JP3215583U - 汚物処理袋 - Google Patents

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靖弘 國枝
靖弘 國枝
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スズラン株式会社
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Abstract

【課題】排泄後の汚物を包んでそのまま捨てることが可能で、汚物を包んだ状態での容量を最小限に抑える汚物処理袋を提供する。【解決手段】防水性のある袋体2と、該袋体2の底部7に配される、シート状の吸水体3とからなる汚物処理袋1を携帯用トイレや幼児用のおまる等にセットして、使用後は汚物を包みそのままの状態で捨てることができるので、従来のような面倒な作業を行う必要がなくなり、衛生的にも改善される。しかも、本汚物処理袋1はコンパクトに構成されているので、使用後、汚物を包んだ状態での容量を最小限に抑えることができ、使用後の汚物処理袋の保管スペース等に対する問題も解消することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、汚物処理袋に関し、更に詳しくは、携帯用トイレや幼児が使用するおまる等にセットして、使用後、汚物を包みそのままの状態で捨てることが可能な汚物処理袋に関するものである。
一般に、幼児がおまる等を使用して排泄する場合には、使用後、おまる内の汚物をトイレに捨てて、おまるを洗浄する必要があり、この作業は煩雑で相当な手間で、しかも、この作業を使用の度に行わなければならず非常に面倒であり、衛生的にも好ましいものではなかった。
そこで、上述した問題を解決するための従来技術として、特許文献1には、携帯用トイレや幼児用のおまるなどの簡易のトイレの便座部にセットして使用後の汚物を包み込み簡単に処理できる、外もれのしないビニールの内周面全域に消臭効果を付加した吸収体を配して構成された使い捨てのトイレシーツが開示されている。
登録実用新案第3004321号公報
しかしながら、特許文献1の発明に係る使い捨てのトイレシーツは、吸収体が外もれしないビニールの内周面全域で必要のない範囲にも装着されており、トイレシーツ自体が厚みを有するものとなり、該トイレシーツで汚物を包むとその容量が大きくなり、家庭においては、捨てる期日までに汚物の入った大きな汚物処理袋が相当数たまってしまい、その保管スペース等の問題が生じ、まだ改善する余地がある。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、排泄後の汚物を包んでそのままの状態で捨てることが可能で、汚物を包んだ状態での容量を最小限に抑える汚物処理袋を提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した考案は、排泄後の汚物を包む汚物処理袋において、開口側及び閉口側の線長に対して側部の線長が短い防水性のある袋体と、該袋体内の底部に配置される、シート状の吸水体とを備えることを特徴とするものである。
従って、請求項1の考案では、吸水体が袋体内の底部、すなわち、汚物の水分が貯留される部位だけに配置されているため、汚物処理袋自体がコンパクトになり、汚物を包んだ状態の汚物処理袋の容量を最小限に抑えることができる。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した考案において、前記袋体は、開口を閉じて二つ折りにした状態で、開口側の線長が閉口側の線長よりも長く、台形状に形成されることを特徴とするものである。
従って、請求項2の考案では、袋体を開口した際、開口側の面積が閉口側の面積よりも大きくなるので、袋体内への排泄が容易となり、使い勝手がよい。
請求項3に記載した考案は、請求項1または2に記載した考案において、前記吸水体は、厚みを有する吸水材を液体透過性シートで包んで構成したことを特徴とするものである。
従って、請求項3の考案では、所望の吸水量を得ることができる。
請求項4に記載した考案は、請求項1〜3のいずれかに記載した考案において、前記吸水体は、前記袋体内の底部に貼着されていることを特徴とするものである。
従って、請求項4の考案では、袋体内の底部において吸水体の位置がずれることがない。
