JP2000109774A - 水解性粘着シート - Google Patents

水解性粘着シート

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JP2000109774A
JP2000109774A JP10288205A JP28820598A JP2000109774A JP 2000109774 A JP2000109774 A JP 2000109774A JP 10288205 A JP10288205 A JP 10288205A JP 28820598 A JP28820598 A JP 28820598A JP 2000109774 A JP2000109774 A JP 2000109774A
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soluble
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pressure
sheet
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Shiro Tamura
司郎 田村
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RIKIDAIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水で簡単に除去できる水解性粘着シートを得
る。 【解決手段】 水溶紙からなる基材の片面または両面に
水溶性粘着剤層が形成されていることを特徴とする水解
性粘着シートを提供することにより、上記課題を解決す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水に分散溶解し
得る水溶紙を基材とする水解性粘着シートに関するもの
である。より具体的には用済み後に水に分散溶解し得る
水解性粘着シートに関するものであり、さらに具体的に
は包装用、荷札用、マスキング用、製造工程管理用、シ
ール用、スプライシング用等のテープまたはシート等で
ある水解性粘着シートに関するものである。なお、本発
明でいう水溶紙とは水で直ちに分解する紙のことであ
り、分散溶解するとは水で直ちに分解し、見えなくなる
ことである。また、水解性とは水で分解する性質のこと
である。
【0002】
【従来の技術】段ボールケースなどの組立てや封緘に際
して種々の粘着テープが使用されているが、いずれのテ
ープもその基材が水に分散溶解しないため、段ボールを
再生紙とするためには、予め粘着テープを段ボールから
取り除く必要があった。また、段ボールケースの表面に
貼付される荷札についても同様であり、再生に際して荷
札部分を予め段ボールから取り除かなければならなかっ
たし、ロール状の紙をつなぐためのスプライシングテー
プについても同様の不都合があった。
【0003】また、レンズ研磨時などにマスキングする
ためのシートや、各種製品の製造工程を管理するために
個々の半製品に貼付されるシート類は、製造工程の終了
後に個々の製品から取り除く工程が必要であった。さら
に、小児が家庭内の家具などに好んで貼るキャラクター
などが印刷されたシールは、家具類を痛めないで除去す
るのが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな煩雑さや不都合を伴わない粘着性のテープやシート
を提供することを課題としており、具体的には再生に際
して段ボールを水で処理するときに、テープとかシート
自体が水に分解してしまうとか、製品完成後とか用済み
後に水で拭いたり、洗浄したりするだけでシート自体が
水に分散溶解して除去できるような粘着性のテープやシ
ートなどを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、水溶紙から
なる基材の一方の面または両面に水溶性粘着剤層が形成
されていることを特徴とする水解性粘着シートに関する
ものである。この発明の水解性粘着シートを段ボールケ
