JP3240908U - 洋式トイレ飛散防止カーテン - Google Patents
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Abstract
【課題】洋式トイレにて男性が小用を足した時に尿や水が跳ねて飛散し、便器の周囲を汚すのを防ぎ、使用者の負担を減らすことができ、誰もが簡易に廉価で使用できる洋式トイレ飛散防止カーテンを提供する。【解決手段】洋式トイレ飛散防止カーテン４には、接合部材貼り付け面６１、６２、６３が設けられており、これらの面に貼り付けた接合部材により、便器本体２および便座３に固定される。便座３を上げた状態において、洋式トイレ飛散防止カーテン４がダレたり内外に曲がることを防止するために、洋式トイレ飛散防止カーテン４の便座３の固定側において、芯を保持できる芯袋８を設けており、芯の一端に接合部材貼り付け面を設けて接合部材により便座３と芯を固定することにより、洋式トイレ飛散防止カーテン４を平面状に広く広げることができる。【選択図】図１
Description
本考案は、洋式トイレにて男性が立って小用をした時に、尿または水の飛散を広く防止するカーテンに関するものである。
洋式トイレ使用の際、女性は男性に対し座して小用をして欲しいと願っている。立って小用をすると尿が跳ね、トイレの周囲が汚れ衛生的でなく、清掃が面倒だからである。しかし我慢して座してする男性もいる中、立って出したい男性も多くいるように見受けられる。
男性が座って小用をした場合は尿が跳ねないメリットがあるが、座ってすると残尿感があり、満足感がない。将来的には尿道や前立腺等に障害が起きる危険性が指摘されている。その為に飛散を防止し、衛生的であり清掃の手間を少なくする、容易に取り付け取り外し、交換ができることが望まれる。
特許文献１、２及び４のような蛇腹状の飛散防止シートは便座を下げた状態には便器の縁からのはみ出しがあり、特許文献３は板状の防止板は小さく範囲が狭い為、飛散防止効果が弱い。
洋式トイレを使用する際、男性が生理性質に合った使用ができる様、簡単で廉価、女性にも負担が少ない方法で飛散を防止する。
便座と便器本体の側面にカーテンを取り付け、便座を上げた時には広範囲に飛散を防止し、下げた時には特殊な折り方で収納する。特別な材料、器具等を使用せず廉価で簡単な物で作製する。
比較的広範囲に飛散を防止し、座る時も違和感なく使用でき、廉価であり簡単な使用方法で取り替えも容易にできる。男女共に負担が軽減される。
図１は、洋式トイレ１の便座３を上げた時の本考案の洋式トイレ飛散防止カーテン４の状態を示す側面図であり、図５は同じく正面図である。また、図３は、洋式トイレ１の便座３を下げた時の本考案の洋式トイレ飛散防止カーテン４の状態を示す側面図であり、図６は同じく正面図である。便座３を上げた状態においては、洋式トイレ飛散防止カーテン４が、便座３と便器本体２の間の洋式トイレ１の側方空間を覆うことにより、男性が小用を足す際に、尿等の飛散を防止することができ、便座３を下げた状態においては、洋式トイレ１の側面の外側でコンパクトに折り畳まれることで、女性等が用を足す際に、便座３に違和感なく座ることができる。
図２は、本考案の洋式トイレ飛散防止カーテン４が広がった状態を示す図であり、図４は、本考案の洋式トイレ飛散防止カーテン４が折り畳まれた状態を示す図である。図２において、５Ａ、５Ｂ、５Ｃは折り目を示す。折り目５Ａ、５Ｂ、５Ｃは隣接する折り目において交互に山折りと谷折りとすることにより、図４に示すように、コンパクトに折り畳むことができる。
洋式トイレ飛散防止カーテン４には、接合部材貼り付け面６１、６２、６３が設けられており、これらの面に貼り付けた接合部材により、便器本体２および便座３に固定される。便座３を上げた状態において、洋式トイレ飛散防止カーテン４がダレたり内外に曲がることを防止するために、洋式トイレ飛散防止カーテン４の便座３の固定側において、芯７を保持できる芯袋８を設けており、芯７の一端に接合部材貼り付け面６４を設けて接合部材により便座３と芯７を固定することにより、洋式トイレ飛散防止カーテン４を平面状に広く広げることができる。接合部材貼り付け面６１及び６２は、洋式トイレ飛散防止カーテン４に足を付けた形にすることで、便器本体２の形状差に対しても便器本体２への取り付けが容易となり、さらには洋式トイレ飛散防止カーテン４が折り畳まれる際に、確実に折り畳むことができる。
洋式トイレ飛散防止カーテン４は、洋式トイレ１の片方の側面のみに設けることもできるが、両方の側面に設けることにより、男性が小用を足す際に、尿等の飛散を確実に防止することができる。
洋式トイレ飛散防止カーテン４の素材は、折り目５Ａ、５Ｂ、５Ｃを確実に付けることができる不織布または紙を用いることが好ましいが、これらに限定されるものではない。また、洋式トイレ飛散防止カーテン４の素材には、抗菌防臭加工を施した物も使用できる。接合部材貼り付け面６１、６２、６３、６４に貼り付けられる接合部材は、両面テープを用いることができるが、これに限定されるものではない。芯７の素材は、金属、樹脂、木材、厚紙等を用いることができる。
洋式トイレにはさまざまな形があるが、側面に取り付ける事によって既存の機体使用に影響なく、カーテンのサイズ、畳み方の僅かな変更で適用できる。
１ 洋式トイレ
２ 便器本体
３ 便座
４ 洋式トイレ飛散防止カーテン
５Ａ、５Ｂ、５Ｃ 折り目
６１、６２、６３、６４ 接合部材貼り付け面
７ 芯
８ 芯袋
９ 水槽
２ 便器本体
３ 便座
４ 洋式トイレ飛散防止カーテン
５Ａ、５Ｂ、５Ｃ 折り目
６１、６２、６３、６４ 接合部材貼り付け面
７ 芯
８ 芯袋
９ 水槽
Claims (2)
- 洋式トイレの側面部において便座と便器本体に固定され、前記便座を上げた時には前記便座と前記便器本体の間の前記洋式トイレの側面の空間において平面状に広がり、前記便座を下げた時には前記便器本体の側面の外側において折り畳まれ、前記便座を下げた状態において複数の折り目を介して折り畳まれることを特徴とする洋式トイレ飛散防止カーテン。
- 前記洋式トイレ飛散防止カーテンは、折り目が付けられるシート状の素材からなり、接合部材によって便座の側面と、便器本体の側面とに固定されることを特徴とする請求項１記載の洋式トイレ飛散防止カーテン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022004119U JP3240908U (ja) | 2022-12-14 | 2022-12-14 | 洋式トイレ飛散防止カーテン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022004119U JP3240908U (ja) | 2022-12-14 | 2022-12-14 | 洋式トイレ飛散防止カーテン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3240908U true JP3240908U (ja) | 2023-02-14 |
Family
ID=85197860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022004119U Active JP3240908U (ja) | 2022-12-14 | 2022-12-14 | 洋式トイレ飛散防止カーテン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240908U (ja) |
-
2022
- 2022-12-14 JP JP2022004119U patent/JP3240908U/ja active Active
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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