JP2020060577A - 検便具 - Google Patents

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中松 義郎
Yoshiro Nakamatsu
義郎 中松
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Abstract

【課題】自動噴射・自動排水方式のトイレであっても確実に検便をおこなうことができる検便具を提供する。【解決手段】便座6の間に、便2を乗せるためのリパルパブルな材料でできている検便シート10を貼り付けるため、検便シートに接着部10A、10Bを設けている。【選択図】図3

Description

本発明は、検便時に便を確実に検便することができる検便具に関する。
検便をする時には、容器に便を少量検便して入れて、検査機関に提出する必要がある。昔は、マッチ箱に便をいれて提出したが、検便するのが大変であった。和式トイレ及び洋式トイレの場合、トイレの底面に直に或いはトイレットペーパーを拡げて、そこに便を落とし、検査棒で便をつついて少量検便し、これを専用の容器に入れるようになっている。残りの便は水で流していた。
図1は検便方法の従来例を示す図である。1は便器、2は便である。通常は便器1の中に直に便を落とすか、或いは便器の上にトイレットペーパーを敷き、その上に便を乗せるようにする。2は便、3は便2をつついて検査用の少量の便を検便する検査棒である。検査棒3としては、例えば爪楊枝状のものが用いられる。
便器には和式と洋式とがあり、和式はその上にしゃがんで用を足すものであり、洋式は便座(図示せず)を介して椅子に座る要領で座り、用を足すものである。図2は洋式トイレの使用状態を示す図である。(A)は便器に座った状態を示す。便器1に椅子に座る要領で座り、便2を出す。20はお尻、25は排水管である。用を足したら、レバーを操作するか押釦スイッチを押して水を出し水洗して便を流すようになっている。水を流すと、(B)に示すように、排水管25から便2が押し流される。
ウォッシュトイレでは、用を足したら、お尻に噴射部を自動で位置決めし、自動で水又はお湯を噴射してお尻をきれいにするものである。この種のものは通常は水を流す時には、操作部(レバー又は押釦ボタン)を操作している。近年、この水洗工程も自動化し、便座から立ち上がると、自動で水が流れるものもある。
従来の便器では、便を検便した後、水を流せばよい。
この便を検便する時、従来の方法では、先に説明したように、便器の内側に直に或いはトイレットペーパー等のシートを敷き、その上に便を乗せる。検便作業が終了したら、水を流せばよい。シートと便2は排水管の中に流し込まれる。
近年、前述したようにトイレの近代化がすすみ、お尻にお湯を噴射してお尻の汚れを自動的にとるウォッシュトイレが用いられるようになってきている。
更には、トイレの自動化が進み、用足しが終わって便座から立ち上がると、そのことを検出して、自動的に水が流れるようになったものも使用されるようになってきた。この方式だと、まだ検便を終えていないのに水が流れてしまう。従って、便も流れてしまい、検便ができない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、このような自動噴射・自動排水方式のトイレであっても確実に検便をおこなうことができる検便具を提供することを目的としている。
このような課題を解決する本発明は、便器の便座間に、所定幅であって、その両端に便を検便するための水溶性のシートを張り、その両端には便座間に該シートを貼り付けるための接着部を設けたことを特徴としている。
水溶性のシートを便座間に貼り付けておく。使用者が立ち上がっても、このシートは便座間に貼り付けられているので、自動的に噴射される水もシートの高さまでは届かない。従って、シートに便を落としておき、その状態で検便操作を行うことができる。検便作業が終了したら、シートをはがして便器内に落とし、その後強制的に水を流せばよい。シートはリパルパブル(水溶性)なので水に溶ける。このように、本発明によれば、自動噴射・自動排水方式のトイレであっても確実に検便をおこなうことができる検便具を提供することができる。
検便の様子を示す図 洋式トイレの使用説明図 本発明による検便時の使用状態を示す図 本発明の検便シートの構成例を示す図 本発明の検便シートの断面形状を示す図 便を排水処理する時の様子を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図3は本発明の検便時の使用状態を示す図である。図1,図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、1は便器、6は便座である。7は便器内の水、20はお尻である。10は本発明にかかる検便シートである。該検便シート10はリパルパブル(水溶性)な材料でできている。具体的には例えば、トイレットペーパーと同じ材質のものが用いられる。10A,10Bは検便シート10を便座6に貼り付ける接着部である。検便シート10と接着部10A,10Bの詳細については後述する。
