JP2004085520A - 検便用採取具 - Google Patents

Abstract

［課題］　　洋式トイレで検便の、便採取準備、便採取、採取後の後始末において煩わしさを解消し、トイレへの廃棄物ができるだけ少なく汚水処理に良効的な、衛生的で簡単にでき、便座サイズに適合度を有す安
価な検便用採取具を提供することである。
［解決手段］
便座左右端へ張設し、覗いて採取確認可能で適度な撓みを有して、幅は所望量採取可能幅の採取テープ１、の裏面両サイドへ剥離紙に覆われた両面テープ２を貼付その上面中央へ水溶性採取マット３を採取テープ１に明けた２個の穴を介し、裏面より離脱テープ４で、接合構成し、採取位置決め線６により採取確実でコンパクト化した、便座上面へ両面テープ２で接着張設し使用する検便用採取具であ
る。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
［発明の属する技術分野］
本発明は、一般家庭、病院の洋式形状のトイレにおける検便用の採取に使用する、検便用採取具に関するものである。
【０００２】
［従来の技術］
従来は、便座に新聞紙等をおいたりしていましたが、廃棄物が大きく又小学生低学年児の検便は、お尻が裏になり採取し難く反対を向いて溜水のない便器中の浅い所へペーパーを敷いて行ったりもしているがペーパーに乗った状態で溜水トラップ内へ滑落する場合有りでとても煩わしく難儀なもので、衛生的にも不都合部があった。
【０００３】
［発明が解決しようとする課題］
従来上記のように採便と採取後の処理が容易でなかった為、煩わしさを解消し、衛生的で容易に行える安価な検便用採取具を開発するものである。
【０００４】
［課題を解決するための手段］
本発明は上記目的を達成するものであって、便座左右端へ張設し適度な撓みで、便採取を覗いて確認可能長さとし、幅は所望量採取可能幅を持たせた採取テープ１の上面中央へ採取マット３を設置して採取テープ１の裏面両サイドへ剥離紙に覆われた両面テープ２を貼付して構成した。
【０００５】
採取テープ１は水分や排泄物重量で壊れなく、安価なものとして不織布を使用し、採取マット３は水溶性紙を用い、採取テープ１へ穴を明けそその穴を介して裏面より離脱テープ４で接合し、汚物付着部廃棄時両面テープ２の剥がし易い方の、片方を便座より剥がし採取テープ１を反転して、汚物部に触れずに離脱テープ４剥離で採取マット３を自然落下できるようにした。
【０００６】
［実施例］
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【０００７】
図１は本考案の平面図と側面図を示す。
採取テープ１は、水分や排泄物重量にて壊れる不安のない不織布を用い幅３ｃｍ長さ５０ｃｍにて、裏面両サイドへ長さ４〜５ｃｍの剥離紙付き両面テープ２を貼付し、中央上面にトイレペーパーを６〜７層折りにした採取マット３長さ約１１ｃｍ幅は採取テープより両側へ約５ｍｍ程ハミ出る様にして、採取テープが汚れないようにし、採取マット３の接合は採取テープ１へ２個の穴を明け裏側より穴を介して離脱テープ４にて接合
採取テープ１両サイド幅中心へ、長さ１ｃｍ赤色の位置決め線６を設けた。
【０００８】
図２は、本考案の検便用採取具を取り付けた時の正面断面図を示す。
便座への張設はできるだけ平行に張、位置決め線６が便座よりハミ出すように張設、採取具取付向きは離脱テープ４の剥離ツマミが剥がし易い方向を向くように張設のこと、（両面テープ２を最初に剥がす方向）
（両面テープ２を覆う剥離紙や離脱テープ４はトイレへ流さないこと。）
【０００９】
図３は採取便を採取容器へ採取後の汚れた採取マット３の処理法を示す
検便採取具の取外し易い方の両面テープ２を剥がし、対面は接着のまま採取テープ１を反転、便座及び採取マット３の中心が離れ過ぎると便器、便座を汚すことがあるので注意要、採取テープ１を反転後離脱テープ４を剥離して採取マット３を自然落下させる
※トイレへの廃棄はこの採取マット３のみです。
【００１０】
図４は採取位置決め図を示す。
使用法は取扱い説明書による便排泄時もこの姿勢をくずさず排泄のこと
姿勢をくずすと採取位置がずれて、上手な採取不可となる為
【００１１】
［発明の効果］
上記構成により、本人採取時も幼児採取時も煩わしさの解消ができ、採取位置決め等にて、安心確実採取で衛生的にスマートな処理可能となり、トイレへの廃棄物が小さく、汚水処理にも良効なものである
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の平面図である。
【図２】本発明の正面断面図である。
【図３】本発明の後始末処理図である。
【図４】図４は採取位置決め図を示す。
【符号の説明】
１　採取テープ
２　両面テープ
３　採取マット
４　離脱テープ
５　便座
６　位置決め線

Claims (4)

1. 採取テープ１の長さは４５ｃｍ〜５０ｃｍで幅は２．５ｃｍ〜５ｃｍ程で裏面両サイドへ剥離紙付きの両面テープ２を貼付し、採取テープ１の上面中央へ離脱機構を有す水溶性の採取マット３を、採取テープ１に明けられた２個の穴を介して、裏側より離脱テープ４で接合され便器内側へ適度の撓みを有すことを特徴とする検便用採取具である。
2. 採取テープ１の両端へ採取位置決め線６を設けた請求項１記載の検便用採取具でこの位置決めにより確実採取可能で、コンパクト化と安価を計れる又、この位置決めで採取テープ１、採取マット３、の最適幅設定ができて所望量採取を下から覗き確認後、過量採取を避ける為尻の移動後の便排泄も便器溜水内に排泄でき、通常の水洗洗浄で汚れ残り不可可能にできる。
   ※−１位置決め線６による採取可能確認済み、男女で確認
   ※−２女性の場合位置決め位置での排尿不敵、（尿で濡れるが便採取可能）
3. 採取マット３のみ水溶性で、採取テープ１の幅より両サイド約５ｍｍ程幅広にし、採取テープ１に便付着を避ける構成で採取容器へ便確保後採取テープ１の片方の両面テープ２を剥離反転し、採取マット３を便器内側へ向け離脱テープ４を剥離、採取マット３の接合解除で自然落下、トイレへの最小廃棄物で汚水処理に良効且つ衛生的で簡単に処理できる、請求項１、請求項２に記載の検便用採取具である。
   又は両面テープ２の覆い剥離紙以外全て水溶性で、離脱機構不用な請求項２に記載の検便用採取具である。
4. 本採取具と位置決め線６使用法取扱い説明書セットでポリ袋へ包装か、本採取具と上記取説、採便容器の３点セットでポリ袋へ包装としたもの。

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