ースの封緘用テープとか荷札用シートとしたときには、
段ボールの再生に際して、それらのテープやシートを予
め取り除くことなく、そのまま再生処理に付すことがで
きるという優れた効果が得られる。
【0006】この発明の水解性粘着シートをマスキング
とか製造工程管理票として半製品に貼付したときには、
該シートを水で洗浄などするだけで、完成品から簡単に
除去できるという優れた効果が得られる。また、この発
明の水解性粘着シートをシールとしたときには、子供の
成長後、シール部分を水で拭くだけで家具類を痛めるこ
となく、貼られたシールを簡単に除去できるという優れ
た効果が得られる。
【0007】さらに、この発明の水解性粘着シートをス
プライシングテープとしたときには、該テープを取り除
くことなく、そのまま紙の再生処理工程に付することが
できるという優れた効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の水解性粘着シートの基
材としての水溶紙は、水に分散溶解し得るものであれば
よく、具体的には、例えば木材をパルピングおよび漂白
精製して得られたセルロース繊維からなるパルプに水溶
性の樹脂または水溶性の糊を加えて漉くことにより製造
された水溶紙が挙げられる。
【0009】この水溶紙は、それぞれの用途に合った特
性をもたせるために、つや出し加工やにじみ止め加工等
が施されていてもよい。水溶紙の水中分解温度は常温以
下であればよく、低温で分解すればなお好ましい。
【0010】この発明で使用される水溶性粘着剤(水溶
性接着剤を含む)は特に限定されないが、従来使用され
ている水溶性粘着剤を用いることができる。たとえばベ
ースポリマーとして、イタコン酸、マレイン酸、アクリ
ル酸、メタクリル酸またはこれらの誘導体などのカルボ
ン酸、またそのカルボン酸塩やエステルを含有するモノ
マーを重合して得られるポリマー、あるいはアクリル系
ポリマーなどを用いることができる。また特に(メタ)
アクリルアミド、スルホン酸、カルボン酸、スチレンス
ルホン酸またはこれらの塩を含有するモノマーを重合さ
せて得られるポリ(メタ)アクリルアミドが好適に用い
られる。なかでもスルホン酸塩またはカルボン酸塩を含
有するモノマーを重合させて得られるアクリル系ポリマ
ーが機械的性能、取扱い性および水溶性などの点で好ま
しい。これらのポリマーには、ビニル炭酸やその高重合
体、アミロース、デキストリン、ポリビニルアルコール
またはニカワなどがブレンドされていてもよい。
【0011】また、これらのベースポリマーを柔軟化す
るために、ポリアルキレングリコール、ポリエーテルポ
リオール、多価アルコールなどの水溶性可塑剤を混合し
てもよく、さらにベースポリマーと可塑剤の相溶性を向
上させるため、脂肪酸エステルの完全あるいは部分ケン
化物の中和物であるアニオン性界面活性剤や、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルなどのノニオン性界面活性
剤、第4級アンモニウム塩を含有するカチオン性界面活
性剤などを添加してもよい。
【0012】さらに、必要に応じて粘着付与剤、酸化防
止剤などを粘着剤にあらかじめ含有させてもよい。水溶
紙からなる基材の水に対する分散溶解性の点から、これ
らの添加剤は水溶性であることが望ましい。なお、粘着
剤層には水溶性以外の添加物が若干含まれていても構わ
ないが、水解性粘着シートの水に対する分散溶解性が考
慮されなければならない。
【0013】粘着剤の粘度は2000ポイズ以下、特に
100ポイズ以下1ポイズ以上とするのが好ましい。水
溶紙からなる基材に水溶性粘着剤層を設ける方法として
は、例えば押出ラミネート法、ナイフコーター法、ロー
ラーコート法、スプレー法などが挙げられる。そしてこ
れらの方法により、水溶性粘着剤を直接水溶紙に形成し
てもよく、また一旦剥離紙に形成した後、該剥離紙の粘
着剤層側に水溶紙を張り合わせ、次いで剥離紙を取り除
くことにより形成してもよい。
【0014】このとき、粘着効果、接着力および水分散
性などの点から、水溶性粘着剤層の厚さを1〜200μ