Lは排水時の水面、Hは便器1の底から水面Lまでの高さ、hは水面Lから便2までの高さである。排水時において、水面Lから便2まではhだけはなれているので、便2に水がかかることはない。従って、検便ができることになる。
この状態で検便作業を行う。便が検便できたら、シートを剥がして便器に落とし便器に付属の流しボタン(図示せず)を押して、便を流し排出させる。本発明によれば、自動噴射・自動排水方式のトイレであっても確実に検便を行うことができる検便具を提供することができる。
図4は本発明の検便シートの構成例を示す図である。(C)は検便シート10の平面図である。そして、このシート10の幅Wは便2を安定に乗せられるように、十分な幅を持つ必要がある。この幅Wとしては、例えば50mm程度のものが用いられる。
10A,10Bは検便シート10の両側に設けられた接着部である。この接着部10A,10Bを断面で示すと、(A),(B)に示すようなものとなる。この貼り付け部10A,10Bは(A)に示すようにライナー10aとリパルパブル接着層10bから構成されている。使用の実際に当たっては、図4の(B)に示すように、ライナー10aを剥がす。
すると、リパルパブル接着層10bが表れるので、この接着層10bを便座6に貼り付ける。この結果、図4の(C)に示すように、便座間に検便シート10が貼られることになる。後は、このシート10の上に便が乗るようにする。すると、便2の重みでシート10がたわみ、図3に示すようなものとなる。この便2が乗った状態でも、その便の底が水7の水面Lよりも高い状態にあれば、つまり、hが所定の距離あれば便2が水で濡れることはない。なお、検便シート10は、接着部10A,10Bとそれ以外の部分を含む概念である。
次に、接着部10A,10Bの詳細をその断面形状で説明する。本発明で用いるリパルパブルシートは2種類ある。(A)は複層のものを、(B)は単層のものをそれぞれ示している。(A)において、30は接着力のないリパルパブルシート、31は該リパルパブルシート30の上部に設けられた第1の接着層、32は該第1の接着層31の上部に設けられた非接着層、33は非接着層32の上部に設けられた第2の接着層である。第1及び第2の接着層31,33で非接着層32を挟んだ格好になっている。構成部34と35はライナーであり、34は第2の接着層33の上部に設けられたリリースコート、35は該リリースコート34の上部に設けられたリリースライナーである。構成部30〜33で図4の10bに対応し、構成部34,35で図4の10aに対応している。
(B)において、(A)と同一のものは同一の符号を付して示す。(B)において、30はリパルパブルシート、36は該リパルパブルシート30の上に設けられた単層の接着層である。34は接着層36の上部に設けられたリリースコート、35は該リリースコート34の上部に設けられたリリースライナーである。構成部36は図4の10bに対応し、構成部34,35で図4の10aに対応している。これら接着部10A,10Bはいずれも水に溶けるリパルパブルな成分から構成されている。
図5の(C)はライナーを剥がした状態を示している。ライナーを剥がすと、33と34とが分離する。接着層33が表れるので、この接着層33を便器の便座に貼り付けると、便座の間に検便シートが貼られることになる。この検便シートの上に便を落とす。本発明によれば、便座から検便のために立ち上がっても、洗浄水7は検便シート10までは届かない。この状態で検便し、検便が終了した検便シート10を剥がして便器の中に落として水で流す。
図6は検便が終了した検便シートと便を落とす様子を示す図である。先ず検便が終了した検便シート10と便2を便器内に落とす。その後、レバー又はプッシュ釦を操作して水を流す。すると、渦巻状の水流が発生する。この水流に便2と検便シート10が流し込まれ、排水管25から外部に排出される。
なお、検便シート10の幅Wは、図5に示す接着部が複数設けられたもので決まる場合が多い。それだけ、検便シートの幅が広いということである。上述の実施例では、リパルパブルシート30とその両端の接着部10A,10Bを別々の部品で示したが、全面図5で示す接着層でリパルパブルシート30を構成してもよい。
本発明によれば、自動噴射・自動排水方式のトイレであっても、確実に検便作業をすることができるので、本願発明の検便シートが広く行きわたるものと思われる。
1 便器
2 便
3 検査棒
6 便座
10 検便シート
10A 接着部
10B 接着部
10a ライナー
10b リパルパブル接着剤
20 お尻
25 排水管
30 リパルパブルシート
31 第1の接着層
32 非接着層
33 第2の接着層
34 リリースコート
35 リリースライナー

Claims (1)

  1. 便器の便座間に、所定の幅を持ち、その両端に便を検便するための水溶性のシートを張り、その両端には便座間に該シートを貼り付けるための接着部を設けたことを特徴とする検便具。
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