JP5612784B1 - 月経時用シート付き携帯尿器 - Google Patents
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Abstract
Description
突然の月経や月経時交換用にも応急処置として、尿器に固定、貼布してある月経時用シートを剥がし下着に取り付け使用することもできる携帯できる月経時用シート付き携帯尿器に関するものである。
従来、携帯できる尿器はほとんどのものが拭きとり機能が付いていないのでトイレットペーパーかティッシュペーパーを用意し、着用しているものを汚さないように片手で尿器を女性器に押し当てながら、もう片方の手で脇から拭き取っていた。
また、先行技術に拭き取れるとされる携帯できる尿器で月経時に対応できる物が無かった。
拭き取れるとされる女性用排尿器は、吸水性と保水性を有する芯材を設けたものがあった(たとえば、特許文献1参照)。
また、大人用の紙おしめを敷いて使用できるものもある(たとえば、特許文献2参照)。
トイレットペーパー、または、ティッシュペーパーを用意し片手で尿器を女性器に押し当てながらもう片方の手で着用しているものを汚さないように脇から拭き取るなどの煩わしさがあった。
上記先行技術の携帯できる女性用排尿器は尿拭き取り部を設けているが女性特有の月経時に対応するものではなかった。
多くの女性は月経があり、携帯できる尿器を使用するときに月経だった場合は普段の排尿と違い多くのトイレットペーパー、または、ティッシュペーパーが必要だった。
下着を汚さないためにはこまめに月経時用シートを取り替えなくてはならないなどの煩わしさがある。
月経周期予定外に月経になった場合は月経時用シートを持っていないことが多かった。
このように女性の排尿は男性と違い煩わしい作業があるため排尿ができ尿集袋で固めるだけでは本当の女性専用排尿器ではなかった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものである。
多くの女性は月経があり、通常の排尿後の処理よりも多くのトイレットペーパー、またはティッシュペーパーが必要になるが月経時用シート(高分子吸収シート)で吸収するので多くのトイレットペーパー、または、ティッシュペーパーは必要ない、
さらに、月経時はこまめにシートを取り替えなくては下着や衣服を汚してしまうなど、男性に無い女性特有の煩わしい作業があるが、突然月経になった場合や交換用の月経時用シートを持っていなくても本発明品本体から月経時用シートを剥がし応急処置として使用が可能であれば下着や衣服を汚さずに済む。
本発明品は下着と女性器の間に差し込んで排尿することができ、排尿後の拭き取りも同時にできるため着衣を汚すことなく短時間で排尿行為が終了できる。
また、車中などの狭い空間でも少し腰を浮かせ月経時用シート付尿器を差し込むことにより楽に排尿することができる。
登山などでトイレがない場合でも、男性のように立位のまま排尿が可能になり、排尿後の拭き取りも同時にできるため着衣を汚すことなく短時間で排尿行為が終了する。
高速道路の渋滞時や公衆トイレがないなどの緊急を要するときには尿意が我慢できず、ようやく排尿ができるときには、尿は勢い良くでてしまい着用しているものや車のシートなどを汚してしまう恐れがあるが、本発明品は尿器本体に月経時用シートの中心部分を切り取っている物が貼布されているので空間ができ、女性器に密着させる構造になっているため尿が周りに飛び散ることがない。
排尿後は女性器から尿器を左右前後どちらかに少しずらすことにより素早く女性器に付着している尿を吸収し、拭き取ることができるので安心して排尿することができる。
尿は尿集袋に入り凝固する。
変形しない素材で構成した尿器本体(2)に比翼付月経時用シート全体(8a)を設ける。
比翼付月経時用シート全体(8a)裏面全体に両面テープ(D)、比翼部裏面にも両面テープ(D)を固定する。
下着(H)と女性器(I)の間に差し込める程度に平たく、女性器(I)に密着する尿器開口部(3)の尿器の開口部周囲に外側に張りだす縁(4)を設ける。
その尿器の開口部周囲に外側に張り出す縁(4)に裏面に両面テープ(D)が固定されている比翼付月経時用シート全体(8a)を固定、貼布できるように形成する。
比翼付月経時用シート中心部(8c)を切り取り空間(B)を作り、切り取られた部分に被るように重ねられる高分子吸収シート(9a)を付随させる。
女性器(I)に比翼付月経時用シート中心部(8c)を密着させれば尿が外に漏れでることはなく、立位でも中腰でも排尿でき、排尿は持ち手(5)の中を通り、尿集袋(6)の中で凝固剤(C)で固める。
比翼付月経時用シート全体(8a)は月経時にも月経時用シート付き尿器本体(1)から剥がして対応できる。
以上のように構成された月経時用シート付き携帯尿器である。
本発明の使い方を説明する。
女性が排尿を行う場合を説明する。
(イ)下着を下ろし臀部を出さなければならない。
