理できるものや、高分子吸収ポリマーから成る固めて処理可能なもの等が既に開発されているが、いずれも高価で常時使い捨て使用できるものではなく、実際の現場では、現在でも、汚物処理用の容器の洗浄および消毒等の作業を要するポータブルトイレの使用態様は改善されていない。
前記融着線は、特に、吸水シートが重さを増した場合に、前記融着部にかかる負担を減らし、ひいてはこの融着部の破損およびそれにより生じる液漏れを防ぐ観点から、前記三角形状の頂点の下方で、好ましくは、前記折込部の高さの50〜95%に相当する高さの箇所で、前記底面に略平行なラインを描くように形成されることが好ましい。かかる融着線は、例えば熱融着法を用いて適切に形成できる。
なお、本考案の汚物処理具は、特に汚物処理用の容器に設置することなく、単品でも使用できることは言うまでもない。
本実施例の汚物処理具は、略方形状の底面10を有する液不透過性の袋体11と、この袋体11の内部底部に収容される吸水シート13とから成る。
この袋体11は、図1B〜Dに示すように、1枚の実質的に長方形の液不透過性のプラスチックシートS(ポリオレフィン製のもの、縦106cm×横51cm×厚さ0.08mm)を、このプラスチックシートSを長手方向に二分する第一の折線1で折り曲げると共に(図1C)、当該プラスチックシートSを、第一の折線1に平行で、第一の折線1から実質的に等しい距離W(第一の折線から約11cm)にある第二および第三の折線(2、3)で、第一の折線1と反対側に折り返すことにより、第二および第三の折線(2、3)により挟まれる一帯箇所4を、この一帯箇所4に隣接する、第二および第三の折線(2、3)により仕切られる1対のプラスチックシートSの端部面部分(5、6)の間に、二つ折状態で折り込んだ状態とし(図1D)、これら1対の端部面部分(5、6)の相対向する両側縁Rを各々熱融着して融着部7を形成すると共に、二つ折状態の一帯箇所4の両側縁rを各々、当該側縁rと対向する融着部7の内側に融着した構成を有する。一帯箇所4の4つの隅部は各々、その対面する端部面部分(5、6)に、当該各隅部における角部9を略直角三角形状に仕切るラインLに沿って融着されており、袋体11の側部には、融着線8が形成されている。
かかる構成により、一対の端部面部分(5、6)を引き離して一帯箇所4の中央部を押し広げることにより、当接点Pを角とする略方形状の底面10が、袋体11において形成され、かつ、底面10の、第一の折線1の伸長方向に対向する両端の外側に、当該各端が隣接する袋体11の側部の内面に沿って、1対の略二等辺三角形状の袋状の折込部12が立ち上がり、袋体11の側部には、第一の折線に対して対称位置にある2本の融着線が、融着部7にて連続して、山形のラインを描く。かかる袋体11は、ポータブルトイレやバケツ等の汚物処理用の容器の内部にぴたりと沿う箱型を安定に保持し、融着部7からの液漏れは確実に防止される。
(1)ステップ1
袋体11の左右の折込部12を底面10の外側に倒しつつ、融着部7を山折線として、袋体11の、相対向する端部面部分(5、6)の上部を重ね合わせ、このように重ね合わせた端部面部分(5、6)の上部を底面10の前後方向一方側に倒して、袋体11を扁平化する(図4A、F)。
(2)ステップ2
ステップ1の状態において底面10の両側に延出する部分(以下、延出部分と称する)を内側に折る(図4B)。(これにより、底面10の外側に倒された略二等辺三角形状の折込部12と、底面10の前後方向一方側に倒された端部面部分(5、6)の間に、直角三角形状のポケットβが形成される。)
(3)ステップ3
延出部分の上部の直角三角形状の遊離角部17を折り返した状態で、相重なり合う端部面部分(5、6)の上部を、ポケットβの中に折り込む(図4C)。
なお、本実施例の汚物処理具は、袋体11の底面10の外側の面の周縁部に、底面10から外側方向に伸長する接着シール片14が設けられており、前記ステップ3に続けて、図4Eに示すように、袋体11をさらに二つ折りし、相対向する底面10の縁部を接着シール片14で貼り合わせることができ、これにより、扁平なコンパクトな形状を保持させることができ、取り扱いに便利である。
本実施例は、実施例1の汚物処理具の内部に、便取り用のライナーシート21を装着した汚物処理具を示す。
本実施例に示す便取り用のライナーシート21は、前記袋体11の内部中央部を覆うシート状の液透過性のフィルター材から成る便取り部18と、この便取り部18の互いに対向する縁部から上方に立設された一対の支持部19と、これら支持部19の各々の上端に設けられた、前記袋体11の開口縁部に対する装着部20(詳しくは、粘着シール片)と、から成り、便取り部18を汚物処理具の内部中央部に配置し、接着部20を汚物処理具の開口部に接着させることで、簡便に、汚物処理具の内部に安定に装着することができる。