請求項5に記載した考案は、請求項1または2に記載した考案において、前記吸水体は、略矩形状の液体透過性シートで、リンター、パルプ、吸水性ポリマー等の吸水材を巻回し、その両側をシールすることにより包状体としたものであることを特徴とするものである。
従って、請求項5の考案では、吸水体をコンパクトな形状に構成することができ、その上、所望の吸水量を得ることができる。
本考案の汚物処理袋によれば、携帯用トイレや幼児用のおまる等の簡易のトイレに使用して、使用後の汚物を包んでそのままの状態で捨てることができるので、おまる等を使用する度に、おまる等を洗浄する手間が省けると共に、衛生的にも好適である。しかも、本汚物処理袋は、おまる等にセットして使用するだけでなく、トイレのない場所や自動車等の乗り物の車内において、簡易のトイレとしても使用することができる。
しかも、本汚物処理袋は、防水性のある袋体の底部にシート状の吸水体を配置することによりコンパクトに構成され、汚物を包んだ状態での容量を最小限に抑制しているので、家庭において、その保管スペース等の問題もなくなり、移動先で使用した場合でも、不都合を生じることはない。
図1は、本考案の実施の形態に係る汚物処理袋を開いた状態での斜視図である。 図2は、図1の汚物処理袋を構成する袋体及び吸水体の斜視図である。 図3は、汚物処理袋の袋体を閉め、二つ折りにした状態での側面図である。 図4は、吸水体の断面図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図1〜図4に基いて詳細に説明する。
本考案の実施の形態に係る汚物処理袋1は、図1に示すように、防水性のある袋体2と、該袋体2の底部7に配置される、シート状の吸水体3とからなる。
袋体2は、図1及び図2に示すように、防水性シート2aを袋状に形成したものであり、この防水性シート2aは、合成樹脂シート、又は織り物、編み物、不織布の素材に、ゴム系、ポリオレフィン系、フッ素系やシリコーン系のフィルム状の素材を張り合わせることにより、液不透過性の機能を持たせている。なお、防水性シート2aの素材については上記のものに限定されることなく、液不透過性の機能を有し、袋体2として構成され、開口された際、立体的な姿勢をとりやすい素材で形成されていれば良い。なお、図1に示す符号10は、防水性シート2aを袋状にする際の接合線を示している。
また、この袋体2は、図3に示すように、開口を閉じ二つ折りにした状態では、開口側15の線長W1が閉口側16(底部7)の線長W2よりも長く、台形状を呈している。これにより、袋体2を開口すると、図1に示すように、開口面積が平面状の底部7の面積よりも大きくなる。袋体2の側部の線長H(高さ)は、開口側15及び閉口側16の線長W1,W2よりも短い。
さらに、図1及び図2に示すように、この袋体2の開口縁は、外方に折れ曲げられて2重になっている。これにより、特に、おまるに使用する際、折れ曲がった部分9を起して、その部位9を、おまるの排泄容器の上縁と便座との間に挟んで、袋体2の姿勢を維持させることができ、使用後は、その部位9を把持部として使用することができる。
さらにまた、この袋体2は、図1に示すように、その底部7が略平面状になりやすいように折れ線8が付いており、開口した状態で立体的な姿勢を維持することが可能となっている。
吸水体3は、図2及び図4に示すように、所定の厚みを有し、リンター等の短繊維で構成された吸水材4を、シート状の吸水材5aで巻回すると共に、さらに略矩形状で非水溶性の液体透過性シート5bで巻回して、その両側をシールすることにより包状体としたものである。
吸水材4は、吸水性を有するものであれば、リンター等の短繊維以外の、例えばパルプ、吸水性ポリマー、合成繊維、化学剤等が採用し得る。また、図2に示すように、この吸水材4は、平面視形状が略矩形状に形成され、その大きさは、袋体2を開口した状態での平面状の底部7に配置できる程度の大きさに形成されている。なお、この吸水材4の形状は特に限定されることなく、円形状でもよい。さらに、吸水材4の厚さは、所望の吸水量に基いて、繊維密度等を考慮した上で設定されることになる。なお、この吸水体3に消臭機能を付加させることも可能である。