m、好ましくは10〜100μmとするのがよい。水溶
性粘着剤層が形成されている水解性粘着シートがテープ
状に巻かれるときは、水溶紙の表面が非接着性に処理さ
れているか、あるいは粘着剤層上に剥離紙が積層されて
いるのが普通であるが、非接着性の処理と剥離紙の積層
の双方が行われていてもよい。
【0015】水溶紙の表面の非接着性処理は、常法によ
り行うことができ、例えば水溶紙の表面を予め水溶性樹
脂で下地処理したのち、シリコーン、長鎖アルキル基含
有ポリマー、パーフルオロ系ポリマーまたはポリマーと
長鎖アルキル基含有化合物の混合物をコーティングする
ことにより行われる。長鎖アルキル基含有ポリマーとし
ては、例えばポリステアリルアクリレート、ポリステア
リルアクリルアミド、ポリビニルステアレート、ポリビ
ニルステアリルエーテル、セルローストリステアレー
ト、ポリビニルステアリルカルバメート、ポリステアロ
イルエチレンイミンなどが挙げられる。
【0016】パーフルオロ系ポリマーとしては、例えば
ポリ(1,1−ジヒドロパーフルオロヘキシルメタクリ
レート)、ポリ(N−エチル−N−パーフルオロオクタ
ンスルホンアミドエチルメタクリレート)、11−メチ
ルパーフルオロオクタンスルホンアミドジアミノトリア
ジンのメチロール化物などが挙げられる。ポリマーと長
鎖アルキル基含有化合物との混合物としては、例えばポ
リエチレン、アルキッド樹脂または酢酸ビニルコポリマ
ーとステアリン酸アミドとの混合物などが挙げられる。
【0017】剥離紙は、水溶紙の片面または両面に水溶
性樹脂を積層し、かつ粘着剤層と接する側の水溶性樹脂
層が、シリコーンとか、前記の非接着性処理用のポリマ
ーなどで剥離処理されてなる構造を有する。この剥離紙
における水溶紙は、水解性粘着シートの基材として使用
されるものと同じであることが好ましい。
【0018】剥離紙における水溶性樹脂は特に限定され
ないが、機械的性能、水解性に優れていることから、ポ
リビニルアルコール(PVA)系の樹脂が好ましい。P
VA系ポリマーは、水解性などの点から、重合度が20
0〜4500の部分ケン化PVAが好ましい。部分ケン
化PVAのケン化度は70〜96モル%が好ましい。ま
たアリルアルコール、イタコン酸、アクリル酸やイオン
性基を有するモノマーを共重合させたPVA系ポリマー
も用いることができ、アリルアルコール、イタコン酸、
アクリル酸、無水マレイン酸とその開環物、アリルスル
ホン酸、ビニルピロリドン、エチレン、ピバリン酸ビニ
ルのようなビニル化合物や炭素数4以上の脂肪酸のビニ
ルエステル類および、上記イオン性基の一部または全量
中和した化合物などの変性ユニットを変性させて得られ
るPVA系ポリマーも好適に使用できる。変性ユニット
の量は0.2〜10モル%、特に1〜8モル%であるの
が好ましい。
【0019】また、水解性や機械的強度などを大きく損
なわないかぎり、他のポリマーや安定剤等が添加されて
いてもよい。なかでも融点が170〜220℃のPVA
系樹脂は、機械的性能、水解性および熱圧着性などの点
から好適に使用できる。
【0020】剥離紙を構成する水溶紙の片面に水溶性樹
脂が積層されている場合はその水溶性樹脂層の表面がシ
リコーンなどで非接着性処理され、水溶紙の両面に水溶
性樹脂が積層されているときは、粘着シートの粘着剤層
に接する側の樹脂層の表面がシリコーンなどで非接着性
処理され、他方の樹脂層の表面は非接着性に処理されて
いてもされていなくてもよい。シリコーンなどによる非
接着性処理は、前記した水溶紙の表面の非接着性処理と
同様に常法により行われる。
【0021】このようにしてなる剥離紙は、非接着性処
理された面を水解性粘着シートの粘着剤層の面と重ね合
わせることにより、この発明の粘着シートとして一体化
される。なお、この発明の水解性粘着シートは、上記の
ように水溶紙からなる基材の片面に水溶性粘着剤層が形
成された場合に加えて基材の両面に粘着剤層が形成され
た場合も含む。
【0022】基材の両面に粘着剤層が形成された水解性
粘着シートにあっては、これがテープ状に巻かれるとき