このようなライナーシート21を使用することで、便をライナーシート21て濾し取り、汚水のみを吸水シート13に吸収させて、ライナーシート21を汚物処理具から分離して便を廃棄でき、衛生的であり、また、便が多く、汚水が少量の場合には、汚物処理具を複数回利用でき、コストの削減に資する。
2 第二の折線
3 第三の折線
4 一帯箇所
5、6 端部面部分
7 融着部
8 融着線
9 角部
10 底面
11 袋体
12 折込部
13 吸水シート
14 接着シール片
15 切欠部
16 融着箇所
17 遊離角部
18 便取り部
19 支持部
20 装着部
21 ライナーシート
H 折込部の高さ
h 折込部の高さの約80%に相当する高さ
P 当接点
R 端部面部分の相対向する側縁
r 二つ折状態の一帯箇所の側縁
S プラスチックシート
T 折込部の頂点
W 第二および第三の折線の、第一の折線からの距離
α 第一の折線を二分する第一の折線の垂線
β ポケット
Claims (5)
- 略方形状の底面10を有する液不透過性の袋体11と、この袋体11の内部底部に収容される吸水シート13とから成る装着型のディスポーサブル汚物処理具であって、
前記袋体11が、1枚の実質的に長方形の液不透過性のプラスチックシートSを折り畳み、前面、底面及び背面が連続した継ぎ目のないシートとして存在し、両側面の中央部に縦方向に前記シートの融着部7が存在するようにした、上部が開口した箱型をなすものであり、前記底面10の両側が上方に実質的に二等辺三角形状に折り込まれ、当該三角形状の頂点Tが前記側面の中央部に位置するように、前記三角形状の両辺の内側箇所が当該両辺に沿って前記側面に融着されて山形の融着線8を形成していることを特徴とする装着型ディスポーサブル汚物処理具。 - 前記山形の融着線8が、前記三角形状の頂点Tの下方の、当該三角形状の高さの50〜95%に相当する高さの箇所で、前記底面10に略平行なラインを描くように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装着型ディスポーサブル汚物処理具。
- 前記袋体11の外側底面の周縁部に、当該外側底面から外側方向に伸長する接着シール片14が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装着型ディスポーサブル汚物処理具。
- 前記袋体11が、その上端部が内側ないし外側に折り返されて形成される折り返し部14を有し、かつ、その折り返し線上に、当該袋体11の開口部における対向位置に、一対の切欠部15が形成されて成り、かつ、前記折り返し部14が、前記融着部7の両側の合計二対の箇所16において、その対面する前記袋体11の側面に融着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装着型ディスポーサブル汚物処理具。
- 前記袋体11の内部中央部を覆うシート状の液透過性のフィルター材から成る便取り部18と、この便取り部18の互いに対向する縁部から上方に立設された一対の支持部19と、これら支持部19の各々の上端に設けられた、前記袋体11の開口縁部に対する装着部20と、から成る便取り用のライナーシート21を、前記袋体11の内部に装着したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装着型ディスポーサブル汚物処理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008002417U JP3142800U (ja) | 2008-04-16 | 2008-04-16 | 装着型ディスポーサブル汚物処理具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012121696A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Kg Mark Co Ltd | 汚物保管用バッグ及びスタンド |
JP2016117542A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 日本技研工業株式会社 | 自立性水切り袋 |
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- 2008-04-16 JP JP2008002417U patent/JP3142800U/ja not_active Expired - Fee Related
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