(ロ)しゃがむか座って排尿する。
(ハ)排尿後は女性器に付着している尿を拭かなければならない。
(ニ)男性器と違い排尿の角度調節ができないため不規則な角度で排尿される。
(ホ)多くの女性は月経がある。
女性が外出先でトイレ以外の場所で携帯できる尿器を使用しなければならない場合は、スカート履きの場合はスカートをまくり上げて下着を下ろし臀部を露出し、ズボン履きの場合はズボンと下着を下ろし臀部を露出し、しゃがむか中腰の状態で尿器を股の間に挟むようにし排尿することになる。
一般的に販売されている携帯できる尿器は女性器にあてがう開口部分から尿を貯めて固める部分までがまっすぐ下に縦長に配置されているか、大便の場合にも対応できるようになっているため下着を下ろさずに使用することは難しい。
狭い場所や車中での限られたスペース内での排尿はプライバシーを考慮した商品が必要である。
本発明品はスカート履きの場合でもズボン履きの場合でも臀部を露出しなくても下着をずらし尿器を下着と女性器の間に差し込んで女性器に密着させる構造になっている。
尿を貯める尿集袋は斜めの角度で配置されているため、下着を下ろさなくても尿は真下に貯まるのではなく、前方斜め下に貯まるので使いやすい。
登山などでトイレが無い場合でも男性のように立位のまま排尿が可能になり、排尿後の拭き取りも同時に出来るため着衣を汚すことなく短時間で排尿行為が終了する。
高速道路の渋滞時や公衆トイレがなかなか見つからない緊急時には尿意が我慢できずようやく排尿ができるときには、尿は勢い良くでてしまい着用しているものや車のシートなどを汚してしまう恐れがある。
本発明品は尿器本体に月経時用シートの中心部分を切り取った物が固定、貼布されており、切り取られた部分に被るように重ねられる高分子吸収シートを付随させ、排尿の時は重ねられている高分子吸収シートをめくり上げて使用する。尿が周りに飛び散ることがない。
排尿後は女性器から尿器を左右前後どちらかに少しずらすことにより素早く女性器に付着している尿を吸収し拭き取ることができるので安心して排尿することができる。
多くの女性は月経があり、通常の排尿後の処理よりも多くのトイレットペーパー、または、ティッシュペーパーが必要になるが月経時用シートで吸収するので多くのトイレットペーパー、または、ティッシュペーパーは必要ない。
さらに、月経時はこまめにシートを取り替えなくては下着や衣服を汚してしまうなど、男性に無い女性特有の煩わしい作業があるが、突然月経になった場合や交換用の月経時用シートを持っていなくても、本発明品本体から月経時用シートを剥がし応急処置として使用が可能であれば下着や衣服を汚さずにすむ。
尿は、尿集袋に入り凝固する。
災害時などではしゃがむことが困難な下肢障害者や車椅子を使用している人用のトイレの確保はむずかしく、本願のような構造で下着と股の間に差し込み排尿ができ、排尿後の尿を拭き取ることができる形状であれば少しの介助で排尿させることができる。
本発明は緊急時最も使いやすい携帯尿器である。
2 尿器本体
3 尿器開口部
4 尿器の開口部周囲に外側に張り出す縁
(月経時用シート裏面の両面テープを固定させる為)
5 持ち手
6 尿集袋
7 接合部分
8a 比翼付月経時用シート全体
8b 比翼付月経時用シートの比翼部
8c 比翼付月経時用シート中心部
9a 高分子吸収シート
9b 高分子吸収シートが重なる部分
A 手
B 空間
C 凝固剤
D 両面テープ
E 女性
F Tシャツ
G ズボン
H 下着
I 女性器
J 靴
Claims (1)
- 変形しない素材で構成した尿器本体(2)は下着(H)と女性器(I)の間に差し込める程度に平たく、女性器(I)に密着する尿器開口部(3)の周囲に外側に張り出す縁(4)を設け、その張りだす縁(4)に中心部(8c)を切り取り空間(B)を設け、裏面全体に両面テープ(D)を固定した比翼付月経時用シート全体(8a)を固定、貼布できるように形成し、空間(B)部分に被るように重ねられる高分子吸収シート(9a)を付随させ、排尿の時は高分子吸収シート(9a)をめくり上げ、空間(B)と女性器(I)を密着させれば尿が外に漏れでることはなく、立位でも中腰でも排尿でき、排尿は持ち手(5)の中を通り、尿集袋(6)の中で凝固剤(C)で固め、比翼付月経時用シート全体(8a)を月経時に使用する時は高分子吸収シート(9a)を高分子吸収シートが重なる部分(9b)に重ねあわせ月経時用シート付き尿器本体(1)から剥がして対応できるように工夫した月経時用シート付き携帯尿器。
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JP2014006848A JP5612784B1 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 月経時用シート付き携帯尿器 |
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