そして、製品状態としては、図2に示すように、袋体2を開口して、底部7にシート状の吸水体3を平置きして、底部7を平面状にしつつ、吸水体3を包み込むように所定部位(折れ線8の部位を含む)を適宜に折り曲げ、嵩張らないようにコンパクトな外観になるようにしている。従って、使用時には、袋体2は、既に底部7が平面状になっているので、開口し、袋体2の周壁2bを立ち上げるだけで立体的な姿勢をとることが可能となる。
この形態の場合には、吸水体3は袋体2の底部7に装着されていないので、使用する際に、使用者が吸水体3の位置を底部7の前後に適宜変更することが可能となる。なお、吸水体3を袋体2の底部7の所定位置に予め両面接着テープ等を介して貼着しておく形態を採用してもよい。
次に、本汚物処理袋1をおまるに使用する際の使用手順を説明する。
まず、袋体2を開口し、底部7をおまるの排泄容器に沿うようにして、袋体2の折れ曲がった部分9を起して、その部位9を、おまるの排泄容器の上縁と便座との間に挟んでセットする。そして、使用後は、便座を取り外し、袋体2の把持部9を持ち、汚物を包むようにして開口を結ぶ等して閉め、袋体2をおまるの排泄容器から離脱させる。この時、汚物の水分は底部7へ流れ、底部7に配置される吸収体3によって吸収される。そして、この汚物を包んだ汚物処理袋1をそのままの状態で捨てることができる。
以上説明したように、本考案の実施の形態に係る汚物処理袋1は、防水性のある袋体2と、該袋体2の底部7に配置される、シート状の吸水体3とからなり、使用時には、袋体2を開口して、携帯用トイレや幼児用のおまる等の排泄容器に底部7を沿わせるようにセットして、使用した後は、汚物を包みそのままの状態で捨てることができる。
これにより、従来のような、携帯用トイレや幼児用のおまる等を使用する度に、汚物をトイレに流したり、おまる等を洗浄する等の面倒な作業がなくなり、その上、衛生的にも改善される。さらに、本汚物処理袋1は自身で開口状態を維持することができるので、トイレのない場所、自動車等の乗り物の車内、トイレに行けない介護者向け、さらには地震等の災害時に、簡易のトイレとして適用でき、非常に便利である。
また、本汚物処理袋1は、袋体2の底部7にシート状の吸水体3を配置し、コンパクトに構成されているので、汚物を包んだ状態での容量を最小限に抑えることができ、汚物を包んだ状態の汚物処理袋1の保管に対する問題も解消することができる。
さらに、本汚物処理袋1の袋体2は、開口を閉じ二つ折りにした状態では、開口側15の線長W1が閉口側16(底部7)の線長W2よりも長く、台形状を呈するように形成されているので、開口すると、開口面積が平面状の底部7の面積よりも大きくなり、排泄の際、排泄物を容易に袋体2内に入れることができ使い易いものになっている。
なお、上記実施形態において、袋体2は、二枚の防水性シート2aを3方向シールして袋状にしたもののほか、ガゼット袋、スタンド袋等の他の袋体としてもよい。
また、吸水体3は、上記のもののほか、長尺のシート状の吸水材を折畳んで積層体としたもの等、吸水性を有するものであればよい。
1…汚物処理袋、2…袋体、2a…防水性シート、3…吸水体、4…吸水材、5b…液体透過性シート

Claims (5)

  1. 排泄後の汚物を包む汚物処理袋において、
    開口側及び閉口側の線長に対して側部の線長が短い防水性のある袋体と、該袋体内の底部に配置される、シート状の吸水体とを備えることを特徴とする汚物処理袋。
  2. 前記袋体は、開口を閉じて二つ折りにした状態で、開口側の線長が閉口側の線長よりも長く、台形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の汚物処理袋。
  3. 前記吸水体は、厚みを有する吸水材を液体透過性シートで包んで構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の汚物処理袋。
  4. 前記吸水体は、前記袋体内の底部に貼着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の汚物処理袋。
  5. 前記吸水体は、略矩形状の液体透過性シートで、リンター、パルプ、吸水性ポリマー等の吸水材を巻回し、その両側をシールすることにより包状体としたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の汚物処理袋。
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