には、少なくとも一方の粘着剤層に剥離紙が積層されて
おり、シート状に裁断されるときには両方の粘着剤層に
剥離紙が積層されている。これらの剥離紙の積層は、前
記の基材の片面に粘着剤層が形成された場合と同様にし
て行うことができる。
【0023】この発明の水解性粘着シートの厚みは適宜
設定すればよいが、水溶紙の片面に水溶性粘着剤層を有
するものは、通常10〜400μmである。また、水溶
紙の両面に水溶性粘着剤層を有するものは、通常20〜
800μmであり、スプライシングテープや両面粘着テ
ープとして使用するのに適している。このようにして得
られる水解性粘着シートは、任意の幅にカットされ、次
いでロール状に巻かれることによりテープ状とされた
り、所望の形状および大きさにカットされてシート状と
されてもよい。テープ状としたときの引張り強度は、取
扱い性および保持効果などの点から、通常、1000g
/25mm幅以上であることが好ましく、2000g/
25mm幅以上であることがより好ましい。テープ幅も
適宜設定すればよいが、1mm〜5mの範囲で広い用途
に対応できる。
【0024】かかるテープを構成する水溶紙の表面に
は、使用目的に応じて予め必要事項が印刷されていた
り、テープには所定の間隔をもって切り離し線が設けら
れていたりしてもよい。以下、この発明を実施例により
説明するが、この発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。各実施例で得られた水解性粘着シートの測
定条件は次の通りである。
【0025】1.溶解速度 室温の水200g中に水解性粘着シート(剥離紙を除去
したもの)約0.1gを投入し、回転数500rpmで
攪拌する。攪拌開始後10秒毎に観察する。水解性粘着
シートの形態が消滅し、該粘着シートが均一に分散した
ときの時間を溶解速度とする。
【0026】2.引張強度 JIS−Z0237に準拠して測定する。 ・試験片幅……25mm ・剥離紙を除去して測定 ・縦/横両方向についてそれぞれ測定する。
【0027】3.粘着力:JIS−Z0237に準拠し
て測定する。 ・被着体……SUS板 ・貼着条件……2kgゴムローラー×2往復 貼り合わ
せ ・温度、湿度……23℃×65%RH(相対湿度) ・引張り速度……300mm/min ・試験片幅……25mm 両面テープを測定するときは、片面を40μmのopp
フィルムで裏打ちし、他面の粘着力を測定する。
【0028】
【実施例】実施例1 水溶性アクリル系粘着剤(リキダイン(株)製 商品
名:AR−2090)を剥離紙(カイト化学(株)製
商品名:SLK−80KCT)上に塗工し、100℃の
熱風で乾燥させて厚み45μmの水溶性粘着剤層を形成
した。
【0029】この水溶性粘着剤層上に水溶紙(三島製紙
(株)製 商品名:ディゾルボ60MDP)を貼り合わ
せ、水解性粘着シートを製造した。この水解性粘着シー
トの特性を以下に示す。 ・溶解速度 40秒 ・引張強度 4000g/25mm(MD:縦方向) 1700g/25mm(TD:横方向) ・粘着力 1000g/25mm
【0030】実施例2 水溶紙を三島製紙(株)製の商品名:ディゾルボ60C
D−2に代えた以外は、実施例1と同様にして水解性粘
着シートを製造した。
【0031】この水解性粘着シートの特性を以下に示
す。 ・溶解速度 90秒 ・引張強度 9000g/25mm(MD:縦方向) 3000g/25mm(TD:横方向) ・粘着力 1050g/25mm
【0032】実施例3 (1)水溶性PVAフィルムの製造方法 株式会社クラレ製のクラレポバールCP−1000ペレ
ット(商品名)を40φ押出機(フルクライト型、L/
D=26、圧縮比3.5)を用いてフラットダイより押
出成型し、厚さ40μmの水溶性PVAフィルムを製造
した。押出条件は次の通りである。
【0033】・シリンダー温度 140〜190℃ ・ダイ温度 190℃ ・回転数 35rpm ・吐出量 7.8kg/hr 得られた水溶性PVAフィルムは、水中溶解温度20℃
以下、引張強度1.8kg/25mmであり、水溶性お
よび機械的性能に優れたものであった。
【0034】(2)水解性粘着シートの製造方法 水溶紙(三島製紙(株)製 商品名:ディゾルボ60M
DP)に、(1)で製造した厚さ40μmの水溶性PV
Aフィルムを190℃で熱圧着した。そして、水溶性P
VAフィルムの表面を常法に従ってシリコーン処理する
ことにより、片面が非接着処理された水溶紙を製造し
た。
【0035】水溶性アクリル系粘着剤(リキダイン
(株)製 商品名:AR−2090)を剥離紙(カイト
化学(株)製 商品名:SLK−80KCT)上に塗工
し、100℃の熱風で乾燥させて厚み45μmの水溶性
粘着剤層を形成した。この水溶性粘着剤層上に上記の非
接着処理されていない水溶紙の面を貼り合わせ、水解性
粘着シートを製造した。
【0036】この水解性粘着シートは、剥離紙を除去し
てロール状に巻き取ったあと、再び剥離して使用するこ
とができた。この水解性粘着シートの特性を以下に示
す。 ・溶解速度 50秒 ・引張強度 4500g/25mm(MD:縦方向) 1800g/25mm(TD:横方向) ・粘着力 1000g/25mm
【0037】実施例4 水溶性アクリル系粘着剤(リキダイン(株)製 商品
名:AR−2090)を剥離紙(カイト化学(株)製
商品名:SLK−80KCT)上に塗工し、100℃の
熱風で乾燥させて厚さ45μmの水溶性粘着剤層を形成
した。この剥離紙の水溶性粘着剤層面に実施例1で製造
された水解性粘着シートの水溶紙面を貼り合わせること
により、水解性両面粘着シートを製造した。
【0038】この水溶性両面粘着シートの特性を以下に
示す。 ・溶解速度 40秒 ・引張強度 4000g/25mm(MD:縦方向) 1700g/25mm(TD:横方向) ・粘着力 1000g/25mm(両面共)
【0039】
【発明の効果】この発明による水解性粘着シートは、用
済み後、水で処理するだけで、簡単に水で分解するの
で、段ボールに貼付したときはその再生に際して予め除
去する工程を必要とせず、また半製品に貼付したときは
用済み後のラベルなどの廃棄処分を必要とせず、さらに
シールとしたときには水で拭くだけで簡単に除去できる
など、省力および環境等の面で優れた効果を奏する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶紙からなる基材の片面に水溶性粘着
    剤層が形成されていることを特徴とする水解性粘着シー
    ト。
  2. 【請求項2】 水溶性粘着剤層上に剥離紙が設けられて
    なる請求項1に記載の水解性粘着シート。
  3. 【請求項3】 粘着シートがテープ状に巻かれるか、ま
    たはシート状に裁断されてなる請求項1または2に記載
    の水解性粘着シート。
  4. 【請求項4】 用途が包装用、荷札用、マスキング用、
    製造工程管理用、シール用またはスプライシングテープ
    用である請求項1〜3のいずれかに記載の水解性粘着シ
    ート。
  5. 【請求項5】 水溶紙からなる基材の両面に水溶性粘着
    剤層が形成されていることを特徴とする水解性粘着シー
    ト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006299498A (ja) * 2005-03-22 2006-11-02 Nippon Paper Industries Co Ltd 水剥離性塗工紙及びその製造方法
JP2011102369A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Mitsubishi Plastics Inc 再剥離性を有する多層両面粘着シート
JP2014156603A (ja) * 2014-03-14 2014-08-28 Mitsubishi Plastics Inc 再剥離性を有する多層両面粘着シート
JP2020060577A (ja) * 2019-12-16 2020-04-16 株式会社ドクター中松創研 検便具

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